各話あらすじ
第1話 2025年4月8日「現代人の悩みを全て解決!松田元太主演ドラマ!」 ※初回15分拡大(21:00 〜 22:09) 視聴率 5.5%
大手文房具メーカー「日の出鉛筆」は、体育会系の社風が根強く、営業部の意見が最優先される会社である。人事部の労務担当・真野直己(前田敦子)は、労働環境を改善しようと奮闘するが、部長の平田美和(鈴木保奈美)は、部署間のバランスを考えずに意見を主張する真野に気をもんでいた。
そんな中、社長・小笠原治(小野武彦)の発案で社内カラオケ大会が企画され、人事部は準備に追われる。須永圭介(新納慎也)は部下に指示を出すが、自らは動かない。まとまりのない人事部だが、海外から人事のスペシャリストが中途入社するといううわさが唯一の希望となっていた。
第2話 2025年4月15日「松田元太パワー全開!痛快オフィスエンタメ!!」
『日の出鉛筆』の若手社員たちは、脱出ゲーム風の社員研修に参加するが、人事部の人見は期待外れに不満を漏らす。一方、真野は人見の残業時間が150時間を超えていることを指摘し、適切な勤怠管理を怠っていた彼に激怒。直後、労基署の調査が入り、隠れ残業と未払い残業代が問題に。
常務の里井は記録のない残業を重く見て調査を命じる。真野は人見と共に、コンペ準備のため自主的に隠れ残業を続ける植木に対応を求めるが、彼女は受け入れず会社PCの持ち出しまでしていた。通報者の正体と隠れ残業の実態が次第に明らかになる。
第3話 2025年4月22日「副業禁止!何が副業で何が副業じゃないの?悩めるVTuberを救え」
『日の出鉛筆』人事部では、副業禁止の社内ルールに関する問題が浮上。人事部の人見や真野は社員からの副業相談に対応するが、総務部長・石郡は違反者に厳しい処分を求めていた。そんな中、森谷はVTuberとして活動する土橋から相談を受ける。土橋は自身の過去と向き合いながら活動しており、森谷はその思いに共感して協力を申し出る。
一方、人見もVTuberに興味を持ち始める。副業禁止を再確認する動きが強まる中、森谷は葛藤しつつも土橋の活動継続を提案。しかし、人見がその動画を大音量で流していたことから、2人は慌てて行動することになる。
第4話 2025年4月29日「人見、営業部へ異動?昭和体質と令和社員の激突」
『日の出鉛筆』の第一営業部は、黒髪短髪の体育会系出身者など表に出せない厳しい採用条件を持つ花形部署。人事部は今月中に5名の中途採用を命じられるが、そんな中、人見が「働きたい」と志願。彼の配属で空気が変わるかもと期待し、研修制度を活用し派遣される。第一営業部では規律を重んじる部長のもと、全員が同じような風貌で朝のラジオ体操を行っていた。
人見は清川と営業に出るが、失敗続き。さらに清川のドラァグクイーン姿の動画が取引先から届き、素性がバレた清川は異動を申し出る。採用どころか人員減となり焦る人事部に対し、堀は多様性を学ぶ研修を岩谷らに提案する。
第5話 2025年5月6日「娘との最後の1日…その為についた嘘!ニセモノ人事部長の危機一髪!」
『日の出鉛筆』では、社員の家族や地域住民を招いたファミリーデーが開催され、人事部は来客対応に追われていたが、人見は同僚の子どもと遊んでいて問題に。一方、案内役の須永は元妻と娘の来訪に動揺。彼女たちは須永を人事部長と思い込んでおり、須永は見栄から嘘をついていた。
人事部は協力してその場を取り繕うが、真の部長・平田には伝わっておらず混乱が起きる。さらに社内では、会社を中傷する投稿が内部から行われた疑いが浮上し、社長が激怒する。
第6話 2025年5月13日「会社で人生が決まるわけじゃない!旅立つ仲間へ贈る涙のメッセージ!」
『日の出鉛筆』では、新卒採用試験が行われ、就活生たちが集まる中、真野と人見が面接のサポート役を務める。人見は、夢を持つ新山健太郎の熱意に感動し、彼に「大丈夫」と伝えるが、三次面接の結果には新山の名前がなかった。人見は採用基準に疑問を持ち、採用担当のウジンに相談し、落ちた学生たちと再度話をしたいと提案する。
一方、ウジンも人事部での異動を希望しつつ転職活動に苦しんでいた。人見の情熱に触発されたウジンは、内緒で学生たちを集めてバーベキューを開催することに。忙しい就活生たちに申し訳ない気持ちを抱くウジンだが、学生たちの思いは違って……。
ドラマ概要
松田元太が主演を務める、人事部に焦点を当てた痛快オフィスエンターテインメント。古い熱血体質の残る大企業・日の出鉛筆に“人事のエキスパート”として入ってきた人見(松田)だったが、実際には社会常識に欠けたおバカでピュア過ぎる型破りな男だった。しかし、人事部の面々からはあきれられるも、突拍子もない提案で問題を解決していく。
キャスト
人見廉(ひとみ れん)
演 - 松田元太
文房具メーカー「日の出鉛筆」人事部に勤務。海外企業からヘッドハンティングされ、人事のエキスパートとして人事部に入ってくる超エリート。
真野直己(まの なおみ)
演 - 前田敦子
日の出鉛筆の人事部に配属されて3年目社員。正しい労働環境に変えるために奮闘している。
日の出鉛筆
人事部
堀愛美(ほり まなみ)
演 - 松本まりか
研修担当。社内事情に詳しい。
森谷詩織(もりや しおり)
演 - 桜井日奈子
若手社員。匿名でSNSに会社を舞台にしたエッセー漫画を連載している。人見のことは、漫画のネタとして観察する。
須永圭介(すなが けいすけ)
演 - 新納慎也
社員。全然仕事をしない中堅社員。バツイチ。
ミン・ウジン
演 - ヘイテツ
採用担当。韓国と日本のハーフ。
富樫誠(とがし まこと)
演 - 津和野諒
社員。
相沢今日子(あいざわ きょうこ)
演 - 前田友里子
社員。うわさ好きだが信憑性に乏しい。
平田美和(ひらた みわ)
演 - 鈴木保奈美
人事部長。優柔不断。
その他
里井嘉久(さとい よしひさ)
演 - 小日向文世
常務取締役。人見を抜擢して中途採用で入社させた。
小笠原治(おがさわら おさむ)
演 - 小野武彦
社長。豪快だが価値観は古い。
スタッフ
脚本 - 冨坂友
音楽 - カワイヒデヒロ
編成企画 - 草ヶ谷大輔
企画・プロデュース - 後藤博幸
プロデュース - 橋本芙美、高橋眞智子
演出 - 河野圭太、山内大典、小林義則
制作 - フジテレビ
制作著作 - 共同テレビ
番組公式サイト
人事の人見 - Wikipedia