各話あらすじ(2024年7月1日 - 9月23日)全12話 平均視聴率 7.62%(特別編は除外)
第1話 2024年7月1日「『ママが大好きだった人』…親と子の愛の物語。」 初回30分拡大’’(21:00 - 22:24) 視聴率 8.0%
東京の印刷会社に勤務する月岡夏(目黒蓮)には、化粧品メーカーで働く百瀬弥生(有村架純)という恋人がいる。2人は平凡だが、幸せな日々を送っていた。ある日、夏のアパートで夏休みの予定を合わそうと話していると夏のスマートフォンに着信が。応対した夏の表情がこわばる。
第2話 2024年7月8日「あふれ出す…ふたをしていた想い」 視聴率 8.1%
アパートに一人で訪ねて来た海(泉谷星奈)を家に帰さなければいけないと思った夏(目黒蓮)は、朱音(大竹しのぶ)に連絡をする。そこに弥生(有村架純)がやってきて、お迎えが来るまでの間、海の遊び相手をしてあげることに。その後、夏と二人きりになった弥生は、夏に海との関係を尋ね、夏は正直に自分の娘であると伝える。
第3話 2024年7月15日「たいせつな人を失うということ」 視聴率 7.1%
夏(目黒蓮)は、南雲家で海(泉谷星奈)と再会。そこで朱音(大竹しのぶ)は、夏に水季(古川琴音)に対する思いを語る。一方夏は、母・ゆき子(西田尚美)に家族全員に話があると告げる。休日を海と一緒に過ごすことになった夏は、弥生(有村架純)を連れて南雲家へ。水季が働いていた図書館を訪れた3人は、津野(池松壮亮)と会う。
第4話 2024年7月22日「何で好きなのに一緒にいちゃダメなの?」 視聴率 7.7%
海岸へ遊びに行き、海(泉谷星奈)の本音を聞いた夏(目黒蓮)。二人の様子を遠くから眺めていた朱音(大竹しのぶ)と翔平(利重剛)は、亡き娘・水季(古川琴音)に思いを馳せ、涙ぐむ。その後、夏は弥生(有村架純)のマンションへ行き、海となるべく一緒にいることに決めたと告げると、弥生から海の父親になることにしたのかと聞かれる。
第5話 2024年7月29日「8年越しの告白…僕には、子供がいる」 視聴率 7.2%
夏(目黒蓮)は、夏休みに海(泉谷星奈)と一週間暮らしてみることに。朱音(大竹しのぶ)は、海の長い髪を結うなどの細かい心配をする夏に、まず自分の親に早く海の話をするようにと促す。夏がアパートに戻り、弥生(有村架純)の髪で三つ編みの練習をしながら両親の話になると、弥生からも「海のことをまだ話してないの」と言われる。
第6話 2024年8月5日「やっぱり産むことにした…出産を決めた本当の理由」 視聴率 6.1%
夏休みを利用して、夏(目黒蓮)が南雲家で海(泉谷星奈)、朱音(大竹しのぶ)、翔平(利重剛)と一緒に過ごす一週間が始まる。夏と海は、かつて海と水季(古川琴音)が暮らしていたアパートへ向かう。二人で住むには狭い殺風景なワンルームを見渡し、夏は、水季と海が二人で暮らしていた生活に思いを馳せる。
第7話 2024年8月12日「いちばん近くで支えてくれた人」 視聴率 6.8%
夏(目黒蓮)は、海(泉谷星奈)と一緒に弥生(有村架純)のマンションへ向かう。夏が離席し海と二人きりになった弥生は、夏との暮らしはどうかと海に聞く。海は楽しいと答えつつ「夏くん一人占めしてごめんね」と謝る。弥生が、好きなのに会うのを我慢してしまう時もあるのだと話すと、海は水季(古川琴音)もそうだったのかと聞く。
第8話 2024年8月19日「実の父との再会…俺だって悲しいのに」 視聴率 7.4%
夏(目黒蓮)は南雲家で暮らす1週間を終え、ある人物へ電話をする。一方、弥生(有村架純)は、当たり前のように海(泉谷星奈)の話ばかりする夏に複雑な気持ちを抱いてしまう。翌日、夏は海を連れて喫茶店に入ると、誰かを探している男性の姿が視界に入る。その男性は、夏の実父・溝江基春(田中哲司)だった。
海のはじまり 特別編 2024年8月26日「“恋のおしまい”全編新撮で贈る恋物語」 視聴率 6.7%
「海のはじまり」本編より3年前の夏を舞台に、水季(古川琴音)と津野(池松壮亮)を主軸としたラブストーリー。図書館司書として働く水季が休憩室で休んでいるところに、津野がやって来る。二人で出掛けないかと提案する津野に、水季は驚きつつも「津野さんのこと好きになりたくないんですよ」と心中を明かす。
第9話 2024年9月2日「夏くんの恋人へ」 視聴率 7.6%
夏(目黒蓮)は、弥生(有村架純)と海(泉谷星奈)の3人でショッピングモールに行く。ほほ笑みながら明るく振る舞う弥生だが、夏は弥生の表情に違和感を覚える。海を南雲家に送り届けた帰り道、夏は弥生に海とのことをどうしたいか尋ねる。返事を濁す弥生に、夏は海と3人で一緒にいる時、弥生がつらそうに見えると話し、「別れたい?」と切り出す。
第10話 2024年9月9日「いなくならないで…ずっと一緒にいたい」 視聴率 8.1%
月岡夏(目黒蓮)は、三年以上付き合ってきた百瀬弥生(有村架純)と別れ、娘の南雲海(泉谷星奈)と二人で暮らしていくことを決める。夜、パソコンで「ひとり親支援」の情報を調べている夏は、ふと学習ドリルを手に取り、何も書かれていない名前の欄を見てペンを取り出す。「南雲」と書いたところで手を止める夏。海の名字を今後どうするべきか、思いを巡らす。
第11話 2024年9月16日「ママはいない人なの?」 視聴率 7.8%
夏(目黒蓮)は、海(泉谷星奈)と暮らすためにアパートの部屋を片付ける。一方、小学校のクラスでは海のお別れの会が開かれ、海は担任の乃木夏美(山谷花純)とクラスメートたちから拍手で見送られる。別の日、夏のアパートへ海、朱音(大竹しのぶ)、翔平(利重剛)がやって来る。海との別れを惜しむ翔平の様子を見て、夏は罪悪感を抱く。
最終話 2024年9月23日「最終回・夏くんへ」 視聴率 9.5%
夏(目黒蓮)と住む家に帰らず南雲家で目を覚ました海。寝起きのまま居間へやって来て「夏くん…」と呼びかけるが、そこには朱音(大竹しのぶ)と翔平(利重剛)がいるだけで夏はいない。やがて、夏のスマホに弥生(有村架純)から着信が入る。夏が電話に出ると、弥生は海からの伝言があると夏に告げる。
※目黒蓮が8月15日から体調不良により活動を休止し、これを受け26日に予定されていた第9話の放送が1週延期され9月2日に放送されることとなった。8月26日には特別編『恋のおしまい』を放送。
概要
自分の子供が今までどう生きてきたかも知らなかった主人公が、突然自分の前に現れた我が子と紡ぐ、親子の愛をテーマにした家族の物語。弥生(有村架純)と交際中の夏(目黒蓮)の元に、大学時代の友人から当時の恋人・水季(古川琴音)の訃報が届く。葬儀で夏は、水季に海(泉谷星奈)という娘がいたことを知る。
キャスト
月岡夏(つきおか なつ)〈28〉
演 - 目黒蓮
主人公。印刷会社「イバタ印刷」に勤務している。3歳の頃に両親は離婚し母親に引き取られた。自分の気持ちをうまく言葉に出来ず、周りに流されやすい。
百瀬弥生(ももせ やよい)〈30〉
演 - 有村架純
夏と交際している恋人。化粧品メーカーの開発部で働く。真面目で几帳面な性格。
月岡家
月岡大和(つきおか やまと)〈25〉
演 - 木戸大聖
夏の弟。兄とは逆に考える前に言葉が出るタイプ。夏のことを「兄ちゃん」と呼んでいる。幼い頃に実母を亡くし、7歳の時に父・和哉の再婚によって夏と兄弟になった。
月岡和哉〈56〉
演 - 林泰文
夏の継父。
月岡ゆき子〈54〉
演 - 西田尚美
夏の母。
南雲家
南雲水季(なぐも みずき)
演 - 古川琴音
海の母で夏の明正大学時代の元恋人。マイペースな性格で生前は図書館に勤務していた。とある理由から夏と別れる決意をし、大学も中退した後は周囲のサポートを受けつつ海を育てていたが、子宮頸がんにより若くしてこの世を去る。墓石の刻印によると享年(数え年)27歳。特別編「恋のおしまい」では主人公を務める。
南雲海(なぐも うみ)〈6→7〉
演 - 泉谷星奈(1歳時:藤谷莉央、3歳時:泉谷月菜)
水季の娘で朱音の孫。夏が水季の葬儀で出会った少女。実は夏の実子だったことが判明する。
南雲朱音(なぐも あかね)〈70〉
演 - 大竹しのぶ
水季の母で海の祖母。水季とは時にすれ違い、ぶつかり合いながらも全力で愛情を注ぎ、1人で海を育てる決意をした彼女を影で見守っていた。水季が亡くなったと訃報が入ったときに自宅で水季の慰霊の写真と祭壇の目の前で涙を流し、大事な一人娘の死を悲しんだ。
南雲翔平(なぐも しょうへい)〈67〉
演 - 利重剛
朱音の夫。
おだわら中央図書館
生前の水季の職場。
津野晴明(つの はるあき)〈32〉
演 - 池松壮亮
水季の職場の同僚、水季の子育てを全面的にサポートしていた。海の父親である夏に複雑な感情を抱いている。
三島芽衣子
演 - 山田真歩
図書館司書。津野や海のことを気に掛け、優しく見守るお姉さん的存在。
前田俊己
演 - 川ア皇輝
津野の同僚の若手司書。
周辺人物
三谷彩子
演 - 杏花
弥生の職場での後輩。
乃木夏美
演 - 山谷花純
海が通う小田原市立・鴨宮小学校の担任。
藤井博斗
演 - 中島歩
夏の職場での同僚。
小出志織
演 - 奥田恵梨華(第3話 - )
弥生の職場での先輩。子供が二人いる。
ゲスト
第1話
真山純希
演 - 須藤蓮
夏の大学時代からの友人。
学生
演 - 湯川ひな、芹澤雛梨
成城明正大学の学生。夏に水季がなぜ大学を辞めたのかを質問する。
橋
演 - 瀬戸口祥侑
成城明正大学の柔道部の主将の大学生。新入生歓迎イベントで新入生を勧誘する。
担当者
演 - 小澤雄志、安宅陽子、加賀凪
弥生がミーティングする香料の担当者たち。
男性、女性
演 - 白畑真逸、渡会久美子
水季の葬儀に参列した親族。海の境遇を憐れむ。
第2話
浅井悠馬
演 - 稲葉友(第4話)
弥生の元カレ。弥生は彼との間に出来た子供を中絶した過去がある。
寺井理央
演 - 井澤美遥(第4話・第5話・第10話・最終話)
教室の海の隣の席で両親との3人の絵を描く生徒。
女の子、母親
演 - 前田花、山乃桃子
図書館に「くまとやまねこ」の絵本を返しに来た女の子とその母親。
第3話
大和の母
演 - 松本理沙(第7話)
大和の実母。故人。
第4話
新田良彦
演 - 山崎樹範(第8話・最終話)
夏が写真の現像でよく訪れる写真屋「新田写真館」の店主。
弥生の母
声 - 杉咲佳穂(第5話)
店員
演 - 小田中里菜
弥生が浅井悠馬と会っていた喫茶店の店員。
望月めいり
第5話
水島亨、谷本杏里
演 - ハルキ、ハマカワフミエ(第11話)
弥生が通う美容院「スネイル」のスタッフ。
女性
演 - 加藤才紀子
「スネイル」の客。
第6話
田辺繁
演 - 岩松了(最終話)
水季と海が暮らしたアパートの大家。
看護師
演 - 田川可奈美(第2話)
弥生と水季が通院した「ひかり産科クリニック」の看護師。
第7話
男の子
演 - 近江晃成
図書館で借りた絵本「くまとやまねこ」を破いてしまい、津野に謝る。
保育士
演 - 納葉
海が通っていた「ふわり保育園」の保育士。
第8話
溝江基晴
演 - 田中哲司
夏の実の父。夏が3歳の時に離婚してから、一度も会っていなかった。
アナウンサー
声 - 杉原千尋(フジテレビアナウンサー)(特別編)
夏が観ているテレビの週間天気予報の音声。
特別編
堤礼実(フジテレビアナウンサー)
第9話
店員
演 - 古澤メイ
夏と弥生と海が訪れたブティックの店員。
かける
演 - 渋谷そらじ
父親とはぐれて泣いていた男の子。弥生が交番に連れて行った。
女の子
演 - 勅使瓦樹里
母親が戻ってくるまで弥生が相手をしていた女の子。算数が好きだと言う。
第11話
児童
演 - 取青依良
海が転校した世田谷区立経堂西小学校で出来た友達。「途中まで一緒に帰ろ」と海を誘う。
演 - 田村奏多
同じく海の新しい友達。「海ちゃんってお母さんいないの?」と訊いてしまう。
深雪夜々
演 - 今田美桜(友情出演)
海を担当した美容院「スネイル」のスタッフ。
最終話
商談相手
演 - 古川さら、小笠原佳秀、土屋いくみ
弥生と彩子と志織が会社でミーティングする相手。
スタッフ
脚本 - 生方美久
音楽 - 得田真裕
主題歌 - back number「新しい恋人達に」(ユニバーサル シグマ)
演出 - 風間太樹(AOI Pro.)、野舞、ジョン・ウンヒ(AOI Pro.)、山岸一行
スタイリスト - 柚木一樹
広報 - 小穴浩司
編成 - 渡辺恒也(#1) 草ケ谷大輔(#2〜)
プロデュース - 村瀬健
制作プロデュース - 唯野友歩(AOI Pro.)
制作協力 - AOI Pro.
制作・著作 - フジテレビ
番組公式サイト
海のはじまり - Wikipedia