九十九夜町に雪が降り、本格的な冬を迎えようとしている。祝左右馬(鈴鹿央士)の探偵事務所で助手として働く浦部鹿乃子(松本穂香)は母のフミ(若村麻由美)宛の封書を郵便ポストに投函。鹿乃子はこれまでもフミに近況を知らせる手紙を出していたが、この時、初めて事務所の住所を書いていた。そのため、鹿乃子はフミからの返事を待つ。左右馬は鹿乃子が手紙を待っていることに気づいた。
ある日、倉田タロ(渋谷そらじ)と会った鹿乃子は、「サンタクロースに何をお願いしたの?」と聞かれる。「サンタクロース?」と聞き返す鹿乃子。タロは鹿乃子がクリスマスを祝ったことがないと知って、あることを思いつく。タロは母のヨシ江(磯山さやか)に、お食事処『くら田』で鹿乃子のためにクリスマス会を開くことを提案。鹿乃子には内緒で、父の達造(大倉孝二)に料理を作ってもらい、左右馬はもちろん、端崎馨(味方良介)たちにも飾り付けを協力してもらう。後に企画を聞かされた左右馬は渋い顔。ウソを聞きわける力を持つ鹿乃子に内緒事は難しいからだ。
一方の鹿乃子は、町で探偵依頼を求めるビラ貼り。掲示板にビラを貼っていると、書店から嘉助(黒川想矢)を追って、利市(橋本淳)が飛び出してきた。利市から嘉助を捕まえる手助けを頼まれた鹿乃子は応じる。左右馬はつくも焼き屋のじいさん(花王おさむ)が寺へ屋台を出すので、寺までの屋台引きを手伝いがてら、稲荷を掃除。すると婦人に声をかけられた。祝探偵事務所への行き方を尋ねる婦人に左右馬は鹿乃子の母・フミだとわかり…。
第1話 2024年10月7日「貧乏探偵×(秘)能力者ウソを巡る昭和レトロミステリ−開幕!」
第2話 2024年10月14日「お嬢さま誘拐事件!!初仕事で貧乏脱出!?」
第3話 2024年10月21日「恋に落ちたカタブツ刑事!?謎の着物美女と先生のウソの想い」
第4話 2024年10月28日「人形屋敷の怪死事件亡くなったのは人形!?奇妙な1人娘の秘密」
第5話 2024年11月4日「禁断の部屋の真実…奇怪な風習に隠された本当の想いとは!?」
第6話 2024年11月11日「手鏡の持ち主は誰!?少女探偵団の迷推理で名コンビ解散危機!?」
第7話 2024年11月18日「幽霊屋敷のウワサは本当!?殺人事件の夜に浮かぶ謎の女の正体」
第8話 2024年11月25日「馴染みの店でケンカ勃発!嘘を聞き分ける能力喪失で大ピンチ」
第9話 2024年12月2日「2人の美男子現る!!遺産相続はディナーのあとで!」
最終話 2024年12月16日「私ここに住みます!波乱を呼ぶ謎の美女と恋の予感!?
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