同じころ、聖ルチア女学園では、メイと泉の決闘が始まろうとしていた。今回の決闘は宝探し。学園内のどこかに隠されている宝箱を探すというものだった。宝箱には、泉の執事・木場(夕輝壽太)が一番大切にしているものが入っているのだという。タイムリミットは3時間。それまでの間に、仕掛けられた数多くのフェイクの宝箱やトラップを避け、木場自身が隠した宝箱を探し当てた者が勝者となるというルールだった。剣人(佐藤健)やリカ(大政絢)、多美(谷村美月)らが見守る中、メイと泉は、教室を飛び出した。
森に入ったメイは、さっそくフェイクにひっかかる。そのようすをモニターで見ていた学園長のローズ(堀内敬子)は、メイが獲得している星<ステラ>をひとつ没収すると彼女に告げる。一方、泉は、太陽<ソーレ>寮の近くで宝箱を探し始めるが、やはり見つけることができずにいた。
メイのことが心配になった剣人は、こっそり彼女の後を追っていた。そのとき、不審な男たちがメイに襲いかかるのを目撃した剣人は、男たちに飛びかかってメイを救出すると、彼女の手をつかんで走り出す。
森の奥に逃げたメイと剣人は、男たちが追ってこないのを確認し、ようやくひと息つく。そこに泉が現れた。剣人は、泉が男たちを雇ってメイを襲わせたのではないかと強く疑い、これ以上勝負を続ける必要はない、と言い放った。それに対して泉は、自分はこの勝負に勝たなければならないだから中止にはできない、と返す。剣人は、そんな泉に怒りをぶつけようとした。が、それを制したのはメイだった。メイは、そばにいると言ってくれた理人のために自分もこの学園で頑張りたい、と泉に告げた。メイの言葉に、剣人はショックを隠せなかった。少し離れた茂みには、右近(高木万平)と左近(高木心平)の姿があった。「理人の読みどおりだったな」。そう話すふたりの後には、メイを襲った男たちが縛られていた。
宝探しが終了した。メイも、終了間際になんとか戻ってきていた。泉が見つけてきたのは木場が肌身離さず持っているという執事教本。一方、メイが持ち帰ったのは泉が木場にプレゼントした手作りのネクタイだった。判定を求められた木場は、メイが持ってきたネクタイが宝物であることを明らかにした。宝箱が置かれていた花壇にも意味があることをメイは知っていた。あの花壇は、花が好きな泉のために木場が毎日手入れしていた場所なのだ。
そこに理人が戻ってきた。理人は、泉に向って木場の思いを代弁すると、こう続けた。「我々は、ただ執事の資格を得れば存在できるというものではありません。お仕えしたいと思えるお嬢様がいてこそ、我々は執事として生きていけるのです」と。泉は、力なくその場に崩れ落ちた。
デュエロの結果を見届けた泉の義母・都(山口香似「)は、そんな泉に冷たい目を向けると、木場を連れて帰ろうとした。その前に立ちはだかったのはメイだった。メイは、デュエロの勝者として、これから先も木場を執事にすることを泉に命じた。その決定を覆すことはできない、とメイ。都の執事は、そんなメイの肩を掴み、どかそうとした。理人はその手をひねり上げると、都にある住所を告げた。実は、都の息子で竜恩寺家次期当主に指名された新之介(庄司龍成)は、泉の父親との間にできた子ではなく、理人が調べてきた場所に住む男の子どもだった。都は、その事実を隠し通してきたが、最近になって竜恩寺家を乗っ取るよう、脅迫されていたのだ。
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