第1話「帰省」
脚本:NAKA雅MURA 監督:西海謙一郎
地元を離れ東京の大学へ進学した宮本明(白石隼也)は、夏休みの帰省で久しぶりに幼なじみのユキ(山下リオ)、ケン(遠藤雄弥)、ポン(西井幸人)、西山(阿部翔平)、加藤(勝信)と再会する。
兄の篤(鈴木亮平)が婚約者と旅行に出かけたまま失踪した一年前から、明と家族の関係は綻び始めていたが、気のおけない仲間達は昔のままだった。
仲間たちとの時間を過ごし、ケンの車で送ってもらった明は、突如現れた美女・冷(佐藤めぐみ)から篤の免許証を見せられる。
第2話「渡海」脚本:NAKA雅MURA 監督:西海謙一郎
冷(佐藤めぐみ)に誘われ、明(白石隼也)、ケン(遠藤雄弥)、ポン(西井幸人)、西山(阿部翔平)、加藤(勝信)の5人は、人気のない廃工場へと向かった。
ワゴン車の中で血を吸われている冷を目撃した明たちは、異常な能力を持ち、血液に異常に反応する男を相手に壮絶な死闘を繰り広げる。
本物の吸血鬼を目にし、ようやく冷を信じ始めた明。失踪した兄・篤(鈴木亮平)は生きていて、冷の村で吸血鬼相手に闘っているらしい。平和だった村が崩壊した元凶は篤だと言う冷だが。
第3話「家畜」脚本:NAKA雅MURA 監督:西海謙一郎
冷(佐藤めぐみ)の言葉を信じ、彼岸島に到着した明(白石隼也)を待っていたのは、大勢の吸血鬼だった。
ほの暗い牢に監禁された明たちは、見張りの吸血鬼たちから残酷な提案をされる。
人間の血を採る家畜部屋の生贄を、自分たちで一人選べと言うのだ。
家畜部屋行きを西山(阿部翔平)に迫られたポン(西井幸人)は、仲間に不信を抱く。
ケン(遠藤雄弥)が騒ぎを起こす隙に飛び出した明たちは、失踪した兄・篤(鈴木亮平)との再会を果たして。
第4話「感染」脚本:NAKA雅MURA、友原我聞 監督:横井健司
明(白石隼也)と彼岸島で再会した篤(鈴木亮平)は、神社に封印された吸血鬼の棟梁・雅(栗原類)を解き放ち、婚約者だった涼子(水崎綾女)を雅によって失った経緯を弟に話す。
以来、復讐に燃え、島に留まることを決意した篤だが、島中に吸血鬼を蔓延させた雅への謎は深まるばかりだ。
一方、ケン(遠藤雄弥)は、雅とその手下・アスカ(大和悠河)のもとに囚われ、喧嘩別れしたポン(西井幸人)も行方不明になっていた。
第5話「亡者」脚本:NAKA雅MURA、友原我聞 監督:横井健司
彼岸島の謎を解く鍵の一つは、第二次大戦末期、日本軍の特殊部隊に先行して派遣された民俗学者・柳島(諏訪太朗)の書いた手記だった。
そこには、村人たちの血を飲み、異常な回復力を持っていたとされる神官一族や、特殊部隊による「人体実験」について記されている。 疑問の答を見つけるため、明(白石隼也)と篤(鈴木亮平)は、当時の研究所を訪ねることに。
研究所に巣くっているのは吸血鬼になりきれなかった「亡者」という化け物。
たどりついた明たちを意外な者が待ち受ける。
第6話「実験」脚本:友原我聞、NAKA雅MURA 監督:横井健司
研究所から持ち帰ったあらたな文書を読む篤(鈴木亮平)。
そこには、戦時中、五十嵐(鶴見辰吾)という軍が、神官である吸血一族に対して行った、荒々しい実験の数々が書き綴られていた。五十嵐は吸血一族の特異体質を利用し、日本のために不死身の兵士団を作るべく、画策していたのだ。
明(白石隼也)は、雅(栗原類)誕生の状況を知る。
一方、雅の手下のアスカ(大和悠河)は、篤を葬るため、黒山羊の被り物をした吸血鬼を差し向けるが。
第7話「月光」脚本:NAKA雅MURA、友原我聞 監督:横井健司
廃校の中で、民俗学者・柳島の関係者の行方を探っていた篤(鈴木亮平)は、黒山羊の被り物をした吸血鬼に切りかかられる。篤は相手の太刀筋の鮮やかさに見覚えがあり、戦いに集中が出来ない。
かけつけた明(白石隼也)に新たな強敵・禿火傷も加わり、廃校の中で大乱闘となる。
その最中、西山(阿部翔平)は吸血鬼に襲われ、血を吸われてしまう。血液を介した感染の恐怖におびえる西山は…。
第8話「吸血」脚本:NAKA雅MURA、友原我聞 監督:横井健司
柳島の手記の寄贈先・松本光三の行方を追っていた明(白石隼也)と篤(鈴木亮平)は、行き着いた松本家で、冷(佐藤めぐみ)を見つける。冷こそは明たちを地獄のような彼岸島に誘った張本人だった。
相次いだ幼なじみの悲劇を胸に、ケン(遠藤雄弥)は怒り狂うが、家族を雅(栗原類)に人質に取られている冷は、非難の矛先を篤に向ける。
冷の持つ当時の資料から、明たちは雅を倒す秘策、「501」ワクチンの存在を知る。
第9話「前夜」脚本:NAKA雅MURA、友原我聞 監督:西海謙一郎
雅(栗原類)の子を身ごもったアスカ(大和悠河)。
決戦の機運が高まる中、ユキ(山下リオ)と冷(佐藤めぐみ)は、新たな犠牲者を島に呼ぶためやってきた船を、戦いの末に奪う。
これで脱出のめどは立った。「501」ワクチンを入手した明(白石隼也)と篤(鈴木亮平)は、その効果に確信を持てぬまま、冷の妹・紅葉(麻亜里)が人質として監禁され、吸血鬼がひかえる病院へと向かうが。
第10話「決戦」脚本:NAKA雅MURA、友原我聞 監督:西海謙一郎
冷(佐藤めぐみ)の妹・紅葉(麻亜里)を救い、島を脱出するため、明(白石隼也)、篤(鈴木亮平)、ユキ(山下リオ)、ケン(遠藤雄弥)は病院で戦いを繰り広げる。
無数の吸血鬼を倒す明と篤だが、戦いはついに最終決戦を迎える。
やがて二人の前に現れる雅(栗原類)とアスカ(大和悠河)。巨大な化け物も姿を現す。
悪夢のような彼岸島で生き残るのは?そして兄弟の絆は。
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