2008年10月29日

チーム・バチスタの栄光 #03

白鳥の発言がきっかけとなり、院内の医療事故防止組織=リスクマネジメント委員会で現状説明することになった田口(伊藤淳史)。東城医大ナンバー2の勢力をもつ心臓血管外科教授・黒崎(榎木孝明)はチーム・バチスタ一連の術死について、遺族のクレームもなく問題はないと調査を打ち切ろうとする。が、白鳥(仲村トオル)は連続殺人かもしれないと公言、バチスタ手術全32件の記録映像の貸し出しを求める。しかし、入手した記録映像のうち、2回目の術死が起きた「ケース29」の映像だけが、何者かに盗まれてしまう。

その夜、盗まれた「ケース29」の資料を調べていた白鳥は、他のケースとは異なる、ある事実に気づく―。

一方、病院内での田口への風当たりは強くなり、委員会へ提出する書類作成に追われる羽目に。

そんな中、氷室(城田優)のもとを訪れた田口は、麻酔科医の過酷な実情と、その中で寡黙に仕事をこなす氷室に心打たれる。
氷室を夕食に招く田口。田口家の団らんは、氷室につかの間人間らしい生活を思い出させたようだった。

書類も揃い、再び招集されたリスクマネジメント委員会。しかし黒崎は、改めてチーム・バチスタについて調査の必要は一切ないと結論付ける。呆れた白鳥は部屋を出て行き、窮地に陥る田口。だが、「厚労省の手先」などヤジがとぶ中、ついに思いをぶちまける。「術死の原因がわからないのは、患者にとっても医師にとっても不幸なことなのに、どうして一緒に考えてくれないのか」

そこに桐生が現れた。自分からもチーム・バチスタの調査をお願いしたいと言う桐生。続いて大友(釈由美子)、氷室、羽場(戸田昌宏)の姿も。黒崎は一蹴するが、そこに現れた病院長の高階(林隆三)は、院内規定の特例を挙げ、田口を“特命リスクマネージャー”に任命する。こうして田口は、院内調査を公に認められることになった。桐生や大友を呼び集めたのは白鳥だった…。

その頃、白鳥は鳴海(宮川大輔)を訪ねていた。「ケース29」は心臓の切除範囲が大きすぎたために術死が起きたのではないか。そして病理医としての判断ミスを隠すため、鳴海が記録映像を盗んだのではないのか、とぶつける白鳥。
一方、田口のデスクには差出人不明の怪文書が届いていた。

「術死は続く、これからも。これは、完璧に仕組まれた、犯罪である」


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セレブと貧乏太郎 #03

 美田園アリス(上戸彩)が、宝石関連の授賞式で佐藤太郎(上地雄輔)にキス。後藤田司(柏原崇)を遠ざけるためだったのだが、このキスが週刊誌などに掲載されたため、アリスと太郎は一躍注目を集めてしまう。

 マスコミに追い回されるアリスに浴びせられる質問は太郎との関係。工事現場で働く太郎にも、レポーターが迫る始末。安田啓一(山下真司)、幸子(国仲涼子)親子の大衆食堂『だるま』の常連たちや、アリスの会社『ラブ・アリス』の社員たちも興味津々だ。

そんなある日、アリスが秘書の郡司康夫(風間杜夫)と一緒に、自宅であるホテルのスイートルームに戻ると、世話係の大野緑(三浦理恵子)が緊張の面持ちで出迎えた。なんと、アリスの継母、真紀子(若村麻由美)がいるではないか。NYで暮らす真紀子の突然の帰国に驚くアリス。

そんなアリスに、真紀子は太郎との関係をただす。しかし、反りの会わないアリスと真紀子の会話が成立するはずもない。
ちょうどその時、太郎が部屋に入って来た。マスコミや仲間たちの追及にへきえきした太郎が、アリスに助けを求めてきたのだ。太郎との関係を真紀子に悟られたくないアリスは、必死に誤魔化そうとする。しかし、太郎が日雇い派遣の仕事をしていると口走ると、真紀子は即座に別れるようアリスに命令。太郎とは住む世界が違うと言う真紀子にアリスは猛反発。さらにアリスは、太郎と暮らしてみろという真紀子の言葉に乗ってしまう。

 アリスが佐藤家に転がり込んで来た。混乱する太郎の横で、アリスは佐藤家のあまりの貧乏生活にギャップを感じる。テレビも冷蔵庫もなく、夕食はパンの耳。それでも、アリスは帰ることも出来ずに眠りにつく。

 翌朝、目覚めたアリス。太郎や子供たちは出払っていた。佐藤家に食べ物はなく、アリスは商店街に出向く。だが、アリスは現金の持ち合わせがない。カードで支払おうとするが、この商店街でカードが使える店はなかった。そんなアリスを、パパラッチの公文晃(宅間孝行)がしつこく付け狙う。腹を空かせたまま佐藤家に戻ったアリスが室内を物色していると封筒を見つける。

 太郎や子供たちが帰ってくると、室内の有様にビックリ。なんと、部屋はアリス好みに統一され、大型テレビや豪華なソファーまでそろっているではないか。アリスは、買ったと言うのだが…。

 太郎は、風呂に入りたいというアリスを連れて銭湯に行く。しかし、他人と一緒の入浴経験がないアリスには無理。仕方なく、太郎は幸子の家の風呂を借りてあげることに。『だるま』には、商店街の仲間たちが集まって、お祭りの資金繰り。寄付だけでは足りず、会計係の太郎は募金箱を設置したのだが、思わしくない。それでも、太郎たちはなんとか祭りを実行しようと意気込む。

 次の日、太郎は寄付金の封筒を確認するが、無くなっていた。すると、アリスが部屋の備品を揃えるために借りたと言うではないか。怒る太郎に、アリスはすぐに返すといきり立つ。ところがアリスは、カードはおろか、携帯電話まで使用不能になっていた。真紀子の差し金だ。それでも、太郎や『だるま』の仲間たちに金は返すと言い張るアリスは、商店街の手伝いを始める。しかし、アルバイト経験などがあるはずないアリスは、セレブ感覚で仕事をしようとしてことごとく失敗。お祭り資金を返してもらうどころか、邪魔ばかりだと商店街の仲間たちもカンカン。太郎は必死に謝るのだが、アリスの態度はあくまでも横柄。

 商店街の仲間たちとの溝を埋めるため、幸子はアリスを毎年お祭りが行われる神社に連れて行く。そこで、仲間たちにとって、お祭りがどれだけ大切なものなのかをアリスに教えた。

 翌朝、商店街に異変が起こる。朝から若い女性やカップルが押し寄せてきたのだ。商店街の仲間たちは、各店に行列が出来る騒ぎに嬉しい悲鳴。実は、アリスがこの商店街で働いていることが雑誌やネットニュースで取り上げられたのだ。おかげで、お祭りへの寄付金も集まり、例年通りに開催される。

 アリスは幸子に案内されて、商店街の祭りを楽しむ。一方、商店街の仲間たちも、アリスのおかげで祭りが出来たと喜んでいたのだが…。

 街の片隅に、ある看板が立てられた。“アリスタウン建設予定地”として、商店街が再開発の標的にされている。開発には、美田園グループの名が。ようやく打ち解けようとしていたアリスと商店街の仲間たちに新たな壁が立ちはだかる。

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2008年10月28日

イノセント・ラヴ 第三話

佳音(堀北真希)は、ピアノを弾きながら聖花(内田有紀)と寄り添いあう殉也(北川悠仁)の姿を偶然見てしまい、大きなショックを受けていた。あくる日、掃除をするために殉也の家を訪れた佳音は、その気持ちを隠して精一杯明るく振舞い、出かける殉也を笑顔で送り出す。
掃除を始めた佳音は、やってはいけないことだと知りながら殉也のアルバムを開いた。そこにあった殉也と聖花の写真を見た佳音は、家族を亡くした殉也が笑顔を取り戻したのは聖花の存在があったからだと確信する。

殉也は、改めて聖花の精密検査をしてもらう。近ごろ聖花のようすが変わってきたような気がしてならなかったのだ。殉也は、主治医の東野(中原丈雄)に検査を依頼した。だが、東野の診断結果は、変化なし、というものだった。殉也が感じたという表情の変化も、無意識の反射だというのだ。
子ども聖歌隊の練習で教会を訪れた殉也は、美月(香椎由宇)から、義道神父(内藤剛志)と一緒に食事をしようと誘われる。その席で義道神父は、作曲の仕事はもう止めたのか、と殉也に尋ねた。義道神父は、教会や日曜学校のために奉仕してくれる殉也に感謝しながらも、彼の将来をずっと心配していた。

一方、殉也の家を掃除していた佳音は、開けてはいけないといわれていた部屋から聞こえてくる物音に気づく。気になってドアの前まで歩み寄り、ドアノブに手をかけようとする佳音。するとそこに、殉也が戻ってきた。佳音は、遅くまで掃除をしていたことに驚く殉也に、細かいところが気になった、などと言い訳すると、目を合わせないようにして家を出た。残された殉也は、佳音が聖花の部屋の前に立っていたことが気になり、部屋の鍵を開けた。そこで殉也が目にしたのは、チューブ類を外された状態になっている聖花の姿だった。殉也は、慌ててチューブ類を元通りに直した。
あくる日、殉也は、昴(成宮寛貴)に会い、聖花のチューブが外されていた件を報告する。殉也は、佳音があの部屋の鍵を持っていないことから、聖花が自らチューブ類を外した可能性もあるではないか、と昴に話す。そもそも殉也は、何故聖花が、結婚式前夜に大量の薬を飲んだのか、ずっと疑問に思っていた。聖花は、自殺しようとしたのではないか、と…。

同じころ、佳音は、兄・耀司(福士誠治)の就職先を探して、とある自動車修理工場を訪れていた。佳音は、経営者の野久保(春海四方)に、耀司が少年刑務所に入っていることも打ち明けて必死に頼み込み、何とか採用を取り付ける。だが、あくる日になって野久保から電話があり、採用の件はなかったことにしてほしい、と言われてしまう。野久保の妻が反対したのだという。佳音は、保護司の松下(浅野和之)にも相談し、実家の土地を売るなどして耀司が出所してからの生活費を工面することにする。
別の日、佳音は、いつものように殉也の家に掃除をしにいく。殉也は、そんな佳音に金の入った封筒を手渡すと、掃除は自分でやることにした、と告げる。佳音は、殉也にも素性を知られてしまったと思い、悲しみを堪えながらアパートに戻った。そこに、雑誌記者の池田(豊原功補)が現れた。池田は、佳音に、耀司のことや事件があった夜のことを尋ねた。が、記憶を辿っていくうちに、得体の知れない恐怖心を感じ、呼吸が荒くなっていく佳音。しかし彼女は、肝心な部分は思い出せなかった。

耀司に面会した佳音は、事件前後の記憶が曖昧であることを打ち明けた。佳音が池田に会ったことを察した耀司は、アイツにはもう会うな、と釘を刺すと、話を変えようとして、佳音が思いを寄せているという相手のことを切り出した。その恋がもうダメになったことを耀司に伝えた佳音は、感情の昂ぶりに任せて、耀司を非難した。「全部お兄ちゃんが悪いんだよ!お兄ちゃんのせいで、私は何をやっても…」。その言葉にショックを受けている耀司の姿を見て我に返った佳音は、いまのは嘘だから、と謝ってその場を取り繕った。
殉也は、福島にある教会までパイプオルガンの修理に出かける。美月も、殉也について行くことになっていた。殉也は、聖花のことを昴に頼むと、高速バスのターミナルへと向った。

ひと目でもいいから殉也の姿を見たいと思い、彼の家を訪れた佳音は、玄関先で昴と医師の東野が話しているのを目撃する。殉也が病気でもしたのかと心配になり、思わず家の中を覗いてしまう佳音。しかし、ガラス越しに見えたのは、昴の姿だけだった。 
しばらく殉也の家の前にいた佳音は、昴が青ざめた顔で開かずの間から出てくるのを目撃する。同時に、聞こえてくる何かの警報音。気になった佳音は、そっと殉也の家に入り、開かずの間のドアを開けた。そこで佳音が目にしたのは、ベッドに横たわる聖花の姿だった。聖花につながっているチューブが途中で外されていることに気づいた佳音は、それを元に戻し、警報音を発している医療機器のスイッチを入れようとした。するとそこに昴が現れた。「出て行け。何を見なかったことにして消えるんだ」と佳音に命じる昴。それを受け入れなかった佳音は、再びスイッチを入れ直そうとして、昴ともみ合いになった。と、そのとき、殉也がやってきた。殉也は、携帯電話で見ることができるモニター画像が切られていることに気づき、慌てて戻ってきたのだ。

殉也から不信の目を向けられた佳音は、家を飛び出した。昴は、その後を追おうとした殉也を制し、やったのは自分だと告白した。
殉也は、佳音を追いかけ、疑ったことを謝ると、聖花のことを話し始めた。聖花が婚約者であること、結婚式の日に事故にあったこと、そして、医者が見放してもいつか目を覚ますのではないかという希望を持って教会で祈っていることを。聖花なしに自分の人生はあり得ない――佳音は、そう言ってうなだれる殉也の手をとると、「私、祈ります。あなたに幸せになってほしいから…いつかあの人の目が覚めるように、私も祈ります」と告げ…。

佳音は、再び殉也の家の清掃の仕事をするようになった。開かずの間だった聖花の部屋のドアは、開かれるようになっていた。佳音が駅の清掃をしていることを知った殉也は、自分がピアノを弾くアルバイトをしているレストランでウエイトレスを募集していることを彼女に告げた。
そんな折、耀司の仮釈放が決まる。松下のおかげで、仮釈放後は鉄工所で働くことも決まっていた。佳音は、はやる気持ちを抑えて、耀司を迎えに行った。
佳音とともに駅のホームで電車を待っていた耀司は、トイレに行くといって彼女から離れた。公衆電話から池田の携帯電話に電話した耀司は、これ以上佳音に近付くな、と警告した。

耀司と一緒にアパートに戻った佳音は、夕食の準備に取り掛かった。その際、部屋の壁に貼られた佳音と殉也の写真に気づく耀司。それを見つめていた耀司は、部屋にあった教会のしおりに気づいた。

耀司は、散歩をしてくる、といって部屋を出ると、教会へと向った。教会では殉也の弾くオルガンに合わせて、子どもたちが聖歌を歌っていた。耀司は、そんな殉也の姿を見つめ…。



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オー!マイ・ガール!! 第4話

 耕太郎(速水もこみち)の 『オトコの子育て大研究』 という企画が採用される。

 そんなある日、真貴子(ともさかりえ)に急な残業が入り、耕太郎が真貴子の一人息子・ノゾム(加藤清史郎)を預かることになった。耕太郎と一緒にひなこのマンションに帰ったノゾムは、「パパになって欲しい」 と大はしゃぎ。

 翌日、自分の企画に “記者の1日パパ体験” を入れようと考えた耕太郎は、真貴子に頼んでノゾムを預からせてもらった。擬似パパ体験を楽しむ耕太郎を見た杏(吉田里琴)は、二人が楽しそうに遊んでいるのがおもしろくなく、ワガママを言い出す。

一方、真貴子たちの前に、別れた夫・原(長谷川朝晴)が現われる。ノゾムが通う保育園にまで来て、「ノゾムとの時間を取り戻したい」 と言う原に、ノゾムは、「自分にもパパがいた」 と喜ぶが、真貴子は原を拒絶する。

 真貴子の抱えている事情を聞いた耕太郎は、真貴子がノゾムを原から遠ざけるために新しい保育園を見つけるまで、ノゾムを預かることを約束。しかし、耕太郎が再びノゾムを連れて帰ったことでイライラがピークに達した杏は、ノゾムと取っ組み合いのケンカになり…。



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2008年10月26日

SCANDAL 第3話

夫の会社を訪ねた貴子(鈴木京香)は、秀典からプレゼントされたペンダントと同じものをしている夏子(滝沢沙織)と秀典(沢村一樹)が一緒にいるところに遭遇してしまう。その時、理佐子から貴子の携帯に着信があり慌てて出ると、理佐子の携帯から聞こえてきたのは男の人の声だった。驚いた貴子は、急いで久木田(加藤虎ノ介)に会い事情を話すと、久木田は警察には知らせず誰にも言わないで欲しいと言うのだ。
困った貴子は、ひとみ(長谷川京子)の意見を聞こうと電話を掛けた。久木田から口止めされてはいるが、早く警察に知らせたほうがいいのか迷っていたのだ。だが、真由子(吹石一恵)・たまき(桃井かおり)にも話が広がり、理佐子は誘拐事件に巻き込まれたなどという話に発展していた。

その夜、高柳家に集合した4人だが、話せば話すほど話が飛躍してしまい、とりあえず明朝久木田のホテルを貴子が訪ねることになった。翌朝、貴子がホテルに行くと、心配したひとみ・真由子・たまきもホテルに駆けつけていた。とりあえず、貴子が久木田の部屋を訪ねると「信じていたのに何故約束を守ってくれなかったのか」と怒る久木田。さらに、部屋には、勝沼(小日向文世)はじめ数人の捜査員が来ていて、公開捜査が決まったと言うのだ。

誰が警察に知らせたのか疑う間もなく、貴子たち4人はホテルを出たところで大勢の取材陣に囲まれてしまう。そのことが報道されたことで、それぞれの家庭は大揉めになり、不満を爆発させてしまった貴子・ひとみ・真由子は、偶然にもみんな家を飛び出してしまう。



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トンスラ #4

ミカ(吉高由里子)は監禁している意味がないからとヤブ(温水洋一)に部屋から出て行くようにいう。ガックリうなだれて、持ち込んだ荷物をまとめて玄関へと向かうヤブ。

  ちょうどその時、ヤブの携帯に兄という人物から連絡が入る。この部屋に一卵性の双子の兄がやって来るという。

ヤブによると、お兄さんは、ヤブとは正反対のキャラの前科者で、刑務所を出たばかり。
弟が人気作家のミカに監禁されていると知った兄は、そのオトシマエを付けに来るというのだ。ヤブは、大変なことになる 、と言い残し、そのまま行ってしまう。

 鍵をかけ忘れたことに気づき、玄関に向かったミカだったが、すでに玄関にはヤブそっくりの男が。

雪次郎と名乗るその男は安物のスウェットの上下とサンダルを着ていた。あわてて逃げたミカだったが、雪次郎がヤブにそっくりだったので、変装しているに違いないと突っかかる。

だが、突き飛ばされ、頭をハタかれたミカは、半泣き。

それでも信じられないミカは、入れたばかりのコーヒーを雪次郎の頭からかけてみる。

が、逆にロープでソファーに縛られてしまう。

 まもなく、雪次郎は、弟がさいころトークで笑える話をさせられていたと知り、同じことをミカにやらせ始める。
恥ずかしい過去を明かすよう迫られたミカは、高校の時に痔だったことがクラス全員に知れたことを話す。

そして、ミカのサイフを奪い、暗証番号を聞きだした雪次郎は、そのまま出て行ってしまう。

 ところが、その直後、玄関の外で、ヤブと雪次郎が怒鳴りあう声が聞こえ――。


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2008年10月25日

スクラップ・ティーチャー #4

 毎年恒例の区立中学対抗のマラソン大会が近づいた。しかし生徒の選出に教師たちは消極的。その一方で杉(上地雄輔)は積極的で、他の教師たちが押し付ける中、喜んで自分のクラスから選手を出すことを約束する。しかし生徒たちからはブーイングがおこる。互いに名前を出して押し付け合う中、走るのが苦手な木ノ内(伊東誠)が自分から「出る」と言い出した。しかし、もともと木ノ内は走るのが苦手、久坂(中島裕翔)は心配になる。放課後、一人で練習する木ノ内の姿を見て、入江(有岡大貴)たちは、完走さえ無理だと言い切る。

だが、木ノ内のやる気に感激した久坂は、高杉(山田涼介)、入江、吉田(知念侑李)の3人に、木ノ内が走れるように助けて欲しいと頼み込む。しかし高杉は、自分には関係ないことと言って冷たくその場をあとにする。

 トレーニングを始めたものの、自信の無い木ノ内に杉は、“完走できると信じて走れ!”と励まし、ずっとゴールで待っている、と約束した。

 まもなく、木ノ内の母親から、校長の留守を預かる教頭の矢吹(六角精児)に、息子のトレーニングをやめさせて欲しい、との苦情が入る。木ノ内の家は、仕出し弁当屋。父親が入院して人手が足りないため、木ノ内は毎朝店の手伝いをしていたのだが、トレーニングに夢中になり過ぎて今朝は寝坊をして手伝いができなかったというのだ。教頭の矢吹は即刻トレーニングを止めるように指示するが、生徒の気持ちを大切にしたい杉は、木ノ内の気持ちを無視してやめさせることはできないと反論する。

 一方、木ノ内には母親とよく話し合うようアドバイス、本人はトレーニングを続けたいと断言、他の男子生徒たちも木ノ内を応援すると盛り上がる。

 そんな中、杉は、松尾(向井理)に入れ知恵された矢吹から、指示に従わなければ、指導力不足教員として教育委員会に報告する、と告げられる。これを知った高須(八嶋智人)や滝(加藤あい)は、杉自身がそんな状況になったら、生徒たちを受け止めることもできないし、傷つくのは生徒たちだと、矢吹の指示に従うよう杉を説得した。

 そんな杉の元に、またしても教頭から怒りの電話が入る。木ノ内がまだ家に帰っていないと母親から連絡が入ったというのだ。杉は木丿内を探しにいくと―――。

木丿内が入江や吉田の指導を受けながらトレーニングをしていた。そして、吉田に連れられて木丿内の家に行くと、クラスメイトの金田(岡本拓朗)、日置(間宮翔太朗)、金沢(指出瑞貴)、高崎(水嶋瑞希)、そして久坂が木丿内の代わりに、仕出し弁当屋を手伝っていた。

 杉はそんな生徒たちの気持ちを無駄にしたくないと、トレーニングを続けさせてくれるように矢吹教頭を説得しようとするが、逆に指導力不足教員に申請すると脅されてしまう。矢吹教頭は杉の一生懸命な態度に苛立ち、ねつ造した内容の杉に関する臨時報告書を書いていた。高杉は放課後、矢吹教頭を呼び出し、私立中学の入試問題で吉田との対決を挑んだ。その結果は矢吹教頭の惨敗。そして報告書のねつ造は犯罪だと指摘されてしまう。

 そんな中、杉は生徒の家を全部回り、木丿内の仕出し弁当屋を生徒達が手伝った事情を説明、木丿内がトレーニングを続けられるように頼んでいた。

 マラソン大会当日、木丿内はコースの途中で転んで足を怪我してしまう。ゴールで待っていた杉は、久坂から連絡を受け、すぐに木丿内の所へ行こうとするが、木丿内はゴールで待っていて欲しいというのだ。選手達が次々とゴールし、大会終了時間がせまり、交通規制も解かれている中、木丿内は、ゴールを目指し走り続けていた。すると、白バイとパトカーが現れて、木丿内を先導していく。そこには、高杉、吉田、入江の姿があった。なんとか、ゴール会場までたどり着いた木丿内を、杉やクラスメイトはゴールテープの代わりにハンカチを繋ぎあわせて、木丿内を迎える。抱き合う杉と木丿内。

 その様子を見ていた、矢吹教頭は教育委員会に提出しようと用意していた杉に関する報告書を破り捨てた。杉と木丿内を中心に喜び合う2−Bの生徒たちを少し離れた所から見ている高杉たち。久坂はありがとうと微笑む。

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ブラッディ・マンデイ #04

マヤ(吉瀬美智子)に案内され、人気(ひとけ)のない倉庫へと連れて行かれた藤丸(三浦春馬)、加納(松重豊)、宝生(片瀬那奈)。裏切り者の宝生へ銃を向ける藤丸だったが、なかなか撃つ事が出来ない。すると突然、宝生が加納に向けて銃を撃ち放った。加納は身動きが取れなくなり、藤丸はテロリストであるマヤ、宝生に追いつめられる。藤丸はUSBを奪われた末、THIRD-i本部へ「スパイは加納だ」という嘘の情報を伝えるよう命令されてしまい…。

混乱するTHIRD-i本部を、さらなる衝撃が走った。本部地下室の監視カメラに“何者か”が侵入した形跡があったのだ。不審に思ったTHIRD-i隊員で霧島(吉沢悠)の婚約者・沙織(原田佳奈)が、確認の為に地下室へと降りていくと・・・!?
そして、藤丸はついに、マヤの誘導でテロリストの首謀者「J」(成宮寛貴)と対面する。


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メン☆ドル〜イケメンアイドル〜 第4話

昨晩、アサヒ、ナミ、ヒナタは夜遊びを満喫中、自分たちを執拗に追跡する謎の男・黒田と遭遇して、再び追われた。なんとか逃げ切るものの、黒田に追われる理由が分からず頭を抱えてしまう。 一方、イケメンアイドルグループ『ペルソナ』の活動は順調に進み、CDのジャケット撮影も無事に終わった。

そして、遂にCD発売日を迎える。さっそく3人は、自分たちのCDを購入するため、CDショップへ足を運んだ。店頭に自分たちのCDが並ぶことを喜ぶ一方、CDの売れ行きが悪い現実を目の当たりにして落胆する。それでも、自分たちのCDを買ってくれる人の姿を見て、これからも3人で頑張ることを誓うのだった。 その夜、寮に戻った3人は、社長の冴子と秘書のマリリンが外出したことをいいことに、男装から開放されて羽目を外していた。そんな中、カリスマ歌姫・レイが寮に押しかけてきた。ナミは、うっかり男装していない素の姿を見せてしまい…!

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サラリーマン金太郎 第4話

美鈴(井上和香)との一夜を過ごした翌朝、会長室に呼び出された金太郎(永井大)は黒川社長(古谷一行)から荒船山バイパス工事の現場主任に任命される。しかし、現在、工事は二ヶ月以上の遅れが生じており、前任の田所という社員は心労のあまり駅のホームから転落死してしまっていた。加えて、下請け業者の一ツ橋土木は工事代金とは別に2億円もの報酬をヤマト建設に要求。このままでは工事が再開される望みはまったくない。水木(風見しんご)らの心配をよそに、金太郎はさっそく現場へと向かう。

 事務所に乗り込み、威勢良く啖呵を切る金太郎だったが、元相撲取りの社長・一ツ橋(長江英和)に叩きのめされあえなく病院送りにされてしまう。実はこの工事は解任された前社長の大島(柴俊夫)が裏金作りのために強引に進めたもので、一ツ橋と大島の間には謝礼として2億円を支払うという密約が交わされていたのだ。いかに真っすぐな金太郎といえど、この因縁をどう断ち切るのか。黙って見守る大和会長(宇津井健)も不安を隠せない。

 その頃、入院中の金太郎はかつて「八州連合」のメンバーだった一ツ橋土木の作業員・木村(泉政行)から詳しい事情を聞く。大島からの謝礼をあてにして設備投資を進めてきた一ツ橋は彼の解任によって約束がうやむやになり、追い詰められているのだという。
「くだらねえな……こんなもんがギリギリかよ」ふたたび現場に乗り込んだ金太郎は仕掛けられたダイナマイトを掘り起こし、かき集めて叫ぶ。「俺たちは仕事をやりとげなきゃなんねえ責任がある!

 その責任を感じねえゴロツキはたった今ここで家に帰れ! 真っ昼間からダラダラ酒飲んでただ時間を潰して過ごすなら、責任を果たし終えた後の気持ち良さを味わおうじゃねえか! みんな一緒にだ!」。

 だが、そこへ火のついた角材を持った一ツ橋が立ちはだかる。「もう何もいらねえ。ただおめえとヤマト建設をぶっ殺してやりてえ」「無理すんじゃねえよ。男がいったんやり始めた仕事を簡単に投げられるわけねえ。あんたにはやれねえよ」「てめえに何が分かる! おめえらサラリーマン風情にいったい俺たちの何が分かるってんだ!」「上等だよ……だったらこの土くれを全部固めてやろうじゃねえか! 真っすぐな道を通してやろうじゃねえか! てめえらだけだと思うなよ。こっちだっていつも命がけでやってんだ! サラリーマンをなめんじゃねえ!!」激しくにらみ合う金太郎と一ツ橋。はたして金太郎は工事を再開することができるのだろうか……。

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2008年10月24日

流星の絆 第3話

功一 (二宮和也) は、詐欺のターゲットを 静奈 (戸田恵梨香) が会社を辞める原因を作った上司の 高山 (桐谷健太) に決定。静奈が看護師、泰輔 (錦戸亮) が銀行員に扮し、財テクマニアの高山相手にだましの作戦に乗り出す。

一方、功一が働くカレーショップ 「ジョージクルーニー」 には、刑事の 柏原 (三浦友和) と 萩村 (設楽統) がやって来て、横浜でノミ行為の組織が摘発されたニュースを功一に知らせる。その顧客リストに殺された父・ 幸博 (寺島進) の名前があったため、警察はノミ屋関係者の中に犯人がいると睨み、捜査を再開したらしいのだ。

功一は、刑事から聞いた話を泰輔と静奈に伝える。当時まだ幼かった静奈は父が博打好きだったことにショックを受ける。さらに静奈は、泰輔が3年生の時に書いた作文を読み、兄妹の中で自分だけが両親の記憶から取り残されたような寂しさを感じる。しかし功一は、自分たちの両親が最高だったという静奈の記憶は間違ってない、と話す。

功一と泰輔は、静奈にそろそろ本当のことを話すべきではないかと話し合う。静奈と血が繋がってないことを、刑事や関係ない誰かに聞かされるくらいなら、兄弟が伝えるべきだと言い、その時期を考えることに。

ある夜、「ジョージクルーニー」 に新たな客がやって来た。その男・月村 (村杉蝉之介) は、ハヤシライスばかりを頼む珍客・行成 (要潤) が酔っ払って功一に迷惑をかけたことを詫びにやって来たのだ。聞けば行成は年商13億の洋食チェーン 「とがみ亭」 の御曹司で、新店舗オープンの目玉となるハヤシライスを作るため食べ歩きをしていると言う。功一は、その後やって来た行成のある言葉がきっかけで、次の詐欺のターゲットを行成に決めることになる……。


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ギラギラ #3

影士(阿部力)が公平(佐々木蔵之介)に宣戦布告した。さらに、ホストたちが「六本木アトラス」に移籍したせいで、「リンク」は営業不振と戦力不足に見舞われる。翔児(三浦翔平)は、黒服時代の親友である市河健太(佐藤智仁)をスカウトしようとするが、健太はホストのような女をだます仕事は嫌いだと断った。だが、公平が健太の誠実さを気に入ったのを知って、翔児は健太を説得しようと決める。

一方、影士と公平のバトルが始まったのを知った“銀座の将軍”こと葛城大成(石橋凌)は、どちらが優れたホストか決定する勝負を提案する。負けたらホストを辞めるという影士の覚悟を前に、公平は勝負を受けて立った。勝負のジャッジを頼まれた“銀座の女王”神宮寺麗奈(古手川祐子)は、自分の店のナンバーワン・京香を公平と影士の店に行かせ、どちらが優れたホストか判断させると決めた。


だが、勝負の日、「六本木アトラス」にやってきたのは、京香を名乗る2人の女性だった。どちらがナンバーワンかを見極めることから勝負が始まるというわけだ。影士は本物の京香(三津谷葉子)と偽物の京香=早紀(小林恵美)をみごとに見分け、京香だけにフレンチのスペシャルコースをふるまった。だが、京香は影士の接客が早紀への礼儀を欠いていたと感じる。

次に2人が「リンク」を訪れると、公平はお客の接待に差はつけられないから、どちらが京香か当てる必要はないと言い放った。豪華さよりは心で勝負したいという「リンク」のサービスで、リラックスしたひとときを過ごす京香と早紀。公平は、早紀が京香を装っていることもさりげなく見抜き、2人の心をつかんだ。

麗奈が下した判定は、公平の勝利。影士は約束どおりホストを辞めようとする。しかし、公平は、勝ち負けにこだわらず自分の大切なもののために生きてみろと影士を励ました。原点に戻ってもう一度やり直そうと決意する影士。

その頃、翔児は必死に健太を説得していた。ホストを軽蔑する健太に対し、翔児は公平と出会って癒しの大切さを知ったと力説する。殴りあいのケンカの末に、ついに翔児の熱意が通じ、健太は“秀吉”として「リンク」への参加を決めた。


公平が急病の織江(山田萌々香)の元にかけつけて留守の間に、「リンク」にガラの悪い男が来店した。アトラスグループの堂島文治(平泉成)が送り込んだ兵隊だ。男がナイフを取り出したところに、影士が現れた。男を止めようとした影士は、逆に刺されてしまう!


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夢をかなえるゾウ 第5話

いい女になるための「悪女になる」という意味不明な課題を与えられたあすかは、会社で部長に注意をしたり、同僚の不倫をバラしたりと嫌われることを恐れず思うがままに行動。人間関係は悪くなるが、何故かスッキリした気分でいることに気付き、複雑な心境のあすか。本当の自分がわからなくなったあすかに、ガネーシャは「自分のキャッチコピーを考える」という課題を出し、あすかはさらに悩むことに。ガネーシャに中身がないとバカにされて悔しくなったあすかは、企画会議で意見を求められ、思い切ってエースの案に面白くないと本音を言ってしまう。大胆発言で会社をクビのピンチに!?



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2008年10月23日

小児救命 #3

優太(富田光里)を助けたい一心で緊急オペを始めようとした宇宙(小西真奈美)。が、間一髪で柾(陣内孝則)と狩矢(塚本高史)が到着。2人の手によって優太は助かるが、柾は独断で啓翠会総合病院に乗り込んで勝手に手術しようとした宇宙を叱責する。しかも、自分の気持ちと行動を理解してくれていると思っていた狩矢にまで責められ、いつもは前向きな宇宙もさすがに落ち込むことに…。  

 そんなある日、「青空こどもクリニック」に喘息患者の上原レイナ(松浦愛紗)がひとりで来院した。レイナは宇宙に「診察はせずに薬の処方箋だけほしい」と頼むが、処方箋を出すには診察が必要なうえに、医師と両親が話をしなければならない。しかし、レイナの両親は仕事が忙しくて来院できないという…。そんな会話の最中、突然レイナが発作を起こした! 宇宙は彼女の両親と電話で連絡を取るが、レイナの母親・純子(鳥居かほり)は「吸入が終わったら自分で帰るように言ってください」と突き放す。宇宙はその言葉に耳を疑うが、レイナの両親は「あの子はしっかりしている」「仕事が忙しくて一緒にいてやれないこともちゃんと理解している」の一点張り。喘息発作が子どもにとってどんなに不安なものかを訴える宇宙の言葉も届かない。

 後日、レイナのカルテに目を通した「青空こどもクリニック」の医師・相馬(正名僕蔵)は薬の量と発作の回数が不自然なことに気づく。レイナはわざと薬を飲んでいないのではないか――相馬からそう指摘される宇宙。その矢先、宇宙はクリニックの前に佇むレイナの姿を見かける。様子がおかしいことに気づいた宇宙は声をかけるが、レイナはその場から走り去ってしまう。  

 やがて、宇宙が忙しい合間を縫って電話をかけると、レイナが苦しそうな声で出た! 咄嗟に喘息発作を起こしていることを見抜いた宇宙は、赤池(渡辺えり)と賢斗(勝地涼)、柾に頼まれて「青空こどもクリニック」の偵察に来ていた啓翠会総合病院の医師・流衣(山口紗弥加)を伴い、レイナの自宅へ。
すると、レイナが飛び降り自殺を図ろうとしていた! その姿を見た宇宙はレイナに向かって叫ぶ。「先生もレイナちゃんと同じことをしようとした!」実は、幼いころ両親に捨てられた宇宙は自宅でたったひとり、両親の帰りを待つことしかできない悔しさと孤独から、自殺を図ろうとしたことがあったのだ。そんな宇宙に優しく手を差し伸べてくれたのが、養父である冬悟(大杉漣)だった…。

「レイナちゃんが飛び降りても、ぜったい命だけは助ける。何度でも助ける」――その昔、冬悟から投げかけられた言葉を今度はレイナにかける宇宙。本当の自分の気持ちを理解しようとしない両親に対する悔しさから薬の服用を放棄し、自ら命を断とうとしたレイナだが、宇宙の優しく力強い言葉に支えられ、生きることを決意。宇宙のサポートで両親ともようやく心を通わせることに…。

 ところが、レイナの件が一段落ついた後、宇宙は狩矢から思いもよらない告白を受ける。「俺は宇宙のことをちゃんと分かってあげられているのかな。最近ときどき不安になるんだ」――離れゆく2人の距離を実感した宇宙は…。



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七瀬ふたたび 第4回

第4回「対決」
2008年10月30日放送

 七瀬(蓮佛美沙子)は、ルームメイトの瑠璃(柳原可奈子)が西尾(今井朋彦)の甘い言葉にだまされていることを知りながらも、瑠璃の目を覚ますことができずにいた。西尾は瑠璃の弱みにつけこんで、「七瀬にいま住んでいる部屋から出て行くように言え」と彼女を脅迫する。七瀬は瑠璃を救うために西尾の住むマンションに向い、ふたりの対決の幕が切って落とされる。


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OLにっぽん 第4話

 総務課が島子と朝比奈(東幹久)の婚約話で盛り上がる中、琳と洋が作ったマニュアルにミスが見つかったと緊急連絡が入る。弥生は、マニュアルを改竄したのは中国アウトソーシングの阻止を狙う者の仕業であると考え、島子に犯人探しを依頼する。
しかし、島子は弥生の依頼を断り、代わりに小旗が犯人捜しをすることに…。
 総務課のお仕事の1つである「メールチェック作業」をのぞいていた小旗が注目したのは、営業本部長の伊藤が都留に送った、“花火”という謎の単語が入ったメール。
以来、小旗は都留をマークすることになる。
まもなく、島子は弥生から、総務課全員のパソコンを徹底的に調べるよう命令され…。
事態は思わぬ方向に・・・。

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2008年10月21日

オー!マイ・ガール!! 第3話

 耕太郎(速水もこみち)、杏(吉田里琴)、犬のビワ、そして、峰子(加藤ローサ)までが同居を始めたマンションに、突然、峰子の父・岩男が訪ねてきた。耕太郎を峰子の同棲相手と勘違いした岩男はカンカン。峰子を鹿児島に連れて帰ると言う。峰子の仕事ぶりに納得したら帰るという岩男の言葉を聞き、杏は峰子をデキる女に見せる作戦を実行すると宣言。 「協力しないと家賃を倍にする」 と脅された耕太郎も巻き込まれ、峰子に協力することに…。

 そんな中、峰子は事務所の社長から韓流スター、パク・ヨンジェのイベントという大仕事の仕切りを任される。



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セレブと貧乏太郎 #02

"たまごかけご飯"が気に入った、超セレブの美田園アリス(上戸彩)は、お金に縁のない佐藤太郎(上地雄輔)の家で朝ごはん。一郎(清水優哉)、花子(北村燦來)、二郎(小林海人)ら子供たちもいる前で、アリスは自分の恋人になって欲しいと太郎に持ちかけた。突然の告白に、訳の分からない太郎。アリスは、彼氏になってくれたら訳を話すと言うのだが・・・。

 実は、その頃、アリスはニューヨークにいる継母、真紀子(若村麻由美)からの電話やファックスでの連絡を、世話係の大野緑(三浦理恵子)にも頼んで、ことごとく無視していた。そんな時、運転中の太郎は再び、アリスから"彼氏話"を迫られる。太郎が動揺していると、後方からサイレン。なんと太郎は、白バイにつかまり、スピード違反で罰金と免停を食らってしまった。

 会社に戻った太郎は、郡司康夫(風間杜夫)にたしなめられる。しかも、免停明けまでの停職を言い渡され、その間の給料も支給されないことに。今月すら家計のやり繰りに苦労する太郎は、給料の先払いを頼むのだが、郡司には相手にされない。そんな太郎に、アリスは"私の彼になれば"と囁く。

 借金取りに追われ、電気も止められ、ただでもらったパンの耳でしのごうとする休職中の太郎。それでも、アリスの誘いに乗ろうとはしない。当のアリスは、相変わらず真紀子を避け、太郎からの連絡を待っていた。だが、ある日、アリスは他人を装ってかけてきた真紀子の電話を受けてしまう。真紀子は、アリスが会うべき人との待ち合わせ時間が決まったと告げ、これも美田園グループのためだと言って電話を切ってしまった。

 そんな朝、ついに太郎がアリスを頼ってやってきた。すると、アリスは"彼氏のフリ"をしていれば良いと言う。アリスは、真紀子が持ち込んだお見合いを断るために太郎を利用したかったのだ。少しがっかりの太郎だが、生活のためと引き受け、給料を前借り。その代わり、アリスの呼び出しにはいつでも応じると請け負う。


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イノセント・ラヴ 第二話

佳音(堀北真希)は、殉也(北川悠仁)へのクリスマスプレゼントとして、彼の家の玄関先にグランドピアノを模ったオルゴールをこっそり置いて帰った。あくる朝、それに気づいた殉也は、美月(香椎由宇)にオルゴールの件を話す。美月は、聖歌隊の子どもの中の誰かなのではないか、と答えると、「モテモテだね」といって殉也のことをからかった。

佳音は、偽名を使い、清掃員として派遣会社に登録する。紹介された仕事は駅構内の清掃だった。ある日、仕事を終えた佳音は、殉也の家に立ち寄り、こっそり家の中を覗く。そこで佳音は、プレゼントしたオルゴールのメロディーに耳を傾けている殉也の姿を見て、喜びを噛みしめる。ちょうどそこに昴(成宮寛貴)がやってきた。佳音は、昴とすれ違うようにして殉也の家を後にした。

殉也は、やってきた昴に、来週予定されている聖歌隊の慰問コンサートの日、自分の代わりに聖花(内田有紀)のことを見ていてほしい、と頼む。昴は、そんな殉也に、聖花がキレイなままなのは、殉也に愛されているからだ、と告げた。すると殉也は、体はあっても聖花の心がここにないとしたら、自分は彼女の何を愛していることになるのか、とずっと感じていた疑問を口にする。

そこに、慰問コンサートの楽譜を持って美月がやってきた。美月は、家に入れたくないという殉也の気持ちを察し、譜面を手渡すと、昴とともに彼の家を後にした。その際、美月は、昴に聖花のことを尋ねた。殉也は、美月には聖花のことを話さないのだという。昴は、聖花は優しくもなく誠実なタイプでもなかったが、そういう女性だからこそ好きになることもある、と美月に告げた。昴と別れて義道神父(内藤剛志)の教会に立ち寄った美月は、告解室で「ある人の死を強く願ってしまった」と告白し――。

一方、少年刑務所に収容されている佳音の兄・耀司(福士誠治)は、所内で突然暴れ出し、保護房に入れられていた。耀司が暴れたのは、佳音が面会に来た日の夜のことだった。そんな折、雑誌記者の池田(豊原功補)が少年刑務所を訪れ、耀司に面会を求める。池田は、耀司が起こした事件の真相を追って、すでに佳音にも接触していた。池田は、君を助けたいと思っている、と耀司に告げると、事件の話を切り出した。池田は、耀司が逮捕後に両親の殺害を自白したにもかかわらず、裁判で一転無罪を主張した裏には、何か事情があるのではないかとにらんでいた。耀司の表情を見ながら、慎重に言葉を選んで話す池田。しかし耀司は、事件の夜、目を覚ましたときには既に両親は殺されており、灯油を撒いたのは佳音にそれを見せたくなかったからだ、と答えるだけだった。

佳音は、殉也への思いを胸に、辛い仕事にも耐えていた。そんなある日、佳音は、駅で偶然、殉也の姿を見かける。声をかけようかどうか迷いながら、殉也の後を追ってしまう佳音。そのとき佳音は、殉也が落としたハンカチを拾った。
佳音は、ハンカチを届けようと殉也の家を訪れた。すると、殉也の家の清掃に来ていた春江(宮崎美子)が、携帯電話で話しながら出てきた。どうやら春江は、養護施設に預けている父親の件でまた急用ができたらしい。春江が殉也の家を出て行くのを見届けた佳音は、戸惑いながらもそっと玄関を開けて中に入った。

佳音は、春江の代わりに殉也の家の片付けを始めた。すると、聖花の部屋から昴が現れた。ちょうどそこにやってきた殉也も、佳音の姿に驚きを隠せない。昴は、逃げ出そうとする佳音の腕を掴むと、警察を呼ぼうとした。佳音は、それを振り払って外に飛び出した。その騒ぎの直後、殉也たちは、ある異変に気づいて声を上げた。植物状態の聖花が、何と笑みをうかべていたのだ。

あくる日、佳音は、耀司に面会するために長野少年刑務所を訪れる。しかし耀司は、何故か佳音と会おうとはしなかった。夜の道を歩いて帰ろうとしていた佳音は、橋の上で足を止めた。夜空には星が輝いていた。するとそこに、昴から電話が入る。殉也の代理で電話してきた昴は、これから週に一度、殉也の家を掃除してほしい、と佳音に頼んだ。佳音は、突然のことに驚きながらも、それを引き受ける。殉也や昴は、聖花に反応があったのは、佳音が家に来たからでなはいか、と考え、もう一度試してみようと思ったのだ。

佳音は、何故自分を雇ってくれたのかを殉也に問うことはせず、素直にこのチャンスを喜んでいた。そんなある日、佳音が聖歌を歌いながら掃除をしていると、そこに殉也が戻ってきた。その歌声を聴いた殉也は、佳音を誘って隣に座らせると、自らピアノを弾いて歌い始めた。佳音は、胸の高鳴りを感じながら、殉也と一緒に歌い始めた。そのとき、隣の部屋で寝ている聖花に変化があった。聖花がまばたきをしたのだ。
殉也は、仕事を終えた佳音を送り出す際、彼女に小さなオルゴールをプレゼントする。殉也は、グランドピアノ型のオルゴールをくれたのが佳音であることをすでに理解していた。佳音は、嬉しさのあまり言葉がでなかった。

家に帰ろうとしていた佳音の前に、池田が現れた。池田は、耀司に会ったことを佳音に伝えると、冤罪の可能性もあると思う、と続けた。その言葉に反応し、兄を助けてくれるのか、とすがるように尋ねる佳音。池田は、事実を暴くのが記者の仕事だ、と返した。その夜、佳音は、耀司への手紙に池田のことを書いた。

別の日、駅の清掃をしていた佳音の前に昴が現れた。佳音に、待遇面などで問題はないか、聞きにきたらしい。そこで昴は、佳音が殉也のためにサンドイッチも作ったりしていることを知って驚いていた。が、多忙な殉也の健康を気遣ってくれる人がいた方がいい、と感謝する。そんな昴に佳音は、殉也には恋人はいないのか、と尋ねる。すると昴は、殉也には忘れられない恋人がいたが、いまはひとりぼっちだ、と答えた。

殉也の家を訪れた昴は、ベッドの上の聖花を見つめていたかと思うと、ふいに彼女につながれているチューブに手をかけ、外そうとした。が、その瞬間、ドアが開き、殉也が入ってきた。昴は、チューブから素早く手を離すと、何事もなかったかのように振舞った。

佳音は、殉也のために手作りのサンドイッチを用意し、彼の家へと急いだ。同じころ、殉也は、ベッドの上の聖花に話しかけていた。もう何をしても無駄なのではないか、と思い、諦めかけていたことを詫びる殉也。「でも、違うんだよな。聖花はわかってる。俺の迷う気持ちも、全部感じてる」殉也は、そういって聖花を抱きか抱えると、ピアノの前まで連れて行った。

殉也の家に着いた佳音が玄関チャイムを押そうとすると、ピアノの音が聞こえてきた。窓の方からそっと中を覗いた佳音が目にしたのは、殉也と彼に寄り添うようにしている聖花の後姿だった。佳音は大きなショックを受け…。


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2008年10月20日

イノセント・ラヴ 第一話

6年前、長野の小さな町に住んでいた家族を悲劇が襲った。父親と母親が惨殺された上、家に放火されたのだ。生き残った13歳の少女・佳音は、燃えさかる炎の前で激しく泣き叫んだ。5歳年上の兄・耀司は、父母を助けるために炎の中に飛び込もうとする佳音の体を必死に押さえつけていた――。

19歳になった佳音(堀北真希)は、小さな喫茶店で明るく元気にアルバイトをしていた。だが、6年前の事件のことを知った経営者の由香里(須藤理彩)は、来月から妹が手伝いに来てくれることになった、と言ってやんわりと佳音にクビを言い渡す。あくる日、佳音は、少年刑務所を訪れる。両親を殺害した罪で少年刑務所に送られた兄・耀司(福士誠治)と面会するためだった。兄の無実を信じる佳音は、冤罪を晴らしてもらえるようにもう一度弁護士に頼んでみる、と言って耀司を励ました。が、このとき佳音は、故郷を離れて横浜に出る決心をしたことを耀司に打ち明けられずにいた。耀司のことを見捨てるような気がしたからだった。

音楽家の長崎殉也(北川悠仁)は、かつてCMなどの華やかな世界で活躍していたが、ある事情で第一線から身を引き、現在は、義道神父(内藤剛志)の教会で子ども聖歌隊を率いる傍ら、パブレストランでピアノを弾くアルバイトなどをして生計を立てていた。殉也の幼なじみでもある桜井美月(香椎由宇)は、彼の才能がこのまま埋もれてしまうことを心配していた。実は美月は、ずっと殉也に思いを寄せていた。

ある夜、殉也は、大学時代からの親友で、デザインの仕事をしている瀬川昴(成宮寛貴)と会う。そこで殉也は、恋人の聖花(内田有紀)を喜ばせるために、クリスマスイヴをどのように演出したらいいか、と昴に相談する。殉也、昴、聖花は、もともと同じ大学の仲間だった。昴は、そんな殉也に適当にあしらうと、ことしのクリスマスイヴは船上パーティーをやるから顔を出せ、と誘った。

アパートを借りて横浜で暮らし始めた佳音は、名前を偽って清掃会社でアルバイトを始める。その会社は、主に個人の家をクリーニングするサービスを行っていた。先輩の春江(宮崎美子)は、いまどきの若者には珍しく、文句も言わずに一生懸命働く佳音に感心していた。

ある日、佳音は、春江とともにひとり暮らしの音楽家の家に派遣される。そこは殉也の家だった。佳音は、急用ができて困っていた春江を笑顔で送り出すと、ひとりで掃除を続けた。そこで佳音は、1冊の古いアルバムを見つける。6年前の事件でアルバムなども燃えてしまい、思い出を失っていた佳音は、幸せそうな家族の写真を見るのが大好きだった。佳音は、派遣先で破棄するよう頼まれた写真や、こっそり撮った家族やカップルの写真などを部屋の壁に貼っていたのだ。
アルバムには、殉也の幼いころからの写真が貼られていた。家族との写真、クリスマスの記念写真、入学式、年下らしき少女との写真、そして、遺影を抱いて立っている写真…。その中の1枚、大人になった彼がピアノの前で笑顔を見せている写真に、佳音は心を奪われる。

そのとき、窓から吹き込んだ風で写真が吹き飛ばされた。佳音がそれを拾い集めようとしていると、そこに殉也が帰ってくる。殉也は、慌てて写真を隠そうとした佳音に、何をしていたのかと尋ねた。会社に報告されても仕方ない状況に観念した佳音は、人が笑っている写真が好きだと答えた。生きていればいろいろなことがあるが、笑顔の写真にはその人の幸せなときがずっとそこにあるから、と――。
そんな佳音の言葉を静かに聞いていた殉也は、一緒に写真を撮ろう、と言い出す。殉也は、佳音から携帯電話を借りると、彼女の肩を抱いて一緒に写真を撮った。佳音は、殉也と撮った写真をプリントし、部屋の壁に貼った。それ以来、この写真は佳音の宝物になった。
クリスマスを控え、町は賑わいをみせていた。佳音は、アパートと仕事場を往復する毎日にも充実感を味わっていた。
そんなある日、佳音は、春江が派遣先の家の引き出しの中から金を盗もうとしているところを見てしまう。春江は、狼狽しながら、見逃してほしい、と訴えた。佳音は、ちょうどそこにやってきた家人には何も言わず、仕事を続けた。

佳音が仕事を終えて会社に戻ると、彼女を訪ねて雑誌記者の池田次郎(豊原功補)という男が待っていた。所長の美代子(筒井真理子)は、池田から佳音のことを聞いたようだった。池田は、佳音を喫茶店に連れて行くと、6年前の事件の話が聞きたい、といきなり切り出した。池田は、耀司が引きこもるようになって以来、父親の誠太郎(平田満)と折り合いが悪くなったことなどを調べていた。佳音は、事件があった夜のことを思い出そうとしただけで呼吸が乱れてしまうが、それを必死に抑え、耀司は無罪だと訴えると、真実を書いてほしい、と池田に懇願した。

美代子は、インターネットで佳音が関係している事件のことを調べていた。美代子が電話に出た隙に、それを盗み見る春江。そのとき、佳音が会社に戻ってきた。美代子は、そんな佳音を呼び止めた。先週、佳音と春江が回った家から、金がなくなったという訴えがあったというのだ。春江は、その罪を佳音になすりつけようとして、佳音が名前などを偽っていたことを持ち出した。佳音は、悔しさを堪えながら、会社を後にした。

耀司に面会に行く予定だった佳音は、その途中、教会の前を通りかかる。懐かしい聖歌の響きに誘われて中に入ると、クリスマスのミサが行われていた。そこでオルガンを弾きながら子どもたちと一緒に歌っていたのは殉也だった。佳音は、その歌声に、慰められ、涙ぐんだ。

少年刑務を訪れた佳音は、耀司のために用意したクリスマスプレゼントを見せた。それは、ロザリオだった。耀司は、佳音が横浜に引っ越したことを知ってショックを受けていたが、その思いを抑えて、自分も行って見たい、と佳音に告げた。別れ際、佳音は、好きな人ができた、と耀司に告白した。耀司は、微笑みを浮かべながら、「そうか、良かったな」と応えた。

横浜に戻った佳音は、クリスマスプレゼントを持って殉也の家を訪ねた。プレゼントの中身は、ロザリオを買った店においてあった、グランドピアノ型のオルゴールだ。が、あいにく、殉也は不在だった。佳音は、しばらく家の前で殉也の帰りを待っていたが、諦めて玄関先にプレゼントを置いて帰っていく。

しばらくして、クマの着ぐるみとサンタクロースの衣装を身につけた殉也が戻ってくる。殉也は、佳音が置いたプレゼントには気づかなかった。殉也は、着ぐるみ姿のまま家の中に入ると、鍵がかかっている部屋に向かった。クマの頭を脱いで、「メリークリスマス!おめでとう、聖花!!」と笑顔を見せる殉也。目の前には、ベッドに横たわっている聖花の姿があった。チューブや医療器械につながれた状態の聖花は、何の反応も見せずに、うつろな目でただ宙を見つめていた。

その夜、耀司は、佳音からもらったロザリオをじっと見つめていた。次の瞬間、突然叫び、暴れだす耀司。駆けつけた刑務官たちは、耀司を引きずりだし…。


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2008年10月19日

SCANDAL 第2話

理佐子(戸田菜穂)の失踪で、貴子(鈴木京香)・ひとみ(長谷川京子)・真由子(吹石一恵)・たまき(桃井かおり)の4人に突然ふりかかったスキャンダル…。
警察で勝沼(小日向文世)から4人の責任だと言われたことから、知り合ったばかりの貴子たちは、力を合わせて理佐子を探すことになった。だが、年齢も性格も家庭環境も違う主婦4人が、顔を突き合わせて考えても、話が脱線するばかりで進展はない。

一方、妻の捜索願いを出した久木田(加藤虎ノ介)のところでは、警察の捜査が入り慌しい状況になっていた。
理佐子が披露宴に呼んだのは貴子たち4人のみ。そして、貴子たちと会ったのを最後にいなくなってしまったのは、ただの偶然とは思えないと話す久木田。勝沼は4人の主婦たちを徹底的に調べることにした。

翌日、事情聴取のため警察を再び訪れた4人は、同じく警察を訪れていた久木田から、知っていることは残酷なことでも何でも教えて欲しいと頼まれる。
さらに、警察では、別室で個別に理佐子との関係を聞きたいと言われ戸惑う4人。だが、そのことで意外な事実が明らかになっていく。

そんな時、警察から帰ろうとしている久木田を追いかけた貴子は、自分が夫・秀典(沢村一樹)と結婚した時の経緯などを話す。
実は、CA時代に秀典を巡り、理佐子が好意を持っていたことを知りながら、自分が抜けがけしたような形になり、今でも申し訳ないと思っているということを告げる。
しかし、貴子は久木田から反対に、信じられない事実を知らされることに…。


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SCANDAL 第1話

高柳貴子(鈴木京香)は40歳の専業主婦。
大手広告代理店勤務の夫と中学生の娘と暮らしている。
家事も育児も完璧にこなす貴子だが、娘は反抗期、夫は浮気の疑いありと、家族との溝を感じる日々だ。

ある日、昔の同僚・白石理佐子(戸田菜穂)の結婚式で、3人の主婦に出会った。
財務省公務員の夫と2人の幼い子供を持つ河合ひとみ(長谷川京子)32歳、美容整形外科クリニックの院長夫人でセレブな生活を送る鮫島真由子(吹石一恵)25歳、8歳年下の弁護士を夫にもつキャリアウーマンの新藤たまき(桃井かおり)52歳だ。

その夜、貴子は年齢も夫の職業も何もかも違うこの3人と、理佐子のお祝いをすることに。
すると理佐子が「ねえ、ゲームしない?」と言い出した。そのゲームとは、夜の街で男を逆ナンして店まで連れてくるということ。一番遅かった人が店の支払いを全額負担するというのだ。
猛反対の貴子をよそに、街へ出て行く4人。
しかしそのゲームが、思いもよらないスキャンダルへ貴子を巻き込んでいく……。


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トンスラ #3

 テレビでは、同じく女子高生作家としてデビューした久留米舞(加護亜依)が出演している。
それを見たミカ(吉高由里子)は、原稿がほしいというヤブ(温水洋一)に“笑える話”をするまで書かないという。
すると、ヤブが話し始めたのは、恋バナ。

ヤブによると可愛いという、去年編集部に入った小木直美(五月女ケイ子)のこと。
編集長の小森(粟根まこと)に命じられて教育係になったヤブは、イネムリをしながらも直美を指導。
その甲斐あってか、直美は1週間ほどで全ての仕事を覚えた。
そんな直美に好意を抱いたヤブは、研修期間が終わった後、直美に交際を申し込んだ。
ところが、この噂が社内に広まったため、小木は、翌日、“生きていけない”と言い残し、会社を辞めてしまった。という話。

 爆笑するヤブに対し、笑えないとミカ。

そして、現在、恋人がいるのかどうかを聞いてみると、ヤブは、ブスで厚化粧の、豊臣妙子というディスプレー屋の女性にストーカーされている、という。
妙子は、毎晩のように、バイク便まで使って手作り弁当を届け、ケータイにもひんぱんに連絡してくる。
だが、ヤブは、生理的にブスな女はダメだ、と話した。

 そんな中、ヤブにメールが入り、妙子が直接ミカの部屋に弁当を届けに来ることが分かった。
まもなく、チャイムが鳴り、妙子が到着。玄関で妙子を迎えたミカは、妙子の姿をみて――。



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Room Of King #004

 パリにやってきた森次郎=もりじ(水嶋ヒロ)は、マリア(秋本奈緒美)がパリで開く茶房のオープニングパーティーで花を生けてほしいと言われ動揺する。生け花の経験などないのに、どういうわけか“日本の若き華道家”ということになっていて……。

 ホテルの部屋に戻ったもりじは、生花店の店長・篠原(霧島れいか)の「あげる人をイメージして作るのが、心に響く花束」という言葉を思い返す。篠原のことを思い電話をしたくなっていると、浅田朝子(鈴木杏)から電話が入る。朝子は、芸能界入りのスカウトを受けるどうかでまだ迷っているのだ。朝子はもりじに、響京子(井川遥)から、人生に対する考えが甘いと叱られたことを話すと、もりじはあっけらかんと「息してりゃいいんだよ」と言う。自分は、人生などと身構えずに、迷ったら面白そうなほうに行くようにしているというもりじの言葉に、朝子は少し勇気を得る。

 その頃、真島洋平=マジマックス(渡部篤郎)は、布袋寅泰(布袋寅泰)のスタイリング準備に忙しいことを理由に、別の仕事をアシスタントのリバー(内田滋)に任せっきりにしていた。それでも、京子の「楽しめばいいんじゃないか」というアドバイスのおかげで、布袋のスタイリングの構想は固まりつつあった。

 一方の京子は、相変わらず性病や望まない妊娠のために病院を訪れる若い患者たちの診察に追われていた。それでも、ひとり一人を励ますようにアドバイスをしながら丁寧に診ていた。そんな京子を見たイケメン看護士たちは、感激のあまり涙を流す。

 同じく密かにそんな京子を見ていた「南青山不動産」の伊集院 松(ミッキー・カーチス)、竹(斉木しげる)、梅(我修院達也)も、感極まっていた。

 パリのもりじはといえば、パーティー開始ギリギリに台車に載せた花とともに登場する。大きな花器に盛られたのは一見すると緑色の花の普通のアレンジメントだが、花の上には何やら赤い液体が糸のようにかけられている。もりじが大好きなケチャップだ。もりじがそれを、日本に伝承する運命の赤い糸をイメージして作ったとコメントすると、会場のフランス人記者たちからは喝采があがる。

 銀行での仕事を終えた朝子は、同僚たちを食事に誘うが、都合が悪いと断られてしまう。それで朝子はひとりで退社するも、忘れ物を思い出して銀行へと戻る。すると、そこで、同僚のふたりが自分を「人質」と呼び、悪口を言っているのを聞いてしまう。

 同じ頃、「KING」では、新しく入居してきた藤城和江(石野真子)が、住人の細野春臣(平山広行)に挨拶をしていた。そこへ、布袋の仕事を無事成功させたマジマックスが帰ってくる。主婦だという和江はキムチ鍋を作っていて、みんなで食べようという。マジマックスが喜んでいると、京子、朝子、孫健一(板尾創路)、さらにもりじが帰ってきて、急遽、鍋パーティーとなる。
そんな中、朝子は芸能プロダクションと契約し、アイドルを目指すことにしたと報告する。一同は驚きながらも、アイドルになるための特訓だと言い、マイクを持ち出して朝子に歌を歌わせる。宴がピークを迎え、さらに大騒ぎになった頃、いきなり個室のドアが開き、男が飛び出してくる。田中正一(深沢敦)という男は、一同に向かい迷惑だと怒りをぶつけるが、マジマックスが誘うと宴の輪に加わる。藤城、細野、田中と初対面の住人を合わせ、総勢8名となった「KING」の住人を見て、もりじは「多いよ」とつぶやき……。



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2008年10月18日

スクラップ・ティーチャー #3

 学校の裏サイトに、『A組の大魔王』のハンドルネームで、沢渡(畑岬)らB組の生徒を中傷する書き込みが続出。また『A組』を名乗っていることから、B組の生徒はA組に喧嘩をふっかけたりと、生徒たちは裏サイトに振り回される。教師たちの無関心ぶりに、杉(上地雄輔)は高須(八嶋智人)に相談するが、誰が書き込みをしてるのか分らず、閉鎖してもすぐに新しい裏サイトが出来るだけだというのだ。

 大魔王が誰だか分からない生徒たちは疑心暗鬼になりクラスの雰囲気も悪化。そんな中、高杉(山田涼介)は、杉や久坂に、大魔王が生徒ではなく教師に違いないと言い出す。大魔王の書き込みに、生徒や教師の個人情報が多く含まれ、しかもパソコンでしかアクセスできない裏サイトに、授業中にも書き込みが行われている、というのがその理由であった。

 大魔王による書き込みがさらに続き、クラスメイトたちがますます険悪になるのを見た高杉は、ついに、大魔王は教師の中にいると皆の前で発言する。騒ぎ出す生徒たちを前に杉は、二度と書き込みをさせないようにすると宣言するが、高杉は、生徒たちはこの学校の先生は変わらないとすでに諦めているのだと、杉の甘さを否定する。そして、全ての教師をマークした高杉たちは、ついに大魔王の正体を探り当て、その証拠のパソコンを犯人に突きつける―――。


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ブラッディ・マンデイ #03

藤丸(三浦春馬)と音弥(佐藤健)は、ロシアで起きたウイルステロ「クリスマスの虐殺」の映像に映っていた女が、生物教師の折原マヤ(吉瀬美智子)ではないかと疑う。二人はその真偽を確かめるため、マヤの自宅マンションへと潜入。自分の正体に気付いた藤丸に、マヤはついに本性をあらわし銃を向ける。絶体絶命の藤丸のもとへ、間一髪のところで「THIRD-i」が駆け付け、救出に成功。マヤを捕獲し、テロ組織についての尋問を開始する。執拗な拷問になかなか屈しないマヤだったが、藤丸の同行を条件にテロリストのアジトへ案内すると言い出して…!?

意を決し、加納(松重豊)・宝生(片瀬那奈)・マヤと共に車に乗り込む藤丸だったが、その車中、ある衝撃が走る。マヤが「THIRD-i」のメンバーにテロ組織のスパイがいると洩らしたのだ。もはや、誰を信じていいのかさえ分からない、不穏な空気が車内を包む…。裏切り者は一体誰なのか。藤丸を連れ出したマヤの目的は!?
そんな中、またひとり、謎の男が藤丸たちへと近づいていた。


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メン☆ドル〜イケメンアイドル〜 第3話

第3話 2008年10月24日放送

男装イケメンアイドルグループ『ペルソナ』のカイとして活動するナミに問題が勃発した。カリスマ歌姫・レイがナミに好意を寄せて突然キスしてきたのだ。運悪く、アサヒの幼馴染でフリーカメラマンの次郎にキス写真を撮られてしまう。大スキャンダルになるかと思われたが、ペルソナの所属事務所社長・冴子がカメラを奪い、写真を消去して一件落着する。

そんな中、『ペルソナ』のCDジャケット写真をエロチシズムの巨匠・城山キチンが撮ることになった。しかも、冴子の意向でヌード撮影が決まる。ヌードになれば女であることがばれてしまう!焦った3人は、社長の考えに異を唱えるが受け入れられず、撮影当日を迎えてしまう…。


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サラリーマン金太郎 第3話

 闇社会を牛耳る超大物フィクサー・三田善吉(麿赤兒)と対峙した金太郎(永井大)。だが、そのただならぬ迫力に屈することなく、あくまでも自分を貫こうとする金太郎に三田はある“賭け”を言い渡す。その賭けとは、贈収賄事件で計画が頓挫し3年間放置されているショッピングセンター開発跡地を生き返らせろ、というものだった。しかし、タイムリミットはなんと一週間。もし、約束をはたせない場合、金太郎もヤマト建設も潰されてしまう。はたして金太郎はこの無謀な賭けに勝つことができるのだろうか?

 跡地へと向かった金太郎は、土地を管理している会社の事務所で亡き妻・明美と瓜二つの女性・雪乃(佐藤めぐみ)と出会う。彼女によれば、誰一人として地主の顔も名前も知らず、会ったことすらないという。そんな折、金太郎はひとりの老女(佐々木すみ江)と知り合う。人懐っこい笑顔と共に、この跡地にお年寄りや身体の不自由な人たちのためのショッピングセンターとマンションを建てたい、とアツく語る金太郎。だが、刻々と時間は過ぎて行くばかり……。

 ある日、パチンコ屋で絡んできたチンピラたちを撃退した金太郎は老女に案内され、彼女の自宅へと向かう。そこにはなんと鷹司(細川茂樹)が待っていた。実は彼女こそが大地主・中村加代だったのだ。さらにそこへ三田と大和会長(宇津井健)も現れる。どうやら加代が呼んだらしい。「わしゃ、なんにも知らないでこいつと知り合った。こいつもわしの金目当てに近づいてきたわけではない。それがどれほど楽しいことか分かるか? わしの眼鏡は曇っちゃいないってことだ」と豪快に笑う加代。こうして跡地の再開発はヤマト建設に一任された。三田が金太郎に聞く。
「どうだ、思いっ切り喧嘩ができる世界だぞ。わしのところへ来んか」「お断りします。これからも喧嘩しながら生きていくとしても、サラリーマンとして喧嘩して生きてくぜ」

 夜。金太郎はクラブ「ジャルダン」に呼び出される。実は三田は美鈴(井上和香)と以前からある“賭け”をしていた。それは美鈴がその気になる男を三田が連れて来れるかどうか、というものだった。自信満々で美鈴に金太郎を差し出す三田。「どうだ? これでダメなら潔くわしの負けだ」「そうね……今夜このまま連れて帰って寝てみるかな」美鈴の大胆な発言に、黙ってグラスの酒を飲み干す金太郎だった……。
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2008年10月17日

流星の絆 第2話

1993年、秋。小学六年生の 有明功一 (齋藤隆成)、四年生の 泰輔 (嘉数一星)、一年生の 静奈 (熊田聖亜) の3人兄妹は、夜中にこっそり家を抜け出して獅子座流星群を見に行く。彼らが自宅へ戻ると、そこには変わり果てた両親の姿があった。

刑事の 柏原 (三浦友和) は、萩村 (設楽統) と共に第一発見者である功一に話を聞く。しばらくして泰輔が事件の夜に、店の裏口から出てくる不審な男を見たと告白。泰輔は犯人似顔絵の作成に協力することに……。

時効まで残り3ヶ月となった2008年。

功一 (二宮和也) が働くカレーハウス 「ジョージクルーニー」 に柏原と萩村がやって来た。似顔絵に関する有力な情報が警察に寄せられたので、泰輔 (錦戸亮) にその男に会って確認して欲しいと言うのだ。

その夜、功一は泰輔と 静奈 (戸田恵梨香) に柏原の言葉を伝える。泰輔は「会いに行く」と言うが、功一は 「自分たちの手で犯人を突き止めないと意味がない」 と反対する。しかし泰輔は 「いつまで遺族って言われなきゃなんねんだよ !!」 と訴え、静奈も 「悔しい」 と涙を流す。二人の思いを受け止めた功一は、3人でその男を捜すことに…。

功一が 「ジョージクルーニー」 に戻るといつもハヤシライスを頼む珍客・行成 (要潤) がカウンターで泥酔していた。ジョージ (尾美としのり) は行成に 「功一の実家も洋食屋だ」 と言い放つと2人を置いて2階へと行ってしまう。取り残された功一は、行成と世間話をするうち、コックを夢見ていた頃を思い出す。そして久しぶりに父親の形見のレシピノートを取り出し、ハヤシライスを作り始める。

一方、泰輔と静奈は、静奈が会社を辞める原因を作った上司の 高山 (桐谷健太) に対する復讐計画を思いつく。最初は乗り気でなかった功一もいつしか巻き込まれ、3兄妹は財テクマニアの高山相手に新しいだましの作戦に乗り出すのだった。


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ギラギラ #2

公平(佐々木蔵之介)は、無事に3人の指名を獲得し、正式採用された。「リンク」を牛耳るナンバーワンホスト・イーグル(五十嵐隼士)は、恋人でもある一番客・小夜(原幹恵)が公平に指名替えしたこともあって、ますます敵意を燃やしてくる。

一方、公平は、小夜が自分を指名しているのはイーグルの気を引くためだと気づく。何か深刻な悩みを抱えていると察し、彼女の経営するエステサロンを訪ねると、店は閉店していた。小夜は、借金返済のために風俗の面接を受けることを決めたが、イーグルに心配をかけまいと黙っていたのだった。

公平とイーグルのバトルで「リンク」が揺れる中、堂島文治(平泉成)率いるアトラスグループの六本木進出が決まった。しかも、その場所は「リンク」の真下だという。その背後には、かつての公平の先輩でもあり、“銀座の将軍”と呼ばれる葛城大成(石橋凌)の影が。歌舞伎町最大のホストクラブの進出に、「リンク」のホストたちも浮き足立つ。


そんなとき、公平は店の前で、かつての後輩ホスト・影士(阿部力)とばったり再会する。なんと「六本木アトラス」を任されたのは影士だったのだ。公平に恩返ししたいという影士は大金を差し出し、「六本木アトラス」の副社長になってほしいと申し出る。しかし、公平は後輩の前ではカッコつけていたいときっぱり断った。

小夜が風俗の面接を受ける日が来た。公平は、口止めされたにもかかわらず、イーグルに真実を話して「心の痛みを感じなくなったらホストは終わりだぞ」と忠告する。だが、イーグルは自分に必要なのは金のある女だと強がった。仕方なく公平は小夜の面接にかけつけるが、従業員たちに袋叩きにあってしまう。


オーナーの有希(真矢みき)は、公平には自分の客が未払いで自殺した過去があることをイーグルに告げた。公平が自分を心配していることを痛感し、小夜の大切さを思い知ったイーグル。面接場所にかけつけて小夜を救い出すと、店を辞めて彼女と結婚することを決めた。

イーグルは公平を本部長に推薦し、店を去った。しかし、その決定に不満を持つホストたちは、影士の引き抜きによって「六本木アトラス」に移籍してしまう。店を訪れた公平に向かって、影士は、公平と同じフィールドで戦うことを夢見ていたと言い放ち、宣戦布告した!


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