花咲舞(今田美桜)と相馬健(山本耕史)の次なる臨店先は、山間の温泉地にある眠山支店。
そこで二人は、眠山支店の取引先である老舗旅館・白鷺亭の八坂社長(橋洋)から、旅館の改築費用5億円の融資がなかなかおりずに困っていると相談を受ける。眠山支店の前浜支店長(マギー)は、融資に慎重な守りのタイプ。その前浜が納得するような事業計画書を作成するために、舞と相馬は白鷺亭に宿泊して顧客目線で改善点を探すことに…。
温泉と宿の料理を満喫しつつも、舞たちは旅館の問題点をチェックする。その結果、料理部門の人手不足のせいで、料理の質が落ちていることが判明。高齢の五十嵐料理長(石丸謙二郎)も「限界だ」とぼやく。
課題を克服するために、八坂社長はすぐに料理人探しを開始。舞と相馬は白鷺亭の融資担当者・後藤涼太(吉田健悟)と共に、白鷺亭が改善に向けて動き出したことを支店長の前浜に報告した。しかし前浜は、「この街には未来がない」と言い、人口も観光客も激減し、インバウンド需要も見込めない寂れた温泉街に融資など出来ない。と話をろくに聞き入れない。
前浜の言葉に憤った舞は、眠山支店のテラー・北見容子(松熊つる松)と落合若菜(金澤美穂)に話を聞く。すると二人も前浜と同様に、この街には未来がない、私たちにできることはないと諦めの態度を見せた。
その日の夜、再び白鷺亭を訪れた舞と相馬は、思いがけない人物の姿を目撃してしまい……!!
臨店班の知らないところで、銀行を揺るがす大きな出来事が動き出そうとしている──!?
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