各話あらすじ(2024年1月15日 - 3月25日)全11話 平均視聴率 5.74%
第1話 2024年1月15日「“3カ月後に結婚する娘&3カ月の余命宣告を受けた父”ハートフルホームドラマ!!」 ※初回15分拡大(22:00 - 23:09) 視聴率 7.2%
助産師の瞳(奈緒)は母親を早くに亡くし、父の雅彦(木梨憲武)と反発しながらも支え合って生きてきた。元日、瞳は雅彦に3カ月後に結婚すると宣言し、雅彦は瞳に病で余命3カ月と宣告されたことを伝える。だが、雅彦は相手が一馬(濱田岳)という10歳年上の売れない芸人だと知り、結婚に猛反対。一方の瞳は、延命治療を受けないと言う雅彦を何とか説得しようとする。
第2話 2024年1月22日「娘と伊豆へ!父が死ぬまでにやりたい事」 視聴率 5.8%
瞳(奈緒)は雅彦(木梨憲武)の「死ぬまでにやりたいことリスト」を見るが、書かれた「伊豆に行く」など6項目は、瞳にはよく分からないことばかり。雅彦に延命治療を受けてほしい瞳は、雅彦が猛反対する一馬(濱田岳)との結婚話を進めれば、その怒りが生きる理由になると考える。その手始めに、瞳は雅彦と一馬、雅彦の姉・まき(筒井真理子)を招いた食事会を開く。
第3話 2024年1月29日「父娘で遊園地へ!お笑い賞レースに参戦」 視聴率 5.8%
瞳(奈緒)とともに伊豆を訪れた雅彦(木梨憲武)が、突然激しい痛みに襲われ、海岸で倒れた。幸い、持っていた痛み止めの薬で事なきを得るが、雅彦の急変にうろたえることしかできず、しかも処方された薬が医療用の麻薬であることに事の重大さを感じた瞳は、その晩、手帳に書いた“結婚までにやりたいことリスト”を訂正する。さらに、がんの進行を遅らせたい一心で、食事療法を始めようと意気込む。
第4話 2024年2月5日「48年ぶりに親友と再会!謝りたいこと」 視聴率 5.5%
雅彦(木梨憲武)の「死ぬまでにやりたいことリスト」をかなえることが死へのカウントダウンのようでつらい瞳(奈緒)。緩和ケア医の阿波野(光石研)に自分の幸せも考えるよう諭されるが、その気になれない。そんな瞳に結婚を保留にされた一馬(濱田岳)は、ある決意を固める。一方、雅彦は瞳に背中を押され、リストの願いを果たすべく、かつての親友・神(中井貴一)に謝りにいくが…。
第5話 2024年2月12日「涙の大喧嘩再び!!すれ違う父娘の想い」 視聴率 5.4%
雅彦(木梨憲武)は、瞳(奈緒)の友人で葬儀社勤務の岸(深澤辰哉)に自分の葬式の仕切りを依頼。戸惑う瞳をよそに、式のプランを考えるべく、阿波野(光石研)に勧められた「人生ノート」を書き始める。一方、学習塾講師として正社員雇用が決まった一馬(濱田岳)は、雅彦に結婚を認めてもらえるというが、芸人をやめる決断に瞳はもやもや。その決断は龍之介(石塚陸翔)にも影響し…。
第6話 2024年2月19日「娘へのサプライズ!父が下した決断とは」 視聴率 5.2%
瞳(奈緒)が一馬(濱田岳)と結婚しないと宣言したことにショックを受ける一馬だが、瞳の胸中を察して了承する。雅彦(木梨憲武)は一度は受け入れた死を前に、やはり瞳と別れるのは寂しいと阿波野(光石研)にこぼす。症状の悪化に伴い、職場に病を明かした雅彦は、瞳の破談を手放しで喜べずにいた。そんなある日、瞳の婚約解消を聞いた岸(深澤辰哉)が椎名家を訪ねてくる。
第7話 2024年2月26日「父娘で最後の家族旅行!真冬のキャンプ」 視聴率 5.6%
雅彦(木梨憲武)は瞳(奈緒)に、もう一馬(濱田岳)との結婚を反対しないと告げる。一方で、体の限界を感じ始めた雅彦は、「お父さんと旅行に行く。もう一度」という瞳の‘やりたいこと’をかなえるべく、キャンプに行こうと提案。瞳は雅彦の体調が心配でためらうが、伯母のまき(筒井真理子)から雅彦が楽しみにしていたと聞き、一緒にキャンプに行くことを決める。
第8話 2024年3月4日「“グラッチェ椎名”父の最後の実演販売」 視聴率 5.5%
結婚を決めた瞳(奈緒)と一馬(濱田岳)は、結婚式を雅彦(木梨憲武)のための式に変更することに。一方、体調の悪化で実演販売士の引退を決意した雅彦が吐血。不安な瞳は自分の花嫁姿をその目で見ることを約束させる。翌日、忘れ物を届けに行った雅彦は、助産院で瞳の仕事ぶりを見学。そして迎えた雅彦の最後の実演販売当日、一馬らが見守るが、瞳は姿を見せず…。
第9話 2024年3月11日「タイムカプセル発掘大作戦!娘が大奮闘」 視聴率 5.1%
瞳(奈緒)と一馬(濱田岳)は、結婚式で雅彦(木梨憲武)に一番伝えたいことについて考え始める。葬儀を企画する雅彦は、弔問客が笑うような遺影を希望。瞳は岸(深澤辰哉)と美奈子(見上愛)に手伝ってもらい、雅彦の写真を撮ることになる。一方で、雅彦は‘やりたいこと’に挙げたタイムカプセルが気になっていた。瞳と一馬は雅彦の代わりに、カプセルが埋められた小学校へ向かう。
第10話 2024年3月18日「結婚式前夜…娘から父へ贈る感謝の手紙」 視聴率 5.5%
亜弥(杏花)の陣痛が始まった。メインでお産を任された瞳(奈緒)の緊張が高まる中、亜弥が夫の祐作(金子隼也)に付き添われて助産院に到着。だが、翌朝になっても子どもは産まれてこない。その頃、葬式に呼ぶ人のリストを作った入院中の雅彦(木梨憲武)は、「家に帰ろうよ」と瞳に頼む。一馬(濱田岳)らの手を借りて帰宅した雅彦の胸には後悔があった。それを知った瞳は…。
最終話 2024年3月25日「人生最大のサプライズ!父娘旅立ちの時」 視聴率 6.5%
いよいよ瞳(奈緒)と一馬(濱田岳)が結婚式を挙げる日の朝がやって来た。椎名家には、雅彦(木梨憲武)の姉のまき(筒井真理子)や雅彦の病状を診てきた主治医の阿波野(光石研)が訪れて、体調が優れない雅彦が新婦の父として瞳の隣に立てるよう、万全のサポート体制を整える。そんな中、瞳はなぜか雅彦の目をかいくぐるようにして、一足早く結婚式の会場へと向かう。
概要
奈緒と木梨憲武が父娘役でダブル主演するハートフル・ホームドラマ。連続テレビ小説「まんぷく」、大河ドラマ「龍馬伝」(ともにNHK総合ほか)、「HERO」(同系)など、数々のヒット作を送り出した福田靖によるオリジナル作品で、“3カ月後に結婚する娘”と“3カ月後にこの世を去る父”が、「結婚までにやりたいことリスト」と「死ぬまでにやりたいことリスト」を実現させていく3カ月間を描く。
ストーリー
母を亡くした椎名瞳(奈緒)は、父・雅彦(木梨憲武)と反発し合いながらも、一つ屋根の下で支え合って生きてきた。いつも通りに迎えた元旦、2人は互いにとって衝撃的な報告をする。同時に発表したその事実は、“瞳が3カ月後に結婚すること”と、“雅彦が病によって余命3カ月と宣告されたこと”だった。
瞳の結婚相手が、10歳年上の売れないお笑い芸人であると知った雅彦は猛反対。瞳も、かたくなに延命治療を受けようとしない雅彦を説得しようと試みる。互いの幸せを願うからこそ衝突や諦めを繰り返す2人は、それぞれ「結婚までにやりたいことリスト」と「死ぬまでにやりたいことリスト」を作り、残された時間を悔いなく過ごそうとする。
キャスト
椎名瞳〈28〉
演 - 奈緒(幼少期:中野翠咲)
幼い頃に母親を亡くし、父親の雅彦と2人で支え合って暮らしてきたしっかり者。雅彦には内緒で交際していた彼氏との結婚を報告すると同時に、雅彦から余命について知らされる。助産師として、日々新しい命の誕生やさまざまな家族の喜びに触れながら、誰よりも身近な存在である父親の死、さらには結婚という自分の幸せと向き合っていく。
椎名雅彦〈62〉
演 - 木梨憲武(学生時代:小林空叶)
瞳の父。男手一つで育て上げた瞳と、亡き妻を心から愛している。頑固で破天荒な自由人。敏腕実演販売士として働いていたが、ある日、余命3カ月の宣告を受ける。延命治療を拒否し、残された時間を思い切り生きることを選択し、瞳に報告。同時に瞳から結婚報告を受ける。愛する瞳に遠慮なく本音をぶつけていきながら、命が尽きるまでの残り3カ月を駆け抜ける。
瞳の関係者
川上一馬〈38〉
演 - 濱田岳(小学生時:川田琥太郎)
瞳の婚約者。東京大学に入学するも、小さい頃から大好きだったお笑いの道を諦めきれず、大学を中退し「カズマルくん」という芸名でピン芸人として活動している。瞳より10歳年上で、売れないお笑い芸人であることから、雅彦には結婚を猛反対されてしまう。さらに、雅彦を驚かせる秘密を抱えている。
川上龍之介〈8〉
演 - 石塚陸翔
一馬の息子。
岸圭吾〈28〉
演 - 深澤辰哉
瞳の大学時代の友人で同じ写真部に所属。今は葬儀会社「ひがし東京葬祭」に就職。
大里美奈子〈28〉
演 - 見上愛
瞳の大学時代の友人で同じ写真部に所属。
椎名佳乃
演 - 森カンナ
雅彦の妻で、瞳の母。瞳が6歳の時、交通事故で亡くなった。
杉村助産院
瞳が勤める仕事先
杉村節子〈59〉
演 - 小林聡美
院長。
斉藤愛里
演 - 影山優佳
助産師。瞳の同僚。
Lily bridal
黒沢健
演 - 西垣匠
瞳の結婚式を任されたウエディングプランナー。
森野舞衣
演 - 橋本マナミ
ウエディングプランナー。黒沢の先輩。
ヨッシーコーポレーション
雅彦が勤める実演販売会社
中井義広
演 - 矢柴俊博
社長。「ヨッシー中井」を名乗る。
加賀屋吾郎
演 - 葵揚
実演販売士の見習い。「ニュー加賀屋」を名乗る。
アプローチ佐々木
演 - 吉田正幸
実演販売士。
シャトル田口
演 - 神谷圭介
実演販売士。
ホメーテ渋谷
演 - ホメーテ渋谷(本人役)
実演販売士。
ヨリー・フジオカ
演 - ヨリー・フジオカ(本人役)
実演販売士。
その他
阿波野弘〈63〉
演 - 光石研
桜鈴会病院の緩和ケア医。
神尾まき〈64〉
演 - 筒井真理子(幼少期:出口結葵)
雅彦の姉で瞳の伯母。花屋。フラワーアレンジメントを手掛けることもある。
矢萩亜弥〈20〉
演 - 杏花
瞳が担当する妊婦。ショップ店員として働いている。第10話で女児を出産し、「季新(きさら)」と名付けた。
矢萩祐作〈20〉
演 - 金子隼也
亜弥の夫。専門学校に通っていたが、亜弥の妊娠を機に退学し、働くようになった。
ゲスト
第1話
草野朋美
演 - 菊池亜希子(第2話)
杉村助産院で出産を迎える、結婚10年目にしてようやく子供を授かった妊婦。
草野誠一郎
演 - 近藤公園
朋美の夫。
小村達郎
演 - 桜井聖
佃中央病院・消化器内科・医師。雅彦を膵臓癌ステージ4と診断する。
吉木克也
演 - 荒川浩平
雅彦がセカンドオピニオンに訪れた聖堂国際病院の医師。同様に末期の膵臓癌と診断する。
正岡樹、麻里亜
演 - 長岩健人、佐分利眞由奈
「Lily bridal」を内覧に訪れたカップル。
大津昌子、由紀枝
演 - 金子ゆい(最終話)、羊華(最終話)
瞳を出産でとりあげた助産師。
中年女性客
演 - わかばかなめ
雅彦が実演販売する「パルスイクロス」の説明に耳を傾ける女性。
衣料品スタッフ
演 - 得田舞美
司会
演 - オラキオ
一馬が出演した「新春お笑いライブ 2024」の司会者。
芸人
演 - シャンシャン
「新春お笑いライブ 2024」の出演者。
アシスタント
演 - 岩間麻里
フラワーショップでの神尾まきのアシスタント。
第2話
店員
演 - 前野恵
1年3か月前、瞳と一馬が偶然に隣席し、付き合うきっかけとなった喫茶店の店員。
小次郎
演 - 安藤広郎
圭吾が司会をつとめた葬式の喪主。
妊婦
演 - 優木千央
瞳が病院で助産師をやってた頃に担当した妊婦。切迫流産してしまったが、瞳が「気付いてあげられなくてごめんなさい」と声をかけたことで、夫が病院にミスがあったんじゃないかと訴えてしまった。
勝村、本木美佐江
演 - 園田裕樹、長田涼子
病院勤務時代の瞳の上司の医師と先輩看護師。切迫流産した妊婦に声をかけた瞳を叱責する。
元相方
演 - セキ・ア・ラ・モード
一馬が東大生の時にコンビを組んでいた相方。
第3話
美代子、関口昌江
演 - 上川時枝、小林千里
22年前、佳乃の四十九日を前に椎名家に慰問に訪れた。
姫野美咲
演 - 佐津川愛美
杉村助産院で出産を控える妊婦。家族にお産を見せたかったので助産院で産むことを決めた。
姫野俊樹
演 - 町田悠宇
美咲の夫。
姫野凛
演 - 泉谷星奈
美咲の娘。
芸人
演 - クマムシ
D1グランプリで予選敗退した芸人。
演 - パンプキンポテトフライ、牛鬼(最終話)
D1グランプリ準々決勝に出場した芸人。
MC
演 - きつね
D1グランプリ準々決勝の司会。
第4話
神健一郎
演 - 中井貴一(友情出演)(学生時代:小島怜珠)
雅彦の中学と高校時代の同級生。現在は吉祥寺で喫茶店「WHAT A WONDERFUL WORLD」を経営している。
小田原
演 - 夙川アトム(第5話・第7話)
一馬を就職面接した塾「中央ゼミナール」の塾長。
小川久美
演 - 冨波心
中学2年の時、頼まれた雅彦が神の気持ちを伝えに行った相手。逆に久美から告白され、雅彦はしばらく付き合った。現在は神の妻。
同級生
演 - 米本奏哉
雅彦と神の学生時代の同級生。
野球部員
演 - 笠井悠聖、蝦名尊羽
神を誘いパン屋の裏でタバコを吸っていた大園高等学校の野球部員。
店主
演 - 小川安彦
大園高等学校の近くにあったパン屋「まいたパン」の店主。
佐野秀人、宮城翔太、足立美鈴、鈴木カンナ
演 - 青木凰(第5話・第6話)、番家天嵩(第5話)、松岡夏輝(第5話・第6話)、三上さくら(第5話・第6話)
一馬が「中央ゼミナール」で教える生徒たち。
第5話
白井美緒
演 - 東野絢香(第6話)
杉村助産院で出産し、生後一か月の娘・桜を育てる母親。産後鬱なのを心配されている。
白井桜
演 - 渡部彩晴(第6話)
美緒の娘。生後1ヶ月。
第6話
看護師
演 - 渡辺喜子
心労による体の炎症で倒れた瞳が入院した東佃島病院の看護師。
義昭、早苗
演 - 池田鉄洋(第10話)、中村優子(第10話)
亜弥の両親。助産院での出産を決めた娘を心配する。
第8話
岩谷美沙子、岩谷希
演 - 梅舟惟永、中村乙葉
1年2か月前、ちょうど瞳が杉村助産院の採用面接を受けていた時に来院した親娘。無事出産し退院した後も時々顔を見せに来ているという。
里子
演 - 安藤聖
龍之介が通う小学校2年2組の担任教師。
奥原明日香
演 - 尾杉麻友
龍之介の同級生。父兄参観で農業体験について発表する。
朱音、坂井真子
演 - 重松文、西野凪沙
瞳の高校生時代の友人。商店街で雅彦が実演販売をしている現場に通りかかる。
井口
演 - いいぐちみほ
グラッチェ椎名のファンで、彼から大量の商品を購入している。
第9話
警察官
演 - 土佐和成
雅彦のタイムカプセルを掘り出しに久坂小学校に忍び込んだ一馬を取り調べする警察官。
店員
演 - 辻川慶治
瞳と一馬の披露宴のために黒沢が手配したレストランの店員。
高校生
演 - 渡邉心結、奥野美紗
道で一馬を見かけて騒ぐ女子高生。
最終話
ケイト・ベネット
演 - オリビア・バレール
雅彦が佳乃との浅草デートで出会い聴き惚れた路上シンガー。
「旅立ちの式」にスペシャル・ゲストとして登場し歌を披露した。
伴奏
演 - 澤田かおり
ケイト・ベネットのピアノ伴奏者。
内山紘一、阿川宏明
演 - 遠藤たつお、青木一平
「旅立ちの式」出席者。内山は雅彦のかつての先生。
さまぁ〜ず
演 - 三村マサカズ、大竹一樹(さまぁ〜ず)(本人役)
カズマルが出演したテレビのお笑い番組のMC。
スタッフ
脚本 - 福田靖
監督 - 松本佳奈、穐山茉由、稲留武
主題歌 - 福山雅治「ひとみ」(Amuse Inc. / Polydor Records)
音楽プロデューサー - 福島節
音楽 - 澤田かおり、YUKI KANESAKA
プロデューサー - 岡光寛子(関西テレビ)、白石裕菜(ホリプロ)
実演販売士監修 - ラショーモン亀山
芸人監修 - 神谷圭介
制作協力 - ホリプロ
制作著作 - 関西テレビ放送
番組公式サイト
春になったら (テレビドラマ) - Wikipedia