各話あらすじ 平均視聴率 7.65%
第1話 2025年1月25日「或る小説家の遺言」 視聴率 8.0%
相続にまつわる難事件を解決する探偵・灰江七生(通称「ハイエナ」)が活躍する物語。元弁護士でありながら、現在は相続探偵として活躍する灰江は、遺産相続のトラブルを解決しつつ、依頼人の「遺言に込めた想い」を大切にすることをモットーにしている。彼は医大生アシスタントの三富令子や元警視庁科捜研の朝永秀樹とともに事件に挑むが、事務所の経営は常に厳しい状況にある。
ある日、大物ミステリー作家・今畠忍三郎の遺産を巡るトラブルに巻き込まれる。今畠はビデオメッセージで、自分の全財産を三人の娘ではなく、秘書の桜庭真一に相続させるという衝撃的な遺言を残していた。娘たちはこれに反発し、桜庭が無理やり遺言を書かせたのではないかと疑うが、桜庭は否定する。
しかし、映像での遺言は法的に無効。今畠はそのことを知りながら、あえてビデオメッセージで遺言を残していた。それは一体なぜなのか?灰江は、遺言ビデオに映る不可解な点に気付き……!?
第2話 2025年2月1日「その女、危険につき」 視聴率 7.3%
元弁護士で相続探偵の灰江七生(通称「ハイエナ」)は、相続トラブルを次々と解決する名探偵。しかし、事務所はいつも赤字続き。そんな中、大手生命保険会社の鬼頭倫と中学生の恵蒜真琴が依頼に訪れる。真琴は先月急逝した資産家・島村武三の実娘で、彼の10億円もの遺産が全て後妻・島村紗流に相続されることに不満を抱いていた。
紗流は過去にホステスをしていた「魔性の女」で、複数の結婚・死別歴と高額な保険金受取歴があり、灰江たちは武三が彼女に殺された可能性を疑う。しかし、遺体に不審な点はなく、遺言書や保険契約書も正当と認められていた。
鬼頭と真琴の依頼で、1千万円という高額報酬を提示された灰江たちは、事件の真相解明に乗り出す。“完璧な突然死”を覆し、灰江は後妻業の女の悪事を暴けるか!?その先に待つ予想外の結末とは!?
第3話 2025年2月8日
相続探偵・灰江七生(赤楚衛二)は、最近様子がおかしい朝永(矢本悠馬)を不審に思い、後をつける。すると朝永は猫カフェに通い、女性店長・ソフィー(トラウデン直美)に恋していることが判明。
一方、灰江は将棋道具店の店主・加藤香車(でんでん)から希少なコーヒー豆の話を聞き、朝永と共に訪問。そこでソフィーと偶然再会し、香車が彼女の保護猫活動を支援していたことを知る。
しかし3日後、香車が急死。遺産は息子・金斗(和田聰宏)のものと思われたが、遺言書には「全財産をマリーアントワネット様に遺贈する」と記されていた。親族は冗談だと疑うが、灰江は遺言の書式が正式であることを指摘。この奇妙な遺言の真相とは――?
原作概要
『相続探偵』は、原作:西荻弓絵・作画:幾田羊による日本の漫画作品。『イブニング』(講談社)にて、2021年2号から2023年2号まで連載された。
ドラマ概要
赤楚衛二が主演を務める、相続に特化した斬新なヒューマンミステリー。原作は「SPEC」(2010年ほか、TBS系)シリーズを手掛けた脚本家・西荻弓絵の同名漫画で、西荻が本作の脚本も担当する。遺産相続専門探偵・灰江七生(赤楚)が、個性豊かな仲間たちと難解な相続問題を解決していく。
キャスト
灰江七生〈33〉
演 - 赤楚衛二
遺産相続専門探偵。灰江相続調査事務所を営む。元エリート弁護士。
三富令子〈24〉
演 - 桜田ひより
灰江相続調査事務所のアシスタント。京都の大学を休学中の医学部生。
朝永秀樹〈30〉
演 - 矢本悠馬
元警視庁科捜研のエース研究員。今は民間の鑑定会社に勤めている。
周辺人物
福士遥(ふくし はるか)〈33〉
演 - 落合モトキ
灰江を一方的にライバル視する人気弁護士。
今野(こんの)〈51〉
演 - 石井正則
灰江行きつけの喫茶店のマスター。
金山竜(かねやま りゅう)〈50〉
演 - 渋川清彦
灰江にお金を貸している高利貸。
羽毛田香(はげた かおる)〈38〉
演 - 三浦貴大
週刊誌のフリーライター。通称「ハゲタカ」。
地鶏健吾(じどり けんご)
演 - 加藤雅也
灰江と特別な関係を持つ謎の男。
スタッフ
原作 - 西荻弓絵(原作)・幾田羊(漫画)『相続探偵』(講談社『モーニング』所載)
脚本 - 西荻弓絵
音楽 - 佐藤航、Gecko&Tokage Parade
主題歌 - レイニ「ラストレター」(ソニー・ミュージックレーベルズ)
演出 - 菅原伸太郎、長沼誠
チーフプロデューサー - 松本京子
プロデューサー - 島ノ江衣未、石井満梨奈(AX-ON)、本多繋勝(AX-ON)
協力プロデューサー - 次屋尚、吉川恵美子(AX-ON)
制作協力 - 日テレアックスオン
製作著作 - 日本テレビ
番組公式サイト
相続探偵 - Wikipedia