2024年12月25日

東京サラダボウル TOP

『東京サラダボウル』は、2025年1月7日から同年3月4日まで、NHK総合の「ドラマ10」枠(毎週火曜22:00-22:45)にて放送された。全9話。主演は奈緒と松田龍平。

各話あらすじ(2025年1月7日 - 3月4日)全9話
第1話 2025年1月7日「サソリと水餃子」
中国人被疑者の通訳にあたっていた有木野了(松田龍平)は、お昼時、緑髪の女性刑事・鴻田麻里(奈緒)に出会い、人探しを手伝わせられる羽目に。中国人留学生・シェンの元から失踪した友人キャンディを探し始める。魅惑の都市・東京で誰かと恋に落ちたか、意図した失踪か。経緯を詮索する中で、鴻田は有木野の的確な通訳と元刑事の鋭さにひかれ、コンビを組まないかと打診する。失踪の背後に怪しい男の影が見えてくる…。


第2話 2025年1月14日「始末書とネームタグ」
自転車のバッテリー窃盗でスリランカ人の取り調べを行う鴻田麻里(奈緒)。かたや東新宿署・国際捜査係の飯山係長、杓野巡査部長らと有木野了(松田龍平)は、桁違いの大きな多国籍外国人窃盗の摘発を通じ、中核にいる日本人の元暴力団員・安藤の居場所を探し始める。バッテリー窃盗を持ちかけた人間を探す鴻田は、素性を知らぬまま偶然にも安藤本人にたどり着いてしまう。ピンチに陥った鴻田のもとへ、有木野が駆け出していく。


第3話 2025年1月21日「赤ちゃんとバインミー(前編)」
日本人の父親と中国人から帰化した母親を持つ幼児が誘拐される。有木野(松田龍平)は母親への通訳を担当し、謎めいた事件に迫っていく。一方鴻田(奈緒)は、薬局での万引き犯逮捕に向けて潜入捜査を行い、赤ちゃんを育てているワンジェンビン(張翰)という在日中国人の男性と出会う。ワンの子育てへの大変さを理解し、助けたいと思う鴻田。だが実は、ワンともう一人の女が暮らすアパートの部屋には誘拐された赤ちゃんが…。


第4話 2025年1月28日「赤ちゃんとバインミー(後編)」
俊の誘拐から日が経ち、東新宿署のみならず警視庁・捜査一課の指揮を執る八柳(阿部進之介)や有木野(松田龍平)は焦りを募らせる。ワン(張翰)は中国人女性と共に、ボランティアから手渡された日本人のパスポートを手に日本人夫婦を偽って念願の大陸への帰国を試みる。だが“数日面倒を見ろ”と言われた俊も連れていくよう指示され、子の命の危険を予感したワンはボランティアを裏切り鴻田(奈緒)のもとへ出頭する…。


第5話 2025年2月4日「ティエンと進」
介護施設で入居者のタブレットが窃盗された。鴻田(奈緒)は疑惑をかけられたベトナム人ケアスタッフ・ティエン(NguyenTruongKhang)の取り調べを行う。ベトナム語通訳人の今井(武田玲奈)は、ティエンの体にあざがあることを発見。外国人労働者の厳しい現状を前に落ち込む今井を有木野(松田龍平)が慰める。真相を探るうち、鴻田はティエンが“友達”と呼んでいたケアスタッフの早川(黒崎煌代)にたどり着く。


第6話 2025年2月11日「海と警察官」
小学生の鴻田(奈緒)は近くの韓国食材店の娘・スヒョンに出会う。見たことのない料理の数々に心ひかれる鴻田。しかしある日スヒョンの家族は逮捕されてしまう…。それからおよそ20年。大人になった鴻田は有木野(松田龍平)に当時の別れの記憶と、警察官として誰も見捨てたくはない思いを語る。話を聞くうちに、有木野は自分と、亡くなった恋人・織田覚(中村蒼)、そして鴻田がつながっていた事実を知り驚がくする。


第7話 2025年2月18日「神様とバディ」
東新宿署国際捜査係に新たに阿川博也(三上博史)が着任する。鴻田(奈緒)は阿川と相棒を組むように言われ戸惑うが、中国人コミュニティに広い人脈がある阿川の力を尊敬する。だが阿川は4年前の誤訳事件を引き起こした張本人で、事件後亡くなった警察官・織田覚(中村蒼)の相棒だったことが分かる。そんな中ボランティアを知る人物リンモンチ(李丹)が殺される。鴻田はついに有木野が隠し続けた織田との関係性を知る…。


第8話 2025年2月25日「鳩とコインランドリー」
その昔、織田覚(中村蒼)は幼馴染の不良グループとつるみ荒んだ生活を送っていた。少年課の警察官だった豊角に人生をやり直すことを諭されたのを機に、織田は警察官になる。そして、有木野(松田龍平)と運命の出会いを果たした。鴻田(奈緒)は、阿川の誤訳事件をマスコミにリークしたのは織田覚で、その後自死したことを知り衝撃を受ける。どんどん真相に近づく鴻田を避けていた有木野だったが、ついに悲しみがあふれ出す。


最終話 2025年3月4日「Love and lettuce!」
ついに有木野(松田龍平)は、いままで誰にも話さなかった最愛の人・織田(中村蒼)について鴻田(奈緒)に話す。織田を失った悲しみと阿川(三上博史)と警察に対する恨みから警察官を辞め通訳人になった有木野の思いを理解し、未来をむく提案をする鴻田。鴻田は阿川に過去の罪を突きつけると、阿川はボランティアの逮捕へと一人踏み出し、慌てて阿川を追う鴻田の目の前で、ボランティアことシウ(絃瀬聡一)が阿川に…。


原作概要
『東京サラダボウル-国際捜査事件簿-』(とうきょうサラダボウル こくさいそうさじけんぼ)は、黒丸による日本の漫画作品。『Palcy』(講談社・pixiv)にて、2021年6月20日から2024年2月25日まで連載された。単行本は2021年11月22日より刊行された。

ドラマ概要
黒丸の同名漫画を奈緒と松田龍平のダブル主演でドラマ化。今や約70万人の在日外国人が暮らし、異なる言語、食、文化が同居する“サラダボウル”の東京を舞台に、国際捜査の警察官・鴻田麻里(奈緒)と“ワケあり”の通訳人・有木野了(松田)が異国で生きる葛藤に出会い、日本社会からこぼれ落ちそうな人生を拾っていく姿を描く。

キャスト
鴻田麻里
演 - 奈緒(10歳時:奈良部心紅)
東新宿署国際捜査係の警察官。

有木野了
演 - 松田龍平
警視庁通訳センターの中国語通訳人。

警視庁通訳センター
今井もみじ(いまい もみじ)
演 - 武田玲奈
ベトナム語の通訳人。

黒須雄介(くろす ゆうすけ)
演 - 関口メンディー
英語通訳人。

清宮百合(きよみや ゆり)
演 - イモトアヤコ
シンハラ語通訳人かつチームの統括。

その他通訳人
演 - 加山到、中川ありさ、林幸那、きり

東新宿署国際捜査係
杓野玲央(しゃくの れお)
演 - 中川大輔
巡査部長。鴻田の先輩。昇進意欲が旺盛で、本庁捜査一課の刑事になりたい。

広田カナ(ひろた カナ)
演 - ノムラフッソ(忠犬立ハチ高)
新人警察官。鴻田を先輩として尊敬している。

太良尾保(たらお たもつ)
演 - 平原テツ
係長。元マル暴。

飯山修(いいやま おさむ)
演 - 皆川猿時
統括係長。人情にアツく四字熟語が好き。

阿川博也(あがわ ひろや)
演 - 三上博史(第7話 - )
鴻田の相棒。中国語を駆使する優秀なベテラン刑事だったが、かつて外国人に意図的に誤訳を行い、元相棒の織田を巻き込む事件が起きてしまった。

田山(たやま)
演 - 田辺歩
刑事。

その他国際捜査係刑事
演 - 大門嵩、竹井洋介、矢沢聖史、吉田正臣、こうせい

周辺人物
織田覚(おだ さとる)
演 - 中村蒼
警察官。国際捜査でのある出来事をきっかけに命を絶ってしまった。有木野の最愛の人。元不良少年。

八柳隆太(やなぎ りゅうた)
演 - 阿部進之介
警視庁捜査一課の刑事。

張柏傑(ちょう ばいじぇ)
演 - 朝井大智
鴻田と有木野が通うバーのマスター。織田の幼なじみで、元不良。

シウ
演 - 絃瀬聡一
人身売買ビジネスを手がける組織の一味。取り調べを行う外国人たちから、通称「ボランティア」と呼ばれた謎の青年。

王建斌(わん じぇんびん)
演 - 張翰(第3話・第4話)
我が子を探すため中国から来日。10年間、懸命に働くうちにオーバーステイになってしまった。

沈一諾(しぇん いーうぉ)
演 - 許莉廷
中国からの留学生。友人・キャンディの失踪を機に鴻田と有木野と出会う。二人との出会いをきっかけに、通訳という仕事に興味を持つ。

キャンディ
演 - 喬湲媛(第1話)
本名:何子豪。アニメが好きで、中国からの観光客。ある夜、突然彼女の消息が絶たれてしまった。

ティエン
演 - Nguyen Truong Khang(第5話)
グエン・テー・ティエン。特定技能の資格を持って介護施設で働く。窃盗の疑いをかけられた。

ゲスト
第1話
ヘンリー趙
演 - 小野翔平
キャンディを騙していた中国人。薬物が入った袋を所持していた。

配達員
演 - 尾形貴弘(パンサー)
鴻田が注文したサラダボウルを配達する「fooder」の配達員。

警官
演 - 菅沼翔也
新大久保駅前でベトナム人男性に在留カードの提示を迫る警官。

タクシー運転手
演 - かめや卓和
キャンディを歌舞伎町まで乗せたという。

馬おばちゃん
演 - ソンピン(第3話・第7話・最終話)
八百屋の中国人店主。

らん
演 - らんちゃん(第3話・最終話)
八百屋の従業員。

ミー
演 - DANG LE NGOC THU(最終話)
八百屋のバイトのベトナム人。

第2話
大内田将(おおうちだ まさる)
演 - マギー
上麻布署国際捜査係のベテラン刑事。

リン・イーフェイとその夫
演 - 梅舟惟永、胡寧林
港区のマンションで激しい夫婦喧嘩をしていると隣家より通報があり、上麻布署に任意同行された中国人夫婦。

安藤隆吾
演 - オクイシュージ
元暴力団員。自動車窃盗団のまとめ役。

刑事
演 - 風見梨佳
上麻布署署国際捜査係刑事。

和田
演 - コウメ太夫(第6話)
鴻田とシェンが訪れた蕎麦屋の親父。

ウスマン・オコンワォ
演 - Emmanuel O
貿易会社「メタルトランス」代表のナイジェリア人。盗難車の部品を買い取って密輸しようとした容疑で検挙された。

アシャン・カクチ
演 - BANUKA
スリランカ料理店「PAULA」店員。電動自転車のバッテリーを窃盗した容疑で逮捕された。

店員
演 - Omila Shakthi、Soyza(役名:ランガ)
スリランカ料理店「PAULA」店員。ランガは自転車のバッテリーを買い取る日本人のことをアシャンに教えたという。

第3話・第4話
原嶋幸次(はらしま こうじ)〈39〉
演 - 浜野謙太
1歳の息子・俊を誘拐されてしまう父親。

原嶋ユキ(はらしま ユキ)〈35〉
演 - 高陽子
幸次の妻。中国からの帰化者。

トニー
演 - 日高由起刀(第1話・第8話・最終話)
シウの仲間。

安永
演 - 楽駆
警視庁捜査一課特殊犯捜査第一係刑事。誘拐事件捜査本部のメンバー。

藤本
演 - 桜まゆみ
原嶋宅に詰める誘拐事件捜査本部刑事。

管理官
演 - 信太昌之
警視庁捜査一課管理官。

勅使河原功
演 - 佐藤貢三
警視庁捜査一課長。

黒岩
演 - 佐藤五郎
誘拐事件捜査本部・刑事。

若手刑事
演 - 青木亮真

うじいえまさと
演 - 安井順平
鴻田が万引き犯の捜査で潜入したドラッグストア「TAKI」の店長。

警官
演 - 国崎和也(ランジャタイ)
東新宿署の玄関に立つ制服警官。


演 - しのへけい子
ドラッグストアの客。

アリサ
演 - Razel Ichimiya
原嶋ユキがかつて働いていたラウンジ「マルモル」のフィリピン人ホステス。戸籍売買に関わっている。

ホステス
演 - ジョージアナ
アリサの同僚のフィリピン人ホステス。警察の追及が迫っていることに怯えている。

劉啸(リュウ・シャオ)
演 - 王メイ子
王建斌と行動を共にする女性。

第5話
早川進(はやかわ すすむ)
演 - 黒崎煌代
ティエンの教育係。

別島道則
演 - 亀田佳明
介護施設「グリーンフラット東新宿」のベテラン介護士。

江藤三和子
演 - 佐藤真弓
「グリーンフラット東新宿」ホーム長。

松村南
演 - 竹本純平
「グリーンフラット東新宿」の入居者。

阿部真士
演 - 尾倉ケント
特定技能の外国の方をサポートする登録支援機関「明邦協同組合」の職員。

加瀬、樋口夏海、西野
演 - 中條サエ子、山ア翠佳、木村新吾
「グリーンフラット東新宿」の介護職員。

刑事
演 - 二階堂修、黒川大聖
有木野が刑事だった頃の織田の上司と同僚。


演 - タコス(マリーマリー)
日本生まれのベトナム人。日本名の読みは「アキラ」でベトナム読みは「ミン」。

看護師
演 - 岩波茉鈴
ティエンが入院した病院の看護師。

警官
演 - 堀内充治、小橋川嘉人、玉寄大樹、砂名諒香
タブレット紛失騒ぎの「グリーンフラット東新宿」で事情聴取する制服警官。

第6話
鴻田晴海(こうだ はるみ)
演 - 星野真里
麻里の母親。

ファン・スヒョン
演 - 水瀬紗彩耶
小学生の鴻田が出会った福岡の韓国食材店「セマウル」の娘。

スヒョンの母
演 - 智順
夫婦で「セマウル」を営む。

スヒョンの父
演 - 趙a和
美術学校進学を目指す娘の学費捻出のために密輸を手伝ってしまい検挙される。

通り魔
演 - 吉岡睦雄(第2話)
鴻田が遭遇した8年前の代々木通り魔事件の犯人。

店主夫妻
演 - お宮の松、みょんふぁ
韓国居酒屋の店主夫妻。

近所の店主
演 - 柿沼慶典、松宮かんな
路地の掃除を手伝う和田の文句を言う。

プジャラ
演 - Krishna T
料理屋店主のネパール人。外で騒いだ客が蕎麦屋前の路地に残したゴミの掃除をする。

第7話
豊角行広(とよずみ ゆきひろ)
演 - 三浦誠己(第8話・最終話)
監察官。誤訳の真相を追いかける。元少年課の警察官。


演 - 遊上なばな(最終話)
織田覚の妹。

リンモンチ
演 - 李丹(第8話・最終話)
王建斌が働いていた青島化成の工場の従業員。「ボランティア」を知る人物。

課長
演 - 水野智則
新宿区内における連続コンビニエンスストア強盗事件の捜査指揮を執る刑事課・課長。

男性
演 - 村中龍人、大島崚雅
張のバーの開店時に訪れた織田覚の友人。

第8話
伊村美鈴(いむら みすず)
演 - 安藤玉恵
弁護士。日本に暮らす外国人居住者の方たちを支える活動に貢献してきた。

リホンヘイ
演 - 水間ロン
2021年、阿川が取り調べの通訳を担当した中国人の窃盗犯。

刑事
演 - 松嶋健太
2020年、違法な風俗店を経営した容疑でリンモンチを取り調べしていた上麻布署の刑事。

金子とその連れ
演 - 田島亮、伊藤白馬
2009年、不良時代の織田覚や張柏傑らのバイク窃盗の上前を撥ねていた凶悪コンビ。

男性
演 - 才川コージ、アベラヒデノブ、今村航
不良時代の織田覚と張柏傑の仲間。

最終話
男性
演 - Omega Sapien (Balming Tiger)
二階からレタスを落としてしまう馬おばちゃんの店の店員。

スタッフ
原作 - 黒丸『東京サラダボウルー国際捜査事件簿―』
脚本 - 金沢知樹
音楽 - 王舟
メインテーマ曲 - Balming Tiger「Wash Away」
演出 - 津田温子(NHKエンタープライズ)、川井隼人、水元泰嗣
制作統括 - 家冨未央(NHKエンタープライズ)、磯智明(NHK)
プロデューサー - 中川聡子
演出部 / スケジュール - 吉田望
演出部 - 池田千比呂
制作部 - 大田康一
編集 - 大庭弘之
記録 - 吉田有沙
美術 - 川名隆
美術プロデューサー - 小宮祐希
美術進行 - 中川允人
衣装 - 森勇馬
メイク - 大脇佳子
スタイリスト - 神田百実
音響デザイン - 大沼由季、平田悠介
技術 - 富樫吉男、中橋孝雄
撮影 - 相馬和典、吉原輝久
照明 - 市川高穂、中村航
音声 - 高木陽
ECS - 佐藤望
VFX - 山田茂人
考証 - 下地ローレンス吉孝


番組公式サイト
東京サラダボウル-国際捜査事件簿- - Wikipedia

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