各話あらすじ 平均視聴率 7.40%
第1話 2025年1月9日「これは実在する仕事です」 ※初回6分拡大スペシャル(21:00 〜 22:00) 視聴率 9.0%
富裕層を相手に資産管理や資産形成の助言を行うスペシャリスト、プライベートバンカー。その中でも、ひと際卓越したスキルを持つ凄腕プライベートバンカー・庵野甲一(唐沢寿明)は、資産7000億の大富豪である天宮寺アイナグループの社長・天宮寺丈洋(橋爪功)からプライベートバンカーの依頼を受ける。その最初の要望は、丈洋がこよなく愛するだんご屋さんの窮地を救ってほしいというもの。
だんご屋さんの社長・飯田久美子(鈴木保奈美)は、店を継続するために融資が必要だったため、銀行の担当者・東堂誠也(袴田吉彦)に相談したところ、投資を提案される。金融知識が全くない久美子は、試しに行った投資ですぐに高額は配当金が入り驚いていると、東堂から畳みかけるように融資したお金で追加投資を提案され、話に乗っかるが…その直後、投資先の企業が経営破綻し、久美子は5億円もの借金を背負うことに!
絶望の淵に立たされた久美子はビルから飛び降りようとしていたところ、突如、庵野が目の前に現れ、久美子が投資詐欺に引っかかったことを告げ、5億円を取り返すことを提案。素性も知れない庵野を怪しむも、他に道がない久美子は庵野に託すことを決意。
早速、庵野は助手の御子柴修(上杉柊平)と共に動き始めたところ、久美子が引っかかった詐欺の裏には、宇佐美食研の社長・宇佐美卓也(要潤)が絡んでいることが判明する。一体なぜ大企業の社長である宇佐美が、久美子に5億円もの借金を背負わせたのか…? 何か隠されていると睨んだ庵野は、ある行動に出て…!
第2話 2025年1月16日 「殺人犯を暴き…7032億を守れ!」 視聴率 6.9%
プライベートバンカーの庵野甲一(唐沢寿明)は、天宮寺アイナグループの社長・天宮寺丈洋(橋爪功)から「一族の資産を守る」という重大な任務を託される。丈洋の長男・努(安井順平)が謎の事故で意識不明となり、妻の美琴(夏木マリ)は庵野に犯人捜しを依頼。調査を進める中で、努が愛人の霧島幸絵(恒松祐里)を支援していたことが判明するが、幸絵には殺意の動機がない。
一方、努の妻・果澄(MEGUMI)は幸絵を追放し、努との関係を断つよう庵野に指示。全てを失った幸絵は思い詰め、病室の努のもとを訪れるが、その場に庵野が現れる。
第3話 2025年1月23日「一族内で誘拐!!娘ムコ社員の逆襲」 視聴率 6.6%
プライベートバンカーの庵野甲一(唐沢寿明)は、天宮寺家の長女・沙織(土屋アンナ)から息子・海斗(川原瑛都)の誘拐事件について助けを求められる。しかし、誘拐犯は意外にも沙織の母であり天宮寺アイナグループ副社長の美琴(夏木マリ)だった。美琴は相続対策を理由に海斗を養子に迎え、後継者として教育する計画を立てる。
庵野は美琴の依頼で沙織とその夫・宏樹(玉木宏)に養子縁組を承諾させるよう動くが、家族間の緊張は高まる。美琴に逆らえない沙織は宏樹に断る役目を託すが、宏樹は美琴の影響下にあり、「天宮寺家の犬」と揶揄される始末。最終的に宏樹は海斗を守るどころか、逆に危機に陥る。
一度は美琴に養子縁組を断るものの、宏樹は昇進という名目の左遷を受け、美琴の圧力に屈する。そんな中、庵野が宏樹の前に現れ、美琴の恐ろしい計画が明らかになっていく。
第4話 2025年1月30日「会見をやり直し!? ドンの裏金を暴け!」 視聴率 7.1%
天宮寺家の次男・昴が裏金スキャンダルに巻き込まれ、プライベートバンカーの庵野甲一は家の名誉を守るため奔走する。昴が久松康雄から受け取った裏金を週刊誌に暴露され、誤魔化そうとついた嘘が企業イメージを損ない株価を急落させる。美琴から厳命された庵野は、久松のスキャンダルを利用して天宮寺家への非難をそらそうとするが、昴が久松に口止めされ計画は失敗に終わる。
庵野は助手たちと共に久松の弱点を探る中、彼が暗号資産規制に慎重な姿勢を見せている点に着目する。そんな中、天宮寺アイナグループに国税査察が入る危機が発覚。久松は査察中止の条件として昴を切り捨てるよう要求する。追い詰められる天宮寺家を救うため、庵野は御子柴を送り込んでいたある場所へ向かい…!
第5話 2025年2月6日「99%バレない横領!? 社員Xの(秘)アテンド」
プライベートバンカーの庵野甲一(唐沢寿明)は、天宮寺アイナグループの子会社・天宮寺アートから1億円が消えていることを発見し、一族と専務・伊勢崎大和(吹越満)に報告。伊勢崎は調査を約束するが、庵野の協力申し出に動揺する。庵野は助手の御子柴修(上杉柊平)に伊勢崎の調査を指示する。
同時に、SNSで「10億円以上の横領があった」との虚偽情報が拡散。株価への影響を懸念する天宮寺美琴(夏木マリ)は庵野に早急な解明を求めるが、庵野は冷静に対処。すでにもう一人の助手・飯田久美子(鈴木保奈美)を天宮寺アートに潜入させていた。
久美子の調査で、天宮寺アートが特定の代理店からアートを仕入れていることが判明。伊勢崎は仕入れに関与しておらず、生活も質素で横領の疑いは薄い。そんな中、庵野は伊勢崎の写真に注目し、取引先代理店が関わる展示会の情報を得る。さらに、天宮寺アートの取引先の代理店が関わる展示会が催されることを知った庵野は、御子柴にある意外な指示を出し…!?
第6話 2025年2月13日
大富豪・天宮寺丈洋(橋爪功)が自身の資産5082億円の相続者を決める時が来た。天宮寺一族が緊張する中、丈洋は介護士・相馬英美子(山崎静代)を養子に迎え、相続候補とすることを発表。長女・沙織(土屋アンナ)らは猛反発し、彼女が財産目当てで丈洋に近づいたと疑い、プライベートバンカーの庵野甲一(唐沢寿明)に英美子の本性を暴くよう依頼する。
庵野は助手たちと調査を開始するが、英美子の評判は極めて良好で、悪い噂は一切ない。焦った沙織は、英美子が200万円の高級バッグを購入していた事実を突き止めるが、これが逆に丈洋の信頼を深めてしまい、沙織たちは追い詰められることに――。
ドラマ概要
富裕層を相手に資産管理や資産形成の助言を行う“プライベートバンカー”が、金にまつわる問題を解決に導く痛快マネーサスペンス。唐沢寿明が圧倒的な金融知識と人脈を持つすご腕のプライベートバンカー・庵野甲一を演じる。他、出演者は鈴木保奈美、上杉柊平、土屋アンナ、MEGUMI、夏木マリ、橋爪功ら。
キャスト
庵野甲一(あんの こういち)〈58〉
演 - 唐沢寿明
資産10億円以上の大富豪しか相手にしない凄腕プライベートバンカー。
周辺人物
飯田久美子(いいだ くみこ)〈55〉
演 - 鈴木保奈美
「だんごの鶴松」の二代目社長。
御子柴修(みこしば おさむ)〈30〉
演 - 上杉柊平
庵野が信頼する助手。大手証券会社出身。
天宮寺家
天宮寺沙織(てんぐうじ さおり)〈43〉
演 - 土屋アンナ
天宮寺家の長女で、「天宮寺アイナグループ」の常務取締役。
天宮寺努(てんぐうじ つとむ)〈45〉
演 - 安井順平
天宮寺家の長男で、「天宮寺アイナグループ」の常務取締役。
天宮寺果澄(てんぐうじ かすみ)〈40〉
演 - MEGUMI
努の嫁。
天宮寺昴(てんぐうじ すばる)〈40〉
演 - 吉田ウーロン太
天宮寺家の次男で、民自党議員。
天宮寺美琴(てんぐうじ みこと)〈72〉
演 - 夏木マリ
「天宮寺アイナグループ」副社長。
天宮寺丈洋(てんぐうじ たけひろ)〈79〉
演 - 橋爪功
資産7000億の大富豪で、外食業界のトップに君臨する「天宮寺アイナグループ」社長。
スタッフ
脚本 - 小峯裕之、神田優、山岡潤平
音楽 - 得田真裕
主題歌 - [Alexandros]「金字塔」(Polydor Records / RX-RECORDS)
演出 - 西浦正記、山本大輔
ゼネラルプロデューサー - 横地郁英(テレビ朝日)
プロデューサー - 秋山貴人(テレビ朝日)、木萌実(テレビ朝日)、菊池誠(アズバーズ)
制作協力 - アズバーズ
制作 - テレビ朝日
番組公式サイト
プライベートバンカー (テレビドラマ) - Wikipedia