竹宮芽衣(南沢奈央)たちは高橋陸(木村了)の葬儀に出席した。そこで芽衣は、陸が事故の直前に西野敦史(溝端淳平)に言ったことを尋ねる。敦史は、陸は自分と芽衣のことを最後まで気にかけていたと答えた。
芽衣と敦史の誕生日、2月29日が近づいてきた。山岸美亜(岡本玲)は、芽衣に中学の頃の仲間たちと集まって盛り上がろうと話す。一方、敦史は大叶神社で田所麻美(石橋杏奈)と節分祭を手伝っていた。すると、陸の父親、忠明(林和義)が来て敦史に包みを渡す。中には、陸が書いた絵馬が入っていた。陸のことを聞く麻美。敦史は、陸が芽衣と付き合っていたこと、そして事故前に最後に会ったのが自分だったことを教える。また、その時に陸が、芽衣と敦史が見えない何かで繋がっているのではと思っていたことも…。
麻美は、中西優梨(鈴木かすみ)にも芽衣と陸のことを尋ねる。そして、麻美は芽衣の誕生日が2月29日だと知る。麻美は、下校途中の芽衣に会った。麻美は芽衣と敦史の誕生日が同じだとしても、運命で結ばれているのは自分と敦史だと言う。そんな麻美に芽衣は、敦史とのことは終わったことだと告げた。
リハビリが終わったと帰ってきた夏実(山本未來)は、敦史の誕生日を祝うことを約束。その夏実が公園にいると、幸子(渡辺典子)が話しかけてきた。幸子は、自分が別れさせてしまった芽衣と敦史のためにも15年前の真実を教えて欲しいと頼むが、夏実は答えずに去ってしまう。動揺した夏実に声をかけたのは村越浩市(松田賢二)だった。
麻美は、芽衣に会ったことを敦史に話す。そして、麻美は敦史とずっと一緒にいたいと再び告白し、誕生日もともに過ごすことを約束する。
2月29日、芽衣と敦史の誕生日。芽衣は、美亜たち中学の仲間と陸の墓参りに行く。そこで芽衣は、あの日、陸が残した留守電の内容を話す。中学の頃のような普通の関係に戻ろうとの陸の留守電に、もっと何か出来たのではと考えてしまうと言う芽衣。美亜たちは、陸のことをずっと覚えていれば良いと話す。
その頃、敦史はリハビリセンターからの電話で夏実のリハビリが終了していなかったことを知る。パートで働いていたスーパーも辞めていた。もしやと思い、敦史は村越の店へと向かう。
一方、芽衣が家に帰ると幸子と寿久(甲本雅裕)が言い争っている。春菜(岩田さゆり)も帰ってくると、幸子は姉妹を呼んだ。そして、幸子は寿久との別居を切り出す。さらに、幸子は芽衣の出生の事実も話し始めた。
誕生日に両親から別居の意思を聞かされ、自分の出生の真実を知った芽衣。薬物から抜け出せない夏実にショックを受けた敦史。傷ついた2人の足は、自然に、ある場所へと向かう。それは、幼い頃に会ったケーキ店の前。お互いの想いを確認しあう芽衣と敦史。敦史は、出会ったことには必ず意味があると芽衣に告げるが、2人は想いを残しながらも改めて別れを確認しあった。
その後、敦史は麻美と約束した店へ。すると麻美は…。
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