2009年06月19日

必殺仕事人2009 第22話 最終話

捕らわれた涼次を過酷な拷問が襲う!
魔の手は如月にまで迫り……
ついに仕事人たちが最後の仕事に挑む! 衝撃の最終話!

脚本:寺田敏雄  監督:石原興

捕らわれの身となった涼次(松岡昌宏)の前に、拷問人の巳ノ助(火野正平)が現われる。仕事人仲間の居場所を白状させるため、涼次に過酷な拷問を加える巳ノ助。だが、涼次は頑なに口を閉ざす。

江戸の街では、老中・加納実守(杉本哲太)と結託した瓦版の版元・桐ノ屋朝経(寺田農)が仕事人の悪行を書き立てた瓦版をばらまいていた。さらに、桐ノ屋は、無実の人間を鬼面の仕事人に仕立て上げて事件を起こす。その影響で、街には仕事人を憎む声がますます広がり……

一方、なかなか口を割らない涼次に業を煮やした巳ノ助は、如月(谷村美月)を捕らえ、涼次の前で拷問を加える。だが、如月は涼次を思いやって、必死に拷問に耐えようとする。巳ノ助による拷問はさらにエスカレートしていく。

その頃、雨宮(勝野洋)に加納の粛清を命じたことがばれるのを恐れた大老・松坂忠宗(神山繁)は、雨宮の妻・きよ(若村麻由美)を呼び出し、口封じに金を渡そうとする。だが、きよが金の受け取りを拒否すると、家臣に命じてきよを斬り殺してしまう。息も絶え絶えとなったきよの頼みを受けた小五郎(東山紀之)は、中村主水(藤田まこと)、匳(田中聖)、お菊(和久井映見)らとともに、最後の仕事に臨む決意を固め、加納の屋敷に乗り込む。

時を同じくして、謎の鬼面の仕事人たちも、加納の屋敷を襲撃していた。ついに鬼面の仕事人と対峙したのもつかの間、加納家の用心棒との斬り合いの中で鬼面が割られ、小五郎はその正体を目撃する。なんと!あの大河原伝七(福士誠治)だったのだ! 斬られた伝七は、世にはびこる悪をこの手で成敗したかったという言葉を残し、絶命する。

そんな中、匳は桐ノ屋を、中村主水は加納を次々と仕留めていく。続いて、小五郎によって救出された涼次が、巳ノ助の首筋に錐を突き刺した。さらに、小五郎は松坂の乗るかごを襲撃。一刀両断で松坂を斬り捨てたのだった。

数日後、涼次は如月とともに旅立ち、小五郎や中村主水、匳やお菊も表稼業の暮らしに戻ったのだった。誰にも知られてはいけない裏稼業の秘密を胸に抱いて……


必殺仕事人2009

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2009年06月12日

必殺仕事人2009 第21話

大老暗殺計画をめぐって小五郎の師匠が動き出す!
そんな矢先、江戸の街にニセの仕事人が出現!
謎の商売敵に仕事人たちも浮き足立つが!?

脚本:寺田敏雄  監督:石原興

小五郎(東山紀之)の前に、かつての剣の師匠・雨宮騏一郎(勝野洋)が現われる。今では江戸城に仕える身となった雨宮が、お忍びで小五郎を訪ねたのにはわけがあった。老中・加納実守(杉本哲太)の一派が、大老・松坂忠宗(神山繁)暗殺を企てていることを知った雨宮は、松坂の命により秘密裏に加納を粛清するために仕事人を雇いたいと考え、奉行所に勤める小五郎に仕事人に関する情報を聞きに来たのだった。だが、小五郎は知らないふりをする。気苦労の絶えない任に臨む夫を前に、妻のきよ(若村麻由美)も心配そうな様子だ。

その頃、江戸では鬼の面を被った謎の人物による殺しが相次いで発生する。殺しの現場には、なんと「仕事人参上」の筆書きが残されていた。仕事人の噂に、街は騒然となる。小五郎や中村主水(藤田まこと)、涼次(松岡昌宏)や匳(田中聖)、お菊(和久井映見)たちも、ニセ仕事人という商売敵の出現に浮き足立つ。

一方、雨宮は鬼面の仕事人の居場所を突き止め、仕事を依頼した。だが、その直後、暗殺計画を探っていることが加納の一派にばれてしまい、加納に大老暗殺の濡れ衣を着せようとした罪で切腹を申し渡される。介錯人として呼ばれた小五郎は、辛い気持ちを押し殺して太刀を振り下ろしたのだった。

自分の命が仕事人に狙われていると知った加納は、仕事人狩りを始める。仕事人を密告した者には賞金を出すことを決め、街中に札を立てたのだ。無実の人々が次々と引っ立てられ、加納の家臣・杉浦又兵衛(宮川一朗太)によって厳しい拷問を加えられていくのを見て、小五郎は怒りを抑えられない。

きよからの頼みを受けた小五郎は、加納一派を仕事にかけようとする。中村主水も涼次も乗り気ではないが、小五郎の熱意に負けて、仕事を引き受けることを決めた。まず、お菊が匳をおとりに加納邸に潜入した。匳は加納の家臣・日村早雲(鷲生功)を仕留め、中村主水も杉浦の腹に脇差を突き立てた。地下牢の鍵を奪ったお菊は次々と捕らわれた人々を解放していく。さらに、涼次が加納を仕事にかけようとした矢先、加納邸に鬼面のニセ仕事人たちが押し入ってきた!一方、小五郎は加納の部下の剣豪・伊能玄十郎(國本鍾建)と対決。苦闘の末、なんとか伊能を倒した。大混乱の中、お菊を逃がそうとした涼次は加納によって捕らえられてしまう! 果たして涼次の運命は!


必殺仕事人2009

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2009年06月05日

必殺仕事人2009 第20話

伝七が一目ぼれ!?
父の仇を探す娘・貴恵と出会った伝七は、
仇探しの手伝いを買って出るのだが!?

脚本:森下直  監督:原田徹

小五郎(東山紀之)と伝七(福士誠治)は、往来で浪人に絡まれていた娘・貴恵(原田夏希)を助ける。彼女は、父の仇を探して江戸にやってきたのだった。出羽国本荘藩の勘定方であった父親は、藩の金を横領した同僚の勘定方によって殺されてしまい、その仇を討たなければ幼い弟も家を継ぐことができないのだという。そんな貴恵に一目ぼれした伝七は、仇探しの手伝いを買って出ることに。

そんな矢先、江戸にある本荘藩の屋敷近くで、経師屋の男が殺される事件が起こる。ところが、若年寄から圧力がかかり、この件は奉行所の管轄から外れることになった。小五郎と中村主水(藤田まこと)は、男が幕府の隠密だったのではないかと考える。殺された男は、懐中に山百合の絵を持っていた。涼次(松岡昌宏)は、経師屋仕事で出入りしていた海産物問屋の出羽屋で、その絵を描いた男に偶然会っていた。涼次が語る男の特徴は、貴恵の仇・津田兵馬(姜暢雄)とぴったり一致していた。貴恵は、山百合の絵を見て、男が兵馬であると確信し、会いに行く。

だが、兵馬の言い分では、藩の金を横領したのは、貴恵の父・半兵衛のほうだった。本荘藩の大目付・花田宗重(原田大二郎)から密命を受け、半兵衛の身辺を探っていた兵馬は、半兵衛に詰め寄られ、仕方なく彼を斬ったのだという。兵馬は、貴恵の家が取り潰しになるのを防ぐため、全てを被って出奔したのだった。以前から兵馬に思いを寄せていた貴恵は、それを知って兵馬を斬ることができない。

一方、事件を探っていた涼次は、花田が本荘藩の近習頭・横峰右京太夫(伊庭剛)、出羽屋の主人・藤右衛門(大河内浩)と交わした密談を聞く。花田と横峰は出羽屋と組んで藩の金を着服した上、それを隠蔽するために勘定方の兵馬と半兵衛を互いに疑わせ、斬り合わせたのだ。殺された隠密もまた、この着服事件を追っていて、花田の用人・中野兵庫(平山祐介)によって斬られたのだった。

花田らの策略で、兵馬と貴恵は本荘藩の江戸屋敷で仇討ちを行なうことが決まった。黒幕が花田だと感づいた貴恵は、仇討ちの場で花田を討とうと決心する。だが、助太刀と称して二人を亡きものにしようとする中野らに阻まれ、二人とも斬り殺されてしまう。

貴恵の母・ぬい(芦川よしみ)の頼みで仕事が始まった。的は、花田、横峰、中野、藤右衛門。中村主水が横峰を、涼次が藤右衛門を、匳(田中聖)が中野を仕留め、小五郎が花田を斬り捨て、仕事は終わった。


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2009年05月29日

必殺仕事人2009 第19話

江戸一番の呉服屋の妻が殺され、若い女中・お鈴が後妻に。
そんなお鈴を見守る一人の女・おみつがいた……
2人には一体どんな関係が!?

脚本:瀧本智行  監督:山下智彦

江戸一番の呉服屋・備前屋宗右衛門(大和田伸也)の妻が殺された。翌年、宗右衛門は店の若い女中・お鈴(原田佳奈)と再婚し、派手な祝言が行なわれることに。白無垢を仕立てた匳(田中聖)や如月(谷村美月)ら、多くの野次馬がかけつけた。その人ごみの中には、店を見つめる一人の女・おみつ(小島聖)の姿があった。

如月は仕事人の噂話を口にしたせいで、涼次(松岡昌宏)とケンカになってしまう。家を飛び出した如月は、道端で男に暴力を振るわれている夜鷹を助ける。彼女は、あのおみつだった。一方、大店の女房となったお鈴は、しおらしい妻を演じる裏で、豪勢な暮らしを送っていた。小五郎(東山紀之)と中村主水(藤田まこと)は、そんなお鈴を芝居小屋で見かける。中村主水は、彼女の顔に見覚えがあるが思い出せない。人ごみには、またもおみつの姿が。

中村主水は、ふとしたことから、お鈴が関わった事件を思い出す。お鈴には姉がおり、彼女は暴力をふるう父親を殺し、行方不明になっていたのだった。小五郎と中村主水は、芝居小屋で見かけた女がおみつだと気づく。姉のおみつは妹・お鈴を陰ながら見守っていたのだ。その頃、おみつは、遊びにきた如月に、妹の身を案じながらも見守るしかない苦しい胸の内をのぞかせた。しかも、おみつは病を患い、いつ死ぬかもわからない身だった。

そんな矢先、宗右衛門が何者かによって襲われて殺害され、備前屋を妻のお鈴が譲り受けることになった。妻に続いて、同じ手口で夫が殺されたことから、小五郎は事件に裏があるとにらむ。一方、如月から頼まれたお鈴は、おみつと再会することになった。だが、約束の場を訪れたおみつは、備前屋の手代・喜助(蟹江一平)と、雇われ浪人の久蔵(四方堂亘)によって殺されてしまう。同じ頃、如月も備前屋に雇われた浪人の又右衛門(加藤正記)に襲われ、間一髪のところを涼次に助けられた。

お鈴は、手代の喜助と結託して宗右衛門とその妻の殺害を計画した黒幕であった。しかも、父殺しの犯人が、おみつではなく実は自分であるという事実がバレることを怖れ、口封じに姉と如月の殺害までも命じたのだった。

おみつの恨みを晴らしたいという如月の頼みで仕事が始まった。的は、お鈴と手代の喜助、雇われ浪人の久蔵と又右衛門。匳が又右衛門を、主水が久蔵を、涼次が喜助を、次々に仕留めていく。最後に小五郎が一太刀でお鈴にとどめを刺したのだった。


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2009年05月22日

必殺仕事人2009 第18話

今度の仕事の的は、なんと小五郎!!
主頼み人のお春は、姉を殺されたと訴える!
そんな矢先、小五郎の旧友・藤野左兵衛が現われ……

脚本:岡本さとる  監督:井上昌典

三番筋にお春(柳生みゆ)という町娘が仕事を頼みにやってきた。恨みの的は、なんと小五郎(東山紀之)であった! お春の訴えによれば、七年前、仕事で寺島村に通っていた小五郎は、茶店で働いていたお春の姉・お志津(宮地真緒)と出会い、もてあそんだ上に殺したというのだ。その訴えに、お菊(和久井映見)も思わず動揺する。中村主水(藤田まこと)や涼次(松岡昌宏)、匳(田中聖)らが協力して、小五郎の身辺を探ることになった。

主水の調べで、一ヶ月前、お志津の死体が寺島村の川べりで見つかっていたことがわかった。幼いお春を育てながら茶屋を営んでいたお志津は、何者かによって殺されて埋められたのだった。一方、身辺を探られていることに気づいた小五郎は、お菊に向かって「おれの命を狙うなら、返り討ちにしてやる」と言い放つ。

お菊の足取りをたどり、寺島村を再訪した小五郎の前に現われたのは、学問所時代の旧友・左兵衛(哀川翔)だった。彼は、貧しい境遇から成り上がり、旗本の藤野家の養子となり、今では作事奉行に出世していた。寺島村で死んだ女のことを調べているという小五郎に、左兵衛は何も知らない口ぶりだが……

寺島村を訪れ記憶を新たにした小五郎は、お志津の茶店にいた幼いお春のことを思い出し、彼女を訪ねる。自分はお志津を殺していないという小五郎の訴えにもかかわらず、お春は小五郎を責め立てた。

事件の資料を調べた小五郎は、お志津が殺されたのと同じに日に、左兵衛が養子に入った藤野家の当主が寺島村で死んでいた事実を突き止める。それを左兵衛に伝えると、彼は激しく動揺した。その様子を見て、小五郎は事件の裏に左兵衛がいることを確信する。

実は、左兵衛は義母・富江(北原佐和子)と通じ合っており、藤野家の用人・又蔵(下元年世)と結託し、藤野家の当主を心臓発作に見せかけて殺した上、事件を偶然目撃したお志津を口封じに殺したのだった。さらに、事件の痕跡を消すため、左兵衛は、用人の又蔵と喜兵衛(須藤雅宏)に小五郎とお春を襲わせた。瀕死のお春に向かって、姉妹の恨みは必ず晴らすと誓う小五郎。

仕事の的は、左兵衛、又蔵、喜兵衛、富江。まず、匳が喜兵衛をしつけ糸で絞め上げ、中村主水が脇差で又蔵を突き刺した。続いて、涼次が富江の首筋を錐で貫いた。最後に、小五郎が左兵衛と刀を交え、斬り捨てたのだった。


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2009年05月15日

必殺仕事人2009 第17話

江戸にゴミ屋敷が出現!住みついた老女は、
主水の裏稼業の知り合い・アヤメだった!
果たして、このゴミ屋敷に隠された秘密とは!?

脚本:森下直  監督:酒井信行

自身番屋に詰めている中村主水(藤田まこと)に、町人から苦情が寄せられる。住人のいなくなった旗本の屋敷に老女が住みついてゴミ屋敷に変えてしまったため、悪臭がすさまじいというのだ。

主水が渋々、屋敷を訪れると、目の前に現われたのは、顔見知りの女・あやめ(加賀まりこ)だった。あやめは裏稼業の世界では名の通った始末人。いわくつきの死体を闇から闇へと葬る仕事だ。彼女は、その裏稼業を隠すために、この屋敷をゴミ屋敷に仕立て上げたのだった。

だが、そんなあやめのゴミ屋敷はいつからか、どこからともなく噂を聞きつけた人々が、老人を捨てに来る場所になっていた。今やあやめは、姥捨て山と化した屋敷の中で、雇った若者たちとともに老人たちを世話して暮らしている。用心棒になってほしいというあやめの頼みを不審に思った主水は、あやめの金の出所には裏があるとにらみ、お菊(和久井映見)に探るよう相談する。

お菊が張っていると、ゴミ屋敷の様子をうかがう一人の女が。八重(松岡由美)という茶屋問屋の女将だ。最近、涼次(松岡昌宏)が経師屋仕事に通う旗本・大槻玄太夫(立川三貴)の屋敷に出入りしている女だという。

その頃、奉行所では、一年前に五千両を奪う強盗事件を起こした盗賊・土蜘蛛の十兵衛(綿引勝彦)の一派が、江戸に舞い戻ってきたため、あわただしい雰囲気になっていた。南町奉行所筆頭同心・坂本勘助(宇梶剛士)は、小五郎(東山紀之)や伝七(福士誠治)ら同心たちに見回りの強化を命令した。

そんな矢先、ゴミ屋敷は、土蜘蛛の十兵衛の一味よって襲撃された上、放火されてしまう。さらには、旗本・玄太夫の圧力で、奉行所によるゴミ屋敷への手入れが決まった。主水のとりなしでなんとか手入れを避けることができたあやめは主水に事件の真相を明かした。ゴミ屋敷は、土蜘蛛の十兵衛が五千両を隠した場所だったのだ。その金を取り戻すために、十兵衛はあの手この手で屋敷を襲ったのだ。屋敷から手を引けという主水の忠告を退けると、あやめはもしものときに備えて仕事の頼み料を渡した。

ついにしびれを切らした土蜘蛛の十兵衛の一味は、ゴミ屋敷に乗り込み、あやめや老人たちを皆殺しにしてしまう。あやめから受け取っていた金を頼み料に仕事が始まった。仕事の的は、土蜘蛛の十兵衛、彼の右腕・八重と手下たち、十兵衛と結託した旗本・玄太夫だ。涼次が八重を、匳(田中聖)が手下の雅蔵(竹嶋康成)を次々に仕留め、小五郎も、手下たちを斬り捨てる。さらに、主水が土蜘蛛の十兵衛に脇差しを突き立てた。そして、小五郎が玄太夫を一刀両断にしたのだった。


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2009年05月08日

必殺仕事人2009 第16話

江戸で原因不明の変死事件が続出する!
薬草の栽培や研究を行なう小石川薬園が
事件に関わっているようだが?

脚本:森下直  監督:井上昌典

病気にかかったお菊(和久井映見)は、小石川薬園にある養生所で、女中間・志乃(貫地谷しほり)と医師・池辺四郎(崎本大海)の手厚い看護を受け、命を救われる。

その頃、江戸では家族そろって原因不明の変死を遂げる事件が三件も続出し、疫病の噂が飛び交っていた。事態を重くみた南町奉行所筆頭同心・坂本勘助(宇梶剛士)は、小五郎(東山紀之)と伝七(福士誠治)を伴い、小石川薬園にある製薬所を訪れ、御薬改め医師・道玄(大杉漣)に調査協力を依頼する。道玄の命で、四郎が原因究明にあたることになった。

お菊は変死事件に何か裏があるとにらむ。お菊から相談を受けた中村主水(藤田まこと)は、三件の事件はすべて祝い事の日に起きていることに気づき、涼次(松岡昌宏)に探りを入れさせる。涼次が調べにかかったのは、祝いごとにつきものの赤飯を売る小豆屋。その店で番頭を務めるのは、志乃の幼馴染・佐吉(尾上寛之)だった。赤飯用の小豆を買った涼次は、匳(田中聖)を毒見役に使うが、赤飯を食べた匳に異変はない。一方、志乃は佐吉と四郎との間で心が揺れていた……

その頃、四郎は道玄とともに、奉行所を訪れ、毒物の証拠は見つからなかったという調査結果を伝えた。しかし、これは道玄の圧力によるウソの報告であった。実は、四郎は、変死した人々の残した食べかすから毒物を見つけていた。しかも、それは、道玄が四郎に研究を命じた毒物だったのだ。なぜ、道玄は真相を隠すのか?良心の呵責に耐えかねた四郎は、佐吉に真実を打ち明け、奉行所に出頭すると相談した。だが、佐吉はそんな四郎を制して、この件は忘れて、志乃を嫁にもらえと励ますのだった。

涼次は、篠山藩勘定方・渋沢九十郎(天宮良)の屋敷の天井に忍び込み、渋沢と小豆屋の主・次郎兵衛(佐藤二朗)の密談を聞き、事件の真相を知る。銅山の事故で汚れた毒小豆をもてあました篠山藩は、医師の道玄に毒の分析を依頼し、致死量を見極めた上で、小豆屋に毒小豆をまともな小豆に混ぜて売らせていたのだ。なぜ死人が出たのか?と疑問を抱く涼次。

そんな中、またしても死人が出る。事件を知った四郎が佐吉に詰め寄ると、佐吉は、博打で負けた鬱憤を、毒小豆で人を殺すことで晴らしていたことを打ち明ける。それを知った四郎は奉行所に訴え出ようとしたが、渋沢と道玄、次郎兵衛によって口封じに殺されてしまう。さらに、事件を知る志乃も、佐吉によって刺されてしまう。

瀕死の志乃の頼みで、仕事が始まった。的は、渋沢、次郎兵衛、道玄、佐吉。涼次が渋沢を、主水が道玄を、匳が次郎兵衛を次々と仕留めていく。最後に、小五郎が佐吉を斬り捨て、仕事が終わったのだった。


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2009年05月01日

必殺仕事人2009 第15話

涼次は昔の女・おゆきと再会する
彼女は、江戸で評判の料理屋・川兆の
若旦那に嫁ぐことになるが……

脚本:前川洋一  監督:石原興

涼次(松岡昌宏)は、経師屋仕事で訪れた先で、昔の女・おゆき(伊藤裕子)と偶然再会する。彼女は今、江戸で一番と評判の料理屋・川兆の若旦那・藤一郎(田中実)と付き合っているそうだ。

そんなとき、その川兆の主人が何者かによって殺され、藤一郎が川兆を継ぐことが決まった。これを機に、藤一郎は、おゆきと所帯を持つことを決意する。おゆきが岡場所上がりの身分の良くない女だということもあって、川兆の女将・おしん(絵沢萠子)は反対するが、藤一郎はそれを押し切っておゆきを嫁に迎える。おゆきが玉の輿に乗ったと喜ぶ涼次。

ところが、おゆきがやってきた頃から、川兆の家の様子が徐々に変わり始める。女将のおしんが原因不明の病に伏せるようになった。さらに、おゆきへの接し方をめぐって、昔からの大番頭がクビにされ、新たに多吉(大石昭弘)が番頭となった。娘のお佐枝(宮本真希)も、不安を隠せない。

お佐枝から、川兆の異変を聞きつけたお菊(和久井映見)は、匳(田中聖)に命じておゆきの身辺を探らせる。そんなお菊に向かい、涼次は、かつておゆきに命を救われたことを語る。おゆきには、悪人にだまされて家族を失って岡場所に送られ、そこから今の地位まではい上がってきたという過去があったのだった。そんなおゆきに同情的な涼次に対し、お菊は川兆の主人が死んで一番得をしたのはだれだ、と問いかける。

その矢先、お佐枝が留守の間に、おしんと藤一郎が相次いで死んでしまう。犯人は、お菊の読みどおり、おゆきであった。おゆきは、多吉や地廻りの清蔵(手塚秀彰)、その弟分の卯之助(真勝國之)らと組んで、川兆の人間を次々に殺害したのだった。さらに、おゆきは清蔵と卯之助に命じて、お佐枝を犯させ、昔の自分のように岡場所に売ろうとする。

お佐枝の依頼で、仕事が始まった。的は、おゆき、多吉、清蔵、卯之助の4人。匳が多吉を、中村主水(藤田まこと)が卯之助を仕留めた。お菊や小五郎の反対を押し切り、仕事を請け負った涼次は、おゆきを訪ねる。そして、断腸の思いで腕の中のおゆきの首筋に錐を突き立てたのだった。最後に、小五郎が清蔵を一刀両断に斬り捨てた。


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2009年04月24日

必殺仕事人2009 第14話

ストーカーに悩まされる娘・おゆうに、
同心・森岡安之進が救いの手を差しのべる。
だが、それが悲劇の始まりだった……

脚本:岡本さとる  監督:原田徹

唐辛子屋の江すみ屋の娘・おゆう(井上和香)は、最近、怪しい男によってつきまとわれていた。おびえるおゆうを助けたのは、森岡安之進(山口馬木也)。渡辺小五郎(東山紀之)の同僚の同心だ。おゆうを心配した森岡は、江すみ屋に毎日立ち寄ることを約束した。それを聞いて娘を心配していた母・おかね(烏丸せつこ)も、胸をなでおろす。

そんな中、おゆうは、涼次(松岡昌宏)の頼みで店に七味を買いに来る如月(谷村美月)と2人で富岡八幡宮に参拝に出かけ、大道芸人の曲芸を見て楽しいひとときを過ごす。だが、それを見ていた森岡は、大道芸人などと軽々しく口を聞くなと忠告した。きつい口ぶりに不安を隠せないおゆうだった。

その矢先、おゆうをつけ回していた男・三次(山本竜二)が、森岡の配下の目明し・聖天の権三(谷口高史)とその子分・鮫七(岩佐好益)によって捕らえられる。森岡は三次を有無を言わさず斬り捨てると、おゆうに向かって「お前を守るためなら手段は選ばない」と言い放った。

おゆうとの結婚を決意した森岡は、高価な簪を贈る。だが、幼馴染で上方に修行に行っている宮大工・徳次郎(木村康志)と一緒になることを決めていたおゆうは、その申し出を断った。森岡は、権三と鮫七に命じて、江戸に帰ってきた徳次郎を殺し、物盗りの犯行に見せかける。

それが森岡の仕業と確信したおゆうは、母・おかねとともに奉行所に訴え出る。しかし、森岡は権三と鮫七と口裏を合わせており、おゆうの言い分は聞き入れられない。さらに、森岡は、権三と鮫七に命じておゆうを拉致し、自宅の地下蔵に監禁し、無理やりに結婚を迫る。だが、それでもおゆうが激しく抵抗し続けると、森岡はついに脇差でおゆうを刺し殺してしまった。「これでお前は私だけのものだ」とつぶやく森岡。

おかねは、娘の仇を取ってほしいと三番筋を訪れる。仕事の的は、森岡、権三、鮫七の3人。権三を手強い相手だとにらんだお菊(和久井映見)は、涼次と匳(田中聖)の2人で仕事に当たらせることを決めた。まず、中村主水(藤田まこと)が脇差で鮫七を貫く。次に、涼次と匳が権三を仕留めた。最後に、小五郎は、森岡を斬り捨てたのだった。


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2009年04月17日

必殺仕事人2009 第13話

家も仕事もない「帳外れ」の人々をめぐり、
新たな事件が巻き起こる!
そこに現れた謎の人物とは!?

脚本:森下直  監督:石原興

小五郎(東山紀之)の殺しの的・為蔵が、何者かによって殺された!小五郎と涼次(松岡昌宏)は謎の人影を追うが、取り逃がしてしまう。中村主水(藤田まこと)は、その手口から犯人は同業者だとにらんだ。

その頃、折からの不景気で年貢を払えずに故郷を離れ、江戸に逃げ込む人々が増えていた。帳外れの彼らは、家も仕事も持てずに貧しい暮らしを余儀なくされ、最近、幕府が給付を決めたご公儀振る舞い金も受け取れないでいた。彼らの唯一の収入源は、女たちが夜鷹として体を売って稼ぐ金だけだ。

帳外れの存在は治安悪化の元。小五郎と伝七(福士誠治)は彼らが暮らす土手へと赴き、退去を命じることに。そこに現れたのが、為蔵を殺した仕事人・仕立て屋の匳であった。匳は小五郎の裏稼業を秘密にする代わりに、彼らを見逃してほしいと申し出るが……

そんな中、帳外れの人々に仕事を紹介し、人別長に名前が載るように計らおうと申し出る人物が現れる。口入・上総屋の主・松蔵(石丸謙二郎)だ。匳の弟分の伊助(浅利陽介)やなつ(森田彩華)は、仏様が現れたと喜ぶが、匳はまっとうな手段なわけがないと警告する。しかし、伊助たちは松蔵の申し入れを受け入れ、土手を出て行った。

伊助となつが新しい長屋に移ることになった。だが、松蔵からは渡されたのは自分とは違う名前の人別だった。不審に思う伊助となつだが、住む場所と仕事ほしさに、仕方なく受け入れることに。

2人を心配した匳が松蔵を尾行してたどりついたのは町年寄の屋敷だった。その奥座敷には、町年寄の南村彦左衛門(楠年明)と年番方与力の田島民部(勝部演之)が。彼らは、帳外れの人間たちに架空の人別を与えては引越しを繰り返させ、ご公儀振る舞い金を水増しし、横領しようともくろんでいたのだ。真相を知った匳は、伊助となつを訪ねるが、すでに2人はどこかへ引っ越した後だった。

そんな矢先、伊助となつをはじめとする帳外れの人々が、町の外れの掘っ建て小屋に集められた。松蔵の頼みで地廻りの熊五郎(壇臣幸)が次々と人々を斬り殺していく。松蔵は、用済みになった人々を始末する役回りだったのだ。伊助となつも殺された。

仇を取るため、匳は三番筋を訪れ、仕事を助けてくれるよう依頼。匳が松蔵を、小五郎・涼次・主水が残りの3人を仕事にかけることに。仕事が始まり、まず涼次が熊五郎の首筋を貫いた。続いて、匳がしつけ糸で松蔵の首を絞め上げて仕留めた。さらに、主水が南村を、小五郎が田島を斬り捨てたのだった。


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2009年04月11日

必殺仕事人2009 第12話

大泥棒・石川六右衛門が江戸に出没!
仕事に困って盗みを働いた貧乏浪人・清兵衛は、
恐るべき陰謀に巻き込まれてしまう!

脚本:瀧本智行  監督:酒井信行

江戸の街に石川六右衛門(本田博太郎)と名乗る大泥棒が現れ、大店から次々と大金を盗み出す。坂本勘助(宇梶剛士)をはじめ、小五郎(東山紀之)や伝七(福士誠治)ら同心たちは必死に追跡をおこなうが、今夜も六右衛門を取り逃がし、筆頭与力・西山右近(上杉祥三)から叱責を受けてしまう。

そんなとき、貧乏浪人・長田清兵衛(松村雄基)は、折からの不況で仕事に困るあまり盗みを働いた。その清兵衛を、ひょんなことから小五郎が捕らえることになり、南町奉行所のお白州で清兵衛の裁きが行なわれた。町奉行の矢部甲斐守忠孝(小林稔侍)は、清兵衛の困窮ぶりと、妻・サト(渋谷琴乃)や幼子のことを考慮し、情けをかけてお咎めなしとした。感謝に打ち震える清兵衛。

あいかわらず六右衛門が盗みを重ねていく中、決意を新たに仕事を探し始めた清兵衛は、お堂の修繕の仕事を見つけることができた。だが、彼がお堂を訪れると、部屋の隅には千両箱が。その場に、与力の西山と奉行所の同心たちが踏み込んできた。ここが六右衛門の隠れ家だという密告があったのだ。何も知らないという訴えもむなしく、清兵衛は捕らわれた。さらに、清兵衛の家に乗り込んだ西山の調べで、家の床下から小判の束が見つかった。

吟味方与力の遠野兵衛門(片桐竜次)による厳しい拷問の末、清兵衛は自分が六右衛門であると自白してしまう。再び、お白州で裁きが行なわれ、清兵衛は無罪を訴える。だが、矢部は清兵衛が六右衛門であると知っていて、わざと泳がせていたのだと言うと、市中引き回しの上獄門を言い渡した。涼次(松岡昌宏)の調べで、矢部こそが、与力の西山や遠野、石川六右衛門こと永井為蔵らを動かす、黒幕だったことがわかった。

サトの頼みで仕事が始まった。的は、矢部、西山、遠野、為蔵の4人。源太(大倉忠義)が欠けた分、小五郎が2人を片付けることになった。仕事の場所は南町奉行所。涼次が遠野を、中村主水(藤田まこと)が西山を仕留めた。さらに、小五郎がお白州で矢部を斬り捨てた。

残る的は為蔵一人。茶屋から出てきた為蔵を尾行し、小五郎が機会をうかがっている矢先、何者かによって為蔵が殺されてしまう。逃げていく男の影に、振り返る小五郎だったが……


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必殺仕事人2009 第11話

源太の母親と名乗る女・お富が現れる。
彼女を信じるべきか迷う源太を
過酷な運命が待ち受けていた!!

脚本:寺田敏雄  監督:石原興

小山内家の使用人・留吉(大富士)を苦戦の末に仕留めた源太(大倉忠義)。だが、留吉の死体の傍らにいるところを伝七(福士誠治)によって目撃されてしまう! 世間に存在を知られてはならないのが、仕事人の不文律。仕事を見られたときは、見た方か見られた方が死なねばならない。その掟が源太の脳裏をよぎる。

そして、伝七の背後には小五郎(東山紀之)の姿が。つい先日、源太に向かって、もしヘマをしたらオレがお前を斬るとまで言い放った小五郎は、刀に手をかけた。絶体絶命のそのとき、中村主水(藤田まこと)が現れ、伝七に向かって何者かが向こうに逃げて行ったと証言し、なんとかその場を収めたのだった。だが、源太は自分一人で伝七を殺すことができたと必死に訴える。

そんな源太をお富という女性(浅野ゆう子)が訪ねてくる。彼女は、源太が物心つく前に生き別れた母親だと名乗ると、ヘソの緒を渡した。突然の再会にとまどいながらも、うれしさを隠せない源太だった。

お富によれば、源太の実の父親は油問屋の大津屋政右衛門(青山勝)だという。息子だと名乗り出て大津屋の跡継ぎになれと言われた源太は、その申し出を一度は断ったものの、作太郎(前田航基)のためだというお富の言葉に動かされ、大津屋に会いに行くことに。ところが、大津屋はお富が妻だったことは認めたものの、彼女をひどい嘘つきと呼び、源太を跡継ぎにするつもりもないと言うのだった。

一方、作太郎もお富が末吉(岡本光太郎)と以蔵(菅田俊)という男たちと密会しているのを目撃する。お富は"近江の女狐"と言われる名うての詐欺師だったのだ。3人は、源太を跡継ぎに仕立てて大津屋の財産を乗っ取る計画がうまくいかないと知って、押し込み強盗の算段をしていた。作太郎はお富を信じるなと源太に訴えるが、源太はお富を信じたい気持ちを抑えられない。しかし、作太郎の言葉どおり、大津屋は強盗に入られ、金品を強奪された上、皆殺しにされて火を放たれてしまう。

作太郎はだまされている源太を助けたいと、三番筋で仕事を依頼。的は、お富と末吉、以蔵と手下一派だ。源太はお富のことは自分が見極めて決着をつけると言い放った。小五郎が以蔵の手下たちを、主水が以蔵を斬った。続いて、涼次(松岡昌宏)が末吉を仕留めた。

源太は、お富に本当のことを話してくれと迫る。お富は罪を悔やむ態度で源太を油断させると、短刀で源太を突き刺した。そして、裏稼業は情にほだされてはやっていけないと言うと、これからもお人好しをだまして生きていくと吐き捨てた。

それを聞いた源太は最後の力を振り絞って立ち上がる。そして、からくり蛇でお富の首を絞め上げると、自らも息絶えたのだった。


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2009年03月13日

必殺仕事人2009 第10話

無差別殺人鬼・黒頭巾が江戸に出没する!
一方、源太は、仕事人として
人を殺めることに耐え切れなくなっていた……

脚本:寺田敏雄  監督:石原興

江戸の街に黒頭巾をかぶった無差別殺人鬼が出没する。人が集まる場所を狙って無差別に斬りつける手口は、辻斬りとも違う新しい犯行だ。

黒頭巾の正体は、小山内儀助(荒川良々)であった。今日も人を斬った儀助が何食わぬ顔で帰宅した先は、母・セツ(池上季実子)と、乙部松右衛門(平泉成)、喜平(内山信二)、留吉(大富士)ら3人の使用人たちが待つ武家屋敷だった。儀助は、三十半ばになった今も、この家で不自由なく暮らしている。しかし、儀助に満ち足りた様子はない……

一方、源太(大倉忠義)は、仕事人として人を殺めてきたことへの罪悪感に苦しんでいた。そんな心情をこぼした源太に向かって、小五郎(東山紀之)は、今さら善人面するなと冷たく突き放す。そして、もしヘマをしたらオレがお前を斬るとまで言い放った!

そんな中、黒頭巾・儀助は、暗い衝動に突き動かされるように、さらなる犯行を重ねていく! 今度は、偶然その場に居合わせた涼次(松岡昌宏)と如月(谷村美月)も事件に巻き込まれてしまう。如月が腕を斬られたが、涼次に守られたおかげで、命は助かった。しかし、涼次は、大衆の面前で仕事道具を使ったことを、中村主水(藤田まこと)から激しく叱責されることに。

儀助がなおも犯行を続ける中、小山内家の使用人の乙部と留吉は、儀助が黒頭巾をかぶる現場を目撃してしまう。2人からその事実を知らされた儀助の母・セツは、お人好しの使用人・喜平を身代わりにして息子をかばおうと思いつく。乙部と留吉によって喜平は殺され、その死体は黒頭巾に仕立て上げられた。

だが、乙部と留吉はセツに対し、殺しの口止め料として小山内家の財産すべてを要求してきた。他方、自分の気持ちの治まらない儀助も「黒頭巾はまだ生きている」と言い残すと、小山内家を出て行った。絶望したセツは、三番筋を訪れ、息子を殺してくれと仕事を依頼する。

仕事の的は、乙部と留吉と儀助の3人。涼次と源太と主水が引き受けたが、小五郎は降りた。「どうせもう、人には戻れねえんだ」と源太。まず、主水が乙部を仕留めた。次に、源太が留吉をからくり蛇で絞め上げる。さらに、涼次が儀助の首筋に錐を突き立てた。そのとき、儀助をかばおうとしたセツの前に、仕事を降りたはずの小五郎が現れる。そして、頼み人であるにもかかわらず、セツを一刀両断に斬り捨てると、地獄の道案内をしてやれと言ったのだった。

一方、留吉を仕留めたと思っていた源太だが、まだ息のあった留吉によって首を絞められてしまう! 必死に抵抗し、なんとか留吉の息の根を止めたものの、運悪く、その場を見廻り中の伝七(福士誠治)に目撃されてしまう! 絶体絶命のその場に現われた小五郎は、すっと刀を抜き……


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2009年03月06日

必殺仕事人2009 第9話

モンスターペアレンツならぬ"怪物親"が
江戸の昌平坂学問所に現われた!
翻弄される講師・椿伊織の命運は!?

脚本:後藤法子  監督:山下智彦

江戸にある昌平坂学問所で、講師の自殺事件が起こった。遺書には「げに恐ろしきは怪物親なり」と書き残されていた。怪物親とは、学問所に対して自己中心的で理不尽な要求を繰り返す親たちのことで、大試験と呼ばれる昇級試験を控えて特に気が立っているのだという。

今日も、学問所に怪物親がやってきた。講師の椿伊織(池内博之)は、旗本の妻・高田トヨ(元井須美子)をはじめとする怪物親たちから詰め寄られ、困り果てた様子。

そんな中、修吾(小阪風真)ら侍の子弟たちが、町人の子供である作太郎(前田航基)にイヤがらせをしているのを見た伊織が、彼らを叱りつけた。それが原因で、伊織は怪物親から暴力講師として激しい抗議を受けることに。だが、修吾の父で、昌平坂学問所を監督する役人・畠中伊右衛門(田中健)の執り成しで、なんとかその場は収まった。同僚の講師・牧山有三(下総源太郎)と島田儀一(井之上淳)から励ましを受け、安心した様子の伊織。

しかし、怪物親による抗議はますますエスカレートしていく。今度は、伊織が不正をしているという噂が立てられ、筆頭講師の佐々井玄也(綾田俊樹)から取調べを受けることに。すると、伊織の硯(すずり)からは身に覚えのない金が見つかる。大試験を前に親からワイロを受け取ったと責められた伊織は、潔白を訴える声もむなしく、自宅での謹慎を命じられてしまう。

しかも、怪物親は謹慎中の伊織の自宅にまで押しかけ、抗議してきた。心配そうな妻のきぬ(遠藤久美子)を横目に、伊織は、伊右衛門に直訴しようと決意し、学問所を訪れる。しかし、そこで耳にしたのは大試験の不正を画策する伊右衛門と講師たちによる密談だった。裏から手を回し、怪物親を動かしたのも伊右衛門だったのだ。それを知った伊織は、伊右衛門に向かって、奉行所に不正を訴えると言い放った。だが、伊右衛門によって懐柔された牧山と島田の手によって殺害されてしまう。結局、伊織の死は自殺として片付けられることになった。

きぬの依頼で仕事が始まった。まず、涼次(松岡昌宏)が遊女と戯れている島田の首筋を錐で貫いた。次に、源太(大倉忠義)が学問所から帰る牧山をからくり蛇で絞め上げた。さらに、中村主水(藤田まこと)が、学問所にいた佐々井を仕留めた。最後に、小五郎(東山紀之)が伊右衛門を斬り捨てたのだった。


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2009年02月27日

必殺仕事人2009 第8話

江戸でスリが相次いで殺される事件が起こる。
スリを生業とする嘉助・富吉親子の一味は、
とんでもない陰謀に巻き込まれてしまう!
脚本:森下直  監督:酒井信行

芝居帰りにこう(野際陽子)とふく(中越典子)が襲われた。襲ったのは、暴れスリと呼ばれる、女や年寄りを取り囲んで刃物でサイフを脅し取る新手のスリだ。幸い、こうとふくは間一髪で富吉(神保悟志)という男に救われた。

粋な男っぷりで知られる扇屋の富吉だが、そのウラの正体は"弁天の吉蔵"と呼ばれる、昔ながらのスリであった。近頃、江戸では、そんな昔ながらのスリたちが殺される事件が相次いでいた。小五郎(東山紀之)は新旧のスリによる縄張り争いではないかと疑うが……

その頃、番屋では、中村主水(藤田まこと)を前に、嘉助(長門裕之)が暴れスリの出現を嘆いていた。嘉助はかつて"受け取りの吉蔵"と呼ばれ、同心だった主水から追われたこともあったスリの名人だ。嘉助は、富吉の実の父親だが、親子の仲はうまくいっていない様子。

そんな中、嘉助と富吉は、一味のスリ・伊佐治(樋口浩二)から相談を受ける。吉原で両替商の大黒屋(田中弘史)と一緒にいた武家の男からスッたサイフに、ある包みが入っていたという。その中身はなんと贋金の小判だった!

サイフの持ち主は勘定組頭の永井又五郎(石田太郎)、一緒にいたのは御金改役手代・沖田庄右衛門(安部潮)。幕府の財政を預かる役人と小判を作る役人、両替商が結託しての贋金作りの陰謀だった。彼らは、サイフをスッた犯人を探そうと、やくざ者の伝兵衛(下元年世)を雇い、スリ狩りを行なっていたのだ。

それを知った嘉助は、このサイフを勘定組頭の永井のもとにスリ戻してやろうと提案する。富吉は、嘉助に反対されたにもかかわらず、その役目を無理に引き受けた。だが、富吉はスリ戻しに失敗し、永井らに捕らえられてしまう。仲間を守るために口を割らずにいた富吉は、拷問の末、永井に斬り殺されてしまう。

嘉助は富吉の仇を取るために、殺しの証拠である刀を永井からスリ取ろうと企てる。主水の制止にもかかわらず、嘉助はこの無謀なスリに見事成功。しかし、伝兵衛によって嘉助は殺され、主水が奉行所に提出した刀も、永井の圧力でもみ消されてしまった。

富吉の女房・えん(遠野凪子)の頼みで仕事が始まった。涼次(松岡昌宏)と源太(大倉忠義)が、伝兵衛と沖田を次々と仕留めていく。主水も、嘉助がスリ取った刀を永井に突き刺し、仇を取った。最後に、小五郎が大黒屋を斬り捨てた。


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2009年02月21日

17年ぶり“連ドラ復帰”の『必殺仕事人』、好調で放送延長決定

17年ぶり“連ドラ復帰”の『必殺仕事人』、好調で放送延長決定
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090218-00000026-oric-entyahooニュースより


今年1月スタートのABC・テレビ朝日系ドラマ『必殺仕事人2009』(毎週金曜 後9:00)が高視聴率をマークしたことから、当初の3月末までの放送予定を、6月まで“延長”することが18日(水)、わかった。必殺シリーズとしては、17年ぶりに連ドラ復帰を果たした直後の朗報に主人公・渡辺小五郎役を演じる東山紀之も「僕自身も命を削ってやっていきたい」と意気込んでいる。

 1970年代より続く“必殺シリーズ”の続編として、番組は1月4日に本来の放送枠とは異なる別曜日の夜に初回スペシャルを放送。平均視聴率は朝日放送によると、関東地区で18.6%、関西地区では25.8%と高視聴率をマーク。その後現在まで5話が放送されたがそれぞれ10%台前半から10%台後半をキープするなど好評だ。

 番組の放送延長について東山は「スタッフの方々とこれだけ積み重ねてきましたから、やはり嬉しいです」と心境を語る。さらに「監督によって描き方も異なるので、たとえ『50人斬り』を要求されても応えられるよう準備だけではしておきたい。ドラマとしても、命を賭けて必殺の歴史を積み重ねてきた藤田さんもいますし、僕自身も人間の本質をえぐり出すようなドラマになるよう、命を削ってやっていきたい」と今後の目標を明かした。

 また、ABCの森山チーフプロデューサーも「これからも世の中の晴らせぬ恨み、晴らす作品を届けたい」と自信をみなぎらしていた。



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2009年02月20日

必殺仕事人2009 第7話

金儲けの名人・江上屋芳太郎によって
江戸の米相場は急上昇し、民衆は苦しむことに。
その江上屋を田舎侍の又兵衛が訪ねてくるが……
脚本:岡本さとる  監督:原田徹


近頃、江戸では、米の価格が急激に値上がりしていた。それというのも、金儲けの名人と噂される物産問屋主・江上屋芳太郎(津田寛治)が米を買占め、相場を操っているからだ。その強引なやり口は、民衆が鳶頭の政五郎(峰蘭太郎)を先頭に江上屋に抗議行動を起こすほどだった。

そんな江戸に、奥州黒川藩の田舎侍・藤戸又兵衛(渡辺いっけい)がやってきた。ひょんなことから又兵衛と出会った如月(谷村美月)は、又兵衛の人の良さに感心し、涼次(松岡昌宏)に、又兵衛を家に泊めるよう頼み込む。又兵衛が経師屋仕事を手伝うのを条件に渋々了承する涼次。又兵衛によれば、藩の大事を託されて江戸にやってきたという。

又兵衛が向かったのは、あの江上屋だった。実は、十年前、又兵衛はやくざ者に襲われた江上屋を助けたことがあったのだ。又兵衛が黒川藩の漁場を担保に金を融通してほしいと頼むと、江上屋は快諾。だが、又兵衛が帰ると、江上屋は番頭・勘六(中原丈雄)に黒川藩の漁場の価値を調べるように命令し……

そんな矢先、江上屋への抗議活動の先頭に立っていた鳶頭の政五郎が、何者かによって殺された。伝七(福士誠治)の見立てでは、かなり腕の立つ者の仕業のようだ。

一方、江上屋は、自分が貸した金で米を買い占めて相場で儲ければいいと又兵衛に提案する。何もせずに金が儲かるという話に実感のわかない又兵衛だが、自分への恩返しだという江上屋の言葉に背中を押され、申し出を受け入れることを決めた。涼次は、あの江上屋が相手だけに、何か裏があるのではないかと心配するのだが……

そんな矢先、米相場が急落。米が一気に売られて、値崩れが起こった。全ては江上屋の仕業だった。又兵衛が買った米にも買い手がつかない状態に。江上屋の狙いは、又兵衛をだまして黒川藩の漁場を手に入れることだったのだ。自分がだまされたと知った又兵衛は漁場一切の朱印状を返すように江上屋に迫るが、用心棒・香坂仁兵衛(福本清三)によって斬り殺されてしまう。鳶頭の政五郎を始末したのも、仁兵衛ら、江上屋の用心棒だった。

又兵衛が世話になった礼にと涼次に渡した金を頼み両に、仕事が始まった。中村主水(藤田まこと)が仁兵衛を、源太(大倉忠義)がもう一人の用心棒・高田久蔵(西村匡生)を仕留めた。さらに、小五郎が番頭・勘六を斬り、涼次が江上屋の首筋を突き刺して、又兵衛の恨みを晴らしたのだった。


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2009年02月13日

必殺仕事人2009 第6話

第6話「夫殺し」

小五郎は、寺社役付き同心・藤五郎と出会う。
貧しいながら、病の妻を看病して暮らす彼は、
病を治すと評判の陰陽師と関わりがあるようだが?
脚本:森下直  監督:山下智彦


小五郎(東山紀之)は、こう(野際陽子)とふく(中越典子)から、病気を患う親戚の見舞いを押し付けられる。小五郎を迎えた伊勢崎藤五郎(西村和彦)は、地位の高い寺社役付き同心であるにもかかわらず、病の妻・初枝(田中美里)の看病をしながら暮らす感じの良い侍だった。だが、妻の薬代のせいで借金がかさんだ藤五郎は、小五郎にも借金を頼むほど金に困っているようで……

一方、不景気で金に困った涼次(松岡昌宏)は、お菊(和久井映見)の頼みで、病を治すと評判の陰陽師・百瀬清水(篠井英介)について探ることに。彼の力は医者の隆玄(岩崎ひろし)も認めるほどだが、病人を身内に持つ者につけこんだ霊感商法だという噂もある。


そんな矢先、清水に騙されたという被害者・喜兵衛(樋浦勉)の訴えで、小五郎は伝七(福士誠治)とともに清水を取り調べに行くことになった。だが、清水の祈祷所の門前に出てきたのは、あの藤五郎だった。藤五郎は、陰陽師は町奉行の管轄外だと言い放つと、こないだとは打って変わった厳しい顔で2人を追い払った。

町奉行への訴えもままならず、喜兵衛は、清水に払うために借りた金の返済に困ることに。しかも、その借金の証文を買い取ったのは、あの医者・隆玄であった。隆玄の弟子・作治(篠塚勝)に娘を奪われ、喜兵衛は絶望の末に自殺してしまう。

一方、小五郎が初枝を訪ねると、彼女の暮らし向きは以前とくらべ良くなった様子で、首には清水の数珠が。初枝は自分が余命を生きる身であることを明かすと、夫が良からぬことに手を染めているのでは、と心配する。


初枝の心配どおり、藤五郎は妻の命を永らえるための薬欲しさに、清水と隆玄と組んでいたのだった。2人に頼まれ、藤五郎は清水を訴えようとしている商人を斬ろうとするが、見張っていた涼次に阻まれ、仕損じてしまう。

この事件が起こって、いよいよ町奉行所も本格的に清水の探索に乗り出した。小五郎は藤五郎に手を引けと忠告するが、藤五郎は妻を生かすためなら仏も斬ると言い放った。そして、隆玄の弟子・作治とともに、藤五郎は商人たちを斬り殺した。

そんな矢先、初枝の容態が悪化する。初枝は息も絶え絶えに、生き地獄に落ちた夫を仕事にかけてほしいと小五郎に頼んだ。仕事が始まり、涼次は隆玄を、源太(大倉忠義)は作治を、中村主水(藤田まこと)は清水を仕留めた。小五郎は、夫と一緒に三途の川を渡るのが願いという初枝の言葉を噛み締め、藤五郎を斬った。同じ頃、初枝も病床で息を引き取ったのだった。


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2009年02月06日

必殺仕事人2009 第5話

住職・正円による大仏の建立が決まった。
しかし、宮大工の棟梁・宗兵衛は、
その計画に隠された陰謀に気づき……
脚本:前川洋一  監督:酒井信行


江戸で人々から崇められる住職・正円(平幹二朗)による大仏の建立が決まった。こう(野際陽子)やふく(中越典子)に付き添って寺にやってきた小五郎(東山紀之)は、2人が正円を前に、見栄を張って大金を寄進するのを見て渋い顔。

一方、大仏建立のために新たに導入された商い税に源太(大倉忠義)も反感を隠せない。そんな源太の知り合いの棟方宗兵衛(堤大二郎)をはじめ、大仏建立のために、宮大工棟梁たちが江戸に集められた。


旗本・田上重太郎(藤田宗久)から大仏建立を一任された材木問屋・松木屋(谷本一)は、近辺の住民の立ち退きを始める。小五郎は、立ち退きを断った男が松木屋の雇ったやくざ者・仁吉(細川純一)らによって袋叩きになっているのを助けるが、筆頭同心の坂本勘助(宇梶剛士)から、立ち退きの邪魔をするなと厳重注意を受けてしまう。

そんな中、松木屋が手配したのが粗悪な材木だという事実を知った宗兵衛。ひそかに松木屋から大仏の図面を盗み出すと、仲間の棟梁・佐平(徳井優)に向かって、不正を寺社奉行に訴えると言い放った。だが、その矢先、仁吉らによって宗兵衛の家族は斬り殺され、家には火を放たれてしまう。

それを知り、宗兵衛の娘に思いを寄せていた作太郎(前田航基)もショックを受ける。宗兵衛の息子・耕太(小杉彩人)だけは、源太の家に泊まりに来ていたおかげで難を逃れた。その耕太の証言で、宗兵衛が松木屋の不正について佐平と話していたことがわかる。しかし、小五郎から話を聞かれた佐平は、不正は宗兵衛の勘違いだったとしらをきる。佐平は、松木屋とつながっていたのだ。


さらに、涼次(松岡昌宏)の調べで、正円と田上が結託しており、大仏建立も商い税も2人の私利私欲のためだったことがわかる。

耕太の頼みで、仕事が始まった。まず、酒盛りに興じる佐平の首を源太が絞め上げた。続いて、松木屋の番頭と仁吉が酔って歩いているところを、小五郎が流れるような太刀さばきで斬った。さらに、中村主水(藤田まこと)が自宅で金を勘定する松木屋を、涼次がひな壇の上で説法する正円を仕留めた。そして、小五郎が田上を一太刀で斬り捨てたのだった。


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2009年01月23日

必殺仕事人2009 第4話

阿片が江戸の街を蝕もうとする中、
事件を追う同心・安川新吾は、
暗闇奉行なる謎の人物に行き着くが!?
脚本:岡本さとる  監督:石原興


大河原伝七(福士誠治)は、同心の杉内久左衛門(石倉三郎)らとともに、阿片が取引されているという船着場を調べるが、旗本の望月十郎(梨本謙次郎)の船を取り調べたせいで、筆頭同心の坂本勘助(宇梶剛士)から蔵の整理役を命じられてしまう。

代わりに見廻り同心として渡辺小五郎(東山紀之)と組むことになったのは、安川新吾(市川亀治郎)だった。新吾は5年前、見廻りの最中に火事に巻き込まれて死んだ父の跡を継いで同心になった仕事熱心な男だ。


新吾は見廻り中に、望月の中間・平内(中西良太)と如月(谷村美月)がもめているところに出くわす。まんまと逃げおおせた如月だったが、このとき平内からスったサイフには、阿片と、その取引に用いる木札が入っていた。そのせいで、如月は涼次(松岡昌宏)ともども命を狙われてしまう!

そんな矢先、香具師の元締めで裏世界の顔役である入船の嘉助(有川博)が何者かによって殺された。嘉助は大の阿片嫌いで知られていたため、新吾は阿片を売りさばく者の犯行だとにらむ。そんな新吾に、間一髪で難を逃れた如月から平内のサイフが届けられた。

事件に平内が絡んでいると知った新吾が望月家を張っていると、源太(大倉忠義)の昔の友人で阿片の売人である米七(市瀬秀和)がやってくる。新吾は、屋敷から阿片を持ち出した米七をつかまえ、事件の真相を問いつめるが、米七は暗闇奉行なる人物が黒幕であることを告げたところで、何物かによって投げられた手裏剣によって殺された。

怒りに燃える新吾だが、望月家を調べていることがわかると、勘助から蔵の整理役を言い渡されてしまう。だが、蔵の整理をしていた新吾は、古い文書から、かつて父親も暗闇奉行を追っていたことを知る。新吾は、当時、父親と組んでいた杉内に相談するが、暗闇奉行のことは他言しないように忠告される。


そこで、新吾は如月から受け取った木札を使って、望月家に潜入を試みる。だが、正体を見抜かれて、阿片を吸わされた末に暗闇奉行によって殺されてしまう。暗闇奉行の正体は、同心・杉内だったのだ。

嘉助に世話になったお菊(和久井映見)が頼み人となって、仕事が始まった。まず、源太が船着場にいる平内に船で近づき、からくり蛇で命を奪った。次に、中村主水(藤田まこと)と涼次が、座敷で芸者遊びに興じる望月とその警護をする塚田を仕留める。そして、小五郎が杉内を斬り捨て、新吾の仇を討ったのだった。


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2009年01月16日

必殺仕事人2009 第3話

貧乏絵師の平吉は、妻・お静のために
浮世絵の版元・鶴屋忠左衛門の元で働き始める。
だが、鶴屋には裏の顔があった……
脚本:前川洋一  監督:原田徹


江戸の街で絵師の男が殺され、持ち物から枕絵が見つかった。事件そっちのけで絵の出来栄えに感心する見廻り同心・渡辺小五郎(東山紀之)。一方、経師屋の涼次(松岡昌宏)はなぜか、珍しく羽振りの良い毎日を送っている様子だ。

その頃、花御殿のお菊(和久井映見)は、知り合いのお静(清水美沙)のことで、中村主水(藤田まこと)に相談に来ていた。お静の夫・平吉(吹越満)は伊能派の腕の良い絵師だったが、型にはめられるのを嫌って伊能派を辞めて以来、酒を飲んではお静に暴力をふるっていたのだ。



だが、お静が体を壊したのを目の当たりにし、平吉は真面目に働くことを決意。浮世絵の版元・鶴屋忠左衛門(西田健)の元で働き始めた。鶴屋と言えば、今、江戸で流行りの正体不明の絵師・酒楽による役者絵を売り出して大儲けしている版元だ。


一方、南町奉行所では、吟味方与力・桐野半兵衛(谷口高史)直々の命令で枕絵の取り締まりが決まり、鶴屋も調べることに。小五郎は、自分の好きな役者絵にまつわる仕事とあって、めずらしく進んで役目を買って出たが、鶴屋に怪しい様子はなかった。

鶴屋の職で暮らし向きの良くなった平吉だが、描きたい絵が描けずに息苦しさを感じるようになっていた。それを察したお静の励ましに後押しされて鶴屋を辞めた平吉だったが、その直後に殺されてしまう。死体の傍らには枕絵が……

同じ頃、春屋という貸本屋が枕絵を扱っているという密告があり、奉行所の手入れが入る。覚えがないと訴える春屋だったが、桐野の指示による厳しい拷問の末、以前殺された絵師と平吉の2人に枕絵を描かせていたと認めさせられ、2人の殺害も自白してしまう。

しかし、春屋で枕絵を描いて小遣い稼ぎをしていた涼次は、小五郎に対し、平吉が枕絵を描くような男ではないと断言。平吉は偽酒楽として絵を描かされた後、殺されて枕絵作者の濡れ衣を着せられたのだと推測する。鶴屋は、与力の桐野と手を組み、酒楽が死んだ後も偽の酒楽を立てて大儲けしていたのだ。

そんな矢先、お静は、平吉が枕絵を描いていなかったと証言するように鶴屋に訴えるが、逆に鶴屋の用心棒・佐久間(稲健二)によって殺されてしまう。平吉とお静の無念を晴らすべく、仕事が始まった。主水は佐久間を、源太(大倉忠義)は鶴屋の番頭・吾介(本城丸裕)を仕留めた。涼次は新しい絵師を装って鶴屋を訪れると、鶴屋の首に錐を突き立てた。一方、小五郎は奉行所から出て来た桐野を斬り捨てたのだった。


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2009年01月09日

必殺仕事人2009 第2話

江斬りの出現に騒然となる江戸の街。源太は、江戸随一との呼び声高い
笠原道場の剣士・佐藤数馬と出会うが!?
脚本:岡本さとる  監督:原田徹


江戸の河原に辻斬りが現われ、街は騒然となる。一方、南町奉行所では、江戸随一と言われる剣術師範の笠原監物(目黒祐樹)と息子・太平(浜田学)を招いて、指南を受けることになった。剣術の稽古と聞いて、見廻り同心・渡辺小五郎(東山紀之)や自身番の中村主水(藤田まこと)は憂鬱な気分に。

一方、源太(大倉忠義)は、往来で若侍たちに絡まれたところを、佐藤数馬(忍成修吾)という若者に助けられる。彼は笠原の道場で剣の腕を磨く剣士であった。数馬の気持ちの良い人柄と、貧しさに負けずに息子を支える母・みち(賀来千香子)の優しさに触れ、心の和む源太。


そんな矢先、数馬が剣の腕を認められて、太平の付け人になることが決まった。息子の夢を叶えるため、汗と埃にまみれて働くみちの力になろうと、源太は花御殿のお菊(和久井映見)に相談して、経師屋の涼次(松岡昌宏)の手伝い仕事を紹介した。

ところが、太平の付け人となった数馬が知らされたのは、太平とその付け人・加治田文蔵(尾上松也)と松村金八(仲野毅)が辻斬りの正体だという事実だった。ショックを受けた数馬は母・みちに道場を辞めたいと申し出るが、辻斬りの事実を知らないみちは、もう少し辛抱してみろと説くのだった。


源太の励ましもあって、数馬は悩んだ末に道場を辞めようと決心する。しかし、秘密が漏れるのを恐れた太平たちによって、激しい稽古の形を借りた“かわいがり”によって、袋叩きにされて殺されてしまう。太平は、数馬の死を稽古中の事故と説明。かの笠原道場で起こった事件とあって、筆頭同心の坂本勘助(宇梶剛士)も詳しく調べようとしない。結局、数馬の死は事故として片付けられた。泣き崩れるみちを前に、源太も憤りを隠せない。


実は、監物は事件の真相に気づいていた。しかし、彼は将軍家剣術指南役になろうとする息子かわいさのあまりに、太平に武者修行の旅に出るよう命じ、その間に事件の隠蔽をしておくと告げた。笠原道場を訪れ偶然その話を聞いたみちは、監物の卑怯さを責め、息子を返せと迫るが、逆に監物によって斬り捨てられてしまう。

涼次がみちに払い損ねた手間賃を頼み料に、仕事が始まった。お菊が太平らを誘って酒に酔わせると、涼次が松村を、主水が加治田を、源太が太平を仕留めた。一方、小五郎は笠原道場を訪れ、監物を斬ったのだった。


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必殺仕事人2009 第1話

江戸の街で若い娘が相次いで殺される!
色男ばかりが揃っている夜遊び場・美景庵が
事件に関わっているようだが!?

脚本:寺田敏雄  監督:石原興


江戸の街では、夜中に出歩く若い娘が陵辱されて殺される事件が立て続けに起こっていた。今日も、お佐代(町田マリー)という娘が死体で見つかった。悲しみに暮れる父親の仁吉(山田辰夫)と妹のお絹(小林涼子)を横目に、南町奉行所見廻り同心・小五郎(東山紀之)は不機嫌な表情だ。

それもそのはず、最近、江戸中の女たちは皆、色男ばかりが揃っている夜遊び場・美景庵に熱狂しており、小五郎の好きな芝居も閑古鳥が鳴いて打ち切りになったのだった。だが、美景庵は、店に来た若い女を陰で男たちに斡旋して儲けた上、女たちを消すという非道な商売をしていた。お佐代を殺したのも、美景庵の信次と名乗る男(中村俊介)だった。


仁吉は、娘の仇を討ってくれと、三番筋で仕事を依頼する。だが、陰で聞いていた花御殿のお菊(和久井映見)は、それが世間体を気にしたゆえの依頼だと知ると、きっぱりと断った。しかし、何か裏があるとにらんだお菊が、源太(大倉忠義)に出前がてらに美景庵を探らせると、その背後には廻船問屋・野崎吉衛門(田宮五郎)がいるとわかる。陰では違法の賭場も開いていると言われる人物だ。

その頃、姉の仇である信次を探そうと美景庵にやってきたお絹は、店の前で直助という男に出会う。彼が実は姉を殺した人物・信次であることも知らずに、お絹は直助と親しくなっていく。


一方、仁吉は凶器を手に美景庵を訪れ、主の次郎(荒木宏文)に信次を出せと迫るが、逆に用心棒・鬼丸(工藤俊作)によって返り討ちにされてしまう。息も絶え絶えの仁吉は再び三番筋で仕事を依頼した後、息を引き取る。今度こそはお菊も仁吉の願いを聞き入れ、仕事が始まった。

涼次(松岡昌宏)は吉右衛門の賭場を訪れると、彼の首筋に道具の錐を突き刺す。源太は美景庵の用心棒・鬼丸の首をからくり蛇で絞めた。さらに、中村主水(藤田まこと)も、美景庵の主・次郎を小刀で突き刺した。

そんな矢先、南町奉行所に直助が自訴してくる。そして、お佐代を殺したことは隠したまま、罪を打ち明けた。お絹の懇願もあって、お目こぼしが決まり、直助は自由の身に。だが、直助は自分を待つお絹の元に帰る気はなかった。目撃者の証言で直助のお佐代殺しの確証を得た小五郎は、お絹までも裏切った直助を一刀両断に斬ったのだった。


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2008年12月26日

必殺仕事人2009 新春スペシャル

南町奉行所見廻り同心・渡辺小五郎(東山紀之)、絵師でもある経師屋の涼次(松岡昌宏)、役儀任免で南町奉行所自身番となった中村主水(藤田まこと)らは、表稼業をこなしながらも、仕事人として闇にまぎれて悪人たちを討つ日々を送っていた。ただ一人、からくり屋の源太(大倉忠義)だけは、仕事人として人を殺めたことを後悔して葛藤しながら、作太郎(前田航基)とともにめし処「その」を営んでいた。

江戸の街では、なぜか薬の値が高騰する事態が起こる。主水が自身番を勤める長屋横丁でも、与平(前田吟)ら貧しい老人たちが薬の高騰にあえいでいた。そこに、薬を安売りする薬種問屋恵比寿屋が現れる。店の主・恵比寿屋善兵衛(竜雷太)は救世主としてあがめられるが、彼には裏の顔があった……


そんな中、素浪人・権藤伊左衛門(沢村一樹)が江戸にやってくる。彼は小五郎の剣術道場時代の同士で、自慢の剣の腕で世直しをして名を上げようともくろんでいた。のんきに奉行所勤めをしている小五郎の前で、悪人を闇から闇へと葬る仕事人をクズ呼ばわりする伊左衛門。

その矢先、薬の高騰に耐えかねた与平たちは、お上に対して長屋に立てこもり、窮状を訴える決意をした。めし処「その」に集まった老人たちの話を小耳にはさんだ伊左衛門は、助太刀を申し出る。人助けと考えた玉櫛(水川あさみ)も加わった。だが、こうして始まった立てこもりは、思いがけない結末を迎えることになってしまう!!


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必殺仕事人2009 視聴率

第1話 2009年1月9日 一刀両断 14.7%

第2話 2009年1月16日 厚顔無恥 11.4%

第3話 2009年1月23日 偽装詐欺 11.9%

第4話 2009年2月6日 薬物地獄 10.9%

第5話 2009年2月13日 因果応報 12.5%

第6話 2009年2月20日 夫殺し 12.7%

第7話 2009年2月27日 金が仇 12.8%

第8話 2009年3月6日 一発勝負 13.1%

第9話 2009年3月13日 怪物親 13.7%

第10話 2009年3月20日 鬼の末路 9.6%

第11話 2009年4月10日 仕事人、死す!! 10.4%

第12話 2009年4月17日 冤罪 10.0%

第13話 2009年4月24日 給付金VS新仕事人 12.7%

第14話 2009年5月1日 武士の異常愛 10.3%

第15話 2009年5月8日 昔の女 10.8%

第16話 2009年5月15日 食品偽装 12.8%

第17話 2009年5月22日 ゴミ屋敷 11.6%

第18話 2009年5月29日 的は婿殿 11.9%

第19話 2009年6月5日 玉の輿 9.6%

第20話 2009年6月12日 女の一分 9.4%

第21話 2009年6月19日 最終章〜仕事人狩り! 13.0%

第22話 2009年6月26日 最後の大仕事!! 11.3%


平均視聴率11.68%


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必殺仕事人2009 TOP

必殺仕事人2009は、ABC・テレビ朝日の共同制作により、テレビ朝日系で放送される時代劇である。必殺シリーズ第31作、必殺仕事人シリーズ30周年記念、テレビ朝日開局50周年記念作品である。

 2009年1月9日(金曜後9・00)スタートの連続ドラマテレビ朝日系時代劇は、東山紀之主演の「必殺仕事人シリーズ30周年記念 必殺仕事人2009」。主水役の藤田まこと、TOKIO松岡昌宏、関ジャニ∞大倉忠義もスペシャルドラマに引き続き出演する。

07年にスペシャル放送された『必殺仕事人2007』が連ドラ化! 前回同様、東山紀之、松岡昌宏、大倉忠義らが悪を成敗する! 見どころは、経師屋の涼次(松岡昌宏)が見せる、筆と針を融合させた新技。36年前、故・緒形拳が演じた藤枝梅安の“針技”を引き継ぐ形として復活。また35年前、殺しの演出だった“レントゲン写真”も再登場。1月4日にはスペシャルの放送、さらに東山・松岡・大倉のユニット結成も。


 「必殺仕事人」は必殺第15弾として1979年に登場し、17年ぶりに連続ドラマとして復活する。1972年「必殺仕掛人」からスタートした必殺シリーズは、闇の世界の殺し屋が弱者の恨みを晴らすため、巨悪を成敗する痛快劇。92年まで30シリーズが制作され、平均15.6%の高視聴率を記録。中でも藤田まこと演じる中村主人は、昼あんどんが裏に回ればすご腕というギャップが人気で、15シリーズに登場。食道腫瘍で療養中の「必殺」の“顔”藤田も「中村主水」として出演する。


概要
テレビ朝日系列で、2007年7月7日に放送された『必殺仕事人2007』(以降、『2007』)の視聴率が関東地区で20.9%、関西地区で24.0%と好調だったことから、『2007』のキャストを引き継ぎ『必殺仕事人2009』として連続ドラマ化が決定した。時系列では『2007』から二年後という設定(新春SPの権堂伊左衛門の台詞より)で藤田まこと演じる“番組の顔”としての中村主水と、東山紀之演じる“物語の主人公”としての渡辺小五郎、という二枚看板での本格的な始動となる。

新春スペシャル版(単発)
連続版の開始5日前に当たる2009年1月4日の21:00 - 23:09(JST、通常は『日曜洋画劇場』の枠)には、特別番組の2時間ドラマを放送した。視聴率は関東地区18.6%、関西地区25.8%(いずれもビデオリサーチ調べ)であった。
あらすじ


連続ドラマ版
2009年1月9日から同年6月26日まで毎週金曜日の21:00 - 21:54(金9枠)で、連続ドラマとして放送された。(全22話)
なお、金9枠で時代劇が放送されるのは初であり、必殺シリーズの連続版では初めてのハイビジョン制作になる。必殺シリーズとしての連続版の放送は『必殺仕事人・激突!』終了以来16年10か月ぶりとなり、テレビ朝日系列で放送される連続版の時代劇としては、『素浪人 月影兵庫』終了以来1年4か月ぶりとなる。在阪局制作の時代劇としては腸捻転時代で毎日放送制作の『幡髄院長兵衛お待ちなせえ』以来36年4か月ぶりである。また、平成必殺シリーズの扱いではない。




キャスト

東山紀之 松岡昌宏 大倉忠義 和久井映見 藤田まこと 水川あさみ 谷村美月 福士誠治 宇梶剛士 前田航基 中越典子 白木万理 菅井きん 野際陽子 ほか


スタッフ
企画 - 山本晋也(朝日放送)、亀山慶二(テレビ朝日)
チーフプロデューサー - 森山浩一(朝日放送)
プロデューサー - 内山聖子(テレビ朝日)、柴田聡(朝日放送)、山川秀樹(テレビ朝日)、武田功・三好英明(松竹)
脚本 - 寺田敏雄、岡本さとる、前川洋一、森下直、後藤法子、瀧本智行
監督 - 石原興、原田徹、酒井信行、山下智彦
音楽 - 平尾昌晃
ナレーター - 春風亭小朝(『2007』から引き続き担当。第10話までと第11話以降ではナレーションの挿入が異なる)
美術監督 - 西岡善信(映像京都)
撮影 - 藤原三郎
照明 - 林利夫
美術 - 犬塚進
録音 - 中路豊隆
殺陣 - 宇仁貫三
特技 - 宍戸大全
特殊小道具 - 布目真爾
編集 - 園井弘一
スクリプター - 野崎八重子
VFX・技術協力 - IMAGICAウエスト
題字 - 糸見渓南
OP人形浄瑠璃 - あわ工芸座、阿波人形浄瑠璃研究会青年座、徳島県立城北高等学校民芸部
制作協力 - 松竹京都映画株式会社
制作 - ABC、テレビ朝日、松竹株式会社

テーマ曲
The SHIGOTONIN「鏡花水月」
 作詞:Satomi  作曲:大智  編曲:家原正樹  コーラスアレンジ:Ko-saku



各話あらすじ
第1話 2009年1月9日「一刀両断」

第2話 2009年1月16日「厚顔無恥」

第3話 2009年1月23日「偽装詐欺」

第4話 2009年2月6日「薬物地獄」

第5話 2009年2月13日「因果応報」

第6話 2009年2月20日「夫殺し」

第7話 2009年2月27日「金が仇」

第8話 2009年3月6日「一発勝負」

第9話 2009年3月13日「怪物親」

第10話 2009年3月20日「鬼の末路」

第11話 2009年4月10日「仕事人、死す!!」

第12話 2009年4月17日「冤罪」

第13話 2009年4月24日「給付金vs新仕事人」

第14話 2009年5月1日「武士の異常愛」

第15話 2009年5月8日「昔の女」

第16話 2009年5月15日「食品偽装」

第17話 2009年5月22日「ゴミ屋敷」

第18話 2009年5月29日「的は婿殿」

第19話 2009年6月5日「玉の輿」

第20話 2009年6月12日「女の一分」

第21話 2009年6月19日「最終章〜仕事人狩り!」

最終話 2009年6月26日「最後の大仕事!!」


各話視聴率


必殺仕事人2009公式HP
  
 必殺仕事人2009 Wikipedia

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