STORY 06「天才外科医に失脚の危機!?消えた医療機器の謎」
武良井治(桐谷健太)たちがいる阿栖暮総合病院の院内交番に、手術を終えたばかりの上條萌子(玄理)と白石葵(馬場ふみか)がやってくる。萌子たちは榊原俊介(瀬戸康史)が執刀したオペに加わっていたが、トラブルが起きても動じたようすも見せずに的確に対処していく榊原の技術を目の当たりにしていた。ふたりの話を聞きながら、「武良井くんは、恋人の死に榊原先生が関係していると睨んでいる」という横堀仁一(市村正親)の言葉を思い出す川本響子(長濱ねる)。
その夜、武良井は、横堀とともにサウナ施設で警視庁捜査一課長の城川尚(テット・ワダ)と会う。そこで武良井は、恋人だった夏目美咲(入山法子)の死に関して、これまでにわかったことを報告する。胃がんのステージWだった美咲は、抗がん剤の新薬の治験に望みを託していた。だが、治験に参加した2ヵ月後、突如原因不明の間質性肺炎を発症し亡くなっていた。
阿栖暮総合病院で現在この治験に参加している患者は80人おり、そのうち5人に間質性肺炎の所見が出ていたという。そして美咲の他に60代の男性が間質性肺炎で亡くなっていた。武良井は、そうした状況下でも治験が継続されていることを問題視し、副作用によるものと疑われる症例が発生しても、製薬会社や病院側が国や治験審査委員会へ報告を挙げなければ闇に葬ることも不可能ではない、と城山に告げる。その新薬の治験責任医師は、榊原だった。
第1話 2024年1月12日「病院内に実在する治安維持組織“院内警察”が巨大病院の闇を暴く!」
第2話 2024年1月19日「病院内で幽霊事件発生!?詐病の政治家の警護任務!」
第3話 2024年1月26日「病院内でストーカー事件!院内交番が真犯人を追う」
第4話 2024年2月2日「隠蔽された医療過誤事件の真相大病院に潜む闇とは」
第5話 2024年2月9日「語られるあの夜の真相…明らかになる武良井の過去」
第7話 2024年2月23日「榊原に秘められた悲しき過去清宮最後の依頼とは」
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