2008年08月02日

恋空 第1話あらすじ

ごく普通の高校1年生・田原美嘉(水沢エレナ)は、ある日突然見知らぬ同級生にキスをされる。桜井弘樹(=ヒロ・瀬戸康史)というその同級生は、銀髪にピアスが印象的で、しかもカノジョ(波瑠)がいるという。ファーストキスをそんな形で迎えてしまった美嘉は傷つきショックを受けるが、しかしヒロがカノジョとキスをしている姿を目撃し、何故か胸が痛くなる。

ヒロとのキスを忘れたい美嘉に、友人の亜矢(葵)は新しい恋をするのが一番、とクラスメートのタツヤ(永山絢斗)を勧める。しかしすでに美嘉の恋は始まり、激流のように流れていた。美嘉の気付かぬうちに……。



第1話 2008年8月2日 2500万人が涙した真実のラブストーリー!切ない純愛…感動の名作ついにドラマ化

第2話 2008年8月9日 ずっと好きだったよ…せつない初恋に衝撃のゆくえ〜涙の急展開

第3話 2008年8月23日 ぜったい幸せにするから!許されない結婚と父の涙…ヒロをおそう驚愕の真実

第4話 2008年8月30日 もう、おまえの涙ふいてやれないから!ヒロ悲しみの決意

第5話 2008年9月6日 ずっとずっと、好きだったよ!ふたりだけの結婚式…涙の最終章前編

最終話 2008年9月13日
タグ:恋空

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2008年07月27日

ヤスコとケンジ #04 あらすじ

 ヤスコ(多部未華子)は、純(大倉忠義)の誕生日が自分の両親の命日と同じ日だと知る。その日はケンジ(松岡昌宏)と一緒に墓参りに行くことになっており、せめてプレゼントだけでもしようと思ったヤスコは、ケンジに内緒で、エリカ(広末涼子)の店でバイトを始める。

 そんな中、バイトのことを知って怒鳴り込んできたケンジの話から、ヤスコの誕生日も純と同じだったということが明らかに。なぜ、自分の誕生日のことを何も言わなかったのか気になったエリカは、渋谷(嶋 大輔)を訪ねて事情を聞くと驚愕の事実が明らかになって――。



第1話 2008年7月12日 「アニキは元暴走族! 妹を守る…これが俺の正義だ!!」

第2話 2008年7月19日 「純情レディース総長の変身告白」

第3話 2008年7月26日 「暴走! お見合い作戦 涙の玉子焼」

第4話 2008年8月02日 「妹に贈る涙の誕生日プレゼント」

第5話 2008年8月09日 「椿君に恋敵!?沖さんは僕が守る」 10.6%

第6話 2008年8月16日 「元ヤン同士の純愛は傷だらけ!!」

第7話 2008年8月23日 「正体バレた!? コスプレ替玉作戦」 14.9%

第8話 2008年9月6日 「兄に贈る!涙の漫画家復帰作戦」

第9話 2008年9月13日 「悲しい結末…妹の初恋を救え!!」

最終話 2008年9月20日

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2008年07月26日

ウォーキン☆バタフライ 第4話あらすじ

第4話 2008年8月1日放送
ミチコは、モデルの初仕事で広告デビューを果たした。
念願のデビューに喜ぶ一方、些細なことで母親と喧嘩をして家出してしまう。

ところが、行く当てがないミチコは、お腹が空いて意識がもうろうとした状態で当てもなく歩いていると、ある家のベランダに弁当がぶら下がっているのを発見!
思わず掴もうと手を伸ばすが、弁当は幻覚で、手に取ったのは女性の下着だった!

なんとミチコは、知らずうちにCAの女子寮に紛れ込み、ベランダに干してあった下着に手を出していた。
運悪く、寮にいた客室乗務員に見つかり下着泥棒として捕われてしまう。 

騒動を聞きつけた樹が、ミチコを助け、食事をさせているとそこへ客室乗務員の雅美が血相を変えて駆け込んできた。何者かに跡をつけられたという。
樹は、雅美が下着泥棒の被害に一番遭っていることから、ストーカーの仕業だと推測、彼女の身を案じる。

一方、ミチコは樹に家出したことを伝え、寮にとめさせてもらうよう頼むが、きっぱり断られてしまう。
行く当てがないミチコは、ストーカー被害に遭っている雅美のボディーガードになる代わりに寮に泊めてもらうことに。その夜、ミチコと雅美が話をしていると、窓の外で物音がした。
ミチコは、窓の外を見るが何事も無いようにみえたが…。



第1話 2008年7月11日放送 「野獣が美女に変身」

第2話 2008年7月18日放送 「裸で勝負!死んでもモデルになってやる」

第3話 2008年7月25日放送 「女は気合だ根性だ!コスプレモデル修業」

第4話 2008年8月01日放送 「美人CA女子寮に迫る影…危ない兄妹愛」

第5話 2008年8月08日放送 「女に変わる夏!憧れの先輩に告白…ドキドキ初体験」

第6話 2008年8月15日放送 「同情なんかいらねー失恋…絶望…地獄に堕ちた美女」

第7話 2008年8月22日 「モヤモヤするなら裸になれ!女を変える(秘)裏技伝授」

第8話 2008年8月29日

第9話 2008年9月5日「ケダモノ女、欠陥パンツで試着モデルに」

第10話 2008年9月12日

第11話 2008年9月19日 「露天風呂!湯けむりに光る目」

最終回 第12話 2008年9月26日放送

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2008年07月21日

Tomorrow 第4話 あらすじ

第4話 2008年7月27日 「加害者と被害者」

 外科医・森山航平 (竹野内 豊) が8年前に医療ミスで死なせてしまったのは、看護師・田中愛子 (菅野美穂) の母親だった。脳外科医・遠藤紗綾 (緒川たまき) からそのことを告げられた航平は、愛子を意識するあまり、まともに顔を見ることができないでいた。

 そんな中、病院では新たな問題が起こる。紗綾が金にならない長期入院患者、とくに社会的入院患者を全員退院させると言い出したのだ。社会的入院患者とは、病院にいる必要はないのに個人的な事情で退院しない患者。
紗綾は西山室市副市長の 蓮見 (陣内孝則) に、「一人暮らしのお年寄りや自宅で介護できない場合、病院に預けっぱなしになっていることが多い。単価の安い患者は要りません。ちまちま点数を稼いでいたって30億の赤字は永遠に解消できません」ときっぱり答える。

 長期入院患者の一人である 河原のぶ子 (佐々木すみ江) は大腿骨頚部骨折で入院しており、経過は順調でいつ退院してもよい状態。1年前に夫を亡くし他に介護してくれる家族のいないのぶ子は、遠藤から退院するように告げられるが、「病院はどんどん金儲け主義になった。私は絶対に退院しない」と言う。

 同じくして、ナースステーションには、突然退院を告げられた患者の家族が集まり抗議が殺到していた。紗綾のやり方が気に入らない愛子は、のぶ子には介護してくれる人がいない。生活のメドが立つまで退院を待って欲しいと紗綾にいう。
しかし「病院は老人ホームではない」と紗綾。老人ホームに入れるお金がなかったら… と詰め寄る愛子に、「お金がないならどんなに不自由でも我慢するしかない」と紗綾は冷たく言った。

 その頃、心臓を押さえて苦しそうにしているのぶ子を航平が見かける。大丈夫だと航平の手を払うのぶ子だが、同室の患者が家族と共に退院していく姿を寂しげに見ていた。愛子同様に航平は、のぶ子の退院を見送った方がいいと紗綾にいう。
紗綾はうんざりしながら航平を強く見つめ、「人のことはともかく自分はどうするか決めたの?医療ミスを背負って医者としてやっていく覚悟があると言っていたけど、自分は死なせた患者の娘と同じ職場で働けるの?」と航平の迷いを見抜き冷たくいう。さらに、「迷っているなら辞めなさい」と言い放った。

 ナースステーションでは、社会的入院患者の退院の話題で持ちきりだ。看護師長の 原田和子 (エド・はるみ) は、長期入院は患者のためによくないと看護師たちをたしなめるが、遠藤先生は患者のためにやっているのではないと愛子は食って掛かる。看護師たちは複雑だ。

 ある日、長期入院患者の一人である マコト (沢木ルカ) が病院内でケガをする。軽い打撲と捻挫だったのだが、看護師・加藤圭太 (永田彬) はマコトがわざとケガをしたよう見えたと航平に知らせる。マコトを問い詰める圭太と愛子。「怪我をすれば、この病院にいられると思った。病院を追い出されたら行くところがない」とうなだれるマコトに、航平・愛子・圭太は言葉もない。

すると突然、のぶ子が退院すると言い出した。「患者を追い出すような病院、こっちから願い下げだ」と強がるのぶ子。航平と愛子はあっけにとられていた。

 紗綾が再建した脳外科専門病院。紗綾はある病室で足を止める。人工呼吸器とたくさんのチューブに囲まれた女性… それは紗綾の母親だった。悲しくも優しい表情で母を見つめる紗綾。これ以上延命しても回復する見込みはないという院長に、「奇跡が起こるがどうかは私が決めます」と紗綾は小さく答えた。

 愛子から航平の様子がおかしいと聞いた 七海 (黒川智花) は、航平を病室に呼び出す。七海の顔を直に見られない航平はそそくさと出て行こうとすると、部屋に飾られた家族写真に目が留まる。それは、愛子と七海、そして二人の母親・好美 (永島暎子) が楽しそうに笑う写真だった。七海は航平と話すうち、自分が弁護士になりたいのは「8年前に医療ミスで母を殺した医者を訴えたいからだ」という。
愛子は訴えるなら病院で働けなくなると脅され、自分を育てるために諦めたのだと七海は切なく言った。その会話を聞いてしまった愛子は、七海の考えを初めて知るが、「医者を訴えたって勝てない」と航平にぼやく。愛子に真実を告げるべきか葛藤する航平は複雑だ。しかし航平は、何も言わずにその場を立ち去りながら8年前の出来事を思い出していた。

 夕方、航平はのぶ子が悄然を歩いている姿を見かける。午前中に退院したはずだが、のぶ子は大きな荷物を抱えたまま町を歩き回っていたのだ。「久しぶりのシャバを楽しんでいる」というのぶ子だが、突然胸の痛みを訴えだす。

 容態がよくなるまで航平の自宅で休むことになったのぶ子。航平宅でのぶ子は、“ある写真” に釘付けになる。それは海から昇る朝日と灯台、手前には小さく漁船が写っている写真だ。3年前に撮った写真だという航平の言葉を遮るようにのぶ子は、「東京の医者だったのに、なぜ田舎にいるのか」と突然、航平に訊ねる。

航平は「ここに来たのは間違いだった。僕はここにいちゃいけない人間だ」という。その言葉を聞いて、「人間、どこで生きるかではなくて、どう生きるかだ」と力強くいうのぶ子。さらに、「何があったか知らないけど、一度はここで医者になってやり直そうと思えたんだろ。だったら、その時の気持ちを思い出してさ、逃げずに踏ん張んなさい」と航平を励ました。

 愛子は廊下にぽつんと座るマコトを見つけて声をかける。そこで愛子は、のぶ子が退院した本当の理由を知る。なんとのぶ子は、自分が退院する代わりに、マコトを病院に置いてもらえるように紗綾に頼んでいたのだった。それを聞いた航平はのぶ子の自宅を訪ねてみるが、アパートはすでに解約されていた。心配した航平は、のぶ子が灯台の写真を見ていたことを思い出し、灯台近くや海辺を必死に探す。すると激しい雨が降り出してきた。

 愛子は和子に、患者さんの心を考えて動いてくださる方だと思っていたと責める。すると和子は、「遠藤先生を悪と決めつけるのは簡単。でも、そう言い切れないところに今の医療の難しさがある。看護師ができることには残念ながら限界がある」と和子は諭す。しかし、「私は諦めない」と愛子は踵を返し歩いていく。

 航平がのぶ子を探しているところへ愛子がずぶ濡れのままやってくる。帰ったほうがいいという航平に愛子は、のぶ子も一人でいるから絶対に帰らないという。そして、「… 本当は後悔している。8年前、母親を殺した医者を訴えなかったこと。だからもう、二度と後悔したくない。諦めずにやれることはやりたい」と本音を告げる。航平は決意を固め、愛子とのぶ子探しを再開する。

 航平は自宅に戻り、病院事務の 仙道 (岸部一徳) と電話していた。そこで航平は、仙道からのぶ子の夫・大助は元漁師であったと聞く。何かに気付いた航平は玄関で濡れた身体を拭いていた愛子を連れ出した。

 雨が上がり、うっすらと霧が立ち込める漁港。そこで『大助丸』と書かれた小さな漁船を見つける。船の中を覗き込むと、のぶ子の荷物があった。辺りを見回す航平。すると堤防の先に人影が見える、のぶ子だ。海に向かって思いつめた表情で佇んでいるのぶ子。そこに航平と愛子が近づいていった… そのとき!のぶ子が海に向かって足を踏み出した。

 「河原さん!」航平が叫ぶと、振り返り驚くのぶ子。航平は慎重に近づき、のぶ子が航平の部屋で見ていたのは朝日ではなくて漁船だったのではとたずねる。その船で漁に行ったときのことを嬉しそうに語るのぶ子だったが、「一人で生きていたってしょうがない。死んだって誰も困らない、生きる理由もないのに何で生きてかなきゃいけないのか」と嘆く。

 航平は、「人間、どこで生きるかではなくてどう生きるかが大事。ここでやり直そうと思えた気持ちを思い出せ」と言ったのぶ子の言葉を思い出していた。

 「あの言葉は僕にとって大きな意味があったんです。たぶん人は知らない間に支えあって生きている。生きることが辛いと思っているときに、僕を励まそうとしてくれた河原さんに僕は絶対に生きていて欲しい」と航平はのぶ子にいう。
しかし「一人になるのが怖い」と泣き崩れるのぶ子。航平は「寂しくなったら僕のこところに来てください。僕も頑張りますから、河原さんも頑張って生きてください。逃げずに踏ん張れって教えてくれたのは河原さんじゃないですか」とのぶ子の手をそっと握り締めた。涙が止まらないのぶ子。そんな二人を愛子はポロポロ涙をこぼしながらも優しく見守っていた。

 数日後、のぶ子の住む家が決まる。皆に内緒で看護師長の和子が探してきたのだ。商店街の面々が家具を寄付し、航平からはのぶ子が航平宅で見ていた朝日と漁船の写真がプレゼントされた。そっけない言葉とは裏腹に、のぶ子は嬉しそうだ。泣き笑いながらのぶ子は航平と愛子に何度もお礼を言った。

 何かを決意した様子の航平は愛子を屋上に呼び出す。自分がもう一度医者になろうと思えたのは愛子のおかげだという航平。愛子はとても嬉しそうな笑顔だ。「いつでも逃げずにまっすぐ患者さんと向き合う姿を見て、俺も逃げたくないと思った」という航平は愛子に真実を語りだす。「君のお母さんを医療ミスで死なせたのは、俺なんだ」航平の思いもよらない言葉に呆然とする愛子。

 そこへ、看護士の 希美 (有村実樹) が駆け込んでくる。のぶ子が倒れたというのだ。処置室に駆け込む航平と愛子。ベッド上ののぶ子を必死に蘇生処置する紗綾がゆっくり手を止める。「まだだ…」紗綾に代わり航平が心臓マッサージを試みるが… のぶ子は微笑むような表情のまま動くことはなかった。

 のぶ子の遺体の前で泣き崩れる愛子。
よろよろと処置室を出た航平は、そのままベンチに崩れ落ち拳を何度も打ち付け慟哭…。



第1話 2008年7月06日 「医療は人か金か!?」  16.8% 15分拡大

第2話 2008年7月13日 「命を金で買うとき」   13.9%

第3話 2008年7月20日 「暴かれる医療ミス」 13.5%

第4話 2008年7月27日 「加害者と被害者」   10.8%

第5話 2008年8月2日 「涙の告白〜笑顔」  10.3%

第6話 2008年8月10日 「訴えられた病院」   10.5%

第7話 2008年8月17日 「見捨てられた患者」12.9%

第8話 2008年8月24日 「看護師長、倒れる」

第9話 2008年8月31日「妻の死と病院閉鎖」10.4%

第10話(最終話) 2008年9月7日
タグ:TOMORROW

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2008年07月20日

Tomorrow 第3話 あらすじ

第3話 2008年7月20日 「暴かれる医療ミス」

 医師として西山室市民病院の再建を手伝う決意をした 森山航平 (竹野内 豊)。それを看護師・田中愛子 (菅野美穂) は心強い味方だと心を弾ませた。しかし航平には、8年前に医療ミスを犯した過去があった!西山室市副市長の 蓮見洋治 (陣内孝則) は、市民病院・脳外科の医師であり、病院再建プロジェクトリーダーの 遠藤紗綾 (緒川たまき) に、航平が過去に医療ミスを犯していたことを告げる。蓮見に他言しないようにと告げた紗綾は、航平が病院再建にプラスになるか、厄介者か見極めることにする。

 西山室病院に出勤初日、航平は 村上伸介 (ベンガル) という男と出会う。「何しやがんだ、てめえ!」村上が塗ったばかりのベンチに航平が座ってしまったのだ。そこに、一人の青年がやってくる。青年の名は 村上真一 (塩谷 瞬)。真一は村上のそばに駆け寄ると封筒を突き出し、「今さら親父面するな!」と踵を返す。“真一へ 就職祝い” と書かれた封筒の中には数十万の現金が入っていた。真一を追いかける村上だが、突然座り込むように倒れてしまう。容態を見る航平に村上は、「いつものことだから、大丈夫だ」と航平の手を振りほどき、仕事に戻ってしまう。病院に出勤した航平は、愛子から真新しい白衣を手渡される。鏡に映った医師としての自分を、喜びを不安の入り混じった思いで航平は見つめた。

 ナースステーションにて、看護師長の 原田和子 (エド・はるみ) が、外科医の薮内二郎、看護師の 橋元 (氏家恵)・加藤圭太 (永田彬)・滝沢希美 (有村実樹)・杉山麻衣 (橋本真実) らに航平を紹介する。そこへやってきた紗綾は、航平に新設する透析センターの担当になるよう告げる。長期間安定した収入を見込める透析は病院再建にはうってつけであり、透析で利益が上がれば、いずれ腕のいい医師を呼ぶことができる。それこそが市民のためだという紗綾。

しかし、市民にとって必要な医科を閉鎖し、儲かるという理由だけで透析センターを新設することに納得できない愛子。航平は、「何科だろうと医者は医者。今の俺はそれで十分」と、愛子の意見を聞き入れない。

 その夜、航平と事務員・仙道 (岸部一徳) は、医局兼事務室にて将棋を指していた。医師に戻ってみて、正直言うと怖い。目の前の患者を助けるのに夢中だったが、冷静になると自信がない… という航平を温かく見守る仙道。航平は仙道の飲みの誘いを断り、「まだやることがある」と、どこかへ行ってしまう。

 翌日、透析センターが開設された。するとそこに、吐き気を催し今にも倒れそうな男がやってくる。それはなんと、以前航平が出会った村上だった。村上は腎臓を患っており、週に3度受けなければならない透析を1週間以上も受けていないという。検査の結果、長年の透析による影響で村上の心臓は弱り始めていることが分かる。内科医であり透析医の経験もある 片岡 (田中 実) は、「この先、仕事を続けたいのなら腎移植しかない」と判断し、手術を勧めるよう航平に告げるが、村上のレントゲン写真を見た航平はあることに気付く。結局、航平は村上に腎移植をしないかと勧める。一番望ましいのは、血縁者からの生体腎移植。

しかし村上は、「身内なんかいねえ。これで死ぬならそれでいい」と聞き入れない。村上の件を知った紗綾は、他の病院へ移すようにと航平に指示を出す。透析は継続してこそ儲かる。先の見込みのない患者を診る必要はないという紗綾。航平は受け入れ先が決まるまでこの病院で診ることを条件に、紗綾の指示を受け入れた。そんな航平の対応に納得できない愛子。「今の俺には移植は手に負えない」という航平に「負えないんじゃなくて、負わないんじゃないの?最初から諦めているだけじゃないの?」と愛子。航平は何も言わなかった。

 医局兼事務室で一人、詰め将棋をしている仙道。書類を持ってやってきた愛子は、仙道から航平のある姿を見せられる。それは、夜中の処置室でオペの映像を見ながらイメージトレーニングする航平だった。仙道から、航平は時間があれば何度も何度もトレーニングしていると聞く。「医者に戻るということは、生易しいことじゃなかったんですね。森山さんは自分に出来ることを精一杯やろうとしている」と仙道。愛子は航平の姿に目を奪われたまま、握りしめた手に力を込めた。

 その夜、紗綾は廊下でお腹を押さえている マコト (沢木ルカ) を見つける。「トイレに怖くて行けない」というマコトに、紗綾は冷静な表情から一転、笑顔でマコトをトイレに連れて行く。その様子を通りかかった航平は優しい顔で見ていた。

 翌日、自分に出来ることはないか悩んだ愛子は、真一の居場所を探し出し、会いに行く。愛子は真一に村上の移植を考えて欲しいと申し出るが、「移植は他人からでもできるんですよね。母を捨てたあいつを俺は絶対に許さない」と真一が言った。一方、航平は電話で何かを調べていた。すると、村上が透析の時間になっても現れないと看護師の麻衣がやってくる。航平は村上の自宅を訪ねるが、「医者が生活の保障をしてくれるのか!」といい仕事に出かけてしまう。

 その日の夕方、病院に村上が現れる。愛子が真一に会いに行ったことに対して、苦情を言いにきたのだ。しかし、村上はそのまま貧血で倒れてしまい、透析を受けることに。「息子さんに負担をかけたくないから、移植を拒んでいるんじゃないですか?」と愛子。すると村上は、「親が子供のお荷物になるほど惨めなことはない」という。
その言葉に、「どんなに荷物になっても、居てくれた方がいい」と怒ったように出て行く愛子。愛子の両親が早くになくなったことを航平から聞いた村上は、「心に出来ちまったヒビは、なかなか塗り直しがきかねえな」と切なく言った。

 医局に戻った航平に、海星病院から電話がある。航平が調べていた事柄の調査が終了したのだ。何かを決意した航平が廊下を歩いていると、愛子と真一が病院玄関で話しているのを目撃する。村上を心配して病院を訪れた真一を愛子が見つけたのだ。

 村上の病気について詳しかったのは、心配していたからだと真一を問い詰める愛子。「死んじゃったら会えないんだよ。生きているから会えるんだよ」と涙ながらにいう愛子の言葉に真一は揺れていた。そこへ航平がやってくる。航平は村上のレントゲン写真を見せ、村上には腎臓がひとつしかないと告げる。村上は腎不全で苦しんでいた妻に腎臓を提供していた。自分に移植したせいで村上は苦しんでいると思い悩む妻を苦しめたくないと村上が家を出て行ったことを真一は知り愕然とする。

そのとき、看護師の麻衣が村上が意識不明になったと知らせにやってきた!腹腔内出血で苦しむ村上。その姿を見た真一は、航平に「父を助けてください」とゆっくり頭を下げた。緊急手術を始める航平。素早く手を動かし処置していく航平は、イメージトレーニングと現実が重なったように進めていく。愛子、外科医の薮内、看護師たちはその流れるような動きに目を奪われていた…。

 手術は成功し、村上の意識が回復する。その横に付き添っている真一。目覚めた父に真一は「俺の腎臓、もらってくれよ。父さんが母さんを助けたように、今度は俺が父さんを助ける」と告げる。やがて、村上の頬に涙が流れた。その様子を愛子は廊下から見守っていた。

 航平が充実感に満ち溢れた表情で廊下にいた。愛子は「諦めているだけだなんて言ってごめんなさい」と航平に謝る。航平は穏やかな顔で愛子の言葉を受け止め、「君が真一くんに会いに行ってくれたから、村上さんの移植が出来るようになった。君のおかげだ」と航平は右手を差し出す。航平の手をしっかりと握り締める愛子。窓から朝陽が差し込む廊下で二人は笑顔で見つめ合った。

 後日、腎移植に向けて退院をする村上を見送る航平と愛子。真一は村上に肩を貸して、親子で二人三脚をしているかのごとく、支え合って歩いて行った。そこに紗綾が現れる。

 航平を屋上に呼び出し、「一人の患者に入れ込むことが医師として正しいと思っているの?」と紗綾。「出来る限り、患者と向き合いたい。病院再建のためには、医師と患者の信頼関係が必要なんじゃないですか」という航平。しかし紗綾は8年前に医療ミスをした人間が分かったような口を利くなという。
航平は、「医療ミスを忘れようとしてきたが、もう逃げたくない。二度と同じ過ちを繰り返したくないから医者を続けたい」と紗綾に告げた。すると何かを悟るかのように紗綾は、航平に医療ミスに関するとある資料を手渡す。

そこには衝撃の事実が書かれていた!
航平が死なせた患者は 愛子の母親 (永島暎子) だったのだ。
厳しく冷たい目で航平を睨む紗綾。航平は微かに震え、立ち尽くし…。



第1話 2008年7月06日 「医療は人か金か!?」  16.8% 15分拡大

第2話 2008年7月13日 「命を金で買うとき」   13.9%

第3話 2008年7月20日 「暴かれる医療ミス」 13.5%

第4話 2008年7月27日 「加害者と被害者」   10.8%

第5話 2008年8月2日 「涙の告白〜笑顔」  10.3%

第6話 2008年8月10日 「訴えられた病院」   10.5%

第7話 2008年8月17日 「見捨てられた患者」12.9%

第8話 2008年8月24日 「看護師長、倒れる」

第9話 2008年8月31日「妻の死と病院閉鎖」10.4%

第10話(最終話) 2008年9月7日
タグ:TOMORROW

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Tomorrow 第2話 あらすじ

第2話 2008年7月13日 「命を金で買うとき」

8年前に医者を辞め、現在は市役所職員である 森山航平 (竹野内 豊) は、病院再建を手伝って欲しいという看護師・田中愛子 (菅野美穂) の言葉をさえぎるように、航平は「俺には、資格がない」と答えた。

赤字30億を抱えた西山室市民病院を建て直すために動き出した病院再建プロジェクト。町では航平が元医者であることが噂になっていた。副市長の 蓮見洋治 (陣内孝則) はプロジェクトにとって心強い味方だと前向きだ。プロジェクトのリーダーであり脳外科医の 遠藤紗綾 (緒川たまき) に愛子は頭を下げていた。いくら患者の命を救ったからとは言え、看護師が医療行為をすることはできない。処分を覚悟している愛子に「看護師がメスを握ったとなれば病院の問題になる」と紗綾は他言しないように強要する。

夏休みに入り西山室市に帰省した愛子の妹・田中七海 (黒川智花) が自転車とぶつかりそうに!?そこにスクーターで通りかかった航平。市民病院に運ばれた七海のもとへ血相を変えて愛子がやってくるが、怪我をしたのは航平だった。七海は無傷であったが、何故か頭痛を訴える。その時、総合受付では大騒ぎが起きていた!

紗綾が利益の上がらない診療科を閉鎖すると言い出したのだ。小児科、耳鼻咽喉科、泌尿器科、精神神経科、皮膚科、婦人科、眼科、救急科は7月末まで。非難ごうごうの市民に対し、紗綾は医者不足によるやむを得ない処置と説明する。

しかし、「市民病院だろ。俺たちの税金で食ってんじゃねえのかよ!」と怒りの収まらない市民。「税金でまかなえるほど医療は安くありません。あなた方のそういう意識が病院を潰すんです」と紗綾。駆けつけた航平、愛子らは複雑だ。さらに、会計カウンターでも騒ぎが起こる。保険料を払っていないために “保険証” を持たない 佐藤 (田中要次) は、全額負担となる医療費を払えないと言い張っていたのだ。「この病院は、金が払えなかったら怪我人を面倒見ねえのかよ!」と怒り叫ぶ佐藤。紗綾は「警察を呼びなさい」とあくまで冷静だ。結局、佐藤は警察に連れられていく。

紗綾の対応に納得のいかない愛子は事情を聞いて相談すべきと詰め寄るのだが、去年一年間の未払いの医療費が2億円を上ると聞き愕然とする。お金のない患者は相手にしなければいいという紗綾。愛子は、命をお金で買うような考え方に納得できないでいた。

そんな愛子の気持ちが理解できるものの、航平は自分には何の権限もないと関わろうとしない。愛子は「資格がないって医者としての資格ってこと?資格がないって、本当はそれをやりたいって気持ちがあるから出てくる言葉なんじゃないの?」と航平を叱咤する。しかし、航平は何も言わずに背を向けて歩いていく。

市役所・市民窓口課で働く航平に七海が声をかける。弁護士になりたいと嬉しそうに夢を語る七海だが、またしても頭痛を訴える。そして、七海の頭痛はこの日だけではなく、頻繁に起こっていると航平は知る。

七海は航平の勧めで検査を受けることに。内科の検査のほかに、CTで脳の検査を行う七海。医師と看護師の態度に七海は自分の病気がただ事ではないと察する。

七海の検査後、愛子は外科診察室に呼び出されていた。内科医の 片岡庸一 (田中 実) と非常勤脳外科医・笹塚努 (須田邦裕) から、七海の脳に先天性の動静脈奇形があると聞かされる。すぐに手術するしか助かる方法はないという笹塚。

愛子は紗綾に七海のことを相談する。手術をするかはグレーゾーン、若い分、破裂の危険性も高くなるから早めの手術を勧めるというのが紗綾の見解。不安げな愛子に紗綾は「どの病院で手術をするかはあなたの自由。私が再建した脳外科専門病院なら、優秀な人材も設備も揃っている。あなたが嫌いなセレブ病院だけどね」と告げる。

航平は紗綾に七海の手術の担当をして欲しいと頼むが、バイトのドクターである笹塚がこの病院の現実だといって聞き入れない。極端すぎる紗綾のやり方に、「セレブ病院ではなく、市民病院再建として医者を増やすことを検討して欲しい」という航平。

「医師免許はいったん取れば更新の必要はない。あなたみたいに8年前に辞めた人間でも堂々と医者を名乗れる。でも私は医者だとは認めない」と紗綾。言葉を失った航平は先日の帝王切開のことを思い出していた。その思いを振り切るように「医者に戻るつもりは、ありません」と紗綾に告げる航平。紗綾は航平の過去を調べるように蓮見に告げる。

日勤明けで帰宅する愛子。玄関先で笑顔を作り部屋を覗くが七海の姿がない。テーブル上の七海の本を片付けていた愛子は、「脳の病気」という専門書に付箋がはってあることに気づく。いてもたってもいられなくなった愛子は七海を探すために家を飛び出す。

海辺で勉強をしている七海に航平が声をかける。航平はびっしり書き込まれた七海のノートを見て、自分も同じようにノートに書いて覚えたと話す。自分が弁護士になろうと思ったのは巨悪に敢然と立ち向かう女弁護士になりたいからと冗談っぽく微笑む七海。それを聞いて笑顔になる航平だが、七海の表情が曇っていることに気づく。

そして、「私、大変な病気なんじゃないですか?」七海は、航平に、いくら勉強しても死んでしまったら意味がないと、自分のノートを破り捨てる。破られたノートを拾いながら航平は、“自分が医者になったのは母親が重い病気で死にそうになったときに、一人だけ諦めずにいてくれた先生がいたからだ”と話す。

「諦めたらそこで終わりなんだ」という航平。しかし七海は、航平は医者を辞めてしまったのだから、諦めたのと同じだという。そこに、蒼白な顔をした愛子が現れる。「死にたくない」と泣く七海。「あたしが絶対に助ける」と七海を必死に抱きしめる愛子。航平はそんな二人を心配そうに見つめていた。

その晩、航平は病院事務・仙道 (岸部一徳) と将棋を指していた。航平は仙道から、愛子と七海の母親が事故で亡くなってしまい、愛子が母親代わりとして七海を育てたことを聞かされる。航平は仙道に、自分は8年前に責任を取らずに逃げたのに、「諦めるな」と七海に告げたことを後悔しているという。
しかし仙道は「人間、ときには逃げることも必要。どんどん逃げて、傷が治ったら、またやり直せばいい」と微笑む。ナースステーションでは看護師たちが航平の取り上げた赤ん坊の面倒を見ていた。生命力に満ち溢れすやすやと眠る赤ん坊、その名は “太陽” に決まったと和子が航平に告げる。

その翌朝、愛子は紗綾に脳外科の専門病院を紹介して欲しいと頭を下げる。「私のやり方が正しいと認めるの?命をお金で買うのね?」紗綾。愛子はためらいを見せるが、意思を固め「買います」と告げる。ならば、妹さんの命は私が必ず助けると紗綾。

愛子は「医療って、やっぱり平等じゃないんだね」と航平に本音を呟いた。紗綾が再建した脳外科専門病院。紗綾はある病室に目を向けていた。「今日はお入りにならないのかね?」院長の言葉に紗綾は「打ち合わせのついでに寄っただけ」と通り過ぎる。仕事明けの愛子が帰宅すると、七海がテーブルの下に倒れていた!救急車を待つ間、愛子は混乱しながらも航平に電話をかける。「七海が倒れた!」震える愛子の声に、航平は急いで市民病院へ向かう。

同じくして、ナースステーションでは七海が倒れたことを知り、看護師たちが遠藤・薮内・笹塚に必死で電話をかけるが、誰も捕まらない。片岡が心当たりのドクターに電話をするが、どんなに早くても1時間以上はかかるという。その時、七海が運ばれてきた。片岡が容態を確認するが、かなり危険な状態。「専門医がいない状態では手に負えない、よそに回そう」と片岡。しかし、近くに脳外科専門の病院は存在せず、このままでは病院を探している間に七海は手遅れになってしまう。ストレッチャーで運び出されようとしている七海を愛子が必死に阻止している。

そこへ航平がやってきた。「動かすのは危険だ。助けるにはここで治療するしかない!」。片岡を押し切り、航平は七海を処置室へ戻すよう促した。そして、動揺する愛子を航平はしっかりと見つめて何かを告げるように頷いた。航平と片岡が七海の処置をしていると、紗綾から連絡が入る。しかし、「他の病院へ回しなさい」と紗綾は指示をする。

ふと七海を見やる航平、その手が小さな紙片を握り締めていることに気づく。それは七海が勉強していたノートだった。「たとえ1パーセントでも可能性が残っているなら、そこに賭けるべきだ。死ぬかもしれないその瞬間も、彼女は諦めていない。患者が諦めていないのに、医者が先に諦めるんですか!」航平は紗綾に質す。

「あなたは一度、患者を引き受けた。必ず助けるとい言ったんだ。最後まで責任を持て!!」航平の怒りにも似た感情が声になって現れる。すると…。「開頭手術の準備をしておきなさい」紗綾が口を開いた。紗綾の電話指示で、手術の準備に取り掛かる航平。「5分後に着く。そのまま維持して」紗綾の電話が切れ、安心した空気が流れた手術室。がしかし、七海の容態が急変する。緊迫する手術室内、低体温マットで七海の容態が落ち着くのを待つ航平と看護師たち。けれど変化はない。

すると何かを感じ取ったかのごとく、航平が七海に叫ぶ。「七海ちゃん、弁護士になりたいんだろ。巨悪に立ち向かいたいんだろ、諦めちゃダメだ!」その声が七海に届いたのか、容態が安定していく。そこへ紗綾が駆け込んできた!七海の手術が始まった。

手術室前にて、ノートの紙片を握りながら祈るように座っている愛子を元気付けている和子。すると、手術室のドアが開き航平が出てきた。手術の結果を聞くことが出来ない愛子に、そっと微笑む航平。声にならない声で礼をいい、ただただ泣く愛子。そんな愛子を航平は笑顔で見つめていた。

そして、何かを決意したかのごとく航平は歩き出す。回復室にて眠る七海を愛子は熱心に看病している。目を覚ます七海。状況が把握できない七海に、愛子はテープで補正したノートを差し出す。「七海、きっと今までも、私の知らないところですごく頑張ってきたんだね」涙を流す愛子は七海の手をしっかりと握り締める。

病院ロビーにて、紗綾と蓮見が深刻に話をしていた。航平が医者を辞めた理由を蓮見が調べ出したのだ。航平が医者を辞めたのは勤めていた病院で患者を死なせた“医療ミス”が原因だという蓮見。紗綾は驚きを隠せずにいた。航平は病院屋上で空を眺めていた。

そこにやってくる愛子。「資格がないっていっていたけど、医者の資格って、目の前に患者がいて、その人を助けたいと思うかどうかなんじゃないかな。あなたはもう、医者だと思う」愛子の言葉に航平は何も言おうとしない。

しかしやがて…。
「君のいう通り、医療は平等じゃないのかもしれない。でも命の重さは平等だと思う」航平の言葉に、泣き出しそうな愛子。

「この市民病院の再建を手伝わせてくれないか……… 医者として。」

航平は愛子を優しく見つめて言った。



第1話 2008年7月06日 「医療は人か金か!?」  16.8% 15分拡大

第2話 2008年7月13日 「命を金で買うとき」  13.9%

第3話 2008年7月20日 「暴かれる医療ミス」 13.5%

第4話 2008年7月27日 「加害者と被害者」   10.8%

第5話 2008年8月02日 「涙の告白〜笑顔」  10.3%

第6話 2008年8月10日 「訴えられた病院」   10.5%

第7話 2008年8月17日 「見捨てられた患者」12.9%

第8話 2008年8月24日 「看護師長、倒れる」

第9話 2008年8月31日「妻の死と病院閉鎖」10.4%

第10話(最終話) 2008年9月7日
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Tomorrow 第1話 あらすじ

第1話 2008年7月6日 「医療は人か金か!?」

―― 1999年
とある大学病院。緊迫した中、慌ただしく動き回る看護師たち。麻酔医や手術助手が冷淡に手術用ベッドの上に横たわる患者を見ていた。ただ一人、必死で蘇生処置を施す男性外科医。しかし、患者の心拍が戻ることはなく…。


―― 2008年
森山航平 (竹野内 豊) は8年前に医者を辞め、今はかつて栄えていた海沿いの地方都市にある西山室市役所の職員として働いている。都会の雑踏からかけ離れた、どこまでも青く広い海沿いの街に住み、スクーターで職場に向かうことが日課だ。親切で面倒な仕事でも嫌がらずに対処してくれる航平は、街の人からとても信頼されている。

 田中愛子 (菅野美穂) は西山室市民病院の看護師。正義感が強く、早とちりで勘違いも多いが、愛すべき性格の持ち主。母の死後は大学生である妹の 七海 (黒川智花) のために働き、家計を支えている。

 ある日、航平は副市長の 蓮見洋治 (陣内孝則) から、新しく西山室市民病院に派遣される医師を駅まで迎えに行くよう頼まれる。急いで役所を出ようとした航平は戸籍謄本をもらうために役所にやってきた愛子とぶつかる。それが航平と愛子の出会いだった。

 駅で医師を待つ航平は、妊婦の 涼子 (大沢あかね) が苦しんでいるところを目撃する。人のいい航平は涼子に付き添って市民病院へ急行するが、内科医の 片岡 (田中実) から、産婦人科の医師は木曜しかいないから他の病院へ行ってくれと言われる。一番近い病院までは1時間以上。看護師の愛子は何とか受け入れるようにと願い出る。そこで、運命的に航平と愛子は再会する。

 すると突然、「私が診るわ」と、見ず知らずの女性が現れる。かなり冷静なその女性こそが、航平が駅で迎えるはずだった新しい医師・遠藤紗綾 (緒川たまき)。彼女は市の「病院再建プロジェクト」の中核を担うべく派遣された敏腕の脳外科医でありアメリカで経営学を学んだエキスパート。結局、紗綾が涼子の容態を診ることに。

 誰にも連絡しないで欲しいという涼子は、妊娠9ヶ月になっても分娩する病院が決まらず、疲れからか胃炎を起こしていた。涼子は、「この病院で出産させて欲しい」と必死に頼む。しかし紗綾は、「この病院は分娩を扱っていないし、仮に扱っていたとしても、9ヶ月にもなった妊婦を受け入れる病院なんてない。出産できる産婦人科が全国的に減っている今、妊娠した時点で調べて早めに対処しておくぐらいの自覚が必要でしょう」ときっぱりとした口調で答える。愛子は涼子のことを心配しつつも、紗綾の言い分も理解でき、複雑な気持ちでいた。航平もまた、そんな二人のやり取りを見守るしかなかった。

 そもそも紗綾が派遣されてきた要因は、西山室市民病院が赤字30億を抱え、今にも潰れそうな状態だからだ。経営が完全に破綻し、市が赤字を尻拭いしている状態。常駐ドクターは院長を入れてわずか3人、外科医はたった1人。病棟も半分以上は閉鎖されているという… 慢性的な医師不足の病院だった。

 地方の病院に新しい医師が来ることもなく、医者も看護師も32時間以上の勤務が当たり前。病院を建て直すため、紗綾はこの病院の経営を担当している病院事務長の 仙道 (岸部一徳) には辞めてもらい、全て自分が管理すると言い出す。さらには、市民のための病院という考え方を捨て、“金になる患者のためのセレブ病院”にすると病院スタッフに伝える。総合病院ではなく、利益の大きい循環器や脳神経を専門とした病院に移行し、金にならない小児科や裁判ばかりの産婦人科を閉鎖させる計画だ。

 市民病院をなくすことに反対する愛子は紗綾に詰め寄るが、「病院だって儲けがなければ潰れる。あなたは給料をもらえなくても患者のために働けるの?」と言い返され、言葉もない。「金がない患者とある患者のどちらかを助けろと言われれば迷わず金のある患者。その治療費で他の患者が救える。患者を守るのはお金。あなたがいうような安っぽいヒューマニズムじゃない」と、さらに紗綾は愛子を冷たくあしらうのだった…。

 愛子と紗綾のやり取りを聞いていた航平は複雑な気持ちでいた。すると紗綾が「赤字を抱えているのはここの病院だけじゃない。今の医療制度がおかしい。このままでは医者が死んでしまう。医療はタダだ、治してもらって当たり前という考えの患者のために医者が犠牲になる理由なんかない」と言い放つ。医者がそれを言ったらおしまいだと航平は訴えるが、紗綾には医者じゃないからそんなキレイごとがいえると相手にされない。

 夜勤中の愛子は看護師長の 原田和子 (エド・はるみ) から、仙道が事務長の職を正式に降ろされたと聞く。そして、愛子のドクターに食って掛かる態度は、彼女の母・好美 (永島映子) にそっくりだと愛子を元気づける。

 その夜、七夕祭で賑わう漁港を涼子は心細そうに歩いていた。一方、仙道から涼子が帰省していると聞いた涼子の母・早苗 (松田美由紀) は、夜になっても帰宅しない娘を航平と仙道と共に探していた。次の瞬間、七夕祭のメインステージで爆発事故が起きる。

 事故に巻き込まれた人々が次々と市民病院へやってきた。「ここは市民病院だろ!医者がいないなんてことがあるか!」興奮する患者を愛子たちは全力で受け入れるが、外科医は 薮内二郎 (六角慎司) ただ一人。紗綾とも連絡が取れない。

 涼子を探しながら事故現場にやってきた航平は見覚えのある古いお守りが落ちているのに気付く。辺りを見回すと崩れた瓦礫の下に涼子に涼子が倒れていた!頭や身体から出血しながらも、お腹を押さえて守っている涼子。航平はすばやくネクタイをはずし、応急処置をする。

 市民病院に気道熱傷を起こし危険な状態の涼子が運ばれてきた。薮内も他の患者が手いっぱいで診ることができない。「あと2分、いや1分待ってくれ!」薮内の祈るような声が響く中、涼子の容態が急変する。このままでは涼子も子供も死んでしまう…。覚悟を決めた愛子は緊張に震える手でメスを握り締める。

 気管を切開すれば涼子は呼吸ができるようになる。しかし、看護師が医療行為をすることはできない。麻衣 (橋本真実) が止めるのも聞かず、愛子は涼子の身体にメスを入れる。そんな愛子の必死な姿に立ち尽くす航平…。実は、航平は過去のトラウマから、医師であった過去を封印し、医療現場から眼を背けて生きてきた。医療現場から離れた年月、過去のトラウマ、目の前で死にそうになっている涼子… 航平は自分自身と葛藤しながらも、今、自分にできることは何かを考えていた。そこに紗綾が現れた !! と同時に、涼子の呼吸が戻る。

 「自分が何をしたかわかっているの!」紗綾が愛子を叱咤する。そのとき…「やったのは俺だ」と航平が愛子をかばう。絶句する愛子と紗綾だが、航平はさらに「俺は医者だ!」と告げ、帝王切開の準備をするように指示を出す。航平の言葉に希望を見出した愛子は帝王切開の準備を進める。しかし、涼子の脳が損傷していると判明し、紗綾は母体優先の手術を行うという。するとそのとき、航平の指に何かが触れた!もうろうとした意識の中で何かを訴える涼子… 航平は帝王切開と脳手術を同時に行おうと言い出す。

 一度は反対する紗綾だが、航平の真剣な眼差しを理解し、同時手術を行うことを承諾する。航平は覚悟を決めると、帝王切開を行うために手際よくメスを入れていく。紗綾もまた、脳の手術を進めていった。

 手を握り締めながら必死で祈る早苗に付き添っている仙道。そこに、響き渡る赤ちゃんの声。赤ちゃんを取り上げているのは航平だ。航平と愛子は雑然とした処置室の中、生命力に満ちた赤ちゃんを優しく見つめた。

 夜が明け、海から昇る朝日を見ていた航平に、仙道は涼子の意識が戻ったことを知らせる。涼子が目覚めるのを見届けた早苗に、航平は涼子が大事に持っていたお守りを手渡す。それは早苗が握り締めていたお守りと同じものだった!「涼子さんは、ずっとお母さんのもとに帰ってきたかったんじゃないですか?」。涼子をしっかりと抱きしめる早苗を航平と愛子と仙道は笑顔で見守った。

 喧騒がウソのように静まり返った処置室の廊下に、航平は紗綾から呼び出されていた。「いったい、いつまで医者だったの?」紗綾の言葉に航平は静かに口をひらく。というのも、一度取った医師免許に更新制度はない。免許を取得すれば剥奪されない限り、医者を名乗れるのだ。航平が医者として働いていたのは8年前まで。その事実を知った紗綾は冷静に、しかし怒りを込めて航平の頬を平手で打つ。「医療を甘く見ないで!」きびすを返し、去っていく紗綾。その様子を離れたところから見ていた愛子が思い切ったように航平に近寄っていく。

 涼子と自分を助けてくれた礼をいう愛子に、航平は顔を背ける。目の前で人が死ぬのを見たくなかった、自分のためにやったという航平。愛子もまた、自分自身が後悔したくなかったからだという。「ありがとう」愛子の素直な言葉に航平が耳を傾けようとした瞬間、愛子の目からポロリと涙が流れる。そして、愛子は自分の小刻みに震える右手を押さえながら、その場にしゃがみこんでしまう。

 「患者さん… 死なせちゃったらどうしようかって… 怖かった…」。右手の震えは一向に止まらず、泣き続ける愛子。すると… その手をそっと大きな手が包み込んだ。朝の光が微かに揺れる誰も居ない廊下で、愛子の振るえる手をしっかりと両手で握り締める航平。優しい笑顔で愛子を見つめている。その温かさを感じた愛子の目からは新たな涙があふれてきた…。

そして町中を見渡せる屋上で愛子は航平に、「あなたと仙道さんだけがきちんと患者さんと向き合っていた。医療ってそういうことなんだって、あなたのおかげでそう思えた」とうれしそうに語る。そして、「この市民病院を守りたい。もしあなたが医者に戻ってくれたなら…」という愛子。その言葉を遮るように、航平は…「俺には、資格がない」と答えるのだった。



第1話 2008年7月06日 「医療は人か金か!?」  16.8%

第2話 2008年7月13日 「命を金で買うとき」   13.9%

第3話 2008年7月20日 「暴かれる医療ミス」 13.5%

第4話 2008年7月27日 「加害者と被害者」   10.8%

第5話 2008年8月02日 「涙の告白〜笑顔」  10.3%

第6話 2008年8月10日 「訴えられた病院」   10.5%

第7話 2008年8月17日 「見捨てられた患者」12.9%

第8話 2008年8月24日 「看護師長、倒れる」

第9話 2008年8月31日「妻の死と病院閉鎖」10.4%

第10話(最終話) 2008年9月7日
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Tomorrow 概要

潰れかけの病院再建に立ち向かう外科医と看護師のヒューマンドラマ!

毎週日曜 後9:00〜9:54(初回のみ後9:00〜10:09)
■TBSテレビ系


ある事情から医師を辞めて市役所で働く森山航平(竹野内豊)は、誰が見ても明るく前向きで、地域住民から愛されている。しかし、彼の心の傷はまだ癒えていなかった。医師という仕事に絶望し、心を閉ざしてしまった航平は、肝心なところで誰にも心を閉ざしてしまう……。

そんな彼の前に、看護師・田中愛子(菅野美穂)が現れ、愛子が勤める病院にすご腕の脳外科医・遠藤紗綾(緒川たまき)が、役所から派遣されてきた。目的は病院の経営再建。航平は、愛子らとの出会いをきっかけに“病院再建”を決意し、病院を立て直すのは、患者、つまりは地域の人とかかわっていくことだと気づいていく……。

スタッフ、キャスト

脚本: 篠ア絵里子
演出: 山室大輔ほか
出演: 竹野内豊、菅野美穂、緒川たまき、黒川智花、エド・はるみ、陣内孝則、岸部一徳ほか


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ヤスコとケンジ #03 あらすじ

ケンジ(松岡昌宏)が叔母の文江(高橋惠子)の紹介で、なんとお見合いをすることに。
お見合い相手の愛(佐藤江梨子)は、ケンジのことを気に入り、家に出入りするようになる。美人でスタイル抜群、おまけに料理上手の愛の出現に、エリカ(広末涼子)はもちろん、ヤスコ(多部未華子)も心穏やかではない。

まもなく、エリカは、ケンジを賭けて愛と料理対決をするが、あっさり敗北。エリカがケンジから身を引くと宣言する中、ヤスコもケンジの幸せを考え、ある計画を実行する――



第1話 2008年7月12日 「アニキは元暴走族! 妹を守る…これが俺の正義だ!!」

第2話 2008年7月19日 「純情レディース総長の変身告白」

第3話 2008年7月26日 「暴走! お見合い作戦 涙の玉子焼」

第4話 2008年8月02日 「妹に贈る涙の誕生日プレゼント」

第5話 2008年8月09日 「椿君に恋敵!?沖さんは僕が守る」 10.6%

第6話 2008年8月16日 「元ヤン同士の純愛は傷だらけ!!」

第7話 2008年8月23日 「正体バレた!? コスプレ替玉作戦」 14.9%

第8話 2008年9月6日 「兄に贈る!涙の漫画家復帰作戦」

第9話 2008年9月13日 「悲しい結末…妹の初恋を救え!!」

最終話 2008年9月20日

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2008年07月19日

ヤスコとケンジ #02 あらすじ

 ヤスコ(多部未華子)と純(大倉忠義)はまさにロミオとジュリエット状態。
お互いの兄、姉の因縁のおかげで、このままでは結ばれる事がない、そう思ったヤスコはある作戦を立てる。
それは、ケンジ(松岡昌宏)とエリカ(広末涼子)を相思相愛にすること。そうすれば、ヤスコ自身も晴れて純と付き合えるのでは、と考えたのだ。

ヤスコは、すぐにエリカに、ケンジと付き合って欲しい、と頼み込むが、ケンジと電話で話したとたん、エリカはいつものように豹変してしまい、失敗。

ケンジは激昂し、ヤスコと大喧嘩に発展。そんな最中、ケンジは、過労が原因で倒れてしまう。そこで、ヤスコはある計画を思いつくが――。



第1話 2008年7月12日 「アニキは元暴走族! 妹を守る…これが俺の正義だ!!」

第2話 2008年7月19日 「純情レディース総長の変身告白」

第3話 2008年7月26日 「暴走! お見合い作戦 涙の玉子焼」

第4話 2008年8月02日 「妹に贈る涙の誕生日プレゼント」

第5話 2008年8月09日 「椿君に恋敵!?沖さんは僕が守る」 10.6%

第6話 2008年8月16日 「元ヤン同士の純愛は傷だらけ!!」

第7話 2008年8月23日 「正体バレた!? コスプレ替玉作戦」 14.9%

第8話 2008年9月6日 「兄に贈る!涙の漫画家復帰作戦」

第9話 2008年9月13日 「悲しい結末…妹の初恋を救え!!」

最終話 2008年9月20日

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ヤスコとケンジ #01 あらすじ

 高校に通う沖ヤスコ(多部未華子)の最大の悩みは、12歳年上の兄・ケンジ(松岡昌宏)のこと。両親が10年前に死亡したため、以後、ケンジとヤスコは、兄妹二人暮らし。

元暴走族の総長をしていたケンジは、ヤスコを守ることに命をかけており、小遣いの額から生活のタイムテーブルまで、ヤスコに関することすべてに口やかましく干渉する。17歳になったヤスコは、ケンジの過干渉が煩わしくて仕方なかった。

 ケンジの仕事は、“桜葉れいか”というペンネームで正体を隠した少女漫画家。読者人気ダントツ1位の“桜葉れいか”の仕事は、暴走族時代の手下、モス(内山信二)とアジダス(渡部豪太)がアシスタントとして手伝っていた。

そんなある日、ヤスコは登校中に偶然ぶつかった超イケメンの椿純(大倉忠義)に一目ぼれ。しかも純は、ヤスコと同じ高校にやってきた転校生だった。

 下校途中、オープンしたての花屋の前を通ったヤスコは、その花屋が純の家で、姉のエリカ(広末涼子)が切り盛りしていることを知る。エリカにお茶とケーキをご馳走になり、純からひまわりの花をプレゼントされたヤスコは、大感激。

しかし帰宅後、いつもと様子が違うヤスコに気付いたケンジは、部屋を勝手に調べ、オトコが出来たと推測して、叱りつける。もちろんヤスコはこれに大反発!壮大な兄妹喧嘩が勃発して…。


第1話 2008年7月12日 「アニキは元暴走族! 妹を守る…これが俺の正義だ!!」

第2話 2008年7月19日 「純情レディース総長の変身告白」

第3話 2008年7月26日 「暴走! お見合い作戦 涙の玉子焼」

第4話 2008年8月02日 「妹に贈る涙の誕生日プレゼント」

第5話 2008年8月09日 「椿君に恋敵!?沖さんは僕が守る」 10.6%

第6話 2008年8月16日 「元ヤン同士の純愛は傷だらけ!!」

第7話 2008年8月23日 「正体バレた!? コスプレ替玉作戦」 14.9%

第8話 2008年9月6日 「兄に贈る!涙の漫画家復帰作戦」

第9話 2008年9月13日 「悲しい結末…妹の初恋を救え!!」

最終話 2008年9月20日

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ヤスコとケンジ 概要

ケンジは元暴走族総長で現在、少女マンガ家。華麗なる転身をした男の不思議な兄妹愛

毎週土曜 後9:00〜9:54(初回のみ後9:00〜10:09)
■日本テレビ系


早くに両親を亡くした沖ヤスコ(多部未華子)は、親代わりでもある兄のケンジ(松岡昌宏)がうざくてしかたがない。ケンジに干渉され、片思いの椿純(大倉忠義)にもなかなか会えないでいた。

そんなヤスコに不審を抱いたケンジが、ある日、妹を尾行し、純の姉・エリカ(広末涼子)と遭遇する。実は、エリカは元レディースの総長でケンジに切ないほどの片思いを抱いていたが、目の前にケンジが現れると元レディースの血が騒ぎ、別人に急変してしまう。売り言葉に買い言葉の嵐が巻き起こり、ヤスコはケンジに純との交際を反対され……。


スタッフ、キャスト

原作: アルコ
脚本: 山浦雅大ほか
演出: 大谷太郎ほか
出演: 松岡昌宏、広末涼子、多部未華子、大倉忠義(関ジャニ∞)、山口紗弥加、内山信二、渡部豪太、嶋大輔ほか

「別冊マーガレット」に連載していたアルコ原作の同名コミックの初ドラマ化。主演の松岡昌宏が演じるのは、高校生の妹・ヤスコ(多部未華子)を過剰に気遣う兄・ケンジ。10年前、両親を事故で亡くした元暴走族総長のケンジは妹を養うために少女マンガ家の道を選んだが、ケンジは女子高校生に成長した妹が心配でならない。だが、ヤスコは、日々の生活にも干渉する口うるさい兄に閉口して兄妹げんかが絶えることがない。そんな2人が織りなす兄妹愛を描くホームコメディー。


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ウォーキン☆バタフライ 第3話あらすじ

第3話 2008年7月25日放送

ミチコは、モデル事務所の社長・多湖が紹介するアルバイトをこなす日々を送っていた。いつものようにハイヒールを履いてバイトに励んでいると、幼馴染の水野 樹がやって来た。
ミチコは、社長がモデルの仕事をさせてくれないことに不満を募らせて、愚痴をこぼしてしまう。
すると、「やりたいことは自分の力でゲットする」ようアドバイスを受ける。

樹の言葉に励まされたミチコは、オーディションに挑戦することを決意、さっそく多湖に自分の気持ちを伝える。
すると、オーディションに落ちるのも経験だからと、オーディションを受けることが許された。ミチコは、樹のアドバイス通り、自力で道を開いたことに嬉しさをかみ締める一方、ハイヒールを履いてバイトをこなしたことから、姿勢や歩き方に変化が出たことに感動していた。
ますますオーディションに向けて意欲を燃やすが…。

一方、デザイナーの三原は、世界的なメゾンのデザイナーになる話が舞い込む…。
その話を鮫島から聞いたミチコは、三原に会いにデザイン事務所を訪れる・・・。


第1話 2008年7月11日放送 「野獣が美女に変身」

第2話 2008年7月18日放送 「裸で勝負!死んでもモデルになってやる」

第3話 2008年7月25日放送 「女は気合だ根性だ!コスプレモデル修業」

第4話 2008年8月01日放送 「美人CA女子寮に迫る影…危ない兄妹愛」

第5話 2008年8月08日放送 「女に変わる夏!憧れの先輩に告白…ドキドキ初体験」

第6話 2008年8月15日放送 「同情なんかいらねー失恋…絶望…地獄に堕ちた美女」

第7話 2008年8月22日 「モヤモヤするなら裸になれ!女を変える(秘)裏技伝授」

第8話 2008年8月29日

第9話 2008年9月5日「ケダモノ女、欠陥パンツで試着モデルに」

第10話 2008年9月12日

第11話 2008年9月19日 「露天風呂!湯けむりに光る目」

最終回 第12話 2008年9月26日放送

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2008年07月18日

ウォーキン☆バタフライ 第2話あらすじ

第2話 2008年7月18日放送

長身コンプレックスを抱くミチコは、ひょんなことから、モデルとしてファッションショーに紛れ込み、ショーを主催するデザイナー・三原の挑発を受けて本番に乱入。ところが、ステージに立った途端、一歩も歩けず逃げ出してしまった。

ステージで屈辱的な思いをしたミチコは、自分のコンプレックスを克服し、三原を見返すために一流のモデルになることを決意、再び彼のショーに出ることを誓う。

さっそくミチコは、演出家の鮫島からモデル事務所『多湖インターナショナル』を紹介されて事務所へ向った。ところが、元モデルの事務所社長・多湖は、ミチコのスタイルを見るやいなや、帰るよう促す。腹を立てたミチコは、血を吐いてもモデルになる決意を表明、とりあえず事務所においてもらえることになった。

初仕事は、ハイヒールを履き、コスプレ衣装を着てチラシを配ることだった。ミチコは、恥ずかしい気持ちを抑えてしばらく仕事に集中するが、道行く人々に身長のことを言われるうえ、モデルの仕事と程遠いことに嫌気がさして投げ出してしまう…。



第1話 2008年7月11日放送 「野獣が美女に変身」


第2話 2008年7月18日放送 「裸で勝負!死んでもモデルになってやる」

第3話 2008年7月25日放送 「女は気合だ根性だ!コスプレモデル修業」

第4話 2008年8月01日放送 「美人CA女子寮に迫る影…危ない兄妹愛」

第5話 2008年8月08日放送 「女に変わる夏!憧れの先輩に告白…ドキドキ初体験」

第6話 2008年8月15日放送 「同情なんかいらねー失恋…絶望…地獄に堕ちた美女」

第7話 2008年8月22日 「モヤモヤするなら裸になれ!女を変える(秘)裏技伝授」

第8話 2008年8月29日

第9話 2008年9月5日「ケダモノ女、欠陥パンツで試着モデルに」

第10話 2008年9月12日

第11話 2008年9月19日 「露天風呂!湯けむりに光る目」

最終回 第12話 2008年9月26日放送

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ウォーキン☆バタフライ 第1話あらすじ

第1話 2008年7月11日放送

寅安ミチコは、身長178cmの女の子。周囲も驚く長身にコンプレックスを抱いていた。
ミチコは、身長のせいで恋愛やバイト、全てがうまくいかないと嘆き、卑屈になっていた。
周囲から身長のことを言われるたびに、ひと悶着起こすことも。バイト先の客から身長のことを言われて激怒した彼女は、相手を殴りクビになった。 

そんなミチコが公園でもの思いにふけていると、知り合いの女性・水野 樹がやってきて声をかけてきた。樹はJALの客室乗務員として働く傍ら、バスケットボール部(JALラビッツ)に所属する。樹も身長が高いことに悩んでいたが、バスケに出会ってから、コンプレックスをプラスに変えることができたという。樹は、身長のせいで何もかもうまくいかないと嘆くミチコに自分の居場所を見つけるようアドバイスする。

数日後、ミチコはピザ屋のバイトが決まり働くことになった。さっそくピザの配達へ出かけるが、配達先が見つからず迷ってしまう。そんな中、ミチコを呼ぶ人物が現れて導かれるままついていくと、たどり着いた場所はファッションショーの楽屋だった。
困惑するミチコをよそに、スタッフはミチコに衣装を着せてメイクを施していく。

どうやら、代役のモデルと勘違いされているようだが、真実を告げられぬまま、リハーサルに挑むことに。
ミチコは生まれて初めてきらびやかな衣装を纏い、メイクをして美しく変身した自分に驚く。
そして、自分と同じ目線に立つモデルたちに居心地の良さを感じていた。

リハーサルを終えたミチコは、安堵してバックヤードに戻ると、ファッションショーを主催する、デザイナーの三原 航の姿があった。三原はミチコがモデルでないことを見抜き、「あんたは、ランウェイに出ても一歩も歩けやしない」と言い放つ。三原の発言に憤ったミチコは、本番中の舞台に飛び出していくが、三原の言うとおり一歩も動くことができない・・・。

その後、ミチコは、樹から背が小さくても前向きにバスケットボールに打ち込む新人CAの早瀬ゆかりを紹介される。「バスケから逃げたくない」というゆかりの言葉に触発されたミチコは、そのまま
先ほどのショーの会場に向かって走り出した・・・!?



第1話 2008年7月11日放送 「野獣が美女に変身」
第2話 2008年7月18日放送 「裸で勝負!死んでもモデルになってやる」
第3話 2008年7月25日放送 「女は気合だ根性だ!コスプレモデル修業」
第4話 2008年8月1日放送 「美人CA女子寮に迫る影…危ない兄妹愛」
第5話 2008年8月8日放送 「女に変わる夏!憧れの先輩に告白…ドキドキ初体験」

第6話 2008年8月15日放送 「同情なんかいらねー失恋…絶望…地獄に堕ちた美女」

第7話 2008年8月22日 「モヤモヤするなら裸になれ!女を変える(秘)裏技伝授」

第8話 2008年8月29日

第9話 2008年9月5日「ケダモノ女、欠陥パンツで試着モデルに」

第10話 2008年9月12日

第11話 2008年9月19日 「露天風呂!湯けむりに光る目」

最終回 第12話 2008年9月26日放送

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ウォーキン☆バタフライ 概要

中別府葵がファッションモデル役を熱演! 華やかなモデル業界のグローインアップ物語

毎週金曜 深0:12〜0:53 ■テレビ東京系

寅安ミチコ(中別府葵)は、ひょんなことからファッションショーの現場に紛れ込み、モデルと間違えられて舞台に立つことに。きらびやかな衣装とメークで生まれ変わった自分にうっとりするミチコだが、いざ舞台に立ち、ギャラリーの視線にされされた瞬間立ちすくんでしまう。そんなミチコに「あんたはステージに出ても1歩も歩けやしない。自分が見えてないからだ」と辛らつな言葉を投げるファッションデザイナーの三原航(鳥羽潤)。たまらずその場を逃げ出すミチコだったが、この事件をきっかけに、ミチコは自分のコンプレックスと向き合うことに……。


スタッフ、キャスト

原作: たまきちひろ
脚本: 三浦有為子
演出: 宮下健作
出演: 中別府葵、鳥羽潤、北村栄基、とよた真帆、滝沢沙織、石原さとみほか



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