各話あらすじ 平均視聴率 10.48%
第1話 2025年10月12日「ゴールイン」 ※ 初回15分拡大(21:00 - 22:09) 視聴率 11.7%
大手税理士事務所に勤める栗須栄治(妻夫木聡)は挫折を抱え、希望を失っていた。そんな中、人材派遣会社ロイヤルヒューマン社の競馬事業部調査を依頼される。創業者・山王耕造(佐藤浩市)は競馬に情熱を注ぐが、息子・優太郎(小泉孝太郎)や妻・京子(黒木瞳)は赤字続きの事業に反対。栗須は北海道で耕造の馬主活動に同行し、ライバル馬主との競りや愛馬への思いに触れる。さらに元恋人・加奈子(松本若菜)と再会し、競走馬の現実を知ることで心が揺さぶられる。報告を終えた後も耕造と加奈子の情熱に影響を受け、栗須は税理士として、人として新たな挑戦に踏み出していく。
第2話 2025年10月19日「逃げ馬」 視聴率 10.4%
栗須(妻夫木聡)は耕造(佐藤浩市)に誘われロイヤルヒューマンへ入社し、競馬事業部の専任秘書に任命される。競馬嫌いの耕造の妻・京子(黒木瞳)への対応も任務の一つだった。ある日、息子・優太郎(小泉孝太郎)が「年内に中央競馬で1勝できなければ競馬事業部を廃止すべき」と提案し、耕造はそれを了承。栗須は有望馬ロイヤルファイトの勝利を目指し、美浦トレセンを訪れるが、耕造の強引さが調教師・田所の反発を招き決裂する。新たな調教師探しに奔走する栗須は、加奈子(松本若菜)から優秀な調教師・広中(安藤政信)の存在を聞き、その厩舎を訪ねることに――。
第3話 2025年10月26日「庭先取引」 視聴率 10.3%
牧場経営に悩む加奈子(松本若菜)は、父・剛史(木場勝己)がこだわる「庭先取引」が原因で馬主との関係が破綻し続けていることに頭を抱えていた。一方、栗須(妻夫木聡)は耕造(佐藤浩市)の娘・百合子(関水渚)の誕生日会で、京子(黒木瞳)から山王家と馬の深い因縁を聞く。ロイヤルヒューマン社はイザーニャの活躍で一息ついたものの、その後イザーニャとファイトが相次いで負傷。有馬記念制覇を夢見る耕造と栗須は、新たな名馬を求め北陵ファームのセリに挑むが、宿敵・椎名(沢村一樹)も同じ馬を狙っていた。
第4話 2025年11月2日「メイクデビュー」 視聴率 9.0%
栗須(妻夫木聡)は調教師・広中(安藤政信)に誘われ、耕造(佐藤浩市)が1億円で購入した競走馬ロイヤルホープの育成牧場を訪れる。だが馬は極端に警戒心が強く、誰も扱えずジョッキーも決まらない。栗須と広中は地方競馬の騎手・佐木(高杉真宙)に希望を託すが、彼には過去の問題と中央競馬の免許という高い壁が立ちはだかる。栗須は記者・平良(津田健次郎)の協力で粘り強く交渉を進める一方、ロイヤルヒューマン社ではスキャンダルが発覚し、優太郎(小泉孝太郎)が対応に追われていた。
第5話 2025年11月9日「日本ダービー」 視聴率 11.0%
耕造(佐藤浩市)に隠し子がいることが発覚。問い詰めた栗須(妻夫木聡)は、相手が元ホステスの中条美紀子(中嶋朋子)で、現在前橋の病院に入院していると聞く。耕造とともに見舞った栗須は、美紀子から大学生の息子・耕一(目黒蓮)の存在を知らされ、彼女の援助を自ら申し出る。これをきっかけに耕造との信頼関係はさらに深まるが、妻・京子(黒木瞳)は動揺を隠せずある行動に出る。一方、ロイヤルホープがデビュー戦で勝利し、チームロイヤルは日本ダービー出走を決意する。
第6話 2025年11月16日「有馬記念」
いつもあと一歩で勝利に届かないロイヤルホープだが、応援するファンは確実に増えていた。しかし、栗須(妻夫木聡)は耕造(佐藤浩市)に2017年の有馬記念終了後、来年の有馬記念を最後に自身もロイヤルホープも引退すると告げられ驚きを隠せなかった。それは事前の家族会議でも伝えられ、次期社長へは優太郎(小泉孝太郎)と突然命じたため、優太郎も戸惑いを隠せないでいた。さらに、耕造があることを告白したことで、栗須は急遽、耕造の隠し子・耕一(目黒蓮)に会いに行くことに・・・。有馬記念レース当日、雨の中スタートがきられる!
原作概要
『ザ・ロイヤルファミリー』は、早見和真による競馬を題材にした小説。『小説新潮』に掲載され、2019年10月30日に新潮社から単行本が刊行された。2019年度JRA賞馬事文化賞受賞作。第33回山本周五郎賞受賞作。
ドラマ概要
早見和真原作、妻夫木聡主演の人間と競走馬の20年にわたる壮大な物語。競馬の世界を舞台に、ひたすら夢を追い続けた熱き大人たちが、家族や仲間との絆で奇跡を起こしていく姿を描く。税理士の栗須(妻夫木)は、挫折の中で馬主である山王と出会ったことをきっかけに、止まってしまった人生が大きく動き出していく。
キャスト
栗須栄治(くりす えいじ)
演 - 妻夫木聡
税理士、大手税理士事務所所属
ノザキファーム
野崎加奈子(のざき かなこ)
演 - 松本若菜
栗須の元恋人
野崎剛史(のざき たけし)
演 - 木場勝己
牧場主、加奈子の父
野崎翔平(のざき しょうへい)
演 - 三浦綺羅
加奈子の息子
山王家
山王耕造(さんのう こうぞう)
演 - 佐藤浩市
人材派遣会社・株式会社ロイヤルヒューマン代表取締役社長、馬主
山王優太郎(さんのう ゆうたろう)
演 - 小泉孝太郎
ロイヤルヒューマン社人事部長、山王家長男
山王京子(さんのう きょうこ)
演 - 黒木瞳
耕造夫人
山王百合子(さんのう ゆりこ)
演 - 関水渚
山王家長女
広中博厩舎
広中博(ひろなか ひろし)
演 - 安藤政信
調教師
安川すみれ(やすかわ すみれ)
演 - 長内映里香
調教助手
遠山大地(とおやま だいち)
演 - 秋山寛貴(ハナコ)
厩務員
株式会社ソリュー
椎名善弘(しいな よしひろ)
演 - 沢村一樹
最高経営責任者(CEO)、ロイヤルヒューマン社のライバルである馬主
相磯正臣(あいそ まさおみ)
演 - 吉沢悠
レーシングマネージャー
その他
佐木隆二郎(さき りゅうじろう)
演 - 高杉真宙
騎手
平良恒明(たいら つねあき)
演 - 津田健次郎
東日スポーツ・トラックマン
林田純次(はやしだ じゅんじ)
演 - 尾美としのり
第1話ゲスト
※いずれも本人役で、JRA騎手
武豊
丸田恭介
菅原隆一
今村聖奈
スタッフ
原作 - 早見和真『ザ・ロイヤルファミリー』(新潮文庫刊)
脚本 - 喜安浩平
演出 - 塚原あゆ子、松田礼人、府川亮介
プロデュース - 加藤章一
協力プロデュース - 大河原美奈、小夏実
編成 - 佐藤礼子、中野翔貴
製作 - TBSスパークル、TBS
番組公式サイト
ザ・ロイヤルファミリー - Wikipedia


