各話あらすじ(2023年10月20日(19日深夜) - 12月22日(21日深夜))全10話
第1話 2023年10月26日「こうかはばつぐんだ!」
赤城まどか(西野七瀬)は学生時代から憧れていたクリエイターを目指して、東京の小さな広告代理店・ADventureに転職する。夢を追いかけ上京したまどかだったが、現実は甘くなかった…。想像していたキラキラした世界とは無縁の毎日を過ごしていると、突然会社の命運を握るプレゼンを引き受けることになる。
そんな時、まどかの元に実家の母から荷物が届く。その中には子どもの頃に遊んでいたゲームボーイと『ポケットモンスター 赤』のソフトが…。20年ぶりのポケモン、まどかの冒険が始まる。
第2話 2023年10月26日「いうことをきかない!」
赤城まどか(西野七瀬)は新ブランド米「みずほまれ」の広告を任されることに。超大御所コピーライター・加茂和尚(村松利史)にキャッチコピーの依頼をするが、全く相手にされず打ち合わせを切り上げられてしまう。案の定、後日届いたコピーは謎の一文で、加茂にコピーの再考を頼みに行くも、聞く耳を持たず、しまいには居眠りする始末。さらに、まどかの一言が加茂の逆鱗に触れてしまう!
まさこ(佐藤江梨子)のカフェで食事をしながらポケモンのゲームをしていると、まさこの息子・空(渡邉斗翔)がゲームを片手に声をかけてきて…。
第3話 2023年11月2日「コイキングな小出くん」
タマデパートの広告を請け負うことになったADventure一同。今年の広告に起用されたのは大物ワガママ女優と噂の草野絵里花(工藤遥)。小出(世古口凌)が初めて営業のメインを担当することに。ところが、小出はこれまで周りにフォローされてばかりで一人では何もできないポンコツ社員!
そのポンコツぶりは絵里花との打ち合わせでも発揮され、追い討ちをかけるように絵里花のワガママも繰り出される。そんな小出を見かねてまどか(西野七瀬)は小出進化計画を実行する!
第4話 2023年11月9日「ガルーラと小薬さん」
「承知しました」が口癖の小薬(長谷川朝晴)はクライアントに言われるがままになんでも仕事を受けてしまい、社内からもクレームが挙がっていた。そんな小薬は仕事ばかりで、息子・コウジとの時間を作れず、家族関係も拗らせていた。見かねたまどか(西野七瀬)は小薬にある企画を提案する。
その名も「コウジのハート、ゲット大作戦INサファリゾーン」。まどかと小出(世古口凌)が見守る中、小薬とコウジは動物園に出かけることに。ところがそんな時にも仕事の電話がかかってきて…
第5話 2023年11月16日「カビゴンおやじのとおせんぼ」
商店街をラグビーロードにして、活性化させるプロジェクトに携わることになったADventure一同は、役所の職員を交えて商店街の方々への説明会へ参加する。しかし、商店街の会長・川平権蔵はプロジェクトの内容に納得がいかないようで、しまいには説明会中に寝る始末。会長の容認が得られないと先に進めることができず奮闘するまどか(西野七瀬)たち。
ふと駄菓子屋に立ち寄ったまどかは、そこで権蔵のある想いを知ることに。果たして、権蔵の心を動かすことはできるのか?
第6話 2023年11月23日「おや!?ヒヤマのようすが……!」
桧山(笠松将)と一緒に東京ショートフィルムコンテストに参加することにしたまどか(西野七瀬)。2人で企画会議をするものの、営業だからと一向に案を出さない桧山のスタンスが気になるまどかは、気分転換にポケモンの通信対戦を持ちかける。まどかのリザードンと桧山が案を出さない理由をかけ対戦をすることに。桧山の戦略に苦戦するまどか…。
そして最後の攻撃を仕掛けられたまどかは大ピンチ!大逆転を起こせるのか…!そして、2人が考えたコンペの内容と結果はいかに!?
第7話 2023年11月30日「……ココカラ タチサレ……」
これは、空(渡邉斗翔)の夏休みに起こった不思議な出来事…。亡くなった父・空也の形見である眼鏡をかけた時から、空也の幽霊の姿が見えるようになった空。反発しながらも成仏できるよう、空也のやり残したことに付き合うことに。
何も知らないまどか(西野七瀬)にデートと偽り、一緒に「空也のやり残しリスト」をこなしていくと、それは空也と空が小さい頃に過ごした思い出の場所だと知り…。そして最後の場所へとたどり着いた空は、ふと足を止める。
第8話 2023年12月7日「目黒さんのだいもんじ!」
とある日、仕事の合間に息抜きでお茶にきたまどか(西野七瀬)と桧山(笠松将)は、彼氏・榊と一緒にいる目黒(平野綾)の姿を発見。社内では結婚秒読みかと目黒の話題で盛り上がっていると、宿谷(塚地武雅)が深刻そうな面持ちでやってくる。そして、目黒がデザインを担当した商品に盗作疑惑がかけられたと聞かされ…!
何者かによって目黒のデザインが盗まれたのだと考え、原因を調べるADventureの仲間たち。そんな中、目黒は、とある人物に対し盗作の疑惑を持ち始める…。
第9話 2023年12月14日「ライバルの存在」
まどか(西野七瀬)が出勤すると、なにやら慌ただしいADventureの仲間たち。理由を聞くと長年取引のある4社のクライアントから契約解除の連絡が…。契約の見直しはまどかの友人でライバルの美登里(内田理央)が仕掛けたことだった!なんとか競合プレゼンに持ち込むも、なかなかいいアイデアが思い浮かばず途方に暮れていた。そんな時、まどか達の前に救世主が…!
最終話 2023年12月21日「ポケットに冒険をつめこんで 」
競合プレゼンに勝利し、ライバルである美登里(内田理央)との因縁の勝負にも決着がついたまどか(西野七瀬)。仕事に身が入らず、久しぶりに休みを取り地元へと帰ってきたまどかは、母との何気ない会話をきっかけに小さな冒険へ出かけることに!
目を瞑り適当に選んだゲームのMAPを参考に、幼少期の思い出の漁港や、墓地を探索する。
ふたごやま公園へやってきたまどかは一休みを兼ねてゲームを開くと、そこで伝説のポケモンと遭遇する…!
そして冒険の最中出会った少女の言葉にまどかはある決心をする。まどかの冒険はどうなるのか。
概要
自身もポケモン好きである西野七瀬が主人公を務める、ポケモン好きにはたまらない、そしてポケモンに詳しくない人はポケモンを始めたくなる、ポケモン要素満載の世界初の“ポケモンヒューマンドラマ”。クリエーターになる夢を追いかけ上京して働く赤城まどか(西野)が、20年ぶりにプレーし始めた「ポケットモンスター」シリーズを通じて成長していく姿を描く。ひょんなことから、大人になって久しぶりに手にしたゲーム「ポケットモンスター 赤」をきっかけに、まどかの生活には小さな変化が起きる。
ストーリー
赤城まどか(西野七瀬)は関東地方のある港町・真白育ち。地元の大学を卒業してかまぼこメーカーで働いていたが、学生時代から憧れていたクリエーターを目指して、東京の小さな広告代理店「ADventure」に転職する。
夢を追いかけ上京したまどかだったが、現実は甘くなかった。想像していたキラキラした世界とは無縁の毎日。さらに会社の命運を握るプレゼンを引き受けてしまう。そんな時、まどかのもとに実家の母から荷物が届く。その中には、子どもの頃に遊んでいたゲームボーイポケットと「ポケットモンスター 赤」のソフトがあった。
キャスト
赤城まどか(あかぎ まどか)〈28〉
演 - 西野七瀬(幼少期:吉本実由)
広告代理店「ADventure」のクリエイター志望の女性。関東地方のとある港町・真白町育ち。蒲鉾メーカーで働いていたが、学生時代から憧れていたクリエイターを目指し上京、転職した。
ADventure
桧山景明(ひやま かげあき)
演 - 笠松将
営業。まどかと同い年。癪に触るタイプの男。炎が消えかけた「ヒトカゲ」社員。
小薬一親(こぐすり かずちか)
演 - 長谷川朝晴
営業。親切が過ぎるあまりに頼み事が断れない。「承知しました」が口癖。「ガルーラ」になれないお仕事パパ。
目黒洋子(めぐろ ようこ)
演 - 平野綾
デザイナー。ハイスペックな男性を求め、マッチングアプリを利用している。恋に仕事に執念深き「キュウコン」女性。
小出優希(こいで ゆうき)
演 - 世古口凌
プランナー。社内最年少。プラス思考ではあるものの、まるで役に立たない「コイキング」社員。
宿谷浩一(やどや こういち)
演 - 塚地武雅
社長。ド忘れしがちな「ヤドラン」社長。
まどかの関係者
工藤美登里(くどう みどり)
演 - 内田理央
まどかの幼馴染。大手広告代理店「Wonder Create」勤務。まどかに対抗心を燃やす「ライバル」。
まさこ
演 - 佐藤江梨子
まどかが行きつけのキッチンカフェ「ルージュ」の店長。元銀座のクラブのママ。まどかの人生に気付きをくれる「エスパー」ママ。
唐沢空(からさわ そら)
演 - 渡邉斗翔
まさこの息子。まどかにとっての「ポケモン」の師匠。
その他
大木戸(おおきど)
声 - 柳葉敏郎
本作のストーリーテラー。まどかを先導してくれる、オーキド博士のような存在。
まどかの母親
演 - 森尾由美
上京したまどかへの仕送りに、ゲームボーイポケットと『ポケットモンスター 赤』を同梱する。
ゲスト
第1話
岩倉武(いわくら たけし)
演 - 日向丈
創業80年の調理器具メーカー「犀印(さいじるし)」の3代目社長。ADventureの売上を支える太客。競合プレゼンを開催する。
犀印の役員
演 - 岸田研二、川守田政人、今奈良孝行、川口紗弥加
競合プレゼンを審査する。
第2話
加茂和尚(かも おしょう)
演 - 村松利史
大御所コピーライター。広告のキャッチコピーを考えるのが得意。こだわりが強く、気難しい。新潟県産の新ブランド米「みずほまれ」のキャッチコピーをADventureから依頼される。
根岸(ねぎし)
演 - 大石菊華
加茂のアシスタント。
ロケバスのドライバー
演 - 西川瑞
「みずほまれ」のポスター用写真撮影のためのロケバスを運転する。
第3話
草野絵里花(くさの えりか)
演 - 工藤遥
若手人気女優。映画やドラマで大活躍。業界では知られたワガママ女優。タマデパートの「2023夏キャンペーン」での広告モデルをADventureから依頼され、多くの注文をつける。
文殊(もんじゅ)
演 - 明星真由美
絵里花のマネージャー。
カメラマン
演 - 安楽将士
広告ポスターに絵里花が注文した右顔からの写真撮影を依頼される。
スタイリスト
演 - 江守沙矢
広告撮影の衣装に絵里花が注文した東京コレクションで見たワンピースを依頼される。
ケータリング業者
演 - 吉田電話
広告撮影での食事に絵里花が注文したヴィーガン食のケータリングを依頼される。
第4話
小薬コウジ(こぐすり コウジ)
演 - 柊吾
小薬の息子。仕事ばかりの父と親子の時間が作れず関係を拗らせている。
小薬の妻
演 - 福田ユミ
コウジが小学校で描いた家族の絵で、父親の顔を思い出せず黒塗りにしたことを嘆く。
飼育員
演 - 林浩太郎
金沢動物園の飼育員。大声を出すと動物が驚くとまどかを注意する。
第5話
川平権蔵(かびら ごんぞう)
演 - 加藤満
ネムロ商店街の会長。川平寝具店を営んでいる。ネムロ商店街の偉い人。とても頑固。ADventureの町おこしプロジェクトのプレゼンに反応せず居眠りする。
伊佐未 葦(いさみ あし)
演 - 木村知貴
ネムロ町職員。ネムロ町へのラグビーチームの移転に伴い、役所、商店街、ADventureでワンチームになってネムロ商店街をラグビーファンの聖地に変えていこうと意気込む。
駄菓子屋おじさん
演 - 内藤トモヤ
「お菓子の種屋」の店主。川平は地元の子どもが安心して集まれる商店街作りを大事にしているとまどかに教える。
スナックのママ
演 - 並木愛枝
商店街にラグビーファンを集め、打ち上げ会場にして盛り上げる「ネムロラグビーロードプロジェクト」を大歓迎する。
電気屋のオヤジ
演 - 齊藤あきら
ラグビープロジェクトが町おこしになると喜ぶ。
肉屋の主人
演 - 齊藤友暁
ADventureからラグビーボール型コロッケの販売を提案される。
小学生
演 - 山田忠輝、白石絃馬、清水青葉
ネムロ町の子どもたち。駄菓子屋にいたまどかに話しかけてくる。
第6話
澤村翔(さわむら しょう)
演 - 富田健太郎
三橋広告社の動画クリ
エイター。桧山の元同僚。映像コンテスト「東京ショートフィルムコンテスト」に海老原とペアで参加し、審査員特別賞を受賞する。準グランプリを受賞した桧山を称える。
海老原拳児(えびはら けんじ)
演 - 本多遼
三橋広告社のCMプランナー。桧山の元同僚。準グランプリを受賞した桧山を称える。
司会
演 - 竹内クルミ(オルカ)、樋渡光稀(オルカ)
第7話
唐沢空也(からさわ くうや)
演 - コカドケンタロウ
亡くなった空の父。豪華客船の船乗りだったが1年前に心臓の病気で突然亡くなる。形見の眼鏡をかけた空に幽霊の姿で見えるようになり、空に「やり残しリスト」をこなしてもらう。
美登里の後輩
演 - 立野沙紀
第8話
榊三郎(さかき さぶろう)
演 - 桐山漣
目黒の彼氏。コスメロケットの若きホープ。マーケティング部マネージャー。新商品のデザインや売り方を分析している。四兄弟の三男坊。
子ども
演 - 山田海人、松野晃士
喫茶店の店内を走り回っていたのを、榊に足をかけられ転倒する。
スタッフ
原案 - ビデオゲーム『ポケットモンスター』シリーズ
企画・プロデュース - 畑中翔太
脚本 - 畑中翔太、灯敦生、大歳倫弘、松浦健志
監督 - ヤングポール、林隆行、松浦健志
エンディングテーマ - sumika「マシロ」(ソニー・ミュージックレーベルズ)
音楽プロデューサー - フジモトヨシタカ
音楽 - 菊地信哉、坂本剛、小畑貴裕
監修協力 - The Pokémon Company、大洞翔一、渡邊力輝也、加賀美玲、中原慧哉
プロデューサー - 漆間宏一(テレビ東京)、正井彩夏(テレビ東京)、涌田秀幸(C&Iエンタテインメント)
制作 - テレビ東京、C&Iエンタテインメント
製作著作 - 「ポケットに冒険をつめこんで」製作委員会
番組公式サイト
ポケットに冒険をつめこんで - Wikipedia