2009年03月11日

メイちゃんの執事 #10 最終話

 メイ(榮倉奈々)は、理人(水嶋ヒロ)を賭けての決闘<デュエロ>をルチア(山田優)に申し込む。理人がその結果に従うことを確認したルチアは、もし自分が負けたら、理人のことを諦めるのはもちろん、本郷家の後継者の座を辞退し、ルチアの称号も返して学園から去る、と言い出す。その代わり、自分が勝ったときは、メイだけでなく、泉(岩佐真悠子)やリカ(大政絢)らクラスメイト全員に学園から去ってもらう、と続けるルチア。それを聞いた泉たちは、ルチアの出した条件を受け、メイを応援すると宣言する。そのとき、多美(谷村美月)が放ったボーガンの矢が理人の腹部に突き刺さった…。

その夜、理人は、傷を心配する剣人(佐藤健)たちの声に耳を貸さずに、決闘の会場に立った。決闘は真剣による戦い。相手の忍(向井理)は、世界中のさまざまな武術を身につけ、その強さは驚異的だという噂だった。

 学園長・ローズ(堀内敬子)の合図で決闘が始まった。忍は、凄まじい攻撃を仕掛けながら、巧みに理人の腹部の傷を狙っていた。傷のせいもあって動きも鈍く、防戦一方に追い込まれていく理人。それでもメイは、理人の勝利を信じてその光景を見つめていた。

 ルチアは、そんなメイに向かって、負けを認めるよう促す。するとメイは、リカとの決闘で理人と青山(真山明大)が戦ったとき、忍から言われた言葉をルチアに返した。あのとき忍は、執事は信じられなければ力を発揮できない、とメイに言ったのだ。メイは、毅然とした表情でルチアを見つめると、絶対に柴田理人は渡さない、と言い放つ。逆上したルチアは、メイを突き飛ばし、凶器を手に襲いかかろうとした。そんなメイを救ったのは、理人だった。理人は、忍に背を向けることも躊躇わず、ルチアに剣を突きつけると、自分が仕える大切なお嬢様を傷つけないでほしい、と訴えた。その言葉に打ちのめされたルチアは、ガックリと座り込んだ。

「勝って…理人!」
メイの言葉に頷いた理人は、反撃を開始した。理人の気迫に押され、防戦に追い込まれる忍。理人は、剣の柄を忍に打ち込み、彼を倒した。メイは、泣きながら理人に抱きつき…。
メイと理人の勝利に泉たちも大喜びだった。が、そのとき剣人は、ルチアと忍の姿がないことに気づく。理人、メイ、剣人の3人は、ルチア宮へと急いだ。

ルチアは、自ら命を絶つつもりでいた。忍は、ルチアの後を追うつもりでいた多美に当身をくらわせて気絶させた。ルチアのお供は自分だけでいい、という思いからだった。
忍は、やってきたメイたちに、ルチアの過去を話し始めた。ルチアは、本郷家に迎えられたものの、血縁ではないという理由から冷遇され、孤独に苦しんでいた。その苦しみから逃れようと、理人への思いに救いを求めたのだ。忍は、そんなルチアを思い続け、すべて彼女のために行動してきたのだという。「どうしても知っていただきたかった。私が、詩織様だけを見ているということを…」忍は、悲しそうに微笑みながらそう話した。

メイは、そんな忍を押しのけ、ルチアの寝室に飛び込んだ。そこでメイが見たものは、いままさに自ら命を絶とうとしているルチアの姿だった。メイは、ルチアが持っていたハサミを押さえた。メイは、腕を切りつけられてもひるまず、ルチアに抱きつくと必死に訴えた。いままでルチアが本郷家を背負ってくれたから自分は幸せに暮らすことができたと。そして、これからは自分が側にいるからと…。その言葉で苦しみから解放されたルチアは、メイの腕に抱かれながら涙を流していた。多美や駆けつけた泉たちは、そんなふたりの姿を見つめていた。

数日後。メイは、理人とともに金太郎(津川雅彦)を訪ねる。延期になっていた後継者披露のセレモニーは、聖ルチア女学園の特設会場で行われることになっていた。これからが大変だぞ、という金太郎の言葉に、メイは「わかってるよ、お祖父ちゃん!」と笑顔で答えた。
その帰り、メイたちは仲本家に立ち寄った。春平(杉本哲太)たちは、メイが本郷家の後継者になったことを喜んでいた。その際、理人とメイは、剣人がSランク執事を目指してイギリスに留学する話を聞かされる。

聖ルチア女学園では、剣人のお別れパーティーの準備が行われていた。戻ったメイは、留学のことを黙っていた剣人に怒りをぶつけた。メイから、何故留学のことを黙っていたのか、と問われた剣人は、どうしてメイに言わなければならないのか、と返した。その言葉を聞いたメイは、どこでも勝手にいけばいい、と言い残して出て行ってしまう。

剣人のお別れパーティーは盛大に行われた。メイを部屋に残して会場にやってきた理人は、少し外で話さないか、と言って剣人を連れ出した。そこで剣人は、自分の思いを理人に伝えた。剣人は、執事の仕事に反感を抱いていたが、メイと理人を見ていて、その考えが変わったのだという。剣人の才能を認める理人は、メイが剣人には遠慮なく自分をさらけ出すのを見て羨ましかった、と話す。剣人は、男としても執事としても理人を超えて、メイのことを絶対に振り向かせる、と宣言する。
「だからそれまで…あいつを泣かしたら承知しねぇぞ!」そう理人に告げる剣人。理人は、言われなくてもそのつもりであり、剣人に負ける気もない、と返して微笑んだ――。

あくる日、聖ルチア女学園では、後継者披露のセレモニーが行われた。同じ頃、剣人は、空港でイギリス行きの飛行機の出発を待っていた。
 壇上に立ってあいさつをしたメイは、用意されたマニュアル通りに話し始めた。が、途中で話すのを止めてしまうメイ。舞台の袖にいた理人は、そんなメイに微笑んで頷いた。するとメイは、伏せておくはずだった自らの生い立ちや、聖ルチア女学園で経験した出来事を自分の言葉で話し始める。その中でメイは、父親が言っていた「普通が一番」という言葉に触れた。「私もいま、心からそう思います。大事な人を思ったり、感謝したり、信じあったり、支えあったり、そのために頑張ったりすることが普通の…一番大切なことなんだって…」と。メイは、そう言うと、突然頭を下げて謝った。そんなメイを早業で制服に着替えさせる理人。メイは、理人が差し出した手を握って会場を飛び出した。

理人とメイは大勢の男たちに追われた。そんなふたりを助けたのは、泉たちクラスメイトだった。その中には、多美と神田(阿部進之介)の姿もあった。
理人とメイは、みるく(吉田里琴)の操縦する改造ヘリコプターで空港へと急いだ。出発直前の剣人を捕まえることができたメイは、辛いときにずっと側にいてくれた剣人に礼を言った。
「それとさ…あんたが私に言ってくれたこと…ちゃんと返事してなかったけど…」そう言って、口ごもるメイ。剣人は、そんなメイをいつもの調子でからかうと、戻ってきてからもう一度自分の気持ちを伝えるから返事はそのときでいい、と告げる。剣人は、理人と拳をぶつけ合うと、そのまま振り返らずに旅立ち…。

時は流れ、メイたちは進級した。メイは、剣人に手紙を書いた。新しいルチアには泉が選ばれたこと、みるくが太陽<ソーレ>ランクになったこと、リカたちも信頼し合う執事とともに元気に過ごしていること、そして詩織も、忍と一緒に少しずつ元気になっていることを。


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2009年03月04日

メイちゃんの執事 #09

 理人(水嶋ヒロ)は、弟の剣人(佐藤健)から、メイ(榮倉奈々)を賭けた勝負を挑まれる。壮絶な殴り合いを繰り広げる中で迷いを吹っ切った理人は、ボロボロになりながらも剣人を倒して立ち上がり、もう2度と側を離れない、とメイに約束する――。

 理人同様、剣人も体中に傷を負っていた。リカ(大政絢)や青山(真山明大)から、大げさな手当てを受ける剣人。メイは、そんな彼の姿を複雑な思いで見つめていた。

 同じころ、ルチア宮では、忍(向井理)と多美(谷村美月)が対峙していた。多美は、忍を非難するかのように、これからどうするつもりなのか、と問いかけた。しかし忍は、何も言わずにただ微笑むだけだった。

そのとき、ルチア(山田優)の寝室で大きな物音がした。忍たちが駆けつけると、床には割れたグラスや花瓶が散乱していた。ルチアは、理人はどこにいるのか、とヒステリックに叫ぶと、メイを徹底的に苦しめるよう、忍に命じた。

 あくる日、メイは、剣人を呼び出し、彼に礼を言おうとした。剣人は、そんなメイの気持ちを察して普段通りに接すると、まだお前のことは諦めていない、と告げる。理人と勝負を付けた上で、メイに選んでもらわなければ意味がない、というのだ。するとそこに、慌てたようすで泉(岩佐真悠子)たちがやってくる。クラスメイトの香織(菊里ひかり)やゆう子(秋山多奈)たちが不審な男たちに襲われそうになったというのだ。さらに、ひかる(中村知世)の実家にトラックが突っ込むという事件や、奈央(小嶋陽奈)の一族が経営する国内最大手の電機メーカーが買収騒動に巻き込まれるという事件まで起きていた。凛(忽那汐里)やみるく(吉田里琴)らは、一連の出来事はすべてルチアの仕業だと疑うが、証拠はなかった。

そんな中、メイの前に右近(高木万平)と左近(高木心平)が現れる。ふたりは、金太郎(津川雅彦)に命じられてメイを呼びにきたのだという。メイは、理人とともに金太郎の私邸を訪れた。するとそこには、ルチア=詩織と忍の姿もあった。その席で金太郎は、メイではなく詩織を自分の後継者に指名する。さらに金太郎は、アメリカで行われる後継者発表のセレモニーに詩織ともに行くよう理人に命じた。

突然のことに、メイは大きなショックを受けていた。そこに多美が現れた。後継者争いに負けたメイを笑いにきたのだという。メイは、そんな多美に、ルチアが恩人であることを剣人から聞いた、と返した。そのときメイは、多美の手に包帯が巻かれていることに気づく。が、多美は、関係ない、と言い残して不機嫌そうに出て行ってしまう。廊下に立っていた神田(阿部進之介)は、メイが嫌なやつならよかった、と思っている多美の心を読んでいた。神田は、人を傷つける者はいずれ自分も傷つけられる、という施設の園長の言葉を改めて多美に聞かせるが…。

ルチアは、いままで仕えてくれた忍に、何か望むことはないか、と尋ねた。しかし忍は、ルチアの側で満たされていたから、と言って何も望まなかった。それを聞いたルチアは、微笑んでこういった。「ありがとう。でも、もうすぐお別れね」と…。
ルチアが本郷家の後継者になったことを知った泉たちは動揺していた。リカや不二子(中別府葵)らは、理人と駆け落ちすればいい、とメイに助言した。青山らも、このままでいいのか、と理人に問いかけた。すると理人は、メイが立ち上がるのを待つ、と答えた。

学園長のローズ(堀内敬子)を探していたメイの前にルチアが現れた。ルチアは、メイの両親の骨を同じ墓に入れるという約束を反故にすることを告げ、メイへの憎しみをあらわにする。さらにルチアは、ローズがメイの父親の婚約者だったことをメイに告げた。理人は、ショックを受けているメイを、寮に連れ戻った。
メイは、学園に戻ってきた意味がなかった、と苛立つ。もうどうでもいい、と叫んで聖ルチア女学園の生徒の証であるベルを投げつけるメイ。理人は、そんなメイを平手打ちした。メイは、涙をこらえて部屋を飛び出し…。
メイがいなくなったことを知った剣人や泉たちは、彼女の行方を追った。が、メイはどこにもいなかった。

理人は、ルチアの元を訪れた。そこで理人は、自分の心はメイとともにある、とルチアに告げる。ルチアは、メイが逃げたことを嘲った。そんなルチアに、理人は、自分の苦しみから逃げるために人を傷つけ心を踏みにじったのはあなただ、と言い放つ。
理人は、ローズに会い、メイが両親とローズの関係を知ってしまったことを報告する。実はローズは、四国のうどん店の娘で、中学生のころ金太郎に見初められてメイの父である周太郎の婚約者候補になったのだという。メイはいま、試されている――ローズはそう言うと、理人にあるものを託した。

あくる朝、剣人の前に、右近と左近がやってきた。金太郎の使いできたのだという。ノートPCを介して、剣人に話し始めた金太郎は、Sランク執事を目指して留学しろ、と命じた。金太郎だけでなく、執事協会の人間である右近、左近も、剣人の執事としての才能を認めているというのだ。金太郎は、メイには求めるものを戦ってでも掴み取ろうとする覚悟が足りない、と剣人に告げた。「お前はどうだ?メイの心を掴むために、兄・理人を越える覚悟があるか?」金太郎は、そう剣人に告げた。

そのころメイは、ある山にいた。そこは、両親と一緒に遊びきた思い出の場所だった。そこに現れた理人は、ローズから託された封筒をメイに手渡して去っていく。その手紙には、本郷家とのつながりを知ったときのメイを案じる、両親の思いが綴られていた。「自分にとって大切なものは何か…それがわかれば、どのような覚悟を持つべきか、答えはきっとでるはず。その答えが出たときは、勇気を出して戦いなさい」メイの目から涙があふれた。
理人の後を追ったメイは、戦う決意を伝えた。理人は、そんなメイの手を掴んで自分の胸に当てると、以前メイに言った言葉を繰り返した。「それでは私は、メイ様が戦うための剣に、メイ様を守るための盾になりましょう」と――。

学園に戻ったメイは、理人を賭けた決闘<デュエロ>をルチアに申し込んだ。理人がその結果に従うことを確認したルチアは、もし自分が負けたら、理人を諦めるのはもちろん、本郷家の後継者の座を辞退し、ルチアの称号も返して学園から去る、と言い出す。その代わり、自分が勝ったときは、メイだけでなく、泉やリカらクラスメイト全員に学園から去ってもらう、と続けるルチア。それを聞いた泉たちは、ルチアの出した条件を受け、メイを応援すると宣言する。が、次の瞬間、多美が放ったボーガンの矢が理人の腹部に突き刺さり…。


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メイちゃんの執事 #08

 理人(水嶋ヒロ)に別れを告げ、聖ルチア女学園を去ったメイ(榮倉奈々)は、生まれ故郷に戻り、再び仲本家に身を寄せる。メイは、あるうどん店を手伝いながら以前通っていた高校への復学準備を進めようとしていた。メイの側にいるために執事を辞めた剣人(佐藤健)は、何とかメイを元気づけようと、努めて明るく振舞っていた。

 一方、熱を出して倒れていた理人は、ルチア(山田優)の看病もあって回復する。ルチアの執事・忍(向井理)は、そんな理人に、本郷家から連絡があったことを伝えた。

あくる朝、メイと剣人の前に、理人が現れる。そこで理人は、本郷家からの通達をメイに告げる。それは、1週間以内に聖ルチア女学園に戻らなければ学費の支払いを停止するというものだった。同時に、今後は本郷家との関わりを絶ち、財産分与等の権利も放棄せよ、という。理人の用件がそれだけだと知ったメイは、悲しみを堪えながら、何も言わずにその場を後にした。

 報告を受けた本郷家当主・金太郎(津川雅彦)は、ルチアのもとに戻るよう理人に命じた。柴田家の執事は、本郷家の後継者に仕えるのが慣わしなのだ。理人は、動揺を抑えながら、それを受け入れた。

メイが仲本家に戻ると、そこに泉(岩佐真悠子)やリカ(大政絢)たちの姿があった。聖ルチア女学園時代のクラスメイトとその執事全員で、メイを連れ戻しにきたのだ。リカは、何故理由も言わずに学園を辞めたのか、とメイを問いただした。口ごもるメイに代わって話を切り出したのは剣人だ。メイがルチアから嫌がらせを受けていたことや、クラスメイトに危害を加えると脅されたことを明かす剣人。ルチアの本性を知る泉やみるく(吉田里琴)は、その話が真実であることを皆に告げた。その際、理人がルチアの執事に戻ったことを知ったメイは、急に不機嫌になり、迎えに来て欲しいとは頼んでいない、と強がって泉たちを追い返そうとする。リカたちと言い争いになったメイは、自分はここで剣人と上手くやっている、とつい言ってしまう。

あくる朝。剣人は、約束の2時間も前からメイが来るのを待っていた。そこに、沈んだ表情でメイがやってきた。剣人は、無理やりテンションを上げ、そんなメイを多目的公園に連れて行く。
メイたちは、園内のさまざまな場所を訪れた。剣人の気遣いもあって、次第に笑顔を取り戻していくメイ。剣人は、意を決してメイの手を握った。メイは、小さく驚いたようすだったが、その手を振りほどこうとはしなかった。変装してふたりの後をずっとつけていた不二子(中別府葵)や凛(忽那汐里)、みるくらは、その姿を見つめて…。

仲本家に戻ったメイは、クラスメイトたちがメイのために寄せ書きした紋章入りの色紙に気づく。が、皆の気持ちを受け止めることができず、途中で読むのをためらうメイ。と、そこに、いきなりローズ(堀内敬子)と執事・桜庭(鈴木浩介)が現れた。
同じころ、多美(谷村美月)は、理人に写真を見せる。それは、メイと剣人が手をつないで歩いている写真だった。
泉たちは、太陽生たちを怒らせた罰として、全員、陰<オンブラ>ランクへの降格を命じられていた。根津(姜暢雄)や木場(夕輝壽太)ら執事たちは、理人を呼びだし、何故メイを迎えにいかないのか、と問いただした。本郷家に仕えることが執事としての仕事だ、と苦しそうに答える理人。青山(真山明大)は、そんな彼に対して、「俺たちはいまのお前を認めない」と言い放った。

仲本家に居座っていたローズは、アルバイトから戻ったメイのためにうどんを打った。それは、メイの両親が作ったうどんに似た味だった。ローズは、驚いているメイに、彼女の母親・ユウの話を始めた。実は、ローズとユウは、聖ルチア女学園の同級生で、親友同士だったというのだ。ユウは名門・東雲家の令嬢だったが、東雲家が事業に失敗し、何もかも失って学園にもいられなくなったのだという。そんなユウがひとつだけ手に入れたのは、メイの父・周太郎だった。ユウは、許婚がいるにもかかわらず、周太郎への思いを諦めなかった。その思いが通じ、周太郎は、本郷家の地位も財産も捨ててユウと生きる道を選んだのだ。戦う意思のないものに幸せはめぐってこない――ローズは、以前、メイに告げた言葉を再び口にした。

理人が教室で本を探していると、そこに忍が現れた。忍は、苦しみから逃げた理人をあざけり、腰抜け呼ばわりした。しかし理人は、何も言い返すことができなかった。
剣人は、買い物袋を下げたメイと歩いていた。が、剣人が何を話しても、心ここにあらずのメイ。立ち止まった剣人は、お前はどこにいて誰と話しているのか、と問いかけた。
「今のお前、俺の知ってるメイじゃねぇよ。俺の好きなメイは…」
剣人は、悔しそうにそう言って、ひとりで帰ってしまう。
その夜、理人は、空き部屋になったメイの部屋で彼女のことを思っていた。

同じころ、剣人も、砂浜で海を見つめながらメイのことを考えていた。倒れるように砂浜に寝転ぶと、「どうすりゃいいんだよ!」と叫ぶ剣人。しばらくそのまま動かなかった剣人は、ふいに起き上がり…。
その翌日、強い決意を秘めた表情で聖ルチア女学園を訪れた剣人は、理人と対峙する。剣人は、ちゃんと決着をつけなければ、メイの中にいる理人も、理人の中にいるメイも消えない、というと、いきなり理人に殴りかかった。泉やリカは、ふたりの争いを止めようとした。それを制したのは、青山と木場だった。

剣人は、一方的に理人を殴りつけていた。
「お前なんかにメイを渡してたまっかよ!」
剣人は、倒れている理人にそう叫んだ。次の瞬間、理人の目に強い光が戻った。
理人は、剣人の攻撃をかわし、彼を殴り飛ばした。2階でそのようすを見ていた多美は、不機嫌そうな表情で立ち去ろうとした。神田(阿部進之介)は、そんな多美の腕をつかんで止め、メイに対する理人の思いを見届けるよう告げた。
メイは、みるくの操縦するヘリで学園に駆けつけた。メイの目の前で激しく殴りあう理人と剣人。ローズは、思わず目をそらしてあとずさるメイに対して、ふたりの姿をちゃんと見るよう命じた。

理人たちは、傷だらけになってもなお戦いを止めようとはしなかった。剣人は、理人の一撃を受け、フラフラになりながらも踏みとどまり、尚も前に出ようとした。が、そのまま前に崩れ落ちる剣人。それを受け止めたのは理人だった。剣人は、理人に抱きかかえられながら、「負けられねぇんだよ、俺は…」と声を振り絞った。「…俺もだ」理人は、そう剣人に告げ…。
剣人は、倒れこんだまま泣いていた。
メイは、ローズから、学園に戻るかどうか、尋ねられた。理人は、何も答えずにいるメイの前まで歩み寄ると、「もう二度とメイ様のそばを離れません。私は、メイ様の執事ですから…」と告げた。片膝をつき、メイに手を差し出す理人。メイは、その手にそっと自分の手を重ね…。


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2009年02月18日

メイちゃんの執事 #07

執事の交換が中止になり、理人(水嶋ヒロ)も久しぶりにメイ(榮倉奈々)のもとへと戻った。だが、陰<オンブラ>寮にメイの姿はなかった。何故か嫌な予感に襲われた理人は、寮の部屋を飛び出してメイの行方を追った。

 そのころ、メイと剣人(佐藤健)は、多美(谷村美月)におびき出され、森の奥にある古い洋館『時間<とき>のない館』にいた。『時間<とき>のない館』とは、舞踏会の日にここまでたどり着くことができれば好きな人と永遠に結ばれる、という言い伝えが残された場所だった。しかし、誰も館の場所を知らないため、その言い伝えも半ば伝説化していた。

多美は、事情が飲み込めないでいるメイと剣人に向って、ルチア(山田優)のためにお前たちを始末する、と告げる。泉(岩佐真悠子)との決闘<デュエロ>のときに男たちにメイを襲わせたのも、理人とメイが抱き合っている写真をばら撒いたのも、すべて多美がやったことだというのだ。メイは、多美の言葉を信じることができなかった。多美によれば、この『時間のない館』は、その昔、お嬢様と執事が心中した場所で、ふたりの時間が止まったという意味からそう呼ばれるようになったのだという。

 理人は、泉やリカ(大政絢)らメイのクラスメートや彼女たちの執事にも協力してもらいメイを探していた。多美の執事・神田(阿部進之介)は、メイや剣人だけでなく、多美の姿もないことに気づく。凛(忽那汐里)の執事で、霊視能力を持つ四谷(丸山智己)は、メイに危機が迫っていることを感じているようだった。

館では、メイと剣人が、多美の合図で現れた怪しい男たちに取り囲まれていた。館の2階へと駆け上がり、一室に逃げ込むメイたち。メイを助けるために犠牲になる覚悟を決めた剣人は、必死にドアを押さえながら、ひとりで逃げるようメイに告げた。が、次の瞬間、ドアが破られ、多美たちが侵入してきた。多美のナイフ攻撃からメイを庇おうとして傷を負う剣人。多美は、倒れたまま動かない剣人にすがりつくメイに向って、お前がこの学園に来なければ誰も苦しむことはなかった、と言い放ち…。


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2009年02月11日

メイちゃんの執事 #06

 理人(水嶋ヒロ)とメイ(榮倉奈々)が抱き合っている写真が、教室中に貼りだされた。その写真は、武装集団がみるく(吉田里琴)を狙った事件のあと、震えていたメイを理人が思わず抱きしめてしまったときのようすを何者かが隠し撮りしたものだった。写真を見たリカ(大政絢)や凛(忽那汐里)たちの間に動揺が広がった。聖ルチア女学園では、お嬢様と執事の恋愛が禁止されており、発覚した場合は退学処分になってしまうのだ。
剣人(佐藤健)は、何も言わずに貼られていた写真を荒々しくはがして回ると、くだらないことをするな、と理人に掴みかかった。そこに、泉(岩佐真悠子)が現れ、事実関係の調査が済むまで理人とメイに謹慎するよう言い渡した。太陽<ソーレ>生の決定だった。

調査の間、理人とメイは引き離され、理人は執事学校の空き部屋、メイは陰<オンブラ>寮の自室でそれぞれ過ごすことになった。さらに、今回の一件がきっかけとなって全生徒の素行調査も行われ、日ごろからその関係が怪しまれていた不二子(中別府葵)とその執事・根津(姜暢雄)も謹慎を命じられてしまう。

 ヒマをもてあましていた不二子は、メイの部屋を訪れる。そこで不二子は、禁断の恋に落ちた者同士仲良くしよう、などと言い出す。不二子の祖父は、中国マフィアの大ボスだった。不二子は、その祖父の命令で、アラブの石油王と結婚させられようとしていた。が、不二子自身は、根津ひと筋なのだという。

ほどなく、証拠不十分ということで、メイたちの謹慎処分が解かれる。由真(臼田あさ美)や聡美(ホラン千秋)ら太陽生は、誤解を招くような行為は慎むよう、理人と根津に釘を刺した。

そんな折、聖ルチア女学園の各クラスにある通達が出される。それは、クラス内で執事を交換せよ、というものだった。執事との関わり方を見直す目的で、太陽生たちが決めたものだった。それを受け、メイのクラスでもくじ引きで執事を決めることになった。その結果、メイの執事は剣人が務めることになった。不二子の執事は大門(鈴木亮平)になり、根津は多美(谷村美月)に仕えることに。そして理人は、ルチア(山田優)の執事を務めることになった。困惑を隠せないメイ。理人は、そんなメイに、すぐに戻ってくる、と約束した。

聖ルチア女学園では、2週間後に定例舞踏会が開かれることになっていた。この舞踏会は、お嬢様と執事の信頼が試される舞台であり、最優秀ペアには星<ステラ>5個が進呈されるのだ。メイのクラスでも、それぞれが練習を続けていた。しかし、パートナーとなる執事が違うせいもあって、どのペアもぎこちなかった。その中でただひと組、優雅なダンスを見せたのは、ルチアと理人のペアだった。メイは、ふたりの姿を複雑な心境で見つめ…。

その夜、メイは、剣人をともなって仲本家を訪れる。夏美(星井七瀬)は、メイと剣人が同じ部屋で過ごすことになったと知り、動揺する。美冬(北川弘美)は、酔った勢いにまかせて、学園一のお嬢様と理人が一緒に過ごしたら間違いが起こる、などと言い出し、メイを不安にさせた。

仲本家を後にしたメイと剣人は陰寮に戻る。メイのことが気になって眠れないでいた剣人は、不審な物音に気づいて部屋を出た。するとそこには、酔ってだらしなく座り込んでいる根津の姿があった。頑張って男を見せないと理人に負けてしまう、と剣人をからかう根津。そのまま眠ってしまった根津は、ポツリと不二子の名前をつぶやき…。

メイは、剣人とダンスの練習をしている間も、理人のことを気にしていた。忍や根津の言葉を思い出した剣人は、そんなメイを強引に引き寄せようとした。その真剣な表情に驚き、慌てて離れようとしてバランスを崩すメイ。それを助けたのは理人だった。メイを間に挟んで、理人と剣人の視線がぶつかった。

別の日、メイと剣人は、根津ともめていた不二子が彼を平手打ちするところを見てしまう。走り去った不二子を追いかけるメイ。不二子は、そんなメイに、お嬢様と執事の恋愛が禁止になったのは学園創立後すぐのことらしい、と話す。恋に落ちてしまったお嬢様と執事がいたからなのだという。そして学園のどこかには、ふたりがデートした小屋があるらしい。いつの間にかそこに現れた多美は、古びた本を取り出し、その小屋――時間<とき>のない館について書かれた部分を朗読する。

宴を抜けて森の奥 時間のない館を訪れて、二人は永久に結ばれん

宴とは舞踏会のことで、その日の夜に時間のない館までたどり着くことができれば、ふたりは永遠に結ばれる、という言い伝えがあるのだ。「行ってみたいよ、時間のない館…」不二子は、そうつぶやいた。
戻ろうとするメイの前に現れた忍は、本郷家を継ぐという意味がわかっているか、と問いかけた。それは、巨大な権力と財産を継ぐことであり、婚姻さえも政略的なものになる、とメイに言う忍。続けて忍は、理人の使命は、メイを本郷家に相応しい淑女へと導くことだけだ、と告げた。

夜、メイは、剣人に手伝わせててうどんを打つ。いつもの調子で剣人と話しているうちに、ふと、自分が本郷家の人間じゃなかったらいまごろどうしていたかな、と言い出すメイ。剣人は、そんなメイに、戻ればいいのに戻らないのは理人がいるからだろう、と言うと、遂に自分の思いを告白してしまう。剣人の言葉に驚いたメイは、その場に立ち尽くして動けなかった。ドアの前では、理人がふたりの話を聞いていた。部屋を出た剣人は、理人に気づくが、何も言わず外へと出て行く――。

舞踏会の日。泉は、クラスの皆に、会場に向うよう指示した。渋々立ち上がり、向おうとするお嬢様たち。そのようすを見ていた剣人は、もうこんなことは止めようと皆に告げた。そこに由真や聡美ら太陽生たちがやってきた。その前に歩み寄り、改めて執事入れ替えを止めようと提案する剣人。
「お互い信頼して、相手のこと大事に思ってるから一緒にいられるんじゃねえか!」剣人の言葉に動かされ、根津が、続いて青山(真山明大)らも本来自分が仕えるべきお嬢様の元へと戻った。他のクラスからやってきたお嬢様や執事たちもその動きに賛同した。泉は、これが生徒の総意だと由真たちに告げた。取り囲まれた太陽生たちは、何も返すことができなかった。喜び合う生徒と執事たち。メイは、涙を浮かべながら剣人のことを見つめていた。と、そのとき、メイは、教室の陰から手招きする多美の姿に気づく。

理人は、ルチア宮を後にして、メイのもとへと急いでいた。
メイは、多美の案内で、理人が待っているという場所へと向っていた。その際、多美は、執事入れ替えの間、理人が徹夜で陰寮を見張っていたことをメイに告げた。
メイが案内されたのは、あの『時間のない館』だった。だが、そこにいたのは理人ではなく剣人だった。
「あの詩の本当の意味、教えてたろか。ふたりが永久に結ばれるのは天国なんやで…」多美は、そう言うと、いままで見せたことがない表情でメイたちを見据えてこう告げた。「すべてはルチア様のため」と――。


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2009年02月06日

メイちゃんの執事 #05

理人(水嶋ヒロ)とメイ(榮倉奈々)は、突然クラスにやってきたルチア(山田優)の言葉に動揺する。ルチアは、今日からメイたちのクラスメートになったのだという。それに追い討ちをかけるかのように、ルチアの執事・忍(向井理)は、メイもルチア同様、本郷家の後継者候補であることを皆に明かす。さらに忍は、理人が1年前までルチアに仕えていたことまで話してしまう。

 ルチアが理人を取り戻すためにメイに対して嫌がらせをしていることを偶然知ってしまった剣人(佐藤健)は、理人に対して怒りをぶつけた。メイを苦しめているのは理人だというのだ。剣人は、理人がルチアの元に戻ればすべてが上手く収まるのだから、その後は自分がメイの執事になって彼女を守る、と理人に告げる。
「今度メイに何かあったら、お前のこと許さねぇからな」剣人は、そう言い捨ててその場から立ち去った。

 同じころ、由真(臼田あさ美)ら太陽生たちは、1週間後に学力テストを行い基準点に満たない者を即刻退学にすることを決める。その決定に反発した泉(岩佐真悠子)は、メイとともに戦う決意を固め、メイの学力を向上させるための特訓を開始する。

 一方、学園NO.1の超天才児でもあるみるく(吉田里琴)は、ルチアからの食事の誘いを断ってしまう。執事を使って人を陥れるような人間の取り巻きになる気はない、というのだ。ほどなく、みるくと執事の大門(鈴木亮平)の前に、3人の黒服の男が現れる。男たちはみるくの日常生活を監査するためにやってきたのだという。実はみるくは、以前から国内のとある研究所で技術開発に携わっていた。その研究所は、防衛省直轄の機関だという噂があり、大門もその組織の人間らしい。監査役の男たちは、みるくをMI7というコードネームで呼び、問題行動を起こせば研究所に連れ戻す、と宣言した。

メイは、食事も与えられないまま、監査役の男たちに仕事を命じられているみるくのことを心配していた。大門によれば、彼らはみるくが命令どおりに研究に従事することだけを望んでいるのだという。
忍は、メイへの思いを隠そうとしない剣人のことを持ち出し、理人を挑発した。いまの理人はそんな剣人のことが羨ましいのではないか、というのだ。忍は、何も答えようとしない理人に、ルチアが理人を求めて抱きついた場面をメイが見ていることを告げると、こう言った。「彼女を傷つけているのは俺か?それとも君か?」と。

そんな折、教室まで参考書を取りにいくよう命じられた剣人は、そこで作業を命じられていたみるくと、監査役の男たちの話に口を出す。「お前は組織のためのただの道具だ」と、みるくに酷い言葉を浴びせる監査役に反発し、詰め寄る剣人。男は、そんな剣人の腕をつかみ、取り押さえようとした。それに怒ったみるくは、監査役に本を投げつけると、教室を飛び出してしまう。剣人は、監査役の目を盗んでみるくに接触しようとしていたメイとともに、みるくの行方を追った。しかしふたりは、みるくを見つけることができなかった。

メイと剣人が陰<オンブラ>寮に戻ると、そこにみるくが待っていた。みるくは、いきなりメイが住んでいた田舎に行きたい、と言い出すと、メイと剣人を乗せたヘリを自ら操縦して仲本家を訪れる。春平(杉本哲太)や秋子(石野真子)たち仲本家の面々は、そんなみるくを温かく迎え入れた。

みるくが学園を脱走したことを知った太陽生たちは、同行したメイと剣人に厳罰を下すことを決定、理人にも単独行動を禁ずると命じた。みるくの捜索および大門の処遇は、監査役たちが行うという。泉は、メイやみるくたちを救うために嘆願書を出そう、とリカや不二子(中別府葵)、凛(忽那汐里)らに呼びかけた。

みるくは、メイと剣人の反対を押し切って、遊園地を訪れる。一度でいいから来てみたかった、といってはしゃぐみるく。みるくは、もうすぐ自分が捕まり、大門とも引き離されてしまうことを理解していた。家族になってくれた大門もいつかはいなくなると思っていたから諦める、というのだ。その言葉を聞いたメイは、みるくの頬を両手で掴み、諦めたらそこで終わりだ、と訴えた。側にいてほしいと思っているなら必死に頑張ろうよ、というメイの言葉に、みるくの目から涙が溢れた。

執事仲間たちの監視下に置かれていた理人と大門は、メイたちの元へ向うことを決意する。根津(姜暢雄)や四谷(丸山智己)、青山(真山明大)らは、そんな理人たちの思いを十分理解していたが、それでもふたりを止めようとした。しかし、理人の決意は揺るがなかった。
理人たちが外に出ると、そこにルチアの姿があった。理人は、大門を先に行かせ、ルチアと対峙した。ルチアは、理人が自分の元へと戻ってくるのならばメイたちを助ける、と提案した。しかし理人は、それを拒否する。

そのころメイたちは、武装した集団に包囲されていた。メイとみるくを守ろうと、たったひとりで男たちと戦う剣人。追いつめられたメイたちの前に現れたのは、傷だらけの大門だった。
理人がメイたちの元に到着すると、すでに武装兵たちの姿はなく、みるくと大門も無事だった。武装兵たちは、突然、引き返してしまったのだという。メイは、理人の姿を見て安心したのか、急に襲われたときの恐怖を思い出して震えだした。それを見た理人は、思わずメイを後ろから抱き締めてしまう。すぐに我に返った理人は、メイから離れて非礼を詫びた。ソフトクリームを買って戻ってきた剣人は、メイたちのようすがおかしいことに気づくが…。

メイは、泉が集めた嘆願書のおかげでお咎めなしとなった。陰<オンブラ>に降格されたみるくは、監査を呼んだのも撤退させたのもルチアであることを突き止めていた。
「お前は支配欲の塊だ。でも、私たちは思い通りにならない」みるくは、そうルチアに言い放った。
メイは、みるくに教わりながら、学力テストに向けて勉強を始めた。が、ほどなく新たな事件が起きた。理人がメイを抱きしめたときの盗撮写真が教室中に張り出されたのだ。それを見た剣人は…。


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2009年01月28日

メイちゃんの執事 #04

 理人(水嶋ヒロ)は、メイ(榮倉奈々)と泉(岩佐真悠子)の決闘<デュエロ>に立ち会わずに、とある場所に向っていた。そんな理人の前に現れた忍(向井理)は、もうメイに仕えることはできない、と言い放つ。忍は、今回の決闘でメイが負けるよう、すでに手を打っているのだという。それでも理人は、メイの勝利を信じて疑わなかった。

 同じころ、聖ルチア女学園では、メイと泉の決闘が始まろうとしていた。今回の決闘は宝探し。学園内のどこかに隠されている宝箱を探すというものだった。宝箱には、泉の執事・木場(夕輝壽太)が一番大切にしているものが入っているのだという。タイムリミットは3時間。それまでの間に、仕掛けられた数多くのフェイクの宝箱やトラップを避け、木場自身が隠した宝箱を探し当てた者が勝者となるというルールだった。剣人(佐藤健)やリカ(大政絢)、多美(谷村美月)らが見守る中、メイと泉は、教室を飛び出した。

森に入ったメイは、さっそくフェイクにひっかかる。そのようすをモニターで見ていた学園長のローズ(堀内敬子)は、メイが獲得している星<ステラ>をひとつ没収すると彼女に告げる。一方、泉は、太陽<ソーレ>寮の近くで宝箱を探し始めるが、やはり見つけることができずにいた。

 メイのことが心配になった剣人は、こっそり彼女の後を追っていた。そのとき、不審な男たちがメイに襲いかかるのを目撃した剣人は、男たちに飛びかかってメイを救出すると、彼女の手をつかんで走り出す。

森の奥に逃げたメイと剣人は、男たちが追ってこないのを確認し、ようやくひと息つく。そこに泉が現れた。剣人は、泉が男たちを雇ってメイを襲わせたのではないかと強く疑い、これ以上勝負を続ける必要はない、と言い放った。それに対して泉は、自分はこの勝負に勝たなければならないだから中止にはできない、と返す。剣人は、そんな泉に怒りをぶつけようとした。が、それを制したのはメイだった。メイは、そばにいると言ってくれた理人のために自分もこの学園で頑張りたい、と泉に告げた。メイの言葉に、剣人はショックを隠せなかった。少し離れた茂みには、右近(高木万平)と左近(高木心平)の姿があった。「理人の読みどおりだったな」。そう話すふたりの後には、メイを襲った男たちが縛られていた。

宝探しが終了した。メイも、終了間際になんとか戻ってきていた。泉が見つけてきたのは木場が肌身離さず持っているという執事教本。一方、メイが持ち帰ったのは泉が木場にプレゼントした手作りのネクタイだった。判定を求められた木場は、メイが持ってきたネクタイが宝物であることを明らかにした。宝箱が置かれていた花壇にも意味があることをメイは知っていた。あの花壇は、花が好きな泉のために木場が毎日手入れしていた場所なのだ。
そこに理人が戻ってきた。理人は、泉に向って木場の思いを代弁すると、こう続けた。「我々は、ただ執事の資格を得れば存在できるというものではありません。お仕えしたいと思えるお嬢様がいてこそ、我々は執事として生きていけるのです」と。泉は、力なくその場に崩れ落ちた。

デュエロの結果を見届けた泉の義母・都(山口香似「)は、そんな泉に冷たい目を向けると、木場を連れて帰ろうとした。その前に立ちはだかったのはメイだった。メイは、デュエロの勝者として、これから先も木場を執事にすることを泉に命じた。その決定を覆すことはできない、とメイ。都の執事は、そんなメイの肩を掴み、どかそうとした。理人はその手をひねり上げると、都にある住所を告げた。実は、都の息子で竜恩寺家次期当主に指名された新之介(庄司龍成)は、泉の父親との間にできた子ではなく、理人が調べてきた場所に住む男の子どもだった。都は、その事実を隠し通してきたが、最近になって竜恩寺家を乗っ取るよう、脅迫されていたのだ。


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メイちゃんの執事 #03

 理人(水嶋ヒロ)は、メイ(榮倉奈々)のようすがおかしいことに気づく。メイが、理人を避けるようになったのだ。原因のひとつは、ルチア(山田優)が実は本郷家の人間であることを、理人がメイに話していなかったせいだった。ルチアの本名は本郷詩織。彼女は、本郷家の遠縁にあたり、メイの父・周太郎(橋爪淳)が本郷家を飛び出した後に、養女として迎えられたのだという。ルチアの執事・忍(向井理)からそれを教えられたメイは、ショックを隠せない。

ルチアは、そんなメイに、優しい微笑みを向けながらある提案を持ちかける。それは、自分が本郷家を継ぐことになったら、メイの両親の遺骨を同じ墓に入れる、というものだった。そうすれば、メイも無理をして聖ルチア女学園で生活をする理由はない、というのだ。一番いい選択は何かを考えてほしい、とルチアに言われたメイは、激しく動揺していた。

あくる朝、登校したメイの前に、慌てたようすで剣人(佐藤健)が駆け寄ってくる。メイのせいで、泉(岩佐真悠子)が聖ルチア女学園を退学させられる、という噂話が流れ、生徒たちが殺気立っているというのだ。メイが入学して以来トラブル続きだったため、泉が太陽<ソーレ>の上級生たちに睨まれた、ということらしい。不二子(中別府葵)や凛(忽那汐里)らは、メイを取り囲んで責めた。その輪に割って入ったのはリカ(大政絢)だった。リカは、メイには竜恩寺家の次期当主である泉を退学に追い込むほどの力はないと憎まれ口をたたきながらも、噂話に振り回されるのは時間の無駄、と主張して皆を抑え、メイを助けた。


泉のことが気になったメイは、彼女の執事を務める木場(夕輝壽太)から事情を聞いた。そこで木場は、泉が竜恩寺家の次期当主ではなくなったことを告白した。4年前に竜恩寺家に嫁いできた泉の義母・都(山口香似「)から、都が生んだ子・新之介が次期当主になることが親族会で決まった、という連絡があったらしい。泉は、その決定を受け入れ、学園を辞める決意を固めていた。さらに泉は、木場を竜恩寺家に返し、とある財閥の会長と政略結婚させられるらしい。

泉は、当主の座を失うことよりも、執事の木場と引き離されることに心を痛めていた。そんな泉に接触した忍は、望むことがあるのならばルチアに願い出ればいい、と告げる。ルチアの力があれば、俗世間のことなど思いのままになる、というのだ。忍は、その代わりとして、ある条件を泉に提示する。


一方、木場は、メイやリカたちクラスメートに土下座までして、泉を助けてほしい、と懇願する。その姿を見かねた理人は、それぞれ立場があるのだから竜恩寺家の問題に口出しできるわけがない、と木場に告げた。執事が感情に流されるのはみっともない、と続ける理人。その言葉に反発したメイは、木場に協力を申し出る。

するとそこに泉がやってきて、いきなりメイに決闘<デュエロ>を申し込んだ。メイに負けた場合はどんなことでもひとつだけ指示に従うが、自分が勝った場合はメイにこの学園を去ってもらう、というのだ。理人は、このデュエロには意味がないのではないか、と泉に告げた。すると泉は、このデュエロに勝てば学園に残すとある方が約束してくれた、と言い出す。

しかも、今回は、執事同士ではなく、自分たちが戦うというのだ。
泉の勝手な申し出に反発した剣人は、こんな勝負に付き合う必要はない、とメイに告げる。が、理人は、このデュエロを受けるようメイに進言すると、勝負の方法はこちらが決める、と泉に申し出る。


陰<オンブラ>寮に戻ったメイは、勝手に勝負を受けた理人に反発した。しかし理人は、メイならば泉を救えるはずだと信じ、説得する。そこでメイは、ルチアが両親の遺骨を同じ墓に入れると約束してくれたことを理人に話した。学園にいる理由もお嬢様を目指す理由ももうない、と告げ立ち去ろうとするメイ。理人は、とっさにメイの腕を掴むと、真剣な表情でこう訴えた。「私には理由があります。メイ様にお仕えしたいという理由が」と…。

あくる朝、メイが目を覚ますと、そこに理人の姿はなかった。理人は、メイの朝食とデュエロで着る服を用意して、出かけたのだ。しかしメイは、デュエロの準備をしようとはせず、寮を出て散歩に行ってしまう。


湖のほとりに出たメイは、そこで理人のことを思い出す。出会った日のこと、リカとのデュエロのこと、調理実習でのこと、そして、雨の中で戦う決意をした日のことを…。
同じころ、ある目的があって外出した理人の前に、忍が現れる。忍は、何をやってももう無駄だ、と理人に告げた。忍は、今回のデュエロで何かを画策しているようだった。

メイのクラスでは、すでにデュエロの準備が整っていた。今回は、学園長のローズ(堀内敬子)が審判を務めることになっていた。太陽生たちは、約束の時間になっても現れないメイを不戦敗にするべきだと主張した。そのとき、扉が開いてメイが入ってきた。「私、戦います。ここにいたいから…」。メイは、そういって真っ直ぐに泉を見つめ…。


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2009年01月21日

メイちゃんの執事 #02

理人(水嶋ヒロ)とメイ(榮倉奈々)は、聖ルチア女学園の学園長・ローズ(堀内敬子)のもとを訪れる。2週間の仮入学期間を乗り越えたメイは、正式に聖ルチア女学園への入学を認められたのだ。
ローズは、その証として、黄金色に輝くベルをメイに手渡すと、入学祝いとして、ベルの側面にあるくぼみに星<ステラ>と呼ばれる緑色の小さな宝石をひとつはめた。

聖ルチア女学園では、淑女としてのランクが厳格に定められていた。生徒たちは、学業で優秀な成績を修めたり、淑女としての正しい振る舞いが認められたりすれば、星を獲得できる仕組みになっていた。ベルには10個のくぼみがあり、一番下の陰<オンブラ>ランクは緑の星を10個集めれば月<ルナ>ランクに上がる。そこで今度は青い星を10個集めれば太陽<ソーレ>ランクに上がるのだという。
ランクが上がるほど星を獲得できる条件が厳しくなるため、多くの生徒は月ランクのまま卒業し、太陽ランクまで上がれるのは100人にひとり程度らしい。話を終えたローズは、最後に学園の掟をメイに告げた。それは、お嬢様と執事との恋愛は禁止、というものだった。

同じころ、見習い執事としてリカ(大政絢)に仕えることになった剣人(佐藤健)は、リカや不二子(中別府葵)、凛(忽那汐里)に取り囲まれていた。リカたちは、メイの正体を知りたがっていたのだ。だが、メイが本郷グループの後継者候補であることを口外しないよう理人からも口止めされていた剣人は、何も知らない、とシラを切る。そこに、理人とメイが戻ってきた。すると、リカの執事・青山(真山明大)が、ナイフを取り出して理人のジャケットを切り裂いた。学園では、執事の服装も仕えている生徒のランクで決められており、陰クラスの執事はジャケットの着用が許されていないからだった。

ある日、メイたちがサロンでくつろいでいると、執事の忍(向井理)に車イスを押されながらルチア(山田優)がやってくる。その際、思わぬ騒動が起きた。リカに何度もお茶の入れ直しを命じられた剣人が怒ってポットを投げつけたために、飛び散ったお茶がルチアの服を汚してしまったのだ。恥をかかされたリカは、怒りの矛先をメイに向け、聖ルチア女学園の伝統である決闘<デュエロ>を申し込む。デュエロとは、お嬢様の代理として執事同士が戦い、負けた方が相手に自分の執事を差し出す、というものだった。今回のデュエロは、フェンシングで勝負することになった。だが、理人が闘うことになる相手・青山は、フェンシングのデュエロで過去4戦全勝している元世界ジュニア王者だった。
それを知ったメイは、理人の身を案じるがその気持ちを素直に口にすることはできず…。

デュエロの夜。会場には、正装のお嬢様たちが集まっていた。リカは、青山にペンダントを差し出した。それは、リカが母親から譲り受けたもので、青山に何かあるたび預けたものでもあった。
理人と青山は、審判を務める泉(岩佐真悠子)の合図で前に進み出た。そこで青山は、ハンデをなくすために真剣で戦おうと提案する。それならば理人にも勝つ可能性があるというのだ。理人は、反対するメイを制し、信じてくれれば必ずその信頼に応える、と告げた。そんな理人に、メイは、危ないと思ったら負けてもいい、と声をかけた。

デュエロが始まった。勝負は、青山が圧倒的に優勢だった。唇を噛みしめて戦いを見つめるメイ。その側に、ルチアの代理で出席していた忍が近づき、声援を送らないのかと声をかけた。執事は、信じてもらえなければ力を発揮できない、というのだ。そのとき、青山の鋭い一撃が理人の服を切り裂いた。メイは、追いつめられた理人に向って、「勝ってよ!私の執事でいてくれるんでしょ!」と叫んだ。次の瞬間、理人は青山の剣を弾き飛ばした。さらに理人が剣を一閃すると、青山のズボンがストンと落ちた。理人の逆転勝利だった。実は理人は、メイから「勝て」という命令をもらうために、敢えて力をセーブしていたのだ。一方、リカは、青山の頬を平手打ちすると、剣人に向って「今からあなたが正式な執事よ」と告げて、足早に会場を後にしていた。

メイたちは陰<オンブラ>寮に戻った。理人は、第二執事となった青山に向って、迷惑がかかるから外で寝るよう命じた。さらに理人は、メイの世話は自分ひとりで十分だとし、学園には第二執事は不要だと届けるという。つまり青山は、新たに仕えるお嬢様を見つけることができなければ、聖ルチア女学園を追放される可能性もあった。それでも青山は、メイに仕える気はない、と言い張り、寮の外へと出て行った。
同じころ、リカは、ドライヤーひとつ満足に使うことができない剣人に怒りをぶつけていた。負けずに剣人も、「俺は青山じゃねぇ!」とリカに反発していた。

あくる日、メイたちが食事をしていると、そこに太陽<ソーレ>ランクの由真(臼田あさ美)や聡美(ホラン千秋)たちがやってきた。新しい執事に給仕をさせるから食事に招待したい、とリカから伝言があったというのだ。仕組んだのは理人だった。案の定、剣人は、突然のことに満足に給仕をすることもできず、食事の席をめちゃめちゃにしてしまう。由真たちは怒り出し、リカを責めた。その危機を救ったのは青山だった。青山は、素早く汚れた食器などを片付けると、料理を用意した。が、太陽生たちは、デュエロの結果を無視してリカの執事のように振舞った青山を非難する。そこに割って入った理人は、剣人が弟であることを太陽生たちに告げると、未熟な剣人に代わって太陽生の世話をするようメイが青山に命じた、と言い出す。「私どもに免じて、どうかこの場はお収めください」。理人からそう言われた太陽生たちは、もはや引き下がるほかなかった。リカは、メイが自分を助けてくれたことに驚いていた。

理人は、青山に戻るよう命じた。その際、ふいに理人は「メイ様に仕えるならそのジャケットは不要だな」というと、食事用のナイフをつかんで青山のジャケットを切り裂いた。青山は、ズタズタになったジャケットから、リカのペンダントが入っているポケット部分を拾うと、彼女に手渡して謝った。そのときリカは、ポケットの中に手紙が入っていることに気づく。それはメイが書いたものだった。「青山が仕えるお嬢様は一人しかいないんだって。あんたも強情張ってないで、素直に返してっていいなさいよ、バーカ!東雲メイより」。それを読んだリカは、メイの前まで歩み寄ると、青山を返してほしい、と言って頭を下げた。メイは、執事はひとりで十分、といってリカの申し出を快諾した。その一部始終を見ていたローズは、メイとリカのために、緑と青のステラをひとつずつ用意するよう執事の桜庭(鈴木浩介)に命じた。

廊下でメイに出会ったリカは、自分が仕返しをするまで学園から追い出されないように気をつけろ、と憎まれ口をたたいて去っていく。遅れてやってきた青山は、礼の代わりだといって、理人のことをメイに話した。理人は、1年前も学園にいたが、どのお嬢様に誘われても全部断って仕えなかったのだという。「なのに、いまはお前に仕えている。あいつにとってお前はそういう存在だってことだ」。青山は、メイにそう告げた。
同じころ、泉は、リカを勝たせろという命令に背いた罰として、太陽生たちから、陰への降格を言い渡されていた。それを止めたのは忍だった。ルチアが泉の処分に異議を唱えているというのだ。実はそのころ、泉の運命を変えるようなある出来事が起きていた。


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2009年01月13日

メイちゃんの執事 #01

柴田理人(水嶋ヒロ)は、日本最大の大企業である本郷グループに代々仕えてきた執事の家系・柴田家の若きホープ。容姿端麗で頭脳明晰、強じんな肉体と精神力を併せ持つ理人は、公式執事資格の最高位であるSランクを獲得している数少ない執事のひとりだ。そんな理人が新たに仕えることになったのは、東京郊外にあるうどん店「しののめ」のひとり娘で、17歳の女子高生・東雲メイ(榮倉奈々)だった。
メイは、優しくて仕事熱心な両親とともに質素ながら幸せな生活を送っていた。メイは、勉強は苦手だったが、色気より食い気の明るい性格でクラスの人気者だった。幼なじみの柴田剣人(佐藤健)は、そんなメイにずっと思いを寄せていた。だが、お互いに負けん気が強く、顔を合わせればケンカになってしまうような間柄だったこともあって、剣人はその気持ちを伝えられずにいた。

ところがある日、思わぬ不幸がメイを襲った。メイの両親が事故で他界してしまったのだ。天涯孤独の身となったメイは、親友だった仲本夏美(星井七瀬)の家に身を寄せた。剣人はメイのことが心配で仕方なかった。気丈に振舞い、葬儀の翌日には店を開けたメイは、疲れ果て、後片付けの最中にうとうとしてしまう。そこに突然現れたのが理人だった。
「本日からお仕えいたします。メイお嬢様の執事です」。理人は、そうあいさつすると、驚くべき事実をメイに告げた。実は、メイの父・周太郎(橋爪淳)は本郷グループの現当主・本郷金太郎(津川雅彦)の実の息子だった。しかし周太郎は、19年前に家を飛び出し、メイの母・ユウ(山下容莉枝)と駆け落ちをしたのだという。つまり、周太郎が亡くなったいま、メイは本郷家の正当な跡取り候補となったのだった。そして、金太郎の命令でメイに仕えることになった理人は、何と剣人の実兄でもあった。

理人は、本郷家の後継者にふさわしい教育を受けてもらうために、有名な超お嬢様学校・聖ルチア女学園に転入してもらう、とメイに告げる。メイは、いままで通り普通の暮らしをしたい、と理人に反発した。だが、ほどなく、本郷家の後継者候補となったメイの命を狙って、何者かがメイの家を爆破するという事件が起きる。周囲の人たちに危害が及ぶことを危惧したメイは、聖ルチア女学園への転校を決意した――。
メイは、理人とともにヘリコプターで聖ルチア女学園に向った。そこは、あまりにも現実離れした場所だった。聖ルチア女学園は、世界最高水準の教育の下で次世代の淑女を育成するために設立された、庶民とはかけ離れた超お嬢様たちばかりが集まる少人数制の全寮制女学園なのだ。敷地は東京都の約3分の1、建物間の移動手段は全てヘリコプター、学費は月1億円、おまけにお嬢様ひとりひとりにイケメン執事までついていた。

Sランクの執事・理人がやってくる、ということで、正門前広場にはお嬢様たちが集まっていた。竜恩寺泉(岩佐真悠子)とその執事・木場(夕輝壽太)、華山リカ(大政絢)とその執事・青山(真山明大)、夏目不二子(中別府葵)とその執事・根津(姜暢雄)、天羽凛(忽那汐里)とその執事・四谷(丸山智己)、麻々原みるく(吉田里琴)とその執事・大門(鈴木亮平)、山田多美(谷村美月)とその執事・神田(阿部進之介)らが見守る中、ヘリを降り立つ理人とメイ。理人が新たに仕えることになったお嬢様に強い興味を抱いていた泉やリカたちは、あまりにも庶民的で冴えないメイに対して、露骨に嫌な顔をした。メイはこの女学園にふさわしくないというのだ。リカは、メイに向って、あなたは2週間以内に逃げ出すことになる、と宣言した。

メイは、理人に言われて、身の安全を守るために本郷家との繋がりは隠していた。だが、何者かにボーガンで狙われるなど、嫌がらせを受けてしまう。そんな中、学園内をうろついていたメイは、道の外れにあるドーム型の温室に気づき、吸い寄せられるようにして中に入った。するとそこに、真っ白な執事服を身につけた男・忍(向井理)に車イスを押されながら美しい女性が姿を見せる。それは、学園最高の淑女の称号を与えられた絶対権力者・ルチア(山田優)だった。その美しさに圧倒されてしまうメイ。ルチアは、そんなメイに優しい言葉をかけると、何故か理人をじっと見つめ…。
メイが暮らすのは陰<オンブラ>寮と呼ばれている、ボロボロの寮だった。聖ルチア女学園は、淑女としてのランクが厳格に定められおり、一番下が『陰<オンブラ>』、次が『月<ルナ>』、そして高い実力が認められた者は『太陽<ソーレ>』として学園の自治を任されていた。寮もそのランクに合わせてグレードアップしていくのだという。メイと同じ陰寮には多美もいた。だが、多美は、いきなり執事の神田とナイフを投げ合ってサバイバルゲームを始め、メイを慌てさせる。そんなメイをさらに驚かせたのは、室内に執事の部屋もあることだった。

メイは、レベルの高い授業だけでなく、理解に苦しむような授業まで行われるこの女学園についていけず、戸惑いを隠せなかった。そんなある日、メイの前に突然、剣人が現れる。こっそり潜り込んでメイのようすを見に来たのだ。実は剣人は、学園内に併設されている執事養成学校にいたことがあった。だが、多美と神田に見つかってしまった剣人は、抵抗もむなしく、警備員に連行される。その際、剣人は、この学校には気をつけろ、とメイに言い残す。
ほどなくメイは、生徒たちから悪質な嫌がらせを受ける。偶然出会った学園長のローズ(堀内敬子)にそれを話し、甘やかされて我まま放題をしているような歪んだ連中のどこか淑女なのだ、と批判するメイ。するとローズは、本物の淑女を知らないいまのあなたには言われたくない、と返し、歪んだ道でも間違った道でも、その道を通ることで何を得て何を失うのか、そして最後にどこにたどり着くのかが肝心なのだ、と続けた。しかしメイには、ローズが何を言おうとしているのか、理解できなかった。
理人は、すっかり元気がなくなってしまったメイのことを心配していた。リカや不二子は、そんなメイに、1週間後に行われる調理実習で勝負をしないかと持ちかける。リカたちの挑発に乗ったメイは、その勝負を受けてしまうが…。


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2009年01月12日

メイちゃんの執事 視聴率

第1話 2009年1月13日 女性の願望叶えるイケメン執事たち!! 14.9%

第2話 2009年1月20日 命をかけて守る!! 14.8%

第3話 2009年1月27日 あなたに仕えたい 14.4%

第4話 2009年2月3日 あなたを求めてる 12.0%

第5話 2009年2月10日 理人が抱きしめた 13.6%

第6話 2009年2月17日 剣人の大告白!! 14.0%

第7話 2009年2月24日 オレがそばにいる 13.1%

第8話 2009年3月3日 決闘!! 理人vs剣人 13.5%

第9話 2009年3月10日 死なないで、理人 13.4%

最終話 2009年3月17日 ラストkiss 16.6%


平均視聴率14.03%(視聴率は関東地区・ビデオリサーチ社調べ)


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2008年12月25日

メイちゃんの執事 TOP

2009年1月スタートのフジテレビ系火曜9時のドラマ「メイちゃんの執事」で、俳優、水嶋ヒロと女優、榮倉奈々がW主演する。この主演コンビに加えて、水嶋執事の弟役に、ドラマ『ブラッディ・マンデイ』にも出演中で人気急上昇中の俳優、佐藤健が主演。


 2006年から「マーガレット」で現在連載中の漫画家・宮城理子さんの6巻までで累計41万部を売り上げている人気コミックが連続ドラマ化。

 水嶋ヒロ演じる執事・柴田理人は、執事の名門・柴田家に生まれ、英才教育をほどこされながら育ち、世界的に評価の高い公式執事資格をもつイケメン執事。何事にも動じない優秀な執事として、メイを支える。


あらすじ
 舞台は、生徒のお嬢様ひとりにつき優秀なイケメン執事が配属されるという夢のようなお嬢様学校。執事は、裕福なお嬢様たちに対し、教養やマナーを兼ね備えた真のお嬢様になるための、女性の磨き方を教える存在。物語は、このスーパーお嬢様学校に、庶民的な少女・メイが転入するところから始まる。メイは、イケメン執事とともに、学友のいじめを乗り越えながら、立派なお嬢様に成長していく。
 
 理人やメイのライバルとなる?お嬢様&執事役も、いままさに旬なキャストが勢ぞろいし、いまだかつてないスケールで夢の世界を描いていく。果たして、超イケメン執事・理人によって、超庶民的女子高生のメイは困難を乗り越え、本物の「お嬢様」になれる日が来るのでしょうか? そして、理人とメイ、そして剣人が絡み合った三角関係の行方は・・・? 


キャスト
東雲メイ 役 …榮倉奈々

柴田理人 役 … 水嶋ヒロ ←06年ライダー

柴田剣人 役 … 佐藤 健 ←07年ライダー

本郷詩織 役 … 山田 優

忍 役 … 向井 理

本郷金太郎 役 … 津川雅彦

竜恩寺泉 役 … 岩佐真悠子

木場 役 … 夕輝壽太

華山リカ 役 … 大政 絢

青山 役 …真山明大

夏目不二子 役 … 中別府葵

根津 役 … 姜 暢雄

天羽 凛 役 … 忽那汐里

四谷 役 … 丸山智己

麻々原みるく 役 … 吉田里琴

大門 役 … 鈴木亮平

山田多美 役 … 谷村美月

神田 役 … 阿部進之介

松城ひかる 役 … 中村知世

築地 役 … 南 圭介

竹ノ宮奈央 役 … 小嶋陽菜

乃木坂 役 … 君沢ユウキ

梅島京子 役 … 小林きな子

六本木 役 … 加藤慶祐 ←08年ライダー

上村香織 役 … 菊里ひかり

中目黒 役 … 山口賢貴

中野ゆう子 役 … 秋山多奈

御徒町 役 … 鹿内大嗣

大地由真 役 … 臼田あさ美

水沢聡美 役 … ホラン千秋

火野絵里子 役 … 山本彩乃

風間藍 役 … 石橋菜津美

赤羽右近 役 … 高木万平

赤羽左近 役 … 高木心平

シスター・ローズ 役 … 堀内敬子

桜庭 役 … 鈴木浩介

仲本夏美 役 … 星井七瀬

美冬 役 … 北川弘美

秋子 役 … 石野真子

春平 役 … 杉本哲太


スタッフ
原作:宮城理子「メイちゃんの執事」(集英社)
企画:後藤博幸(フジテレビ)、太田大(フジテレビ)
脚本:古家和尚
プロデュース:橋本芙美(共同テレビ)
演出:石川淳一、木下高男、城宝秀則、岩田和行
制作:フジテレビ・共同テレビ

主題歌 - ROCK'A'TRENCH『My SunShine』(ワーナーミュージック・ジャパン)2009年3月4日発売


各話あらすじ
#01 2009年1月13日 女性の願望叶えるイケメン執事たち!!

#02 2009年1月20日 命をかけて守る!!

#03 2009年1月27日 あなたに仕えたい

#04 2009年2月3日 あなたを求めてる

#05 2009年2月10日 理人が抱きしめた

#06 2009年2月17日 剣人の大告白!! 

#07 2009年2月24日 オレがそばにいる

#8 2009年3月3日 決闘!! 理人vs剣人

#9 2009年3月10日 死なないで、理人

#10 2009年3月17日


各話視聴率

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posted by Dhunting | Comment(0) | TrackBack(0) | メイちゃんの執事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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