2023年12月26日

瓜を破る〜一線を越えた、その先には TOP

『瓜を破る〜一線を越えた、その先には』は、2024年1月24日(23日深夜)から同年3月20日(19日深夜)まで、TBSテレビの深夜ドラマ枠「ドラマストリーム」(毎週火曜24:58〜25:28)にて放送された。全9話。主演は久住小春と佐藤大樹。


各話あらすじ(2024年1月24日 - 3月20日)全9話
第1話 2024年1月23日「あたたかいセックスがしたい」
どこにでもいるごく普通の会社員・香坂まい子 (久住小春) は生まれてから32年、未だ性体験がないことに悩んでいた。そんな中、同僚の染井菜々 (土村芳)、原幸成 (泉澤祐希) とランチ中に、上司の味園美由紀 (酒井若菜) が「高齢処女」ではないかという噂を聞き、まい子は自分事のように感じてしまう。だが、そんな美由紀にも彼氏がいると知ったまい子は、自分もセックスした側の人間になりたいと切に思うのだった。

ある日のこと、仕事終わりに高校の同窓会を控えていたまい子は、子どもが熱を出してしまった染井の代わりに残りの仕事を引き受けることに。それを見ていた派遣社員の小平蓮 (石川瑠華) から、まい子は気の毒そうな視線を向けられてしまう。あと少しで仕事が片付くかと思った矢先、コピー機にトラブルが……。すぐに駆けつけてくれたメンテナンス会社の鍵谷千里 (佐藤大樹) のお陰で無事仕事を終えることが出来たまい子は、鍵谷に感謝を伝える。

※初回は前日の火曜ドラマ『Eye Love You』の拡大放送(22時 - 23時12分)に伴う特別編成の関係で15分繰り下げられ、1時13分 - 1時43分に放送された。


第2話 2024年1月30日「柱はね、多いほどいいからね」
ついに訪れた初セックスのチャンスだったが最後まですることができず、まい子 (久住小春) は落ち込む。そんなまい子の姿を見た染井 (土村芳) は、恋愛の悩みと勘違い。「恋愛のことばかり思い詰めず、自分を支える “柱” は多い方がいい」 とまい子に助言する。自分は 「家族」「仕事」「趣味」 の3本の柱に支えられていると思っている染井だったが、最近は趣味の同人誌仲間から誘われなくなったことに寂しさを感じていた。まわりから 「母親なんだから」 と言われることに戸惑う染井は、元彼が夢を叶えて有名漫画家になったことを知るのだった。

そんな中、コピー機の定期メンテナンスで会社に来ていた鍵谷 (佐藤大樹) と再会するまい子。ラブホテル前での佐伯 (松本享恭) とのやり取りを見られてしまったまい子は羞恥心を抱くが、ひょんなことがキッカケで意外にも鍵谷との会話が弾み…。


第3話 2024年2月6日「こういう触れ合いは好きなのに…」
原 (泉澤祐希) から 「二人きりになりたい」 とバーに誘われたまい子 (久住小春)。原が彼女と別れたばかりだと聞き、もしかしたら間違いが起きてしまうかもしれないと急に原を意識してしまう。しかし、原は自分がノンセクシャルであり相手に性的欲求を持てないのだとまい子に告げる。自分とは逆の悩みを抱える原に驚くまい子だった。

ある日、まい子は、レトロゲーム喫茶に向かう鍵谷 (佐藤大樹) に遭遇。ふとした瞬間に鍵谷を思い出すことが増えたまい子は勇気を出し、一緒に行きたいと伝える。

一方、染井 (土村芳) のスマホに漫画家として成功している元彼からダイレクトメールが届く。突然の出来事に動揺する染井を見て、夫・秀直 (森岡龍) は訝しむ。


第4話 2024年2月13日「私はどこで間違えたの !?」
まい子 (久住小春) は思い切って鍵谷(佐藤大樹) を食事に誘う。次の約束が決まり最初は嬉しく思っていたが、メッセージのやり取りに始まり、服やお店選びなどをするうち、徐々に面倒臭さを感じてしまう。当日になっても憂鬱なまい子だったが、約束の時間より早く待ち合せ場所に来ていた鍵谷の姿に驚く。また、鍵谷はいつもよりオシャレな恰好のまい子に思わず見惚れてしまう。そして食事を楽しんだ帰り、まい子は勇気を振り絞り鍵谷を自宅に誘う…!

一方、会社では美由紀 (酒井若菜) の元同期・辻 (安藤聖) がパートとして復職することになり、美由紀は嫌悪感をあらわにしていた。入社した頃は仲が良かった二人だが、次第に関係は破綻し、辻は早々に寿退社していた。そんな辻が戻ってきたことでイライラがおさまらない美由紀は、同棲している恋人の真 (窪塚俊介) に当たり散らしてしまう。


第5話 2024年2月20日「こんな思いするならずっと一人が楽」
自分が迫ったせいで鍵谷 (佐藤大樹) が突然帰ってしまったと、まい子 (久住小春) は落ち込んでいた。鍵谷とのことを悩むうちにまい子は仕事でミスをしてしまい、美由紀 (酒井若菜) から叱責されてしまうのだった。

一方の美由紀は、突然出て行ってしまった真 (窪塚俊介) と連絡がつかないことに苛立ちと焦りを感じていた。さらに、まい子のミスで過剰な叱責をしてしまった美由紀は、自分が“怪物”になっていくような感覚に苛まれ、苦しさを覚える。そんな美由紀を救ったのは、大嫌いな元同期・辻 (安藤聖) だった。


第6話 2024年2月27日「逃げてる俺が人を好きになるなんて」
勇気を出して鍵谷 (佐藤大樹) に電話をしてみたが折り返しもなく、まい子 (久住小春) は憂鬱な気持ちを抱えていた。そして、コピー機のメンテナンス会社から鍵谷ではない他の担当者が会社に来たことを知ったまい子は、鍵谷が自分に会いたくないから担当を変わってもらったのではないかと考え大きなダメージを受けるのだった。そんな中、まい子はふとした気持ちから、鍵谷と一緒に行った喫茶店を訪れる。

一方、自分の外見にコンプレックスを持つ蓮 (石川瑠華) は、一緒に作業をしているまい子を見て、どうせイケメンでハイスペの彼氏がいるのだろうと思い、自分はマッチングアプリで出会った男性たちと関係が続かないことに悩んでいた。唯一、ケイタ (草野大成) だけは音楽の趣味が合う友人として会うことを続けていたが……。


第7話 2024年3月5日「キスってこんなに気持ちいいんだ」
ずぶ濡れで追いかけてきた鍵谷 (佐藤大樹) に驚きながらも、ようやくちゃんと話すことができたまい子 (久住小春)。自分が迫ったのが悪かったのだと思い込んでいたまい子は、「自分の問題だ」 と言う鍵谷の話を聞くべく、再び鍵谷を部屋に招き入れる。時間をかけながらも鍵谷は、自身の過去のトラウマを打ち明け、まい子は思わず涙してしまう。

一方、カフェにいた蓮 (石川瑠華) はマッチングアプリで、ダメ元でいいねをしたイケメン男性・トウヤ (中島健) からお茶に誘われる。「なんでこんなイケメンが自分なんかと?」と訝しむ蓮だったが、とりあえず会うことに。カフェに現れたトウヤはホテルに誘うでもなく、蓮のことをお洒落だと褒め、会話を楽しんでいる様子で、蓮は戸惑いを感じる。


第8話 2024年3月12日「まだ付き合ってない !?」
鍵谷 (佐藤大樹) と確かめ合うように不器用なキスをするまい子 (久住小春)。鍵谷との絆が深まり、まい子は幸せな気持ちを噛み締めていた。

ある日、原 (泉澤祐希) の退職により、その後任にまい子が指名される。突然の出来事にプレッシャーを感じつつも、まい子は仕事に励んでいた。そんな中、ふと鍵谷のことを考えていたまい子は、自分が鍵谷と恋人関係なのか疑問を持つ。

一方、トウヤ (中島健) と2回目のデートをすることになった蓮 (石川瑠華) は、イケメンのトウヤが自分とまた会ってくれることに喜んでいた。「朝まで一緒にいても…」と蓮が考えていた矢先、事態は思わぬ方向へと進んでしまう。


最終話 2024年3月19日「私がずっと欲しかったもの」
デートの最中、鍵谷 (佐藤大樹) は 「香坂さんは俺じゃない方がいいんじゃないですか?」 とまい子 (久住小春) に告げ、突き放すかのように去ってしまう。鍵谷の気持ちがわからなくなったまい子は、やっぱり自分には無理なんだと落ち込んでいた。

染井 (土村芳)、美由紀 (酒井若菜)、蓮 (石川瑠華) とのランチ中、まい子は3人の恋愛観を聞き、自分が鍵谷に本気で向き合えていたのか自問自答する。鍵谷さんの気持ちが分からないと言いながら、自分もちゃんと気持ちを伝えていなかったと気づいたまい子は、意を決して鍵谷の職場へと向かう。


概要
板倉梓による漫画を久住小春と佐藤大樹(EXILE/FANTASTICS)のダブル主演で連続ドラマ化。30代処女、事実婚、ルッキズム、ノンセクシャルなど、悩みや生きづらさにもがきながらも向き合い、一歩ずつ踏み出していく群像ラブストーリー。30歳を超えて性体験がないことに悩み、自分に自信が持てない会社員・香坂まい子を久住が演じ、過去の経験から人と関わることが苦手なOA機器管理会社の契約社員・鍵谷千里に佐藤が扮する。それぞれ孤独を抱えた登場人物たちは、悩んだ末に自分の殻を破って踏み出していく。

ストーリー
ごく普通の、どこにでもいるような会社員・香坂まい子(久住小春)は、30歳を超えて性体験がないことが悩みで、そのコンプレックスのせいで、自分に自信が持てないでいた。ある日、同窓会に出席するため急いで仕事を片付けていると、コピー機から異音が。メンテナンス会社に連絡すると、作業着にマスク、長めの髪で顔があまり見えない鍵谷千里(佐藤大樹)がやって来る。修理が終わり、すぐに帰ろうとする鍵谷にまい子がお礼を言うと、鍵谷は軽く会釈をして去っていく。その後、同窓会に参加したまい子は、自分を変えるべくある行動を起こす。


キャスト
香坂まい子
演 - 久住小春
会社員。30歳を超えて性体験がないことが悩みで、そのことで自分に自信が持てないでいる。劣等感に悶々とする中、自分を変えるためにある行動を起こす。

鍵谷千里
演 - 佐藤大樹(EXILE / FANTASTICS)
OA機器管理会社の契約社員。人と関わることが苦手。過去に夢にやぶれたトラウマから、どこか無気力で人見知りになった。コピー機の修理をきっかけにまい子と知り合う。

染井菜々
演 - 土村芳

小平蓮
演 - 石川瑠華

原幸成
演 - 泉澤祐希

味園美由紀
演 - 酒井若菜

ゲスト
第1話
佐伯 - 松本享恭
早乙女真 - 窪塚俊介
染井秀直 - 森岡龍
辻咲江 - 安藤聖
ケイタ - 草野大成

スタッフ
原作 - 板倉梓『瓜を破る』(板倉梓 / 芳文社刊)
脚本 - おかざきさとこ、橋幹子
監督 - 坂下雄一郎、枝優花
オープニングテーマ - ヤングスキニー「恋は盲目」(SPEEDSTAR RECORDS)
エンディングテーマ - 吉澤嘉代子「涙の国」(ビクターエンタテインメント)
劇中漫画 - 鮎原旬
複合機・指導協力 - 富士フイルムビジネスイノベーションジャパン
プロデューサー - 田中美幸、岩上貴則
配信プロデューサー - 今井夏木、齊藤彩奈、杉山香織
制作プロダクション - C&Iエンタテインメント
製作 - 『瓜を破る〜一線を越えた、その先には』製作委員会

番組公式サイト
瓜を破る - Wikipedia

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