各話あらすじ(2024年4月15日 - 6月24日)全11話 平均視聴率 5.99%
第1話 2024年4月15日「私の記憶は一日限り…記憶障害の脳外科医再生の物語」 ※初回15分拡大(22:00 - 23:09) 視聴率 6.0%
脳外科医のミヤビ(杉咲花)は、事故で脳を損傷し、重い後遺症を抱えていた。今日のことは明日忘れてしまう“1日記憶”のため、逐一記録を残す日々だが、変わり者の脳外科医・三瓶(若葉竜也)はミヤビに容赦なく仕事をさせる。
第2話 2024年4月22日「左の感覚失った少年…日記にはない秘密」 視聴率 5.7%
記憶障害のミヤビ(杉咲花)が、三瓶(若葉竜也)の助手として手術に参加したことは波紋を呼び、ミヤビの主治医・大迫(井浦新)は院長の藤堂(安井順平)に猛抗議。ミヤビは、後遺症のある自分にしかできないことを焦らず探そうと思い直す。そんな中、サッカー強豪校のエース鎌田亮介(島村龍乃介)が試合中に倒れ、救急に運ばれてくる。
第3話 2024年4月29日「忘れられた婚約」 視聴率 5.7%
ミヤビ(杉咲花)は、三瓶(若葉竜也)から「僕たちは婚約していました」と驚きの過去を明かされ動揺する。一方、病院スタッフの間で、津幡(吉瀬美智子)が大迫(井浦新)の元を訪ねたといううわさが流れる。津幡は患者の安全を最優先に考え、ミヤビを手術に参加させるべきではないと直談判しに行ったのではとスタッフから反発の声が上がる。
第4話 2024年5月6日「記憶障害の謎…深まる対立」 視聴率 5.4%
ミヤビ(杉咲花)の脳を検査した三瓶(若葉竜也)は、重度の記憶障害が残るような大きな損傷が見当たらず困惑。三瓶はミヤビのカルテを確認しようと大迫(井浦新)の元を訪ねるが会えず、あきらめて帰ろうとした矢先、院内で入院患者らしき7歳の少年に出くわす。一方、ミヤビは新たな患者・加瀬(前原瑞樹)を担当することに。
第5話 2024年5月13日「難手術…あなたはできます」 視聴率 5.6%
寺の住職・成海(三宅弘城)が、読経中に意識を失い運び込まれてくる。検査の結果“もやもや病”が見つかり、治療後も脳梗塞や脳出血を引き起こす可能性をはらんでいた。成海の手術が決まり、三瓶(若葉竜也)は術者にミヤビ(杉咲花)を指名。しかし、手術の難易度が高いため、今の自分にはまだ無理だとミヤビは反論する。
第6話 2024年5月20日「あなたは記憶障害を作った」 視聴率 5.8%
過去に脳出血の治療を受けた山本健太郎(鈴之助)が、てんかん発作を起こし運び込まれ、抗てんかん薬が処方される。一方で、一度も発作を起こしたことがないミヤビ(杉咲花)にも、予防投与として大迫(井浦新)から抗てんかん薬が処方されているという。それを聞いた三瓶(若葉竜也)の脳裏には、ミヤビの記憶障害についてある疑念が浮かぶ。
第7話 2024年5月27日「記憶がすり替わっている」 視聴率 6.0%
ミヤビ(杉咲花)は、抗てんかん薬を増やしたことで、断片的に前日のことを覚えていられるようになった。しかし、三瓶(若葉竜也)は、改善の仕方に違和感を覚える。そんな中、高美武志(小市慢太郎)が営む居酒屋「たかみ」を訪れた一同は、料理の味がいつもより濃いことに気づく。高美の検査をしてみると、脳に髄膜腫という腫瘍が見つかる。
第8話 2024年6月3日「揺れ動く二つの婚約」 視聴率 6.2%
関東医科大学病院の建て替えのため、西島(酒向芳)が綾野病院を利用するつもりだと知った麻衣(生田絵梨花)は、綾野(岡山天音)との結婚をやめると言い出す。そんな中、綾野の父・勲(飯田基祐)は交通事故で頭部に外傷を負って丘陵セントラル病院に運び込まれる。手術はミヤビ(杉咲花)たちの手によって無事に終わるが、後遺症が残る。
第9話 2024年6月10日「記憶障害の本当の原因は…」 視聴率 6.3%
ミヤビ(杉咲花)は、三瓶(若葉竜也)との婚約について麻衣(生田絵梨花)に尋ねると、当時2人はよく一緒に行動していたが婚約についての詳細は分からないと言う。真実を知るのは三瓶だけと分かり、ミヤビは三瓶本人に向き合おうと決意する。一方、何か隠していることがある様子の大迫(井浦新)は、ミヤビに「全部話すよ」と自分の思いを語る。
第10話 2024年6月17日「あなたが灯してくれた光」 視聴率 6.4%
ミヤビ(杉咲花)に一過性健忘の症状が現れ、突如、三瓶(若葉竜也)が誰だか分からなくなってしまった。今回は軽い発作で済んだが、大迫(井浦新)は三瓶にミヤビの病状を詳しく伝えた上で、手術するにはあまりにも危険なため絶対に手を出さないようにとくぎを刺す。三瓶は葛藤しながらも手術の練習に没頭する。
最終話 2024年6月24日「いつまでも忘れません」視聴率 6.8%
ミヤビ(杉咲花)が激しい頭痛に襲われ、倒れた。検査の結果、再発が認められ、このまま症状が進めば意識障害が出る可能性も高い。脳梗塞が完成して命に関わるのも時間の問題という切迫した状況に。三瓶(若葉竜也)は、すでに数時間しか記憶がもたなくなっているミヤビに、これ以上症状が進行するようなら、手術を任せてほしいと伝えるが、ミヤビの意思は固く、やはり手術はしないという。
※第7話は北朝鮮のミサイル発射によるJアラート発令に伴う、臨時ニュースを放送したため、本編の放送を一時中断した。なお、動画配信サービス(TVer・FOD・Netfilx)での公開は予定通り行われたほか、一部のFNS系列局では再放送を行う措置も執られた。
原作概要
『アンメット-ある脳外科医の日記-』(アンメット あるのうげかいのにっき)は、原作:子鹿ゆずる、漫画:大槻閑人による日本の漫画作品。『モーニング』(講談社)にて、2021年2・3合併号から連載中。元脳外科医である子鹿は、本作がデビュー作となる。
ドラマ概要
杉咲花演じる“記憶障害の脳外科医”川内ミヤビが、目の前の患者を全力で救い、自分自身も再生していく医療ヒューマンドラマ。過去2年間の記憶がなく、新しい記憶も1日たったら忘れてしまうミヤビは、医療行為ができない。そんな中、脳外科医・三瓶友治と出会い、再び脳外科医としての道を歩むことになる。
キャスト
川内ミヤビ
演 - 杉咲花(中学時代:白岩桜)
本作の主人公。脳外科医だったが、事故により記憶障害を発症。看護助手として働いていたが、三瓶の提案で医師業務に復帰する。
三瓶友治
演 - 若葉竜也
丘陵セントラル病院の脳外科医。
大迫紘一
演 - 井浦新
関東医大病院脳外科 教授。
ミヤビの母・あかりが倒れた際の執刀医でもある。
丘陵セントラル病院
津幡玲子
演 - 吉瀬美智子
看護師長 兼 医療安全室長。仕事に対して厳しく向き合う。
藤堂院長とは同期。
星前宏太
演 - 千葉雄大
救急部長。人手が足りない時には脳外科の手伝いもしている。外科以外の知識が豊富。
藤堂利幸
演 - 安井順平
院長。
成増貴子
演 - 野呂佳代
麻酔科医。
森陽南子
演 - 山谷花純
脳外科 看護師。
風間灯織
演 - 尾崎匠海(INI)
研修医。
新井小春
演 - 中村里帆
脳外科 看護師。
大槻彩音
演 - 金井美樹
救急部 看護師。
中野文緒
演 - こぴ
看護師。
関東医科大学病院
綾野楓
演 - 岡山天音(幼少期:猪股怜生)
脳外科医。麻衣と婚約している。
西島麻衣
演 - 生田絵梨花
脳外科秘書。
西島秀雄
演 - 酒向芳
麻衣の祖父。西島医療グループの最高権力者。
その他
高美武志
演 - 小市慢太郎
ミヤビらが行きつけの料亭居酒屋「たかみ」の店主。大阪出身。
高美香織
演 - 阿南敦子
武志の妻。「たかみ」の女将。
ゲスト
第1話
江本博嗣
演 - 風間俊介
赤嶺レナの夫であり、マネージャー兼個人事務所社長。
赤嶺レナ
演 - 中村映里子
俳優。長い下積みを経て主演ドラマの座を射止めるが、その直後に脳梗塞で倒れる。
言語聴覚士
演 - 長島竜也
レナのリハビリを担当する。
三上恵子
演 - 菊地由希子
ミヤビがかつて担当した患者。
役者
演 - 獣神ハルヨ、牧野真鈴、関こころ、東条澪
レナが出演した戦隊ものドラマ「ダイバーファイブ」の出演者。
怪人
演 - 保田泰志
ドラマでダイバーファイブと対決する怪人。
プロデューサー
演 - 西将輝
レナに「戦隊ものに興味がある?」と声をかける。
第2話
鎌田亮介
演 - 島村龍乃介
強豪の音羽高校サッカー部のエース。千葉大会予選の試合中に倒れ、検査の結果、右脳が損傷している影響による「左半側無視」という後遺症が残っていることが判明する。
菊池朝陽
演 - 黒田昊夢
亮介の親友であり、音羽高校サッカー部でのチームメイト。
鎌田貴明、鎌田美奈子
演 - 中野剛、結城さなえ
亮介の両親。
理学療法士
演 - コバシ(魂ず)
亮介のリハビリを担当する。
医師
演 - 清水元太
関東医大の若手。綾野の手術の腕に目を見張る。
店員
演 - 光嶌なづな
三瓶から「抹茶パウダーって、一振り何グラムですか」と訊かれるカフェ店員。
医師
演 - 梅田脩平
エスカレーターで綾野とすれ違ってから会話を交わす関東医大の医師。
アナウンサー
声 - 若田部克彦(関西テレビアナウンサー)
市立柏橋と音羽による高校サッカー千葉大会決勝の実況担当。
チームメイト
演 - 伊藤佑晟、太田湧大、宗像隼司、上野一稀
亮介と音羽高校サッカー部でのチームメイト。
第3話
石嶺あゆみ
演 - 湊さやか
拡張型心筋症の患者。10年前に関東医大で手術を受けたが、手術中に脳の酸素飽和度が低下し、その結果重大な障害が残って数か月後に死亡した。
石嶺彰、石嶺絵麻
演 - イワゴウサトシ、沢田優乃
あゆみの夫と娘。
山中嘉彦
演 - 渡部遼介
10年前、藤堂と津幡も参加した石嶺あゆみの手術の執刀を担当した関東医大の教授。
早川優吾
演 - 佐藤誠
10年前、石嶺あゆみの担当医。彼女の死去後に退職した。
看護師
演 - 倉金春
関東医大の10年前の看護師。
金子潔
演 - ふたむら幸則
翌日の手術を控えた入院患者。ベッドから落ちて急性硬膜下血腫を起こしたが、離床センサーが切れたままで発見が遅れ、緊急手術となった。
第4話
加瀬誠
演 - 前原瑞樹
脳ドッグで左内径動脈の未破裂脳動脈瘤が見つかった患者。大学でロボット工学の研究をしている。
川内あかり
演 - 黒沢あすか
ミヤビの母。
川内健伍
演 - 久松信美
ミヤビの父。
西島雄一
演 - 大内厚雄(第7話・第8話)
麻衣の叔父。
瀬戸村
演 - 松田航輝
翔太の父。
西島暁子
演 - 中村真知子(第5話・第7話・第8話)
麻衣の母。
加瀬美代子
演 - 相馬有紀実
誠の妻。
瀬戸村博美
演 - 吉田有希
翔太の母。
川内リオ
演 - 飛香まい
ミヤビの妹。
西嶋理沙
演 - 渡辺文香
雄一の妻。
加瀬直人
演 - 峰岸慶
誠の息子。
瀬戸村翔太
演 - 宮崎奏佑
脳腫瘍患者。松果体に腫瘍があり、全摘が困難と言われている。
瀬戸村芽生
演 - 沼田明莉
翔太の妹。
助手
演 - 神田青
関東医大の宮崎奏佑の手術の助手。
結城
演 - 田中貴裕
関東医大の医師。
診療放射線技師
演 - 横田健介
丘陵セントラルで加瀬誠の手術をサポートする。
助手
演 - 末廣拓也
綾野楓が行った加瀬誠のカテーテル手術の助手。
看護師
演 - 小林アリス
関東医大の宮崎奏佑の手術のオペ看。
第5話
成海(せいかい)/ 一宮孝三
演 - 三宅弘城
寺の住職。読経中に意識を失い運び込まれ、検査でもやもや病が見つかる。
碧聴(へきちょう)
演 - 大友律
成海の弟子の僧侶。
綾野勲
演 - 飯田基祐(第7話・第8話)
綾野の父親。綾野病院の医師。かつては関東医科大の脳神経外科医だった。
綾野洋子
演 - 佐藤真弓(第7話・第8話)
綾野の母親。
母親
演 - もりけい子
星前宏太の母親。眼科、耳鼻科、内科をたらい回しにされ、ついには倒れた。
医師
演 - 平山繁史
星前宏太の母親を診た耳鼻科医師。異常はないから内科に聞いてくれと告げる。
医師
演 - 比佐仁
星前宏太の母親に多発性骨髄腫ステージ3の診断を下す。
音声
声 - 永本歩乃果
三瓶が聞いているリーディング教材の音声。
僧侶
演 - 中村彰伸、オハラカズヤ、工藤嘉誠、なでしみ
成海の弟子の僧侶たち。
第6話
山本健太郎
演 - 鈴之助
過去に脳出血の治療を受けた患者。てんかん発作を起こし緊急搬送されてきた。
山本美央、山本莉子
演 - 松原由希子、佐藤恋和
山本の妻と娘。
池沢、文野
演 - 小沼朝生、新貝文規
山本の上司。
ヒロ、岡
演 - 和田亮太、岡野優介
山本の職場の同僚。
第7話
店員2
演 - 今泉力哉(第10話)
客の意向に関係なく抹茶パウダーを入れるカフェ店員。
師匠
演 - 遠藤たつお
高美武志の料理人としての修業時代の師匠。
シェフ
演 - 久松龍一
ミヤビにカレー屋「タンドリーバルーン」の開店チラシを渡す男性。
看護師
演 - 道本成美
手術室の器械出し看護師。
客
演 - 水野淳之
だし巻きを注文する「たかみ」の客。
第8話
里村千代
演 - にしだまちこ
勲が往診している患者。かつて彼が関東医科大勤務医の時にカテーテル手術をした。しかしその影響で出来た静脈血栓が脳動脈まで達し、奇異性脳塞栓症などを発症。右片麻痺および重度の失語症になってしまった。
里村郁夫、里村豊
演 - 小高三良、松田陸
千代の夫と息子。
看護師
演 - きゃんひとみ
診療所の看護師。
川上
演 - 木村八重子
診療所の患者。楓が風邪と診断する。
住人
演 - 岩田丸、北林テイ
診療所のある集落の住人。勲が倒れてしまい、診療所の行く末を心配している。
第9話
押尾晴人
演 - 黒田大輔
鵜原建設の関東医大病院建て替えプロジェクトの担当者。
麻生順三
演 - 大河内浩
かつて三瓶と大迫が勤務していた帝東医科大学の教授。
奈緒
演 - 阿部久令亜
三瓶が担当していた帝東医科大学病院の入院患者。意識障害で昏睡状態とされていた。
佳苗
演 - 池脇千鶴
奈緒の母親。娘に意識があると主張している。
工藤
演 - 松澤仁晶
病院の建て替えに反対していた関東医大病院理事。
曽根崎
演 - 加倉幸の助
関東医大病院理事。
刑事
演 - 森本のぶ(役名:橋口)、阿邊龍之介
警視庁捜査二課刑事。西島秀雄に任意同行を求める。
第10話
柏木周作
演 - 加藤雅也
公園でてんかん発作を起こし、丘陵セントラル病院に運ばれてきた絵描き。最悪性の脳腫瘍を患っている。
柏木芳美
演 - 赤間麻里子
柏木の妻。高校時代に美術部員で同級生の夫にモデルを頼まれた。
夫婦
演 - 吉田滉、兼平由佳理
公園で柏木に似顔絵を依頼した夫婦。
スタッフ
原作 - 子鹿ゆずる(原作)/ 大槻閑人(漫画)『アンメット-ある脳外科医の日記-』(講談社「モーニング」連載)
脚本 - 篠ア絵里子
音楽 - fox capture plan
主題歌 - あいみょん「会いに行くのに」(unBORDE / Warner Music Japan)
オープニング曲 - 上野大樹「縫い目」(cutting edge)
医療監修 - 石川久
医療監修協力 - キャスティングドクター、中澤暁雄
医療指導 - 青木宏之、根本千草
看護監修 - 石川千恵美、半澤由美、坪田康佑、宮尾達也
看護指導 - 植野永子、水八寿裕
言語聴覚士監修 - 貫井さと子
言語聴覚士指導 - 堀エリカ
理学療法士監修 - 増田司
演出 - Yuki Saito、本橋圭太、日貴士
プロデューサー - 米田孝、本郷達也
制作協力 - MMJ
製作著作 - カンテレ
番組公式サイト
アンメット-ある脳外科医の日記- - Wikipedia