各話あらすじ 平均視聴率 6.20%
第1話 2025年1月14日「研修医はお客様?!イマドキ研修医の第一歩」 視聴率 5.9%
研修医1年目の若月まどか(芳根京子)は、清桜総合病院での勤務が始まった矢先に、院内のコードブルー現場に遭遇。そこで謎の男・角田茂司(奥田瑛二)に声をかけられるまま誘われ、至近距離で先輩医師たちの迅速な対応を目の当たりにし感動していた。
しかし、研修医生活が始まると勤務時間は9時5時、ノーハラスメントという清桜総合病院での“お客様待遇”にモヤモヤがつのる。
一方、外科医の西山正樹(赤堀雅秋)や救命救急センター長の城崎智也(佐藤隆太)、内科医の手塚冴子(木村多江)らベテラン医師たちも、医師不足という現状、研修医たちの未熟さに対する苛立ちをグッと抑えながら指導に当たっていた。
そして同期の研修医・尾崎千冬(橋ひかる)、五十嵐翔(大西流星)、桃木健斗(吉村界人)、横川萌(小西桜子)と共に、“スーパーローテーション”と呼ばれる仕組みのもと、各科を回る研修が始まる。最初は外科に配属されるまどか、指導医は外科医の菅野尊(鈴木伸之)だ。しかし現実は希望とは裏腹で、点滴の針がうまく刺せない、手術中にトイレに行きたくなる、おまけに看護師に間違われるなど、立ち塞がる壁は多かった。
そんなある日、担当となった入院患者・湯川茜(田中真弓)の元を訪れるまどか。腰の痛みを訴える茜に、菅野に相談しようとまどかが提案すると「寝違えただけだから大丈夫」と言われてしまう。だが、それが後に大変な事態に発展してしまい……。
第2話 2025年1月21日「どう働くのが正解?イマドキ研修医VS化石オヤジ」 視聴率 6.5%
研修医としてあっという間に1ヶ月半が経ちながらも未だ悪戦苦闘中のまどか(芳根京子)は、砂田(渡邊圭祐)とのデートで楽しく野球観戦…のはずが、頭は仕事のことで一杯。ビールを煽りながらも、資料を開いてベテラン医師から言われたことを愚痴っていると、応援に集中できないと砂田から苦言が。2人は険悪なムードになってしまう。
翌朝の出勤中、デートで起きたことを千冬(橋ひかる)、五十嵐(大西流星)、萌(小西桜子)に相談しているまどか。そこへ桃木(吉村界人)、が合流し、朝のカンファレンスでの報告準備は出来ているのかと尋ねられ、まどかは顔面蒼白になる。申し送りにあった「資料を暗記し空でプレゼンする」という、清桜総合病院にある“地獄のカンファレンス”ルールを読み飛ばしていたのだ。付け焼き刃で暗記しようとしたものの、演台に上がってベテラン医師たちの視線を一身に受けた瞬間に頭の中が真っ白になってしまい…!?
第3話 2025年1月28日「初めての試練!医師が避けて通れない道――」 視聴率 6.0%
新たな科に配属された、まどか(芳根京子)と同期の研修医たち。消化器内科に配属されたまどかの目の前では、指導医・手塚冴子(木村多江)と外科医の西山(赤堀雅秋)が患者の治療方針を巡り、壮絶な舌戦を繰り広げていた。ドラマのようなやり取りに羨望のまなざしのまどかだったが、実際の冴子の指導はとても厳しいものだった。
だが冴子は、ランチタイムには看護師や他スタッフと楽しく会話して過ごす。その輪に加えてもらったまどかは、冴子に意外な一面もあることに気づいていく。
そんな中、まどかは腹痛を訴える外来患者・中山勇人(小久保寿人)の診察に立ち会っていた。付き添ってきた妻・美波(田畑智子)や幼い娘との仲睦まじい光景に笑みをこぼすまどかだったが、その後の検査結果で、医師として決して逃げられない辛い現実と直面することになるのだった…。
第4話 2025年2月4日「医師かー女子かー 神と呼ばれる医師が見せた景色とは」 視聴率 6.4%
まどか(芳根京子)の3科目となるスーパーローテーション先は泌尿器科。新たな指導医は、清桜総合病院の泌尿器科を国内トップクラスに押し上げ、院内では「神」と呼ばれている角田(奥田瑛二)だ。
早速、角田と共に外来患者の診察を行うも、下半身の診察ということもあり、まどかは男性患者からのセクハラまがいの発言に辟易する。さらに、その様子を見た冴子(木村多江)から「女子か、医師か」と禅問答のような問いを突きつけられ、頭の中から離れなくなってしまう。
そんな中、外資系の金融コンサル会社で働くいわゆる“バリキャリ”の成田友梨(佐々木希)が、泌尿器科の外来を訪れた。男性医師に対する戸惑いを見てとった角田は、まどかに診察を任せて席を外してしまう。戸惑いながらも友梨と向き合うまどかだったが、のちにその病状を巡って葛藤を抱くこととなり…。
角田がまどかに診察をゆだねた真の目的、そして冴子から受けた問いにまどかが出した答えとは?
第5話 2025年2月11日
砂田(渡邊圭祐)とベイスターズの日本一を嚙み締めたまどか(芳根京子)は、ローテーションで既に3つの科を経験したことで、次なる研修先の救急センターも、「なんとかなるっしょ」と気楽に考えていた。だが、一緒になった千冬(橋ひかる)といざ現場に臨むと、そこはまるで戦場。城崎(佐藤隆太)をはじめとする医師や看護師が目まぐるしく動き回る中、まどかも千冬も何をすればいいのか分からない。
まるでふり出しに戻ったような感覚に陥ったまどかは、救急搬送されてきた患者の一人のルート確保を指示されるも、点滴の針を血管に通すことができず、突如“点滴スランプ”に陥ってしまう。それ以来、救急での研修に身が入らないまどかに、城崎は「なぜ医者になったのか」と問うのだった。そんなまどかを菅野(鈴木伸之)は、救急あるあるだと励ますが…。
そんな中、クリスマスイブに当直となったまどかの前に救急搬送されてきた患者が思いもよらない人物で…!?一方、千冬たち研修医メンバーは、各々の思惑が交錯する中、イブの夜を過ごすことになる。
原作概要
『まどか26歳、研修医やってます!』は、水谷緑によるコミックエッセイ。
ドラマ概要
芳根京子が約10年ぶりにTBSドラマ主演を務める、水谷緑の同名漫画を原作にした研修医の成長物語。“お医者さんだって、幸せになりたい!”と願う医師1年目の研修医・若月まどか(芳根)が、令和の働き方改革で変わりゆく医療現場で、医師として、女性として、人生と向き合う濃厚な2年間を描く。
キャスト
若月まどか(わかつき まどか)
演 - 芳根京子
医師1年目のイマドキ研修医。「なんとかなるっしょ!」が口癖。
菅野尊(かんの たける)
演 - 鈴木伸之
まどかの最初の研修先となった外科の指導医。
尾崎千冬(おざき ちふゆ)
演 - 橋ひかる
研修医。まどかの医学部時代からの同期でよき仲間。
五十嵐翔(いがらし しょう)
演 - 大西流星
研修医。まどかの医学部時代からの同期。血を見るのが苦手。
清桜総合病院
1年目研修医
桃木健斗(ももき けんと)
演 - 吉村界人
研修医。同期の中で最年長。父親は大病院の院長、兄弟も医師。
横川萌(よこかわ もえ)
演 - 小西桜子
研修医。女子医大出身。
消化器外科
遠山瑞希(とおやま みずき)
演 - 堀田茜
消化器外科専攻医。まどかとは大学時代に同じサークルの3年上の先輩。
西山正樹(にしやま まさき)
演 - 赤堀雅秋
外科医。
2年目研修医
桜井勇気(さくらい ゆうき)
演 - 佐野弘樹
2年目の研修医。コミュニケーション能力が高く頼れる先輩。
多田一朗(ただ いちろう)
演 - 岩男海史
2年目の研修医。9時5時厳守で帰る。
先輩医師
本郷新(ほんごう あらた)
演 - 溝端淳平
フリーの麻酔科医。菅野と学部・研修医時代の同期。
野口優(のぐち まさる)
演 - 板倉俊之(インパルス)
精神科医。
内田真奈美(うちだ まなみ)
演 - 森カンナ
乳腺外科医。2児の母。
城崎智也(しろさき ともや)
演 - 佐藤隆太
救命救急センター長。院内の全医師の憧れの存在。
手塚冴子(てづか さえこ)
演 - 木村多江
消化器内科医。
病院の仲間
森山真一(もりやま しんいち)
演 - 小松利昌
放射線技師。
牛島藍子(うしじま あいこ)
演 - 信川清順
泌尿器科看護師。
橋口健太(はしぐち けんた)
演 - 森田哲矢(さらば青春の光)
外科病棟に入院しているベテラン患者。まどかが最初に配属される患者。
その他
角田茂司(かくた しげじ)
演 - 奥田瑛二
まどかの前に現れる謎の男。
砂田直人(すなだ なおと)
演 - 渡邊圭祐
まどかの恋人。大手電機メーカーの技術営業職。
ドクターK
声 - 大塚明夫
まどかが7歳の頃に夢中になっていた人形劇に登場する天才外科医。
Q太
声 - 大谷育江
ドクターKの助手。
スタッフ
原作 - 水谷緑『まどか26歳、研修医やってます!』『あたふた研修医やってます。』『離島で研修医やってきました。』(KADOKAWA刊)
脚本 - 前川洋一、船橋勧、松井香奈、村野玲子、原野吉弘
音楽 - 伊賀拓郎
プロデュース - 塩村香里、松本桂子
演出 - 井村太一、山本剛義、大内舞子
編成 - 武田梓
製作 - TBSスパークル、TBS
番組公式サイト
まどか26歳、研修医やってます! - Wikipedia