各話あらすじ 平均視聴率 7.36%
第1話 2024年1月26日「頑張れって言っちゃダメですか?」 視聴率 7.6%
1986年。中学の体育教師で野球部顧問の市郎(阿部サダヲ)は、生徒から「地獄のオガワ」と恐れられ、家庭では一人娘の純子(河合優実)の非行に手を焼いている。ある日、バスでうとうとした市郎は2024年の日本にタイムスリップ。事態が飲み込めない中で渚(仲里依紗)という女性と出会う。一方、純子は令和の時代から来た中学生・キヨシ(坂元愛登)に一目ぼれしたと告白されていた。
第2話 2024年2月2日「一人で抱えちゃダメですか?」 視聴率 7.1%
再び令和にやってきた小川市郎(阿部サダヲ)が持っていたスマホに、昭和にいるサカエ(吉田羊)から着信が。市郎のタイムスリップ話を信じていなかった犬島渚(仲里依紗)と秋津(磯村勇斗)だが、ビデオ通話で確かにサカエが昭和にいるとわかり、驚きを隠せない。そんなことはさておき、市郎は純子(河合優実)とキヨシ(坂元愛登)の“チョメチョメ”を未然に防ぐため、サカエに今すぐ自宅へ向かってくれと懇願するのだった。
改めて渚と秋津にこれまでの経緯を説明すると共に、初めて会った時の“渚の涙の理由”が気になっていたと打ち明ける市郎。そこで、渚はこれまでに起こった出来事を語り始めるのだが、それは現代の働き方の難しさを象徴するかのような内容だった。
鬱屈とした毎日を過ごしている渚の前に更なる問題が。その時市郎は…!?
第3話 2024年2月9日「カワイイって言っちゃダメですか?」 視聴率 7.1%
うっかり足を滑らせたことで昭和に戻ってきた市郎(阿部サダヲ)は、何事もなかったかのように純子(河合優実)たちが待つ家に帰宅。一方、市郎が突然姿を消した令和では、渚(仲里依紗)と秋津(磯村勇斗)がその行方を心配していた。
市郎が消えて2日、喫茶「SCANDAL」では、渚と秋津がサカエ(吉田羊)の元夫でタイムマシン開発者の井上昌和(三宅弘城)と向かい合っていた。井上からタイムマシン開発秘話などを聞いていると、渚のスマホに昭和にいる市郎から着信が…。
そして井上は、過去を改ざんすると未来が変わってしまう“タイムパラドックス”の危険性を語り始めるのだった。
そんな中、昭和のバラエティ番組へ出演すると言い出す純子。未成年は保護者同伴ということで、市郎やサカエもスタジオへ同行することに。一方令和では、渚が先輩プロデューサー・栗田一也(山本耕史)の担当番組で起こった大スキャンダルに巻き込まれてしまい…!?
第4話 2024年2月16日「既読スルーしちゃダメですか?」 視聴率 6.7%
キスをしようとした瞬間、ビリビリッと弾け飛んだ市郎(阿部サダヲ)と渚(仲里依紗)。2人の間に何かの障壁があることに気づくのだった。
後日、喫茶「SCANDAL」では、井上(三宅弘城)がようやく恩師である市郎と再会していた。市郎は井上の協力の元、キヨシ(坂元愛登)のスマホを自分名義に変え、メッセージアプリをダウンロードしてはしゃぎ倒していた。これが更なる問題へと発展していくことも知らず…。
一方、昭和の小川家では、ひょんなことからキヨシがクラスメイトのイノウエ(中田理智)に告白されたと話し始め、サカエ(吉田羊)が衝撃を受けていた。すると純子(河合優実)が二股だと騒ぎ立て…。
第5話 2024年2月23日「隠しごとしちゃダメですか?」 視聴率 8.3%
「父親に会ってほしい」と渚(仲里依紗)に連れられた市郎(阿部サダヲ)は、ホテルのラウンジで犬島ゆずる(古田新太)と対面していた。
なぜか市郎のことを「おとうさん」と呼ぶゆずるに対し、“おとうさん”はそっちだとイライラする市郎。そのやり取りを見ていた渚は、市郎にある写真を見せるのだった。
一方、昭和では、サカエ(吉田羊)がひょんなことからキヨシ(坂元愛登)のクラスに不登校の生徒がいることを知る。キヨシも令和では不登校だったと知った純子(河合優実)は、「その子の話し相手になってあげれば」と提案。SNSのない時代にどう連絡を取ったらいいものかと頭を抱えるキヨシだが、昭和ならではの“ある連絡手段”を思いつき・・・!?
第6話 2024年3月1日「昔話しちゃダメですか?」 視聴率 8.3%
EBSテレビでカウンセラーを続けている市郎(阿部サダヲ)のもとに、渚(仲里依紗)が同期の羽村由貴(ファーストサマーウイカ)を連れてやってきた。
憧れの大物脚本家・エモケンこと江面賢太郎(池田成志)とドラマを作ることになった羽村だが、その打ち合わせでの出来事に悩んでいるという。
そんな羽村とともに市郎は、エモケンとの打ち合わせに同席することに・・・。
一方、純子(河合優実)はなかなか家に帰ってこない市郎のことが気になっていた。
そんなとき、市郎と純子の運命を知った秋津(磯村勇斗)が、嫌がる市郎をある場所へ連れていき・・・!?
第7話 2024年3月8日「回収しなきゃダメですか?」 視聴率 6.9%
渚(仲里依紗)に連れられ美容室に来た純子(河合優実)は、美容師のナオキ(岡田将生)と出会う。一方、純子を送り届けた渚は、カフェで市郎(阿部サダヲ)と羽村(ファーストサマーウイカ)とのリモート会議に参加。台本の締め切りが迫る江面(池田成志)のドラマについて話し合っていた。そこへ、髪を切り終えた純子がやってくると、ナオキにデートに誘われたと話し出す。
純子はナオキとのデートで何やらいい雰囲気に・・・。令和で訪れた娘の新しい恋にチョメチョメの危機を感じた市郎は・・・!?
同じ頃、昭和では消えた純子の行方を心配したムッチ先輩(磯村勇斗)が、キヨシ(坂元愛登)を問い詰めていた。そこでタイムマシンの話を知ったムッチ先輩は、サカエ(吉田羊)のもとへ乗り込んでいき・・・!?
第8話 2024年3月15日「1回しくじったらダメですか」 視聴率 6.8%
令和へタイムスリップしたムッチ先輩(磯村勇斗)は、息子である秋津(磯村勇斗)と対面していた。
そこで、純子(河合優実)が入れ違いで昭和に帰ったことを知ったムッチ先輩は「未来に来た意味がない」と騒ぎだすが、井上(三宅弘城)から“ある話”を聞くと突然パニックになり・・・!?
同じ頃、市郎(阿部サダヲ)のもとには、過去に起こした不倫スキャンダルによって閑職に追いやられていた入社7年目のアナウンサー・倉持猛(小関裕太)が相談に来る。
復帰の目処が立っていたにも関わらず、リスクマネジメント部の部長が栗田(山本耕史)に変わったことで白紙に戻されてしまったという。市郎は渚(仲里依紗)も交え、倉持の復帰を栗田とその部下・瓜生(板倉俊之)に直談判。そしてようやくもぎ取った倉持のアナウンサー復帰だったが、世間の目はあまりにも厳しく・・・。
第9話 2024年3月22日「分類しなきゃダメですか?」 視聴率 7.4%
社内報のインタビューを受けた渚(仲里依紗)。その記事を読んだ後輩・杉山ひろ美(円井わん)が渚の発言は自分に対するアウティングかつマタハラだ、と市郎(阿部サダヲ)の元に相談にくる。秋津(磯村勇斗)も交え、市郎から話を聞いた渚は、特定の誰かについて話したわけではないとショックを受ける。しかし、杉山の気持ちは治まらず・・・。
そんな中、秋津が社内モニターとして登録しているマッチングアプリでマッチした証券会社勤務の矢野恭子(守屋麗奈)と待ち合わせをするため、市郎と秋津は「SCANDAL」へ。するとそこには昭和にいるはずのサカエ(吉田羊)の「ちょっと綺麗になった」姿があり・・・!?
最終話 2024年3月29日「アップデートしなきゃダメですか?」
タイムマシンバスが運行できるのも残り1往復。遂に昭和に戻る決心をした市郎(阿部サダヲ)は、令和での身辺整理を着々と進めていた。
最後のタイムスリップは落ち込んでいる渚(仲里依紗)のために使おうと決めた市郎は、秋津(磯村勇斗)やゆずる(古田新太)、井上(三宅弘城)らに別れを告げ、渚と共にバスに乗り込み昭和へ向かうのだった。
昭和に戻り、すっかり真面目な受験生となった純子(河合優実)に再会した市郎。だが、変わったのは純子だけではなく、令和に馴染んだ市郎の内面もまたアップデートしていた。
昭和マインド全開の中学校の在り様に疑問を持ちつつ、これから起こる自分たちの未来について思いをめぐらした市郎は・・・!?
キャスト
小川市郎(おがわ いちろう)
演 - 阿部サダヲ
中学校の体育教師・野球部顧問。コンプライアンス意識が低い昭和のおじさんであり、度々問題視される。
とある理由で1986年から2024年にタイムスリップする。
犬島渚(いぬしま なぎさ)
演 - 仲里依紗
シングルマザー。EBSテレビのバラエティ番組のAP。
秋津睦実(あきつ むつみ) / ムッチ先輩
演 - 磯村勇斗
市郎の娘が密かに想いを寄せる相手。
向坂サカエ(さきさか サカエ)
演 - 吉田羊
フェミニストの社会学者。
市郎と反対に、2024年から1986年にタイムスリップする。
市郎の関係者
小川純子(おがわ じゅんこ)
演 - 河合優実
市郎の娘。非行に走っている。
渚の関係者
栗田一也(くりた かずや)
演 - 山本耕史
EBSテレビの情報番組のプロデューサー。渚の先輩。
ある出来事から、コンプライアンスを意識した番組作りを強いられることとなる。
サカエの関係者
向坂キヨシ(さきさか キヨシ)
演 - 坂元愛登
サカエの息子。下ネタ好き。
井上昌和(いのうえ まさかず)
演 - 三宅弘城
サカエの元夫。大学教授。
その他
安森(やすもり)
演 - 中島歩
中学教諭。市郎の同僚。キヨシの担任。
マスター
演 - 袴田吉彦
市郎や純子たちが行きつけの喫茶店「すきゃんだる」のマスター。
スタッフ
脚本 - 宮藤官九郎
音楽 - 末廣健一郎、MAYUKO、宗形勇輝
主題歌 - Creepy Nuts「二度寝」(Sony Music Labels)
演出 - 金子文紀、坂上卓哉、古林淳太郎、渡部篤史、井村太一
プロデュース - 磯山晶、勝野逸未
編成 - 河本恭平、松本友香
製作 - TBSスパークル、TBS
番組公式サイト
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