2011年10月06日

ビターシュガー 第1話

第1話 雨に濡れた二人 [10/18放送]

市子(りょう)、まり(和久井映見)、奈津(鈴木砂羽)の3人は、39歳の誕生日をそろって迎えようとしていた。
市子は7年越し恋人・耕太朗(袴田吉彦)と去年別れて以来、男っ気はまったくなし。
まりは年下の恋人・旭(忍成修吾)との破局間近で焦っていた。
奈津は夫・憲吾(カンニング竹山)が蒸発し、その行方を捜すはめになる。
そんな3人を盛り上げようと三宅(豊原功補)が合同誕生パーティーを開くのだが...。


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2010年12月23日

FACE MAKER #13(最終話)

 ペルソナクリニックにやってきた篠塚舞(田中美里)の顔を見て驚愕する霧島瞬(永井大)。舞は顔を変えて欲しいと霧島に頼み、父親の借金返済のため、クラブで働かされている事を告白する。借金は一向に減らず、最近は売春を強要されているという。霧島はアメリカにいた事があるかと訊ね、舞は学生の頃にいたと答える。霧島は舞の顔をじっくりと見つめる。その時、霧島は不意に頭痛に襲われ、それと同時に過去の記憶がフラッシュバックする。京子は苦しむ霧島を見て、診察を後日にして欲しいと舞を送り出す。

 舞と昔の自分が写る写真を取り出す霧島。それはアメリカでの事件後、唯一残った写真だった。霧島の失った記憶は曖昧なままだったが、舞を愛していた事をはっきり覚えていた。アメリカで証人保護プログラムの医師だった霧島は敵対するマフィアに命を狙われ、顔を変えて保護されたのだ。

 夜の繁華街。霧島は舞の店を訪れ、アメリカにいた頃の事を訊ねると、舞は恋人と一緒に暮らしていたと明かす。その恋人は医療関係の仕事をしていたが何年か前に死んでしまったという。その彼と結婚するつもりだった舞。だが、舞が帰国中に彼の家が火事になってしまったという。舞はスタッフに呼ばれ、店の奥へと消えていく。奥にある事務所で待ち受けていたのはヤクザたちだった。

 ヤクザたちは稼げない舞に売春を命じ、殴ろうとする。助けに入る霧島だったが、ヤクザたちは舞にナイフを突き付け、手出しできなくなった霧島を容赦なく痛めつける。舞はホテルの一室で霧島を手当てする。霧島は持っていた写真を舞に見せると、舞は自分と恋人だった神坂蓮の写真を霧島が持っている事に驚く。霧島は記憶がなく、唯一持っていたのがこの写真だと伝える。舞は霧島が整形した蓮だと確信すると態度を豹変させ、霧島のせいでマフィアに利用される羽目になったと怒りを露わにする。

 蓮が生きていると考えたマフィアは蓮の恋人である舞を捕まえて利用しようとしていた。逆らえば殺される舞は言いなりになって蓮の行方を探していたという。舞はナイフを持って霧島に襲いかかる。その時、ヤクザたちが部屋に入ってくる。マフィアから蓮を見つけたら舞を始末しろと命じられたヤクザは舞に向けて発砲する。だが霧島は一瞬の隙を突き、舞を連れて逃げ出す。

 建物の陰に隠れ、ヤクザたちの追跡をかわした霧島と舞。霧島は舞を助けるため、手術をして顔を変えると伝え、舞の顔を撫でる。その瞬間、大きな衝撃が霧島を襲う。写真に写る舞と顔の焦げた男、炎の中で倒れている神坂、包帯を取って現れる霧島の顔…、次々とフラッシュバックする過去の出来事。霧島は舞の顔に触れた瞬間、全ての記憶が蘇ったのだ。果たして、霧島が思い出した衝撃の過去とは…。


#01 2010年10月7日 「トラウマ」

#02 2010年10月14日「誘拐」

#03 2010年10月21日 「整形女優の復讐、だます女と誘う女」

#04 2010年10月28日「整形したら殺人犯」

#05 2010年11月4日 「昔の私が殺される、殺人を見た女」

#06 2010年11月11日「整形女、偽りの愛ホステスの復讐劇」

#07 2010年11月18日「整形男、恋の行方はめられたボクサー」

#08 2010年11月25日「整形し逃げる女、人殺しの娘の苦悩」

#09 2010年12月2日「顔を捨てた双子」

#10 2010年12月9日 「整形美女の同窓会」

#11 2010年12月16日「顔を変えた女刑事」

#12 2010年12月23日「顔を変えた夫婦、衝撃のダブル整形!」


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2010年12月22日

相棒 Season9 第10話

第10話 元日スペシャル「聖戦」 2011年1月1日(土)9:00〜11:10pm

消費者金融の営業担当・折原が自宅に仕掛けられた爆弾で殺害された。犯人は妻の夏実(白石美帆)と娘の旅行中を狙い、リモコンで爆弾を爆発させたらしい。容疑者として、12年前、折原のバイク事故で息子を失った寿子(南果歩)が浮上。が、夫の病死後、パートをしながら質素に暮らす寿子に爆弾など作れるとは思えない。伊丹(川原和久)らは早々に寿子を容疑者リストから外す。

一方、右京(水谷豊)と尊(及川光博)は、犯人がリモコンを操作したと思われる現場で割れたビスケットを拾う。右京と尊は寿子の自宅を訪ねるが、お茶菓子に公園で拾ったものと同じビスケットが。さらに散乱する工具を確認し、右京らは寿子が犯人だと確信する。
が、犯行を裏付ける証拠が見つからない…。

やがて折原の大学時代の友人・江上が容疑者として浮上。江上の自宅から爆弾で使用された物質も発見された。
右京と尊の推理は間違っていたのか、それとも寿子が想像以上の知能犯なのか…?


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2010年12月18日

桂ちづる診察日録 第14話(最終話)

最終回『父の夢』

 シーボルト(エリックボシック)の助手を勤める川島良謙(黄川田将也)が千鶴を訪ねて、先生の警固役・井端進作(岸田敏志)の自害の真相を語る。

日本の蘭学と医学のために大切な人だと、己の命を捨てて先生を守ったのだ。進一郎(三浦孝太)に会って詫びて、井端の形見を渡したい、先生の願いだった。

約束の場所に進一郎が現れる。突然、抜刀して先生を殺そうとして、千鶴との戦いになる・・・。


第1回 2010年9月4日「牢医になる」

第2回 2010年9月11日「花ろうそく」

第3回 2010年9月18日「父の仇」

第4回 2010年9月25日「患者の身になる」

第5回 2010年10月2日「医者の務め」

第6回 2010年10月9日「月下恋」

第7回 2010年10月16日「酔楽の恋」

第8回 2010年10月30日「陽太郎の涙」

第9回 2010年11月6日「おたつの罪」

第10回 2010年11月13日「もの言わぬ叫び」

第11回 2010年11月27日「ちづるの縁談」

第12回 2010年12月11日「女の幸せ」

第13回 2010年12月18日「恩人の死」


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2010年12月17日

嬢王3 Special Edition 第12話(最終話)

舞は櫂人に自分の想いを打ち明け、二人はついに結ばれる。そして、お互いの夢を叶える為にFinal GPを最後まで戦い抜くことを約束しあうのだった。

同じ頃、理央名はまりあと亜莉沙からホテルの一室に呼び出されていた。まりあは、亜莉沙の力を使って理央名に久司との関係を清算させようとしていた。そんな亜莉沙とまりあにベッドでねじ伏せられた理央名は、自分の力でFinal GPを戦い抜くことを決意する。

一方、理央名の裏切りを久司から聞かされた香織は激しく逆上し…。

翌日、ついにFinal GPは最終日を迎えた。理央名と舞は前日揃って欠勤していた為、売上差は1000万円で変わらないはずだったが、開店前のミーティングで発表された売上差はわずか512万円にまで縮まっていた!理央名の客は理央名が居ないと帰ってしまうのと対照的に、舞の客達はレイラと恵流のフォローもあって帰らずに舞を応援してくれていたのだ。逆転も不可能ではない売上差に、舞は改めて仲間と共に戦い抜くことを決意するが…。

その頃、クジのトップキャスト・奈緒(立花胡桃)の引き抜き工作を進めていた櫂人には危険が迫っていた…。
怒涛の最終話!! 果たして嬢王の栄冠は誰の手に!?


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2010年12月16日

FACE MAKER #12

鍋島組若頭の矢野修一の裁判で、証人の狭川真由美(小野真弓)は矢野が麻薬の取引をしていたと証言する。矢野は組を裏切った真由美と、その恋人、青木富士朗に激昂。椎名遙(藤谷文子)は警察の情報を盗み、裏切り者の2人を見つけて殺せと鍋島組長に命じられる。顔を変える前の遙は極道だった。足を洗うために霧島瞬(永井大)の手術を受けたが、刑事である遙の顔を偶然手に入れ、幹部として鍋島組に戻っていた。沢田刑事は命を狙われる真由美と青木の手術を、霧島瞬に依頼。

そして手術から1ヶ月後、真由美は小松亜紀、青木は小松拓朗として生まれ変わり、2人は小さな焼き鳥屋を始める。遙が2人の居場所を見つけ出せずにいると、痺れを切らした鍋島は3日以内に2人を始末できなければお前を殺すと遙に釘を刺す。遙は2人の足取りを掴むため、沢田を尾行。沢田が2人が営む焼き鳥屋を訪れて…。


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2010年12月15日

相棒 Season9 第9話

第9話「予兆」

2010年夏―。
朝帰りの途中、尊(及川光博)が女性の遺体を発見した。遺体に「妙なものを感じた」という尊に右京(水谷豊)も動き出す。

被害者が警察庁長官官房付き総務課に勤務する絵利子と判明。右京と尊は小野田官房長(岸部一徳)に連絡するがあいにく不在。やはり敵対する警視庁の捜査は拒否…!?

絵利子の所持品から警視庁警務部に勤務する藤崎(志村東吾)の指紋が検出された。昨年、警視総監の田丸(品川徹)を媒酌人に結婚した超エリート藤崎が、警察庁の絵利子と不倫!?右京と尊は藤崎から事情を聞くが…。

さらに右京らの捜査を「面白い」と見守っていた金子警察庁長官(宇津井健)から右京と尊に謎の呼び出しが・・・。背景に見え隠れする警視庁と警察庁の対立・・・。事態は予想外の急展開を見せつつ、やがて発生する衝撃の大事件の“予兆”となっていく…。


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クロヒョウ 龍が如く新章 最終章

龍也をDHでの死闘の日々に導いた戸田殺しの犯人がついに判明する。愕然とする龍也(斎藤工)。
裏切られた気持ちの龍也は真犯人とDHのリングで対峙。

そこへ駆けつける天馬(石田卓也)と沙紀(波瑠)。
事件の真相のひとつひとつが語られ、意外な事実が明らかになったとき、龍也が最後に出した答とは…?

神室町の日常が過ぎていく中、全てが終わり、あらたな始まりが。


第一章 2010年10月5日

第二章 2010年10月12日

第三章 2010年10月19日

第四章 2010年10月26日

第五章 2010年11月2日

第六章 2010年11月9日

第七章 2010年11月30日

第八章 2010年12月7日

第九章 2010年12月14日

第十章 2010年12月21日


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クロヒョウ 龍が如く新章 第十章

二岡(波岡一喜)の台頭で次第に裏社会としての秩序を失い、DHの存続も危うくなった神室町。
DHから手を切るチャンスと、天馬(石田卓也)は龍也(斎藤工)を説得するが…。

龍也と沙紀(波瑠)が公園にいるところにやってきた竹中(中野英雄)は一枚の写真を龍也に見せる。
それに写っていたのは冴子(西原亜希)と泰山(岩城滉一)であった。

隠されていた龍也の家族の謎が明らかになる。


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ギルティ 悪魔と契約した女 第11話(最終話)

最後の復讐を成し遂げるため、準(柏原収史)のもとに自ら赴いた芽衣子(菅野美穂)は、堂島(唐沢寿明)の残した原稿を公開して準と党の代表選を控えた父・豪(津嘉山正種)を破滅させると脅迫。だが「条件によってはあなたを許してもいい」とあることを準に提案する。

一方、宇喜田(吉田鋼太郎)の死は警察上層部により、事件性のない自殺として処理された。しかし、芽衣子が宇喜田との会話をマスコミに聞かせたことから、宇喜田が15年前に殺人の真犯人を隠蔽した事実が明るみに。門倉(RIKIYA)らは、宇喜田を動かしていたのが警察内部に影響力を持つ大物であることに気づき始めていた。

そんな折、捜査一課に戻った真島(玉木宏)に万里(吉瀬美智子)が慌てた様子で近づき、芽衣子が宇喜田に渡したUSBメモリーの中身を見せる。そこには、桜葉館高校の制服を着た男子生徒の写真に「三沢準。次はあなたの番よ」と復讐を予告する言葉が書かれていた画像データが入っていた。真島は、芽衣子が足を止めた警視庁の掲示板に法務副大臣の“三沢豪”の名前があったことを思い出し、捜査一課から飛び出していく。

その頃、準は豪からしばらく海外に潜伏するよう言い渡されていた。豪の資金管理団体の帳簿が漏えいし、不正な金の流れが発覚しそうになったため、豪の下で働く準をクビにして疑惑を背負わせるというのだ。ショックを受ける準に豪は「15年前、殺人罪で無期懲役になったと思えば、これぐらいどうってことないだろう」と冷たく言い放ち、堂島の原稿も早く回収しておけと命令。そんな豪の背中を準は憎悪の目で見つめる。

真島は豪が事件に関係していることを察して三沢邸に駆けつけるが、門前払いを食らってしまう。あきらめきれず、近くの路上で家の様子をうかがう真島。するとふいに現れた男が真島にデジカメを手渡し、中に保存されている動画を見るよううながす。そこに映っていたのは堂島の姿だった。

堂島は生前、自分がつかんだ15年前の真相を真島に伝えようとメッセージを残していたのだ。事件の黒幕が豪と息子の準であることを明かす堂島。そんなとき、三沢邸に準の運転する車が到着した。そして、その後部座席から降りてきたのは、なんと芽衣子だった!思わず芽衣子に駆け寄り、「また復讐するつもりなのか?」と問いただす真島。すると芽衣子は、今後の生活を保障してもらうことで準と和解したと告げて真島の手を振り払うと、準と邸内に消えていった。


第1話 2010年10月12日「復讐の幕が開く!」

第2話 2010年10月17日「復讐の鬼愛を捨てる」

第3話 2010年10月26日「追い込め悪徳弁護士」

第4話 2010年11月2日「私を罪に陥れた奴ら」

第5話 2010年11月9日「真犯人に天罰下る!」

第6話 2010年11月16日「愛と愛…衝撃の対決」

第7話 2010年11月23日「解ける謎、新たな敵へ」

第8話 2010年11月30日「愛の告白私は殺人者」

第9話 2010年12月7日 「女の執念黒幕暴く!」

第10話 2010年12月14日「遂に登場黒幕の素顔」


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2010年12月14日

フリーター、家を買う。 第10話(最終話)

「母さんが、笑った」

武誠治(二宮和也)は、母・寿美子(浅野温子)と彼女につきまとう悪質な訪問販売員・相沢(ムロツヨシ)との関係を終わらせるために、必死で貯めてきた100万円を手渡す。事情を知った千葉真奈美(香里奈)たちは、弱者を狙うその手口に憤りを覚えながらも、誠治があまりにも気の毒でかける言葉すら見つからなかった。

 そんななか、大悦土木の職長・大悦貞夫(大友康平)は、正社員にならないか、と誠治に持ちかける。事務と営業を任せられる人材を探していた大悦は、誠治なら信頼できると思って声をかけたのだ。ふたりの話を偶然聞いてしまった事務員の星野あかり(岡本玲)は、真田勝也(嶋大輔)、塚本学(山本龍二)、手島信二(井上正大)の3人にそれを話した。真田たちは、誠治が大悦土木に入社すると知って喜んだ。

 誠治は、大悦からの話を真奈美に打ち明けると、正直言って戸惑っている、と続けた。そんな誠治に、真奈美は、どの会社に入るかは誠治の基準で決めればいい、と告げる。

 誠治が家に戻ると、亜矢子(井川遥)が息子の智也(橋本智哉)を連れて来ていた。亜矢子は、姑の則子(鷲尾真知子)とぶつかって、家を出てきてしまったらしい。それを知った誠一(竹中直人)は、どうせ大した理由じゃないんだろう、と言って亜矢子を責めた。
 するとそこに、誠治が最終面接をすっぽかしてしまった会社・ナミキ医療技研から電話が入る。もう一度、誠治と会って話がしたい、という電話だった。

 あくる日、誠治は、ナミキ医療技研を訪れ、改めて面接を受ける。担当者の木田(小木茂光)は、先の採用試験で欠員が出たため、誠治の話を聞きたいと思ったと誠治に告げた。誠治は、最終面接を受けなかった理由を話し、改めて面接を受ける。結果は合格だった。それを知った大悦たちは、喜び、誠治を祝福した。

 帰宅した誠治は、誠一たちにも合格を伝えた。と同時に、大悦土木からも誘われたことを打ち明ける。すると誠一は、ナミキ医療技研に行け、と誠治に命じ、土木の仕事を差別する発言をした。怒った誠治は、自分に対して良く接してくれた人たちに謝れ、と声を荒げた。

 別の日、大悦土木に出社した誠治は、職長の大悦に、何故自分に声をかけたのか、と尋ねた。誠治は、100万円の件で、大悦に同情されたのではないかと思っていたのだ。すると大悦は、将来的に自分のパートナーとして会社の経営にも関わってもらう人物を選ぼうと考え、誠治なら信頼できると思った、と答え…。
 仕事を終えて帰宅した誠治は、改めて誠一に就職の件を切り出す。そこで誠治は、いま日本で一番自分を必要としてくれているのは大悦土木だと思う、と誠一に告げる。あくる朝、出社した誠治は、大悦にその決断を伝えた。

 誠治は、世話になったハローワークの北山雅彦(児嶋一哉)に就職の報告に行く。北山も、誠治が大悦土木を選んだことに驚いていた。別れ際、北山は、誠治に携帯電話の番号とメールアドレスを書いた紙を渡す。

 夜、いつもの居酒屋で真奈美の送別会が行われた。真奈美は、しばらくの間、和歌山にある技術センターに研修に行くことを皆に告げる。そこに、豊川哲平(丸山隆平)もやってきた。哲平と言い争いになったままだったあかりは、手にしていたグラスを乱暴に置くと、ケガをして将来がどうなるかわからなくても哲平のことが好きだと告げる。哲平も、そんなあかりの気持ちに答え…。

 翌日、亜矢子は、永田家に戻り、則子と、夫の文也(七海智哉)にこれからのことを話したいと告げる。亜矢子は、文也とちゃんと向き合わずに嫁姑の問題にすり替えてしまったことを悔やみ、これからは親子3人で考えていきたい、と則子に告げる。文也も亜矢子の意見に同意した。亜矢子の思いを受け止めた則子も、「あなた、随分たくましくなったわね」と笑ってみせた。

 誠治は、寿美子が用意したYシャツと背広に身を包み、社員として初めて大悦土木に出社する。大悦は、そんな誠治を仲間たちや喜嶋建設のスタッフに紹介した。喜嶋建設側からは、真奈美の後任として平田(相葉雅紀)という若者がきていた。

 日曜日、誠一は、誠治や寿美子に行く先を告げずに出かける。誠一が向かったのは、大悦土木だった。誠一は、誠治が世話になったことに対して感謝の気持ちを伝えると、誠治が大悦を尊敬していることに嫉妬していた、と続けた。そんな誠一に、大悦は、自分も家では息子にバカにされている、と返す。笑い合うふたり。ふいに立ちあがった誠一は、「息子を、どうぞよろしくお願いします」と言って、深々と大悦に頭を下げた。

 帰宅した誠一は、誠治に、引っ越しのことを切り出す。誠治が、中古物件のチラシを持っているのを見た誠一は、二世帯ローンを組もうと提案した。誠一がローンを組み、それを誠治が引き継ぐ、という方法だった。誠治は、誠一の提案に同意しつつも、出してもらった金は必ず自分が返す、と告げる。呆れて部屋を出て行こうとする誠一。誠治は、そんな父に、「ありがとう」と言って…。
 夕食の際、誠治は、引っ越しのことを寿美子に伝えた。寿美子は何も言わなかったが、その目からは涙がこぼれていた。

 誠治たちは、亜矢子にも手伝ってもらい、引っ越しの準備を進めた。その間も、ずっと時計を気にする誠治。実はその日は、真奈美が和歌山に出発する日でもあった。決心を固めた誠治は、ふいに片付けの手を止めると、家を飛び出した。

 バスターミナルで真奈美の姿を見つけた誠治は、「やっぱりみかんを送ってもらおうと思って…」などと言いながら、最後の最後で、ようやく自分の気持ちを告白する。そんな誠治に、真奈美は、「来るのが遅い!」と返し、みかんは送らないから食べに来て、と告げて笑顔で旅立っていく。

 誠治が家に戻ると、引っ越し荷物はすべて片付いていた。誠一は、表札を外すと、車に寿美子や亜矢子たちを乗せて、引っ越し業者のトラックに続いて走り出す。原付バイクでその後を追おうとした誠治は、隣家から出てきた西本幸子(坂口良子)に、声をかけた。幸子は、あれから息子の和彦(横尾渉)と会っていないらしい。誠治は、そんな幸子に、和彦がいまでも時々戻ってくるのは何故か、と問いかけ、いまからでもやり直しはできると思う、と続けた。

 新居に到着した誠治たちは、さっそく荷解きを始める。その際、誠一は、次は結婚活動に精を出すよう誠治に命じた。それに誠治が反発し、言い争いが始まった。寿美子は、そんなふたりの姿を笑顔で見つめて…。


第1話 2010年10月19日 「明るかった母さんが壊れた…!」 

第2話 2010年10月26日「どうせオレは恥ずかしい息子だよ」

第3話 2010年11月2日 「あんなオヤジでもヒーローだった」

第4話 2010年11月9日 「お袋の、面倒みるのもう無理だ…」

第5話 2010年11月16日「生きてる世界が違うって何だよ…」

第6話 2010年11月23日「母さんを悲しませることすんなよ」

第7話 2010年11月30日 「怖さとつきあって、みな生きてる」

第8話 2010年12月7日「おまえに親父さんの何がわかる?」

第9話 2010年12月14日「再スタート、するはずだったのに」



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流れ星 第10話(最終話)

岡田健吾(竹野内豊)が警察に出頭した後、発熱し倒れた槇原梨沙(上戸彩)は、神谷凌(松田翔太)の知り合いの病院に入院する。同じ頃、槇原修一(稲垣吾郎)は岡田マリア(北乃きい)の病室にいて、眠るマリアの首に手を伸ばした。と、目を覚ましたマリアは、修一に記者かと尋ねる。そうだと答えた修一は、マリアと言葉を交わしたあと、病室を後にする。
病院で目を覚ました梨沙は、神谷に、健吾は本当に警察に行ったのか、と聞く。神谷はうなずき、健吾の覚悟をわかってやれと言うが、梨沙は答えない。
神谷が帰った後、梨沙の携帯電話に修一から着信があったが、梨沙は電話に出なかった。その後、病院を抜け出した梨沙が、携帯を見ると留守番電話が入っていた。それは、修一からの自殺をほのめかすメッセージだった。

一年後――。
元気になり復学したマリアが、家に駆け込んできた。そして、岡田和子(原田美枝子)に封書を見せ、自分の作品が美術コンクールの佳作に入ったと告げた。そして、今は運輸会社の配送センターで働く健吾にも報告。さらに、町の小さな病院に勤める神谷にも知らせに行った。そこでマリアは、神谷に梨沙から連絡はあったかと聞くが、神谷は否定する。

その頃、梨沙は、熱帯魚ショップで働いていた。そして、夕方になると、修一がリハビリ入院をしている病院へ通うのが習慣となっていた。そんなある日、神谷が熱帯魚ショップにやってきた。神谷は、梨沙が病院を抜け出してから、梨沙を探していたのだ。神谷は、マリアが梨沙を心配していると言うが、梨沙は、自分がここで働いていることは誰にも言わないでくれ、と頼む。そんな梨沙に、神谷はマリアの作品が展示される展示会のパンフレットを渡す。

一方、健吾は、展望台でクラゲの展示を準備している川本順二(杉本哲太)と柏原裕也(中川真吾)の手伝いに行く。川本は健吾に、水族館に戻ってくるように言うが、健吾はそれを断る。
美術コンクール入賞作品の展示会がはじまり、マリアは、安田瑞希(川口春奈)、和子と会場にいた。するとそこに、健吾が、相澤美奈子(板谷由夏)、川本、千鶴(ちすん)を連れてやってきた。マリアの作品を囲み、和やかな時間が流れるなか、美奈子は健吾に、見合いをすることになったと伝える。

その後、健吾、マリア、和子は、展示会場からの帰り道を歩いていた。そんな3人を、会場を目指し歩いていた梨沙が見つける。健吾の姿に釘付けになった梨沙は、マリア、和子と笑いあう健吾の笑顔を、うれしそうに見つめていた。と、通行人にぶつかりそうになり、謝った。
そのとき、梨沙の声を聞いた気がして健吾が振り返ると、反対側の道を歩く梨沙の後ろ姿が見えた。健吾は立ち止まるが、トラックが走ってきて視界を遮った。トラックが行き過ぎた後、梨沙の姿はなかった。

梨沙が会場に着くと、すでに閉館していた。それでも、ガラス越しになかの様子が見えるところまで来ると、「つながる命」と書かれたマリアの作品を見ることができた。すると、そこに神谷が現れた。神谷は梨沙に、北海道の大学病院から誘われて、行こうと思っていると明かした。

数日後、健吾は、配送センターの荷物引き渡しカウンターで客に魚が入った荷物を引き渡した。そのとき、伝票に書かれた送り主の欄に、熱帯魚ショップの住所と梨沙の名前を見つける。

そんな折、梨沙が修一の病院へ行くと、リハビリ技師から修一が退院したと聞く。入院費用も全額支払ったと聞いた梨沙は、ハッとして鞄のなかの預金通帳を探すが、見つからない。
その頃、修一は、松葉杖を捨てて、街へと繰り出していた。

一方、健吾が帰宅すると、和子がポストに入っていたと言って、梨沙の預金通帳を手渡す。そこには、1年前から毎日少しずつ貯金をしていた記録があった。梨沙は、健吾に金を返そうとしていたのだ。
梨沙が熱帯魚ショップに戻ると、店長(キムラ緑子)が、男の人が梨沙を訪ねて来ていた、と言う。それが、健吾だとわかった梨沙は、店を飛び出し、街中を探すが見つけることができない。そんなとき、商店街のテレビが、今夜、ふたご座流星群が見られると伝えていた。

同じ頃、梨沙を探すも見つけられずにいた健吾は、先日、クラゲの展示を手伝った展望台にやってくる。水槽のなかを泳ぐクラゲを見ていると、突然、ひとつの水槽が電気系統の故障を起こす。居合わせた健吾は、早速、修理をする。そして、修理を終え、水槽を覗くと、水槽の向こう側に、梨沙が立っていた。信じられない気持ちで水槽越しに見つめ合うふたり。やがて、梨沙が健吾に熱帯魚ショップに来た理由を尋ねると、健吾は、通帳を返したかったからだと答える。通帳を見た梨沙は、金が下ろされた形跡がないことから、修一が健吾と自分を引き合わせるために、通帳を岡田家のポストに入れたことを知る。

そんな梨沙に健吾は、「一緒に帰ろう」と言うが、梨沙は、まともに答えない。と、健吾は後ろから梨沙を抱きしめると、もう一度、「帰ろう」と言った。その言葉を噛みしめた梨沙は、涙を流し「うん」と答えた。そして、健吾に向き直ると、健吾を抱きしめ、キスをした――。


第1話 2010年10月18日「最愛の人は一年の命契約から始まる愛!!」

第2話 2010年10月25日「命がけの想い」

第3話 2010年11月1日「二人の秘密…」

第4話 2010年11月8日 「衝撃の告白」

第5話 2010年11月15日「壊れた絆」

第6話 2010年11月22日「愛と死」

第7話 2010年11月29日「二人きりの夜」

第8話 2010年12月6日「最後の夜」

第9話 2010年12月13日「引き裂かれた絆」



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2010年12月13日

モリのアサガオ 新人刑務官と或る死刑囚「絆」の物語 第10話(最終話)

満が隠していた真相を知った直樹は、死刑を回避するために再審請求をして真実を告白することをすすめる。
しかし直樹の気持ちとは裏腹に満は心を閉じ、直樹と会話をすることもなくなってしまうのだった。

半年後、満が教誨を受けたいと教誨師に直樹を指名する。驚く直樹だったが2人が向かい合った時、満は初めて直樹へ今までの想いを語り始める…。

そんな中、ある出来事が直樹に思いもよらない決断をさせる。
ついに直樹は、満が隠し続けていた事件の真相を知った。
満が、裁判で田尻の娘も故意に殺害したと主張し死刑になったのは、田尻の弟・達男の復讐から、妹の小春を守るためだったのだ。小春を守るためには、他にどうすることも出来なかったと震える満は「俺はどうすればよかったんだ!」と泣き叫ぶ。満の心が悲鳴をあげていた・・・。
そんな中、世古の死刑が執行される。このままでは満にも確実にいつか執行の日がやってくるのだと意識した直樹は、達男の居所を探し出して再審請求をするよう満に働きかけるが、満の決意は固く、再び心を閉ざし、直樹と口をきかなくなってしまうのだった・・・。
それから何の進展もないまま半年が過ぎようとしていた。直樹は満の担当から外され、満は誰とも口をきかないままだった。

しかし、ある日突然、満は教誨を受けたいと言い出し、教誨師として直樹を指名する。死刑囚を自分の罪と向き合わせ、心穏やかに死んでいけるよう教え諭す教誨師を新人刑務官が務めるのは異例中の異例のこと。しかし、若林は2人の関係を鑑みて、直樹に任せることにする。

戸惑いながらも教誨師として満に対峙する直樹に、満は「俺はお前に救われた・・・」と初めて自分から語り始める。時に疎ましく感じながらも、いつしか直樹の姿を見るとホッとするようになっていたこと。直樹に全てを打ち明けたくなり田尻の弟のことを話したが、死刑を免れられるかもしれないと言われて気持ちが揺らぎ、直樹を遠ざけていたこと。自分の仇討ちのせいで小春の人生を奪うわけにはいかなかったのだ、そう語りながら震える満を直樹は思わず抱きしめる。「僕が、君を守る」。直樹の言葉に、満の目からは涙が溢れるのだった。
それ以降、満は明るくなり、直樹に心を開くようになっていた。満は死刑になることを受け入れているが、田尻と娘を殺害したことはよかったと思っていると直樹に話す。おかげで父さんも母さんも成仏できただろうと。このままでいいのか・・・ここまま満は死刑になっていいのか・・・、直樹は悩み続けていた。

しかしある日、半年前に執行された世古の遺書を若林から渡された直樹は、満が田尻を殺したことを全く反省していないことが気になり始める。世古は毎日、死刑と向き合うことで自らの罪を悔いることができたと書いていたのだった。
数日後、満は取り乱して直樹を呼ぶ。新聞の記事から田尻達男が事故で死んだことを知ったのだ。これでもう復讐されることはない。これでもう死刑になる必要はなくなったんだ!と興奮する満に、直樹は言う。「君の罪は死刑に値する」・・・。どんな事情があっても2人の命を奪ったことには変わりない。満や満の妹・小春に未来があるように、田尻勝男やその娘にも同じように未来はあった。その未来を奪ったことを満が正当化していては、地獄は一生続く。死刑と向き合って、罪と向き合ってほしい。と、直樹は満に死刑を宣告する・・・。満は泣き叫び、壊れそうになる・・・。

しかし数日後、満は冷静さを取り戻し、安らかな表情を浮かべるのだった
直樹は、満が死刑を受け入れたことを小春に告げる。小春は「兄が死刑を受け入れても、私は無理です・・・」とメモに書く。それを見た直樹は自分も同じ気持ちだと思いながら、死刑を宣告した気持ちとの間で揺れ動く。

それから3年後。後藤は復帰、加奈は結婚し、麻美は新聞記者としてより一層の輝きを放ち、それぞれに変化が訪れていたが、モリ(拘置所)の中は時が止まったままだった。
クリスマスが近づいたある日、満は事件がおきる前、家族が幸せだった頃のクリスマスの話をする。そして小春に幸せに生きるように伝えてくれと直樹に頼む。
直樹から忘れていたクリスマスの想い出と満の想いを聞いた小春は、今まで背景しか描けなかった絵の中に人物を書き始めるのだった。小春が人物を書き込んだ絵を見て喜ぶ満。少しずつ、小春の傷が癒え始めているのかもしれないと満の中にも希望が生まれる。

そんな中、満の死刑執行が決まり、直樹は執行ボタンを押す3人のうちの1人に任命される。これが直樹にとって初めて立ち会う死刑執行となる。その日、満は直樹がやってこないことを里中にたずねる。里中は「法務省に出張にいっている」と嘘をつくが、満はその雰囲気を感じ、自分の死刑執行が決まったことを感じとるのだった。
直樹は満に正直に、「本当に死刑になるほどのことを君がしたのか今でも悩んでいる」「君はもう十分に反省した。十分に罰せられたんじゃないのか」と思いを告げる・・・。一度は死刑を宣告したが、3年の時が経ち、自分の想いも揺れていると・・・。しかし、満はその言葉を制止して、「2人の命を奪った罪を償うために、こんな悲劇がもう起きないためにも俺は『死刑』になる」と笑って言う。その表情は晴れやかなものだった。直樹の目からは涙がこぼれ、満はそんな直樹を抱きしめる。

そして遂に死刑執行の日がやってきた。満と直樹は最後に目線を交わす。
そして、直樹はボタンを押す―。満の夢だった野球をいつか一緒にできる日を夢見て・・・。
執行の後、若林は直樹に、退官することを告げる。そして、「今になっても答えが出ない。
そんな極悪人でも、その命を人が奪っていいものなのか・・・自分にもわからない。」と話す。

数日後、海岸には満の遺骨を抱く小春がいた。
直樹は小春に、自分が死刑を宣告したことを詫びる。自分と満が出会わなければ、もしかしたら満は死刑にならなかったのではないかと今でも思うことがあると・・・。
満亡き後でも苦しみ続け、涙を流す直樹を見て、小春は必死に声を出そうとする。
「あ、あ、ありがとう・・・」と。事件後、口の聞けなかった小春が声を発した瞬間だった。
それはまるで、満が小春と直樹に与えた一つの救いのようだった。

それから日常は続き、拘置所には新人刑務官が配属されてきた。
かつての自分のような新人刑務官を引き連れ、死刑囚舎房を歩く直樹の姿は、以前とは別人のように、頼もしいものになっていた・・・。


第1話 2010年10月18日 「新人刑務官と死刑囚心動かす“絆”物語」

第2話 2010年10月25日「死刑執行命令」

第3話 2010年11月1日「死刑囚へ贈る花」

第4話 2010年11月8日「獄中結婚の花嫁」

第5話 2010年11月15日「極刑反対の遺族!?」

第6話 2010年11月22日「冤罪33年の白髪男」

第7話 2010年11月29日「新人刑務官の父は死刑囚!!」

第8話 2010年12月6日「最期の面会の奇跡」

第9話 2010年12月13日「最終章へ!魂の叫び兄妹の秘密」


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PERFECT REPORT 第10話(最終話)

蒼山叶(松雪泰子)は、遊軍取材班の面々に2年前の女性殺人事件、並びに11年前の澤村成美(中村真知子)殺害事件の取材を打ち切るよう伝える。伊崎早苗(小林涼子)への取材後に、彼女が襲われた件で、蒼山は謹慎となったのだ。納得のいかない遊軍メンバーは、黒井彰(平山浩行)を問い詰めるが、「手を引かなければ処分が下る」と取り合ってもらえない。

謹慎となった蒼山だが、その命令に黙って従うことなく単独で取材を続けていた。早苗の見舞いに訪れた蒼山は、そこで意外な人物に出会う。澤村光輝(木村了)だ。澤村は、ニュースを見て自分と同じ境遇の早苗を心配し、見舞いに来ていた。当初、警戒心の強かった早苗の姉・素子(村川絵梨)も、澤村から蒼山の人柄を聞き、心を許すようになり、最近の早苗の様子を話し始める。

一方、突然の取材打ち切りに不満たらたらの遊軍メンバー。冷静な白石弘(小日向文世)から、取材を続けることのリスクを説かれるが、ワシントン行きを目前に控えた赤坂衆(小出恵介)を筆頭に、取材を続けることを決意する。会社には休暇届を提出し、馴染みの喫茶店を"前線基地"に見立て、唯一の手がかり"太陽のキーホルダー"を、蒼山仕込みの"しらみ潰し"に調べ始める。取材を続けることに否定的だった白石も加わって…。


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2010年12月12日

獣医ドリトル 第9話(最終話)

土門家の愛犬・バルザックを抱え、順平(菅田将暉)が鳥取動物病院に駆け込んでくる。
土門親子の揉め事に巻き込まれ、大怪我を負ったバルザックのオペは難易度の高いものだった。
鳥取(小栗旬)は、順平に手術費を払うよう父・土門総院長(國村隼)に確認をさせるが、土門はバルザックの安楽死を順平に勧める。父の言葉に落胆してしまう順平。
そこに、順平と土門の会話を聞いていた勇蔵(笠原秀幸)が鳥取動物病院にやってくるが…。

一方、花菱(成宮寛貴)は、感染症にかかった犬20匹を安楽死処分するという全日本獣医師会の決定から犬たちを救おうと奔走していた。
全日本獣医師会会長・土門が犬の安楽死執行まで花菱に与えた時間は、その日の夕方4時まで。
夕方4時までに感染症にかかった犬の受け入れ先を見つけられなければ、犬たちは安楽死処分されてしまうことになる。
花菱は必死に受け入れ先を当たり、交渉をするのだが…。

ペットの安楽死をめぐる土門一族との対決、動物虐待の意外な真犯人…数々の問題に鳥取はどう立ち向かうのか!?
そして、アフリカの野生保護獣医師チームから緊急の応援を要請されている鳥取とあすか(井上真央)との結末は!?


第1話 2010年10月17日「救え!!声なき命」

第2話 2010年10月24日「命を預かる覚悟」

第3話 2010年10月31日「モンスター飼い主」

第4話 2010年11月14日「救え愛に命をかけたノラ犬」

第5話 2010年11月21日「鳩が結ぶ50年越しの夫婦愛」

第6話 2010年11月28日「子供達に届け!!猪親子の声」

第7話 2010年12月5日「助手失格!!本当の愛情」

第8話 2010年12月12日 「最終章〜安楽死」



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2010年12月11日

桂ちづる診察日録 第13話

第13回『恩人の死』

 文政九年春、千鶴(市川由衣)に恩師シーボルト(エリック ボシック)の文が届く。間もなく江戸に着く、と。その際、半年前に役目上の不手際から自害した、シーボルトの警固役・井端進作(岸田敏志)の身内に会いたいと頼まれる。千鶴にとっても井端は長崎の恩人だった。

だが井端の妻、お妙(平栗あつみ)は病気が重く治療所に引き取る。息子の進一郎(三浦孝太)は悪い仲間とつるんでいた・・・。


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クローンベイビー 第11話(最終話)

「最終章〜それでも僕らは生きていく」

マスタークローン・澪(滝裕可里・2役)に、注射器を持って近付く“謎の男”――その正体とは、なんと青柳正宗(市川知宏)の父・数馬(松重豊)であった。クローンたちによる壮絶な殺し合い、そして奪い合い・・・すべてが数馬によって仕組まれたことだと知った正宗は、愕然とする。

一方、葛飾マリカ(滝裕可里・2役)の病室で倒れ、瀕死の状態に陥った菊池ヒロ(松坂桃李)は、初めて自らの感情を吐露。ヒロがマリカに打ち明けた、本当の思いとは――!?
そして、ヒロの身を案じるマリカの心臓にも、再びあの激痛が。マリカの命が「あと数時間しか持たない」と宣告された兄・葛飾省吾(牧田哲也)は、その場に崩れ落ちて――。

非情な運命を背負ったクローン同士による壮絶な戦いが、ついに終焉を迎える。果たしてこの「イス取りゲーム」が導いたシナリオの最終ページはいかに・・・!


第1話 2010年10月8日「命をかけたイス取りゲーム」

第2話 2010年10月15日「運命の赤い糸〜生死をかけたゲーム」

第3話 2010年10月22日「三角関係〜君は俺が守る!揺らぐキズナ」

第4話 2010年10月29日「悲劇の運命〜磁石で引き合う恋のチカラ」

第5話 2010年11月5日「最期の戦い〜ヒーローは絶対に死なない

第6話 2010年11月12日「運命に引き裂かれた二人〜切れた赤い糸」

第7話 2010年11月19日「遺伝子操作された愛クローン誕生の悲劇」

第8話 2010年11月26日「命をかけたラストゲーム〜1番大切な物」

第9話 2010年12月3日「俺は神じゃない、人間だ〜クローンの涙」

第10話 2010年12月10日「命の選択〜殺したいぐらい君を愛してる」


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2010年12月10日

SPEC〜警視庁公安部 公安第五課未詳事件特別対策係事件簿〜 第10話(最終話)

「百年の孤独」

瀬文(加瀬亮)は、一人でニノマエ(神木隆之介)に戦いを挑むが、ニノマエのスペックを前に満身創痍。絶体絶命のピンチに陥る。するとそこへ、当麻(戸田恵梨香)が現れた!当麻の命を懸けた作戦は、ニノマエのスペックを逆手に取り、追い詰めることに成功するが、当麻はもちろん瀬文、ニノマエと共に生死の境をさまよう事となる…。

3日間眠り続け、ようやく目を覚ました当麻は、祖母の葉子(大森暁美)や地居(城田優)をほっとさせ、手厚く看病されるが、瀬文はまだ眠りについたまま。ニノマエも瀕死の状態だ。

そんな中、瀬文の見舞いに訪れた美鈴(福田沙紀)は、こん睡状態の瀬文からあるビジョンを読み取る。そのビジョンに愕然とする美鈴は、当麻に真偽を確かめるのだが…。

全ての記憶を振り絞り、当麻は巨大な敵に立ち向かう!


甲の回-第1話 2010年10月08日 「魔弾の射手!!」

乙の回-第2話 2010年10月15日「天の双眸」

丙の回-第3話 2010年10月22日「漂泊の憑依者」

丁の回-第4話 2010年10月29日「希死念慮の饗宴」

戊の回-第5話 2010年11月12日「堕天刑事」

己の回-第6話 2010年11月19日「病の処方箋」

庚の回-第7話 2010年11月26日「覚吾知真」

辛の回-第8話 2010年12月3日「魑魅魍魎」

壬の回-第9話 2010年12月10日「冥王降臨」



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嬢王3 Special Edition 第11話

舞は、櫂人への想いを断ち切ろうと、江波を呼び出して身を任せる決意をする。
そんな舞の想いを受け、江波は舞とホテルへ…。

翌日、舞のヘルプになると宣言した恵流(中山恵)がキャストとして店に出る。
そこへ香織がクジ・コーポレーションの久司社長を連れて来店。なんと理央名を指名しお金を落とし始めた。

クジの力を使って嬢王の座を勝ち取り、シーサイドを乗っ取ろうとする理央名の策略を知った雪乃は激昂するが…。

その後も、理央名の客が押し寄せて席を占拠し、舞やスミレの客が押し出される事態に。
佳境に入ったFinal GPはサバイバルゲームに突入する。舞、理央名、スミレ、三人の運命の日……果たして誰が脱落するのか。

一方、櫂人は雪乃と二人三脚で追ってきた夢を叶えるために、あることを決意。姉弟の複雑な思いは歪んだ形を見せ始めていた。
そして神代まりあ(原紗央莉)と伝説のホステス・二階堂亜莉沙(蒼井そら)も『嬢王』の座を汚さないために動き出す。


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医龍 Team Medical Dragon3 KARTE:10(最終話)

同時に2つの難易度の高いオペをやることになった朝田龍太郎(坂口憲二)たち。高瀬春香(出口結美子)は朝田、伊集院登(小池徹平)、荒瀬門次(阿部サダヲ)、北川響(初音映莉子)が、世界的ピアニストのナターリア(Asya)は、加藤晶(稲森いずみ)と朝田が北洋から呼んだ外山誠二(高橋一生)と野村博人(中村靖日)がそれぞれオペを行うことになった。

倒れたところを荒瀬に発見され病室に運ばれた黒木慶次郎(遠藤憲一)は、やってきた朝田に余命が短いことを告げた。黒木は友人である高瀬(渡辺いっけい)には病気のことを内緒にして欲しいと言い、白衣を持って病室を出た。

春香の病室を訪ねた朝田は、万が一の時にと夫にあてたメモを渡そうとする春香に、その必要はなく、手術は必ず成功させると話した。そこへ、部活中にケガをして別の病院に入院している娘の恵(菅野莉央)が車椅子で見舞いに来た。血のつながりはないものの本当の親子のように楽しそうに話す春香と恵。

一方、ナターリアからは人工弁を使いたくないとの要望が入る。手術の難易度がさらに上がることを考え戸惑う加藤らだが、野口学長(岸部一徳)はなんとかしろの一点張りだ。また加藤は、以前の失敗以来オペに怯えている真柄冬実(谷村美月)を呼び出し、恐怖を克服するために朝田のオペの助手につくよう指示する。病院内で鬼頭笙子(夏木マリ)とすれ違った朝田は、呼び戻したチームドラゴンのオペを見に来るよう声をかけるが、鬼頭は笑顔で立ち去っていった。

オペ当日。それぞれのオペに室に進む朝田ら医師たち。見学室には藤吉圭介(佐々木蔵之介)、木原毅彦(池田鉄洋)、野口の姿が。そして、2つのオペが同時に始まった。

2つのオペが順調に進む中、明真に来ていた恵が倒れたとの連絡が入った。肺塞栓で人工心肺が必要だが2台ともオペで使用中、さらに他の病院から借りるのも恵を他の病院へ移動させるのも難しいとなり途方にくれる一同。状況を知った朝田は、恵をオペ室に運ぶよう指示。春香の人工心肺を一度外し、30分という短い時間で恵の処置をして、再び春香に戻すという。その間も春香のオぺを止めるわけにもいかず、現場に緊張が走る。

恵が運ばれてくるが開胸前に症状の悪化により人工心肺が移動できない状態に。伊集院が心臓マッサージをしていると、オペ室に黒木が現れた。黒木は心臓マッサージで体が揺れている恵にカテーテルで人工心肺の装着をやってのけた。そのまま黒木はサポートに回り、伊集院が肺塞栓のオペをする。20分以上が経過し、恵のオペは終盤に差し掛かるが、左肺動脈にまで血栓が広がっていることがわかった。

このまま2人の処置をしていては、両方の命を落としてしまうことになると決断をせまられた朝田は、1台を2人で使う異例の処置を提案。そこにいる全員の医師免許剥奪もありうる無謀な朝田の提案に怒り狂う野口。戸惑う伊集院たちに、黒木は自分のアイデアと指示で責任は自分が取ると宣言。

さらにかつての腕を信じて、高瀬もオペに入るように説得。激高した野口はオペ室に入ろうとする黒木と高瀬を止めようとするが、それを鬼頭が通した。大スキャンダルだと騒ぐ野口に、鬼頭は黙っておく代わりに野口が学長の座を退くことを要求する。やがて、3人の手術が無事に終了した。

オペ終了後、黒木を探してカテーテル室にやってきた朝田は倒れている黒木を発見。息も絶え絶えにチームに入れて欲しいという黒木に朝田は、お前はすでにチームの一員だと話す。微笑みながら息絶える黒木。

鬼頭と医療評論家になった野口が去ったこと以外、明真にいつもの光景が戻っていた。そんな中、朝田は再び戦地に向かい…。


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2010年12月09日

FACE MAKER #11

警察署を出てきた刑事の椎名遥(藤谷文子)に刃物を振りかざす女子高生の黒田理子(真野恵里菜)。遙は刃物をかわし難を逃れるが、その女が理子だと認識すると、捕まえることなく逃がしてしまう。

後日、遙は天才美容整形外科医、霧島瞬(永井大)に美容整形手術を依頼する。霧島は刑事と聞いて依頼を断るが、遙は警察を辞めるつもりだと意思を伝える。かつて、覆面パトカーで指名手配犯を追跡していた遙。遙は衝突してきた犯人の車を避けて歩道に突っ込み、理子の目の前で理子の母親を轢き殺してしまったのだ。親せきの家をたらい回しにされ、素行が悪くなり不良となった理子。遙は理子の力になって罪を償いたいという。

 1ヵ月後、新しい顔に生まれ変わった遙は槇野美里(白石美帆)として新たな人生を歩み始める。援交目的の中年男と言い争いになった理子だったが、そこに美里が仲裁に入り、助ける。
 美里は反抗的な理子を自宅アパートに連れて行って手作りカレーを振る舞う。美里は家族がいないという話を聞き出し、ここに来ればと理子を誘う。翌日から理子は美里と一緒に暮らし始める。母親の死後、理子の素行が悪くなった事に責任を感じる美里。美里は理子に立ち直ってもらおうと努力するが、理子の反抗的な態度は変わらない。そんな美里の前に霧島が現れ、元の顔が売れた事を伝えて去っていく。

 その直後に警察から連絡を受ける美里。理子がカラオケルームで喫煙して補導されたのだ。その帰り道、2人は遙の顔をした女性が歩いている事に気付く。美里は遙に詰め寄ろうとする理子を必死に制止する。後日、遙の顔をした女性は刑事として現場に復帰し、理子は遙が復職したと勘違いする。理子は母親の仇をとるため、刃物を持って遙の顔をした女性に襲いかかるも失敗。

 帰宅した理子が遙に殴られた事を明かすと、美里は理子の復讐心が消えていないことを知り自分が母親を殺したと告白。美里は理子に償うため、整形して名前を変えたと明かす。だが、理子はその話を信じずに家を飛び出し、遙の顔をした女性と決着をつけようとするが…。


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黄金の豚-会計検査庁 特別調査課- 第9話(最終話)

「国家予算乗っ取り!?最終敵総理と決戦!」

樫永総理(伊武雅刀)の疑惑に肉薄した芯子(篠原涼子)、角松(大泉洋)、金田(桐谷健太)は謹慎を言い渡される。「ホントにこれでいいの?」とイラつく芯子だが、いまはカイケンを去るしかなかった。

樫永総理から責任を取るよう言われた優(岡田将生)は、遺書をしたため街をさまよう。

そして、樫永総理の元に久留米検査官(宇津井健)が現れ――。優は、芯子は権力に負け、正義をあきらめてしまうのか?

そして、この国の行方は―?


第1話 2010年10月20日「税金ドロボー官僚に喝!」

第2話 2010年10月27日「警察ヤミ宴会に喝!」

第3話 2010年11月3日「病院蝕む天下りに喝」

第4話 2010年11月10日「母泣かす村長に喝!」

第5話 2010年11月17日「ゴチ好き教育者に喝」

第6話 2010年11月24日「美人教授の虚飾に喝」

第7話 2010年12月1日「セレブ外交官に喝!」

第8話 2010年12月8日「裏切りの最終決戦へ」


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2010年12月08日

相棒 Season9 第8話

第8話「ボーダーライン」 

崖下から柴田(山本浩司)という男の転落死体が発見された。刃物による傷があることから、何者かに追い詰められて転落した可能性もある。柴田は金もなく、期限切れ間近の保険証と大中小3つの鍵を持っていただけ。

柴田の奇妙な胃の内容物から事件に興味を抱いた右京(水谷豊)は、尊(及川光博)と捜査を開始。今年1月、寮付きの仕事が決まったからとアパートを出た柴田。死ぬまでの11カ月が空白であることがわかる。
大きめの鍵がレンタルコンテナのものであることが判明。柴田はコンテナを借りていたが、中で寝泊まりしていたため、契約を解除されていた。

寮付きの仕事が決まっていたはずなのになぜ?やがて小さい鍵が私書箱のものであることが判明。新たな事実が浮かびあがる。
鍵とともに埋められていく空白の11カ月に隠された衝撃の真相とは…!?


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クロヒョウ 龍が如く新章 第九章

戸田殺しの真相を追う龍也(斎藤工)に新たな悲劇が襲った。一連の事件の黒幕を、九鬼(永澤俊矢)にかわってDHを牛耳ろうという二岡(波岡一喜)とふんだ龍也は激しい怒りをおぼえ、復讐に燃える。

やがて姿を現した黒フードの大男・如月庸摩(平塚真介)。二岡組の如月は、龍也と対立した過去があり、深い恨みを持っていた。因縁の対決がDHのリングで幕を開ける。


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闇金ウシジマくん 第9話(最終話)

瑞樹(かすみりさ)は盗まれた全財産の回収を丑嶋(山田孝之)に依頼。この犯行にホストが絡んでいると知った元ホストのカウカウ・ファイナンス社員・高田(崎本大海)が動きだす。

カウカウ・ファイナンスの客、タクシー運転手の足立(酒井敏也)は激務で居眠り運転をしてエロリアーノの風俗嬢・ユカリ(野間れい)を轢いてしまう。足立はこれを隠蔽しようと彼女をタクシーのトランクに乗せて走り出すが、丑嶋が柄崎(やべきょうすけ)とともに足立のタクシーに乗り込んできた!

一方、銀行からの起業支援融資金の最低限の返済を滞り、この儲け口ルートを台無しにしてヤクザ・它貫(島津健太郎)を激怒させた板橋(山中崇)は、自分の命を助けてもらうため、親友・小堀(中村靖日)を大規模な医療機器取り込み詐欺に引き込もうと、来るはずのない親友を携帯電話で呼び出すが…。


第1話 2010年10月12日

第2話 2010年10月19日

第3話 2010年10月26日

第4話 2010年11月2日

第5話 2010年11月9日

第6話 2010年11月16日

第7話 2010年11月30日

第8話 2010年12月7日



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ギルティ 悪魔と契約した女 第10話

堂島(唐沢寿明)を自殺に追い込んだ疑いで万里(吉瀬美智子)に逮捕された宇喜田(吉岡鋼太郎)が、連行中に門倉(RIKIYA)らを襲って逃走。そのまま姿を消してしまった。

一方、芽衣子(菅野美穂)に愛を告白した真島(玉木宏)は、復讐を止めさせようと芽衣子を自分のマンションに連れて行き、部屋に閉じ込める。「私にはやらなければいけないことがある」と外に出ようとする芽衣子に、真島は自分が宇喜田を捕まえると約束。堂島が死ぬ前に言い残したことを聞き出そうとするが、芽衣子は何も話そうとしない。あきらめて部屋を出て行く真島。ひとり残された芽衣子は、堂島から託されたUSBメモリーをじっと見つめて…。

捜査一課では、宇喜田の行方を追う万里や門倉らが上層部の対応にいら立っていた。宇喜田の足取りがまったくつかめないというのに指名手配をしようとしないのだ。警察にとって不都合な事態をまたもみ消そうとしているのかと憤る門倉ら。そんな折、真島が現れ、自分も宇喜田の捜索に加わりたいと申し出る。門倉は真島から預かっていた辞表を投げ捨てると、真島の復帰を受け入れる。

宇喜田の捜索に向かう一同。そんなとき、真島が自宅にいる芽衣子の監視を万里に頼む。いぶかる万里に、芽衣子が宇喜田に狙われていることを告げた真島は、堂島が死ぬ間際まで芽衣子に電話をしていたこと、現場で起こったことを芽衣子がすべて知っていることを明かす。

堂島が親しくしていたホームレスの男を当たり、堂島が最後にやろうとしていたことと宇喜田の係わりを探る真島。その頃、宇喜田はある大物代議士の家に潜んでいた…。

一方、真島のマンションにやって来た万里は、芽衣子の姿が消えていることに気づく。知らせを受けた真島はがく然となり…。

芽衣子はマンションを抜け出し、ペットサロンを訪れていた。店を辞めたいと言い出す芽衣子に驚く琴美(横山めぐみ)と彩乃(滝沢沙織)。そんなとき、店に芽衣子あての電話が入る。「堂島から預かった原稿のデータを渡せ」と芽衣子を脅す聞き覚えのあるその声…。「ここを血の海に変えるなんてたやすいことだ」とペットサロンの襲撃をほのめかす言葉にハッとなった芽衣子が外を見ると、宇喜田が店の前に立っていた。


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2010年12月07日

セカンドバージン 第10回(最終回)

「誇り高き女たち」

総合テレビ 2010年12月14日 午後10時放送
BSハイビジョンでは金曜午後6時から放送

シンガポールでマフィアに撃たれた行(長谷川博己)は、病院でるい(鈴木京香)にみとられて息を引き取る。るいは行との思い出に浸りながら、亡きがらを荼毘(だび)に付す。

しかし帰国後、行の遺骨は万理江(深田恭子)に取られてしまう。葬儀で悲劇の喪主を演じる万理江は、以前とは見違えるほど自信をつけていた。

1年後、肇(段田安則)が引退し、るいは新海社の社長の座を引き継いだ。会社は大手取次会社の倒産で窮地に陥るが、るいは秀月(草笛光子)や秋夫 (布施明)、万理江にまで頭を下げて何とか危機を脱する。

そんな中、るいは万理江から行が書いた手紙を手渡される。


第1回 2010年10月12日「不実な指」

第2回 2010年10月17日「キスして」

第3回 2010年10月26日「正直な身体」

第4回 2010年11月2日「二番目の女」

第5回 2010年11月9日「愚かな女」

第6回 2010年11月16日「うずく背中」

第7回 2010年11月23日「のぞかれた夜」

第8回 2010年11月30日「愛しているのは私」

第9回 2010年12月7日「最後の一夜」


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フリーター、家を買う。 第9話

 目標にしていた100万円の貯金を達成した武誠治(二宮和也)は、母・寿美子(浅野温子)のために引っ越したいと誠一(竹中直人)に切り出す。その際、誠一がすでに隣駅の物件を調べていたことを知り、喜ぶ誠治。誠一は、そんな誠治に書店の袋を渡した。その中に入っていたのは、就職試験の攻略本だった。誠治が、ある医療機器メーカーの採用試験を受け、初めて最終面接までこぎつけていたからだ。

 千葉真奈美(香里奈)は、設計部門に移ることを決意する。真奈美は、先輩社員の山賀亮介(眞島秀和)にその件を相談し、了承を得ると、誠治にも打ち明けた。就職に向けて間もなく最終面接に挑む誠治と、橋の設計をしたいという夢への一歩を踏み出した真奈美は、互いにエールを送り合い…。

 一方、亜矢子(井川遥)は、姑の則子(鷲尾真知子)に謝罪する。亜矢子は、寿美子の病気のことで則子と口論になり、うつ病への偏見は医者の家の人間として失格だ、と言ってしまったのだ。だが則子は、亜矢子が拍子抜けするほど素直な態度で自分の非を認め、うつ病のことをキチンと勉強しておく、と返す。

 誠一は、引っ越しするにあたり、会社側から外壁の塗り替えをするよう指示される。いくつかの業者に見積もりを頼んだ誠一は、その中の一社に40万円ほどで塗り替えをしてもらうことにする。

 武家を訪れた亜矢子は、息子の智也(橋本智哉)が、医者になってうつ病を治してあげる、と寿美子に言っているのを聞いてしまう。則子が、寿美子のことを慕う智也の気持ちを利用して、医者になるよう丸めこんだのだ。亜矢子の怒りは収まらなかった。

 大悦貞夫(大友康平)をはじめとする大悦土木の仲間たちも、最終面接に臨む誠治を応援していた。そして面接当日、誠治は、寿美子に見送られて面接会場へと向かった。
 誠治が面接会場に到着すると、自宅から電話が入った。母からだと思い、電話に出る誠治。

ところが、電話の主は知らない男――寿美子に高額の印鑑などを売りつけた訪問販売員の相沢(ムロツヨシ)だった。電話の奥から聞こえる寿美子のただならぬようすに不安を抱いた誠治は、面接を受けずに自宅へと急いだ。

 相沢は、やってきた誠治に寿美子が購入した商品の代金100万円が支払われていないことを告げると、1日でも早く都合をつけないと支払いが膨らむ、と凄んだ。その夜、誠治は、誠一にこの件を打ち明けた。誠一は、面接を受けなかった誠治を非難し、金を支払うことはもちろん、弁護士に相談する必要もない、と声を荒げた。

 あくる日、誠治は、昨日の出来事を真奈美に打ち明けた。真奈美は、面接を受けなかったことを後悔している、という誠治に、誰かを守るために目の前のチャンスを捨てた行為は格好いいと思う、と告げる。

 夜、帰宅した誠治は、そのまま西本家を訪ねた。誠治は、応対した幸子(坂口良子)に、寿美子がうつ病であることを切り出し、遺書を書いて自殺を図った、と告げる。訪問販売の件も幸子の差し金だと知った誠治は、母のことは何があっても絶対に自分が守る、と言い放った。すると幸子は、いつも幸せそうな寿美子のことが羨ましかった、などと言い出す。自分を犠牲にして、息子の和彦(横尾渉)に尽くしてきたのに軽蔑されるようになった、と続ける幸子。郵便物を取りに帰ってたまたまふたりの会話を聞いてしまった和彦は、そんな幸子の言葉に反発し、自分が優秀な息子を持った母親になりたかっただけだろう、と返す。和彦は、言う通りにしていれば嬉しそうだったから言えなかった、と幸子に言い残し、置いてあった自分宛の郵便物を手に取ると部屋を出て行き…。

 あくる日、武家に再び相沢がやってきた。誠治は、不安そうな寿美子に、今日で終わりにするから心配しなくていい、と告げ、リビングのドアを閉めて玄関を開けた。誠治は、弁護士に相談すれば支払わなくていい、と言いながらも、相沢に100万円を手渡す。寿美子のために、早くこの件を終わらせたかったのだ。相沢は、誠治の目の前で一万円札を数えると、まだ渡していなかった商品だ、といって大きな封筒のようなものを置いて行く。

 部屋に戻った誠治は、相沢が置いて行った封筒の中身を取り出した。出てきたのは、誠治の就職合格を祈願したお札だった。それをじっと見つめていた誠治の目から涙がこぼれ…。



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2010年12月06日

モリのアサガオ 新人刑務官と或る死刑囚「絆」の物語 第9話

舌を噛んで自殺を図った満は医務室に運ばれ、一命をとりとめる。なぜ自殺をしたのか?理由を問いただす直樹に、満はある衝撃的な真実を告げる・・・。
ショックをうけた直樹に、さらに追い打ちをかける出来事が・・・。ある夜、直樹は刑務官の後藤(前川泰之)が酔っぱらっているところに出くわす。
星山の死刑執行に立ち会って以来、後藤は刑務官の仕事に限界を感じていると直樹にもらす・・・。

その頃、死刑囚舎房では深堀が処刑されたことで古株の世古(温水洋一)が、次に執行されるのは自分ではないかとより一層おびえていた・・・。

自殺を図った満は自殺の理由を問う直樹に投げやりな態度を示し、「どうせ死ぬんだからいつ死んだっていい」と話し、確実に死刑になる為に田尻の娘も殺したこと、そして左手首の傷は自殺を図ったと見せかけておいて後で証言を翻すことで、田尻を野放しにしたあの弁護士に復讐するためにわざとつけたものだと語る。そんな満に直樹は、自分を支え励ましてくれた昔の満の姿を重ねられずショックをうける。

一方、深堀(柄本明)が執行されたことで舎房では、世古(温水洋一)が次は自分の番だと脅え、自ら作った貼り絵を破るほど錯乱していた。そのため、若林の命令で世古の貼り絵は回収されてしまう…。

そんな中、帰宅途中に直樹は、泥酔した刑務官の後藤(前川泰之)と出くわす。後藤は直樹に会うなり、「人殺し仲間の先生だ」と…。星山の執行の後から疲れをみせていた後藤は、「もう限界だ」と語る。
「死んでいく星山や深堀を息絶えるまで20分間、みんなでじっと見ていた…人間のやることじゃない…」「たとえ国の命令でも、殺人の片棒を担いだことに変わりはない。人を殺したという事実は一生消えない」と、死刑執行という刑務官の仕事の現実に後藤は苦悩していた。それ以来、後藤は仕事を休んでしまう…。

直樹は、満が優しくなったと思えば次の瞬間、態度を硬化させたりするのはなぜなのか、その理由は出頭するまでの空白の1年の間にあるのではないかと思い、満の妹・小春(谷村美月)のもとを訪ねる。
始めは真相を語ることを拒否していた小春だったが、直樹は小春の左手首にも満と同じ傷があることを発見し、小春に満の傷のことをたずねる。満が抱えている心の闇が、徐々に明らかになろうとしていた…。

翌日、直樹は満に話しかけ、小春から聞いた真実を語り出す。
「その手首の傷…弁護士を騙すためにつけたものじゃないんだろう…。それに、君は田尻が娘の有歌ちゃんを抱えていることを知らなかった。有歌ちゃんまで殺してしまった君は、自責の念で死のうとした」
渡瀬満は、本当は娘がいることは知らずに田尻を切り殺したのだった。自責の念で死のうとしたものの、死にきれなかった満は小春に会いにいった。小春は満に「2人で死のう」と言い、2人とも自ら手首を切った…。しかし、満は小春を止めた。「生きてくれ…そうじゃないと俺は何のために生まれてきたのか…」と震えるのだった。

直樹は満に語りかける。「君は出頭する時、小春ちゃんに絶対に会いに来るなと約束させた。小春ちゃんは約束を守っていれば君が戻ってくると信じていた。しかし君の死刑判決の報道がされて、どうしたらいいか途方にくれているんだ。娘を知らずに切ったのなら君は死刑じゃない!再審請求しよう!」
満が思わず怒鳴る。「俺は死刑にならなきゃならないんだ!」満は直樹につかみかかる。
満は刑務官たちに取り押さえられ、保護房に入れられてしまうのだった。

疲れ切った直樹に加奈が優しく話しかける。直樹は加奈と今夜、食事をする約束をする。
若林は直樹に世古の貼り絵を戻してやるように言う。世古は延命のために貼り絵をしているのか?それとも本当に供養のために貼り絵をしているのか?それを問う直樹に若林が仏像の本を手渡す。

その本を見るうち直樹は、世古の貼り絵の仏像が父親や母親、娘など…世古が殺害した被害者を表していることに気付く。若林は語る。死刑囚は死に向かって生きている。その中で世古は“貼り絵”という舎房の中で生きる支えを見つけたのだった。世古に貼り絵を返した後、直樹は満にとって、この舎房で生きる支えは何なのか…考え始める。あの時、満は「どうせ死ぬんだ」と言っていた…。

満にとっても、ここで死に向かって生きていくためには支えが何か必要なのではないかと思った直樹は満のいる保護房へ走りだす。そして満の房の前で直樹はひとり言のように、満に思いを告げるのだった。
父親が死刑囚だとわかった時、一番の救いは満の言葉だったこと。どうしたら君の支えになれるのかと…。直樹はそのまま一夜を過ごす。

翌朝、待機室で加奈が直樹を起こす。直樹は満のことに夢中になって、加奈との約束をすっぽかしてしまったのだった。加奈は気丈にふるまうが直樹が今、自分の方へ向くはずもないことはわかっているようだった。その日、世古の房を若林が訪れ、深堀の供養のために貼り絵をするように頼む。世古はまた一つ、生きがいをみつけたようにして貼り絵を始め、深堀との思い出を思い出す。

翌日、満は直樹からもらったボールをバラバラにしてしまう。満がまた荒れたのだとおもった直樹は、満に「再審請求しよう!」というが、満は「そのことは言うな!」と怒鳴る。
「お前に俺の何がわかる!!」満は小春も知らないもう1つの真実を直樹に語り始める…。
小春との自殺をあきらめた後、満は森の洞窟に隠れ、そこに小春がたびたび訪れていた。
ある日、満は小春の後ろを男がつけているのに気付く。男は小春に襲い掛かり小春を殺そうとする。
小春はショックで気絶してしまうが、その男は、田尻勝男の弟だった。兄を殺された復讐に満を殺そうと思ったが満が見つからなかったので、妹を殺そうとしたという。それを聞いて満は愕然とする。

田尻の弟・田尻達男は満に言う。「俺には息子がいる…俺を殺しても、そいつが大きくなってお前とお前の妹を殺しに来る…。永遠に繰り返されるんだ…この復讐劇が。お前が死刑にでもならない限り…」
田尻達男は、満が死刑になれば小春には手を出さないと誓ったという。
なぜ満が死刑になろうとするのか、その真実を知り驚嘆する直樹に満は言う。
「じゃあ、俺はどうすればよかったんだ…。」
その頃、所長室から出てきた若林の手にはある人物の死刑執行の命令書があった――。


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流れ星 第9話

水族館にいた岡田健吾(竹野内豊)のもとへ、タブロイド紙「日刊タイムズ」の記者・岩井冴子(上野なつひ)がやってきた。冴子が差し出した新聞には、「臓器売買」についての記事があり、冴子はさらに取材をしたいと言う。健吾が、話すことは何もないと断ると、冴子は、これから他の媒体にも記事が載りはじめ、大変なことになるだろうと伝えた。

同じ頃、岡田マリア(北乃きい)が入院する病院でも、記事が話題になっていた。責任を感じた神谷凌(松田翔太)は辞職を願い出るが、退けられる。
さらに、岡田家にも冴子から取材依頼の電話が入り、応対した梨沙(上戸彩)は、思わず電話を切ってしまう。

そんななか、槇原修一(稲垣吾郎)は、冴子を呼び出すと、記事の内容が、自分が話したものと違うといって修正記事を出すよう依頼。しかし、冴子は、自分は事実を書いただけだとそれを拒否する。
冴子が言ったように、健吾や岡田家の周辺に新聞社などからの取材が相次ぎ、健吾らを悩ませていた。水族館にも迷惑がかかると感じた健吾は、水族館を辞職する。

一方の梨沙は、意を決して日刊タイムズ社へとやってくるが、健吾に見つかってしまう。と、そこへ冴子がカメラマンを連れて現れた。取材を受ける気になったかと言う冴子に、あの記事は事実無根だと返す健吾。それなら訴えてくれ、と言い放つ冴子に梨沙が詰め寄ろうとすると、カメラマンがシャッターを切った。健吾は、梨沙をかばうように立つが、冴子は、世間はかわいそうな風俗嬢に興味があるんだ、と挑むように言う。健吾と梨沙は、その場を立ち去るしかなかった。

その後、発熱した梨沙は、岡田家で休んでいた。そばにいた健吾は梨沙に、冴子に何と言うつもりだったのかと聞くと、梨沙は、結婚は偽装ではなく、自分たちはしっかりとした夫婦だと言おうとしたと答える。健吾は、そんな梨沙を見つめ、ほとぼりがさめるまで、この家を離れたほうがいいだろうと言う。

そこへ、突然、修一が現れる。家に上がり込み、梨沙を見つけた修一は、梨沙を連れ出そうとする。梨沙がその手を振り払うと、健吾と結婚して一緒に暮らすのか、と迫る。そうだ、と答えた梨沙の言葉に衝撃を受けた修一は、梨沙にすがるが、梨沙は修一を突き放す。すると、これを記者に売ることにする、と言って、携帯電話にあった写真を突き出した。それは、健吾が梨沙に支払った300万円を引き出した通帳のページだった。健吾は修一に、どこまで梨沙を苦しめるんだ、と詰め寄るが、修一は、健吾が梨沙の肝臓と気持ちを奪わなければ、こんなことにはならなかった、と言い返す。

そんななか、相澤美奈子(板谷由香)の計らいで、梨沙は美奈子が勤めるホテルに身を隠すことになった。その夜、ベッドで眠る梨沙のもとへ健吾がやってくる。健吾は、何かを思いながら梨沙の寝顔を見つめていた。

翌日、マリアも病室を移ることになり健吾がその手伝いにやってきた。病院にも、マリアの写真を撮ろうとする記者が現れたからだ。そこで、健吾はマリアに、自分のある決断について話した。それが梨沙のためだと確認したマリアは、静かにうなずいた。

その後、病院を出た健吾は、日刊タイムズ社へとやってきた。そこへ修一も現れた。健吾は、修一と冴子を前に、自分は最初から梨沙の肝臓が目的だった、と話しはじめた。借金を肩代わりすることで梨沙に好意を向けさせ、結婚し、それから肝臓を奪ったのだ、と言うのだ。そして、修一の携帯電話の写真を、これが証拠だ、と冴子に掲げて見せた。突然のことに、修一は言葉を発することができない。

その頃、マリアから事情を聞いた梨沙は、日刊タイムズ社へ駆けつけるが、すでに健吾の姿はなかった。梨沙は健吾に電話をするが、健吾は何も答えない。そして、梨沙が、自分はどこに帰ればいいのか、またひとりにするのか、と必死の思いで聞くと、長い沈黙の後、「ごめん」とだけ言って電話を切ってしまう。泣き崩れた梨沙のもとに、健吾から梨沙を託されていた神谷が現れた。

同じ頃、病院で眠るマリアのもとへ、修一がやってきた。忍び寄るようにマリアに近づくと、首に手を回し…。

そして、健吾がやってきたのは、警察署だった。梨沙や家族にこれ以上の被害が及ぶのを避けるため、離婚届けを提出し、すべてをひとりで背負う覚悟をした健吾は…。



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