各話あらすじ
第1話 2024年5月11日「ただ、そこにいる」
ドラマ制作に憧れてテレビ局に入った未来(みく・伊藤万理華)は、ある日、自身の企画が初めて採用される。喜んだのもつかの間、編成部長・藤谷(ふじたに・橋本さとし)より、「多様性月間」の特集ドラマとして、主人公を障害者に設定変更しろと告げられる。戸惑いながらも取材を始める未来は、車椅子に乗った高校生・ハル(和合由依)と出会う。ハルに不思議な魅力を感じるも、「障害を利用されるのは嫌や」と拒否され…。
第2話 2024年5月18日「まなざし」
企画が採択され、念願のドラマ班へ異動となった未来(みく・伊藤万理華)は、ヒロインに車椅子の高校生・ハル(和合由依)を迎えたいと熱望するも、新しい編成部長の長谷部(水野美紀)から、企画書の内容を全面否定され、再考を命じられる。悩む未来は、学生時代に映画の脚本で才能を発揮していた恋人・町田(岡山天音)に相談を持ちかけるが…。
第3話 2024年5月25日「私が私であるために」
新人ドラマプロデューサーの未来(みく・伊藤万理華)は、主演に車椅子の高校生・ハル(和合由依)を迎え、いよいよ撮影が始まる。しかしハルは、相手役の小早川(菅生新樹)と芝居がかみ合わず、現場にも馴染めず、演技への自信を失っていく。一方、未来は、障害のある俳優たちの出番が削られることに抵抗するも意見は通らず、脚本協力として参加した町田(岡山天音)ともぶつかってしまう…。
最終話 2024年6月1日「憧れを超えて」
ドラマプロデューサーの未来(みく・伊藤万理華)は、車椅子の高校生・ハル(和合由依)をヒロインに迎え、ドラマの撮影を進めていた。しかし、町田(岡山天音)が未来とも言い争い、脚本協力を辞退したままだった。そんな中、噂を聞きつけた元編成部長・藤谷(橋本さとし)が、未来の人生を変えた憧れの脚本家・宇佐美のどか(余貴美子)を連れて来る。喜びを隠せない未来だが、それは新たな波乱の幕開けだった…。
概要
伊藤万理華主演の実録ドラマ。多様性実現を掲げるテレビ局を舞台に、新人プロデューサーと、俳優を目指す車いすの高校生が奮闘する姿を描く。ローカルテレビ局で働く未来(伊藤)は、自身が提案した学園ドラマの企画が採用され、プロデューサーへのチャンスを得る。しかし、「ドラマの主人公を障害者に」という条件に悩む。
キャスト
吉澤未来(よしざわ みく)
演 - 伊藤万理華
ローカルテレビ局「Pテレ」の局員。何度も出した企画書が採用され、プロデューサーとして学園ドラマの制作をすることになる。
「ドラマの主人公を障害者に」という条件を付けられて悩みながらも、とにかく企画を成立させねばと取材を進めていく。
宮島ハル(みやじま ハル)
演 - 和合由依
車椅子の高校生。障害を持つ俳優たちが所属する劇団「S」のメンバー。俳優を目指して、放課後や休日に演劇の稽古をしている。
未来と出会って「Pテレ」が制作するドラマの出演を頼まれるが、障害を利用されたくないと拒否する。
Pテレ
蘆田孝雄(あしだ たかお)
演 - 結木滉星
アシスタントプロデューサー。未来の同期。
羽座丘卓(はざおか すぐる)
演 - 小松利昌
ドラマ班のディレクター。
植草秀樹(うえくさ ひでき)
演 - 山中崇
ドラマ班のチーフ・プロデューサー。未来の上司。
藤谷光彦(ふじたに みつひこ)
演 - 橋本さとし
編成部長。
長谷部由美(はせべ ゆみ)
演 - 水野美紀
編成部長。藤谷の後任。
劇団「S」
高木圭介(たかぎ けいすけ)
演 - 成木冬威
劇団員。
河上由里子(かわかみ ゆりこ)
演 - 水口ミライ
劇団員。ハルの親友で、ろう者の高校生。
野々村輝子(ののむら てるこ)
演 - 河合美智子
代表。
未来の関係者
町田龍太郎(まちだ りゅうたろう)
演 - 岡山天音
未来の恋人。カフェバーでバイトをしている。
小早川新太郎(こばやかわ しんたろう)
演 - 菅生新樹
人気俳優。
宇佐美のどか(うさみ のどか)
演 - 余貴美子
未来が学生時代にヒットしたドラマ「学園サンデー」の脚本家。
ハルの関係者
加藤珠(かとう たまき)
演 - 山下桐里
ハルの近所に住む年上の幼なじみ。
宮島さくら(みやじま さくら)
演 - 菊池亜希子
ハルの母親。
スタッフ
作 - 大池容子
音楽 - 池永正二
主題歌 - インナージャーニー「きらめき」
演出 - 大嶋慧介、押田友太
プロデューサー - 南野彩子、葛西勇也
制作統括 - 櫻井賢、安達もじり
番組公式サイト
パーセント (テレビドラマ) - Wikipedia