『トーキョーカモフラージュアワー』は、2025年1月20日(19日深夜)から同年3月30日(29日深夜)朝日放送テレビ「ドラマL」枠(毎週月曜 0:10 - 0:40)・テレビ朝日(毎週土曜深夜2:30-3:00)で放送中。全10話。主演は松倉海斗。
各話あらすじ
第1話 2025年1月18日「コリドー街でワンナイトする色白男子」
まれも育ちも山形県のウブな色白地方男子・宏人(松倉海斗)は、突然の会社の辞令で山形支社から東京本社へ転勤することに。
「東京に出れば、何かが変わる―」
そんな期待を胸に、25歳で初めて東京での生活を始める。まずはマンション探し。オシャレな部屋を物色しながらテンションも上がる宏人。しかし恵比寿1LDKで21万円(管理費込み)という値段に思わず驚愕してしまう。
「山形なら21万円あれば8LDKくらい住めますけど」そう返すものの不動産屋さんには「ココ東京なんで…」と呆れられる始末。
そして出社初日。
田舎者だと馬鹿にされないように、見栄と虚勢いっぱいで同僚に挨拶する宏人。華の金曜日を理由に早速、先輩社員の野田(さや香新山)に飲みに誘われ、右も左も分からないまま付いていく宏人だったが…。
一方、とあるWEBデザイン会社では、曽根ちゃん(片山友希)と目黒ちゃん(樋口日奈)が初デートでお持ち帰りされちゃった後輩・松田ちゃん(優希美青)の話を聞きながら恋バナで盛り上がっていた。そして曽根ちゃんは目黒ちゃんから彼氏のバーテンダー亮くん(松本怜生)を紹介したいと誘われ、BAR「エル」に行く約束をしてしまう。
イケメンで小説家志望の亮くんにメロメロの目黒ちゃんだが、曽根ちゃんにはその魅力が一切分からずタバコをふかしている。
そんな時、お店に入ってきた2人の男。ナンパ目的丸出しでやってきた彼らこそ宏人と野田先輩だった!
この偶然の出会いが運命を狂わせることをまだ宏人は何も知らない…。
華やかな大都会トーキョーで寂しさを抱え生きるイマドキ男女の本音と嘘。
人気芸人ヒコロヒーが仕掛ける毒舌系エモチルラブコメディ開幕!
第2話 2025年1月25日「ワンナイトのおかわり狙う色白男子 」
生まれも育ちも山形県のウブな色白男子・宏人(松倉海斗)は、BARで偶然出会った年上女性の曽根ちゃん(片山友希)とまさかのワンナイト!
運命的な恋の始まり…と思いきや、連絡先を交換しないまま別れてしまう。曽根ちゃんが忘れられない宏人はBAR「エル」にひとり立ち寄るが、姿はなく… 広いトーキョーで曽根ちゃんの面影をやみくもに追いかけ続ける。
一方の曽根ちゃんは、同僚の目黒ちゃん(樋口日奈)から、彼氏でバーテンダーの亮くん(松本怜生)との恋の悩みについて相談を受けていた。聞けば、別の女の子とイチャついている所を目撃してしまい、嫉妬のあまり恋の駆け引きを間違ってしまったという。
アラサーの年齢に突入し、亮くんとの結婚を真剣に考え始めている目黒ちゃんは、「亮くんに嫌われちゃったんじゃないか…」と心底不安で仕方がない様子。曽根ちゃんを強引に誘い、亮くんが働いているBARへ向かうのだが、店にはいつもと変わらない亮くんの姿が。
安堵の表情を浮かべる目黒ちゃんだが、結婚話に一切興味を示さない亮くんには、とある秘密があって…
第3話 2025年2月1日「嘘つき男の叱られそうな恋愛論」
生まれも育ちも山形県のウブな色白男子・宏人(松倉海斗)は、ワンナイトの相手・曽根ちゃん(片山友希)のことが忘れられず、出会ったBARへふらりと立ち寄ろうとする。
すると曽根ちゃんとまさかの再会!しかし…。
曽根ちゃんは、大失恋で号泣する同僚・目黒ちゃん(樋口日奈)の介抱中で、タイミングの悪さを指摘される宏人。
帰り際になんとか電話番号を教えてもらった宏人は、残業続きの慌ただしい日々の中で、合間を縫って曽根ちゃんに電話をしてみるが一向に繋がらず。勇気を振り絞って、デートの誘いのショートメールを送信してみる。
一方、結婚を考えていたバーテンダーの彼氏・亮くん(松本怜生)が実は既婚者で子どもまで居たことを知った目黒ちゃんは、一生分の涙を流し尽くしたと「亮くんと別れる」覚悟を決める。
そして新しい恋を求めて、会社の後輩・松田ちゃん(優希美青)から紹介された公務員・森本(霜降り明星せいや)とデートに漕ぎつけるのだが…。
第4話 2025年2月8日「濡れるトーキョー初デート」
「この番号、絶対違う人のですよね?」
「…バレたか」
曽根ちゃん(片山友希)から連絡先を教えてもらい、メッセージを送っては返信を待ち続けていた宏人(松倉海斗)だったが…
曽根ちゃんが教えたのはウソの電話番号だったことが判明。困惑する宏人に曽根ちゃんは悪びれることもなく
「今週の土曜日、ひま?」と宏人をデートに誘う始末。
曽根ちゃんに振り回されながらも東京での初デートに舞い上がる宏人は、会社の後輩・馬場くん(大倉空人)から理想のデートプランについてアドバイスを受けるのだが…
そんな矢先、野田先輩(さや香新山)から大量の仕事を頼まれてしまう。休日出勤をすれば、デートを諦めるしかない。
果たして曽根ちゃんとの初デートは成功するのか!?
第5話 2025年2月15日「運命変える決断!ふるさと行の乗車券」
「私の勝手じゃない?」
宏人(松倉海斗)は、念願だった曽根ちゃん(片山友希)とのデートをついに果たしたのだが他の男性との約束があると立ち去ってしまう曽根ちゃんを黙って見送る事しかできず…。さらに仕事でも野田先輩(さや香新山)から頼まれた仕事が上手くいかず思い悩んでいた。
「東京しんど…」
憧れていたはずの東京での暮らしに孤独感と辛さを感じ始める宏人。そんな時、地元・山形の中学時代の友達から電話が。それは、山形での同窓会の誘いだった。
東京での生活に行き詰まりを感じていた宏人は意を決して同窓会への参加を決める。最初のうちは同級生達も物珍しさから東京の話に興味を示してくれるもののすぐさま飽きられてしまう始末。山形の同窓生たちとの間に、いつの間にか生まれてしまった微妙な距離と温度差。東京での順調な暮らしぶりを装う自分自身に一層の虚無感に襲われる宏人。
そんな宏人に声をかけてきたのは…同級生の一人・木崎(松岡広大)。
彼が思わぬ形で宏人を救うことになるのだが…
第6話 2025年2月22日「そういうのじゃないキス」
山形での同窓会を終え、曽根ちゃん(片山友希)の連絡先も思いきって消去。
気分新たに東京での慌ただしい日常に戻った宏人(松倉海斗)は、通勤途中にあるベーカリー・カフェで昼食のピザパンを買ってから出勤するのが日課になっていた。毎日のように同じピザパンを買う宏人のことを、店員の弥恵(秋田汐梨)は気になっている様子。
そんなある日の帰り道。宏人は偶然、仕事終わりの弥恵と出くわす。お互いなんとなく意識している様子のさなか、弥恵が思いきって宏人を夕飯に誘う。
一方、曽根ちゃん(片山友希)の職場では、とある男性社員の社内不倫が発覚し、噂をさらに広げようとする松田ちゃん(優希美青)をはじめ女子社員たちが大いに盛り上がっていた。だが、自らも不倫状態にある目黒ちゃん(樋口日奈)だけは「私も道ならぬ恋をしているし…」と手を震えさせていた。
ダメだと心では分かっているものの、妻子持ちバーテンダー亮くん(松本怜生)への想いを断ち切れない目黒ちゃん。仕事を終えるとBARへと立ち寄り、「家に行ってもいい?」という亮くんの誘いを断れない。しかしこの日の選択が破滅への始まりだった…
第7話 2025年3月1日「幸せになる道が2つある」
焼き鳥デートの帰り道。キスを交わした宏人(松倉海斗)と弥恵(秋田汐梨)。
2人の仲は一層深くなり、宏人は弥恵を自宅に招き、弥恵も宏人のために手料理を振る舞う関係に。
「キスしたって…それ、彼女じゃないですか!?」
弥恵との体験談を嬉しそうに話す宏人に対して後輩の馬場くん(大倉空人)は祝福モード。だが野田先輩(さや香新山)は嫉妬なのか「都会に怯えていた俺の可愛い田舎っぺがね…」と面白くない表情を浮かべるばかり。そんな幸福感に包まれた宏人に野田先輩は何気なく、「彼女の一体どこが好きなの?」と問いかける。すると宏人は…。
一方、妻子持ちバーテンダー亮くん(松本怜生)との関係を断ち切れない目黒ちゃん(樋口日奈)。自宅で一晩を共にした翌朝、亮くんを残して仕事に出かけるがお掃除ロボットから届いた部屋の画像には、亮くんと見知らぬ女性が写っていた!すぐさま亮くんに電話する目黒ちゃんであったが、亮くんは「誰も来ていない」と嘘をつき…。
物語は衝撃のクライマックスへ向けて加速していく!
第8話 2025年3月8日「しあわせ芝居が終わる時」
優しく尽くしてくれる弥恵(秋田汐梨)のことを大切にしたいと思いながらも曽根ちゃん(片山友希)のことが忘れられず、自分の気持ちに迷いを感じている宏人(松倉海斗)。
そんなある日、宏人の職場に挨拶しにきた取引相手の女性。偶然にもその相手がなんと…曽根ちゃんだった!突然の再会にア然となる宏人とは対照的に、ビジネスモードで冷静沈着に名刺交換をする曽根ちゃん。宏人は思いきって曽根ちゃんの気持ちを確かめようとするのだが、そして…。
「この人は誰…?」
閉店後のBARでは、目黒ちゃん(樋口日奈)が自宅で見知らぬ女性と逢引きしていた妻子持ちの彼氏・亮くん(松本怜生)の本心を確かめようとしていた。証拠写真を突きつけた挙句「私は亮くんの何?」と逃げ道のない質問を投げる目黒ちゃんに悪びれることなく、セフレが居ることを認める亮くん。それでも、のらりくらりとカモフラージュし続ける亮くんの言動に目黒ちゃんはついに別れを決意。別の男性との出会いを求めてマッチングアプリを始めようとするのだが…。
第9話 2025年3月22日「カモフラージュなき告白」
宏人(松倉海斗)は、一途に好きでいてくれた弥恵(秋田汐梨)に別れを告げた。
そんな心苦しい一部始終を野田先輩(さや香新山)に報告すると「その子はメロンソーダだったんだな」と野田先輩流の恋愛解説で宏人は本心を見抜かれる。
そんな最中、大崎課長(船ヶ山哲)から1本の電話が…!?
実は社内で東京に来て半年しか経たない宏人に山形への転勤話が持ち上がっているという。山形支社の社員が突然2人も辞めて、欠員が出ているということなのだが。東京に居る意味を見出せない宏人は心が揺れ動いてしまう。
しかし後輩の馬場くん(大倉空人)は、「会いたい人がいるだけで、十分ここにいる理由だと思います」と宏人の転勤に猛反対する。
「一体、自分は誰に遠慮しているのだろう?」
東京に来て以来、見栄や虚勢を張り、自らの本音を隠し続けてきた宏人。覚悟を決めてカモフラージュが解けた時…
彼は思わぬ行動に出るのであった。
最終話 2025年3月29日
山形のアンテナショップでデートした後、宏人(松倉海斗)は勇気を振り絞って想いを告げ
その気持ちを受け入れたかのようにみえた曽根ちゃん(片山友希)。2人の新たな人生が幕をあけるのかと思った矢先
「結婚するの、私…」
曽根ちゃんから飛び出したあまりにも衝撃的な報告に言葉を失う宏人。
しかしその裏には…曽根ちゃんから宏人への1つの嘘が隠されていた。曽根ちゃんがこれまでカモフラージュし続けてた宏人への想いとは…
その想いが飽和の量を超えた時、2人の人生は大きな転機を迎えるのであった。
芸人・ヒコロヒーが紡ぎ出すエモチルラブコメディ最終回!
衝撃のエンディングとは…!?
原作概要
『トーキョーカモフラージュアワー』は、松本千秋による日本の漫画作品。『ヤングキング』(少年画報社)にて2019年21号(10月15日発売)より連載中。紙の単行本では、3巻以降は『ニュートーキョーカモフラージュアワー』のタイトルで刊行されている。
ドラマ概要
Travis Japan・松倉海斗が連ドラ初主演を務め、ヒコロヒーが連ドラ初脚本を担当する“毒舌系エモチルラブコメディー”。松本千秋によるコミックを原作に、華やかな大都会で寂しさを抱え生きるイマドキ男女の本音とうそを描く。松倉は、会社の辞令で転勤が決まり、山形から上京することになった宇都宮宏人を演じる。
キャスト
宇都宮宏人〈25〉
演 - 松倉海斗
三津井商事社員。山形県出身。
曽根ちゃん〈27〉
演 - 片山友希
WEBデザイン会社「Design Bella」社員。
三津井商事
馬場くん〈22〉
演 - 大倉空人
宏人の後輩。青森県出身。
野田先輩〈32〉
演 - 新山(さや香)
宏人の先輩。
大崎課長
演 - 船ヶ山哲
宏人の上司。
Design Bella
目黒ちゃん〈27〉
演 - 樋口日奈
曽根ちゃんの同僚。
松田ちゃん〈25〉
演 - 優希美青
曽根ちゃんの後輩。
みつきパイセン〈32〉
演 - 星野奈緒
曽根ちゃんの上司。
その他
亮くん〈27〉
演 - 松本怜生
BARを経営する若きバーテンダーで、目黒ちゃんの彼氏。
ゲスト
第1話
駒沢
演 - 矢野聖人
宇都宮が東京の部屋を探すのに利用する不動産屋の営業。こだわりだらけの不動産屋。
森永(宇都宮の山形での先輩社員) - 中村公隆
社員(宇都宮の山形での同僚社員) - 掛裕登
- 仁藤妃南乃、倉中るな
女将(山形の定食屋の女将) - 今野ひろみ
ナレーター(テレビ番組のナレーション) - 大仁田美咲(ABCテレビアナウンサー)
社員 - 井上流太朗(第2話)、久野木貴士(第2話)、成枝竜斗(第2話)
加藤四朗、平岡佐智男
第2話
田中
演 - 齊藤京子
グチが止まらない女。
男性(曽根の麻雀仲間) - 津村和幸、鶴谷嵐
季実夏 - 高井真菜
亮の妻 - 麗良
杏樹(亮の娘) - 江原璃莉
咲耶、望月はな
スタッフ
原作 - 松本千秋『トーキョーカモフラージュアワー』(ヤングキングコミックス / 少年画報社)
脚本 - ヒコロヒー、富安美尋
監督 - 吉川鮎太、八十島美也子、室井岳人
主題歌 - Travis Japan「Tokyo Crazy Night」(Capitol Records / ユニバーサル ミュージック ジャパン)
プロデューサー - 南雄大(朝日放送テレビ)、櫻田惇平(ホリプロ)
制作プロダクション - ホリプロ
製作著作 - 朝日放送テレビ
番組公式サイトトーキョーカモフラージュアワー - Wikipedia
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