各話あらすじ(2025年1月11日 - 3月29日)全12話
第1話 2025年1月10日「理想の家族のため…醜い害虫は駆除!!」
灰原家で発生した悲劇。唯一の生存者は家政婦の黒見白華(関水渚)だった…事件から3ヶ月前、灰原家の主人・翠(藤原紀香)はクロミを迎え入れる。夫の蒼太(高橋光臣)、長男の千翠(阿久津仁愛)、長女の緋莉(大熊杏優)と一見誰もが羨む家族だが、その実態は崩壊寸前!「理想の家族」を作る為なら手段を選ばない最恐家政婦・クロミ。彼女は灰原家の救世主か、それとも悪魔か?禁断のファミリー・パニックホラー開幕!
第2話 2025年1月17日「腐り教師は地獄の底へ…」 ※24:22〜24 :52
灰原家の長女・緋莉(大熊杏優)は不登校で、自宅でも心を閉ざしていた。そんな中、クロミ(関水渚)は千翠(阿久津仁愛)から不登校の原因について不穏な話を聞く…。緋莉の本心聞くため、クロミは彼女に寄り添う。心を許し始めた本人の口から語られたのは驚愕の真実――。原因は緋莉が通う学校の先生・佐久間修一(関哲汰)。緋莉の下着姿を撮影し脅していたのだ!「理想の家族」の為、クロミは佐久間への粛清に動き出す…。
第3話 2025年1月24日「腐ったパパ活女に裁きを…」
灰原翠(藤原紀香)の夫・蒼太(高橋光臣)は年下の大学生・田中芽久(久保乃々花)と不倫関係にあった。不貞が世間に露呈してしまうと、翠の会社へも影響が及ぶとクロミ(関水渚)は危機感を募らせる。そして芽久への接触を測るクロミ。実は芽久には本命の彼氏・吉村悠人(井上想良)がいて、蒼太との関係はパパ活だった。金持ちの悠人と付き合うにはお金が必要だと話す。クロミの説得も耳を貸さない芽久に対し、制裁を企てる。
第4話 2025年1月31日「不倫、修羅場、脅迫…全て私にお任せ下さい。」
クロミ(関水渚)の策略によって不倫相手の彼氏に刺されてしまった蒼太(高橋光臣)。事件がニュースでも取り沙汰される事態となり、怒りが収まらない翠(藤原紀香)だったが、クロミは家族の絆を取り戻すためにある助言をする。そんな中、週刊誌記者・永田(辻皓平(ニッポンの社長))が現れ、蒼太が関わった事件を記事にすると灰原家に脅しをかけてくる…。
第5話 2025年2月7日「少年たちの暴虐と残酷な決断」
クロミ(関水渚)が描く「理想の家族」に変わり始める灰原家。しかし、長男の千翠(阿久津仁愛)はその状況を快く思っていなかった。一方、千翠の同級生・藍川護(吉澤要人)の迷惑動画が何者かによって拡散され、世間で大炎上…学校は事態の深刻さを重く受け止め、護とその母・桐枝(福田温子)を呼び出し、退学を迫る。落ち込む護に明るく寄り添う千翠。しかし、次の日から千翠が別人のように豹変し、護を突き放すようになり…。
第6話 2025年2月14日「腐った毒親の来訪」
千翠(阿久津仁愛)にいじめられていた・藍川護(吉澤要人)は自ら命を絶った。歪んだ価値観を抱く千翠に対し、クロミ(関水渚)は宣戦布告。さらに、灰原家には護の母・桐枝(福田温子)が訪れ、「千翠のせいで息子は死んだ」と追及。翠(藤原紀香)が真相を問いただすも、「何もしていない」と否定する千翠。後日、桐枝と護の父・健吾(テイ龍進)が再び灰原家を訪れ、「誠意を見せて欲しい」と要求。護の死の真相とは…?
第7話 2025年2月21日「モラハラ元夫の逆襲と美人妻の秘密」
翠(藤原紀香)の元夫・緑川一馬(丸山智己)は灰原家の崩壊を企んでいた。千翠(阿久津仁愛)を巧みにそそのかし、翠の財産を狙っていたのだ。一馬の出現をクロミ(関水渚)から聞き、驚愕する翠。2人の過去に何があったのか…?明かされる翠の秘密とは…?一方、一馬は計画を妨害するクロミを探り、スナックで働く菜々(赤間麻里子)にたどり着く。かつてクロミと同じ家に仕えていたという菜々。彼女が目撃したある事件とは…
第8話 2025年2月28日「きれいは汚い、汚いはきれい」
クロミ(関水渚)は、一馬(丸山智己)と対峙し、大事なペンダントを奪われてしまう。心の支えを失ったクロミは、思いもよらないミスが続くほど調子を崩し、その姿を見て一馬と繋がっている千翠(阿久津仁愛)は喜んでいた。クロミと再び対峙した一馬の口から飛び出したのは、「水川衣織」という名前…それは彼女の本名だった。ついに明らかになる封印された過去。そしてペンダントに隠された秘密とは…!?
第9話 2025年3月7日「性的暴行、隠蔽、謀反…この家族は腐っている。」
千翠(阿久津仁愛)は、一馬(丸山智己)と連絡が取れなくなったことをクロミ(関水渚)の仕業だと疑い、灰原家の崩壊を宣言する。一方、緋莉(大熊杏優)は再び部屋に閉じこもり、クロミが様子を見に行くと、彼女の体には暴力の痕が。緋莉は千翠に襲われたと明かし、クロミは翠(藤原紀香)に告発するが、灰原家の名誉を守るため逆に捕らえられてしまう。地下室に閉じ込められたクロミは次第に過去の記憶を取り戻していく――。
第10話 2025年3月14日「血祭りの最終章開幕」 ※前日放送の『WBS』拡大放送(23:00 - 翌0:08)のため、10分繰り下げられ、0時22分 - 0時52分に放送。
監禁された地下室で過去の記憶を取り戻し、ある決意を固めたクロミ(関水渚)。さらに、地下室には謎のトランクケースが…。一方で、緋莉(大熊杏優)は千翠(阿久津仁愛)の虐待を告白するが、翠(藤原紀香)に否定され、蒼太(高橋光臣)も事態を見て見ぬふりで、家族の中で孤立。唯一の味方だったクロミも忽然と姿を消し、絶望して家出しようとした緋莉はクロミの靴を発見。ふと記憶の片隅にある地下室の存在を思い出し…。
第11話 2025年3月21日「理想の家族は地獄絵図へ」
鏡に書かれた「殺」の文字。突然響く悲鳴に駆けつけた翠(藤原紀香)が見たのは、血を流して倒れる蒼太(高橋光臣)と、刃物を握る千翠(阿久津仁愛)だった。怯える翠に、「誰かが家に忍び込んだ」と訴える千翠だが、その目には狂気が宿っていた。逃げようとする翠にじりじりと迫る千翠。翠は緋莉(大熊杏優)を探すが、家のどこにも姿がない。追い詰められた翠が逃げ込んだのはクロミ(関水渚)が監禁されている地下室だった…。
最終話 2025年3月28日「狂い咲く理想の家族」
蒼太を殺害し、緋莉を追い出し、「偽物の家族」を排除した千翠(阿久津仁愛)。血に染まった灰原家に現れたのは翠(藤原紀香)の元夫・一馬だった。苦しみの元凶だった一馬と対峙し、恐怖で震える翠…絶望の底に沈んだ灰原家の前に姿を現したクロミ(関水渚)は翠に“ある言葉”を囁く。覚悟を決めた翠が選ぶ最後の選択とは…?クロミが求めた「理想の家族」の結末とは…!?戦慄のファミリー・パニックホラー、ついに完結!
原作概要
『家政婦クロミは腐った家族を許さない』は、きづきあきら・サトウナンキによる日本の漫画作品。『ストーリーな女たち ブラック』(ぶんか社)にて、Vol.69(2023年1月12日発売)より連載中。
ドラマ概要
同名漫画を関水渚主演でドラマ化。理想の家族のため、いかなる手段も辞さない家政婦が引き起こすファミリー・パニックホラー。閑静な高級住宅街に住む灰原一家4人が亡くなっているのが発見され、唯一の生存者は家政婦の黒見(関水)だった。さかのぼること1年前、一見理想的だが問題を抱える灰原家に、優秀な家政婦・クロミ(関水)がやって来る。
キャスト
黒見白華(くろみ きよか)
演 - 関水渚
秘密を抱えた家政婦。
灰原家
灰原翠(はいばら みどり)
演 - 藤原紀香
美容機器メーカーを立ち上げた敏腕社長。仕事はできるが家事は苦手。
灰原蒼太(はいばら そうた)〈39〉
演 - 高橋光臣
翠の年下の夫。翠の会社の名ばかり役員。
灰原千翠(はいばら ちあき)
演 - 阿久津仁愛(幼少期:小嶋一富観)
高校生の長男。翠と緑川一馬の息子。
灰原緋莉(はいばら あかり)
演 - 大熊杏優
翠と蒼太の娘。中学2年生。引きこもりで不登校。
ゲスト
episode.1
須藤真希子
演 - しゅはまはるみ
翠の親友で、ビジネスパートナー。
ふじわらみほ、篠塚勝、大須賀裕子、川瀬莉子、井上夏葉、市原茉莉
episode.2
佐久間修一
演 - 関哲汰(ONE N' ONLY)(episode.1)
緋莉の担任教師。
警官
演 - 倉冨なおと、石川大樹
通報を受けてラブホテルで佐久間を連行する。
episode.3
田中芽久
演 - 久保乃々花(episode.2、episode.4)
蒼太の浮気相手。大学生。地方出身で一人暮らし。大学で裕福な友人と付き合うため、複数の男性とパパ活している。
吉村悠人〈19〉
演 - 井上想良(episode.4)
芽久の本命の彼氏。裕福な家に育った大学生。
佐藤正雄
演 - 田村智浩
芽久のパパ活相手。
大学生
演 - 菊池ハル(役名:孝志)、蓼沼優衣、呼春
芽久の大学の友人。皆、実家暮らしで経済的に余裕がある。
episode.4
永田
演 - 辻皓平(ニッポンの社長)
週刊誌の記者。
アナウンサー
演 - 中原みなみ(テレビ東京アナウンサー)
田中芽久が刺されて死亡したニュースをテレビで報じる。
緑川一馬
演 - 丸山智己(episode.6 - episode.8・episode.11・episode.12)
灰原千翠の実父で翠の前夫。千翠を操って翠の家庭を壊そうとしている。
episode.5
藍川護
演 - 吉澤要人(原因は自分にある。、episode.6)
千翠のクラスメイト。お金はないが仲のいい家庭に育っている。ファミレスで撮影した迷惑動画が拡散され、退学を迫られる。母が謝罪しなんとか退学は免れるが、その後学校でのいじめや自宅への嫌がらせに遭う。
藍川桐枝
演 - 福田温子(episode.6)
護の母。私立高校に通う息子のためにパートを掛け持ちしている。
池松、三船、名倉
演 - 渡辺優哉(episode.6・episode.9)、八神慶仁郎(episode.6・episode.9)、友永杏慈(episode.6・episode.9)
千翠のクラスメイト。
校長、教師
演 - 加藤大騎、内藤聖羽
千翠の高校の校長と教師。迷惑動画が拡散されたことで藍川護に退学を迫る。
主婦
声 - 早稲田裕美子
藍川家が住むアパートの近隣住民。マスコミが押し掛けて迷惑していると桐枝に文句を言う。
動画配信者
演 - 神ア皓、川島奏人
藍川家の自宅に押し掛け動画を撮影する配信者。
episode.6
藍川健吾
演 - テイ龍進
護の父。護が自殺したのは千翠がいじめていたせいだ、と妻・桐枝と共に灰原家にやって来る。
episode.7
菜々
演 - 赤間麻里子
スナックのオーナーママ。3年前、クロミと同じ家庭で家政婦をしていた。客として来た緑川一馬にクロミのことを話す。
昔の灰原翠
演 - うらじぬの
一馬と結婚していた頃の整形前の翠。
episode.8
本家・黒見白華
演 - 大西礼芳(episode.9・episode.12)
水川衣織が引き取られた家の家政婦。孤児院育ち。衣織に乞われて家事を教える。
水川衣織
演 - 岡本望来(episode.9・episode.12)
少女時代のクロミ。身寄りがおらず施設で育つが、裕福な家庭に引き取られる。養父母から相手にされなくなると、黒見白華に懐いて家事を教えてもらうようになる。
養母、養父
演 - 千賀由紀子(episode.9)、津村知与支(episode.9)
水川衣織を施設から引き取った裕福な家庭の夫婦。当初は優しくしていたが、次第に衣織に興味を示さなくなる。
笹木
演 - 水野智則
緑川一馬の借金の取り立て屋。
episode.12
看護師
演 - 梶川愛美
クロミが入院する病院の看護師。
刑事、警官
演 - ねりお弘晃(episode.1)、足立学(episode.1)、西川湧太(episode.1)
灰原家の捜査をする警察官。
スタッフ
原作 - きづきあきら+サトウナンキ『家政婦クロミは腐った家族を許さない』(ぶんか社刊)
脚本 - 本山久美子、大谷洋介
主題歌 - 清水美依紗「Finale」(ユニバーサル ミュージック)
エンディングテーマ - mzsrz「偽証のガベル」(avex trax)
音楽協力 - テレビ東京ミュージック
選曲 - 谷口広紀
チーフプロデューサー - 祖父江里奈(テレビ東京)
プロデューサー - 吉川肇(テレビ東京)
プロデューサー・監督 - 佐々木梢(テレパック)
監督 - 湯浅弘章、松浦健志、細川光信
制作 - テレビ東京、テレパック
製作著作 - 「家政婦クロミは腐った家族を許さない」製作委員会
番組公式サイト
家政婦クロミは腐った家族を許さない - Wikipedia