各話あらすじ
第1話 2025年1月9日「編集者が、売れっ子漫画家≠ニ同棲はマズイですか?」
出版社で働く高坂健斗(伊藤健太郎)は、漫画雑誌「コミックブーン」編集者。家でも残業するほど仕事熱心で、徹底して準備を重ねることで、予定通りにいかない漫画刊行の作業をそつなくこなす。“ミスターリスク回避”と呼ばれるほど誰よりも仕事に取り組む健斗だが、それは“暇な時間”ができてしまうことが怖いから−。実は、健斗にはかつて小説家を志すも挫折した過去があり、今も「小説を書きたい」という思いを心の奥に秘めながら、本当の気持ちから逃げている。
ある日「コミックブーン」の売れっ子アイドル漫画家・深田ゆず(弓木奈於)が、編集部に断りなく漫画休載を宣言。健斗は彼女を説得するため、直接会いに向かう。
ネットの世論に追い詰められて漫画執筆のモチベーションを無くしていたゆずだったが、健斗に温かくフォローされ、少し心を開く。
ゆずの気分転換のため、健斗は彼女と一緒に散歩をすることに。毎日の散歩を通じ、健斗にすっかり心を許したゆずは、突然彼の家に押しかけてくる−。
第2話 2025年1月16日「いつまでも忘れられないひと≠ヘいますか?」
出版社で働く高坂健斗(伊藤健太郎)は、漫画雑誌「コミックブーン」編集者。家でも残業するほど仕事熱心で、徹底して準備を重ねることで、予定通りにいかない漫画刊行の作業をそつなくこなす。“ミスターリスク回避”と呼ばれるほど誰よりも仕事に取り組む健斗だが、それは“暇な時間”ができてしまうことが怖いから−。実は、健斗にはかつて小説家を志すも挫折した過去があり、今も「小説を書きたい」という思いを心の奥に秘めながら、本当の気持ちから逃げている。
ある日「コミックブーン」の売れっ子アイドル漫画家・深田ゆず(弓木奈於)が、編集部に断りなく漫画休載を宣言。健斗は彼女を説得するため、直接会いに向かう。
ネットの世論に追い詰められて漫画執筆のモチベーションを無くしていたゆずだったが、健斗に温かくフォローされ、少し心を開く。
ゆずの気分転換のため、健斗は彼女と一緒に散歩をすることに。毎日の散歩を通じ、健斗にすっかり心を許したゆずは、突然彼の家に押しかけてくる−。
第3話 2025年1月23日「普通のしあわせ≠チて、どんなしあわせですか?」
漫画雑誌「コミックブーン」編集者として出版社で働く高坂健斗(伊藤健太郎)は、売れっ子アイドル漫画家・深田ゆず(弓木奈於)と付き合うことに。 そんな中、「コミックブーン」編集部は新人漫画家を育成するため、「第2の深田ゆず育成プロジェクト」を立ち上げる。 帰宅した健斗(伊藤健太郎)のカバンからプロジェクトの企画書を発見してしまったゆず(弓木奈於)。いつか周りの関心が自分から移り変わってしまうのではと恐怖を抱く。 企画について健斗に問いただし、「自分はお払い箱なのかと思うじゃん」と不安を吐露するが、健斗はピンとこない様子だった。
一方、健斗はゆずの編集者として、最近、執筆活動に行き詰っているように見える彼女のために動き出す。だが、彼女にとっては見当違いもいいところで−。
第4話 2025年1月30日「隣にいるのに、触れているのに、ぼっち≠感じることはないですか?」
ゆず(弓木奈於)の交際宣言によって、「コミックブーン」編集部内で健斗(伊藤健太郎)とゆずは周知の仲となった。人気漫画家とその編集者の交際を、皆、冷やかしながらも温かく見守ってくれている。幸せそうな様子の健斗を見て、みなみ(愛希れいか)は昔、彼にかけられた言葉を思い出す。
6年前、小説家を目指していた健斗とみなみは、若者向け小説家育成プロジェクト「カンヅメ屋敷」で出会った。その後、みなみは自身の小説で新人賞を受賞しデビューを果たすのだが、周囲の賞賛や期待を重荷に感じてしまう。受賞記念パーティー会場を抜け出し、「小説家をやめて、普通に幸せになろうかな」と漏らしたみなみに、健斗がかけた言葉とは−。
さらに、そんなみなみの過去を偶然知った編集部の新人社員・たける(鈴木大河)は、彼女に強い関心を示し、近づこうとする。実は、たけるには編集部の誰にも話していない秘密があって−。
第5話 2025年2月6日「好きなことを仕事にできていますか?」
18歳で高校を中退した売れっ子漫画家のゆず(弓木奈於)。平凡で幸せな高校生活を送っていた彼女だが、ある日漫画家になる夢を両親から反対される。このままでは自分の人生が両親の思い通りになってしまうと感じたゆずは、家出を決意。 “自分の生きる道は漫画しかない”と信じ、何社もの出版社に漫画を売り込む。
「コミックブーン」で連載が始まり、瞬く間に人気漫画家となった今、ゆずは漫画への情熱に迷いを感じ始める−。
そんな彼女に、大手出版社・光学館コミック編集部の桔川(松下優也)がある提案を持ちかける。
また、コミックブーン編集部は、「第二の深田ゆずプロジェクト」を進める。現役大学生・本島りん(外原寧々)を発掘した健斗(伊藤健太郎)は、彼女の連載デビュー作のマネジメントを冷静に進める。しかし制作は思うように進まず−。派遣社員のみなみ(愛希れいか)は、そもそも「本島りんの漫画が持つ魅力」はなんだと思っているのか健斗に問いかけるが、彼の返答は予想だにしなかったもので−。
第6話 2025年2月13日
健斗(伊藤健太郎)が仕事から帰ってくると、恋人・ゆず(弓木奈於)は彼の家から姿を消していた。
「私にしか描けない漫画を描きに行く」という書き置きだけを残し、プライベートの連絡も絶ってしまったゆず。実は彼女は、大手出版社・光学館編集部の桔川(松下優也)の下で、新作を連載する決意を固めていた。
一方、突然の事態に混乱する健斗。たまらず、仕事の打ち合わせを利用して彼女を問い詰める。質問を重ねる健斗と、多くを語らないゆずの、2人のやり取りが生んだ結論とは−。
そんな中、コミックブーン編集部は、新米社員の星(鈴木大河)が起こしたトラブルに大わらわとなる。
概要
カンテレ・フジテレビ木曜深夜に新設されたカンテレ×FODドラマ枠の第1弾。夢を諦め、自分の気持ちと向き合うことから逃げている高坂健斗(伊藤健太郎)が、性格が真逆の女性・鈴木みなみ(愛希れいか)、深田ゆず(弓木奈於)と向き合い、前向きに変わっていく群像劇。吉田ウーロン太らが脚本を担当。
キャスト
高坂健斗
演 - 伊藤健太郎
三蜂社のマンガ誌「コミックブーン」の編集者。
鈴木みなみ
演 - 愛希れいか
「コミックブーン」の派遣社員。シングルマザー。新人賞を受賞した経歴ある元小説家。
深田ゆず
演 - 弓木奈於(乃木坂46)
健斗が担当する売れっ子アイドルマンガ家。
コミックブーン
星たける(ほし たける)
演 - 鈴木大河(IMP.)
編集者。新卒1年目。
溜池百恵(ためいけ ももえ)
演 - 氏家恵
健斗の同僚で編集者。
北浜修二(きたはま しゅうじ)
演 - 藤本悠輔
健斗の同僚で編集者。
長井篤子(ながい あつこ)
演 - 伊勢佳世
副編集長。
堂島貞一(どうじま ていいち)
演 - 金井勇太
編集長。
社長
演 - 佐戸井けん太
三蜂社の社長。
その他
沖一平(おき いっぺい)
演 - 森永悠希
健斗のよき相談相手。
桔川悠(きっかわ ゆう)
演 - 松下優也
ライバル出版社「光学社」の漫画雑誌「ブリエ」の副編集長。
本島りん(もとしま りん)
演 - 外原寧々
新人マンガ家。
貫井(ぬくい)
演 - 遠山俊也
マンガ家。
スタッフ
脚本 - 吉田ウーロン太、石黒麻衣、木村淳、中林佳苗
プロデューサー・監督 - 木村淳(関西テレビ)
監督 - 山浩児(メディアプルポ)、中村剛
音楽 - 秦コータロー
主題歌 - リュックと添い寝ごはん「灯火」(Speedstar Records / Victor Entertainment)
オープニング曲 - チョーキューメイ「未恋」
取材協力 - 隅野義之介(新潮社コミックバンチkai)
漫画協力 - 蒼凪そう、伏見茂樹、宝塚大学東京メディア芸術学部
イラスト協力 - 帯屋ミドリ、はっとりみつる、なかはら★ももた
プロデューサー - 岡ア優、松本拓也、神山明子
制作協力 - メディアプルポ
制作 - 関西テレビ、博報堂DYメディアパートナーズ
番組公式サイト
未恋〜かくれぼっちたち〜 - Wikipedia