各話あらすじ
第1話 2025年4月16日「ここが命の最前線!スーパー救命医が極限状況で難手術に挑む」 ※初回15分拡大(22:00〜23:09) 視聴率 5.9%
帝釈総合病院・救急科に配属された初期研修医の薬師寺保(佐野晶哉)は、不安を抱えながら初めての当直に臨む。看護師の水吉歩夢(荒井玲良)から「重症患者は受け入れていない」と聞かされ安堵するも、「アシュラ先生がいる」と意味深な言葉が続く。休憩室で眠っていたのは、孤軍奮闘する元救急科科長・杏野朱羅(松本若菜)。
彼女のもとに心肺停止の患者搬送要請が入り、朱羅は即座に受け入れを決断。さらに銃撃を受けた組長を連れたヤクザが乱入し、緊迫の現場に。朱羅は毅然と患者を守り抜く。一方、医療法人帝釈会の理事長・阿含百合(片平なぎさ)は、新病院設立に奔走していた。
第2話 2025年4月23日「迫る謀略・・・命の修羅場で絶体絶命の大ピンチ!」
帝釈総合病院に、杏野朱羅(松本若菜)の元上司・多聞真(渡部篤郎)が帰国する。理事長・阿含百合(片平なぎさ)の要請で、新設される国際帝釈病院のために呼び戻されたのだ。かつて救急科のリーダーとして活躍した多聞の復帰は歓迎されたが、彼は朱羅に「救急科は近いうちに閉鎖する」と告げる。かつて共に救急を変えようと誓い合った多聞の変化に朱羅は戸惑う。
一方、川に転落し心肺停止となった男児が救急搬送され、薬師寺保(佐野晶哉)は懸命に蘇生処置を行うも、1時間が経過し力尽きる。しかし朱羅はあきらめず、男児に向かって「まだ生きなきゃ!」と叫びながら心臓マッサージを続ける。
第3話 2025年4月30日「ゴッドハンドの罠!救急搬送は超VIP」
帝釈総合病院に、日本屈指の心臓外科医・梵天太郎が移籍してくる。「成功率99%のゴッドハンド」として注目される彼の突然の移籍に、薬師寺や九曜は疑念を抱くが、理事長が新病院設立のためにスカウトしたと明かされる。
一方で、救命を潰すと発言していた多聞の影がちらつく中、大黒はルール違反を理由に救急科科長を解任される。その頃、倒れて運ばれてきた高齢女性の命を救うため、朱羅は周囲の反対を押し切り、自ら処置を行う決意をする。
第4話 2025年5月7日「師匠との決別・・・腐った幹部を救え!」
「日本のゴッドハンド」梵天太郎が世界的金融王フィンクを救ったと報道されるが、実際に命を救ったのは救命医・杏野朱羅だった。名が出ない朱羅に不満を抱く救急科に対し、外科は梵天を嘲笑。気まずさを感じる梵天だったが、フィンク本人から感謝と病院設立の寄付申し出を受ける。
一方、朱羅は勤務中に外出し、薬師寺保が後を追うと古びたラーメン店へ。帰り道、朱羅はラーメンの後味に異変を感じ、急いで店へ戻る――。
第5話 2025年5月14日
帝釈総合病院の救急外来で、元院長・不動勝治の逮捕ニュースに驚く中、杏野朱羅が学会で不在のため、九曜や三宝は不安を募らせる。だが、大黒修二は新たに加わった梵天太郎に期待していた。
しかし、転倒した自転車事故の患者を前に梵天は動揺し、耳の再接着に必要な形成外科医も不在。タイムリミットが迫る中、頼りの杏野も不在で困る医師たち。そこに突如、アメリカ帰りの形成外科医・六道ナオミが現れ、事態は動き出す。
原作概要
『Dr.アシュラ』は、こしのりょうによる日本の医療漫画作品。『漫画ゴラク』(日本文芸社)にて、2015年4月10日号から2016年7月1日号まで連載された。
ドラマ概要
こしのりょうの同名コミックを松本若菜主演でドラマ化。生死を分かつ救急科を舞台に、修羅場を制するスーパー救命医・杏野朱羅(松本若菜)が、運び込まれてくる急患を一切区別せずに救っていく。しかし、朱羅が極限のプレッシャーの中、命の最前線に立ち続けるのは、ある人との約束が関係していた。
キャスト
杏野朱羅(あんの しゅら)〈39〉
演 - 松本若菜
帝釈総合病院救急科の救命医。
帝釈総合病院
薬師寺保(やくしじ たもつ)〈26〉
演 - 佐野晶哉
帝釈総合病院救急科の初期研修医。実家は皮膚科のクリニック。
大黒修二(だいこく しゅうじ)〈50〉
演 - 田辺誠一
救急科科長。朱羅の直属の上司。
六道ナオミ(りくどう ナオミ)〈44〉
演 - 小雪
アメリカ帰りの形成外科医。ワークライフバランスを大切にしている。
金剛又吉(こんごう またよし)〈52〉
演 - 鈴木浩介
外科科長。
不動勝治(ふどう かつはる)〈61〉
演 - 佐野史郎
院長。
その他
多聞真(たもん まこと)〈51〉
演 - 渡部篤郎
朱羅のかつての上司で元救急科科長。4年前、医療派遣事業に従事するため海外へ渡航してしまう。
阿含百合(あごん ゆり)〈65〉
演 - 片平なぎさ
医療法人帝釈会の理事長。国際帝釈病院の新設に向けて奔走中。
梵天太郎(ぼんてん たろう)〈51〉
演 - 荒川良々
東王大学病院の心臓血管外科医師。
スタッフ
原作 - こしのりょう『Dr.アシュラ』(日本文芸社)
脚本 - 市東さやか
音楽 - 池田善哉、横関公太
主題歌 - imase「名前のない日々」(ユニバーサル ミュージック / Virgin Music)
演出 - 松山博昭、柳沢凌介、本田隆一、片山雄一
プロデュース - 狩野雄太
制作プロデュース - 岡田健人、石塚清和
制作協力 - ファインエンターテイメント
制作著作 - フジテレビ
番組公式サイト
Dr.アシュラ - Wikipedia