各話あらすじ 平均視聴率 7.10%
第1話 2025年1月24日「最愛の父が遺した秘密―時代を超えた無上の愛が今、動き出す―」 視聴率 7.8%
カップルや家族連れが行き交い、街が華やぐあるクリスマスイブの夜。
大学生の山下心麦(広瀬すず)は2人きりの家族である父・春生(リリー・フランキー)と、なじみの屋台のラーメン店で肩を並べてラーメンを食べていた。「クリスマスなのに付き合ってくれてありがとう」とうれしそうな春生を前に、気恥ずかしいながらもささやかな幸せを噛み締める心麦。
しかしその夜、春生と別れてサークルの飲み会から帰宅した心麦を待ち受けていたのは、燃え盛る我が家と春生の訃報だった。
最愛の父を失い茫然自失の心麦だったが、春生の殺害犯は早々に逮捕される。その人物は、春生が22年前に逮捕した資産家一家惨殺事件の犯人・遠藤力郎(酒向芳)の息子だという。
春生がそんな事件を担当していたことを初めて知った心麦は、突然の事態の進展に実感が湧かないまま、いつものラーメン店を訪れ、店主の染田(酒井敏也)から春生が残した一通の手紙を受け取る。するとそこに書かれていたのは、力郎の息子を含む複数の人物の名前と、その者たちに容疑がかかった場合、それは「冤罪」だとする記述で…。
第2話 2025年1月31日「地獄に堕ちても知りたい秘密ー死刑囚父子が掴んだ光」 視聴率 6.4%
最愛の父を殺された心麦(広瀬すず)は父の遺した手紙に名前のあった弁護士・松風(松山ケンイチ)と一緒に事件の真相を追うことに。二人の前に週刊誌記者・神井(磯村勇斗)が現れ、”心麦は春生(リリー・フランキー)の娘ではないのでは?”と衝撃の一言を突きつけるー。
一方、春生殺害の容疑者・友哉(成田凌)は松風にあるノートを渡す。そこには事件に繋がる鍵が…。死刑囚の息子でもある友哉の脳裏には壮絶な過去が蘇りー。
第3話 2025年2月7日「逆転ー溢れ出す裏切り者の欲望…私の知らない父の顔」
神井(磯村勇斗)に“伯母の夏美(原日出子)と血が繋がっていない”とDNA鑑定書を突きつけられた心麦(広瀬すず)ー。そこには、神井に協力した裏切り者の存在が。
松風(松山ケンイチ)は友哉(成田凌)のノートにあった“あの資料”を神井から手に入れる。その音声データには友哉の声と驚くべき人物の声が記録されていた。
一方、赤沢(藤本隆宏)たち警察は前科のあるラーメン屋台店主・染田(酒井敏也)をマークし始め…。
第4話 2025年2月14日
“春生(リリー・フランキー)の手紙を偽造した”と供述したラーメン屋台店主の染田(酒井敏也)。一方、松風(松山ケンイチ)は友哉(成田凌)の弁護人となった。そして、記者・神井(磯村勇斗)から春生と友哉の動画を手に入れる。そこには、事件を覆す衝撃的な春生の告白が記録されていたー。
何も知らない心麦(広瀬すず)は染田のラーメンを食べに行くも、そこには憔悴した染田がいて…。染田の脳裏には後悔の人生が蘇りー。
原作概要
『クジャクのダンス、誰が見た?』は、浅見理都による日本の漫画作品。『Kiss』(講談社)にて、2022年9月号から連載中。
ドラマ概要
浅見理都の同名漫画を原作とするヒューマンクライムサスペンス。クリスマスイブの夜に元警察官の父親を殺された娘が、父親の遺した手紙を手がかりに事件の真相に迫る姿を描く。父を信じて真実へと突き進む大学生・山下心麦を広瀬すずが、心麦と共に事件の真相を追うことになる弁護士・松風義輝を松山ケンイチが演じる。
キャスト
山下心麦(やました こむぎ)
演 - 広瀬すず
大学生。クリスマスイブの夜に元警察官の父親を殺された。
松風義輝(まつかぜ よしてる)
演 - 松山ケンイチ
弁護士。心麦とともに事件を究明する。
山下春生(やました はるお)
演 - リリー・フランキー
心麦の父。元警察官。
周辺人物
神井孝(かみい たかし)
演 - 磯村勇斗
雑誌「週刊ジダイ」の記者。
波佐見幸信(はさみ ゆきのぶ)
演 - 森崎ウィン
松風の幼なじみで弁護士事務所の共同経営者。
阿南由紀(あなん ゆき)
演 - 瀧内公美
検事。検察庁「本部係」の女性初の検事。
染田進(そめだ すすむ)
演 - 酒井敏也
心麦と春生が通う屋台ラーメン店の店主。
遠藤力郎(えんどう りきろう)
演 - 酒向芳
死刑囚。22年前の資産家一家惨殺事件の犯人。
赤沢正(あかざわ ただし)
演 - 藤本隆宏
春生の捜査一課時代の部下。
赤沢京子(あかざわ きょうこ)
演 - 西田尚美
正の妻。世話好きで料理上手。
赤沢守(あかざわ まもる)
演 - 野村康太
正の息子。警察官。
秋貞隆雄(あきさだ たかお)
演 - 絃瀬聡一
捜査一課の若手刑事。
西陣誠(にしじん まこと)
演 - 斉藤優(パラシュート部隊)
東賀山署の刑事。春生の放火殺人事件を担当する。
山下静香(やました しずか)
演 - 仙道敦子
心麦の母。心麦が小学校1年生のときに病気で亡くなった。
木村夏美(きむら なつみ)
演 - 原日出子
心麦の伯母で春生の姉。
ありさ
演 - 清乃あさ姫
心麦の小学校時代からの友人で同じ大学の法学部に通う。
スタッフ
原作 - 浅見理都『クジャクのダンス、誰が見た?』(講談社「Kiss」所載)
脚本 - 金沢知樹
音楽 - 桶狭間ありさ
主題歌 - Ado「エルフ」(ユニバーサル ミュージック)
警察監修 - 志保澤利一郎(チーム五社)
法律監修 - 市川寛(かなえ国際法律事務所 弁護士)
演出 - 田中健太、青山貴洋、福田亮介、棚澤孝義
プロデュース - 中島啓介、内川祐紀、丸山いづみ
製作 - TBSスパークル、TBS
番組公式サイト
クジャクのダンス、誰が見た? - Wikipedia