各話あらすじ(2023年10月15日 - 12月17日)全10話 平均視聴率 9.63%
第1話 2023年10月15日「弱小野球部が甲子園を目指す3年間の軌跡と裏に隠された秘密」※初回25分拡大(21:00 - 22:19) 視聴率 10.8%
2016年、3月。三重県立越山高校では、生徒や保護者からの人望も厚い社会科教師・南雲脩司(鈴木亮平)が、次年度から野球部の顧問兼監督に打診されていた。しかし、肝心の野球部は1名の部員を除いてやる気のない幽霊部員ばかり。さらに南雲は妻・美香(井川遥)と二人の子どもとの家庭での時間を大事にしたいと思っており、顧問への就任を頑なに拒んでいた。
そんな中、家庭科担当の教師・山住香南子(黒木華)が越山高校へ赴任してくる。南雲と一緒に野球部を強くしたいとやる気満々の山住は、スポーツで実力がある中学生たちを受験前から勧誘。地元の有力者・犬塚樹生(小日向文世)の孫で名門クラブチームのエースだった翔(中沢元紀)も強豪校への受験に失敗して越山に入学してくることに!
なし崩し的に野球部の手伝いをしていくうちに、穏やかだった南雲の生活が大きく変わっていく・・・。
第2話 2023年10月22日「弱小野球部、始動!隠された秘密の告白」※15分拡大(21:00 - 22:09) 視聴率 10.7%
夏の大会までの3か月間限定で野球部監督に就任した南雲(鈴木亮平)。山住(黒木華)の発案で部員の実力を測るためのフィジカルテストを実施する。翔(中沢元紀)や楡(生田俊平)ら新入生が早くも実力を発揮する中、ゆるく野球を楽しみたいだけの他の部員たちは、いきなりの本気練習でやる気を失いかけていた。
一方その頃、新入生・根室(兵頭功海)はお金のかかる野球を続けることで姉の柚希(山下美月)に迷惑がかかると悩み始め、学校を休みがちになっていた。
チームはまとまりに欠ける状態だが、賀門(松平健)率いる強豪・星葉高校との試合が決定してしまい・・・。
第3話 2023年10月29日「夢の甲子園前に絆が崩壊!?偽教師の決断」 視聴率 9.2%
「教員免許を持たずに高校教師をしていた」という衝撃の事実を山住(黒木華)に打ち明けた南雲(鈴木亮平)。おまけに南雲は年度いっぱいで教師を辞めるつもりで、野球部の監督もこれ以上は続けられないという。星葉高校との練習試合で惨敗したものの、チームの今後に可能性が感じられた矢先の南雲からの話に山住は動揺を隠せない。
そんな中、バッティングセンターで地元の会社員に絡まれてしまった越山高校の生徒たち。野球部主将・日沖(菅生新樹)の弟で南雲のクラスの生徒である壮磨(小林虎之介)が相手の挑発に乗ったことで、不可抗力ながら暴力事件へと発展してしまう。
一方、南雲家では美香(井川遥)に、以前勤めていた会社から1年間だけ復帰してくれないかと声がかかっていた。子どもたちを置いて東京には行けないと話す美香に、南雲は自分が教員免許を持っていないことを言い出せず・・・。
第4話 2023年11月5日「夏に1勝!涙の公式戦がついに開幕…!」 視聴率 8.0%
いよいよ甲子園予選1回戦の日がやってきた。越山高校の相手は、昨年夏の大会を一回戦で敗退した多気高校。監督の横田(生瀬勝久)を隠れ蓑に副部長として指揮を執ることになった南雲(鈴木亮平)は、この大会を最後に教師を辞めると決意してベンチ入りしていた。エースの翔(中沢元紀)をはじめ、久我原(橘優輝)、楡(生田俊平)ら1年生の活躍もあり越山ペースの展開に!
そんな中、美香(井川遥)は南雲を残し子どもたちと東京へ行くことを決意したが、事情を知らない息子の青空(番家天嵩)は東京行きに難色を示していた・・・。
第5話 2023年11月12日「新監督登場で波乱!?教師と球児を繋ぐ絆」 視聴率 10.1%
南雲(鈴木亮平)が無免許で教師をしていたという衝撃の事実に驚き、複雑な思いを抱える野球部員たち。混乱の中、校長の丹羽(小泉孝太郎)や山住(黒木華)は保護者たちの対応に追われていた。
そんな中、南雲の裏切りに激怒した犬塚(小日向文世)は強豪校から野球指導のできる新監督を山住に相談もなく決めてしまう。
一方、在宅で取り調べを受けることになった南雲の身にも、青空(番家天嵩)への心ない言葉や、容赦ない記者たちの追及が降りかかる。南雲は担当弁護士たちに、教師を志すきっかけとなった幼少期からの経験や、教師になってからの日々について語り始めて・・・。
さまざまな困難が降りかかる中、山住はあることを決意する。
第6話 2023年11月19日「先生と仲間のために悲願の初勝利を…!」 ※『2023 アジア プロ野球チャンピオンシップ』中継( 日本× 韓国)が延長されたため、1時間10分繰り下げ(22:10 - 23:04) 視聴率 9.3%
根室(兵頭功海)が南雲(鈴木亮平)の家に泊まるようなったのを機に、南雲のもとに練習後の野球部員たちが集まるようになったある日。ついに南雲の事件が検察に送致されることに。果たして南雲に下される処分はいかに・・・。
そんな中、南雲と青空(番家天嵩)は東京の美香(井川遥)の仕事場を訪ねる。久々の再会に喜ぶ南雲家だったが、そこには美香の元夫である晴哉(大倉孝二)の姿もあった。一方野球部では、南雲の後任監督が、新人を一人もスカウトできなかったことを理由に犬塚(小日向文世)によって解任され、山住(黒木華)が自ら新監督に申し出る。
そして迎える夏の予選、初戦の相手は昨年ベスト8の五十鈴高校に決定! 初戦に向け、気を引き締める部員たちだったが、五十鈴高校野球部員から、横浜にいた頃の山住に関するあるうわさを聞かされる――。信頼する山住、そして南雲を野球部に戻すために部員たちは“夏に一勝”を目指していく。
第7話 2023年11月26日「監督復帰!逆境を乗り越え夢を掴みとれ」 視聴率 8.6%
2017年、夏。11年ぶりに予選1回戦を突破し念願の“夏に一勝”を手にした越山高校野球部は、続いて迎えた2回戦も強豪・伊賀商業相手に善戦。しかし楡(生田俊平)のミスからペースが崩れ、惜しくも敗北を喫する。勝てた試合を逃したショックから立ち直れず、燃え尽き気味の部員たち、そして反省から熱を出して寝込んでしまう山住(黒木華)・・・。
そんな中「一勝したら戻ってきてほしい」という部員たちとの約束にこたえ、南雲(鈴木亮平)が監督に復帰することに! 美香(井川遥)も東京から戻ってくるなど力強い援軍も得て意気込む南雲は、落ち込む部員たちを奮い立たせて実戦経験を積ませるべく、次々と他校との練習試合を組んでいく。しかしその頃、予選敗退以来部活を休み続けていた楡の身に、ある問題が起こっていた。
さらに犬塚(小日向文世)と丹羽(小泉孝太郎)は、南雲の監督復帰を快く思っておらず・・・。
第8話 2023年12月3日「まだ終わらせない!仲間と誓う最後の夏」 視聴率 9.9%
南雲(鈴木亮平)が監督に復帰して1年。越山高校野球部は“日本一の下剋上”を目指し、夏の大会で34年ぶりにベスト8に進出していた。地元の後押しを受けて準々決勝も突破した部員たちだったが、どこか緊張感を欠いており、南雲と山住(黒木華)は不安な思いを抱えていた。
迎える準決勝で対するは賀門(松平健)率いる強豪・星葉高校。南雲にとっては教員免許の一件以来決別した賀門との師弟対決。甲子園出場へ重要な一戦の先発に、南雲はエースの翔(中沢元紀)か、成長著しい根室(兵頭功海)にするかで頭を悩ませていた。
そんな中、練習中に山住に打球が直撃するアクシデントが起こる。動揺する部員に、山住は「南雲にはこのことを言わないように」と釘をさすが・・・。
第9話 2023年12月10日「魂を燃やせ!最強の宿敵と運命の決戦!」 視聴率 10.2%
いよいよ運命の準決勝の日がやってきた。エース・翔(中沢元紀)を控えに回し、根室(兵頭功海)を先発で起用するという南雲(鈴木亮平)の判断に戸惑いながらも、負けられない戦いへ向けて静かに覚悟を決める部員たち。しかしそんな中、山住(黒木華)が脇腹の痛みを悪化させ、病院へと運ばれてしまう。
そして始まった試合では、賀門(松平健)率いる星葉高校もこれまでとは違う布陣で挑んでくることに。想定外の出来事の連続にミスを連発する越山高校。焦る部員たちを前に南雲が打つ手とは? 越山高校は決勝へ進むことができるのか!?
そんな中、何やら重大な懸念を抱えている様子の丹羽(小泉孝太郎)は、犬塚(小日向文世)たちにある相談を持ちかけていた。
最終話 2023年12月17日「絆が繋いだ奇跡…最高の仲間と甲子園へ 」 視聴率 9.5%
星葉高校にサヨナラ勝ちし、ついに決勝進出を決めた越山高校野球部。しかしいざ勝ち進んでも、甲子園出場には高額費用がかかることが発覚。丹羽(小泉孝太郎)は地元の有力者たちを集めて皆で頭を悩ませていた。
そんなこととはつゆ知らず、南雲(鈴木亮平)の家で決勝へと決意を固める部員たち。三年生は皆、高校生活最後になるかもしれない試合、そしてその後の進路について思いを巡らせるのだった。そんな中、大学からスカウトを受けていた根室(兵頭功海)はそのことを姉・柚希(山下美月)に言えずにいて…。さらに犬塚(小日向文世)はある決意を固めていた。
そしていよいよ決勝当日。星葉高校の応援団も越山の応援のために駆けつけてくれるなど越山高校応援ムードの中、南雲と生徒たちの“日本一の下剋上”がかかった、運命の試合がスタートする。
概要
「最愛」などのヒット作を放ってきた新井順子プロデューサーと塚原あゆ子監督がタッグを組み、奥寺佐渡子が脚本を手掛ける、高校野球を通してさまざまな問題や愛を描くドリームヒューマンエンターテインメント。主演は鈴木亮平が務め、大学まで野球一筋だったがけがを機に引退し、36歳で社会科教諭になった南雲脩司を演じる。南雲は突如、廃部寸前の弱小野球部の顧問を担当することになり、日常が一変する。
ストーリー
南雲脩司(鈴木亮平)は、三重県立越山高校に赴任して3年目の社会科教諭。大学まで野球一筋でやってきたものの、けがをきっかけに引退し、大学中退後も教師になる夢を捨てきれず、32歳で大学へ再入学して教師になった。シングルマザーとして息子の青空を育てていた美香(井川遥)とは、南雲が大学に再入学して教師を目指していた時に出会い、美香が地元の三重へ戻るのをきっかけに結婚。娘・なぎさも授かり、2児の父として家庭のことも積極的にこなしている。
そんなごく普通の教師が、地元の大地主・犬塚樹生(小日向文世)の孫が越山高校に入学したことを機に、廃部寸前の弱小野球部の顧問を担当することになり、日常が一変する。
キャスト
南雲脩司(なぐも しゅうじ)〈41〉
演 - 鈴木亮平(少年期:羽山由一郎 / 青年期:平川丈)
本作の主人公。三重県立越山高校野球部監督。廃部寸前の弱小野球部で下剋上を目指すことになる。
小学生の時に両親に捨てられ、担任教諭が親代わりとなる。静岡一高から野球を始め、スポーツ推薦で大学に進学するものの、怪我を機に大学を中退。スポーツトレーナーとして働く。しかし、教師になる夢を捨てきれず、32歳で慶政大学へ再入学。教員試験に合格し、2013年に36歳で三重県の教員として内定を受ける。しかし、卒業直前に必要な単位を取得出来ておらず、教員免許を偽造する。
越山高校では教諭として社会科地理・歴史を担当。赴任して3年目の2016年、期間限定で野球部の顧問兼監督に就任。しかし、良心の呵責に耐えきれず、退職して警察に自首。野球部員はじめ2,000人の嘆願書により、約1年の自宅待機ののち不起訴処分となる。
その後は28社の面接を経て、「東運物流」に就職。2017年、甲子園予選三重大会一回戦を突破したことを機に、非教員として越山高校野球部監督に復帰する。
三重県立越山高校
本作の主な舞台となる高校。作中では「ザン高(ざんこう)」と呼ばれている。
教諭
山住香南子(やまずみ かなこ)
演 - 黒木華
野球部部長。家庭科教諭。
「ストッパー毒島」を愛読し、「野球バカ」と揶揄されるほどの野球好き。データ気質の持ち主で、選手の情報をストーカー並みに調べ上げる。
前任は私立横浜青隆高校の野球部。犬塚樹生から誘われ、2016年に三重の越山高校に赴任。南雲と共に野球部の顧問を担当。2017年、甲子園予選三重大会では野球部監督を引き受ける。
横田宗典(よこた むねのり)
演 - 生瀬勝久
元教諭。国語科・古典担当。
野球部の顧問と監督を兼務してきたが、2016年で定年を迎えたことと、南雲が赴任したことから監督に専念する。
2017年、南雲が不起訴になると、野球部監督として復帰させるため丹羽慎吾と犬塚樹生を説得する。
丹羽慎吾(にわ しんご)
演 - 小泉孝太郎
校長。
以前は名古屋にある進学塾に勤務していた。2012年、越山高校に赴任。
服部秀紀(はっとり ひでき)
演 - 今里真
教務部主任。国語科・現代文担当。
和辻(わつじ)
演 - 森下じんせい
体育教師。
郷田(ごうだ)
演 - 井上拓哉
情報科教師。サッカー部の顧問。
2017年甲子園予選三重大会では野球部部長を引き受ける。
堀江愛子(ほりえ あいこ)
演 - 上田遥
事務職員。
野球部員
犬塚翔(いぬづか しょう)
演 - 中沢元紀
2016年度入学。3年生。投手。
中学時代はリトルシニアの名門「松坂バーズ」の元エース。受験で星葉高校に落ち、越山高校に入学。野球部に入部するも、部員の大半が野球初心者や幽霊部員であることに不満を募らせる。しかし、星葉高校との練習試合に惨敗したことがきっかけで、越山高校野球部の一員として甲子園に出場することを決意する。
根室知廣(ねむろ ちひろ)
演 - 兵頭功海
2016年度入学。3年生。投手、外野手。
家が遠く、2時間かけてフェリーと電車で通学している。硬式グローブを買うことができず、小中学生時代の軟式グローブを使用していたが、南雲から硬式グローブを譲り受ける。
元々はヤクルト・高津投手の影響でサイドスローの技巧派だったが、2017年に南雲の勧めで長身を活かしたオーバースローに変更。球威が増し、犬塚翔との二枚看板に成長する。
オーバースローに転向したほぼ同時期からメガネをコンタクトレンズに変えている。
椿谷真倫(つばきや まりん)
演 - 伊藤あさひ
2016年度入学。3年生。内野手、主将。
中学時代は将棋部。野球初心者だった。
日沖壮磨(ひおき そうま)
演 - 小林虎之介
2016年度入学。3年生。捕手。
高校入学時は帰宅部だったが、夏の大会直前に自らが起こしたバッティングセンターでの喧嘩騒動の責任を取った兄が最後の夏の試合に出場せずに敗北したのを見て、自分が兄の分まで甲子園に連れて行きたいと意気込み、赤髪だった髪型を坊主に変えて1年秋から入部する。
久我原篤史(くがはら あつし)
演 - 橘優輝
2016年度入学。3年生。外野手。
中学時代は陸上部で、大会記録を持つ俊足。入学当初はサッカー部志望だったが、椿谷の負傷で代走に駆り出されたのをきっかけに野球の楽しさを知り、野球部に入部する。
楡伸次郎(にれ しんじろう)
演 - 生田俊平
2016年度入学。3年生。外野手。
久我原と同じ中学出身。シニアで活躍していたが、中学2年のときに野球を一時やめていた。
中世古僚太(なかせこ りょうた)
演 - 柳谷参助(第6話 - )
2017年度入学。2年生。内野手
西牧中学校在学中、山住にスカウトされる。入部当初から甲子園出場を度々口にする。
井内夏樹
演 - 井上遥(第6話 - )
2017年度入学。2年生。
鈴村
演 - 鈴木蓮清(第6話 - )
2017年度入学。2年生。
瀬戸陸斗
演 - 瀬名陽斗(第6話 - )
2017年度入学。2年生。
成澤光明
演 - 成瀬充稀(第6話 - )
2017年度入学。2年生。
松本淳之介
演 - 松谷優輝(第6話 - )
2017年度入学。2年生。
三宅晶
演 - 三浦陽明(第6話 - )
2017年度入学。2年生。
幸上朝陽
演 - 幸村太陽(第6話 - )
2017年度入学。2年生。
阪大輔(ばん だいすけ)
演 - 中山翔貴(第7話 - )
2018年度入学。1年生。鳥羽シニア出身。
三鬼まさる(みき まさる)
演 - 青山俊雄(第7話 - )
2018年度入学。1年生。
堀川佑
演 - 金城悠史(第7話 - )
2018年度入学。1年生。
浜田正平
演 - 横浜翔希(第7話 - )
2018年度入学。1年生。
北林琥太郎
演 - スカリオン十座(第7話 - )
2018年度入学。1年生。
種田和央
演 - 七種レオ(第7話 - )
2018年度入学。1年生。
神野太一
演 - 郷馬健太郎(第8話 - )
2018年度入学。1年生。
野球部OB
日沖誠(ひおき まこと)
演 - 菅生新樹
2014年度入学。2016年度主将。壮磨の兄。
卒業後はスーパーマーケットに就職。
長谷川幹太(はせがわ かんた)
演 - 財津優太郎
2014年度入学。
元幽霊部員。卒業後は越山塗装工業に就職。
藤本大牙(ふじもと たいが)
演 - 鈴木敦也
2014年度入学。
元幽霊部員。卒業後は農協に就職。
富嶋雄也(とみしま ゆうや)
演 - 福松凜
2015年度入学。2017年度主将。
元幽霊部員。卒業後は大学に進学。
野原舜(のはら しゅん)
演 - 奥野壮
2015年度入学。
元幽霊部員。卒業後は漁師の道へ進む。
紅岡祥悟(べにおか しょうご)
演 - 絃瀬聡一
2015年度入学。
元幽霊部員。卒業後は地元の飲食店に就職。
その他
宮沢(みやざわ)
演 - 伊達さゆり
2015年度入学。放送部OG。富嶋と交際している。
卒業後は情報番組「おはようサン!」のリポーターとして、34年ぶりにベスト8に進出した母校でインタビューする。
周辺人物
南雲家
南雲美香(なぐも みか)
演 - 井川遥
南雲の妻。姉さん女房。
都内のアート系企業に勤務し、シングルマザーとして一人息子・青空と暮らしていたときに、大学に再入学し教師を目指す南雲に出会い一目惚れ。
交際中に母親が倒れ、地元・三重に戻ることを契機に南雲と再婚し、長女・なぎさを授かる。
南雲青空(なぐも あおぞら)
演 - 番家天嵩
美香の連れ子。南雲のことを「脩ちゃん」と呼んでいる。
南雲なぎさ(なぐも なぎさ)
演 - 倉田瑛茉(2023年時:倉田珠那)
南雲の娘。青空の妹。
山崎七彦(やまざき ななひこ)
演 - 中村シユン
美香の父。牡蠣の養殖業を営んでいる。
犬塚家
犬塚樹生(いぬづか みきお)
演 - 小日向文世
地元越山の名家であり、先祖代々の大地主。初孫である翔に愛情を注ぎ、越山高校に入学の際には勝手にグラウンドを建設する。
朗らかでマイペースな性格だが、厚顔無恥な一面もある。越山高校野球部の試合日程を勝手に組むなど、独断専行が目立つ。
両目の視界の一部が欠落する病気を患っており、娘の杏奈から手術を受けるよう説得されるが、失敗すると翔が野球部で活躍する姿を見られなくなるとして断固拒否している。
犬塚杏奈(いぬづか あんな)
演 - 明日海りお
翔の母。樹生の娘。
犬塚敏生(いぬづか としお)
演 - 吉田ウーロン太
翔の父。杏奈の夫で婿養子。犬塚開発社長。
星葉高校野球部
賀門英助(がもん えいすけ)
演 - 松平健
三重県内の強豪校、星葉高校野球部の監督。
未経験ながら、歴史上の偉人をモデルにした独自の指導方法で、甲子園の常連校に育て上げた。南雲の静岡一高時代の恩師で、慶政大学の先輩でもある。
南雲の教員免許偽造に憤慨するが、山住の相談に乗るなど気にかける。2018年三重大会準決勝の試合中、一部応援団が南雲らに対する誹謗中傷で一触即発の状態になった際には、自らグラウンドに出て説得する。
試合終了後、南雲や越山高校野球部の部員たちの健闘を褒め称え、南雲の教員免許の偽造を叱責しつつ、決勝戦で星葉高校応援団を越山高校の応援スタンドに加えるよう要望する。
江戸川快斗(えどがわ かいと)
演 - 清谷春瑠
2016年度入学。3年生。強打の内野手で、星葉学園不動の4番。翔とは名門クラブチームのチームメイトだった。
児玉拓海(こだま たくみ)
演 - 羽谷勝太(あめんぼぷらす)
2016年度入学。3年生。背番号1をつけたエース。
江戸川と同じく、翔とは名門クラブチームのチームメイトだった。
その他野球部員
演 - 内山智貴、川口時生、片山幸人
越山ドーマーズ
下川原祐一(しもかわら ゆういち)
演 - 鳥谷敬
草野球チーム「越山ドーマーズ」のメンバー。
ジョンソン
演 - 新浜レオン
越山高校の野球部員が通うバッティングセンターの店員。
紺野毅(こんの つよし)
演 - 山本浩貴
クリーニング店の店主。
その他
根室柚希(ねむろ ゆずき)
演 - 山下美月(乃木坂46)
知廣の姉。美容師。
両親を事故で亡くしており、親代わりとして知廣の世話と祖母の介護を並行して行っている。
青沼健太(あおぬま けんた)
演 - きょん(コットン)
越山高校の近所にあるコンビニ「ファミリーマート」の店長。越山高校の事情に詳しい。
小柳晴哉(こやなぎ はるや)
演 - 大倉孝二
美香の元夫。青空の実父。
職場結婚だったが、自身の不倫が原因で離婚。未練があり、美香とよりを戻そうとする。
ゲスト
第2話
倉林(くらばやし)
演 - 林和義(第6話)
居酒屋「四天王」の店主。
乙津(おとづ)
演 - 谷恭輔(第3話)
会社員。バッティングセンターで越山高校の生徒たちを挑発する。
元同僚
演 - 木村はるか、空美
美香の元同僚。結婚パーティのため上京した美香と再会する。
第3話
畑山(はたけやま)
演 - 渋江譲二(第4話)
慶政大学の司書。
30代の学生だった南雲を覚えており、中退したはずの南雲が高校教諭であることを疑う。
警察官
演 - もろいくや
警察官。バッティングセンターでの喧嘩の件で、壮磨を署で事情聴取する。
司会
演 - 西村俊彦
2016年高校野球三重大会、組み合わせ抽選会の司会。
第4話
葛西(かさい)
演 - 浅野和之
多気(たき)高校野球部の監督。2016年三重大会一回戦で越山高校と対戦する。
真鶴あすか(まなづる あすか)
演 - 石井心寧(第6話 - 最終話)
越山高校吹奏楽部の生徒。野球部の試合を応援する。
観月(みづき)
演 - 階晴紀(第6話)
多気高校野球部の投手。
実況
演 - 南波雅俊(TBSテレビアナウンサー、第9話)
2016年三重大会一回戦の実況アナウンサー。
2018年三重大会準決勝のテレビ実況も担当する。
第5話
塩尻(しおじり)
演 - 町田啓太
越山高校野球部の新監督。南雲の後任。
就任前は仙台国際高校でコーチと監督を3年半務めていた。犬塚樹生によって招聘されたが、練習ではなくスカウトを優先し、有望新人を一人も入学されられなかったことからクビとなる。
越前恵美(えちぜん えみ)
演 - 新井美羽
南雲の新任教諭時代の生徒。
パパ活を繰り返していたが、南雲の生活指導により立ち直る。
寿竜矢(ことぶき たつや)
演 - 渋川清彦
南雲の小学生時代の教諭。
両親に逃げられた南雲の親代わりとなる。
榊原(さかきばら)、蓮見(はすみ)
演 - 伊勢志摩(第6話)、向里祐香(第6話)
南雲の担当弁護士。
保育士
演 - 平野舞
美香が勤務する東京オフィスにあるキッズプレイルームの保育士。
記者
演 - 結城駿
南雲家を訪問した地方新聞の記者。
無免許勤務について南雲を追求するも、居合わせた榊原に追い払われる。
第6話
椎野(しいの)
演 - 松本怜生
五十鈴(いすず)高校野球部の投手。2017年甲子園予選三重大会一回戦の対戦相手。
元は横浜青隆高校野球部員。山住が辞めるきっかけとなる生徒。
所長
演 - 黒田浩史(第7話・第8話)
南雲が採用面接で28社目に受け、採用された「東運物流」の物流センター所長。
社員
演 - 持永雄恵
南雲が採用面接を受けた不動産会社「大江戸不動産」の人事部社員。
監督
演 - 徳永邦治
横浜青隆高校野球部の監督。山住がホテルに連れ込んだことを椎野から聞かされる。
学年主任
演 - 西野大作
横浜青隆高校の学年主任。
主治医
演 - 相田雄一郎
犬塚樹生の主治医。早めに眼科の手術を受けることを勧める。
実況
演 - 新夕悦男(TBSテレビアナウンサー、第7話・最終話)、土井敏之(TBSテレビアナウンサー、第7話)
2017年三重大会一回戦の実況アナウンサー。
吹奏楽部
演 - 中央大学学友会文化連盟音楽研究会吹奏楽部(最終話)
五十鈴高校の吹奏楽部。野球部の試合を応援する。
第7話
監督
演 - 前田幸長
伊賀商業高校野球部の監督。2017年三重大会2回戦で越山高校と対戦する。
脇坂
演 - 長島祥吾(最終話)
伊賀商業高校野球部の投手。
綱島
演 - 白石孝樹(最終話)
伊賀商業高校野球部の捕手。
来田
演 - 藤本由伸(最終話)
伊賀商業高校野球部の内野手。
監督
演 - 川ア宗則
練習試合の対戦校である三重西高校野球部の監督。
同僚
演 - 枝光利雄(第8話)
南雲の勤務先「東運物流」の同僚。新入社員歓迎会で南雲を食事に誘う。
従業員
演 - 續木淳平
楡がアルバイトをする「大谷自動車板金塗装工場」の先輩従業員。シンナーとシリコンを取り違えた楡を叱責する。
店員
演 - アサヌマ理紗
南雲と楡が訪れたコンタクトレンズ店の店員。
第8話
記者
演 - 武井壮
2018年三重大会準決勝前の南雲にインタビューする記者。賀門との師弟対決への意気込みを聞く。
アナウンサー
演 - 安藤咲良
情報番組「おはようサン!」のMC。越山高校が34年ぶりにベスト8に進出したニュースを伝える。
実況
演 - 伊藤隆佑(TBSテレビアナウンサー、第9話)、初田啓介(TBSテレビアナウンサー)
吹奏楽部
演 - 木更津総合高等学校吹奏楽部(第9話)
星葉高校の吹奏楽部。野球部の試合を応援する。
第9話
田中(たなか)
演 - 田中将大
2018年三重大会準決勝のテレビ中継解説者。
久我原の母
演 - 小林沙苗
医師より脳震盪で48時間安静と診断されたとして、久我原を決勝戦は休ませると山住らに申し出る。
医師
演 - 瀬野和紀
整形外科医。山住に肋骨骨折と診断する。
最終話
自治会メンバー
演 - やす(ずん、役名:自治会長)(第9話)、野口雄介(第9話)、剛州(第9話)、鈴木奈津子(第9話)
越山高校野球部甲子園出場に伴う資金についての会議出席者。
十文字
演 - 元木大介
2018年三重大会の決勝で対戦する伊賀商業高校野球部の監督。
観客
演 - かみじょうたけし
「松阪夏の肉まつり実行委員会」の「やき肉が食べたいTシャツ」を着て、わざわざ松阪から決勝戦を見に来た観客。
部員
演 - 長島令玖
2023年在籍の越山高校の野球部員。学校に来るのがダルいとコーチになった犬塚に愚痴る。
スタッフ
原案 - 『下剋上球児』(カンゼン / 菊地高弘著)
脚本 - 奥寺佐渡子
音楽 - jizue
主題歌 - Superfly「Ashes」(ユニバーサル シグマ)
野球監修 - 副島孔太、鈴木大樹
インストラクター - 占部大輔、 松橋良幸
方言監修 - 鳥羽明彦
アニメーション - 石浜真史
アニメーション制作 - CloverWorks
アニメーションプロデュース - 福島祐一、新宅洋平
演出 - 塚原あゆ子、山室大輔、濱野大輝
プロデュース - 新井順子
編成 - 黎景怡、広瀬泰斗
製作 - TBSスパークル、TBS
番組公式サイト
下剋上球児 - Wikipedia