各話あらすじ(2025年1月15日 - 3月26日)全11話
第1話 2024年1月15日「奇妙な“不動産ミステリー”物件の謎を凸凹バディが痛快に解き明かす」 ※初回15分拡大(22:00 〜 23:09) 視聴率 6.8%
若宮恵美子(内田理央)は、不動産会社の営業部から新設の「販売特別室」に左遷される。配属初日、呼び出された先は会社ではなく豪邸で、そこには車椅子の室長・大島雅弘(宮世琉弥)と室長代理の片山芳光(本多力)がいた。特別室の仕事はクレーム対応で、初仕事として「借りたら必ず死ぬ部屋」の調査を任される。恵美子は心霊現象が苦手だが、雅弘が心霊マニアのため調査を進めることに。
部屋の調査中、謎の不動産調査員・犬頭光太郎(上川隆也)が現れ、彼と共に調査を開始。入居予定の動画配信者・相田英司は調査不要と言うが、犬頭は調査続行を決意。元刑事の探偵・有村次郎(浜野謙太)の助けを借り、部屋の真実に迫る。
第2話 2025年1月22日「ポルターガイストが起きる部屋幽霊の謎を解け!」
販売特別室に寄せられた新たなクレーム「ポルターガイストが起こる部屋」を調査するため、若宮恵美子(内田理央)が現場のマンションへ。管理人の熱海光吉(徳井優)によれば、住人の滝野高(東啓介)は1か月前から月曜の深夜に異常現象を訴え、ついには警察沙汰となった。滝野の部屋を荒れ果てた状態で確認した後、恵美子は薬物による幻覚と結論付けようとするが、犬頭光太郎(上川隆也)は独自に調査を進める。
滝野の職場で、同僚から滝野の異変は1か月前、平塚アケミ(前沢海友)との交際開始時からだと聞く。アケミの働くスナック「ゴダイゴン」を訪ねるも、アケミは行方不明。店を後にする犬頭と恵美子は、不審な人物に襲撃される――。
第3話 2025年1月29日「ゴミ屋敷主の目的と隠された謎過去の殺人事件とは」
大島不動産販売・販売特別室の若宮恵美子(内田理央)は、室長・大島雅弘(宮世琉弥)に自作のキャッチコピーをまとめたノートを見せようとしていたが、室長代理・片山(本多力)から「ゴミ屋敷」の調査依頼を受ける。悪臭の苦情が相次ぎ、現場へ向かうと異臭を放つ日本家屋が。家主の前島四毛(モロ師岡)は応答せず「帰れ!」と叫ぶだけで、警察官・倉岳庄一(清水伸)や近隣住民・伊藤明子の話から、妻の死をきっかけにゴミ集めを始めたことが判明。
さらに、公園での警官殺害事件とも関連が浮上。再び前島と接触を図るがゴミを投げつけられ撤退。職場に戻ると、大島不動産販売の社長・大島高丸(船越英一郎)が現れる。
第4話 2025年2月5日「水の呪い怨霊が部屋を水浸しに新たな事件の予感!?」
大島不動産販売の若宮恵美子(内田理央)と室長・大島雅弘(宮世琉弥)は、新たな依頼で無人の部屋から水漏れが発生した問題に取り組むことに。水漏れのせいで下の階が水浸しになり、さらにその部屋の元住人は2年前に湖で溺死していたという。雅弘は「水の呪いだ!」と興味津々。
恵美子は現場に向かう途中、公園で犬に出会う。犬の飼い主も溺死しており、犯人はまだ捕まっていないという話を聞き、「水の呪いが広がっている?」と不安になる。現場の物件に到着すると、管理人の日向興一(森永悠希)が怯えた様子で出迎え、問題の部屋404号室に入ると、突然現れた犬頭光太郎(上川隆也)から、水にまつわる怪現象が次々と起こっていることを知る。
その後、303号室の水浸しの状態を調査しに行くと、避難していた住人・塚本登(森岡龍)と出会い、部屋の中を見せてもらうことになる。
第5話 2025年2月12日「金縛りが起きる家!?マイホームに悪霊…犬頭が暴走」
不動産クレーム担当の若宮恵美子は、「金縛りが起こる部屋」の調査を依頼される。競合他社の物件依頼に納得できないものの、調査に向かうと近隣住民・三宅隆正から「この家に関わるとろくなことにならない」と警告される。依頼者の岡崎家では、夫婦が毎朝4時に金縛りに遭い、息子は頭痛を訴えていた。恵美子は単独調査を試みるが、手がかりは得られず困惑する。
そんな中、犬頭が現れ、共に近隣調査を行うが、金縛りの原因を知る住民はいない。しかし、ゴミ集積所を掃除していた三宅は、岡崎家がゴミの分別を守らないことに怒っていたと判明。岡崎家に伝えると激怒され、両者の間にトラブルがあることが浮かび上がる。果たして金縛りの原因は人間関係にあるのか、それとも別の要因が隠れているのか……。
第6話 2025年2月19日「火が出る部屋…最恐宗教に潜入恵美子を襲う危機!?」
大島雅弘(宮世琉弥)の住む屋敷がタワーマンションに建て替えられる計画が進んでいることを知り、若宮恵美子(内田理央)は驚く。雅弘は愛犬と住めれば問題ないと言うが、恵美子は納得できず、上司に訴えるも取り合ってもらえない。
成果を上げようと決意した恵美子はマンションのレビューサイトを調査。そこで「最恐宗教が住みつくアパート」という不穏な情報を発見し、犬頭光太郎(上川隆也)と共に物件「メトロン西荻」のオーナー・宮下博(こがけん)に話を聞く。宮下によると、新興宗教団体「プリズマ光の会」が住みつき、騒音やボヤ騒ぎなどのトラブルが続いているという。「火事だと!?」と、宮下の言葉に大袈裟に驚く犬頭。
第7話 2025年2月26日「タワマン計画を邪魔する暴力団犬頭正体がバレる!?」
若宮恵美子(内田理央)は、大島不動産販売の本社ビルを訪れた際、開発事業部の岩下圭吾(小関裕太)から相談を持ちかけられる。岩下は、タワーマンション計画で取り壊し予定のマンションに立ち退きを拒む住人がいるため、恵美子に解決を依頼。室長の大島雅弘(宮世琉弥)と相談し、依頼を引き受けることにした。一方、社長の大島高丸(船越英一郎)は、販売特別室の評判が高まることに苛立ち、恵美子を手助けする謎の男・犬頭光太郎(上川隆也)について調査を命じる。
恵美子が現場に向かうと、犬頭がすでに立ち退きを拒む猪俣広巳(五頭岳夫)の部屋の前にいた。猪俣は「この部屋が気に入っている」と主張するが、犬頭は部屋の様子から彼が他に住まいを持つと推測。恵美子は猪俣が占有屋ではないかと疑うが、犬頭は暴力団の関与を指摘。調査の結果、この地域を縄張りとする『太平洋組』の存在が明らかになり、犬頭は恵美子を連れて組のビルへ向かおうとする…。
第8話 2025年3月5日「神隠しの部屋…犬頭攫われる!?上沼恵美子も登場!?」
飲みすぎて寝てしまった若宮恵美子(内田理央)を犬頭光太郎(上川隆也)が大島家まで送り届けた際、大島雅弘(宮世琉弥)と遭遇。犬頭は名乗らずに去り、雅弘は恵美子の寝顔を見つめるのだった。翌日、恵美子は雅弘が犬頭と会ったことを知るが、二人に面識がないと判明。その後、片山芳光(本多力)から「神隠しが起こる部屋」の調査を依頼される。その部屋・510号室ではこれまでに4度の失踪が発生していた。
調査を進める中、管理人から失踪者・石浜夕子(倉金春)の情報を得ていると、有村次郎(浜野謙太)が現れ、石浜を資産家からの依頼で調査していたと語る。有村によると、石浜は部屋から出ていないのに突如消えたという。犬頭と恵美子は他の住人への聞き取り調査を開始し、犬を連れた住人・木川絵里にも話を聞くのだった。
第9話 2025年3月12日「天使の棲む部屋」
犬頭光太郎(上川隆也)は何者かに連れ去られ、監禁される。一方、若宮恵美子(内田理央)は犬頭の失踪を気に留めないまま、大島雅弘(宮世琉弥)と共に『天使の棲む部屋』の調査依頼を受ける。その館は、過去に罪人100人が自殺したという問題物件だった。館に到着した恵美子はオーナーの襟岡真都(忍成修吾)に案内されるが、突然何者かが現れる。
一方、雅弘と有村次郎(浜野謙太)も館の謎を追う。有村が入手した情報によれば、無罪を勝ち取った元被告が次々と館で自殺していた。そんな中、宿泊客の堀幹彦(佐戸井けん太)、織山仁(加藤諒)、馬場亜紀(菅野莉央)が到着し、遅れている富沢辰也(小久保寿人)を待っていた。調査を進める恵美子は帰る手段を失い、館に泊まることに。やがて彼らがここに集まった恐るべき理由を知ることになる…。
第10話 2025年3月19日「呪いの館解決編!明かされる謎真犯人の死のゲーム」
探偵・犬頭光太郎(上川隆也)と若宮恵美子(内田理央)は、過去に罪人が100人以上自殺したとされる襟岡家の館を訪れる。その夜、詐欺罪で無罪となった富沢辰也(小久保寿人)が宿泊し、翌朝『天使の棲む部屋』で遺体として発見された。館のオーナー襟岡真都(忍成修吾)、被害者の堀幹彦(佐戸井けん太)らが発見者となる。犬頭はこれを殺人と断定し、エレベーターの使用記録から館内に犯人がいると推理する。
同時に、大島高丸(船越英一郎)は、恵美子を助けるために外出した大島雅弘(宮世琉弥)からの連絡に驚愕。雅弘は有村次郎(浜野謙太)と共に、犬頭と恵美子に迫る危険を察知し、7年ぶりに館へ向かう。
犬頭の推理で事件は解決したかに思えたが、彼は「悪魔がいる」と言い残し館を飛び出す。直後に扉が閉まり、恵美子たちは『天使の棲む部屋』に閉じ込められる。「さぁ、ゲームの始まりです―」。彼らは恐ろしいゲームに巻き込まれることに…。
最終話 2025年3月26日「最終回販売特別室解散の危機犬頭の正体は一体!?」
犬頭光太郎(上川隆也)が失踪してから1か月、若宮恵美子(内田理央)と大島雅弘(宮世琉弥)は調査に取り組むが、解決に時間がかかり、片山芳光(本多力)から販売特別室の存続を危ぶまれる。一方、有村次郎(浜野謙太)も犬頭の不在を嘆いていた。
ある日、恵美子は年配女性がバイクに轢かれそうになる場面に遭遇し、助ける。驚く雅弘に、その女性はかつて彼の世話をしていた元家政婦・薦田恵美子(浅野ゆう子)、通称「えみちゃん」だと明かされる。えみちゃんは、自身が暮らす高齢者住宅“アストラ”の「終の部屋」に怯えていた。203号室、303号室、403号室の住人が次々に心不全で亡くなり、次は自分の503号室ではないかと不安を募らせる。
恵美子と雅弘は、えみちゃんを救うため調査を開始。アストラを訪れ、スタッフの津島誠(渋谷謙人)や西茉由香(星乃夢奈)と話していると、奥から謎の人物が現れる…。
原作概要
『問題物件』は、大倉崇裕による日本のミステリ小説。2013年8月に光文社より単行本、2016年7月に光文社文庫から文庫本が刊行された。
ドラマ概要
上川隆也が主演を務める不動産ミステリー。独特な雰囲気を持ち、人並み外れた記憶力と天才的な推理力がある謎の男・犬頭(上川)が、不動産会社のOL・若宮の前に現れては事件を解決する。犬頭は自殺、ポルターガイスト、失踪、ゴミ屋敷など、さまざまな不動産物件で起こる奇々怪々な事件の謎を解き明かしていく。
キャスト
犬頭光太郎(いぬがしら こうたろう)
演 - 上川隆也
不動産調査員と名乗って若宮恵美子の前に現れる、記憶力と推理力に長けた謎の男。
大島不動産販売
若宮恵美子(わかみや えみこ)
演 - 内田理央
社員。物件マニアで2年前に宅建士の資格を取得。心霊現象が苦手。営業部に勤務していたがクレームが多く、新設の部署「販売特別室」に異動を命じられる。物件を見るとマンションポエムをメモってしまう。犬にはなぜか好かれる。
大島雅弘(おおしま まさひろ)
演 - 宮世琉弥
販売特別室の室長で若宮恵美子の上司。先代社長の長男で現社長の甥。会社の最年少役員。心霊オタク。7年前に交通事故で両親を亡くし、自身も後遺症で車いす生活を送っている。外出しない主義で、自宅が販売特別室のオフィスを兼ねている。
片山芳光(かたやま よしみつ)
演 - 本多力
販売特別室の室長代理で若宮恵美子の上司。営業企画部と兼務しているため販売特別室にはあまりいない。
大島高丸(おおしま たかまる)
演 - 船越英一郎
社長。亡くなった前社長の弟で、雅弘の叔父。
周辺人物
有村次郎(ありむら じろう)
演 - 浜野謙太
有村探偵事務所 探偵。元玉川北署刑事課 刑事。犬頭と古い付き合い。ドラマ「探偵物語」の主人公・工藤俊作と同じ服装をしている。
山田
演 - 氏家恵
販売特別室のオフィスにもなっている大島雅弘宅の家政婦。
犬太(いぬた)
演 - コラレ
雅弘が唯一心を許す愛犬。片山には吠えるが、若宮にはすぐに懐く。7年前、雅弘の両親の葬儀の最中にどこからともなく現れ、それから雅弘の家に迎え入れられている。犬種はベルジアン・シェパード・ドッグ・マリノア。
ゲスト
第1話
須貝森次
演 - きづき
『借りたら必ず死ぬ部屋』があるマンション グランドハウスのオーナー兼管理人。代々の地主で、ボランティア活動や団体への寄付をしている。
相田英司
演 - 大水洋介(ラバーガール)
「心霊系TVアイーダ」を配信している動画配信者。グランドハウス101号室『借りたら必ず死ぬ部屋』に住んで実録動画を配信しようとしている。
志田清美
演 - 鈴木ゆうか
相田英司の恋人。中学教師。英司が『借りたら必ず死ぬ部屋』に住むことを危惧している。
渡辺栄子
演 - ハマカワフミエ
樽水陽の亡くなった当時の恋人。旧姓・平泉。現在は結婚して裕福な家庭の主婦。
主婦
演 - 田所ちさ、小山亜由子
グランドハウスの近隣に住む主婦。須貝のことを犬頭らに話す。
担当者
演 - 堀内充治
大島不動産販売情報管理部社員。グランドハウス101号室でマスターキーが使われた日時を若宮に伝える。
女性
演 - たなかさと
公園で黒い柴犬を散歩させている女性。須貝とは松ノ下中学のボランティア仲間。
ホステス
演 - 田丸りさ、横山莉華
須貝が通っているクラブのホステス。
飯森由紀夫
演 - 郡司博史
グランドハウス101号室での最初の犠牲者。2018年11月16日に部屋で服毒死。経営していた会社が倒産し借金に追われていたとされている。
樽水陽
演 - 武田亮汰
グランドハウス101号室での二人目の犠牲者。2020年6月12日に部屋で服毒死。飯森と同じ毒を酒に入れて飲んだとされている。遺書はなかったものの、部屋は密室だったため、警察は自殺と判断した。
第2話
熱海光吉
演 - 徳井優
『ポルターガイストが起こる部屋』のあるマンション「センチュリー鶴久五反田」の管理人。
滝野高
演 - 東啓介
マンションの505号室『ポルターガイストが起こる部屋』の住人。美容師。1年前に越してきたが、1か月前からポルターガイストがおこると騒ぎ出し、とうとう入院してしまう。
アキコ
演 - 鳥居みゆき
戸越駅前のスナック「ゴダイゴン」のママ。
田中和也
演 - 菅原卓磨
貿易会社「リッガー&ベル」の名刺を持った黒服の男。スナック「ゴダイゴン」から出て来た犬頭たちに襲い掛かる。
沼津久
演 - 猪征大
美容室の滝野の同僚。
平塚アケミ
演 - 前沢海友
美容室の客。スナック「ゴダイゴン」のホステス。1か月前から滝野と交際している。
折田
演 - 伊藤ひろし
マンションの向かいにある折田工業の所有者。
警察官
演 - 小島久人
犬頭のスマホを拾って若宮に渡す制服警官。
管理人
演 - 岩田明
若宮が聞き込みに訪れたベンムラーマンションの管理人。
女性客
演 - 宗本汐理
ジャンという犬を連れたカフェの女性客。
田中和也の部下
演 - 中田裕士、東山龍平、八重樫俊平
犬頭たちに襲い掛かる「リッガー&ベル」の黒服の男たち。
少年
演 - 森島律斗(写真、第7話・第8話・第10話・最終話)
犬頭のスマホの待ち受け画面に犬太そっくりの犬と一緒に写っている少年。実は大島雅弘の幼少期。
第3話
前島四毛(まえじま しもう)
演 - モロ師岡
『ゴミ屋敷』の住人。数年前、妻が病死し、息子も2年前に地方転勤になり、現在は一軒家で独り暮らししている。ゴミ屋敷になったのは1年ほど前だが、2週間前から悪臭が漂うようになり、近所から苦情が出ている。低層マンションの開発計画があるが、前島宅だけ立ち退きを拒否している。
倉岳庄一
演 - 清水伸
前島家付近の蛍の坂交番の警察官。1年前、蛍の坂公園で殺された多田寛と同僚だった。
勝山和也
演 - 佳久創
蛍の坂の町内会長。居酒屋「勝山」店主。前島家の対応に困っている。前島四毛の息子・猛とは同級生だったが、2年程前から連絡がつかなくなっている。
伊藤明子
演 - 小柳友貴美
前島家の近隣住民。前島家の悪臭の件で大島不動産販売にクレームを入れる。
道代
演 - 真下有紀
前島家の近隣住民。明子と仲がいい。
多田寛
演 - 渡邊景日
1年前、公園でホームレスに射殺された蛍の坂交番の警官。優しいが小心者でギャンブル好き。実は借金もあった。
間村
演 - 赤屋板明
多田寛を殺害したとされているホームレス。蛍の坂公園で階段から転落して亡くなっていた。
前島猛
演 - 尾形存恆
四毛の一人息子。学生のころから成績優秀で、一流大学から一流の会社に進んだ。2年前に地方転勤になり、それ以来近隣で姿が見た人がいない。
地上げ屋
演 - 本多剛幸、三上真司、榮桃太郎
前島家の前に夜中に生ごみを置いていく地上げ屋。
第4話
日向興一(ひなた こういち)
演 - 森永悠希
『水に呪われた部屋』のあるマンション サンドリアス 管理人。ドリーム住宅サービス 施設管理課 社員。
稲垣紗綾
演 - 堀田茜
マンション サンドリアス 204号室の住人。イラストレーター。実はこの部屋も404号室の水漏れ被害にあっていたが、2日前の異臭騒ぎのせいでドリーム住宅サービスが用意したホテルに泊まっており、水漏れ当日は自室にはいなかった。
塩田悦司
演 - 堀家一希
マンション サンドリアス 清掃責任者。
塚本登
演 - 森岡龍
マンション サンドリアス 304号室の住人。事件記者。最初に上階からの水漏れを通報した男性。日向に確認してもらうと空室の404号室が水浸しになっていた。
女性
演 - 青海衣央里、風見梨佳、佐々木悠華
青ノ池公園で犬を散歩させている女性。
三原若菜
演 - 宮澤雪
マンション サンドリアス 404号室の元住人。2年前、蛇翠湖(じゃすいこ)で入水自殺している。亡くなった日、自室の洗面所の水が逆流していた。
三原朱代(みはら あけよ)
演 - 山岡椿
青ノ池公園で散歩していた女性が預かっている犬・ハッピーちゃんの元の飼い主。つい最近、自宅で溺死している。実は若菜の姉。
黒服
演 - 高田将司、平島由章、佐々木勇人
マンション サンドリアス近辺をうろついている怪しげな男たち。
アナウンサー
声 - 榎並大二郎(フジテレビアナウンサー)
蛇翠湖で塚本が溺死した事件をテレビで報じる。
ハッピー
演 - こまち
朱代が飼っていたウェルシュ・コーギー。朱代が亡くなったため、現在は散歩友達の別の女性が預かっている。
第5話
岡崎諒
演 - 下野紘
『金縛りが起こる部屋』の住人。最近買った一戸建てに家族と住んでいる。朝4時ごろになると金縛りにあうようになる。
岡崎杏子
演 - 戸松遥
諒の妻。金縛りと共に、黒いモヤモヤを目撃するようになる。
三宅隆正
演 - 春海四方
岡崎宅がある地区の自治会長。犬頭に「第一町民」と呼ばれて「失礼だ」と憤慨する。ゴミ出しの仕方などにうるさいが、ゴミ置き場はいつもきれいに掃除している。岡崎家はゴミの分別をきちんとしていない、と憤る。
鈴木健斗
演 - 草川直弥
岡崎宅の隣のアパートの住人。幽霊を見たことも金縛りにあったこともない、と若宮に話す。
小山啓太
演 - 石井(さや香)
岡崎宅を売った不動産会社 社員。岡崎宅が相場よりも安かったことで、若宮から何かあるのではないかと詰め寄られる。実は岡崎宅は競売物件で、以前住んでいた住人が会社を経営していて、経営不振から一家離散していることを話す。
岡崎航大
演 - 松井稜樹
諒と杏子の息子。最近、頭が痛くなることが多い。
近隣住民
演 - 内藤聖羽
岡崎宅の隣のアパートに住んでいる男性。金縛りになったこともないし悪霊の話も聞いたことがない、と若宮に話す。
第6話
柿崎カナエ
演 - 松井玲奈
「メトロン西荻」3・4Fのメゾネットに入居している新興宗教団体『プリズマ光の会』信者。
天音
演 - 小沢真珠
『プリズマ光の会』教祖。終盤で本名が漆原こずえであることがわかる。
伊東雄二
演 - 阿部翔平
『プリズマ光の会』運営スタッフ。実は天音の弟で本名は漆原雄二。
宮下博
演 - こがけん
低層マンション「メトロン西荻」オーナー。3年前にこの物件を購入している。
相馬英吾
演 - 上谷圭吾
『プリズマ光の会』元信者。儀式の最中に突然衣服が燃え出し火傷を負う。教団のお金を盗もうとしたことが原因で罰が当たったと言われ、教団を追われる。
占い師
演 - 永野裕紀子
犬頭が占ってもらう水晶占い師。天音の過去を犬頭に教える。
信者
演 - 藍野りな、小原明紀、平川裕成、菊池聡子、岩井章悟、直樹春、勝又悠里、日出嶋楓也、彩、中村ぶんえい、中西瞬祐、日比茉鈴、ジージョ星
『プリズマ光の会』信者。
警官、刑事
演 - 坂田翔悟、高橋連
天音らを連行する警察官たち。
アナウンサー
声 - 黒瀬翔生(フジテレビアナウンサー)
天音らが逮捕されたニュースを報じる。
第7話
猪俣広巳
演 - 五頭岳夫
タワマン「北小金井アルトタワー」建設予定地に建つ低層マンション「コーポゴア」の最後の住人。立ち退きを迫られているが拒否している。若宮からは「占有屋ではないか?」と疑われる。
沓中照彦
演 - 中村シユン
「コーポゴア」のある桜羽町を担当している「帝日新聞」配達員。
若頭代理
演 - 北代高士
暴力団「太平洋組」若頭。
組員
演 - 敬太、保田泰志、松本銀二、青木友成
暴力団「太平洋組」組員。
女性
演 - 石原ロバーツ身知子
”ししゃも”という名の犬を散歩させている女性。犬頭に近辺の暴力団のことを聞かれ、太平洋組のことを教える。
オクトグループの男
演 - 岡村拓真
隣町を中心に汚い手口で勢力を拡大している新興勢力「オクトグループ」構成員。
岩下圭吾
演 - 小関裕太(友情出演)
大島不動産販売開発事業部 社員。若宮の先輩。タワマン「北小金井アルトタワー」建設とそれに伴う再開発事業を担当している。しかし立ち退きを拒否している住人のせいで再開発が中断しており、解決してくれたら「北小金井アルトタワー」のマンションポエムを若宮に作らせてあげるから、と猪俣を立ち退かせるよう頼む。
第8話
木川絵里
演 - 土居志央梨
「マンション・メイツ」509号室 住人。フリーライター。”タマゴ”という名の犬を飼っている。失踪した石浜の隣人で、彼女に挨拶したら無視された、と犬頭に語る。以前住んでいた館石とは仲が良かった。
館石邦子〈45〉
演 - 山野海
「マンション・メイツ」の1人目の失踪者。510号室『神隠しが起こる部屋』元住人。弁当屋従業員。3年前に入居し、その1か月後に失踪している。絵里がストーカー被害にあった時、大量の防犯グッズを渡すなど、何かと世話を焼いていた。犬好きでタマゴに懐かれていた。ネットワークビジネス「ギヤマンの鐘」会員で、入居時の保証人・田丸郷男は「ギヤマンの鐘」東京支部長。実は会のお金3千万円を盗んでいた。
足利奈良蔵
演 - 徳井優
「マンション・メイツ」管理人。「センチュリー鶴久五反田」の管理人・熱海光吉と瓜二つ。(第2話)
篠崎忠
演 - 木下政治(最終話)
「大島不動産販売」専務。次期社長に雅弘室長を推しており、現社長の高丸とは相反している。
清水正子〈42〉
演 - 鈴木美生代
「マンション・メイツ」の2人目の失踪者。510号室 元住人。弁当屋従業員。館石が失踪した3か月後に入居し、その10か月後に失踪。大の犬好きで隣人の絵里と仲が良く、タマゴも懐いていた。
鈴木真弓〈48〉
演 - 浅野文代
「マンション・メイツ」の3人目の失踪者。510号室 元住人。化粧品販売員。清水が失踪した7か月後に入居し、その2週間後に失踪。隣人の絵里に自分が販売している化粧品の試供品をあげていた。また、体調が悪いところを絵里に助けられたことがある。犬は苦手だが、タマゴには懐かれていた。
石浜夕子〈40〉
演 - 倉金春
「マンション・メイツ」の4人目の失踪者。510号室 住人。入居して10日で失踪している。資産家・大間度浩一の愛人で、2週間前に500万円の金を持ち逃げしていた。
住人
演 - 安田亜矢、西島かれん、堀聡志
「マンション・メイツ」住人。実はネットワークビジネス「ギヤマンの鐘」会員。
黒服の男
演 - 富永研司、北村海、堀内敬太
犬頭たちの跡をつける黒服の男たち。「ギヤマンの鐘」東京支部長・田丸郷男の命令だと、犬頭に白状する。
女性
演 - 上沼恵美子
「マンション・メイツ」住人。犬頭に話を聞かれ、何でも協力する、と言う。
第9話・第10話
襟岡真都(えりおか まいと)
演 - 忍成修吾
長野県澄白町にある、罪を免れた犯罪者が100人自殺している、と言われている『天使の棲む部屋』のある洋館のオーナー。代々大地主で、ホテルやレストランを手広く経営している。
堀幹彦
演 - 佐戸井けん太
洋館の宿泊客。襟岡真都の父親の知人。目が悪くサングラスを、火傷の痕を隠すために手袋をしている。富沢の投資詐欺の被害者。
織山仁
演 - 加藤諒
洋館の宿泊客。食品メーカー 営業。富沢の投資詐欺の被害者。
馬場亜紀
演 - 菅野莉央
洋館の宿泊客。翻訳家。車椅子を使っている。富沢の投資詐欺の被害者。
富沢辰也
演 - 小久保寿人
洋館の宿泊客。『天使の棲む部屋』に宿泊する。投資詐欺で起訴されていたが、無罪になっている。
黒服
演 - 大石敦士(第9話)、榎木智一(第9話)
犬頭を拉致した高丸社長の手下。
襟岡隆一
演 - 津村和幸
約60年前に洋館を建てた真都の祖父。犯罪被害者や冤罪に遭った人の支援をしていた。
襟岡
演 - 岡雅史
真都の父。隆一の跡を継いで困っている人の支援をしていた。
最終話
薦田恵美子(こもだ えみこ)
演 - 浅野ゆう子
雅弘宅の元家政婦。通称:えみちゃん。3年前、大病を患って右手に麻痺が残り、家政婦を辞めている。現在はサービス付き高齢者向け住宅「アストラ」503号室に入居している。
津島誠
演 - 渋谷謙人
「アストラ」スタッフ。
朝倉康輔
演 - 芝大輔(モグライダー)
木曜だけ「アストラ」で診療している非常勤医師。普段は「東明医大付属病院」で働いている。
西茉由香
演 - 星乃夢奈
「アストラ」スタッフ。203号室住人・新堀正一と303号室住人・澤井光央の遺体の第一発見者。
我孫子栄介
演 - 徳井優
「アストラ」の隣にあるマンション「バンデルハイツ」管理人。熱海光吉、足利奈良蔵と瓜二つ。
岡村美紅
演 - 小南満佑子
「バンデルハイツ」606号室住人。1ヶ月前の明け方、自宅ベランダから転落して死亡している。施錠されていたため、自殺と断定されている。横浜の「潮の杜総合病院」看護師。実は以前「東明医大付属病院」で働いていた。
看護師
演 - 日高七海(役名:山本花恵)、山本かりん
「潮の杜総合病院」の岡村美紅の同僚看護師。もうすぐ結婚する、と美紅が言っていたと犬頭らに語る。
新堀正一
演 - 原田文明
「アストラ」203号室の住人。1ヶ月前の朝、ベッドで亡くなっていた。亡くなる前に隣のバンデルハイツから天女が落ちていくのを見た、と言っていた。
川原泰治
演 - 山口河童
「アストラ」403号室の住人。3日前の朝、ベッドで亡くなっていた。2週間前に亡くなった303号室の住人・澤井光央同様、遺体の上に天女の羽衣のような白いオーガンジーのショールがかけられていた。
アナウンサー
声 - 宮本真綾(フジテレビアナウンサー)
テレビ番組「KMTNニュース」で港区の交通事故のニュースを報じるアナウンサー。
スタッフ
原作 - 大倉崇裕『問題物件』『天使の棲む部屋 問題物件』(光文社文庫刊)
脚本 - 松田裕子、原野吉弘、北浦勝大
音楽 - 森優太、湯浅佳代子、赤坂美和
主題歌 - SPYAIR「Buddy」(Sony Music Labels)
演出 - 紙谷楓、木下高男、宮木正悟
プロデュース - 江花松樹(フジテレビ)
プロデューサー - 貸川聡子(共同テレビ)
制作協力 - 共同テレビ
制作著作 - フジテレビ
番組公式サイト
問題物件 - Wikipedia