各話あらすじ(2024年7月10日 - 9月25日)全11話
第1話 2024年7月9日「姉妹の熾烈なマウントバトル開始!」
結婚1年目の専業主婦・名取景子(吉谷彩子)は、エリート銀行員の夫・信一(瀬戸利樹)と、誰もがうらやむ幸せな結婚生活を送っていた。真面目で優しい夫と、何でも相談に乗ってくれる親友、いつも深い愛情で包んでくれる父と母、そして何より――「お姉ちゃん、幸せになってね。いっぱい幸せに」――姉の幸せを誰よりも願ってくれる大切な妹・志保(浅川梨奈)。かけがえのない家族と友人に支えられ、景子の人生は順風満帆…の、はずだった…。
初めての結婚記念日だというのに、気にする様子もなく出勤して行く信一を見送りながら、「もしかして、記念日を忘れている…?」と不安を覚える景子。「結婚1年目が離婚の危機」と親友の由香(村瀬紗英)は言うけれど、まさか信一に限って…。人を疑うことを知らずに生きてきた景子は、動揺しつつも、得意のアップルパイを焼いて夫の帰りを待つが…。
その夜、信一が寝ているとスマホにメッセージが届いて…そこには『昨日は楽しかった』の文字が!相手はあろうことか、親友の由香…!信じていた友の裏切り!?しかしそれは、これから始まる壮絶なバトルの序章にすぎなかった!!
私の幸せは、あなたの不幸な姿を見ること…。嫉妬と欲望にまみれたマウントバトルが始まる!!
第2話 2024年7月16日「姉vs妹vs親友!女の三つ巴バトル!! 」
幸せな結婚生活を送っていた専業主婦・名取景子(吉谷彩子)は、夫・信一(瀬戸利樹)のスマホを見てしまったことから、親友・由香(村瀬紗英)との浮気を疑い始める。…が、実は信一の浮気相手は由香ではなかった…。毎晩、信一と逢瀬を重ねていたのは、景子が「どんなときも絶対に私の味方でいてくれる」と全幅の信頼を寄せる妹・志保(浅川梨奈)だったのだ…!
「私の幸せは、お姉ちゃんの不幸な姿を見ること」――。子どもの頃から常に優等生だった景子を疎ましく思ってきた志保。完璧な姉の笑顔をぶっ壊してやりたい…ただそれだけで、今までも景子の大切なモノをことごとく奪ってきた。しかし、信一のことだけは本気だった…。それなのに景子との結婚を黙認したのは、景子を幸せの絶頂からたたき落とすため…!
そうとは知らず、「私はいつも志保に助けられてばかり」と妹をすっかり信じきっている景子は、志保がでっち上げた信一と由香の不倫を真に受け、無実の由香を問い詰める…。そして志保の思惑通り、景子は大切な親友を失ってしまう――!
大嫌いな姉の傷つく姿を見るために…幸せの絶頂からたたき落とす!常軌を逸した妹の毒牙が、景子に襲いかかる!!
第3話 2024年7月23日「幸せの絶頂から不幸のどん底へ! 」
夫・信一(瀬戸利樹)の浮気を疑い始めた景子(吉谷彩子)は、まさかその浮気相手が妹の志保(浅川梨奈)だとは思いもせず、親友の由香(村瀬紗英)を問い詰めてケンカ別れしてしまう。大切な友達を失ったことに心を痛める景子の隣で、信一を寝取った張本人の志保がほくそ笑む…“お姉ちゃんには、いつだって私より不幸でいてもらわなきゃ”――。
姉の不幸な顔がもっと見たい…志保のゆがんだ感情がエスカレートしていく中、景子に思いがけない幸運が訪れる。信一との子を妊娠したのだ。喜びを抑えきれない景子は、真っ先に志保に報告。「実はね……赤ちゃんができたの」。おなかに手を当てて幸せをかみ締める景子。その姿に、志保は言葉を失う…。姉を幸せの絶頂からどん底に突き落とすつもりが、自分の方がどん底に落とされるなんて…。イラ立つ志保は信一をホテルに呼び出し、自分との愛を確かめようとするが、「もう終わりにしよう」…子どもができたことで心を入れ替えようとする信一から別れを告げられて――。
今が一番幸せ。ようやく心が満たされた景子だが…それもつかの間、姉の幸せをぶち壊そうとする妹の魔の手が、悲劇を引き起こす…!!
※2024年7月30日は、パリオリンピック中継のため、放送休止。
第4話 2024年8月6日「狂気MAX!逆上した妹の大暴走! 」
妊娠が分かって幸せの絶頂にいた景子(吉谷彩子)は、妹の志保(浅川梨奈)と一緒に訪れたデパートで、不運にも階段から転げ落ちてしまう。
「信一さん、ごめんなさい、赤ちゃん…」。病院に運ばれた景子は、駆け付けた信一(瀬戸利樹)に流産したことを告げる…。「景子が無事で良かった」と涙をこらえる信一と、「私のせいだ…」と泣き続ける志保。妹の涙に心を痛める景子は、「誰のせいでもないから…もう泣かないで」と志保を慰める。――そう、誰のせいでもない、あれは事故、私は悪くない…病室を出た志保の目から、涙がスッと消え…“勝手に不幸になってくれてありがとう、お姉ちゃん”――。
退院後、気丈に明るく振る舞う景子の元を、喧嘩別れをしていた由香(村瀬紗英)が訪ねて来る。信一から事情を聞き、居ても立ってもいられなくなったのだ。「景子、泣いていいんだよ」…悲しみに寄り添ってくれる親友の前で、景子はついに泣き崩れ…。そんな景子に、「私は断じて、信一と不倫してない」と誤解をはっきりと解く由香は、「だけど、ちょっと気になることがあって」――。
景子の疑惑の目が、ついに妹の志保へ!?そんな中、開き直った志保の暴走が始まる…!!
第5話 2024年8月13日「家庭崩壊!?不倫妹が実家で大暴露!」
「お姉ちゃん、私ね……信一さんと愛し合ってるの」――。
妹・志保(浅川梨奈)の衝撃の告白を受け、何も知らなかった景子(吉谷彩子)は愕然とする。「志保、ウソでしょ……?」。一気に奈落の底に突き落とされる景子。その涙を見ながら勝ち誇ったように笑みをたたえる志保は、心の中で叫ぶ……その顔が見たかったの……もっと絶望しろ……もっと泣きわめけ……もっと不幸になれ!!
「景子、違うんだ、聞いてくれ」。信一(瀬戸利樹)の必死の弁解も、景子の耳には届かない……。失意の景子は実家に帰り、一人静かに悲しみに暮れる。信一が何度訪ねて来ても、顔も合わせることなく追い返す景子。許す気なんてさらさらない。だからといって、離婚を受け入れる覚悟も、切り出す勇気もない。私には何もできない……そんな景子に親友の由香(村瀬紗英)は「信一は景子と真剣に向き合おうとしている」と伝える。
「黙ってちゃ、我慢してちゃダメ。思ってること全部、ぶつけてやるの」。そんな由香の言葉に背中を押された景子は、もう一度幸せをつかむために、意を決して信一と向き合おうとするが――。覚悟を決めた景子に、志保のさらなる毒牙が襲い掛かる!!
第6話 2024年8月20日「ついに姉の夫が妹の夫になる!? 」
「おなかの中に赤ちゃんがいるの、信一さんとの子ども」――。
景子の実家、両親が揃っている場で妹・志保(浅川梨奈)の口から放たれた驚愕の事実……!言葉を失う景子(吉谷彩子)の横で、父・剛(神保悟志)は怒りに震えて信一(瀬戸利樹)を殴りつける。「よくも、うちの娘たちを……」。何度も信一を殴る剛、止めに入る志保、涙する母・紀子(山下容莉枝)……。大切な家族が壊れていく様を黙って見つめる景子は、ついに決断し、信一に向かって言い放つ、「あなたと、離婚します」――。
1カ月後、景子は信一と別れ、心機一転、小さなアパートで1人暮らしを始める。全てを許せる日が来るかは分からないが、冷静に考えてみれば、志保の信一を思う気持ちに気付いてあげられなかった自分にも非があったかもしれない……そんなことを考えてしまうお人よしな景子に、新たな出会いが訪れて――。
気持ちも新たに再出発を図ろうとする景子。しかしその行く手に再び志保が立ちはだかり、景子はついに、志保の裏の顔を知ってしまう!いつもそばで支えてくれたかわいい妹の笑顔は、全て、私を不幸にするための偽りの笑みだった…妹の本性を知った姉がついに反撃の狼煙をあげる!!
第7話 2024年8月27日「結婚式乱入!姉の逆襲がついに始まる!!」
離婚した景子(吉谷彩子)が心機一転、小さなアパートで新生活を始める中、妹・志保(浅川梨奈)と元夫・信一(瀬戸利樹)の結婚披露宴が開かれる。景子だけでなく両親すら出席しない披露宴だが、おなかの子と共に幸せをかみ締める志保。“姉は今頃、あのカビ臭い部屋で貧乏くさいごはんを食べているに違いない”――高砂で勝ち誇ったように笑みをたたえていたその時、突然、会場の照明が落ち、司会者の声が響く――「ここで、サプライズゲストの登場です」。何も聞かされていない志保と信一は、顔を見合わせて首をかしげる。一体、誰……?2人の視線の先、入場口の扉がゆっくりと開くと、そこに立っていたのは、真っ赤なドレスに身を包み、見違えるほど美しくメイクアップした景子だった!
「お姉ちゃん!!」――唖然とする志保、息をのむ信一、ザワつく招待客。集まる視線の中で、景子は穏やかにほほ笑みながら、「お二人とも、ご結婚おめでとうございます」。妹と元夫の結婚を笑顔で祝福する景子に、客席から温かい拍手と歓声が送られる……が、景子の目的は、お祝いなどではなかった!ついに訪れた逆襲の時……景子が志保を幸せの絶頂からたたき落とす!!
第8話 2024年9月3日「姉の幸せを嗅ぎつけたハイエナ妹が再び!」
景子(吉谷彩子)にぶち壊された結婚式から1年…妹・志保(浅川梨奈)と信一(瀬戸利樹)の結婚生活は早くも破綻していた。出産してから毎晩のように夜泣きに悩まされている志保は、家事にも育児にもすっかり嫌気が差し、家の中は散らかり放題。赤ちゃんがいるせいで美容院にも通えず、信一からは「景子なら完璧にやってたのに」とタメ息をつかれ、全然幸せじゃない……。イラ立つ志保は、景子への逆恨みを募らせる――全部お姉ちゃんのせいだ――。
一方の景子は、新しい恋人・片岡春希(三浦貴大)からプロポーズされたものの、手放しで喜べない。幸せになったら、きっとまた志保が壊しにやって来るに違いない……不安を拭い切れない景子の前に、「久しぶり、お姉ちゃん」。ベビーカーを押した志保が偶然を装って現れる……!
志保との再会に動揺しつつも、ベビーカーの中の赤ちゃんを見た景子は「小さい頃の志保にそっくり」と、思わず笑みをこぼす。いろいろあったけど、そろそろ前へ進まないといけない!私も今度こそ幸せになる――そう決心した景子は、春希のプロポーズを受け入れるが……そのころ志保は景子の幸せを壊すあることを思い付いていた!ようやく掴みかけた幸せが、妹のワナで再び壊れていく!!
第9話 2024年9月10日「姉の新生活を阻む妹の狂気的行動とは!?」
「僕はやってない。キミの妹が……」。景子(吉谷彩子)の婚約者・春希(三浦貴大)が電車内で痴漢をした疑いで捕まった。被害を訴えたのは、妹の志保(浅川梨奈)……。景子の幸せを壊すために痴漢をでっち上げたのだ。
知らせを受けて駅に駆け付けた景子は、志保から「ちゃんと認めて今ここで謝ってくれたら、警察沙汰にはしない」と謝罪を要求される。「謝れば……彼を解放してくれるのよね?」。景子はこれ以上ない屈辱に震えながらも、春希を救うため、志保に土下座をして謝罪する――「ごめんなさい」――。
「私のせいで、妹が、こんなこと……」。春希を巻き込んでしまったことに心を痛める景子は、解放された春希に別れを切り出す。「結婚の話はなかったことにしてください」。すると春希も「僕もこれ以上、キミたち姉妹とうまく関われる自信がない」と素直に別れを受け入れる。それを聞いていた志保はほくそ笑み、そして2人に追い打ちをかけるように、景子の土下座動画を拡散する。それにより景子と春希は会社を追われ、同棲も婚約も解消するが……。敗北を喫したかにみえた景子は、まだ“幸せ”を諦めてはいなかった!自分の幸せは自分でつかむ……姉の壮絶な復讐計画が動き出す!!
第10話 2024年9月17日「姉妹の不協和音…姉が反撃の狼煙をあげる!」
“待ってたわよ、志保”――。春希(三浦貴大)との婚約を解消してから3年、郊外のレストランで働く景子(吉谷彩子)の前に、妹・志保(浅川梨奈)が現れた。大企業・武藤グループの社長夫人となってセレブな暮らしをしている志保は、夫の経営するレストランで景子が働いていることを聞きつけ、邪魔しに来たのだ。「30過ぎてパートなの?かわいそう」と見下してくる志保に、「もう二度とこの店には来ないで」と言い放つ景子。しかし、この日が来るのをずっと待ち望んでいたのは、景子の方だった。景子は親友・由香(村瀬紗英)の手を借りて、志保への復讐を企てていたのだ……。
そうとは知らない志保は、景子を再び幸せの絶頂から突き落とすために、夫に頼んで景子を正社員に昇格させる。景子の考案したメニューが評判を呼び、レストランにはマスコミからの取材依頼が殺到。「お姉ちゃん、幸せそう」――してやったりの志保は、オーナー夫人の立場を利用して閉店後のレストランに押し掛け、景子の前で傍若無人な振る舞いを始めるが……。
執拗に追撃してくる志保の爪牙……待ち構える景子の運命は!?幸せになりたい姉VS幸せを壊そうとする妹!闘いはついに最終章へ!!
最終話 2024年9月24日「姉 vs 妹最終決戦!!本当の幸せとは!? 」
「明日がオープンなの。だから店には来ないで。これは最後の警告よ」――。
レストランの店長に抜擢された景子(吉谷彩子)は、店のリニューアルオープンを控え、邪魔しに来ないよう妹・志保(浅川梨奈)に警告する。
しかし翌日、「オープンおめでとう、お姉ちゃん」と景子の狙い通り、志保は姉の幸せを壊そうとして店にやって来た。「せっかくお祝いに来たんだから、喜んでよ」と志保から祝いの花束を渡されるが、笑いを堪えきれない景子――。
そして怪訝な顔をする志保。「残念だけど、オープンは今日じゃないの」。志保に邪魔されないために、景子はウソのオープン日を伝えたのだ!警告を無視した志保に、景子が冷たく言い放つ。「あなたが来なければ終わりにするつもりだった。最後の警告だったのに、もう遅い。全部バラすしかない」――姉の恋人や夫と関係を持ったこと、姉の婚約者を痴漢の犯人に仕立て上げたこと、今まで景子にしてきた嫌がらせ……すべてを公表して、志保を幸せの絶頂からたたき落とす!!
「ねぇ志保、どうか私より不幸でいてね」――容赦ない姉の反撃!復讐の果てに待ち受けるのは、幸せか、それとも――。姉妹のマウントバトルがついに決着!衝撃の最終回!!
ドラマ概要
姉妹が壮絶なマウントバトルを繰り広げる愛憎劇。吉谷彩子演じる結婚1年目の名取景子は、優しい夫や姉思いの妹・志保(浅川梨奈)に囲まれ幸せな日々を送っていた。しかしある晩、夫のスマホに浮気を思わせるメッセージが届く。自分の親友との不倫にショックを受ける景子だったが、やがて自分を陥れようする志保の計画に気付く。
キャスト
名取景子(なとり けいこ)→ 相原景子(あいはら けいこ)〈30〉
演 - 吉谷彩子
相原志保(あいはら しほ)→ 名取志保(なとり しほ)→ 武藤志保(むとう しほ)〈22〉
演 - 浅川梨奈(幼少期:横須賀京香)
周辺人物
名取信一(なとり しんいち)〈30〉
演 - 瀬戸利樹
大手銀行勤務のエリート。景子と付き合っており結婚するが、不倫していた志保が妊娠したため離婚し、志保と再婚する。
新井由香(あらい ゆか)〈30〉
演 - 村瀬紗英
出版社でファッション誌の編集部所属。景子の大学からの友人で信一の幼馴染み。
内山拓人(うちやま たくと)〈22〉
演 - 宗像隼司
志保の大学の同級生で恋人。
藤野沙良(ふじの さら)〈30〉
演 - 冨手麻妙
新井由香の同僚。再婚してセレブ夫人になった志保を取材する。
相原紀子(あいはら のりこ)〈58〉
演 - 山下容莉枝
景子と志保の母。いいことがあるとアップルパイを焼く。
相原剛(あいはら つよし)〈58〉
演 - 神保悟志
景子と志保の父。
片岡春希(かたおか はるき)
演 - 三浦貴大
離婚した景子が就職した金山製和食品の社員。景子と婚約する。
武藤栄作(むとう えいさく)
演 - 姜暢雄
志保の再婚相手。飲食店等を経営する武藤グループのオーナー。
ゲスト
第9話
店長
演 - 吉田ウーロン太(第10話)
景子が働いている武藤グループ経営のフレンチレストランの店長。
凛花
演 - 永谷咲笑(第10話)
志保の娘。
スタッフ
原作 - 『どうか私より不幸でいて下さい』 さいマサ / エブリスタ 竹野筍・ましき / comico
脚本 - 鹿目けい子
音楽 - LUO YA JHE、植田能平、コバスリー、TI、ノグチリョウ
主題歌 - 紫今「ギンモクセイ」(ソニー・ミュージックレーベルズ)
演出 - 長尾くみこ、仙田晋之
制作 - 吉田絵
プロデュース - 藤井良記
プロデューサー - 伊藤裕史、木口洋介
協力プロデューサー - 石井満梨奈
制作プロダクション - AX-ON、unicos
製作著作 - 日本テレビ
番組公式サイト
どうか私より不幸でいて下さい - Wikipedia