2009年09月12日

任侠ヘルパー 最終話

翼彦一(草g剛)、四方木りこ(黒木メイサ)、鷹山三樹矢(薮宏太)、黒沢五郎(五十嵐隼士)、二本橋賢吾(宇梶剛士)は、「タイヨウ」が閉鎖に追い込まれたことを鷹山源助(松平健)に報告する。

その頃、「タイヨウ」では、美空晴菜(仲里依紗)やが、利用者たちの受け入れ先を探していた。そんななか、羽鳥晶(夏川結衣)と涼太(加藤清史郎)も出て行くことに。出発の日、迎えの車に荷物を積んでやった彦一に晶が、写真を撮らないかと提案。晶の携帯の液晶画面に、3ショットが収まった。

一方、閉鎖された「タイヨウ」に、多数の高齢者がやってくるという事件が起こる。高齢者を連れてきた鎌田という男性は、自分が経営する施設がつぶれたため、高齢者が行き場を失ったから、一晩でもいいから預かってほしい、と懇願。園崎は、仕方なく受け入れるが、翌朝、鎌田と連絡が取れなくなる。

それでも、高齢者たちを見捨てられないため、「タイヨウ」では炊き出しが始まり、彦一らもそれを手伝う。温かい食事に感謝をする高齢者たちに、“任侠ヘルパー”たちの胸にも熱いものがこみ上げてくる。

ところが、突然、彦一が持っていたお玉を投げ捨てて出ていく。追いかけてきた五郎に彦一は、“研修”が終われば、自分たちはまた高齢者を食い物にして生きていくんだ、といらだちをぶつける。再び極道に戻る自分たちが何をしているんだ――と彦一の心は揺れる。

そんななか、またしても「タイヨウ」で深刻な問題が勃発。その対処にあたるうち、彦一のなかにある決意が固まる。そして、“任侠ヘルパー”たちが全身全霊を傾けることとなる、最後の戦いが幕を開ける。


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2009年09月04日

任侠ヘルパー 第10話

翼彦一(草g剛)は、羽鳥涼太(加藤清史郎)と羽鳥晶(夏川結衣)のマンションにいた。晶は、堀井皐月(安田美沙子)に付き添われベッドルームにいたが、病状が進み不安にさいなまれていた。

同じ頃、「タイヨウ」や「ハートフルバード」に送られて来た写真のせいで正体がばれた彦一らに事情を聞こうと、「ハートフルバード」から日野弥生(中別府葵)がやってくる。四方木りこ(黒木メイサ)らが、「タイヨウ」に来た目的を話さないでいると、弥生は本社からの指示で、「タイヨウ」とのフランチャイズ契約を解除することになった、と宣告する。

りこから連絡を受けた彦一は、「タイヨウ」に戻ろうとするが、そんなとき、涼太がシャワーを浴びに行った晶の様子が気になると不安げな顔を見せる。彦一は浴室のドアを叩き声をかけるが、中から反応はない。彦一がドアを開けると、晶が洋服のままシャワーに打たれ倒れていた。晶は手首を切り自殺を図ったのだ。

彦一に救助され病院に運ばれた晶は、一命を取り留めた。意識が戻った晶には、「タイヨウ」に来ないか、と提案し、晶もそれを受け入れる。そして、涼太とともに新生活を始める。さらに、園崎は、「タイヨウ」を出ていくことを決めた彦一らにも、新しいヘルパーが来るまでいてほしい、と慰留する。ところが、美空晴菜(仲里衣紗)らヘルパーは、彦一らを白い目で見はじめ、施設内に不穏な空気が流れるようになる。

その頃、和泉零次(山本裕典)から「タイヨウ」に写真を送ったのは鷲津組を破門された者の仕業だろう、と報告を受けた鷹山源助(松平健)は、零次に事の収拾を図るように頼む。

そんな折、「ハートフルバード」の新社長になった長谷川司郎(相島一之)は、秘書・弥生を伴って厚生労働省の藤堂慶太郎(陣内孝則)を訪ね、社長就任の挨拶をしていた。藤堂は、晶の辞任が社内のクーデターとの噂があると指摘、さらに「タイヨウ」のフランチャイズを打ち切った理由を教えてほしい、と鋭く迫る。

若年性認知症が進行する晶は、取り乱したり暴れたりすることが増え、ある日、涼太を突き飛ばしてしまう。涼太は、その拍子に後頭部を打ちこぶをつくる。翌朝、それに気づいた晶は、彦一に頼みがあると告げる。そして、彦一とともに出かけ、元夫である藤堂に会う。今は別の女性と結婚しているが、藤堂は晶の病状を知っており、涼太を託したいという晶の願いを聞き入れる。

同じ頃、マスコミ各社にも送られていた写真を見た記者らが「タイヨウ」にやってくるようになり、園崎らは対応に四苦八苦する。

そんななか、六車雅人(夕輝壽太)が「タイヨウ」を出ていってしまう。自分たちがいても施設のマイナスにしかならない、という言葉が彦一らに重くのしかかる。

その日の夜、りこはひとりでタバコを吸っていた彦一に、何を考えているのかと尋ねる。しかし、彦一が答えないでいると、晶のことではないのか、と苛立ち、怒りをぶつける。そして、自分はいつまで待てばいいんだ、極道ならどちらかに決めろ、と捨てゼリフを残して部屋を出る。

その数時間後、「タイヨウ」施設内に非常ベルが鳴り響く。それを聞いた彦一、りこ、鷹山三樹矢(薮宏太)、二本橋賢吾(宇梶剛士)が駆けつけると、廊下に煙が立ち込めていた。そのなかを、深夜当番の晴菜と五郎が利用者を外へと誘導していた。そこに彦一らも加わり、すべての利用者を無事外へ出すことができた。ところがそのなかに晶がいないことに晴菜が気づく。彦一は、施設内に駆け込み、廊下にいる晶を見つける。晶は、涼太に残すために撮りためているビデオテープを取りに戻っていたのだ。火の海と化した部屋に入っていこうとする晶を引きとめた彦一は、残したいものがあるなら面と向かって言え、子どもにとってはあんたはこれからもあんただろう、と一喝。晶を抱え外へ出ていく。

施設の外には早朝にもかかわらず、マスコミや野次馬が集まり、野次馬が「ヤクザがいる施設なんかつぶしてしまえ」などと罵声をあげる。すると、晴菜が人垣の前に進み出て、この人たちは利用者を支えているヘルパーだ、と反論。しかし、それでも収まらない罵声に業を煮やした彦一が、「極道なめんじゃねぇ!」と一喝。そして、自分たちはすぐにここから出ていくから騒ぐな、と声を荒げる。

するとそこへ、一台の車が着き、なかからひとりの男性が降り立つ。県庁保健指導課の職員だという男は、園崎に「タイヨウ」に認可の取り消しと業務停止命令が出た、と告げる。

それを聞いた彦一は、男を睨みつけ…。


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2009年08月28日

任侠ヘルパー 第9話

翼彦一(草g剛)は、車椅子の鷲津莞爾(竜雷太)めがけてナイフを構え飛び込んできた四方木りこ(黒木メイサ)の腕を素早く掴んだ。りこは、自分の組を襲撃した鷲津組への報復だといきり立つが、彦一は鷲津は関わっていない、となだめる。しかし、収まらないりこは、再び鷲津に襲い掛かる。するとそこへ、和泉零次(山本裕典)が駆け込んできて、りこの腕を蹴り上げる。

彦一は鷲津を零次に託し走り去ったりこを追うが、見失ってしまう。そんなとき、羽鳥涼太(加藤清史郎)から電話がかかる。涼太は焦った様子で羽鳥晶(夏川結衣)が帰ってこないと告げ、一緒に晶を探してほしいと頼む。涼太のもとに駆けつけた彦一は、弱気になる涼太を励ましながら晶を探し、老人ホーム「ハートフルバード」にいる晶を見つける。

「タイヨウ」に戻った彦一は、鷲津の部屋を訪ねる。彦一とりこの正体を知った鷲津は、隠し持っていたドスを彦一に託し、自分の首を取れと言う。老いぼれて死ぬよりも極道らしく死にたいという鷲津に、彦一はドスの刃を喉元に近づけると、「みっともねぇこと言ってんじゃねぇ」と一喝、部屋を出ていく。そんな彦一を廊下で待っていたのは、またしても零次だった。

零次は、彦一、鷹山三樹矢(薮宏太)、黒沢五郎(五十嵐隼士)、六車雅人(夕輝壽太)、二本橋賢吾(宇梶剛士)を集めると、自分は鷹山源助(松平健)から依頼された“研修”の監視役だと明かす。零次は、鷲津が「タイヨウ」に入れられたのは、彦一らに狙わせるためで、その抗争のきっかけとして、四方木連合を襲撃したのだろうと説明。それを仕組んだのは、鷲津組のなかでも“武闘派”で鳴らす尾国辰也(鈴木一真)だと言う。

それを聞いた三樹矢は、電話にもメールにも反応がないりこが心配になり、部屋を飛び出していく。

そんな折、「タイヨウ」の入居者で、病院に入院中の山浦夏夫(峯のぼる)の息子・渉(梶原善)がきて、夏夫の看取り介護を依頼する。は、看取り介護とは、医療的な延命措置を行わず、ただ最期のときが来るまで世話をするものであると説明。納得した渉は、書類にサインをする。やがて、病院から戻ってきた夏夫は、再び鷲津と同じ部屋に入る。美空晴菜(仲里依紗)は、家族に報告するためだといって、夏夫の様子を日記に綴り始める。

彦一は、晶の失踪事件があってから元気がない涼太を心配していた。涼太はそんな彦一に、自分と晶とともに遊園地に行こうと誘う。

同じ頃、りこの行方を探し回っていた三樹矢は、家族の墓の前でひとり立っているりこを見つける。三樹矢は、身内がやられた以上、黙ってはいられないと報復を誓うりこに、自分も同行すると宣言する。

一方、「タイヨウ」では、彦一と涼太をはじめ、スタッフや利用者らもテレビで生中継されている晶の社長辞任会見を見守っていた。

そんな最中、夏夫の容態が悪化した、と晴菜が駆け込んでくる。園崎、彦一らが、夏夫の部屋に集まり、危篤に陥った夏夫を見守る。そして、まもなく夏夫は息を引き取る。ヘルパーや利用者たちは側にいたが、家族は連絡が取れないため最期を看取ることができなかった。鷲津は、夏夫がそれをどう思ったのだろうか、とつぶやく。

その後、彦一が夏夫の死後清拭をしていると六車が来て、りこと三樹矢が尾国に捕まったと告げる。

彦一、五郎、六車、二本橋はふたりを救出すべく、施設を出ようとする。そこへ零次が現れて、鷹山からの命令だから動くな、と4人を制する。しかし、彦一は仲間をやられて動かない極道はいない、と言い零次を振り切って出ていく。

その頃、りこと三樹矢は体を縛られて、尾国の組が使っている倉庫にいた。そして、りこが尾国に乱暴されそうになったとき、極道スーツに身を包んだ彦一らが現れる。襲い掛かってくる組の者たちと大乱闘となるが、彦一らは豪腕で制圧。りこと三樹矢も無事救出された。そこへ、鷲津組の車が続々と到着する。応援の到着に気を大きくした尾国は、彦一らを襲うように指示するが、組員たちは動かない。それどころか、車から降りた零次に腕を掴まれてしまう。やってきたのは、尾国の暴走を阻止するために“手打ち”をした鷹山と鷲津とそれぞれの組の者だった。鷲津に一喝された尾国は、鷲津組の者に連行される。

「タイヨウ」に戻った彦一らは、鷹山の指示でそのまま“研修”を続けることになった。

後日、彦一は涼太と晶がいる遊園地に現れる。晶に、通りかかっただけだ、と説明した彦一は、アトラクションを楽しむふたりを見守っていた。そんななか、トイレから出てきた晶の様子がおかしいことに気づいた彦一は、晶の側へ歩み寄る。そこへ、別方向から3人分の飲み物を持った涼太がやってくる。満面の笑みで「ママ」と晶を呼ぶ涼太。そんな涼太をしげしげと見た晶は、「迷子? お母さんは?」と声をかける。突然のことにショックを受けた涼太は、持っていたジュースを落としてしまう。彦一も立ち尽くし……。


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2009年08月20日

任侠ヘルパー 第8話

翼彦一(草g剛)は、隼會と敵対する鷲津組の組長・鷲津莞爾(竜雷太)が「タイヨウ」に入居してきたことに驚く。事故で半身麻痺になったため介護を必要としているとはいえ、金ならいくらでもあるはずの鷲津が「タイヨウ」にやってきたことに、四方木りこ(黒木メイサ)、鷹山三樹矢(薮宏太)、黒沢五郎(五十嵐隼士)、六車雅人(夕輝壽太)、二本橋賢吾(宇梶剛士)らも疑いの目を向ける。

彦一は、鷲津の件を若頭・鷹山源助(松平健)に報告するが、鷲津らの企みは自分で調べるからお前らは“研修”に専念しろ、と一喝される。彦一の電話を切った鷹山の側には、和泉零次(山本裕典)がおり、普段はリストバンドで隠しているその手首には「隼會」という刺青があった。

個室に空きがないため大部屋に入った鷲津は、脳梗塞の後遺症で言葉が出ない山浦夏夫(峯のぼる)と同室になったことに不満をもらす。さらに、食事もほかの利用者と同じホールでとらされるなど、特別扱いをされないことにもストレスをためる。

そんな鷲津を見ていた二本橋らは、自分たちの正体がバレていないと思われることに安堵するが、彦一は、鷲津にひとりも組の人間が付いていないことをいぶかしがる。

そんな折、美空晴菜(仲里依紗)が花束を持って部屋にやってくる。花は、なかなか見舞いに来られない夏夫の息子が毎週送ってくるというもので、それを見た夏夫はわずかに嬉しそうな表情をする。鷲津は、そんな夏夫の家族の対応を「冷たい」と批判するが、自身にも見舞いが来ないことにいらだっていた。そして、組の者に連絡を取るが電話はつながらない。

同じ頃、「ハートフルバード」本社で会議に出席していた羽鳥晶(夏川結衣)は、記憶に不鮮明な部分が増えるなか、反旗を翻す秘書・日野弥生(中別府葵)や重役(相島一之)の行動により窮地に陥っていた。息子・涼太(加藤清史郎)は、そんな晶のために、日々の予定や記録を貼り紙にして家中に貼りはじめ、晶は、切ない気持ちでいっぱいになる。

そんな頃、彦一は施設から駆け出していくりこを目撃する。4日前、りこが組長を務める四方木連合が襲撃されケガ人も出た、との情報を六車から聞かされたのだ。彦一や五郎は、組が襲撃されているのにりこへ報告がないことに不信感を抱くが、二本橋は、女組長に反発している組員が少なくない現状からすると、それもありえるだろうと推測。さらに、結束の弱い組は狙われやすく崩しやすい、という六車の言葉に、三樹矢はりこのことが心配になる。

その頃、部屋から窓の外を眺めていた鷲津は、外出から戻ってきた晴菜を目撃する。その手には、夏夫に差し入れられる花束があった。毎週送られてくるという花は、家族ではなく晴菜が購入しているものだったのだ。それを知った鷲津は、ホールにやってくると、夏夫が頼んでもいないのに、すぐにバレるようなウソをついてお前たちは偽善者だ、と激怒して暴れまわる。彦一らが止めても収まらず、ついには施設を出ていくと言う。そこで彦一が、「帰る場所はあるのか?」と聞くと、鷲津は、自分はこの辺りを仕切っている鷲津組の組長だ、と宣言。そして、服を脱ぎはじめる。利用者たちが怖がりながらも鷲津を見つめるなか、背中一面に彫られた刺青があらわになる寸でのところで、彦一と零次が鷲津を部屋へと連れ戻す。

部屋に戻った鷲津は、彦一に正体がバレたんだからここにはいられないだろう、と言う。が、彦一が答えないでいると、弱気な声で自分も夏夫と一緒で組の者から捨てられたんだ、帰る場所などない、とつぶやく。さらに、金を払うから組の者を呼んできてくれ、と彦一に懇願するように言う。そんなとき、夏夫のほうに来た彦一が、夏夫が息をしていないことに気づく。

同じ頃、りこは、刺傷した久米武雄(田中哲司)のマンションを訪ねていた。久米から、今回の件が鷲津組によるものだと聞いたりこは、部屋にあったナイフを手にするとマンションを後にする。

一方、救急車で病院に搬送された夏夫のもとに、息子・渉(梶原善)が妻と娘とともに到着する。一命は取り留めたものの、医師からは回復の見込みはなく、できるのは延命治療だけだと告げられる。渉は、夏夫には一日でも長く生きてもらいたいから、と言って延命治療を希望し、医師もそれを了承する。すると、渉は仕事があるから会社に戻ると言い出す。それを聞いた鷲津が、今度はいつ来られるんだ、と尋ねると、渉は答えに窮してしまう。そして、仕事の都合があるから、と迷惑そうに答える渉に鷲津が激昂。「なんのために延命なんかするんだ!」と食ってかかる。自分の非を認めつつも、それでも延命治療を希望する渉に納得できない鷲津は、家族がいるうちに死なせてやる、と言って夏夫の呼吸器を抜こうする。それを阻止した彦一は、夏夫の生死は家族が決めることだと一喝。それでも、「何が家族だ!捨てられた人間はどうなる」と怒りが収まらない鷲津に、鷲津を捨てたのはこの家族ではないだろう、と声を荒げる。それ以上、反撃できない鷲津に彦一は、帰るぞ、と声をかけ車椅子を押して病室を後にする。そこへ病室から出てきた渉が彦一に礼を言う。延命できることを父も喜んでいると思います、という渉に彦一は、どうして喜んでいるとわかるんだ、と冷たく言う。その言葉に驚く渉に彦一は、自分がそう思いたいだけだろう、自分の都合で人の寿命を決めてるんじゃねえ、と言い捨てる。

その頃、自宅で晶の帰宅を待っている涼太は、約束の時間になっても戻らない晶を心配していた。

施設に戻る前に外の風に当たりたい、という鷲津のため彦一はエレベーターで階下へおりようとしていた。乗り込んだエレベーターが閉まろうとしたとき、向かいのエレベーターが開き、りこが降りてくる。鷲津を認めたりこは、彦一らが乗るエレベーターに来ると扉に手をかける。そして、持っていたナイフを取り出した。そんなりこに彦一は…。


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2009年08月13日

任侠ヘルパー 第7話

翼彦一(草g剛)は、美空晴菜(仲里依紗)とともに、長岡孝江(江波杏子)の自宅で訪問介護を行っていた。孝江の娘・初美(西田尚美)の依頼で来たのだが、白内障で視力がきかず気難しい孝江は彦一らの対応が気に入らず文句ばかり。そんな孝江の態度に、彦一も辟易とする。

夜になり、同窓会に出かけていた初美が戻ると、孝江は彦一らに酷い目に遭わされた、とさんざん文句を言う。それを聞いた初美は、もうヘルパーを頼んだりはしない、と約束する。

「タイヨウ」に戻った晴菜は、孝江の件をと和泉零次(山本裕典)に報告。園崎らは、かつて中学の校長をしていたこともありプライドの高い孝江の面倒を、初美がひとりでみていることを憂慮する。そんなところへ、二本橋賢吾(宇梶剛士)が来て、ホールに利用者の家族が来ていると告げる。家族らは、あんな記事が出て大丈夫なのか、と羽鳥晶(夏川結衣)が表紙になっている雑誌を指差す。そこには、晶に母親殺しの過去――認知症の母を捨てて男と逃亡。そのせいで母は死んだ――との衝撃的な記事が書かれていた。この記事が発端となり、ネット上での批判や、フランチャイズの契約解除を希望する声があがるなど、「ハートフルバード」への誹謗、中傷が広がっていく。四方木りこ(黒木メイサ)、鷹山三樹矢(薮宏太)、黒沢五郎(五十嵐隼士)、六車雅人(夕輝壽太)ら“任侠ヘルパー”は、このスキャンダルの余波で自分たちの正体がバレてしまうかもしれないと不安を隠せない。そんな中、涼太(加藤清史郎)が夏休みの間、「タイヨウ」で手伝いをすることになり、健気に働くその姿が利用者の癒し的な存在となっていく。

一方、初美は介護と弁当の配達の仕事をなんとか両立させていたが、それも限界を迎える。初美の部屋に練炭と睡眠薬があったことから、彦一は、ひとりですべてを背負おうとしている初美を心配し声をかけるが、ヘルパーに頼む気はないと拒絶されてしまう。

そんな折、仕事での不手際が続き、初美はクビになってしまう。初美が勤めていた弁当店は「タイヨウ」も利用していた店で、社長(不破万作)から初美を解雇したと聞いた彦一は、複雑な気持ちになる。

その頃、初美は同窓会で再会し連絡をくれた滝本誠一(小市慢太郎)と食事をしていた。思い切って滝本の誘いに応じてみたものの、初美は孝江のことが頭から離れない。実際、食事中も孝江から何度も何度も携帯に着信があった。食事を中座した初美は、急いで自宅へ戻る。息を切らせて家に入り孝江を呼ぶと、孝江は、テレビのリモコンが見当たらないと文句を言う。自分は、たったそれだけのために呼び戻されたのか――ついに、初美の思いが爆発する。見つけたリモコンを孝江に投げつけるが、それでも初美の気持ちは収まらず、台所から包丁を持ち出すと孝江に向かい始める。娘の突然の豹変に、孝江はおびえて床に座ったままなす術がない。

そこへ、彦一が駆け込んできた。初美はとっさに彦一に向かい包丁を構え、気づくと包丁を突き出していた。それを素手で受け止めた彦一は、事態を孝江に気づかれないよう無言のまま、「しゃべるな」とばかりに初美に向かい首を横に振る。切られた右手からは、血が滴り落ちていた。やがて、連絡を受けたりこと晴菜がやってきて、りこは彦一の手当てを、晴菜は孝江の世話をする。初美は自分がしてしまったことを詫びつつも、孝江にはこのことを話さないでほしいと頼む。すると、彦一は、明日から孝江を「タイヨウ」で預かると告げる。初美がそれを拒むと、このまま自分の人生を棒に振るのか、と凄んでみせた。緊張の糸が切れた初美は、孝江と心中することまで考えていたと涙ながらに明かす。

後日、孝江は1週間のショートステイで「タイヨウ」にやってくるが、すべてが気に入らずヘルパーらに当り散らす。それを見た初美は気が気ではないが、手を差し伸べることを彦一に止められる。そんななか、彦一は孝江の部屋に涼太をやる。自分はヘルパーだと名乗る涼太に、孝江は少しずつ心を開いていく。

その頃、初美は職探しを始めるが、孝江の介護のことを話したとたん断られてしまう。さらに、自宅にやってきた滝本を、母親が施設にいるのに自分だけフラフラすることはできないから、と追い返してしまう。

そんななか、孝江の部屋を訪ねた彦一は、あんなに懸命に親の面倒を見る生徒がいて、あんたは立派な先生だ、と声をかける。さらに、40歳を過ぎても生徒のままでは、先生も生徒もたまらないだろう、そろそろ娘を卒業させてやったらどうだ、と言葉を続ける。孝江は、それを静かに聞いていた。その後、孝江はそれまで拒んでいたヘルパーの助けを借りて、食事をとり始める。そんな孝江を、彦一とりこが見ていた。

同じ頃、自分を取り戻そうと決意した初美は、自殺用に持っていた練炭と睡眠薬をゴミ捨て場に捨てる。

1週間の滞在を終えた孝江が自宅に戻り、長岡家ではまた通常通りの生活が始まった。しかし、これからは必要に応じてヘルパーが手伝いに行くことができる。孝江は、その際は、彦一に来てほしいと指名までしてきた。

その日の夜、「ハートフルバード」の片隅で、人目を避けて誰かと電話をする晶の秘書・日野弥生(中別府葵)の姿があった。電話の相手に晶の病名を告げ、「機は熟した」と話す弥生。

その頃、怪しい男たちを乗せた黒塗りの車が「タイヨウ」の前で停まった。男たちは、窓を開け施設をうかがい見ていた。

一方の彦一は、涼太に手を引かれホールにやってくる。そこには、彦一の誕生日を祝おうと、職員たちだけでなく、利用者までが集まっていた。ケーキを差し出され、ローソクを吹き消せ、と迫られる彦一。嫌々ながらも、一息でそれを吹き消し……。


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2009年08月07日

任侠ヘルパー 第6話

翼彦一(草g剛)は、美空晴菜(仲里依紗)から、年若い者でも認知症を発症することがあると聞き、ここ最近の羽鳥晶(夏川結衣)の行動を思い返す。

一方、施設では風間寛(ミッキー・カーチス)のセクハラが問題となっており、四方木りこ(黒木メイサ)も被害者となる。何度注意されても女性を追い回す風間に、鷹山三樹矢(薮宏太)、黒沢五郎(五十嵐隼士)、六車雅人(夕輝壽太)、二本橋賢吾(宇梶剛士)らはあきれるが、和泉零次(山本裕典)は不快感をあらわにする。

そんな折、義理の娘・百合(横山めぐみ)に連れられて、徳田多恵子(木村夏江)が入居のためにやってくる。すると、多恵子を認めた風間は、「多恵ちゃん……」と声をかける。

同じ頃、羽鳥涼太(加藤清史郎)は、彦一に晶がどんな病気なのか聞いてほしいと頼むが断られる。

そんななか、風間が二本橋に話があると言う。実は、多恵子は風間の学生時代の初恋の人なのだが、告白することができず、やがて多恵子は人妻となってしまった。以来、自分は独り身できたが、ここで再会できたのも縁だから多恵子をデートに誘い、当時の気持ちを打ち明けたいというのだ。そんな風間の言葉を、二本橋はしみじみと聞く。

後日、二本橋は別れた妻と暮らす娘・瑞穂と会う。瑞穂は、母親が再婚間近であると改めて伝えるが、二本橋がまだ極道でいるとわかると失望と怒りをあらわにし、その場を去ってしまう。

夕方、施設に戻った二本橋は風間に娘とのことを話す。風間は、娘のことは気にせず、自分がどういう人生を選ぶかが重要だ、自分が選んだ人生なら、娘もいつかわかってくれるはずだ、と語る。

その翌日、彦一が施設の外でタバコを吸っていると、晶がひとりで現れる。無言で近づいてくる晶に、涼太が心配していると声をかける彦一。すると晶は、涼太のことで話があると言う。晶は、自分は「アルツハイマー型認知症」だと告白し、今後、症状が進んでいくだろうが涼太には絶対に話さないでくれ、と彦一に頼む。

その日の夜、彦一らが食事をしていると、極道から足を洗おうと思いつめた二本橋が“研修”を抜けたいと言い出す。六車らは反発するが、彦一は好きにすればいい、と淡々と答える。

二本橋は、多恵子をデートに誘うことに情熱を燃やし、熱心にリハビリを続ける風間にも近いうちにヘルパーを辞めると打ち明ける。

その後、風間は車椅子で多恵子の部屋の前に来ると、立ち上がってドアをノックする。部屋の中の多恵子は、苦しそうな息をし汗をかいていた。驚いた風間は、多恵子を着替えさせようと替えのパジャマを探し、多恵子の服のボタンに手をかける。多恵子は風間を亡き夫だと勘違いしたのか笑顔を見せる。そこへ、ドアが開き百合が入ってくる。

風間が多恵子に乱暴をしようと勘違いした百合は、の話も聞かずに、多恵子を家に連れて帰ると譲らない。そして、年寄りは好きあってはいけないのか、と問う彦一に、「いけないわよ、恥ずかしい」と吐き捨てて、多恵子を連れ帰ってしまう。 その後、零次は彦一らに、今後は利用者の色恋に首を突っ込むな、特に、認知症の人はやっかいだから、と釘を刺す。認知症でも感情はあるだろうと反論する彦一に、零次は、正常な判断能力のない人に言い寄ろうというのがどうかしている、あの歳で純愛もないだろう、過去を取り戻せるわけじゃないのに、と風間を蔑むような発言をする。それを聞いた二本橋が激昂し、零次に掴みかかる。二本橋は、止めに入った五郎、三樹矢をなぎ払い、彦一にも殴りかかる。彦一はそんな二本橋の胸倉を掴むと、頭突きを一撃食らわせ、二本橋を止める。

一方の多恵子は、家に戻ったものの落ち着かずに、夫と出かけると言うと顔に化粧を施していた。そんな多恵子に、百合ら家族はうんざりする。すると、そこへ二本橋と彦一がやってくる。

ドアを開けた百合に二本橋は、風間に多恵子をデートに誘わせてほしいと話す。たとえ、多恵子が風間を覚えていなくても、元夫と間違えていても、多恵子には風間の気持ちが伝わっている、認知症があっても人を好きになる気持ちはあるのだから、と二本橋はその場に土下座をして頼み込む。

数日後、ついに風間と多恵子のデートの日がやってくる。スーツに身を包み足どりもしっかりした風間は、同じように元妻に会い行く二本橋を激励すると、颯爽と出かけていく。

待ち合わせ場所にやってきた風間は、美術館のチケットを2枚握り締めて多恵子を待つ。

同じ頃、カジュアルなファッションに身を包んだ二本橋は、男性が運転する車に乗る元妻を見つける。これから元夫に会いに行く妻を心配そうな表情で見守る男性に、元妻は「大丈夫」と笑顔で応える。それを見つめる二本橋は、動くことができない。

一方、多恵子を待ち続ける風間のもとへ、彦一が駆け込んでくる。あろうことか、多恵子が肺炎をこじらせて亡くなったと連絡が入ったというのだ。そんな突然の報せに、顔を硬直されながらも、「もう少し待つか」と言う風間。しかし、やがてこらえ切れずに嗚咽をもらす。

再び娘・瑞穂と待ち合わせをした二本橋は、前回よりもハードな極道風のスーツに身を包み現れた。その格好で母親に会ったのか、と冷たく言う娘に、これが自分の本当の姿だから、ときっぱりと言う二本橋。そんな父親に、瑞穂はコップの水を浴びせるとその場を立ち去る。

後日、多恵子の葬儀に出た零次と晴菜に、百合が声をかける。多恵子が持っていた古い写真が見つかり、そこに、学生服姿の風間と多恵子が写っていたというのだ。認知症のため、風間を元夫と勘違いしていると思っていたが、実は風間だと認識していたのではないか、と百合はすまなそうに話す。

その日の夜、「タイヨウ」に戻った零次は、事務所でひとりインターネットの掲示板を見ていた。そこには、「ハートフルバード」に関する批判があふれていた。そんな零次を、彦一が見ていて……。


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2009年07月30日

任侠ヘルパー 第5話

翼彦一(草g剛)は、羽鳥晶(夏川結衣)に刺青を見られたことを四方木りこ(黒木メイサ)に責められる。彦一は覚悟を決めるが、晶は倒れたのだから早まるなと釘を刺される。

一方、運ばれた病院で目を覚ました晶は、息子・涼太(加藤清史郎)らの心配もよそに、仕事に戻るといって病院を後にする。

同じ頃、「タイヨウ」では、恒例の「地域交流会」の出し物を決めようと、和泉零次(山本裕典)、美空晴菜(仲里依紗)と鷹山三樹矢(薮宏太)、黒沢五郎(五十嵐隼士)、六車雅人(夕輝壽太)、二本橋賢吾(宇梶剛士)らが話をしていた。

そんななか、小澤義男(上田耕一)という男性が「タイヨウ」に運ばれてくる。半身麻痺の小澤は、自宅で妻・さくら(賠償美津子)に介護されていたが、介護疲れからさくらが自殺を図り病院に搬送されたため、「タイヨウ」にやってきたのだ。

彦一、りこ、零次が病院を訪ねると、さくらは小澤の面倒を「タイヨウ」で見て欲しいと訴える。零次は、自宅で介護を続けるよう促すが、さくらは拒絶。すると突然、彦一が、その女に他人の世話はできない、と悪態をつく。さらに、わからないだろう、あれから28年も経ったのだから、と凄む。その言葉に、さくらは硬直し「彦一!?」と声を上げる。

さくらは28年前に彦一を捨てた実の母親だったのだ。しかし、彦一は、りこや晴菜に、さくらには関わるつもりはない、と言い放つ。

後日、退院したさくらが、「タイヨウ」にやってくる。ヘルパーとして働く彦一を認めたさくらは、一瞬驚いた表情を見せるが、声はかけられない。そんななか、さくらはに頼み、小澤の部屋で夫の面倒を見ながら滞在する許可を得る。

さくらのことでいら立つ彦一の元に、晶が現れる。晶は、この前は迷惑をかけた、と彦一に声をかけるが、刺青のことに触れない晶に違和感を感じた彦一は、見たのに何も言わないのか、と迫る。しかし、晶はまるで記憶にない、といった表情を見せた。

一方、「タイヨウ」で暮らし始めたさくらは、頑ななほど精力的に夫を介護しはじめる。その姿を、彦一が陰から見ていた。彦一の気持ちがわかるりこは、さくらは彦一と話がしたくて「タイヨウ」に来たのでは、と話す。

そんな折、彦一の元に涼太がやってくる。涼太は彦一に、晶がグラタンを作ってくれたが、2日連続していたことに本人が気づいていない、病気なのではないか、と涙ながらに訴える。

「地域交流会」が迫るなか、利用者、ヘルパーらは歌の練習に励んでいた。そんなところへ、さくらが小澤の車椅子を押して見学にやってきた。すると彦一は、さくらの前ににじり出て、自分と話がしたいのか、と凄む。止めに入った園崎や和泉を振り切り、介護に嫌気がさして死のうとしたのに、これみよがしに夫の世話をしていい人ぶっているんじゃねえ、と暴れながらほえ続ける彦一。そして、自分を捨てて、どれだけ楽しい人生を送ってきたのか聞かせろ、とさくらに迫ったとき、さくらの手が彦一の頬を打った。一瞬の静寂の後、彦一はその場を立ち去った。

海辺にやってきた彦一の元に、再び晶が現れる。さくらとの一件を知る晶は、親に捨てられたお返しに今度は親を捨てるのか、と皮肉交じりに話す。そして、自分も親を捨てたが、どんなにこじれても親子は親子だ、と諭す。そんなふたりのやりとりを、涼太が見ていた。

夜、「タイヨウ」に戻った彦一が小澤の部屋の前に立っていると、なかで何かが倒れる音がした。急いでドアを開けると、さくらが倒れていた。そこへ駆けつけた晴菜が、今は看護士が不在だと告げる。救急車を呼ぶ間も惜しいと判断した彦一は、さくらをおぶって近所の診療所へ運び込む。

診療所を開けさせ診察してもらった結果、さくらは過労だとわかる。内心安堵した彦一に、点滴をしながらベッドに横になったさくらが「あんたに、ずっと謝りたかった」とついに語りはじめる。彦一を残し家を出たこの28年間、毎日、彦一を迎えに行こうと思っていたが、体を壊し入退院を繰り返していたため行けなかったのだと明かす。小澤は、そんな自分を支え続け、元気になったら彦一を迎えに行こうと言ってくれていた、とも話す。そして、30年近く経ったが彦一に再会できたことで今後も小澤とやっていこうと思えた、と涙ながらに話す。彦一は、静かに母の言葉を聞いていた。

「タイヨウ」に戻った彦一は、小澤にさくらの無事を報告。そして、肩を貸しトイレの介助をする。そんな彦一に小澤は、彦一が立派に育ったことを喜び、そして、さくらを奪ったことを謝罪した。すると、彦一は、トイレの外に出るとドアを閉め、さくらを支えてくれたことに礼を言い、これからもよろしくお願いします、と小澤に向かい頭を下げる。その声は、涙に震えていた。

そして、「地域交流会」当日。さくらと小澤は、一緒に入れる施設が見つかり、「タイヨウ」を出ていった。ふたりを見送りにいった晴菜が戻ると、彦一は穏やかな表情で礼を言う。さまざまな催し物が行われ会が賑わいを見せるなか、彦一はりこに、さくらの手のヤケドは、幼い自分をかばってできたものだと話す。

「交流会」にやってきて涼太と楽しい時間を過ごした晶は、自宅へ戻ると、パソコンに向かい何かのチェックシートに書き込みをはじめる。そこには、「若年性認知症」とあり…。


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2009年07月24日

任侠ヘルパー 第4話

翼彦一(草g剛)と四方木りこ(黒木メイサ)は、顧問・羽鳥晶(夏川結衣)から、「ヘルパーは家族になれない」と言われて以来、利用者との関係性について思いを巡らせていた。美空晴菜(仲里依紗)は、そんなふたりが気にかかる。一方、六車雅人(夕輝壽太)は、自分たちは所詮“エセヘルパー”なのだから、ヘルパー活動を「研修」だという若頭・鷹山源助(松平健)の言葉を鵜呑みすることも、利用者との関係に悩むこともないと割り切った態度を見せる。

そんな折、彦一が車椅子の老婦人・北浦ナツ(島かおり)の散歩の付き添いをしていると、ナツがひとりの女性(山田優)を見つけて声を上げる。ナツが玲子と呼びかけた女性は、ナツがひとり暮らしをしていた頃、自宅に来ていたヘルパーだという。それまで元気がなかったのに、ナツは別人のように玲子との再会を喜ぶ。玲子は、彦一に宇野玲子だと名乗る。

その後、かつて訪問介護専門のヘルパーとして働いていたという玲子が、「タイヨウ」にやってくる。美人で気立てのいい玲子は、利用者だけではなく、施設のオーナー・や鷹山三樹矢(薮宏太)、黒沢五郎(五十嵐隼士)、二本橋賢吾(宇梶剛士)からも人気となる。

玲子に再会してから、ナツは元気を取り戻した。そんなとき、和泉零次(山本裕典)は、ナツが玲子に預金通帳を渡しているのを見る。

その後、彦一はひとりでキャッチボールの練習をしている羽鳥涼太(加藤清史郎)を見かける。彦一に気付き後を追ってきた涼太に、ケンカした友だちとはどうなったかと聞くと、涼太は、母親の晶が謝りに言ったと話す。そんな涼太と別れ歩いていると、通りがかったアパートから老婦人と出てくる玲子の姿を目撃する。老婦人が、玲子を「あゆみ」と呼びかけているのを聞いた彦一は、何かを感じる。

施設に戻った彦一は玲子を問い詰めるが、玲子は老婦人が認知症で自分の名前を間違えたのだ、と言い逃れる。釈然としない彦一は、その後も外で働く玲子を尾行。今度は、老人男性から「直子」と呼ばれている玲子を目撃する。さらにマークすると、あろうことか鷲津組の連中と話している玲子に遭遇する。

彦一は、りこら“任侠ヘルパー”に玲子の件を報告。すると、地元警察のホームページを見ていた六車が、最近、老人をターゲットにした連続詐欺事件が起きていると告げる。発生場所や状況からして、玲子が犯人だと疑われた。その上で、自分たちの「研修」とは関係ないし、鷲津組が絡んでいるならなおさら関わらないほうがいいという六車。三樹矢、五郎、二本橋も、六車に同調する。

翌日、施設の老人たちから、玲子と連絡が取れなくなったと聞いた彦一は、一目散に駆け出した。そんな彦一の後をりこが追う。やってきたのは、玲子が住んでいたアパートだったが、そこはすでに引き払われていた。

玲子が詐欺師だと判明し、和泉はナツから事情を聞く。実際、ナツも過去に100万円を盗られていたのだ。しかし、ナツは時間や条件に制限があるヘルパーとは違い、玲子はどんなことにも対応してくれたと話す。やさしくしてくれたのだから詐欺師でも構わない、逃げたのなら無事に逃げ切ってほしい、とまで言うナツ。彦一とりこは、複雑な思いで聞く。

そんな折、六車が、玲子は本名を新藤綾といい、元は父親の経営する介護施設で働いていた介護福祉士であるとの情報を明かす。しかし、施設はつぶれ父親は過労死、結果的に鷲津組からの借金を玲子が背負うことになったらしいと言うのだ。さらに、三樹矢、五郎、二本橋は、玲子がヘルパーとして通っていた家を回り情報収集。玲子が老人たちから預金の一部を盗って逃げたらしいと報告する。しかし、ヘルパーとしての評判は素晴らしく、老人たちは金を盗られたことを警察に届けていないと言う。

自分には関係ないと言っていた六車らがなぜ協力するのか、疑問を呈する彦一に六車は、玲子を野放しにすると、自分のシノギに影響が出るかもしれないからだ、とクールに答える。

それにしても、行方が知れない玲子。手がかりはないか、と思い巡らせるなか、彦一は玲子がナツと交わしていた約束を思い出す。

その約束の日、彦一とりこがやって来たのは、ナツの夫の墓だった。そして、そこで玲子を認める。自分では来られないナツに代わって墓を参ると約束したから律儀に来たのだが、来て失敗したという玲子は観念したように、自分のしたことを認める。しかし、自分はお年寄りの面倒を見ない家族に代わり世話をしたのだから、詐欺だろうが、金はもらって当然の報酬だと主張する。

彦一は、そんな玲子を施設まで引っ張ってくると、老人たちの前に押し出した。そして、詐欺師が感謝されたまま逃げるのは筋違いだ、逃げるなら憎まれて逃げろ、許してほしいなら謝罪しろ、と迫る。すると、車椅子に乗ったナツが玲子に歩み寄り、自分にやさしくしたのも金のためか、と声をかける。玲子が認めると、玲子を叩いて責めた。そして、自分の前にひざまずいた玲子をやさしく撫でながら、待っているから金を返してほしい、と語りかける。玲子は涙を流して約束をする。その後、玲子は警察に自首をし逮捕される。

同じ頃、鷹山は鷲津組の幹部と対峙し、玲子の一件から手を引くという約束を取り付けていた。たとえ自首したといっても、鷲津組と関わりがある以上、玲子は組に追われることになる――それを心配した彦一が、鷹山に頼み話をつけてもらったのだ。

後日、彦一が施設の廊下を歩いていると、フラフラとして進んでくる晶を認める。明らかに普通ではない晶に、彦一は声をかけるが、まもなく晶は倒れそうになる。彦一はとっさに晶の体を支えるが、その瞬間、ユニフォームを引っ張られ刺青を見られてしまった。彦一の顔を真っ直ぐに見つめる晶に、彦一は…。


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2009年07月16日

任侠ヘルパー 第3話

翼彦一(草g剛)と四方木りこ(黒木メイサ)は、「タイヨウ」を利用する老婦人が自宅で虐待されているかもしれないと聞き、その家を訪ねる。応対したのは老婦人・渡辺節子(森 康子)と暮らす孫・高志(忍成修吾)で、日中にも関わらず節子は寝てしまったのだと話す。ところが台所で音がするのを見ると、節子が流しでコップを洗おうとしていた。その腕には、赤黒い縄目と思われるアザがあった。

施設に戻った彦一とりこは、鷹山三樹矢(薮宏太)、黒沢五郎(五十嵐隼士)、六車雅人(夕輝壽太)、二本橋賢吾(宇梶剛士)ら“任侠ヘルパー”と、ヘルパー・和泉零次(山本裕典)に虐待の疑いがあることを告げる。しかし、虐待の判断は難しく本人がそれを認めない限り、こちらが勝手に動くことはできないのだという。

節子が心配なりこは、渡辺家を訪ねるが、節子は玄関の扉越しに答えるだけだった。それでも通ううちに、少しずつ心を開き始める。

りこの来訪を知った高志は、「ハートフルバード」に直接連絡を入れ、同じことが続けば利用を取りやめると話す。施設オーナー・や和泉らは、対応に頭を悩ませる。

彦一はりこに冷静になるよう諭すが、りこは取り合わない。そんなとき、「ハートフルバード」社長・羽鳥晶(夏川結衣)が現れ、りこの一連の言動を注意する。節子が助けを求めない限り他人のりこには何もできない、と晶からも言われるが、それでもりこの気持ちは変わらない。

りこが焦るのには理由があった。女が組長、ということでほかの組からナメられている上、りこが収める四方木組でも、若頭・久米(田中哲司)が幅を利かせはじめていた。さらに、組のシマでクスリの売買をしている素人がおり、組の中には「組がクスリを仕切るべき」と考える者たちも出はじめていたのだ。節子を助けたい、という純粋な思いだけではなく、幹部の座を持ち帰って箔をつけたい、そんな思いもりこの心中を去来していた。

一方の晶は、ひとり息子・涼太(加藤清史郎)が「タイヨウ」に彦一を訪ねてくることに戸惑いを感じていた。学校や塾に同じ年の友だちがいるだろう、という晶に涼太は「いない」と首を振る。

後日、りこは再び渡辺家を訪ねるが、節子は出てこない。何かを感じたりこは、裏口へと周り居間の戸を開けて室内へ入る。すると、節子は床に座り込み散乱した食器の破片を片付けていた。りこは、高志をかばわずに本当のことを言ってくれと訴えるが、節子は高志は唯一の家族だから、と口をつぐむ。

そんな状況を知った美空晴菜(仲里依紗)は、虐待窓口に相談しようと言うが、りこは節子が喜ぶはずはない、と賛同しない。しかし、ほかに手立ては思いつかず、ふたりは途方にくれる。そんなふたりを、彦一が見るともなしに見ていた。

翌日の夜、高志が自宅に戻ると、台所に晴菜の姿があった。高志を見た晴菜は、挨拶をして家を出る。それを見送った高志は、冷たい表情で、玄関の鍵をかけた。そして、節子に手を上げようとした――そのとき、高志の腕をりこが掴んだ。りこは、晴菜と相談して、渡辺家の押入れに身を潜めていたのだ。りこは、高志を殴りつけるが、高志は包丁を手にしてりこに襲い掛かってくる。応戦するりこに高志がさらなる一撃を加えようとしたとき、その腕を掴んだ者がいた。彦一だった。

彦一らに連れられ、節子と高志は「タイヨウ」にやってくる。高志は、園崎らを前に節子の介護で追い詰められ、手を出してしまったと話すが、サービスの利用を再開するとは言わなかった。

数日後、りこの元にクスリの売人を捕まえた、と久米から連絡が入る。電話を切ったりこは、弾かれたように駆け出す。尋常ではない様子に気づいた彦一は、りこを追う。

あろうことか、高志が売人だったのだ。彦一とりこは渡辺家にやってきて、縛られて倒れている節子を見つける。まもなくやってきた救急車に、節子とともに乗り込もうとうするりこ。彦一はそれを制し、高志のほうのケジメをつけてこい、と一喝する。そして、自らが救急車に乗り込んだ。

組の者たちに制裁を加えられ、グッタリしている高志と対峙したりこは、節子を見下す暴言を吐く高志を殴りつける。そんなりこを見た久米らは、始末するといって高志を連れ出そうとした。すると、りこはそれを制し高志を自首をさせるよう命じる。久米らは反発するが、りこは譲らない。

一方の節子は、衰弱から快復し「タイヨウ」にやってきた。りこや晴菜がホッとしたのもつかの間、節子は認知症の症状が出て、暴れはじめる。節子自身にも危険が及ぶ可能性があるということで、節子は体をロープで縛られることに。それを見た彦一とりこは、やるせない気分になる。

そんなふたりの前に現れた晶は、節子を虐待から救ったのだからヘルパーとしてはよくやった、しかし、そこまでが自分たちにできる限界だと言い放った。ヘルパーは家族にはなれないのだから、と言う晶の言葉にふたりは…。 


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2009年07月11日

任侠ヘルパー 第2話

老人介護施設でヘルパーとして働く翼彦一(草g 剛)は、施設の顧問を務める羽鳥晶(夏川結衣)の効率最優先の方針に嫌気がさしていた。晶は、ヘルパーたちの負担を軽減させるため、老人たちに吸収力に優れた自社製のオムツを着用させるよう指導。自立歩行の難しい人には、本人の意思を問わずオムツを着用させろ、と言う。施設のヘルパー・和泉零次(山本裕典)は賛同するが、美空晴菜(仲里依紗)、施設オーナー・園崎康弘は違和感を覚える。

そんな中、気難しいことで知られる入居者・本村幸三(津川雅彦)は、オムツの着用を断固として拒否。それでも施設で推奨されているから、と彦一がオムツを履かせようと本村に近づくと、ステッキで脚を引っ掛けられてしまう。カッとなった彦一は掴みかかるが、本村はまったく動じない。それどころか、ユニフォームの下に隠していた刺青を見られてしまう。

若頭・鷹山源助(松平健)から、絶対に正体がバレないように、と念押しされていたのに、晶の息子・涼太(加藤清史郎)にも、本村にも刺青を見られてしまった彦一は、気が滅入る。

本村は、腕っ節が強い上に乱暴で過去には殴られたヘルパーもいるらしい――と噂を聞いた四方木りこ(黒木メイサ)は、鷹山三樹矢(薮宏太)、黒沢五郎(五十嵐隼士)、六車雅人(夕輝壽太)、二本橋賢吾(宇梶剛士)ら“任侠ヘルパー”に、そんなにやっかいな老人ならば、オムツを履かせたら手柄になるのでは、と話す。そして、早速、りこ、五郎、二本橋が本村の元へ向かうが、本村を説得することができない。

翌日、彦一は園崎から、本村の外出の付き添いを頼まれる。なんと、本村の指名だと言う。不審な顔を見せる彦一に本村は、刺青のことをちらつかせ、半ば強引に彦一を連れ出す。

そして、彦一を従え駅に来た本村は、ステッキをついて立ち上がると、車椅子を預けてこい、と彦一に命じる。不自由ながらも自分の足で歩きバスに乗り、さらに歩いてやってきたのは柔道場だった。そこに、寺内という人物を訪ねるが、寺内は体を壊していて道場には来ていないと言われる。寺内は、この10年間、本村が柔道大会シニアの部の決勝で負け続けてきた人物だが、今年の大会に名前がなかったため、消息が気になっていたのだ。本村は、そのまま寺内の自宅を訪ねることに。すると、出てきたのはホームヘルパーで、寺内は室内でベッドに横たわっていた。病気のため、寝たきりになっており、意思疎通もできなくなっていた。変わり果てたその姿に、大きなショックを受けた本村は、部屋を後にする。

施設に戻っても、元気がなく食事もとらない本村をヘルパーたちは心配するが、彦一は、興味がなさそうな態度をとる。そんな折、晴菜が車椅子から転げ床に座り込んでいる本村を見つける。お漏らしをしてしまった本村は雑巾を持ってくるよう頼むが、晴菜は自分がやるから、と声をかける。足も不自由だし、年なんだから、お漏らしは恥ずかしいことじゃない、という晴菜の、心からの言葉が本村に突き刺さる。そこへ、通りかかったりこがヘルプに入り、本村は部屋に帰って行く。その様子を、彦一が見守っていた。

その後、晶が秘書・日野弥生(中別府葵)、堀井皐月(安田美沙子)とともに現れ、暴力行為を行ってきた本村を退去させることにしたと報告する。それを批判する彦一に晶は、料金が安い施設が介護をするには、ヘルパーがボランティア精神で働くか、利用者が施設のレベルに合った介護を受け入れるかしかないと一蹴する。

後日、荷物の整理が済んだ本村は、部屋にやってきた彦一に、柔道関連のトロフィーや自分の写真が入ったダンボール箱を捨ててくれと頼む。そして、慣れておきたいから、と彦一にオムツを履くのに手を貸して欲しいと言う。オムツを手にした彦一は、それを床に叩きつけると、出ていってしまう。

いらついたまま、夕食の買い物に出た彦一は、その帰り道に数人の子どもにいじめられている涼太を目撃する。彦一は、しばらく様子を見ていたが、やがてズンズンと涼太に近づくと、怯む子どもたちには目もくれず、涼太の頭を引っぱたく。驚く涼太に、何でやり返さないんだ、と怒鳴る彦一。涼太は泣き出してしまうが、それを無視して彦一は立ち去ってしまう。

翌朝、彦一は本村を部屋から連れ出す。車椅子を押して近くの砂浜にやってくると、施設を出ていくなら遠慮はしない、と言って本村を砂の上に投げ飛ばす。そして、砂の上の本村を見下ろし、暴言を吐くと、立ち去ろうとする。すると、本村はゆっくりと立ち上がり、あの下手糞な投げをもう一度やってみろ、と挑発。向かってきた彦一を、鮮やかな一本背負いで投げ飛ばした。砂の上に体を起こした彦一に、お前では相手にならん、と言う本村。その表情には、笑顔と自信がこぼれていた。そんな本村に彦一は、その元気があれば、オムツはいらないだろう、と声をかける。

後日、別の施設に移った本村から、彦一にハガキが届いた。そこには、来年の柔道大会の優勝を狙いリハビリに励んでいると近況が書かれており、最後には、慣れるとオムツも悪くない、とあった。

そんな彦一の元に、緊張した顔の涼太が現れる。ジュースを買い、屋上に行くふたり。そこで彦一は、涼太に父親がいないことを知り、今度、ケンカの仕方を教えてやると言う。

ふたりが一緒にいるところ見た晶は、息子に近づかないでくれと怒りを露わにするが、彦一は涼太から来ているんだ、と言い放つ。そして、利用者に無理やりオムツを履かす晶のやり方を再び批判し、オムツを履いたら性格が丸くなるのでは、とからかうように言う――と、晶の平手が彦一の頬を打った。立ち去る晶を気にも留めず、彦一は歩き出し…。


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2009年07月10日

任侠ヘルパー 第1話

隼会・翼興業組長の翼彦一(草g剛)は、17歳から極道一筋で生きてきたが、昨今の「暴力団追放」運動など逆風にさらされ、思うような活動ができないでいた。彦一は、自分の命を捨ててでも義理人情を貫く「任侠道」に生きたいと思いつつも、舎弟を使い“振り込め詐欺”に手を染める日々を送っていた。

そんな折、彦一は隼会若頭・鷹山組組長の鷹山源助(松平健)から呼び出される。鷹山が、死亡した8代目の告別式後に話があると言ったため、彦一は次期若頭に指名されるのでは、と内心期待する。

告別式後、迎えに来たバスに乗り込むと、そこには四方木りこ(黒木メイサ)、鷹山三樹矢(薮宏太)、黒沢五郎(五十嵐隼士)、六車雅人(夕輝壽太)、二本橋賢吾(宇梶剛士)ら、隼会の面々がいた。彦一と同様、幹部指名に期待する面々に、鷹山は「研修」を受けてもらうと切り出す。隼会と敵対する鷲津組のシマのど真ん中で「研修」をし、その働きぶりを見て幹部候補を決めるというのだ。

そんな中、バスは「タイヨウ」という老人介護施設に着いた。鷹山は困惑する面々に対して、ここでヘルパーとして働くように、と命令。事務室に通された彦一たちを、施設のオーナー・園崎康弘()とヘルパー・和泉零次(山本裕典)が迎えた。鷹山は園崎に、彦一たちを建設会社の各支店長だと説明、経験を積ませるために「タイヨウ」で研修させてほしいと頼んでいたのだ。

彦一たちは、ユニフォームに着替え、ヘルパー・美空晴菜(仲里依紗)らとともに老人たちの世話に当たるが、まるでやる気がない。

同じ頃、介護ビジネスで成功を収める「ハートフルバード」社長の羽鳥晶(夏川結衣)は、第一秘書の日野弥生(中別府葵)、第二秘書の堀井皐月(安田美沙子)を従え、分刻みのスケジュールをこなしていた。そのため、息子の涼太(加藤清史郎)の苦悩にも気付かないでいた。

一方、控え室で寝ていた彦一は、施設に入居する老婦人・倉田チヨ(池内淳子)に顔を撫でられた。チヨには認知症があり、彦一を息子と勘違いしたのだ。彦一がそんなチヨを冷たくあしらい部屋を出ようとすると、チヨは小遣いだと言って金を差し出す。彦一は、平然とそれを受け取った。

翌日、彦一はチヨの部屋を訪ねると、息子を装い金に困っているとウソをつく。それを聞いたチヨは、再び彦一に金を渡す。その後、彦一は積極的に老人たちに話しかけ、そこから得た個人情報をノートに書き込んでいく。後日、舎弟・七海和樹(向井理)に会った彦一は、そのうちにごっそりとカモを捕まえて組に復帰すると言って、ノートをちらつかせる。

その日の就業後、彦一はチヨから巻き上げた金で買った高級時計をして出かける準備をする。ところが、財布の中に金がない。再び、チヨを訪ね金を無心するが、チヨは手持ちがなく、明日、銀行で下ろしてくると言う。すると、彦一はチヨをコンビニに連れて行き、ATMで金を下ろしてこいと言う。ところが、残高不足で下ろすことができない。ショックを受けたチヨはその場で泣き崩れ、その後、彦一が目を離した隙に姿を消してしまう。

施設に戻った彦一は、零次に激怒されるが、まもなくチヨが保護されたとの連絡が入る。

チヨは晶が経営する高級老人ホーム「ハートフルバード」にいたが、チヨが暴れたために体を紐でくくられていた。園崎らとともにホームにやって来た彦一は、晶と対面するが“高齢者たちの救世主”と崇められながらも、身体拘束をいとわないその方針に反発を覚える。

後日、施設に戻ったチヨは落ち着きを取り戻し、彦一に花見に行こうと話しかける。しかし、彦一は冷たい態度で拒絶する。

その態度に心を痛めたのか、チヨは施設から姿を消してしまう。チヨが現れたのは、あのコンビニだった。店員が自分の金を盗ったとコンビニで訴えるが、あの夜にいた男性店員はおらず、チヨは仕方なく店を出る。肩を落とし歩くチヨ。と、通りかかった黒塗りの車がクラクションを鳴らし、運転手は暴言を吐いた。ムッとしたチヨは停まった車に歩み寄ると、車体を蹴飛ばす。それは、鷲津組のチンピラの車だった。

そこへ、チヨを探していた彦一とりこがやってくる。チンピラにすごまれているチヨを見た彦一は助けに行こうとするが、りこに止められる。揉め事になったら、自分たちの正体がバレるというのだ。それでも放っておけない彦一は、自分はチヨの世話をしているヘルパーだと割って入るが収まらない。彦一は、りこにチヨを託すと、チンピラたちを引き連れて海岸に走って行く。そこで、チンピラたちから殴る、蹴るの暴行を受ける。抵抗せず地面に倒れこんだ彦一を、さらにチンピラが殴ろうとしたとき、彦一を追ってきたチヨが、チンピラの背中を傘で叩きつけた。怒ったチンピラはチヨを突き飛ばし、倒れたチヨは意識を失ったのかグッタリしてしまう。それを見たチンピラは、慌ててその場を走り去る。彦一は、チヨの体を揺さぶり、必死で目を覚まさせようとする。と、チヨがパチリと目を開ける。意識を失ったふりをしていたのだ。

施設への連絡を済ませると、3人は桜のある土手へとやってくる。チヨが息子に桜を見せてやりたいと言っていたからだが、当然、桜の季節は過ぎていた。残念がるチヨに、彦一は背中に彫った桜の刺青を見せてやる。見事に咲いた背中の桜を見たチヨは、嬉しそうに微笑む。それを見た彦一も、思わず笑顔がこぼれる。

そんなやりとりを木陰から見ていた人物がいた――涼太だ。

数日後、施設にチヨの息子夫婦がやってきた。チヨを連れて田舎に行くことが決まったという。施設を出ることになったチヨに、彦一は忘れ物だと言ってカバンを渡す。傷だらけの顔の彦一を新人ヘルパーだと思うチヨは、ケンカはいけないと声をかける。その言葉に、彦一は小さく「はい」と答えた。

走る車の中で、カバンの中身を見るチヨ。そこには、数百万円はあろうかという、札束が入っていた。

その頃、施設の前に停まった高級車から晶が降り立った。晶と再び対峙した彦一は、晶の介護に対する姿勢に改めて不快感を覚える。晶が施設に入っていくのを見送ったとき、背後から涼太が現れる。涼太は彦一に、“ヤクザ”なのかと聞き、さらに刺青も見たと言う。そして、誰にも言わないから自分を弟子にしてくれ、と言う。彦一は、取り合わないが……。


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2009年07月09日

任侠ヘルパー 視聴率

第1話 2009年7月9日 極道から老人介護への華麗なる転身!! 17.5%

第2話 2009年7月16日 頑固ジジイの涙 13.8%

第3話 2009年7月23日 阻止せよ老人虐待 14.2%

第4話 2009年7月30日 詐欺ヘルパー現る 17.8%

第5話 2009年8月6日 憎き母との再会 13.2%

第6話 2009年8月13日 認知症患者の恋 12.2%

第7話 2009年8月20日 非婚アラフォーのシングル介護 15.7%

第8話 2009年8月27日 敵対組長の襲来!! そして女の覚悟 15.7%

第9話 2009年9月3日 愛の討ち入り!!任侠おくりびと 15.7%

第10話 2009年9月10日 正体がバレ、告白・自殺そして火災発生 13.0%

最終話 2009年9月17日 最終回15分拡大SP…最後の手段 15.6%


平均視聴率14.95%(視聴率は関東地区・ビデオリサーチ社調べ)


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2009年07月08日

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『任侠ヘルパー』(にんきょう - )は、2009年7月9日からフジテレビ系列で、毎週木曜日の22:00 - 22:54の木曜劇場枠で放送された草g剛主演のテレビドラマ。初回、最終回は22:00 - 23:09の15分拡大。

キャッチコピーは「介護の道を極める。それも極道」。


あらすじ

指定暴力団「隼会」の支部に所属する翼彦一(草g剛)は部下達と共に振り込め詐欺で生計をたてていた。ある日、彦一を含む若い衆6人は、大幹部である鷹山源助(松平健)の命令で、敵対する鷲津組のシマのど真ん中にある老人介護施設「タイヨウ」で、次期幹部の座を賭け、自らの素性を隠して“研修”という名のもと、介護ヘルパーとして働くことになる。

最初は介護なんてと見下していた彦一達だったが、慣れない介護の現場に悪戦苦闘する。そして様々な年寄り達と関わりや介護の現実が彦一達の考えに影響を与えていく。


キャスト
翼彦一 - 草g剛
四方木りこ - 黒木メイサ
和泉零次 - 山本裕典
鷹山三樹矢 - 薮宏太(Hey! Say! JUMP)
黒沢五郎 - 五十嵐隼士
美空晴菜 - 仲里依紗
六車雅人 - 夕輝壽太
羽鳥涼太 - 加藤清史郎
日野弥生 - 中別府葵
堀井皐月 - 安田美沙子
松原浩美 - 橘ユキコ
大島陽介 - 山田親太朗
古賀健介 - 高木万平
古賀康介 - 高木心平
戸川由香 - 甲斐まり恵
野村愛香 - 三浦まゆ
七海和樹 - 向井理
鷹山源助 - 松平健(特別出演)
二本橋賢吾 - 宇梶剛士
園崎康弘 - 大杉漣
羽鳥晶 - 夏川結衣

音楽
主題歌 - SMAP「そっと きゅっと」8月26日発売予定


スタッフ
脚本 - 古家和尚
企画 - 後藤博幸
プロデュース - 牧野正
監督 - 西谷弘、石川淳一ほか
制作 - フジテレビドラマ制作センター


各話あらすじ
第1話 2009年7月9日 極道から老人介護への華麗なる転身!!

第2話 2009年7月16日 頑固ジジイの涙

第3話 2009年7月23日 阻止せよ老人虐待

第4話 2009年7月30日 詐欺ヘルパー現る

第5話 2009年8月6日 憎き母との再会

第6話 2009年8月13日 認知症患者の恋

第7話 2009年8月20日 非婚アラフォーのシングル介護

第8話 2009年8月27日 敵対組長の襲来!!そして女の覚悟

第9話 2009年9月3日 愛の討ち入り!! 任侠おくりびと

第10話 2009年9月10日 正体がバレ、告白・自殺そして火災発生

最終話 2009年9月17日 最終回15分拡大SP…最後の手段


各話視聴率



任侠ヘルパー - フジテレビ

 任侠ヘルパー - Wikipedia

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