各話あらすじ
第1話 2024年4月2日「高木さん」
とある島の中学校、隣の席の女の子・高木さん(月島琉衣)に、何かとからかわれる男の子・西片(黒川想矢)。今日こそは高木さんをからかい返してやると奮闘するも、高木さんはいつも西片の上をいくからかい上手だった。
ある日、高木さんをからかい返そうと筆箱をびっくり箱に改造する西片だが、高木さんに見透かされ、逆にからかわれてしまうのだった。次こそはと悔しがる西片に消しゴムを貸して欲しいとお願いする高木さん。すると、高木さんは“消しゴムに好きな人の名前を書いて使い切ると両想いになれる”という、小学生の頃に流行ったおまじないの話を持ち出す。子どもっぽいと相手にしない西片だったが、消しゴムと西片を交互に見てニヤニヤする高木さんの反応に焦り「返してほしい」と懇願する。ようやく消しゴムを取り返し、確認する西片だったが……
第2話 2024年4月9日「青春」
学校までの道を歩いている西片(黒川想矢)の前に現れた高木さん(月島琉衣)。自転車に乗っていない理由を聞いた西片に、高木さんは「西片と手を繋いで学校に行きたいから自転車を置いてきた」と朝からからかって嬉しそう。西片はタジタジになりながらも、「高木さんが自転車じゃない理由を当てたらオレの勝ちっていうのはどう?」と勝負を持ちかけるのだった。
休み時間。クラスの男子たちと腕相撲をしている西片がなかなか勝てずにいると、「一番弱い人と勝負したい」とやってくる高木さん。流石に西片が優勢と思われたが、高木さんのひと言で勝負は思わぬ方向へ・・。さらに、高木さんに一矢報いようと、ある秘策を思いついた西片だったが‥!?
第3話 2024年4月16日「100%片想い」
図書委員の高木さん(月島琉衣)と西片(黒川想矢)は、毎週木曜日の昼休みに図書室の受付係をすることに。すると、高木さんからお互いに選んだ本を交換して読もうと提案される。お互いが選んだ本を読み始めるも、高木さんのその姿に思わず見惚れてしまう西片。さらに突然、高木さんが「好きだよ」と言い出し…!?
ある日、西片は少女漫画『100%片想い』の新刊を買いに本屋に来ていた。漫画を片手にアニメのオープニングソングを口ずさみながら歩いていると、目の前に高木さんが現れ大慌て!!高木さんの提案で、2人はイヤホンを分け合って曲を聴くのだが、西片は高木さんとの距離の近さにドキドキしてしまい…!?
第4話 2024年4月23日「喜ばせるもの」
2学期の終業式当日。今年最後くらいは、高木さん(月島琉衣)に勝利したいと目論む西片(黒川想矢)の隣で、高木さんは編み物をしている。15歳の男の子にあげるプレゼントだという高木さんに、西片は動揺を隠せず…⁉
帰り道、高木さんと西片は、今年最後の勝負をすることに。すると、高木さんから“相手を喜ばせた方が勝ち”という勝負を提案される。何をあげようか悩む西片が駄菓子屋に行くと、そこには高木さんの姿が・・・。果たして勝負の行方は・・・?
そして迎えた新年。“今年こそは高木さんにからかわれないように”と神社でお参りする西片、その矢先、またしても高木さんに突然声を掛けられ、からかわれてしまう!「あけましておめでとうございます!」新年一発目の勝負の行方は・・・!?
第5話 2024年4月30日「バレンタイン」
バレンタインデー当日。西片(黒川想矢)は、バレンタインデーで隙を見せたら高木さん(月島琉衣)にからかわれてしまうと、あえて平常心を心掛けていた。だが教室では、チョコレートをめぐり男子も女子もソワソワとしている。
チョコレートが欲しい男子、渡したい女子の思いが交錯する中、西片は隣の席の高木さんが気になって仕方がない。授業中、高木さんに話しかけられるたびにチョコを渡されるのではと期待してしまう西片。
一方の高木さんはいつもと変わらず、西片のことをからかうが…。
第6話 2024年5月7日「卒業式」
放課後の帰り道。ふとくしゃみをする西片(黒川想矢)を、『クラスの女子が自分と西片が付き合っているんじゃないか』と噂しているのだろうとからかう高木さん(月島琉衣)。二人の間にはいつもと変わらない時間が流れているように見えるが…。
卒業式当日、中井くん(川尻拓弥)から高木さんが3月いっぱいで引っ越すという話を聞き、ショックを受ける西片。卒業生へ贈る合唱の最中も、西片は高木さんが気になって仕方なくて…。
第7話 2024年5月14日「高台」
2年生最後の日。転校してしまう高木さん(月島琉衣)にとっては、最後の登校日だ。日直の西片(黒川想矢)が早めに学校へ着くと、下駄箱には高木さんの靴があった。だが、教室に高木さんの姿はない。過去のからかいを思い出す西片は、どこかに隠れているはずの高木さんをからかい返してやろうと企むのだった!
クラスメイトたちが高木さんを囲む中、西片は高木さんに声を掛けられずにいた。そんな中、放課後に一緒に帰ろうと西片を誘う高木さん。寄り道をしようと高木さんに連れられて行った先は、島全体を見渡せる高台で…
最終話 2024年5月21日「4月」
4月。始業式の朝、西片(黒川想矢)は携帯を片手に高木さん(月島琉衣)に連絡しようかと悩んでいた。するとそこへ、高木さんから着信が。少し気まずい間がありつつも、電話越しにからかわれてしまう西片と相変わらずの高木さん。
そんな中、ものすごく恥ずかしいことがあって、それを西片が3回以内に当てられたらなんでも言うことを聞くと言う高木さん。答えが全然分からない西片は、高木さんのヒントを頼りに答えを出そうとするが、ひょんなことから話の展開が思わぬ方向へと進んでしまうのだった‥。
原作概要
『からかい上手の高木さん』(からかいじょうずのたかぎさん)は、山本崇一朗による日本の漫画作品。『ゲッサン』(小学館)の付録小冊子『ゲッサンmini』において、2013年7月号から連載開始。『ゲッサン』本誌で連載していた『ふだつきのキョーコちゃん』(以下『キョーコちゃん』)が2016年7月号で完結した後、『ゲッサン』に移籍して同年8月号から定期掲載となった。
ドラマ概要
シリーズ累計1200万部を突破した山本崇一朗の同名コミックを実写ドラマ化。とある中学校、隣同士に座る二人による、照れたら負けのからかい青春ラブコメディー。隣の席の西片をいつもからかって楽しんでいる高木さんを月島琉衣、隣の席の高木さんにいつもからかわれてしまう西片を黒川想矢が演じる。
キャスト
高木さん
演 - 月島琉衣
西片
演 - 黒川想矢
真野
演 - 森永怜杏
中井
演 - 川尻拓弥
北条
演 - 早瀬憩
浜口
演 - 永原諒人
高尾
演 - 市村優汰
木村
演 - 水野哲志
日々野ミナ
演 - 芹沢凜
天川ユカリ
演 - 桔河芽りさ
月本サナエ
演 - 吉沢凛音
田辺先生
演 - 江口洋介
スタッフ
原作 - 山本崇一朗『からかい上手の高木さん』(小学館『ゲッサン』連載中)
脚本 - 金沢知樹、萩森淳、今泉力哉
音楽 - 大間々昂
主題歌 - Aimer「遥か」(SACRA MUSIC / Sony Music Labels Inc.)
配信プロデューサー - 近藤貴明、杉山香織
プロデューサー - 大澤祐樹、森川真行(ファインエンターテイメント)
監督 - 今泉力哉
制作協力 - ファインエンターテイメント
製作著作 - TBS
番組公式サイト
からかい上手の高木さん - Wikipedia