各話あらすじ
第1話 2026年1月13日「骨噛み〜亡き母の願い〜」
余命半年の破天荒な葬儀屋・嗣江宗助と、仕事に忙殺され自分を見失った青年・梵孝太郎。梵の母の急逝をきっかけに出会った二人が、異色のバディを結成⁉
遺族が自力で葬儀をしようとして遺体を腐らせてしまうDIY葬、孤独死した父と生活保護の息子、ラブドールの葬儀などなど…様々な事情を抱えた人々の風変りな案件に、正反対の師弟が挑む! 現代社会の家族、孤独、老い、喪失、そして再生を描く、痛快ヒューマン・エンターテインメント!
第2話 2026年1月20日「DIY葬〜義母と嫁の絆〜」
葬儀屋で働き始めた梵は、初仕事に期待を膨らませ嗣江と病院へ向かうが、遺族の平間兄弟から葬儀屋を拒絶される。兄弟は母の葬儀を自分たちで行うと宣言し、嗣江はあっさり引き下がる。梵は不安を抱える次男の妻・智代に名刺を渡すが、嗣江は冷酷な態度を崩さない。やがて放置された遺体は腐敗し、家族関係も崩壊へ向かっていく。事態は収まったかに見えたが、悲劇の始まりに過ぎなかった。
第3話 2026年1月27日「生活保護と孤独死〜葬儀は誰のためのもの?〜」
嗣江と梵は吉田刑事の依頼で、孤独死した老人・堤啓一郎の葬儀を担当する。唯一の肉親である息子・賢人は父と絶縁状態で生活保護を受けており、遺産目当てに火葬のみを希望する冷淡な態度を見せる。憤りを覚えつつも賢人に付き添い啓一郎の家を訪れた梵は、ホームヘルパーの本町香織と出会い、彼女から語られる啓一郎の晩年が、周囲の想像とは大きく異なる温かなものだったことを知る。
第4話 2026年2月3日「ラブドール葬〜多様性の時代に生きて〜」
40代のエリート会社員・熊沢太郎と母・松子が、「息子の恋人の葬儀をしてほしい」と嗣江と梵を訪ねてくる。だが太郎は「彼女はまだ死んでいない」と強く反発。事情を抱えたまま熊沢家を訪れた二人が目にしたのは、太郎の恋人が「蘭子」と名付けられたラブドールだという衝撃の事実だった。現実の婚約者が家に来る前に蘭子を葬りたい松子に押され、奇妙な葬儀を行うことになるが、準備が始まると太郎が「蘭子は他の男に触らせない」と暴走し、場は混乱に陥っていく。
第5話 2026年2月10日「ひまわりの約束〜幼い少女の死〜」
梵は嗣江のもとで葬儀屋の仕事に慣れ始めた頃、交通事故で9歳の娘・さきを失った津田山夫妻を担当する。妻・洋子は深いショックから取り乱し、遺体に触れることも拒否。夫・誠から、さきが生前止められていた道を走っていたと聞かされる。同情して泣き出す梵を、嗣江は葬儀屋失格だと叱責するが、その後、梵はさきの友人・芽以と出会い、事故の裏に隠された真相へと近づいていく。
※2026年2月18日は『ミラノ・コルティナ五輪 スピードスケート団体パシュート決勝&女子フィギュア』(22:00 - 翌2:15)放送のため放送休止。
第6話 2026年2月24日「父ありき〜女子高生バラバラ殺人事件〜」
嗣江と梵は、元上司の吉田刑事に呼び出されアパートへ向かう。そこで発見された腐敗遺体を見た嗣江は愕然とする。吉田は気分を悪くした梵を介抱しながら、嗣江の父・宗玄や、嗣江が葬儀屋を志すきっかけとなった10年前の女子高生バラバラ殺人事件について語る。犯人は逮捕されないまま死亡したというが、その正体は目の前の遺体だった。嗣江は憎き凶悪犯の葬儀を執り行えるのか、葛藤に直面する。
第7話 2026年3月3日「モノマネ葬〜死ぬ気でやります〜」
嗣江のもとに、「亡き父と声がそっくり」という理由で葬儀司会の依頼が届く。依頼者の栞は、記憶が曖昧になった母・のり子に父を思い出しながら見送ってほしいと懇願。司会が苦手な嗣江は戸惑いながらも引き受け、幼馴染でお天気キャスターのキクの厳しい指導のもと猛特訓を重ねる。努力の末に式当日を迎えるが、その裏で嗣江の体は病に蝕まれており、不安を抱えたまま本番に臨むのだった。
第8話 2026年3月10日「部分火葬〜スケアクロウ〜」
吐血して入院した嗣江(柿澤勇人)は、自分と同じ末期ガンを患う17歳の少年・岬(望月春希)と出会う。自らの死を受け入れ達観し毒舌になった岬少年と、不思議な交流をはじめる嗣江。そんな中2人の病室に、岬と同じ17歳のサッカー少年・琢磨(市原匠悟)が入院してくる...。全国大会出場の目前で骨肉腫が発見され、足を切断することになったのだ。幼い頃からの夢を失った琢磨は、「もう死んだ方がましだ」と絶望するが....。
第9話 2026年3月17日「俺たちに明日はない〜余命1ヶ月の逃避行〜」
誘拐して欲しいという岬(望月春希)からの突然の依頼に、驚きを隠せない嗣江(柿澤勇人)。小学校1年生の時の担任教師に会うため、1日だけ自分を病院から連れ出して欲しいと言うのだ。それこそが、「明日死ぬとしても夢を持つのは自由、やりたいことがあるならやるべき」と琢磨(市原匠悟)に言われ、岬が真っ先に思い浮かべた願いだった。叶えてあげたい気持ちは山々でも、彼の体調を慮り断固として断る嗣江。しかし退院を明日に控える中、岬が“本当の想い”を正直に打ち明けたことで、嗣江の心は突き動かされる−。
第10話 2026年3月24日「親友の祖母の葬儀…梵の自立と、嗣江の告白−」
ついに嗣江(柿澤勇人)はフミ(筒井真理子)に、末期ガンを患い余命わずかであることを打ち明け、嗣江葬儀店の廃業へ向け粛々と準備を進める。その一方、梵(西山潤)の幼馴染のムコ(てっぺい右利き)の祖母であり、梵にとっても本当の祖母同然だったキヨ婆(小柳友貴美)が入院、梵のお見舞いに行った矢先に亡くなってしまう。そしてムコからの依頼で、梵は初めて一人で葬儀を担当することになるのだが…。
最終話 2026年3月31日「愛がすべてのこと」
嗣江(柿澤勇人)の死が近いと知った梵(西山潤)は、嗣江の「生前葬」をしようと提案する。入院中の嗣江は梵の準備を手伝うため病院を飛び出し、自分が生まれてからこれまでの出来事を語り始める。
原作概要
『終のひと』は、清水俊による日本の漫画。『漫画アクション』(双葉社)にて2020年22号から2022年19号まで連載された。
ドラマ概要
清水俊の同名漫画を柿澤勇人主演でドラマ化。余命わずかの破天荒な葬儀屋が、風変わりな依頼に挑むヒューマン・エンターテインメント。一見粗野なベテラン葬儀屋・嗣江宗助(柿澤)と、仕事に忙殺されて自分を見失ったエリート会社員・梵孝太郎が出会い、正反対の師弟としてさまざな死や遺族と向き合っていく。
キャスト
嗣江宗助(しえ そうすけ)
演 - 柿澤勇人
葬儀屋「嗣江葬儀店」の社長。元刑事。ガンで余命宣告を受けている。
梵孝太郎(そよぎ こうたろう)
演 - 西山潤
嗣江に弟子入りする新人。前職は医療器具の営業マン。
森文子(もり ふみこ)
演 - 筒井真理子
「嗣江葬儀店」に長年勤める納棺師で経理担当。
スタッフ
原作 - 清水俊『終のひと』(双葉社アクションコミックス刊)
脚本 - 倉光泰子、川ア龍太、金子鈴幸、湯田美帆
音楽 - 境直哉
主題歌 - 奇妙礼太郎「愛がすべてのこと」(ビクターエンタテインメント)
演出 - 小村昌士、大内舞子
プロデューサー - 佐井大紀、池本翔
配信プロデューサー - 齊藤彩奈、高橋果菜子、杉山香織
制作 - ユニオン映画
製作 - 「終のひと」製作委員会
番組公式サイト
終のひと - Wikipedia


