2009年03月07日

歌のおにいさん #8 最終回

健太(大野智)が安斉(吹越満)を殴ってしまい、打ち切りを目前にした『みなうた』のファイナルライブ企画はぽしゃってしまった。そのライブは番組のラストを盛り上げるため、真鍋(木村佳乃)がひそかに計画していたものだったのだ。だが、真鍋は健太の行動をとがめることはなく、「好きで歌のお兄さんやってるんだ」と言った健太の言葉に喜びを表す。

 だが現実は厳しく『みなうた』の最終回まであとわずか。今度の身の振り方を考える健太、うらら(片瀬那奈)、守(丸山隆平)は、ひそかに就職活動やお見合いに励んだり…。

 そんな中、健太は明音(千紗)から、“ジゼル”に戻ってきてほしいと頼まれる。明音は安斉のもとを飛び出し、自分たちの力ではじめからやり直したいという。だがそんな明音に健太は「甘えるな」と一喝。「やりたいことがやれなかったら、それで逃げ出すのか。それじゃ俺と同じじゃねーか」。そう語る健太に、明音は「もしバンドに戻ってきてくれるなら、前に渡した曲に歌詞をつけてほしい」と頼む。悩む健太だったが…。さらに父・光雄(小野武彦)が心労で入院! 『みなうた』が終わってしまったその日、光雄を見舞った健太は、光雄から「未来を担う子どもの成長に一役買ってるのはすごいことだ」と言葉をかけられる。「最後まで諦めちゃダメだ」。そう決意した健太は、バラバラになってしまったみなうたメンバーを再集結させる。もう一度、子どもたちの前で歌いたい。そんなメンバーたちの願いを叶えるべく、ついに『みなうたファイナルライブ』が開催されることになった!

 ライブのラスト。会場の、そしてテレビの前の子どもたちに向かって語りだす健太。「迷ったときはそれを飛び越えろ。きっと流れは変わる」。そんなメッセージを込めた曲『曇りのち、快晴』を熱唱し、『みなうたファイナルライブ』は大盛況のうちに幕を閉じた。

 ライブと健太の新曲が話題を呼んだ『みんなでうたお!パピプペポン』は『みんなでうたお!! パピプペポンDX』として見事復活! うらら、守、マカロンキッズ、そしてもちろん健太。真鍋プロデューサーのもと、今日も相変わらずのメンバーで、『みなうたDX』は楽しく放送されている…。


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2009年02月28日

歌のおにいさん #7

真鍋(木村佳乃)が、ほかの番組プロデューサーに住吉(前田健)や洋子(永池南津子)のことを話している現場をうらら(片瀬奈那)が目撃! 『みんなでうたお!パピプペポン』の打ち切りが決まったため、スタッフの受け入れ先を探していたのだ。そうとは知らず、危険分子を追い出そうとしていると勘違いしたうららや守(丸山隆平)らは、真鍋に嫌われないように必死にゴマスリを開始する。

 そんなある日、収録の終わったスタジオに突如、氷室(戸次重幸)が出没。健太(大野智)を捕まえ、『みなうた』の打ち切りが決まったという情報をリークする。驚いた健太はその真偽のほどを真鍋に確認。すると真鍋は。『みなうた』の打ち切りは以前から決まっていたことで、せめて最後は番組に子どもたちが出演できるようにしたいと思っていたと打ち明ける。スタッフやキャストの行き先は自分がどうにかするから、みんなにはまだ黙っていてほしい。真鍋は健太にそう告げるのだった。

 だが、ほどなくして住吉らにも『みなうた』打ち切りの事実が知れてしまう。全ての事態を真鍋のせいと勘違いした住吉はそのまま番組をボイコット! 『みなうた』メンバーの心はバラバラになってしまう のだった。

 一方、明音(千紗)は安斉(吹越満)のやり方が納得できずに行方不明に。安斉は健太のもとを訪れ、明音の居どころを知らないかと尋ねる。安斉の意味深な物言いが気になる健太。ハルキとソースケも健太を訪ねてきた。明音が心配になった健太は明音に電話を。「もうどうしたらいいかわかんない」明音の悲痛な声を聞いた健太は、安斉のもとを訪れ、明音になにをしたのか、と問いただす。安斉の身勝手な物言いに激怒した健太は、怒りに任せて安斉を殴ってしまう!


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2009年02月21日

歌のおにいさん #6

新コーナー『働くシルバーさん』の収録のために、健太(大野智)の実家の工場にやってきた『みなうた』一行。光雄(小野武彦)やさくら(須藤理彩)らも参加して楽しく収録が行なわれる。だがそんなロケの合間にも、健太は「うぜぇ」「だりぃ」「やってらんねぇ」を連発。真鍋(木村佳乃)から、言葉遣いや喫煙について厳しく注意される。

 そんなやる気レスな健太だが、子どもたちからの人気はなぜか抜群。番組に届くハガキも健太宛のものが大半を占めていた。その様子に焦ったのは、健太に比べて人気がイマイチな守(丸山隆平)。なんとかこの状況を打開しようと、突然ソロを歌わせて欲しいと願い出る。以前、生放送で思わぬ失態を見せてしまった守だったが、今回のソロはなかなかの出来、とスタッフは安心。だがふたを開けてみると、彼のソロパートで視聴率グラフはガクンと低下! あげく『働くシルバーさん』のコーナーが、番組の最高視聴率を獲得していることが判明し、守はガッカリ。

 そんなある日、守は氷室(戸次重幸)が主役を務める劇団のチラシを発見。しかもそこには守の同級生も参加していた。夢だったミュージカルスターになるため、守はみんなに内緒でオーディションを受けに行ってしまう!

 一方、明音(千紗)は、ソースケ(SAI)が作った楽曲のデモテープをプロデューサーの安斉(吹越満)に相手にもしてもらえず落ち込んでいた。「自分が欲しいのはジゼルの音楽じゃない。水野明音だけだ」と安斉に言われた明音は、この先自分がどうしたらいいのか迷ってしまう。迷いの中、明音は健太の家の前へ。すると玄関先でさくらに遭遇。なりゆきで夕食をともにすることになる。健太の『みなうた』での活躍DVDを見ながら楽しいひとときを過ごした矢野家と明音。だが健太は明音の笑顔の裏側になにか悩みがあることを察知する。「なにか困ったことがあったら言えよ」。優しく気遣ってくれる健太に、明音は安斉との一件を打ち明ける。

 ある日出勤した健太は守の様子がおかしいことに気づく。どうやら守はミュージカルのオーディションに落ちてしまったらしい。自分に黙ってオーディションを受けていたことに憤慨する健太は収録中に守を非難する。だが守は自分の不満や劣等感を健太にぶちまける!
 「負け続けてきた人間の気持ちなんか矢野くんにはわからないよ!」守の言葉に、健太は自分の過去を打ち明ける。クビを切られたジゼルの元ボーカルとは自分のことであること。自分にはもうここしか居場所がないこと。「俺らはふたりで歌のお兄さんだろ」という健太の言葉に、守はもう一度ここで頑張っていくことを決心する。そして健太も、さんざん真鍋に注意されていたタバコをやめることを決意。あらためて歌のお兄さんとして進んでいくことを誓う。

 しかしそんな『みなうた』にも危機が迫っていた…。3月いっぱいでの番組の打ち切りが決定してしまったのだ。

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2009年02月14日

歌のおにいさん #5

さくら(須藤理彩)が、突然お見合いをすることになった。相手は工場のお得意さんの息子。ひそかにさくらのことが好きな克己(金児憲史)に連れられ、健太(大野智)は、お見合いの様子を探りに当日ホテルのラウンジに乗り込むことに…。
 そんな健太の前に突然、うらら(片瀬那奈)が現れる! なんとうららもお見合いをしていたのだ!! だが、このままお見合いを続けたくないうららは、健太にニセの恋人役をさせ、その席をぶち壊してしまう。その場で騒ぎを起こした健太は、光雄(小野武彦)とさくらにも存在を気づかれ、結局さくらのお見合いまで、ぶち壊しに…! 

 やっかいなことに、そのラウンジでの出来事を洋子(永池南津子)の友人が目撃していたことが判明! たちまち健太とうららが付き合っているという噂が立ち、番組内にはビミョーな空気が流れることとなる…。真鍋にまでその出来事がバレてしまい、恋愛はご法度という『歌のお兄さん七箇条』を破ったことを叱責される健太とうらら。その一件は誤解だったとわかるが、うららは自分と母親の確執について真鍋に明かすのだった。
「自分が歌のお姉さんをやっていることを、母は恥じているのです」
うららを勝ち組にしたい母と、自分のやりたいことの狭間で悩むうらら。真鍋は「あなたにとっての勝ちってなんなの?」と問いかける。 

 さらに、さくらのお見合いは光雄の工場を助けるためのものだったことも分かる。事情を知った健太は激怒し、光雄と大ゲンカに! 止めに入ったさくらを突き飛ばしてまで喧嘩をするふたりに、ついにさくらの怒りも爆発する。

 翌朝、光雄は自分の荷物の中に健太が番組で使用するバッジを発見。しぶしぶスタジオへ届けに行くと、そこでうららに遭遇する。健太のことを「バカ息子」と連呼する光雄の様子に、うららは怪訝な顔を。自分は母親に「かわいい、かわいい」と育てられたうららは、光雄が健太をバカ呼ばわりするのを理解できないのだった。そんなうららに光雄は「かわいい」と「バカ」は同じ意味なんだ、と話す。
「親っていうのは、どんな子どもだってかわいいんですよ。子どもが幸せなら親も幸せなんです」
 光雄の言葉に勇気をもらったうららは、やっと自分の幸せがなんなのかを再確認することができたのだった。そして、健太も…。


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2009年02月07日

歌のおにいさん #4

 子ども嫌いなのは相変わらずながらも、ついに“歌のおにいさん”として頑張っていく決意を固めた健太(大野智)。だがその矢先、真鍋(木村佳乃)から「歌のお兄さんたるもの、身も心も清くなくてはならない」と諭され、『歌のお兄さん七箇条』をもとにした講習をうけさせられることになる。

 さらに『みんなでうたお! パピプペポン』に、みちる(高良光莉)を含めた、3人の子どもユニット“マカロン・キッズ”が復活。子ども嫌いの氷室(戸次重幸)が番組を支配していたころは活動を休止していたが、氷室の失脚を機に、レギュラー出演を再開したのだ。自分よりも芸歴の長いみちるたちにバカにされ、健太は何も言えない。次第にみちるたちはうらら(片瀬那奈)やさやかにまでつっかかるように…。ある日、みちるの友達が番組の収録を見学にやってくるが、その友達たちはみちるの衣装を見てクスクスと笑い、バカにするのだった。その中にいた大吾(岡山智樹)だけはみちるを心配そうに見ていて…。

 数日後、番組のロケで、とある小学校を訪れた健太たち。そこは実はみちるが通っている学校だった。収録の合間、健太たちは、みちるとクラスメイトの大吾(岡山智樹)が密会している現場を目撃。調子に乗った健太はみちるたちをからかい、彼女が持っていた小さな包みを取り上げてしまう。怒ったみちるは、その後の収録でもずーっと不機嫌なまま。現場には冷たーい空気が流れるのだった。実はその包みは、みちるが大吾にあげようとしていたバレンタインチョコレート。健太たちに恋路を邪魔されたみちるは、その後の収録でもうららを泣かせるような暴言を吐き、そのあまりの傍若無人な振る舞いについに真鍋がみちるをしかりつける。

 みちるにロケでの出来事を謝った健太は、大吾がもうすぐ転校してしまうことを知る。ずっと大吾が好きだったというみちるのために、健太は一肌脱ぐことに。だが、みちるは頑なに健太の説得に耳を貸さない。ついに健太はみちるをドラマの収録現場から連れ出し、無理矢理大吾の元へ連れて行く! 自分にも「明音(千紗)のライブに行く」という約束があったのにもかかわらず…。

 こうしてみちるは無事大吾に思いを伝えることができたのだった。


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2009年01月24日

歌のおにいさん #3

 さまざまなトラブルが起こりながらも 『みんなでうたお! パピプペポン』の公開生放送が、高視聴率を獲得した。しかも、健太(大野智)がソロで『おもちゃのチャチャチャ』を歌ったあの場面が瞬間最高視聴率を記録していたことが判明し、テレビ夕日の専務(鶴田忍)がたい焼きを持ってお祝いにやってくる。さらにそこで発した、専務の鶴のひと声で、これまで番組の権力者として君臨していた氷室王子(戸次重幸)の降板があっさり決定してしまう…!

 こうして今後はうらら(片瀬那奈)が番組のメインを務め、健太と守(丸山隆平)は“歌のおねえさんのゆかいな仲間たち”として引き続き出演することになったのだった。

 しかし相変わらず“歌のおにいさん”業になじめない健太は収録で笑顔を浮かべることができず、真鍋(木村佳乃)たちを困らせていた。自分を捨ててメジャーデビューした明音(千紗)の活躍を見たり、番組への復帰を狙う氷室から番組への愛情のなさを指摘されたりするたび、自分の居場所は子ども番組ではない、と思う健太だった。「俺が歌いたいのは童謡じゃない」。そう真鍋に告げ、スタジオを去る健太。そんな健太に真鍋は「何を歌うかってことと、どう歌うかってこと、どっちが大事だと思う?」と問いかける。

 やる気の見えない健太に愛想を尽かした住吉(前田健)らが、健太なしで収録を始めようとしたそのとき。健太がテレビ夕日専務の孫・わたる(清水優哉)に引っぱられてスタジオに現れる。収録に参加することになったわたるはなんとも傍若無人な振る舞いを。思わずわたるを怒鳴った健太は彼を泣かせてしまう!

 「出て行きなさい」真鍋は冷たく言い放つ。健太は番組を辞めることを決意し、真鍋にその旨を告げる。と、そこに明音が現れ、中途半端な気持ちでいる健太をあらためて突き放す。「もう一度一緒に歌いたい」と懇願する健太に明音は「もう遅い。今戻ったらあたしも健太もダメになる」と拒むのだった。

 歌いたいなら、自分の居場所を探せ…。明音の言葉の意味をぼんやりと考える健太のもとにみちるが。一緒にわたるに踊りを教えて欲しいというのだ。誰もいなくなったスタジオで踊りの練習をする3人。その様子を真鍋がこっそりサブから見ていた。

 無事踊れるようになったわたるから「ありがとう、歌のお兄さん」とお礼を言われた健太。この場所で頑張っていく決心をした健太は真鍋にこう言うのだった。「歌のお兄さんになるには、どうしたらいいですか?」


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2009年01月17日

歌のおにいさん #2

  「あんたには謝んねー」
 そう氷室(戸次重幸)に宣戦布告した健太(大野智)だったが、真鍋(木村佳乃)のとりなしで、なんとか許しを得、『みんなでうたお!パピプペポン』に残ることに。ただし氷室には今後絶対服従を誓うという条件付きで…。

 その日から健太は氷室から、衣装の調達、特製ドリンク作り、ヘアサロンの予約、マンションの理事会への出席…など雑用を山ほど言いつけられ、まるで奴隷状態。さらに収録に遅れそうになって真鍋に怒られた挙句、氷室やうらら(片瀬那奈)から何度も踊りに“ダメ出し”をされ、疲れ果ててしまう。

 そんなある日、毎年恒例の『みんなでうたお!パピプペポン』公開生放送の日がやって来た。この生放送は、毎年、氷室がステージ上でやりたい放題を繰り広げるため、スタッフたちから“地獄のオンステージ”とよばれている企画だった。たいしてやる気のない健太だが、氷室から嫌がらせのように、ステージをくまなく掃除するよう言いつけられる。言われた通り、守(丸山隆平)とセットの掃除をした健太。だが、氷室の衣装がセット裏の釘に引っかかり、破けてしまうという事件が起こる。

 筋違いな言いがかりをつける氷室に、健太はついに「いちいち騒いでんじゃねーよ」と逆ギレ。それに怒った氷室は、健太と守に生放送のステージに立つな、と言い放つ。「もううんざりだ」。健太のせいで自分まで舞台に立てなくなったことで苛立つ守。しっかりやると約束した真鍋にまで失望のまなざしを向けられ、健太はいたたまれない気持ちになる。

 こうして始まった生放送。氷室のオンステージに熱狂するおばちゃんたちを尻目に子どもたちはしらける一方。そこに衝撃的な事件が発生する! なんと氷室がラストで歌うはずだった持ち歌『失恋 ひとり旅』のオケテープが紛失したのだ! 必死に探す真鍋、健太、守たち…。そして守がテープを発見した! 急ぎ駆け込んでくる守。

…だがそこで悲劇は起きた! 転んだ拍子に守が落としたテープをなんとうららが踏み潰したのだ! 凍りつく一同…。機嫌をそこねた氷室は帰ってしまい、なんと急遽健太がその穴を埋めることになる。

 そして歌のお兄さんスタイルに着替えた健太は、イヤイヤながらも父・光雄(小野武彦)との思い出の曲『おもちゃのチャチャチャ』を歌い始めるのだった…。


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2009年01月16日

歌のおにいさん #1

 なにをしても中途半端な男、矢野健太(大野智)。一浪の末入った大学の卒業目前で内定取り消しの憂き目に遭い、さらに仲間と組んでいたバンドがある日突然、解散する。バンドメンバーで恋人の明音(千紗)にもいきなり別れを告げられる、というおまけ付きで…。

 「働かねぇなら学費返せ」と父・光雄(小野武彦)や姉・さくら(須藤理彩)に追い立てられ、就職活動に励む健太。そしてついに決まった就職先は…なぜか子ども番組『みんなでうたお!パピプペポン』の歌のおにいさんだった! 辞めてしまおうかとも思う健太だったが、父や姉からのプレッシャー、そして家族からの血も涙もない借金の取立てにより続けることを余儀なくされる。

 記念すべき初出勤の日。スタジオに入った健太が見たのは、およそ子ども番組には似つかわしくない光景だった。王子と王女の格好をした男女がオペラばりに声を張り上げて歌っていたのだ…童謡を。自己紹介の場面になって、その異様さはさらに増すこととなる。スタッフ、キャスト、そして健太らを奴隷扱いする歌のお兄さん・氷室(戸次重幸)。その氷室を崇拝しているかのように接する歌のお姉さん・うらら(片瀬那奈)。健太が就職した『みんなでうたお!パピプペポン』は、氷室の独裁政権下にあったのだ…! 氷室のやり方に反発を覚えながらも、犬の着ぐるみを着て踊る健太はこうして、家族にも、友人にも言えない秘密を抱えることになる。

 ある日、久々に『みんなでうたお!パピプペポン』の収録に子どもたちが参加することに。これは自分のための番組だと主張する氷室は子どもたちの参加を快く思っておらず、自分よりも目立とうとする子どもを怒鳴りつけ、泣かせてしまう。さらに、健太と守(丸山隆平)に対し、自分に絶対服従を誓わなければ、番組をクビにすると言い放つ! 氷室の横暴なやり方に反発した健太はそのままスタジオの外へ。そんな健太に真鍋(木村佳乃)は「何かに不満があるなら、その現実を変えなさい。そのためには自分がまず変わりなさい」と諭す。

 真鍋の言葉の意味を理解できない健太。さらに追い討ちをかけるように、光雄たちに仕事のことがばれてしまう!「こんなことをさせるために大学まで行かせたんじゃねえ!」。そう怒鳴る光雄に健太は「俺のせいじゃねえよ! こんな時代が悪いんだ!」と見事に逆ギレ。家を飛び出してしまう。やりきれない思いの健太は、バンド仲間、そして明音との思い出が詰まったライブハウスへ…。するとそこに明音が現れる。

 「健太って何かに夢中になったことある?」「自分の気に入らないことがあったら、いつも逃げ出してたよね」。明音はそう告げると、再び健太の前から姿を消す。残された健太は、明音に言われたこと、そして昼間に真鍋に言われた言葉を思い出すのだった。そしてある決意をした健太は『みんなでうたお!パピプペポン』のスタジオへ向かい、収録を途中で投げ出し帰ったことをスタッフ全員に謝罪する。その様子を見た氷室は「君がまず謝るべきは僕じゃないのか?」と問う。が、健太は氷室にきっぱりと宣言する。

「これは子どもの、子どもによる、子どものための番組だ。だからあんたには謝んねー」


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2009年01月15日

歌のおにいさん 視聴率

各話 放送日 サブタイトル 視聴率
Act-1 2009年1月16日 幸福を振りまく史上最悪の男!! 10.6%
Act-2 2009年1月23日 歌え健太!! 子供たちのために… 10.4%
Act-3 2009年2月6日 王子失脚!? 心に響くありがとう 11.6%
Act-4 2009年2月13日 奇跡のチョコ!! 告白大作戦 10.2%
Act-5 2009年2月20日 熱愛発覚!? 誤解が結ぶ親子の絆 10.2%
Act-6 2009年2月27日 友情崩壊!? 番組存続のピンチ 10.6%
Act-7 2009年3月6日 最終章!! 再び全てを失う瞬間 11.8%
Final Act 2009年3月13日 希望の歌声!! 涙のラストライブ 10.7%

平均視聴率10.76%(視聴率は関東地区・ビデオリサーチ社調べ)
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2008年12月26日

歌のおにいさん TOP

 2009年1月16日(金曜・後11時15分)スタートのテレビ朝日系・金曜ナイトドラマは、人気グループ「嵐」の大野智が主演する「歌のおにいさん」。



 物語は、一風変わった子供向け音楽番組「みんなでうたお!」が舞台。ベテランの歌のお兄さんが権力を利かせるなど古い慣例がはびこり、歌のお姉さんの陰にも隠れる番組内で、新人お兄さんが子供たちと触れ合いながら成長するさまをコミカルに描く。

ある日、ひょんなことから子供番組の“歌のおにいさん”に大抜てき。今までの人生から一変、突然子供だらけの異空間に紛れ込んでしまった主人公の、数々の騒動と成長をコミカルに描く痛快サクセスストーリー。


あらすじ
 大野演じる主人公・矢野健太は、就職先から内定を取り消され、参加していたバンドが解散し、恋人にもふられ、家族からはニート扱いされる、さえない男。就職活動を再開した健太は、ちょっとした間違いから、子ども番組『みんなでうたお!!』の“歌のおにいさん”として働くことに。初めてスタジオに出勤した日、健太を待っていたのは、子ども向け番組の制作現場とはとても思えない不条理な世界だった。新人の健太は当然のごとく屈辱的な目にあう。この日から、健太の奮闘が始まる。


キャスト
矢野健太:大野智(嵐)
結成していたバンドが突然解散し、就職活動にも落ち続けたが、子供番組のスタッフのつもりでテレビ局に面接に行ったところ、手違いで出演者として採用されてしまう。

水野明音:千紗(GIRL NEXT DOOR)
健太のバンドのメンバーだった少女。解散後すぐ健太を除いたメンバーで再結成し、メジャーデビューのチャンスを掴む。

斉藤守:丸山隆平(関ジャニ∞)
音楽大学の声楽家出身で、健太とは正反対の、向上心ある新人おにいさん。

氷室洋一:戸次重幸
現在のメインのおにいさん(お兄さんっていうより、実際はおじさんである)であり、極度のナルシストで製作現場で独裁的な態度を取っている。本職はムード歌謡歌手で子供嫌いで自分が世界で一番カッコいいと強烈に思い込んでいる超ド勘違い男。

美月うらら:片瀬那奈
氷室のパートナーで、元高松塚歌劇団のミュージカル女優。氷室に負けない極度の自意識過剰。

住吉一博:前田健
チーフディレクター。

清水さやか:滝沢沙織
メイク担当。

中村洋子:永池南津子
AD。コネ入社で周囲の足を引っ張ることが多い。

安斉遼二:吹越満
明音担当の音楽プロデューサー。

みちる:高良光莉
番組の観客の常連の少女。子供番組を心から愛している。

小山克己:金児憲史
健太の実家の鉄工所の工員。健太のよき理解者でもある。

矢野さくら:須藤理彩
健太の姉。

矢野光雄:小野武彦
健太の父。だらしない健太に対し厳格な態度を取っている。

真鍋杏子:木村佳乃
プロデューサー。氷室の独裁を容認しながらも、健太に未知の可能性を見出している。

 
スタッフ

脚本:永田優子
音楽:辻陽
音楽協力:テレビ朝日ミュージック
企画:大川武宏
チーフプロデューサー:桑田潔(テレビ朝日)
プロデューサー:川西琢(テレビ朝日)、壁谷悌之(泉放送制作)
プロデューサー補:飯田さやか
演出:長江俊和、橋伸之、梶山貴弘
技術協力:ジェニック、テイクシステムズ、ブル
照明協力:ラ・ルーチェ
編集協力:バスク
音響効果:ふなや
美術協力:テレビ朝日クリエイト
スタッフ協力:イン・ナップ
制作:テレビ朝日、泉放送制作

出演:大野智

大野智は、「魔王」以来の連続ドラマ主演で、コメディー初挑戦。「魔王」の復讐に燃える冷徹な弁護士役から大胆にイメージを変え、ちびっ子と陽気な歌やダンスも披露する。


矢野健太starring Satoshi Ohno 「曇りのち、快晴」(2009年3月4日発売)


各話あらすじ
#1 2009年1月16日「幸福を振りまく史上最悪の男!!」

#2 2009年1月23日「歌え健太!! 子供たちのために・・・」

#3 2009年2月6日「王子失脚!? 心に響くありがとう」

#4 2009年2月13日「奇跡のチョコ!! 告白大作戦」

#5 2009年2月20日「熱愛発覚!? 誤解が結ぶ親子の絆」

#6 2009年2月27日「友情崩壊!? 番組存続のピンチ」

#7 2009年3月6日「最終章!! 再び全てを失う瞬間」

#8 2009年3月13日「希望の歌声!! 涙のラストライブ 」


各話視聴率

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