各話あらすじ(2024年7月6日 - 9月14日)全9話
第1話 2024年7月6日「深夜0時のキス」 ※初回30分拡大(23:00 - 翌0:00)
飲料メーカー「キャットビバレッジ」で働く総務部員・葛木雪乃(中村アン)はもうすぐ35歳――。結婚を視野に交際していた恋人にフラれ、婚活に終止符を打って以来“おひとりさま”生活を満喫中だ。会社では真面目に仕事に取り組んでいるが、後輩の木村里香(秋元真夏)からはお局扱いされる毎日を送っている。
ある日、営業部の同期・鈴木タカコ(小林涼子)に付き合ってシステム部に立ち寄ることになった雪乃は、タカコが推しているという最近中途入社してきた26歳の若手社員で、社内イチのモテ男・青島瑞樹(渡辺翔太)に出会う。その言葉どおり、女子社員に囲まれている青島だが、雪乃は1ミリも興味がもてず…。
その夜、雪乃が仕事帰りに行きつけの居酒屋でひとり酒を楽しんでいると、来週結婚式を挙げる友人の麻子から電話がかかってくる。元カレと一緒に出席する約束だったことを思い出し、頭を抱える雪乃…。その時、ふと隣の席に目をやると、昼間出会ったシステム部の青島が! 雪乃はダメ元で、青島に一緒に結婚式に出席する《1日限定の彼氏役》を依頼する。すると、青島はまさかの快諾! 「僕もちょうどよかった」という意味深な言葉はさておき、2人の《協定恋愛》が成立する。
第2話 2024年7月13日「偶然のデート」
飲料メーカー「キャットビバレッジ」で働く総務部員・葛木雪乃(中村アン)は、友人の結婚式に一緒に出席してもらうために、システム部の若手社員で社内イチのモテ男・青島瑞樹(渡辺翔太)と、1日だけ彼氏のフリをしてもらう《協定恋愛》をスタートさせた。結婚式が終われば再び赤の他人に戻るはずだったのに、協定を快諾した青島にも、寄ってくる女性たちのストッパーになってもらう《女避け》という思惑があり…。
さらに残業中に迎えた雪乃の35歳の誕生日。青島が突然雪乃の前に現れ、「お誕生日おめでとうございます」と、深夜0時になった瞬間、雪乃にキスを…!しばらく恋愛から遠ざかっていた雪乃は、突然の“お誕生日キス”に心の整理がつかず、激しく動揺。雪乃の35歳は波乱の幕開けとなった!一方の青島も自分の行動に困惑していて…!?
第3話 2024年7月20日「決意のバックハグ」
飲料メーカー「キャットビバレッジ」の総務部員・葛木雪乃(中村アン)は、ひとりで家に引きこもってしまった3連休最終日に、行きつけの居酒屋「万来亭」で、同じ会社のシステム部員かつ偽装彼氏の青島瑞樹(渡辺翔太)にバッタリ。すっかり酔っ払った雪乃をおんぶして家まで送った青島だが、はずみで雪乃が玄関に倒れ込む。すると、青島が雪乃に覆いかぶさって…!
起き上がろうとする雪乃を押さえ込み、ゆっくり顔を近づける青島――。もしやキスされる?と、思わず目を閉じる雪乃だが、青島は…!? いじわるな青島の言動に、ホッとしたような、でも少し残念なような気持ちになり、自分でも困惑する雪乃…。
第4話 2024年7月27日「恋する露天風呂」
飲料メーカー「キャットビバレッジ」の総務部員・葛木雪乃(中村アン)は、まるで気持ちを試されるかのような年下偽装彼氏・青島瑞樹(渡辺翔太)の“優しくないウソ”に想像以上のダメージを受け、ついに「つき合ってるフリは、もうやめよう」とキッパリ告げる。すると、追いかけてきた青島に後ろから抱きしめられる。「雪乃さんのこと好きだって言ったら…僕と本当につきあってくれますか?」という言葉に動揺しながらも、雪乃はいつもの冗談だと思い、逃げるように立ち去る。
数日後、同期で親友の鈴木タカコ(小林涼子)に相談した雪乃は、これまで恋愛に振り回されてきた生き方を振り返り、「もう人生に余計な波風立たせなくないの」とつぶやく。するとタカコは、「過剰なリスクヘッジだね」と雪乃を一蹴! 青島との年の差を理由にして逃げているだけだと言われてしまう。そんなタカコの正論に、ぐうの音も出ない雪乃――。
※2024年8月3日・10日はパリオリンピック中継のため、休止。
第5話 2024年8月17日「恋か、綿パンか」 ※30分繰り下げ(23:30 - 翌0:00)
飲料メーカー「キャットビバレッジ」の総務部員・葛木雪乃(中村アン)は、湯河原での新商品『ブルーパンチ』販促イベントの後、温泉旅館で1人のんびりする計画を立てていた。
すると、なぜかイベントを手伝いに現れた年下偽装彼氏のシステム部員・青島瑞樹(渡辺翔太)も同じ旅館に泊まって帰るという。青島にガチで告白され、その返事もしていない気まずい状況ではあるものの、青島のことが気になる雪乃は、仕事を手伝ってくれたお礼という言い訳の下、青島を部屋飲みに誘う。
ますます気まずくなった雪乃が飲んでごまかそうとすると青島が突然、「ここまできて…“酔った勢い”になんて、させませんから」と雪乃を引き寄せる。青島の言葉にうなずき、とうとう覚悟を決めた雪乃――。そっとメガネを外し、2人は畳に倒れ込むのだが…!?
第6話 2024年8月24日「年下彼氏の爆弾発言」
飲料メーカー「キャットビバレッジ」の総務部員・葛木雪乃(中村アン)は、年下偽装彼氏・青島瑞樹(渡辺翔太)との待ち合わせに間に合わず、「恋愛なんて…やっぱり私には向いてないんだ」としょんぼりしながら帰宅する。すると、マンションの前で青島が待っていて…!
スマホを会社に置き忘れてきた雪乃と連絡がつかない間に、一緒にいて楽しいし、また会いたくなるのは雪乃が初めてだと気づいた青島。そんな青島から「これは恋ではないですか?」と言われた雪乃だが、またしてもとっさに年の差を理由にごまかそうとしてしまう。しかし、「雪乃さんの気持ちは? ごまかさずに答えてくれたらすぐ帰りますから」と言われ、思わず「帰らないで…」とつぶやく。すると、青島が「こんなに嬉しいのも、初めてかも」と優しく微笑んで…。
こんなこともう起こらないって、そう思ってたのに。また信じたくなる――。
一緒に朝を迎えた2人は、怖いくらい幸せな恋愛絶頂期に突入!
第7話 2024年8月31日「涙のビッグハグ」
飲料メーカー「キャットビバレッジ」の総務部員・葛木雪乃(中村アン)は、システム部の年下男子・青島瑞樹(渡辺翔太)とようやく付き合い始める。何でもひとりで抱え込んでしまうむ雪乃だが、青島には甘えられるかもしれないと思うように。そのうえ、彼の2番目の母・田村珠代(伊藤修子)や3番目の母・篠原礼子(矢田亜希子)にも紹介され、幸せな日々――のはずが、青島が無邪気に発した「結婚とか、全然考えてないんで」という言葉に打ちのめされる。
ついこの間までは、恋愛も結婚も、もう必要ないとすら思っていたのに、なぜこんなにショックなのか…。落ち込みながらも、雪乃は「『重い女』には、なりたくない……」と、青島に何も言えず、再びひとりで抱え込んでしまう。
そんな中、新商品「ブラックストロング」の合同プロジェクトのメンバーになった雪乃は、大阪支社から出張してきた同期で元カレ・藤原将也(高橋光臣)と一緒に会議に参加することになる。しかも、システム部からは青島も急きょ出席することになり…。谷崎真司(戸塚純貴)から、西日本で営業成績トップを誇る大人の男・藤原が雪乃の元カレと聞かされた青島は、親しげに笑い合う2人の姿を目の当たりにし、嫉妬でモヤモヤしてしまう。
第8話 2024年9月7日「最後のデート」
飲料メーカー「キャットビバレッジ」の総務部員・葛木雪乃(中村アン)は、9歳下の恋人・青島瑞樹(渡辺翔太)の“結婚とか、全然考えてない”という言葉に想像以上のダメージを受けていた。重い女にはなりたくないと、青島の本心を聞けずにいた雪乃だが、「雪乃さんから出る気持ちや言葉を、全部受け止められるくらい、俺は、雪乃さんが好きなんだよ」と本心をぶつけてくれる青島に対し、青島の“結婚は考えてない”発言に動揺したことを素直に伝え、「青島くんとこうして2人でいられたら、それで充分」と青島の胸に飛び込んだ――。
これまでに以上に愛が深まり、幸せいっぱい。人目も気にせず抱き合う2人の前に、坂本久美(木村多江)が現れる。青島から「僕を産んだ人です」と紹介され、「お母さん!?」と一気に緊張する雪乃…。
翌日、何も言わずに立ち去った久美のことが気にかかる雪乃は、昼休みに青島に尋ねる。すると青島は、幼い頃に出て行ったもはや“他人同然”の久美が2年前に突然現れ、戸惑っていると打ち明ける。
すると、雪乃の家に、突然久美がやって来る。動揺する雪乃に、久美は「瑞樹と、別れてほしいの」と告げ…!?
そんな中、青島が雪乃をデートに誘う。雪乃が待ち合わせ場所に着くと、そこには浮かない表情の青島がいて…!?
最終話 2024年9月14日「永遠のキス」
ようやくラクな綿パンを脱ぎ捨て、9歳年下の青島瑞樹(渡辺翔太)と付き合い始めた飲料メーカー「キャットビバレッジ」の総務部員・葛木雪乃(中村アン)。幸せな日々をスタートさせた2人だが、青島が「俺、結婚とか全然考えてないんで」と、無邪気に爆弾発言! 35歳という年齢もあり、プレッシャーをかける重たい女になりたくない、でもつき合ってその先に何もなかったら…と、想像以上のダメージを受けた雪乃だが、青島が本気で自分と向き合ってくれていることを知り、“2人で一緒にいられたら、それだけで幸せ”という結論に達する。
そんな中、青島の実の母で実業家の坂本久美(木村多江)が現れる。青島に自分の会社を継がせたい久美は、雪乃の家を訪れ、「瑞樹と別れてほしい」と切り出す。さらに、結婚を考えていない青島と一緒にいる覚悟があるのかという久美の言葉に、雪乃は何も言い返せず…。
楽しかったデートの帰り道、青島が突然「僕、雪乃さんと会えなくなります」と突然別れを切り出し…!?
※初回は23時 - 翌0時の30分拡大放送。
※8月3日は『パリオリンピック サッカー 女子準々決勝 日本× アメリカ合衆国』(21:30 - 翌0:45)中継のため放送休止。
※8月10日は『熱闘甲子園』(23:00 - 23:30)放送のため、休止。
※第5話は『熱闘甲子園』(23:00 - 23:30)放送のため、30分繰り下げられ、23時30分 - 翌0時に放送された。
原作概要
『青島くんはいじわる』は、吉井ユウによる日本の漫画作品。『めちゃコミックオリジナル』(アムタス)内の「G☆Girls」レーベルにて、2019年12月6日から2021年6月1日まで連載された。
ドラマ概要
吉井ユウの同名漫画を原作とし、渡辺翔太、中村アンのW主演でドラマ化。年下絶食系男子と35歳干物系女子の、小さなうそから始まる王道ラブストーリー。偶然行きつけの居酒屋で同じ会社の青島(渡辺)と隣の席になった雪乃(中村)は、ある出来事からダメ元と勢いで青島に1日だけ彼氏のふりをしてほしいと頼む。
キャスト
青島瑞樹(あおしま みずき)〈26〉
演 - 渡辺翔太
飲料メーカー「キャットビバレッジ」のシステム部所属のエンジニア。
仕事ができてイケメンで愛想も良く、女子社員の人気を独占しているが、実は恋愛に無関心な「絶食系男子」。
葛木雪乃(かつらぎ ゆきの)〈34〉
演 - 中村アン
青島の同僚。総務部所属。独身。
職場ではお局扱いだが、責任感が強く、後輩から仕事を押し付けられても引き受けてしまうお人好し。「干物系女子」。
キャットビバレッジ
谷崎真司(たにざき しんじ)〈26〉
演 - 戸塚純貴
総務部所属。青島の大学時代の同級生。
木村里香(きむら りか)〈25〉
演 - 秋元真夏
総務部所属。雪乃の後輩。
鈴木タカコ(すずき タカコ)〈35〉
演 - 小林涼子
営業部所属。雪乃の同期。
部長
演 - 吉田ウーロン太
総務部長。雪乃・谷崎・木村の上司。
青島の先輩
演 - 下山周太郎
システム部所属。青島の先輩社員。
その他
坂本久美(さかもと くみ)
演 - 木村多江
瑞樹の実母。「SKトータルサロン」を経営する美容家。
田村珠代(たむら たまよ)
演 - 伊藤修子
瑞樹の2番目の母。作家、コラムニスト。瑞樹が中学生の頃、3年間一緒に暮らしていた。ドラマ版オリジナルキャラクター。
篠原礼子(しのはら れいこ)
演 - 矢田亜希子
瑞樹の3番目の母。スナック「Reiko」のオーナー。瑞樹が高校生の頃、2年間一緒に暮らしていた。
居酒屋の大将
演 - 寺門ジモン
雪乃行きつけの居酒屋「万来亭」の大将。
ゲスト
第1話
麻子(あさこ)
演 - 川島海荷
雪乃の高校の同級生で、結婚式を控える花嫁。ドラマ版オリジナルキャラクター(原作では雪乃の妹・彩乃が花嫁を担う)。
雪乃の元恋人
演 - 田村健太郎
婚活アプリで出会い結婚も話し合っていた雪乃の元恋人。第1話冒頭で「他に好きな人が出来た」と雪乃を振って交際に終止符が打たれた。
雪乃の友人
演 - 秋山ゆずき
千夏
演 - 日高七海
雪乃の友人。
清掃員
演 - 中村まゆみ
アパレルショップ店員
演 - 奈津子
第6話
藤原将也(ふじわら まさや)〈35〉
演 - 高橋光臣。
キャットビバレッジ社員。雪乃と鈴木タカコの同期で、雪乃の元カレ(※元カレ部分は、ドラマ版オリジナル設定)。新商品の合同プロジェクト参加の為に大阪支社から短期出張でやって来る。
スタッフ
原作 - 吉井ユウ『青島くんはいじわる』(めちゃコミックオリジナル)
脚本 - 関えり香
音楽 - 岩本裕司、前田恵実
主題歌 - Snow Man「君は僕のもの」(MENT RECORDING)
ゼネラルプロデューサー - 中川慎子(テレビ朝日)
プロデューサー - 田中真由子(テレビ朝日)、島本講太(ストームレーベルズ)、森田美桜(AOI Pro.)、熊田寧々(AOI Pro.)
監督 - 金井純一、藤澤浩和
制作協力 - AOI Pro.
制作著作 - テレビ朝日、ストームレーベルズ
番組公式サイト
青島くんはいじわる - Wikipedia