各話あらすじ(2024年7月19日 - 9月13日)全8話
第1話 2024年7月19日「主婦ブロガー炎上編」 ※初回15分拡大(20:00 - 21:09)
保田理(中島健人)はネットやSNSトラブルが得意な若手弁護士。変わった性格で、悪気なく無礼な態度を取っては客を逃してばかり。この日の無料法律相談会でも相談者を冷たく突き放し、新任パラリーガル・加賀見灯(白石聖)は頭を抱える。そんな中、主婦ブロガー・桐原こずえ(志田未来)が訪ねてくる。一昨日からSNSや掲示板で炎上。突然いわれのないコメントや誹謗中傷が書き込まれるようになったという…。
第2話 2024年7月26日「主婦ブロガー炎上編/アーティスト偽動画編」
誹謗中傷で提訴したこずえ(志田未来)は、犯人からの謝罪と和解金を勝ち取ったが早々に支払いが滞る。保田(中島健人)は犯人に“お仕置き”をするため驚きの行動に出る▼灯(白石聖)が大ファンの兄妹デュオ・ヌーヌーのリオ(野村周平)が事務所に現れる。拡散されたイジメ動画をきっかけに大炎上。妹リホ(平祐奈)は心労で過呼吸に。事実無根だと訴えるリオは犯人全員を吊るし上げたいと語気を荒げるが…。
※2024年8月2日は『2024年パリオリンピック』のため放送休止。
第3話 2024年8月9日「アーティスト偽動画編」
保田(中島健人)が弁護を請け負うことになった兄妹アーティスト・ヌーヌーの炎上騒動。兄・リオ(野村周平)は誹謗中傷と戦うことにする。情報開示請求という反撃に、軽い気持ちで中傷していた人々の間に動揺が広がる。広告代理店勤務の中山(小手伸也)もそのひとり。職場では部長という立場だが、人知れずヌーヌーへの中傷を書き込み続けていた。ある日、会社に意見照会が届いたのを機に深刻な状況へと陥っていく。
第4話 2024年8月16日「喫茶柏原炎上編」
加賀見灯(白石聖)は「喫茶柏原」で、保田理(中島健人)の相談者への態度に日々身が縮む思いをしている胸の内を明かす。そんな灯に柏原麻帆(片平なぎさ)は、普段は素っ気ない保田が店を救ってくれた、昔の出来事を語り始める。身に覚えのないある書き込みが拡散されて店が大炎上。頭を抱えていた時に保田が現れたといい――。保田がネットトラブルと深く関わり、“他人事”の掛け軸が生まれるきっかけになったそのトラブルとは…。
第5話 2024年8月23日 「デジタルタトゥー削除編」
「喫茶柏原」の客・黒川大樹(浅利陽介)は、柏原麻帆(片平なぎさ)に懇願して保田理(中島健人)を紹介してもらうことに。実は10年前、当時働いていた会社の同僚たちと飲んだ際、酔った勢いで口論となった鏑木香織(入山法子)にはずみでケガを負わせてしまい、傷害罪で逮捕された。その後、職を追われ、婚約者と別れ、親とは絶縁状態に…。以来10年もの間、デジタルタトゥーに悩まされてきたという。
第6話 2024年8月30日「中学生配信荒らし編」
事務所に新たな依頼。ところが保田(中島健人)らの前に現れたのは中学生の優希(斎藤汰鷹)。兄を騙り自分の相談に来たようだ。ゲーム配信者あじぇる(瀧七海)に対し、荒らし行為をした挙句、個人情報まで晒してしまったという。だが、未成年が弁護士に依頼することはできない。優希の父・和徳(勝村政信)は息子の行為を知り、頭を抱える。一方、灯(白石聖)は、ひょんなことから過去のトラウマを保田に打ち明けることに…。
第7話 2024年9月6日「中学生配信荒らし編」
あじぇる(瀧七海)のコメント欄を荒らして訴えられた優希(斎藤汰鷹)は、情報開示請求を拒否したいとドラゴン星川(袴田吉彦)に弁護を依頼する。しかし請求は通ってしまい、あじぇる側から「1週間以内に150万円払え」との通知が届く。優希から「開示されないと言われた」と聞いていた和徳(勝村政信)と倫子(西尾まり)は星川を問いただすが…。困った西村家は散々悪態をついた保田(中島健人)にもう一度相談する…。
最終話 2024年9月13日
ある日突然、保田(中島健人)自身が炎上の標的に。いたずら注文などの嫌がらせに加え、SNSでは「最低」「クズ弁護士」といった誹謗中傷、さらには弁護士懲戒請求書まで届く。火種はフォロワー200万人の暴露系配信者Mr.チェケラ。「保田と思しき弁護士が業務で得た個人情報を悪用している」と告発したのだ。保田に心当たりはなく、灯(白石聖)は怒りを露わに。本人は意に介さない様子だが、炎上は日を追うごとに悪化していき――。
原作概要
『しょせん他人事ですから 〜とある弁護士の本音の仕事〜』は、原作:左藤真通、作画:富士屋カツヒト、監修:清水陽平による日本の漫画。『黒蜜』(白泉社)にて、2021年4月14日より連載中。
ドラマ概要
累計210万部の同名漫画を原作に、中島健人主演でドラマ化。笑顔はかわいいが言動は全くかわいくない変わり者の主人公・保田理弁護士(中島)が「しょせん他人事」をモットーに、社会問題にも発展しているネット炎上やSNSトラブル案件を、彼なりの信念の下スカッと爽快に、ダークに解決するリーガルドラマ。
キャスト
保田理(やすだ おさむ)
演 - 中島健人
主人公。弁護士。甘いものが好物で、趣味はゲーム。
加賀見灯(かがみ あかり)
演 - 白石聖
パラリーガル。保田のバディ。
周辺人物
柏原麻帆(かしわばら まほ)
演 - 片平なぎさ
ドラマ版が初出となるレギュラーキャラクター。保田理法律事務所の近くにある「喫茶柏原」のオーナー。
事務所立ち上げ初期のクライアントで、以来懇意となり、スイーツを差し入れしてくれる仲である。保田がネットトラブルに多く関わるようになり、「他人事」を座右の銘とするきっかけとなった人物である。
加賀見哲二
演 - 橋本じゅん
灯の父。娘のことを心配している。
ゲスト
第1話
桐原こずえ
演 - 志田未来(第2話)
依頼人。人気主婦ブロガー。事実とは異なる書き込みをきっかけに炎上中。
木下優里香
演 - 足立梨花(第2話)
被告。こずえと同じマンションに住む主婦。こずえとは子どもの年齢も違うためあまり交流はなく、挨拶をする程度の仲。
木下浩之
演 - 笠原秀幸(第2話)
優里香の夫。
木下来海
演 - 本田都々花(第2話)
優里香の娘。
桐原和典
演 - 吉田悟郎(第2話)
こずえの夫。
桐原颯太
演 - 木下瑛太
こずえの息子。
裁判長
演 - 篠塚勝
こずえが優里香に対して起こした民事裁判の裁判長。
書記官
演 - 八重樫修造
同裁判の書記官。
小林
演 - 堀内充治
優里香の代理人弁護士。
裁判長
演 - 大原千里(第2話・最終話)
情報開示請求を審査した裁判長。
弁護士
演 - 別紙慶一(第2話)
情報開示請求されたインターネットプロバイダー「三帝ネットワーク」の顧問弁護士。
ママ友
演 - 三輪晴香(第2話)、細川唯(第2話)、おぎのさな(第2話)
優里香のママ友。
こずえの母親
演 - 山ア千惠子
炎上から避難したこずえが身を寄せる実家の母親。
相談者
演 - 大鶴肥満(ママタルト)(最終話)、今井アンジェリカ、大宮将司
無料法律相談会で保田理法律事務所のブースを訪れた相談者。
第2話
二宮博美
演 - 大水洋介(ラバーガール)(最終話)
優里香の動産執行をする裁判所の執行官。保田のゲーム仲間で彼からは「ニノミー」と呼ばれている。
課長
声 - 小豆畑雅一
浩之の上司。電話での様子がおかしい浩之を心配する。
双葉リオ
演 - 野村周平(第3話)
依頼人。フェイク動画を流され世間から誹謗中傷を受ける人気兄妹アーティスト「ヌーヌー」のコンポーザー。
双葉リホ
演 - 平祐奈(第3話)
「ヌーヌー」のボーカル。ネット炎上のショックで家から出られずカウンセリングを受けている。
本間翔平
演 - 植木祥平(第3話)
「ヌーヌー」のマネージャー。
リポーター
演 - 野口恵
ネット炎上に対するコメントを発表した「ヌーヌー」の事務所前からリポートする。
中山健太郎
演 - 小手伸也(第3話)
“七色のおっちゃん”というアカウントで「ヌーヌー」を誹謗中傷する広告代理店「ルミネスクラフト」の部長。
田浦、吉岡
演 - 藤田悠(第3話)、成澤優子(第3話)
中山の部下。
記者
演 - 金森規郎
リオの記者会見で開示請求の対象について質問する記者。
カップル
演 - 蔵本美結、桜田螢
リオの記者会見の配信動画を観ているカップル。
女性たち
演 - 高野渚、瞳水ひまり、柚来しいな
権利侵害を行ったアカウントとの戦いを宣言したヌーヌーを応援しようと話している。
荻原大地
演 - 長友郁真(第3話・最終話)
“七色のおっちゃん”のアカウントに目を付け、炎上を狙う「ジャスティス速報」なるアカウントの投稿者。
その後、Mr.チェケラに保田に関するタレコミをDMで送るが、彼が動画を削除したことで本名を暴露する。だが、保田が代理人となってMr.チェケラに発信者情報開示請求をかけられる。
第3話
社員
演 - 柾賢志
ルミネスクラフト総務部社員。
加藤、渡辺
演 - トラウデン都仁、小磯聡一朗
中山の部下。
中山の妻と娘
演 - 柳下季里、南海奈
妻、夫
演 - Yoshiko、藤大祐
夫の書き込みの開示請求が届いて驚く夫婦。
サラとその母
演 - 柴山愛理、植田有希子
開示請求が届いた引きこもりの娘を心配する。
男性
演 - 瀬名陽斗
権利侵害と開示請求された男性。
ディレクター
演 - 渡部純平
ヌーヌーのディレクター。
女性たち
演 - 涼掛凛、矢野あゆみ
リホの緊急生配信動画を噴水の前で観ている。
カップル
演 - 久留栖るな、宮内巽
リホの緊急生配信動画を観るカップル。
誹謗中傷の声
声 - 西村太佑、山口協佳
ネットおよび職場に寄せられる中山への誹謗中傷。
黒川大樹
演 - 浅利陽介(第4話・第5話)
大手IT企業勤務時代に会社の同僚たちと飲んでいた際、酔った勢いで同僚であった口論となった香織にケガを負わせ傷害罪で逮捕されて以来10年間デジタルタトゥーに悩んでいるドーナツ店の店長。
鏑木香織
演 - 入山法子(第4話・第5話)
黒川にけがを負わされたIT企業時代の同僚。
同僚
演 - 小澤翔太(第4話・第5話)、小熊樹(第4話・第5話)
IT企業時代の黒川の同僚。
大将
演 - 南誉士広(第4話・第5話)
黒川が傷害事件を起こした居酒屋の大将。
第4話
高梨隼人
演 - 本田響矢
ネット炎上騒ぎが起きた当時の「喫茶柏原」のアルバイト。就活生だった。
友人
演 - 田尾きよみ
麻帆が信頼する友達。炎上の件を相談するも、人の悪口なんて気にしないのが一番よ、と受け流される。
警察官
演 - 大津慎伍
麻帆が炎上の相談に訪れた警察官。資料を見て、これだけでは事件化は難しい、と言われてしまう。
弁護士
演 - 山沖純
麻帆が訪れた無料法律相談会の弁護士。こういう案件は時間もかかるし特定できるのかもわかりませんから、とそっけない。
炎上騒ぎ当時の「喫茶柏原」の客
演 - 岩永ひひお
アップルパイを注文し写真を撮っている客。実はダイエット用に食べたものを記録していた。
炎上騒ぎ当時の「喫茶柏原」の客
演 - 笠田康平
怪しげに何かをポケットから取り出す客。実は薬の錠剤だった。
炎上騒ぎ当時の「喫茶柏原」の客
演 - 大西史也
あたりをキョロキョロ見渡す客。実はトイレを捜していた。
炎上騒ぎ当時の「喫茶柏原」の客
演 - 柿沼慶典
料理の説明もできないのかと高梨を叱責する客。
裁判官
演 - 及川いぞう
債権者の麻帆の訴えを審査する東京地方裁判所の裁判官。
吉田巧二
演 - 小多田直樹
債務者のプロバイダー「サーチプライム社」の代理人弁護士。
A君
演 - キクチカンキ
××大学三年。保田がたとえ話として話をした居酒屋でバイトテロを起こした青年。
黒川智代
演 - 佐津川愛美(第5話)
黒川の妻。
黒川雪
演 - 夏目乃碧(第5話)
黒川家の娘。
第5話
司会者
演 - 安東弘樹
保田が出演したテレビの情報番組『ワイドdeピンポン』の司会者。
山下、丸本
演 - 蒼井嵐樹、上野一稀
黒川が働く「アットホームドーナッツ」のバイト。
面接官
演 - 安藤広郎
黒川がグローバルイメージ退社後に採用面接を受けた「フロントデータソリューションズ」の面接官。
同僚
演 - 加島三起也
黒川が短期間働いた清掃会社の同僚。
村正千佳
演 - 赤間麻里子(第6話)
灯の前職場のデザイン系の会社で上司だった女性。常に自分の情緒むき出しで部下と接する。
平尾仁、俊藤光利、伊藤こうこ
第6話
西村優希
演 - 斎藤汰鷹(第7話)
ゲーム配信者のあじぇるに対し、誹謗中傷などの荒らし行為をした挙句、個人情報まで晒してしまったことで訴えられてしまった中学生。
西村和徳
演 - 勝村政信(第7話)
優希の父。
西村倫子
演 - 西尾まり(第7話)
優希の母。
西村美樹
演 - 渡邊璃音(第7話)
優希の姉。
あじぇる / 安部彩子
演 - 瀧七海(第7話)
優希を訴える人気ゲーム配信者。山梨県在住の高校生。
星川龍太郎
演 - 袴田吉彦(第7話・最終話)
ネットトラブルに強いと自称する弁護士“ドラゴン星川”。
女性
演 - 中川ありさ
星川の弁護士事務所の事務員。
影山
演 - 川村エミコ(たんぽぽ)
夫の不倫に悩み星川の事務所を訪ねてきた女性。
優希の友達
演 - 中西優太朗
優希があじぇるに誹謗中傷を書き込むのを囃したてる。
井上
演 - 山脇辰哉
灯がかつて勤めていたデザイン系の会社の営業社員。
柴田
演 - 水瀬裕也
灯がかつて勤めていたデザイン系の会社の制作部の同僚。
第7話
安部慎一
演 - 戸田昌宏
あじぇるの父。
大寺創
演 - 山本圭祐
あじぇる側の代理人弁護士。
安部
演 - 中村綾
あじぇるの母。
アナウンサー
演 - 千広真弓
ドラゴン星川にインタビューする番組『ワイドdeピンポン』のアナウンサー。
最終話
川之辺智樹 / Mr.チェケラ
演 - 粗品(霜降り明星)
フォロワー200万人の暴露系チャンネル『Mr.チェケラTUBE』の配信者。「保田と思われる弁護士が業務で得た個人情報を悪用している」と告発したことで保田を炎上させる。「名無し」(ジャスティス速報)からのタレコミで、保田に関する情報を得る。
かつては「チェケラ速報」なるアカウントでツブヤイターでアイドルの暴露情報などを発信しており、情報開示請求が通ったことで保田と裁判で対峙していた。
保田と対面するが、名無しからの情報がデマであったことを聞かされ、保田に関する動画を削除する。だが、ジャスティス速報に本名を暴露され、保田が代理人となって彼に対して発信者情報開示請求をかける。
店員
演 - 平尾仁、木村龍太
保田理法律事務所に出前を届けたカツ丼(「南雲庵」)、「天竺寿司」それぞれの店員。すべて嫌がらせのいたずら注文だった。
懲戒請求者
演 - 山形匠
保田に攻撃を仕掛け、裁判で返り討ちに遭う男性。
男性
演 - 武田一馬
保田理法律事務所まで灯を尾行し撮影していた男性。
男性
演 - 今若孝浩
企画戦略部の佐々木に誹謗中傷の書き込みをしようとしたものの、踏みとどまった男性。
カップル
演 - 大畑優衣、長森要
星陽大学のミスコン優勝者の整形疑惑をネットに書き込もうとした女性とそれを止める男性。
谷岡
声 - 小暮智美
保田から11時ごろに連絡するという約束があったのに電話が来ないとクレームを入れる女性。
スタッフ
原作 - 原作:左藤真通 / 作画:富士屋カツヒト / 監修:清水陽平『しょせん他人事ですから 〜とある弁護士の本音の仕事〜』(白泉社『黒蜜』連載)
脚本 - 小峯裕之
音楽 - 田渕夏海、斎木達彦
主題歌 - HITOGOTO「ヒトゴト feat. Kento Nakajima」(Sony Music Labels)
監督 - 本橋圭太、村上牧人
チーフプロデューサー - 濱谷晃一(テレビ東京)
プロデューサー - 中川順平(テレビ東京)、江川智(テレビ東京)、雫石瑞穂(テレパック)、山本梨恵(テレパック)
制作 - テレビ東京、テレパック
製作著作 - 「しょせん他人事ですから」製作委員会
番組公式サイト
しょせん他人事ですから 〜とある弁護士の本音の仕事〜 - Wikipedia
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