各話あらすじ(2024年7月13日 - 9月21日)全9話
第1話 2024年7月13日「ある日彼氏がモラハラ男に豹変!メイクで人生を変える衝撃ラブストーリー!!」
デパートの受付で働く柚原美紅(橋ひかる)は、同棲中のエリート弁護士の彼氏・結城悠久=通称・ハル(西垣匠)からナチュラルな方がいいと言われるがまま、いつも化粧は控えめ。メイクの腕も上達しないままだった。
ところが、職場の先輩にはちゃんとメイクをするように指摘され、大人しい印象のためかお客様からも侮られているような気がして悩んでいた矢先、メイク男子・高倉イヴ(木村慧人)に出会う。キレイなメイクで颯爽と歩くイヴの姿が眩しく映り、思わず「赤い口紅、とってもお似合いです!」と声をかける美紅。
女装を好奇な目で見る人もいる中、純粋に褒めてくれた美紅に好感を抱いたイヴは、メイクがうまくできないという美紅にメイクをしてあげると申し出る。真っ赤なリップのメイクを施してもらい、生まれて初めて自分のことをキレイだと思えた美紅はきっとハルも喜んでくれるはずと、ハルの帰宅を心待ちにしていた。しかし美紅の顔を見たハルの反応は予想外なものだった――ハルは洗面所に向かうと、次の瞬間、美紅の頭からクレンジングオイルをドボドボとかけだし…!
第2話 2024年7月20日「指輪返して!プロポーズ後60秒でモラハラ地獄! 」
柚原美紅(橋ひかる)は、彼氏の結城悠久=ハル(西垣匠)には告げずに高倉イヴ(木村慧人)に誘われたフリーマーケットに向かう。美紅がイヴと楽しんでいると、そこへ出張に行っていると思っていたハルが現れる。驚く美紅を前に、ハルはイヴに冷たく挨拶を済ませると、「付き合ってほしいところがある」と美紅を連れ出す。
ハルに連れて行かれた先はなんと、豪華客船! 美紅を喜ばせたいとディナーを予約していたというハルのサプライズに美紅は嬉しさを感じていると、さらにハルから突然のプロポーズを受け…! 夢のような出来事に喜びを嚙みしめる美紅。しかし、そこへ美紅の携帯にイヴからメッセージが届くと、ハルの表情が一変――衝撃の行動を起こして…!?
そんなハルに一抹の不安を抱きながらも、美紅は実家に帰って母・柚原路子(奥貫薫)に婚約したことを報告。路子が手放しで喜ぶ一方、弟の柚原蒼汰(窪塚愛流)は薄い反応で…。実は蒼汰が進路で悩んでいることを知り、美紅は相談に乗ると申し出るが、蒼汰は相談するどころか突き放すようにあるひと言を放ち、美紅の心に深く突き刺さる。それをきっかけに、考えを巡らす美紅は、ある決意をするが…その瞬間、ハルのモラハラが加速することに――!
第3話 2024年7月27日「家出、絶対、許さない!モラハラ彼氏の大逆襲開始!」
柚原美紅(橋ひかる)は結城悠久=ハル(西垣匠)に、高倉イヴ(木村慧人)との友情を続けたい、そしてメイクを好きな私も受け入れて欲しいと、初めて自分の意思を伝える。だが、ハルはそんな美紅を受け入れるどころか、「彼氏の言うことを聞けない彼女とは同じ家にいたくない」と美紅を家から閉め出す。
ハルの豹変ぶりにショックで呆然とする美紅が、行くあてもないまま夜の街を彷徨っていると、ギャラリーカフェ店長・望月一美(田中道子)と偶然出会い、美紅を案じた店長はカフェに連れ帰る。店長から連絡を受けたイヴは心配して慌ててやって来るが、美紅がハルに思いを伝えるべきではなかったと自分を責めていることに苛立ってしまって…!?
店長宅に泊めてもらった翌日、仕事を終えた美紅は、このままハルと終わらせたくないが、どうするべきか悩んでいたところ、ハルからメッセージが届く。その内容に衝撃を受ける美紅は、イヴに連絡して、あるお願いをする。そして、ついに美紅がモラハラ彼氏・ハルに反撃を開始――! さらに、謎の男・鬼武柊真(高野洸)も動き出して…!?
※2024年8月3日・10日はパリオリンピック中継のため、放送休止。
第4話 2024年8月17日「夏の告白大三角形!?」 ※『熱闘甲子園』(23:00 - 23:30)放送のため、30分繰り下げ(翌0:00 - 0:30)
柚原美紅(橋ひかる)は、これまでハルから受けてきた理不尽な扱いや言動など、見て見ぬふりをしてきた結城悠久=ハル(西垣匠)の嫌なところに気づいてしまい、置き手紙を残してマンションを出ていくことに…。
実家に戻ったものの、この先ハルとどうしたいのか自分の気持ちがわからずに悩む美紅は、気分転換に出かけたところ、友達と待ち合わせているという高倉イヴ(木村慧人)に偶然出くわす。美紅がイヴに不安な思いを聞いてもらっていると、そこへ弟の柚原蒼汰(窪塚愛流)が現れる。お互いにイヴの知り合いだったとは知らず、イヴもまた美紅と蒼汰が姉弟だと初めて知り驚く3人だったが、立ち去る美紅を見送るイヴを見て、蒼汰はあることに気づき…!
後日、イヴのバイト先に訪れた美紅は、改めて自由にメイクを楽しむイヴの姿に元気をもらい、自分も好きなメイクをして前を向くと決めた気持ちを思い出す。そんな憧れの眼差しで見てくる美紅に、イヴから突然、意外な過去が明かされる。打ち明けてくれたことに嬉しさを感じる美紅だったが…!?
第5話 2024年8月24日「慰謝料300万円からの悪魔キス!?」
柚原美紅(橋ひかる)は、結城悠久=ハル(西垣匠)から突然送られてきた“不貞行為による婚約破棄の慰謝料300万円請求“の通知書にがく然とする。動揺する美紅はハルにすぐさま連絡をすると、ハルは話し合う気があるなら応じると言ってくる。不安を抱きながらも赤リップを引いた美紅は、ついにハルと対峙する覚悟を決める!
ところが、待ち合わせ場所に現れたハルは何事もなかったかのように接してきて…!? さらに、ハルに押し切られてハルのマンションへ向かうことになった美紅は、何があっても自分の気持ちを伝えるつもりだったのだが…。ハルと話しているうちに、今のメイクは本当に自分が好きでしているのか、高倉イヴ(木村慧人)に似合っていると言われたからなのか、自分の気持ちに迷いが生じ始める。そんな時、ハルから思ってもいなかった言葉をかけられ…!
一方、柚原蒼汰(窪塚愛流)から美紅の状況を聞き、落胆するイヴのもとに、鬼武柊真(高野洸)が客としてやって来くる。店長・望月一美(田中道子)と気さくに話す鬼武は弁護士だと判明するが、何やら企んでいるようで…!?
第6話 2024年8月31日「直接対決…決戦レストラン!」
柚原美紅(橋ひかる)は、初めて弱さをさらけ出した結城悠久=ハル(西垣匠)の姿を見て、心を惑わせる。ハルに「メイクを好きな美紅のことも受け入れる」とまで言われた美紅は、ついに彼のもとに戻ることを決意する。再びハルと暮らし始めた美紅は、まるで2人の間に何事もなかったかのように穏やかな日々を過ごすが、無意識に赤リップを避け、ハルが好きな薄化粧をしていて…! そんな自分に気づいた美紅は、意を決してデパートのコスメ売り場へ向かい、自分に似合う赤リップを探す。一方、そんな美紅の姿を偶然見かけた高倉イヴ(木村慧人)は、あらためて美紅への思いを確信する。
そんな中、法律事務所からの帰り際で、ハルが乗るエレベーターに同じく弁護士の鬼武柊真(高野洸)が乗り込んでくる。やたら馴れ馴れしく話しかける鬼武に、ハルは煩わしくも応じていたが、鬼武が差し出した名刺を見た瞬間、ハルは表情を変え…!その苛烈とも言えるハルの反応には、どうやら過去のある思い出に原因があるようで…!?
その直後、ハルから突然外食に誘われた美紅は、買ったばかりの赤リップを塗ってハルのもとへ向かう。しかし、自分のメイクを受け入れると言っていたはずのハルの様子に異変を感じ…!
第7話 2024年9月7日「元カレVS彼氏希望…バチバチ争奪バトル! 」
「全てを受け入れる」という言葉を信じて結城悠久=ハル(西垣匠)のもとに戻った柚原美紅(橋ひかる)だったが、ハルの本音を知った美紅は、別れを告げる。「もうこれ以上、私の心に泥を塗らないで」――これからは自分を大事に生きていくと心に決めた美紅は、引き留めるハルの言葉を振り切って前を向く。
ただ、ハルとの間にはまだ問題が残っていた。高倉イヴ(木村慧人)との不貞行為による“慰謝料300万円請求”の通知を受け取っていた美紅は、弁護士・鬼武柊真(高野洸)に相談に乗ってもらうことに。そこで、何をするかわからないハルが、イヴに対して行動に出る可能性があると聞いた美紅は、初めてイヴに通知書の存在を伝える。美紅のことを心配するイヴは、同時にハルへの怒りがこみ上げ…!
一方、美紅を取り戻したい一心で追い詰められるハルは、あることを思いつき、美紅の母・柚原路子(奥貫薫)のもとへ向かう――。
第8話 2024年9月14日「最終章…恐怖の婚姻届!禁断のモラハラ復縁術…!?」
柚原美紅(橋ひかる)は、決別したはずの結城悠久=ハル(西垣匠)と復縁するよう母・柚原路子(奥貫薫)から何度も促されるが、受け入れられずにいた。そんな美紅に追い打ちをかけるように、ハルは美紅の知らないところで路子と接触…! ハルを信頼しきる路子は、ハルの言葉を真に受け、より一層ハル側に立ってしまう。路子からハルとの復縁を迫られた美紅は、別れたい気持ちを訴えるも一切、聞く耳をもってもらえず…。
一方、美紅を守りたい一心でハルに会いに行った高倉イヴ(木村慧人)だったが、そこで学生である自分の無力さを突きつけられる。すっかり自信を失ったイヴは、弁護士の鬼武柊真(高野洸)に美紅のことを託すことしかできず…。
そんな中、ハルが美紅に会いたいと連絡してきて…! ハルの狙いとは!? 自分らしく生きるために美紅が選んだ答えとは…!?
最終話 2024年9月21日「最終回…この夏、1番のキス!! 」 ※30分拡大(23:30 〜 24:30)
柚原美紅(橋ひかる)は、母・柚原路子(奥貫薫)から、結城悠久=ハル(西垣匠)との復縁を迫られ窮地に立たされていた。そんな中、ハルから突然「会いたい」と連絡が入るが、美紅は鬼武柊真(高野洸)にハルとの交渉を託す。そこでハルは、鬼武から衝撃の事実を告白され…!?
ハルとの関係を家族にもきちんと説明することにした美紅は、単身赴任中の父にも帰ってきてもらい、家族全員の前でハルとのこれまでをすべて打ち明ける。そして、美紅の中ではある思いが――「このまま逃げてちゃいけない」。ついに、美紅はハルと2人きりで会うことを決意する。当日赤リップを塗った美紅は、ハルと向き合って最後に自分の正直な気持ちを伝える。
一方、高倉イヴ(木村慧人)はハルから学生である無力さを突きつけられて以来、美紅のために何もできず自信を失っていた。やがて、柚原蒼汰(窪塚愛流)からとある言葉を聞いたイヴは居ても立っても居られず美紅のもとへ駆けつけ…!
美紅をめぐるイヴ、ハルとの三角関係もついに決着! メイクの力によって少しずつ人生を変えてきた美紅が、最後に出した答えとは!?
原作概要
『顔に泥を塗る』は、ヨシカズによる日本の漫画。『ゼノン編集部』(コアミックス)にて、2020年11月13日から2023年9月8日まで連載された。『コミックシーモア』では2020年9月11日から2023年8月25日まで先行配信が行われた。
ドラマ概要
ヨシカズ原作の人気コミックを、高橋ひかる主演でドラマ化した“人生逆転ラブストーリー”。自尊心が低く彼氏好みの控えめなメークしかしない美紅(高橋)は、自由に生きるメーク男子・イヴと出会い、メークの力で前向きに生き始める。しかし、彼氏のハルは思わぬ反応を見せ、モラハラ男へと変貌してしまう。
キャスト
柚原美紅(ゆずはら みく)〈25〉
演 - 橋ひかる
主人公。デパートの受付嬢。学生時代から付き合っているハルと同棲している。自尊心が低く、いつも周囲に気を使っている。
高倉イヴ(たかくら イヴ)
演 - 木村慧人(FANTASTICS)
大学生。メイクや美容が好きで女性の恰好をすることもある。ギャラリーカフェでバイトしている。
結城悠久(ゆうき はるひさ)
演 - 西垣匠
美紅の彼氏でエリート弁護士。通称・ハル。頭が良く優しいが、美紅に対してはモラハラという裏の顔を持つ。
鬼武柊真(きたけ とうま)
演 - 高野洸
優秀な若手弁護士。
柚原路子(ゆずはら みちこ)
演 - 奥貫薫
美紅の母。
望月一美(もちづき かずみ)
演 - 田中道子
イヴのバイト先の店長。
柚原蒼汰(ゆづはら そうた)
演 - 窪塚愛流
美紅の弟。美大に進学希望しているが、母の理解が得られず迷っている。
谷千夏(たに ちなつ)
演 - 川津明日香
美紅の同僚。いつも明るい美紅の良き相談相手。
ゲスト
第1話
デパートの客
演 - 瓜生和成
美紅にセクハラする。
スタッフ
原作 - ヨシカズ『顔に泥を塗る』(ゼノンコミックス / コアミックス)
脚本 - 大久保ともみ、遠山絵梨香
音楽 - 中村佳紀
音楽制作 - 戸田有里子、眞塩楓
主題歌 - RIIZE「Same Key」(EMI Records / UNIVERSAL MUSIC)
メイク監修 - 井手上漠
演出 - 熊坂出、高橋名月
ゼネラルプロデューサー - 服部宣之(テレビ朝日)
プロデューサー - 藤崎絵三(テレビ朝日)、瀬島翔(スタジオブルー)
制作協力 - スタジオブルー
制作 - テレビ朝日
番組公式サイト
顔に泥を塗る - Wikipedia