2024年06月28日

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『降り積もれ孤独な死よ』(ふりつもれこどくなしよ)は、2024年7月7日から同年9月8日まで、読売テレビ製作・日本テレビ系「日曜ドラマ」枠(毎週日曜夜10:30-11:25)で放送された。全10話。主演は成田凌。


各話あらすじ(2024年7月7日 - 9月8日)全10話 平均視聴率 4.18%
第1話 2024年7月7日「子供13人の白骨死体と謎のマーク」 視聴率 5.2%
2017年。とある屋敷の地下室で、白骨化した遺体13体が発見された。
遺体は子どものものと見られ、壁には特徴的な六角形の謎のマークが描かれていた。刑事の冴木仁(成田凌)たちは、遺体の身元確認と、屋敷の持ち主である灰川十三(小日向文世)の行方を追うことに。

そんな中、灰川を“父”と呼ぶ蓮水花音(吉川愛)が現れる。灰川とは、血のつながりも戸籍上のつながりもない花音だが、育児放棄を受けていた自分を救ってくれ、6年前まで“本当の家族”のように一緒に暮らしていたという。さらに、屋敷で暮らしていた子供は全部で19人いたと明かす。

花音の話を聞き、警部補の五味(黒木メイサ)や、巡査の鈴木(佐藤大樹)は、13体の遺体は、19人の子どもたちの誰かである可能性が高い、と考えていた。ところが、花音は「父は犯人ではありませんよ」と訴えて――。

時が経ち、2024年。若者たちが集まる繁華街では、1人の少女が行方不明となっていた。少女を捜す記者の森燈子(山下美月)は、刑事でなくなった冴木の元を訪れ、こう告げた。

「本当にあの事件はもう終わったんですか?」


第2話 2024年7月14日「謎の容疑者を確保…真犯人の存在…」 視聴率 4.8%
2017年。灰川十三(小日向文世)の屋敷で、地下室に閉じ込められ餓死した13人の子供の遺体が見つかった。灰川は、過去に子どもたち19人を誘拐し、一緒に暮らしていたことが判明する。

事件の被害者である13人を除き、生き残ったのは刑事の冴木仁(成田凌)の弟・瀧本蒼佑(萩原利久)、蓮水花音(吉川愛)ら6人。所在がつかめていない神代健流(杢代和人)以外の全員が、灰川の犯行を否定した。

ところが、容疑者である灰川は後日、あっさり身柄を確保されることに。その手には現場に残された特徴的な六角形のマークが描かれてあり……!?

そんな中、何者かによって、花音が階段から突き落とされてしまう。病院に駆けつけた冴木に、花音は「私を突き落とした犯人は、灰川邸事件の犯人です」と伝える。そして、“新犯人”を見つけるべく、捜査を続けてほしいと願い出る。
7年後の2024年。行方不明となった家出少女・美来を捜す記者の森燈子(山下美月)は、灰川邸事件の現場に残された“リッカ”のマークについて、冴木に問いかけていた。

美来にも同じマークのタトゥーがあったことを明かした森は、「本当にあの事件は、もう終わったんですか?」と問いかけて――。


第3話 2024年7月21日「容疑者の死の謎 兄弟の傷ついた過去…驚愕の犯人が判明…」 視聴率 3.6%
子供13人を殺害した疑いで逮捕され、自供していた灰川十三(小日向文世)が、留置場で首を吊っていた。刑事の冴木仁(成田凌)は、灰川の行動はすべて“真犯人”をかばうための可能性が高いのではないかと考えていた。

独自に捜査する冴木は、蓮水花音(吉川愛)が突き落とされた場所へ向かう。聞き込みをしていると、事故が起きた時間に“顔に傷がある男”がいたことがわかり……!?

一方、灰川邸では、花音をはじめ、生き残った子どもたち――蒼佑(萩原利久)、マヤ(仲万美)、悟(松本怜生)、優磨(カカロニ栗谷)――で集まっていた。「子どもたちを殺したのが父さんだなんて、どうしても思えない」と告げた花音は、さりげなく4人の表情を見て……。

“真犯人”について、悟が、現在も行方がわからない健流(杢代和人)の名前を挙げる中、マヤの背中に入った“リッカ”のマークのタトゥーが目に入った花音は、灰川邸での“ある記憶”に思いを巡らせる。そして、他の子どもたちが去っていく中、一人その場に残る蒼佑で――。

2024年。記者の森燈子(山下美月)は、行方不明の家出少女・美来の手首に“リッカ”のマークがあったことを気にしていた。そこには、灰川邸事件で生き残った子どもたちの誰かが関わっているのではと考えていて……!?


第4話 2024年7月28日「父親の壮絶過去迫りくる謎の男…!!」 視聴率 3.6%
冴木仁(成田凌)は、蓮水花音(吉川愛)に“顔に傷がある男”の写真を見せ、見覚えがないか尋ねた。男は、灰川十三(小日向文世)が死亡した後、署の周りの監視カメラに映っていた人物。花音が襲われた現場付近でも“顔に傷がある男”が目撃されていた。

男はリッカのマークを持っており、灰川邸事件の関係者である可能性が高い。冴木は、神代健流(杢代和人)ではないかと考えていたのだ。写真の男が健流かどうかはわからない、という花音だったが――健流が、灰川をはじめ、ともに暮らしていた子どもたちを恨むことになったであろう出来事を語り出す。

さらに、健流から、灰川には血の繋がった“本当の子ども”がいる話を聞いたことがあると明かした花音。犯人は、灰川の実の子どもの可能性があると指摘し、灰川の過去を辿れば、事件の真相に繋がる手がかりがあるのではないかと言うのだった。

そんな中、冴木は、瀧本蒼佑(萩原利久)から、灰川の故郷にまつわる重要なヒントを聞くことに。灰川の過去が少しずつ明らかになる中、ついに冴木たちは“顔に傷がある男”と対面することになる!


第5話 2024年8月4日「真犯人の正体…実の子供の正体が…」 視聴率 3.6%
2017年。とある屋敷の地下室で、白骨化した遺体13体が発見された。
遺体は子どものものと見られ、壁には特徴的な六角形の謎のマークが描かれていた。刑事の冴木仁(成田凌)たちは、遺体の身元確認と、屋敷の持ち主である灰川十三(小日向文世)の行方を追うことに。

そんな中、灰川を“父”と呼ぶ蓮水花音(吉川愛)が現れる。灰川とは、血のつながりも戸籍上のつながりもない花音だが、育児放棄を受けていた自分を救ってくれ、6年前まで“本当の家族”のように一緒に暮らしていたという。さらに、屋敷で暮らしていた子供は全部で19人いたと明かす。

花音の話を聞き、警部補の五味(黒木メイサ)や、巡査の鈴木(佐藤大樹)は、13体の遺体は、19人の子どもたちの誰かである可能性が高い、と考えていた。ところが、花音は「父は犯人ではありませんよ」と訴えて――。

時が経ち、2024年。若者たちが集まる繁華街では、1人の少女が行方不明となっていた。少女を捜す記者の森燈子(山下美月)は、刑事でなくなった冴木の元を訪れ、こう告げた。

「本当にあの事件はもう終わったんですか?」


第6話 2024年8月11日「真犯人の驚愕過去…父と子に訪れた悲劇…」 視聴率 4.4%
2024年。記者の森燈子(山下美月)は、刑事課の五味明日香(黒木メイサ)を訪ねていた。2017年に起きた灰川邸事件について話を聞こうとするが、五味は“あんな終わり方をした”事件のことは話したくない、と言って――。

時は遡り、2017年。瀧本蒼佑(萩原利久)は、刑事の鈴木潤(佐藤大樹)に捕らえられていた。
鈴木をにらみつけた蒼佑は、「お前は誰だ?」と問いかける。

一方、冴木(成田凌)と五味は、灰川邸に飾ってあったサトゥルヌスの絵を購入したのが鈴木であることや、灰川が書いたと思われる日記に“ジュン”という子供がいたことが記されていたことを、改めて上司の川相(野間口徹)に報告する。

冴木は、鈴木の身柄を確保すべき、と訴えるが、上層部からは確実な裏付けが取れるまで鈴木の件は伏せる、と言われてしまい……!?


第7話 2024年8月18日「悲劇的な最期…新たな謎と犠牲者…」 視聴率 4.0%
暴力を受けて育った子どもが、また暴力を振るうようになるなら、そんな負の連鎖は断ち切った方がいい。生きていること自体が間違っている――。

そんな鈴木(佐藤大樹)の言葉を受けて、冴木(成田凌)は思わず彼を殴っていた。制止する瀧本蒼佑(萩原利久)の言葉も届かず、ひたすら殴り続けていた…。そこへ五味(黒木メイサ)や捜査員が到着し……!?

2024年。マヤ(仲万美)がビルの屋上で、何者かに襲われる―。灰川邸事件との関連を探る五味は、記者の森燈子(山下美月)に話を聞くことに。このことがきっかけとなり、五味は冴木と再会することになり……!?


第8話 2024年8月25日「新犯人の存在…隠された秘密と過去」 視聴率 4.2%
「あなたは、何をしたんですか……?」
花音(吉川愛)と再会した冴木(成田凌)は、思わず問いかけていた。マヤ(仲万美)が殺害されたことや、美来という少女が行方不明になっていること。そのどちらにも花音の関与が疑われているからだった。

ところが、花音は「もう、冴木さんを巻き込むつもりはありません」と言って、行ってしまい……。

同じ頃、灰川邸のそばで白骨化した遺体が発見された。森(山下美月)は、これが美来ではないかと心配する。さらに、遺体が見つかった場所では、数日前に花音が目撃されていたことが判明し……!?

後日。冴木と森は、悟(松本怜生)から話を聞いていた。悟は「健流(杢代和人)が、家族をバラバラにした」と言い、灰川邸での出来事について語り出す。
健流の過去が明らかになる中、灰川邸事件の生き残りの“ある人物”に危機が迫っていて―


第9話 2024年9月1日「謎の男の正体と犯人の正体が遂に…」 視聴率 4.1%
灰川十三(小日向文世)の故郷である蔵土村で、花音(吉川愛)を見つけた冴木(成田凌)。自分と一緒に“逃げること”を提案するが、そこへ顔に傷のある男が現れる。ナイフで襲われながらも、なんとか男を押さえつけた冴木だったが……。

「逃げろ、花音!」

思わぬ男の言葉に驚く冴木。そんな冴木を花音は悲しげに見つめた後、背を向けて走り出し……!?
そこへ、五味(黒木メイサ)が到着。男は殺人未遂容疑で現行犯逮捕されたが―。犯行動機や自分の身元について、一向に語ろうとせず…。一方で、灰川邸のそばで発見された白骨化した遺体は、健流(杢代和人)であることが判明する――。

そんな中で、霊園で花音と会ったことを黙っていたことを知られてしまった冴木。五味から、「これ以上深入りさせることができない」と言われてしまい……!?
灰川邸事件の決着は自分がつける、と決意した五味は、健流の母・陽子(長谷川京子)の元へ。毎年誕生日当日には、健流から“黄色いカーネーション”が玄関の前に置かれていたと、陽子は話すが…。


最終話 2024年9月8日「降り積もる謎の先に…辿り着いた終幕…」 視聴率 4.3%
花音(吉川愛)の前に現れたのは、健流(杢代和人)の母・陽子(長谷川京子)だった!灰川邸まで来てくれたことに感謝した花音は、「私がここで、全部終わらせます」と陽子に告げて……!?

一方、警察では、優磨(カカロニ栗谷)の事故現場付近の道を後ずさりする陽子の映像を確認。五味(黒木メイサ)と川相(野間口徹)は、行方を追うが、陽子は自宅におらず仕事も休んでいた。

その頃、冴木(成田凌)と森(山下美月)は、灰川(小日向文世)の日記に書かれた13年前の真相をついに知ることに……!
果たして、13年前に灰川邸で何があったのか? 冴木は、花音と再び会うことができるのか? 2017年の灰川邸事件から続いた一連の事件の行方はいかに!?


原作概要
『降り積もれ孤独な死よ』は、原作:井龍一、漫画:伊藤翔太による日本の漫画作品。『マガジンポケット』(講談社)にて、2021年8月28日より連載中。


ドラマ概要
井龍一原作、伊藤翔太作画の同名漫画を実写化したヒューマンサスペンス。成田凌演じる刑事・冴木仁が、13人の子供の白骨死体が見つかった通称・灰川邸事件発生から7年後、東京で起きた一人の少女の失踪事件に迫る。灰川邸事件の現場に残されていた謎のマークが再び姿を現し、錆びた歯車が動き出す。


キャスト
冴木仁(さえき じん)
演 - 成田凌(幼少期:渡邉斗翔)
2017年時点で山梨県警富士山北警察署の刑事。巡査部長。2024年時点では警察を辞め、警備員の仕事をしている。幼いころに母が病死し、その後、父が由香と再婚し弟の蒼佑が生まれた。仁が12歳の時に、母の実家の冴木家の養子になり家族とは疎遠に。2007年に事故死した父の葬式以来、2017年まで由香と蒼佑には会っていなかった。

蓮水花音(はすみ かのん)〈24〉
演 - 吉川愛(幼少期:有香)
灰川家の次女だが、十三とは血縁上の繋がりや戸籍上の繋がりはない。6年前(2011年)まで灰川邸で暮らしていた。灰川の無罪を主張し、冴木とともに事件の真相を追う。幼少期は水商売の母と2人暮らしだったが、育児放棄され食事もまともに摂っておらず、ティッシュペーパーなど食べられそうなものは何でも食べていた。そんな時に十三と出会い、万引きの手ほどきをしてもらって飢えをしのいでいた。その後、灰川邸で十三らと家族のように暮らしていた。2011年に灰川邸から自宅に戻ってほどなくして母親は死去している。

灰川十三(はいかわ じゅうぞう)〈64〉
演 - 小日向文世
灰川邸事件の容疑者。顔の左側に大きな痣がある。2011年まで、事情のある19人の血の繋がらない子どもたちと暮らしていた。2017年に灰川邸の地下室から13人の子どもの白骨遺体が見つかる。その時点では行方不明だったが、直後に身柄を拘束され自分がやったと自供する。また、その直後に留置場で首を吊って死亡している。戸籍上は子どもがいないが、健流によると血の繋がった実の子どもがいるらしい。

山梨県警富士山北警察署
五味明日香(ごみ あすか)
演 - 黒木メイサ
刑事。警部補。冴木の先輩であり、よき理解者。

鈴木潤(すずき じゅん)〈24〉
演 - 佐藤大樹(幼少期:黒川晏慈)
新米刑事。巡査。

川相総一(かわい そういち)
演 - 野間口徹
刑事。警部。冴木の上司。

その他署員(役名)
演 - 古賀勇希(久野和徳)、佐々木陽平(井上千紘)、太田将熙(杉村伸也)、馬場啓介、上田健斗(山下満男)、藤木達人、田邊志乃(板倉今日子)

灰川邸元住人
瀧本蒼佑(たきもと そうすけ)〈22〉
演 - 萩原利久(幼少期:上野翔)
灰川家の四男。仁の腹違いの弟。灰川邸事件で生き残った子供の1人。

かつては仁と父・真和、母・由香の4人で暮らしていたが、真和からDVを受けていた仁が冴木家に養子として引き取られたことで自身が真和の虐待を受ける羽目になったため、再会した仁に対して「俺のことを置いて逃げていった」と激しい憎悪を抱いていた。また父からDVを受けていたトラウマの反動から突発的に人や物を殴り付ける衝動に駆られるようになり、由香に暴力を振るっていた。

連続傷害事件の被害者全員が子供に暴力を振るう父親であったことから容疑者として浮上していたが、傷害事件が起きた時間帯にDV加害者のための更正プログラムに参加していたことや、仁が蒼佑と同様に真和からDVを受けていた過去のトラウマによって生じた暴力衝動から連続傷害事件を起こしていた(真犯人である)事実を告白したことで蟠りが溶けた。

沖島マヤ(おきしま マヤ)〈25〉
演 - 仲万美(幼少期:岡田六花)
灰川家の長女。全身にタトゥーを入れている。幼少時に両親が事故死し叔父に引き取られたが、叔父から性的虐待を受けていた。9歳の時に叔父が逮捕され実刑を受けている。

川口悟(かわぐち さとる)〈23〉
演 - 松本怜生(幼少期:山谷碧都)
灰川家の三男。甲州大学法科大学院生。灰川邸事件で生き残った子供の1人。代々、病院を経営しているエリート家庭に生まれたが、教育虐待を受けていた。成績が下がると手の甲をコンパスで刺されるなどの身体的虐待も受けていた。

神代健流(かみしろ たける)〈25〉
演 - 杢代和人(幼少期:大城龍永)
灰川家の次男。灰川邸事件で生き残った子供の1人。2017年時点では行方不明。幼いころに母親が再婚し、再婚相手から虐待されていた。その再婚相手と母の間に生まれた弟がいる。

灰川邸で暮らしていた子供たちの中ではお兄ちゃん的存在だったが、とある理由で十三に反抗的な態度を取るようになる。やがてガラの悪い者たちと関わりを持ち始めたことで十三や他の子供たちから危険視され、子供たちを匿っていることを口外されることを恐れた十三の意向で灰川邸から追い出されることとなり、花音に「アイツ(十三)には血の繋がった本当の子供がいるのに俺たちを騙していた」と意味深な言葉を告げて灰川邸を去り消息を絶つ。

東優磨(あずま ゆうま)〈26〉
演 - 栗谷(カカロニ)(幼少期:山本海成)
灰川家の長男。運送会社倉庫の元従業員。灰川邸事件で生き残った子供の1人。母親が新興宗教にハマっており、少しでも教義に背くと指導の名目で激しい折檻をされていた。

子どもたち
渡辺巧〈当17〉 - 平川丈
小林結愛〈当16〉 - 蟻波りん
中村清志〈当12〉 - 養田有星
堀内蓮〈当12〉 - 小池兜馬
志村のどか〈当12〉 - 石井咲奈
古屋智也〈当11〉 - 平野絢規
望月美緒〈当11〉 - 宮内月煌
保坂萌花〈当10〉 - 中屋心結
清水奈々美〈当8〉 - 江坂祥綾
雨宮栞〈当7〉 - 大野りりあな
長田駿〈当7〉 - 舩附藍丈
佐野依央菜〈当7〉 - 戸簾愛
深沢陸〈当5〉 - 須藤優維
白骨遺体となって発見された子供たち。

その他
森燈子(もり とうこ)
演 - 山下美月
少女失踪事件を追う『週刊文苑』記者。刑事を辞め、警備員をしている冴木を訪ねてくる。ドラマオリジナルのキャラクター。

月島美来
演 - 水野響心
燈子が探している失踪したマル横キッズ。手首に灰川邸に残されていたリッカのマークのタトゥーが入っている。

瀧本由香
演 - 仙道敦子
蒼佑の実母。仁が幼いころに真和と結婚し蒼佑が生まれた。仁が真和に虐待されていることは知っていたが、蒼佑を守ることに必死で見て見ぬふりをしていた。蒼佑が灰川邸に住んでいたことは、当時蒼佑から連絡があり知っていた。

ゲスト
第1話
宇垣慎太
演 - 日向丈(第2話)
灰川邸に注意喚起のチラシを持ってきて異変に気付いた地元警官。その直後、川辺にいた十三を確保する。

緒方
演 - 猪塚健太(第5話)
『週刊文苑』編集者。燈子の上司。

山崎
演 - 伊藤正之(第3話・第6話)
灰川邸事件を担当する山梨県警管理官。

間宮大輝
演 - 中村公隆(第2話・第3話・第7話)
北甲府市連続傷害事件との関連が考えられる、富士木町の傷害事件の被害者。帰宅中に道で覆面の男に突然殴られる男性。

梨紗、陽菜
演 - 木村葉月(第7話)、櫻莉杏(第7話)
渋谷のマルキュー横でたむろしているマル横キッズ。燈子に美来の居場所を知らないか訊ねられる。

ニュースキャスター
演 - 森田絵美(山梨放送)(第7話・第9話)
灰川邸事件をテレビで伝えるキャスター。

第2話
三木
演 - 岩永ひひお(第7話)
沖島マヤが働いているタトゥースタジオの店長。

永野健太
演 - 福澤重文
東優磨が働いていた運送会社の本部長。

刑事
演 - 斎藤陸
間宮大輝の病室に詰めていた甲州警察署の刑事。

間宮一輝
演 - 佐藤一和
間宮大輝からDVを受けていた息子。

スタッフ
演 - 上川拓郎
東優磨が働いていた運送会社の同僚スタッフ。7月12日に東は無断欠勤したと話す。

第3話
タクシー運転手
演 - 酒井敏也(第8話)
花音が転落した現場で顔に傷のある男を見たと証言するタクシー運転手。

真和
演 - 小久保寿人(第7話)
仁と蒼佑の実父。2人に壮絶なDVを加えていた。2007年に事故死。

担当者
演 - 板倉武志
仁に声をかけるDV加害者プログラムのスタッフ。

京谷
演 -
仁が刑事課に配属された初めての事件で子供の虐待をしていた男性。

DVで警察に逮捕・連行される際に、息子・ジュンイチに「(虐待ではなく)"しつけ"だよな?」と自身に対する擁護を求める発言を繰り返し、刑期を終えて出所しても改心や反省の素振りを全く見せないどころが子供へのDVを再開。その行為が幼少期に父・真和からDVを受けていた仁の暴力衝動を目覚めさせ、夜中に一人で出歩いていたところを仁に襲われていた。

ジュンイチ
演 - 加部ひかる
京谷に虐待されていた息子。

刑事
演 - 中込博樹、荒川浩平
京谷が逮捕された現場に来ていた刑事。虐待を防げなかったが逮捕されるだけましだ、と囁きあう。

留置係
演 - 本多摂
自殺した灰川十三の第一発見者。

第4話
佐藤文吾(さとう ぶんご)
演 - 駿河太郎
創の父。岩竜市(いわたつし)蔵土村(つちくらむら)の名士。生まれつき顔に痣のある創を恥と考え、人目にさらさないよう屋敷の奥に隠して育てた。

創が流れ者の犬山と親しくしていることを不愉快に思い「犬山は殺人犯である」というデマを流すが、これを苦に犬山が入水自殺したことに逆上した創に包丁で顔などを数十回メッタ刺しにされ死亡する。

犬山修二(いぬやま しゅうじ)
演 - 吉村界人(最終話)
自称・芸術家。村に居ついた流れ者。創と仲良くなるが、創の父・文吾によって「犯罪者である」というデマを故意に流されたことに耐えきれず入水自殺した。

創に「降り積もれ 孤独な死よ 灰の雪だけが知る 君がそこにいたことを」という詩を教え、また父・文吾によって創の左手に切り刻まれた「バツ(✕)印」に白い絵の具で線を描き足して「リッカのマーク」に似た模様をつくり、「これは蜂の巣、亀の甲羅、トンボの羽、雪の結晶を表す世界で一番強い形だ」と語っていた。

佐藤創(さとう はじめ)
演 - 上田琳斗(第1話・最終話)
幼いころの灰川十三。生まれつき顔に痣があり、人目につかないように育てられた。14歳の時に父の文吾を刺殺している。

西浦
演 - 不破万作
蔵土村住民。佐藤家と犬山の間に起きた出来事を仁と花音に語る。

巡査
演 - チャンス大城
蔵土村の警察官。

八木橋陽子
演 - 長谷川京子(第8話 - 最終話)
健流の母。健流が幼いころに再婚し、もう1人息子を生んでいる。健流が再婚相手に虐待されていたが、次男を守るのに必死で健流のことは守れなかった。現在はその相手とも離婚し、1人暮らししている。健流とは彼が19歳の時以来会っていないが、今でも健流から誕生日に黄色いカーネーションが届いている。

第5話
青年期の灰川十三 / 佐藤創
演 - 上川周作(第6話)
1992年、同じアパートに住む米田深雪の自転車のパンクを直してあげたことがきっかけで、交際を始める。翌年息子を儲けるが、深雪は結婚しており自分の子どもとして届けられないので、やむなく出生届を出さずに育てる。子どもは「ジュン」と名付けている。

米田深雪
演 - 小島藤子(第6話)
青年期の灰川十三と知り合って仲良くなる女性。夫のDVから逃げて生活している。1993年6月6日に十三の子どもを産んでいる。

宮崎
演 - 川瀬陽太
灰川邸に掛けられていた「我が子を食らうサトゥルヌス」の絵を警察署で鑑定し、最近描かれたものだと話す美術鑑定士。

蓮見里佳
演 - 西原亜希(第1話・第9話)
花音の実母。赤ん坊の頃、不倫関係だった花音の父親を刺して服役していた。
花音が7歳の時に出所。一緒に暮らし始めるも、すぐに育児放棄していた。
花音が18歳の時、火事で亡くなっている。

画商
演 - 吉岡睦雄
「我が子を食らうサトゥルヌス」の絵を若い男性に蚤の市で売ったと証言する。

瀧本太一
演 - 花ヶ前浩一
真和の従兄弟。施設に入所している。真和の父親が暴力的な人物で、恐らく真和を虐待していたことを、訪ねてきた蒼佑に語る。

画商
演 - 寺田浩子

ニュースキャスター
演 - yukishiro
斧を所持した男が警察官を含む3人を襲い、その後逃走したニュースを伝える。

堀内沙織
演 - 中山忍(第9話)
花音が育った児童養護施設「あかりの郷」の職員。

看護師
演 - 佐々木ちあき(第6話)

第6話
長谷川翼
演 - 町田悠宇(第7話 - 最終話)
2024年の富士山北警察署強行班係の刑事。過去の捜査資料を整理するよう頼まれ、五味を捜しに来た。

職員
演 - 門田麻衣子
鈴木潤が育った児童養護施設「ウィンズロウ」職員。

米田深雪の夫
演 - 松本享恭
深雪に暴力をふるっている戸籍上の夫。

第7話
店長
演 - 久保山智夏
月島美来が万引きをしたスーパーの店長。蓮水花音が代金を支払い連れて行ったと証言する。

引越し業者
演 - 三島竜太
蓮水花音の引っ越しを担当。

アナウンサー
演 - 和泉義治(山梨放送)
沖島マヤが転落死したニュースを伝える。

第8話
店員
演 - 木下あゆ美
居場所のない女の子向けのシェルターを併設する「Mimoza Cafe」の店員。月島美来が身を寄せていた。

東野梓
演 - 浅川梨奈
森燈子の高校時代の同級生。家庭と将来に悩み、自殺した。父子家庭だが父が家に寄りつかず、認知症の祖母の介護を1人でしているヤングケアラー。祖母のせいで夜あまり眠れないため、学校でよく居眠りしている。燈子と仲良くなるが、彼女が自分の家庭も不幸だと嘘をついていたことを知り、その後自殺する。

森燈子の両親
演 - 川口貴弘、田郁恵
燈子とも仲が良い、いたって普通の夫婦。

健流の弟
演 - 本多陽登(中学生時)、藤田蒼央(幼少期)
母・陽子の再婚後に生まれた弟。

陽子の夫
演 - 五十嵐勇紀
八木橋陽子が再婚した夫。既に離婚している。

梓の祖母
演 - 田内周子
東野梓の祖母。父子家庭なのに父親は家に寄り付かず、認知症の祖母を梓がひとりで介護していた。

第9話
大家
演 - 長谷川朝晴
蓮水花音親子が住んでいたアパートの大家。

瀬川涼
演 - 笠松将(幼少期:青木凰)(最終話)
児童養護施設「あかりの郷」で花音と兄妹のように仲が良かった少年。

店主、スタッフ
演 - 富岡晃一郎、青山美郷
花屋「パピヨン」の店長と店員。

スタッフ
原作 - 井龍一(原作)・伊藤翔太 (漫画)「降り積もれ孤独な死よ」(講談社「マガジンポケット」連載)
脚本 - 橋本夏
音楽 - Jun Futamata
主題歌 - あいみょん「ざらめ」(unBORDE / Warner Music Japan)
演出 - 内藤瑛亮、二宮崇、高杉考宏
撮影 - 高橋慶太
サウンドデザイン - 石井和之
特殊メイク - 百武朋
アクションコーディネーター - 大道寺俊典
チーフプロデューサー - 岡本浩一(読売テレビ)
プロデューサー - 中山喬詞(読売テレビ)、清家優輝(ファインエンターテイメント)
制作協力 - ファインエンターテイメント
制作著作 - 読売テレビ


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