2024年10月02日

オクトー 〜感情捜査官 心野朱梨〜Season2 TOP

『オクトー 〜感情捜査官 心野朱梨〜Season2』は、2024年10月3日から同年12月12日まで、読売テレビ制作・日本テレビ系「プラチナイト」木曜枠内「木曜ドラマ」(毎週木曜夜11:59-0:54)で放送された。全11話。主演は飯豊まりえ。


前作
『オクトー〜感情捜査官 心野朱梨〜』は、2022年7月7日から9月8日まで読売テレビ制作・日本テレビ系「プラチナイト」木曜枠内「木曜ドラマ」(毎週木曜夜11:59-0:54)で放送された。主演は飯豊まりえ。


各話あらすじ(2024年10月3日 - 12月12日)全11話
第1話 2024年10月3日「密会アイドルに【期待】する殺意」
東神奈川署の刑事・心野朱梨(飯豊まりえ)は、目を合わせた相手の感情を色として見ることができる。彼女は13歳の頃、自宅で両親を殺害される事件に遭遇。その時、犯人の目を見たことを機に、朱梨は感情が見えるようになり、一方姉の紫織(松井玲奈)は感情を失った。朱梨は、警視庁から出向してきたエリート・風早涼(浅香航大)とともに犯人の正体を突き止め、事件は解決、姉の紫織も感情を取り戻した。

それから2年が経ち、朱梨は“ある事件”の捜査のため、風早が率いる警視庁捜査一課八係に出向することに。八係の刑事・滝沢(影山優佳)は風早から朱梨の能力を聞かされ、朱梨と新たにバディを組むことになる。

そんな中、朱梨は滝沢とともに、傷害事件の被疑者・時田里菜(若月佑美)の取調べを行う。里菜は、アイドルグループの元メンバー・朝比奈慶太(水石亜飛夢)を刃物で刺し、現行犯で逮捕された。朝比奈は素行が悪く、女性へのセクハラや暴力が報じられていた。里菜は取調べで、自分も朝比奈からセクハラを受けたと告白し、彼に謝罪してほしかったと語る。しかし、朱梨が里菜に見たのは“期待”を表すオレンジ色で、朝比奈への怒りや恨みは感じられない。 “期待”の感情に隠された、里菜の真の犯行動機とは?そして、風早が朱梨を警視庁へ呼んだ理由とは――?


第2話 2024年10月10日「体罰教師を襲った男に隠された闇」
朱梨(飯豊まりえ)は、殺人事件のタイ人被疑者・クリット(Great)の取調べをすることに。クリットは無実を訴え、自分には物に残った感情を読み取れると主張していた。風早(浅香航大)は、同じく人の感情を読み取る能力を持つ朱梨をクリットに引き合わせたのだった。朱梨の尋問に対してクリットは、意外なことを告げ…。

そんな中、朱梨と滝沢(影山優佳)は、傷害事件の被疑者・矢田部(淵上泰史)を取り調べる。母校の中学校に侵入した矢田部は刃物を持って暴れ回り、体育教師の高橋(加瀬信行)は意識不明の重体に。矢田部は、高橋が生徒に体罰を与えているというSNSの書き込みを見て制裁を加えたのだと動機を語る。矢田部から見えたのは“信頼”を表す黄緑色で、朱梨は違和感を覚える。そんな中、高橋が生徒に体罰を行う様子を隠し撮りした動画が拡散される。SNSでは、体罰に対処しなかった学校への非難や、矢田部に対する同情や賞賛の反応が見られるように。矢田部は取調べで「みんなが望んだことをしただけ」と、余裕の笑みを見せる。しかし、朱梨が見た矢田部の感情は、“不安”を表す緑色。朱梨は、矢田部が何かを隠していると考える。学校を襲った凶悪犯の真の目的とは!?


第3話 2024年10月17日「サレ妻が夫に見せる【恐れ】の理由」
朱梨(飯豊まりえ)は、警察の取調べを受けることに。紫織(松井玲奈)が参加する犯罪被害者自助グループの代表・二見(和田光沙)が殺され、紫織が重要参考人となったのだ。防犯カメラに事件現場から立ち去る紫織の姿が映っていて、その後紫織は失踪してしまった。朱梨は取調べで、紫織から殺意につながるような感情の色を見たことがないと証言するが…。

そんな中、朱梨と滝沢(影山優佳)は、殺人事件の容疑者・染谷夏帆(佐藤玲)を取り調べる。夏帆が殺害したのは、IT企業経営の夫・染谷迅(落合モトキ)と不倫していた受付アルバイトの成田ゆず季(景井ひな)。さらに夏帆は、ゆず季を殺した後、自宅に帰ってから迅をナイフで刺していた。夏帆は取調べで、悪いのはゆず季であり、今も変わらず夫を愛していると主張。そんな夏帆から朱梨に見えたのは、“恐れ”の感情である緑色だった。

朱梨と滝沢は、自宅で療養中の迅を訪ねる。迅は、妻が罪を犯したのは自分のせいだと反省を口にするが、ゆず季の話題が出ると“怒り”、夏帆の話になると“軽蔑”の感情が見えていた。話を聞く限り、迅と夏帆はお互いを思い合っていて、夫婦関係が悪いという証拠も見つからないのだが…。この夫婦が隠す秘密とは――!?


第4話 2024年10月24日「殺人容疑者家族が見せる狂気の感情」
朱梨(飯豊まりえ)と滝沢(影山優佳)は、ある殺人事件の参考人として辺見悠哉(中尾暢樹)から事情聴取する。被害者は、悠哉の恋人・長谷川茉央(優希美青)。彼女は、紐のようなもので絞殺された。事件当日、水族館でデートしていた茉央と悠哉が口論する様子が目撃されていた。取調べに対して悠哉は、茉央とは婚約して関係は順調だったと言い、口論の理由を語ろうとしない。

さらに悠哉は、茉央が殺された時刻に家にいたとアリバイを主張するものの、同居する両親とは顔を合わせていなかった。朱梨は、一刻も早く犯人を捕まえてほしいと訴える悠哉の目に“悲しみ”を示す青を見る。悠哉の色は、両親の話になると“不安”を表す緑に変わる。

朱梨と滝沢は悠哉の自宅を訪ね、悠哉の両親・恭平(小林隆)と環(清水美砂)から話を聞く。事件当日の行動について、恭平は一人でキャンプに出掛けていて、環は早く寝たために悠哉の姿は見ていないという。朱梨が見た恭平の色は“不安”を表すで、環の色は“恐れ”を表す濃い緑と、“怒り”を表す赤だった。

朱梨と影山は茉央の会社で聞き込みを行い、茉央が悠哉との結婚を迷っていたという同僚の証言を得る。そんな中、茉央を殺害した凶器の登山ロープが発見され、それが恭平のものと判明する。悠哉と茉央、そして両親との間に隠された、歪な関係性とは――!?


第5話 2024年10月31日「交通事故の裏にパパ活マニュアル?」
朱梨(飯豊まりえ)は風早(浅香航大)とともに、クリット(サポン・アッサワマンコーン)から話を聞く。クリットは逮捕される前、紫織(松井玲奈)と会っていた。クリットは、紫織と朱梨のことを以前から知っていて、紫織に会いに行ったと語るが…。

そんな中、朱梨と滝沢(影山優佳)は、ある交通事故の参考人として大学生の梅本寧々(中田青渚)を取り調べることに。寧々は、ふてぶてしい態度で取り調べに応じる。

ある晩、会社員の渋谷謙吾(水間ロン)がトラックにひかれて死亡。トラックに搭載されたドライブレコーダーの映像には、渋谷が大学生の蓮沼太一(福松凜)に車道へ突き飛ばされた様子が映っていた。蓮沼は、寧々の同級生で交際相手でもあった。

寧々の証言によると、彼女は事件の夜、渋谷にナンパされて一緒に飲んでいたが、ホテルに連れ込まれそうになった。そこに蓮沼が駆け付けたのだという。

続いて、朱梨と滝沢は蓮沼を取り調べる。蓮沼は、寧々に手を出した渋谷が許せず、彼を捕まえようとして誤って突き飛ばしてしまったのだと殺意を否定する。

朱梨はそれぞれの取調べで、寧々からは“後悔”の色、蓮沼からは“いら立ち”の色を見る。
その後、寧々と蓮沼が通う大学での聞き込みで、意外な事実が判明し――!?


第6話 2024年11月7日「連続殺人の裏にヒマワリの怒り!?」
朱梨(飯豊まりえ)は、現場にひまわりの花が残されていた3件の事件に、フラワーショップの店長・常松万理華(田辺桃子)が関わっていると考える。突き飛ばされてトラックにひかれ、亡くなった会社員・渋谷健吾(水間ロン)。ビルから転落死したジムトレーナー・上野千春(横内亜弓)。公園で刺殺された会社経営者・馬場竜之介(南川航輝)。3人の被害者のつながりも分からず物証もないため、捜査会議では朱梨に対して否定的な意見が出る。

しかし、クリット(サポン・アッサワマンコーン)が現場に残された3本のひまわりに触れて感じた“怒り”の感情と、朱梨が万理華と会った時に見た“怒り”の赤は同じで、朱梨は、万理華と一連の事件の関わりを確信していた。

朱梨と滝沢(影山優佳)は、万理華に話を聞きに行く。万理華は、3件の事件への関わりを否定。朱梨は万理華を観察していたが、特に変わった色は見えない。滝沢は万理華に、ひまわりの花言葉は何かと尋ねる。朱梨は、その質問に答える万理華に“怒り”を示す赤色を見る。さらに、万理華から別の色が見えてきて…。

朱梨と滝沢は、馬場の父親に話を聞くことに。父親の話から、馬場、上野、渋谷に接点があったことが判明。朱梨と影山が捜査を進める中、第4の事件が起こり――!?


第7話 2024年11月14日「姉の殺人疑惑の裏にまさかの人物!」
朱梨(飯豊まりえ)、滝沢(影山優佳)、風早(浅香航大)が見守る中、クリット(Great)が二見(和田光沙)殺害事件の遺留品である杖の「残留感情」を読み取る。さらにクリットは、犯人の手がかりを得るために事件現場に行きたいと申し出る。

朱梨と滝沢は、傷害事件の被疑者・設楽優吾(西山潤)の取調べをする。美容専門学校でメイクを学んでいた設楽は、同じ学校に通う藤原大貴(堀家一希)に襲い掛かり、カミソリで顔を切りつけて背中を刺した。取調べで設楽は、藤原のことが以前から嫌いで殺してやりたかったと動機を供述。朱梨は、そんな設楽から“嫌悪”を表す紫を見る。供述と見える色に矛盾はなく、他の生徒たちも事件を目撃していて、設楽が犯人であることは間違いないと思われた。にもかかわらず朱梨は、何か引っかかるものを感じる。

朱梨と滝沢は、事件現場となった美容専門学校で聞き込みをする。生徒たちは、近々開かれる全国の美容系専門学生が出場するコンテストに向けて作品作りに励んでいた。設楽と藤原を指導する教員・中野は、設楽はとても優秀な生徒であり、設楽と藤原は仲が良かったと語る。2人を知る生徒たちからも、彼らは親しく、切磋琢磨する良いライバル関係だったという証言しか得られない。

朱梨と滝沢は、回復した藤原から事情聴取する。藤原は、設楽から襲われる理由に心当たりはないと主張。朱梨がそんな藤原に見たのは、“不安”と“恐怖”を表す緑だった。

設楽は、なぜ藤原を襲ったのか? 朱梨は、事件の意外な真相にたどり着き――!?


第8話 2024年11月21日「【黒幕登場!】明かされる衝撃真実」
朱梨(飯豊まりえ)は滝沢(影山優佳)とともに、甲本祐希(臼田あさ美)を訪ねる。甲本は、人を操って朱梨と紫織(松井玲奈)の両親を死に追いやった人物であり、朱梨にとっては憎むべき相手。しかし、再び事件に巻き込まれ、失踪した紫織を救うため、朱梨は甲本と対峙する。

朱梨は坂東(浜野謙太)に頼まれ、俳優・溝口ひかり(片山萌美)の死に関する参考人・田代類(品川祐)を取り調べる。ひかりは、密室状態の自宅の浴室で溺死していた。遺体の第一発見者は、マネージャーだったひかりの妹・溝口充希(冨手麻妙)と、ひかりの恋人でもあった舞台演出家・尾形友也(田村健太郎)。当初は事故死という見立てだったが、現場検証の結果、殺人の可能性が高まる。マンションの防犯カメラの映像から田代が浮上するものの、田代とひかりの関係は分からない。

田代は黙秘を続け、坂東もお手上げの状態だった。朱梨が田代に見たのは“平穏”を示す薄い黄色で、彼は取調べにも動揺していない様子。ところが、朱梨がある問いかけをすると、田代の色に変化が表れる。その後、田代の正体が明らかになる。朱梨と坂東は、関係者である充希、尾形、若手俳優の日下部玲香(池田朱那)に話を聞く。朱梨は、姉について語る充希から、“喜び”を表す黄色を見て――!?


第9話 2024年11月28日「【衝撃の動機!】殺人犯に憧れた男」
朱梨(飯豊まりえ)と滝沢(影山優佳)は、山神(安井順平)について詳しく調べるため、山神の会社から援助を受けている大学教授・堀之内修(長野博)の研究室へ向かった。堀之内は犯罪医心理学の専門家で、タイの犯罪に関する論文を多く書いていた。堀之内の話では、山神は国際的な視点から日本の犯罪捜査をアジアでも役立てたいと考え、堀之内への援助を始めたという。堀之内は、かつて科警研でプロファイラーとして捜査に参加していた。

朱梨たちが話しているところに、堀之内の授業を受けている学生・門倉凪咲(野内まる)が研究室に訪れる。朱梨は、凪咲に“恐怖”の感情を表す緑色を見る。

朱梨と滝沢が堀之内の研究室を出て帰ろうとした時、大学内で殺害された男性の遺体が発見されて騒ぎになっていた。被害者は、学生の稲垣伸之(別府由来)。稲垣は後頭部をナタで割られ、両手首が失われていた。稲垣の殺害方法は、30年前に起こった連続殺人と酷似。その事件の犯人は逮捕され、すでに死刑が執行されていた。

捜査により、堀之内が30年前の事件に関する論文を書いていたことが判明。まもなく、堀之内は稲垣殺害を自供する。

堀之内は朱梨と滝沢に対して「人を殺してみたかった」と動機と犯行の手口を詳細に語る。そんな堀之内に、朱梨は“期待”を表すオレンジ色を見る。残虐な殺人について平然と語る堀之内だったが、稲垣との関係を問うと、朱梨の目に見える堀之内の色が変化する。堀之内は、本当の動機を隠しているようで――!?


第10話 2024年12月5日「【最終章へ!】明かされる真実」
朱梨(飯豊まりえ)と滝沢(影山優佳)は、自分の正体を明かしたクリット(Great)から詳しく話を聞く。タイの公安警察の捜査員であるクリットは、タイ警察と癒着する犯罪組織のリーダーが山神(安井順平)だと突き止めたもののタイで捕まえることができず、日本まで追ってきた。クリットは山神の組織に所属する一ノ瀬(西中ひさあき)と接触しようとするが、何者かが一ノ瀬を殺害してクリットに罪を着せたのだった。

さらに山神と二見(和田光沙)のつながりも判明し、一ノ瀬と二見を殺した犯人は同一人物である可能性が高まる。山神には、どちらの事件に関してもアリバイがあった。
クリットは、一ノ瀬殺害の凶器であるペーパーウエイトから“愛”の感情を読み取っていた。山神の関係者を調べると、元交際相手の多々良望(西原亜希)が浮上する。

朱梨と滝沢は、多々良を参考人として取り調べる。多々良は、山神とは何年も連絡を取っていないと答え、2件の殺人への関与を否定。朱梨は多々良に、二見の殺害現場の写真を見せる。その時、多々良から見えたのは、“愛”を表す黄色と黄緑色だった。
朱梨たち強行犯八係は、多々良を犯人と断定。動機は、山神への“愛”なのか? 朱梨と滝沢は、紫織(松井玲奈)の居場所を聞き出すべく多々良の取調べを続けるが――!?


最終話 2024年12月12日「【衝撃最終回!】最後の感情捜査 」
山神(安井順平)を殺害した凶器のナイフから風早(浅香航大)の指紋が検出されたと知り、衝撃を受ける朱梨(飯豊まりえ)。そんな彼女のもとに、風早から電話がかかってくる。風早は朱梨に「山神を殺したのは自分だ」と伝え、まもなく逮捕される。

風早は監察官の聴取でも犯行を認め、山神への憎しみをあらわにする。朱梨は風早の真意を知るため、滝沢(影山優佳)とともに聴取に臨む。風早は朱梨たちに、犯行の経緯を語る。朱梨が風早に見た色は、“恐れ”を表す緑色だった。風早が何かを隠していると確信した朱梨は、風早の本当の色を見つけると決意する。
朱梨と滝沢は、紫織(松井玲奈)から事情を聞く。紫織は山神の別荘で、山神と多々良(西原亜希)の娘・さくら(永尾柚乃)とずっと一緒にいた。紫織は、山神を最後に見たのは朱梨が救出に来る直前で、風早の姿は見なかったと証言する。

朱梨は、クリット(Great)に山神を殺害したナイフから「残留感情」を読み取ってもらう。ナイフに触れたクリットは、朱梨と同じく“恐れ”の感情を読み取り、さらに風早以外の誰かの感情も残っていると告げる。しかし、その誰かの感情は奥深くに眠っているような状態で、はっきりしないという。“奥深くに眠っている感情”は大きな手掛かりだったが、その正体を明らかにする方法が分からず、朱梨は行き詰まってしまう。
風早は、本当に山神を殺したのか? 朱梨がたどり着く、驚くべき真実とは――!?


ストーリー
2020年に放送された「オクトー 〜感情捜査官 心野朱梨〜」の続編。飯豊まりえ演じる“感情の色”が見える変わり者の刑事・心野朱梨と、正義感あふれる刑事・滝沢美空(影山優佳)が新バディを組み、事件の真相に迫る“刑事サスペンス”。感情を取り戻した姉が失踪し、知人を殺した容疑で指名手配に。朱梨は姉の無実を証明するべく捜査をする。


キャスト
心野朱梨(しんの あかり)〈28 → 30〉
演 - 飯豊まりえ(13歳時:渡邉心結)
神奈川県警 東神奈川署 刑事第1課強行犯1係、巡査部長(S1)。
→ 警視庁 刑事部 捜査第一課強行犯八係、警部補(S2)。
15年前、両親が殺害された事件以降、人の感情が色として見えるようになる。

取り調べ時に捜査対象を観察し、確認される感情の色をパステルでスケッチブックに記録して、心理状態の変化を読み解く。
写真や動画では感情の色を読み取れないが、自身の意思とは無関係に感知してしまい、多くの感情が飛び込んでくると疲弊するため、街中ではフード付きのコートで顔を隠し他人の感情を遮っている。グミが好物。

2年後、警察庁から警視庁へ出向した風早に呼び寄せられるかたちで警視庁へ出向することになった。

風早涼(かぜはや りょう)〈30 → 32〉
演 - 浅香航大(幼少期:高須敦斗)
神奈川県警 東神奈川署 刑事第1課強行犯1係 係長、警部補(S1)。
→ 警視庁 刑事部 捜査一課強行犯八係長、警部(S2)。

朱梨の相棒(S1)。
警察庁から神奈川県警へ異動させられたエリート刑事。かつて県警が押収した麻薬を上司が横流ししている証拠を掴み告発したが、上層部から揉み消されている。

平安は彼が幼少の頃に離別した実の父であり、異動の目的は東神奈川署の内偵のための密命であったと真意を察する。
平安が15年前の事件の責任を取り辞職し、東神奈川署の内偵の目的を終えたことから、小野寺の逮捕を見届け警察庁に復
帰する。

その後、警察庁から警視庁へ出向。捜査一課八係の係長になった。

滝沢美空(たきざわ みく)〈26〉
演 - 影山優佳(S2)
警視庁 刑事部 捜査一課強行犯八係、巡査。

朱梨の相棒(S2)。
ノンキャリアで警視庁に入庁。交通課での交番勤務を経て、所轄署の刑事課へ配属。1年前に本庁の刑事課へ配属された。学生時代は陸上部。明るい性格。

周辺人物
心野紫織(しんの しおり)〈35 → 37〉
演 - 松井玲奈
朱梨の7つ年上の姉。スポーツ整形外科医を目指すも、15年前の事件で両親殺害の犯人から朱梨を庇い、刃物で刺されたことを境に感情を失い、会話もできない状態で入院生活を続けている。
虚空を見つめるその瞳からは、朱梨の特殊能力をもってしても何の色も確認できない。

15年前の小野寺による両親殺害の原因が、彼からストーキングされていた自分であると思い込み、その絶望の大きさから自ら感情を閉じ込めていたが、そのことを知った朱梨から感情を閉じ込める必要はないと涙ながらに訴えかけられたことで、これまで閉ざしていた感情をわずかに解放し、悲しみの感情から涙を流す。

レギュラー(S2)
警視庁 刑事部捜査一課(S2)
今西湊人(いまにし みなと)〈24〉
演 - 岩瀬洋志
強行犯八係の警部補。キャリア組。

坂東俊之介(ばんどう しゅんのすけ)〈43〉
演 - 浜野謙太
強行犯八係の巡査部長。三児の父親で、長女は中学3年生の受験生。

美空の関係者(S2)
滝沢晴馬(たきざわ はるま)〈23〉
演 - 高野洸
美空の3つ下の弟。大学進学のために上京してきた。

その他(S2)
クリット・ウォンラット〈29〉
演 - Sapol Assawamunkong(Great)
朱梨と似たような特殊能力を持つタイ出身の容疑者。タイで飲食店をプロデュースする実業家。日本の食材を買い付けに来日し、都内在住のエンジニア・一ノ瀬伸明を殺した容疑で逮捕される。物に残された感情を読み取ることができる。実はタイ警察の公安捜査官で山神を追って日本まで来た。

チャーノン・サエタン
演 - 小波津志(PSYCHIC FEVER from EXILE TRIBE)
正体不明だったが、第10話でタイ公安警察官であることが明かされる。クリットの元バディ。3年前、山神を捜査中に銃で撃たれて殉職している。

二見智子〈当48〉
演 - 和田光沙
紫織が通う自助グループ「安らぎの輪」の代表。

山神淳〈45〉
演 - 安井順平(第6話 - 最終話)
社会福祉や人材派遣業など複数の事業を手掛ける実業家。二見智子の件で風早から聴取される。

ゲスト(S2)
第1話(S2)
時田里菜
演 - 若月佑美(第2話)
朝比奈慶太をナイフで刺した傷害容疑で現行犯逮捕された会社員。

朝比奈慶太〈26〉
演 - 水石亜飛夢(第2話)
アイドルグループ「ブラスツ」の元メンバー。自宅マンションの駐車場で時田里菜に襲われ、一命をとりとめるも意識不明の重体となる。

橋岡未来
演 - 星乃夢奈
朝比奈慶太とのスキャンダルが報じられた10代タレント。実は彼と既に婚約している。

吉沢紘一
演 - 三島涼
朝比奈慶太が住むマンションの警備員。

参加者
演 - 安藤杏、串山麻衣、春園幸宏
二見が代表を務める自助グループの参加者。

第2話(S2)
矢田部聡〈43〉
演 - 淵上泰史(中学生時代:志水透哉)
西塚中学に侵入し、刃物で教師3人を刺して逮捕される。犯行動機は体罰教師への制裁、と話すが、同校の卒業生であるため私怨ではないかと疑われる。

橋真人〈53〉
演 - 加瀬信行
足立区立西塚中学の体育教師。矢田部に刺されて意識不明の重体になる。生徒への体罰を調査されていた。

教師
演 - 堀丞
西塚中学教師。矢田部に刺されるも軽症で済む。

矢田部景子
演 - 吉澤実里
半年前に亡くなった聡の母。30年近く自宅で聡の介護を受けていた。

一ノ瀬伸明〈享年37〉
演 - 西中ひさあき(第5話 - 第10話)
自宅で死亡していたエンジニア。彼を殺した容疑者としてクリットが拘留される。

園田裕樹

第3話(S2)
染谷夏帆〈34〉
演 - 佐藤玲
成田ゆず季を殺害し、夫の迅を刺した容疑で逮捕される。迅とは大学のサークル仲間だった。

染谷迅〈34〉
演 - 落合モトキ
夏帆の夫。アプリ開発会社経営者。

成田ゆず季〈21〉
演 - 景井ひな
大学生。染谷迅の会社の受付アルバイトで、迅と不倫していた。

刑事
演 - 八代崇司(第4話)、宮島はるか(第4話)
二見智子殺害の件で紫織の行方などを朱梨に聴取する刑事。

半グレ
演 - 須森隆文(第4話・第6話)、星川祐樹(第4話・第6話・第7話)、阿邊龍之介(第6話・第7話)
滝沢晴馬を殴って脅す半グレ。

捜査一課長
演 - 高久慶太郎

男性
演 - 川野雄平
風早涼に『被害者 二見智子運営の犯罪被害者支援団体「安らぎの輪」に関する捜査報告書』を渡す男性。

第4話(S2)
辺見環〈55〉
演 - 清水美砂
悠哉の母。主婦。事件当夜は早く寝たので、息子の悠哉には会っていない。

辺見恭平〈62〉
演 - 小林隆
悠哉の父。会社役員。事件当夜は1人で山梨にキャンプに行っていた。

辺見悠哉〈26〉
演 - 中尾暢樹
長谷川茉央殺害の参考人。実家住まい。事件当夜は自宅にいたが、家族と顔を合わせておらずアリバイがない。

長谷川茉央〈25〉
演 - 優希美青
辺見悠哉の婚約者。路上に停められた自家用車の中で紐のような物で首を絞められた遺体で発見される。

女子社員
演 - 佐藤菜奈子
長谷川茉央の同僚。彼女とは一緒に旅行に行くほど仲が良かった。

女性
演 - 藤本貴子
凶器の登山用ロープと血の付いた付け爪をゴミ置き場で発見し通報した女性。

第5話(S2)
常松万理華〈27〉
演 - 田辺桃子(第6話)
フラワーショップ「Florist Willow」店長。店やネットで恋愛相談を受けており、話題になっている。相談者に恋愛指南マニュアルという名目の恋愛詐欺マニュアルを配っている、と噂されている。国武館大学を1年生の時に中退している。

梅本寧々〈20〉
演 - 中田青渚(第6話)
明峰学院大学 3年生。交通事故の参考人。渋谷健吾が死亡する直前、ホテル街を一緒に歩いていた。

渋谷健吾〈27〉
演 - 水間ロン(第6話)
外資系証券会社「Beneficial.Co」社員。交通事故の被害者。交差点で若い男性に突き飛ばされ、トラックに轢かれて死亡する。学生時代柔道をしており、9年前の強化合宿に参加していた。常松万理華と同じ国武館大学の同じ学部に在籍していた。

蓮沼太一〈21〉
演 - 福松凜(第6話)
明峰学院大学 3年生。梅本寧々の恋人。渋谷健吾を突き飛ばした被疑者。捕まえようとしただけで殺すつもりはなかった、と供述する。

上野千春〈47〉
演 - 横内亜弓(第6話)
ジムのトレーナー。ビルから転落して死亡する。9年前の柔道の強化合宿に女子チームのコーチとして参加していた。

馬場竜之介〈30〉
演 - 南川航輝(第6話)
会社経営者。港区の公園で刺殺される。学生時代柔道をしており、国武館大学の学生の時に関東代表に選ばれ、9年前の強化合宿に参加していた。

刑事
演 - 小西貴大
クリットの会社は日本では事業実績がなく、買い付けで来日したという話には疑問があると風早に報告する。

女子大生
演 - 久保由乃
明峰学院大学の学生。梅本寧々と蓮沼太一が付き合っていたという話は聞いたことがない、と話す。

女子高生
演 - 白上理桜
フラワーショップ「Florist Willow」の客。

寺田ムロラン

第6話(S2)
柳日奈子
演 - 岬あかり
国武館大学スポーツ健康学部に在籍していたが9年前中退し、その後、飛び降り自殺している。

大久保文則
演 - 伊森大祐
フラワーショップ「Florist Willow」店内で常松万理華と共に刺され、その後死亡する。

馬場の父
演 - 矢嶋俊作
公園で刺殺された馬場竜之介の父親。

管理人
演 - 田中優樹
9年前、柔道の関東代表が強化合宿をしていた施設の管理人。柔道部の選手たちの素行が悪く、その後使用禁止にしたと語る。

第7話(S2)


設楽優吾
演 - 西山潤
美容専門学校「東京ビューティースクール」学生。藤原大貴に対する傷害事件で現行犯逮捕される。両親からは美容学校進学を反対されており、家出同然で上京していた。

藤原大貴〈19〉
演 - 堀家一希
美容専門学校「東京ビューティースクール」学生。設楽優吾にカミソリで切り付けられ負傷する。優吾とは良いライバル関係で、犯行の理由がまったく思い当たらない、と語る。

中野利江子
演 - 太田美恵
美容専門学校「東京ビューティースクール」教師。設楽優吾は特別優秀なので期待していた、と語る。

設楽潤一、奈緒子
演 - 岩本淳、得田舞美
上京してきた優吾の両親。

インタビュアー
演 - 羽村純子
山神を取材するインタビュアー。

学生
演 - 勝田彩月、木幡かの、原田悠希
設楽と藤原について語る、美容専門学校「東京ビューティースクール」の学生。

第8話(S2)
溝口充希
演 - 冨手麻妙
ひかりの妹でマネージャー。リハーサルに現れないひかりを尾形と共に訪ね、彼女の遺体を発見する。2年前に母親が亡くなってからマネージャー業を引き継いでいる。幼い頃はひかりと共に子役として芸能活動をしていた。

溝口ひかり〈33〉
演 - 片山萌美
主演舞台を控えていた俳優。自宅浴室で溺死していた。母親が亡くなってから休養しており、次の舞台が復帰作になる予定だった。

尾形友也
演 - 田村健太郎
ひかりの恋人の舞台演出家。充希と共にひかりの遺体を発見する。

日下部玲香
演 - 池田朱那
舞台でひかりの代役を務めることになった若手俳優。

田代類〈48〉
演 - 品川祐
溝口ひかり死亡事件の参考人。ひかりの死亡時刻前後にマンションに出入りしていた。

多々良望
演 - 西原亜希(第9話 - 最終話)
山神淳の10年前の交際相手。

溝口真於子〈享年57〉
演 - 岩本麻代(写真)
充希とひかりの母。2年前、病死している。生前はひかりの個人事務所社長とマネージャーをしていた。昔は売れない女優だったが、充希の出産後は裏方にまわって娘たちのマネージャーをしていた。

記者
演 - 仙波恵理
充希に事件のことを尋ねる記者。

第9話(S2)
堀之内修
演 - 長野博(第10話)
山神の会社から援助を受けている犯罪心理学の専門家。タイの犯罪に関する論文を多数執筆している。以前、科警研でプロファイラーとして捜査に関わっていた。稲垣伸之の殺害方法が堀之内が論文を書いた連続殺人事件と酷似していたため、参考人として聴取を受ける。

門倉凪咲
演 - 野内まる
堀之内の授業を受講している大学生。堀之内に対し、恐怖の感情を見せる。

稲垣伸之
演 - 別府由来
堀之内が勤める大学の学生。図書館裏で鉈で頭を割られ、両手首から先が欠損した遺体で見つかる。

刑事、鑑識官
演 - 酒井貴浩、渡辺慎一郎
稲垣伸之殺害事件の現場捜査をする刑事と鑑識官。

第10話(S2)
山神さくら
演 - 永尾柚乃(乳児期:瀬脇捺愛)(最終話)
多々良望と山神淳の娘。チャーノン・サエタンが殺害された現場を目撃している。

最終話(S2)
監察官
演 - 植木紀世彦
風早の聴取をする監察官。

スタッフ
脚本
S2 - 三浦駿斗
監督
S2 - 中茎強、伊野部陽平、田原秀雄、土浩二
音楽 - 田熊理秀、ハセガワダイスケ
主題歌
S2 - みゆな「あなたに抱きしめて」(A.S.A.B)
オープニング曲
S2 - PSYCHIC FEVER「Cold Rain」(LDH Records)
音楽プロデューサー - 谷口広紀
心理学監修 - 田代信久
警察監修 - 石坂隆昌
アクションコーディネーター - 柴原孝典
チーフプロデューサー - 岡本浩一
プロデューサー
S2 - 福田浩之、伊藤愛、柴田裕基(AX-ON)
制作協力 - AX-ON
制作著作 - 読売テレビ


番組公式サイト
オクトー 〜感情捜査官 心野朱梨〜 - Wikipedia

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