2009年7月30日
アスミ(桜庭ななみ)はNASAへの留学生に決まり、正式に発表される。NASAの広報担当者が来日し、千里(RIKACO)とともに、アスミを最年少留学生としてPRするために動き出す。訓練中もアスミへのマスコミの取材が殺到し、アスミは宇宙学校内で次第に孤立していく。府中野(大東俊介)・万里香(足立梨花)・圭(高山侑子)は、訓練のため秋(中村優一)の四十九日の法要にも出席できなかったアスミとの距離を感じる。宇宙へ行くためには、友達を失っても今やるべきことがあると自分に言い聞かせるアスミだった。
佐野(田辺誠一)と友朗(高嶋政宏)は、宇宙ロケットの会社を設立しようとしていた。佐野は府中野たちに「友達ならアスミの思いを理解し見守れ」と諭す。アスミは、仲間たちと一緒に参加した最後の閉鎖環境訓練で、ケガをした万里香を助けることなく、自分の課題をクリアすることに専念する。そしてアスミがNASAへ向かって旅立つ日がきた。唯ケ浜の実家から駅に向かうアスミの目に飛び込んできたのは、仲間たちが空高く打ち上げた水ロケットだった。5年後、アスミは宇宙ステーションから万感の思いをこめて宇宙学校の仲間たちに呼びかける…。
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