2023年10月02日

あたりのキッチン! TOP

『あたりのキッチン!』は、2023年10月14日から同年12月23日まで、東海テレビ・フジテレビ系列の「土ドラ」枠(毎週土曜23:40〜24:35)で放送された。全11話。主演は桜田ひより。


各話あらすじ(2023年10月14日 - 12月23日)全11話
第1話 2023年10月14日「鶏みぞれうどん」
大学3年生の辺清美(桜田ひより)は料理が得意で調味料の配合も言い当てられる“絶対味覚”の持ち主。しかし極度の人見知りでコミュ力はゼロだった。就活を前にそんな自分を変えたいとアルバイト探しを始めるがうまくいかず…。

そんな時、ふと通りかかった定食屋『阿吽』から香るにおいにひかれて店内に入ると、中には少し気難しそうな店主の中江善次郎(渡部篤郎)の姿があった。言葉では伝えられない想いを料理に込めて、お客さんの心をほぐし温めていく。食欲の秋にじんわり心を満たしてくれるハートフル“グルメ”ドラマ、いよいよスタート!


第2話 2023年10月21日「さばの味噌煮」
料理の腕はピカイチだがコミュ力ゼロの大学生・辺清美(桜田ひより)は、キャンパスで医学部生の鈴代桜(工藤美桜)と顔見知りになる。勉強にしか興味がない桜は昼食も栄養バーだけで済ますほど食に無関心で、清美とは真逆のタイプだった。

『阿吽』の店主・中江善次郎(渡部篤郎)に相談すると「気になるなら何かしてあげれば」とアドバイスを受ける。清美は弁当を作って渡そうと思いつき、意を決して桜に手渡そうとするが…。


第3話 2023年10月28日「人をつなぐメンチカツ」 ※『日本シリーズ 第1戦 オリックス×阪神』の放送に伴い65分繰り下げ(翌0:45 - 1:40)
善次郎(渡部篤郎)の一人息子・清正(窪塚愛流)は、サッカー部に所属する高校3年生。ある日、チームメイトから「高校最後の試合に向けて『阿吽』で決起集会をしよう」と提案されるが、清正は「うちはオッサン向けの店だから…」とごまかすなど乗り気でない様子。

その様子を察した清美(桜田ひより)は、高校生にも喜ばれそうな肉汁あふれるメンチカツを出そうと考える。実はそのレシピにはある秘密があって…。


第4話 2023年11月4日「ピリ辛麻婆豆腐」
清美(桜田ひより)を訪ねて『阿吽』にやって来た謎の男の正体は、同じ大学に通う兼原秋斗(遠藤健慎)だった。兼原はキャンパスで見かけた桜(工藤美桜)に一目惚れし、仲を取り持ってほしいと清美に頼み込む。

清美と桜がよく昼食を共にしているのを目撃し、友人同士であると思っていたという。「友達だなんてとんでもない」と恐縮する清美だが渋々兼原の提案を承諾し、桜の心中を探ろうとするが…


第5話 2023年11月11日「巣立ちの豚汁」
『阿吽』で毎年秋から冬にかけて提供している定番メニューの「豚汁」。味見を頼まれた清美(桜田ひより)は率直においしいと感想を伝えるが、豚汁は一年前に亡くなった妻が担当していたこともあり、善次郎(渡部篤郎)は同じ味が再現できていないと考えていた。

そんな中、何の連絡もなしに清美の伯母・明美(原沙知絵)が『阿吽』にやって来る。アルバイトが忙しくなり、メッセージの返信が減った清美を心配し訪ねてきたのだ。子どもの頃のようにあれこれと世話を焼く明美を少し疎ましく思う清美は、つい感情が爆発してしまい…


第6話 2023年11月18日「ブリの南蛮漬け」 ※土曜プレミアム 映画翔んで埼玉まさかの続編公開記念』(21:00 - 23:15)の放送に伴い5分繰り下げられ5分繰り下げ(23:45 - 翌0:40)
ある日、清美(桜田ひより)が『阿吽』に行くと、困り果てた善次郎(渡部篤郎)の姿があった。鼻が利かなくなり料理の匂いを嗅ぎ取れず、味見ができないと言う。清美の味覚を信頼している善次郎は、自分の代わりにと味見役を任せることに。

細かな点まで念入りに確認していく善次郎の姿勢に、改めて細かな気遣いが味付けに反映されていたことを痛感する。何とか大役をこなした清美だったが、さらなるトラブルが店を襲うことになり…


第7話 2023年11月25日「昔ながらのナポリタン」
最近、桜(工藤美桜)の様子がおかしい。いつもはゆっくり清美(桜田ひより)と昼食を共にしていたのだが、なぜかソワソワし清美に対してもよそよそしい様子。「ひょっとして嫌われた?」と落ち込む清美に、善次郎(渡部篤郎)は「もしかしてトラブルに巻き込まれているのかも…」とつぶやく。

心配で気が気ではない清美のもとに、桜から「助けて」という電話が入る。慌てて桜の家に駆けつけると、そこで目にしたものは…。


第8話 2023年12月2日「大一番の水餃子」
大学3年生の冬を迎え、就職活動をスタートさせた清美(桜田ひより)。自己分析を重ねた結果、メーカーや外食チェーンで新商品を開発する食品開発技術者という職種を発見する。「細かく微調整して味を決める」、「地道で根気がいる」という特徴が自分にピッタリだと感じ、食品メーカーのインターンに参加することに。

一方、清正(窪塚愛流)は高校生活最後となるサッカー部の試合を控え、追い込みの練習の日々。表向きは平穏を装っている清正だったが、清美は少し違和感を覚え…。


第9話 2023年12月9日「スパイシーお子様カレー」
ある日、『阿吽』に一人の小学生がやって来る。彼は一流料理店『和食おおそね』の料理長の息子・樹だった。清美(桜田ひより)が作ったまかないの肉じゃがに惚れ込んだ樹は「僕と結婚してください!」「こんな定食屋でなく、おおそねで修行してほしい」と清美に懇願する。

樹の物言いが気に入らない清正(窪塚愛流)は、思わず「俺がおおそねの味を超える料理を作ってみせる」と言ってしまい、善次郎(渡部篤郎)に咎められるが…。


第10話 2023年12月16日「思い出のちらし寿司」
料理人になりたいと打ち明けた清美(桜田ひより)に対し、「あなたをうちの店に置いておくわけにはいかない」と告げた善次郎(渡部篤郎)。実は善次郎と清美の父は、かつて料理人として同じ料亭で働いていたのだった。

今まで打ち明けられなかったことを詫びつつ、「お父さんと同じ道に進もうとするあなたには、ちゃんとした場所で才能を伸ばしてほしい」と一流店での修業を勧める善次郎。そして『和食おおそね』の採用試験のため、清美は善次郎に調理の基礎から教わることになるのだが…。


最終話 2023年12月23日「食べ応えしっかりハンバーグ」
『和食おおそね』の採用試験で手にケガをし、試験を受けられなくなった清美(桜田ひより)。唯一の取り柄である料理もできなくなり、善次郎(渡部篤郎)にも顔向けができないと『阿吽』にも顔を出さなくなる。

失意の底にいる清美だが、今まで料理を通じてつながってきた周りの人たちが、優しく手を差し伸べてくれた…。“絶対味覚” でコミュニケーションをとり、成長してきた大学生・辺清美の物語、いよいよ完結!


原作概要
『あたりのキッチン!』は、白乃雪による日本の漫画。『月刊アフタヌーン』(講談社)にて、2016年5月号に読み切りで掲載された後、2017年1月号から2018年11月号まで連載された。

ドラマ概要
極度の人見知りで他人とまともに会話ができず、目すら合わせられない大学生が、唯一可能なコミュニケーション手段=料理を通して成長していく姿をハートフルに描くグルメドラマ。主人公の辺清美を演じるのは、「silent」(同系)で目黒蓮が演じた佐倉想の妹役を好演した桜田ひより。

一度食べた料理は、調味料の微細な配合まで完璧に分かる“絶対味覚”を持つ清美が、定食屋でアルバイトを始めることに。“コミュ力ゼロ”のため接客はからきしだが、料理の腕はピカイチ。そんな彼女が、思いを込めた料理を通して、ちょっと訳ありな客の心をほぐし温めていく。窪塚愛流、工藤美桜、峯村リエ、原沙知絵、渡部篤郎ら多彩な俳優陣が共演する。


ストーリー
幼くして両親を亡くした辺清美(桜田ひより)は、叔母夫婦の家で育てられ、大学入学を機に1人暮らしを始めた大学3年生。就職活動を控え、今の自分を変えようと思いアルバイト先を探すが、なかなか見つかない。

そんな中、清美は偶然通りかかった定食屋にひかれて店内へ。“コミュ力ゼロ”のためにあたふたしつつも、たどたどしくショウガ焼き定食を注文する。すると、料理を一口食べただけで「酒・しょうゆ大さじ1、ニンニク・ショウガひと片にケチャップが小さじ1。そしてこの隠し味は…、ハチミツ!」とズバリ言い当て、店主の中江善次郎(渡部篤郎)を驚かせる。とんとん拍子でこの店でのアルバイトが決まり、清美の人生が動き出す。


キャスト
辺清美(あたり きよみ)
演 - 桜田ひより
小正大学国際教養学部の3年生。極度の人見知りでコミュニケーション能力はゼロ。両親を亡くし叔母夫婦に育てられ、仕事で忙しい叔母に代わり食事を作るようになったことで、誰かのために料理を作る喜びを知った。大学進学を機に1人暮らしに。一度食べた料理は調味料の配合まで分かる“絶対味覚”を持つ。ひょんなことから、定食屋「阿吽」でアルバイトすることになる。

中江善次郎(なかえ ぜんじろう)〈52〉
演 - 渡部篤郎
「阿吽」の店主。1年前に妻を亡くして以来、一人息子の清正との関係がうまくいっていないのが悩み。職人かたぎで生真面目なため、一見不愛想だが、食べる人の体も心も満たしたいという思いで食事を作っており、街の定食屋とは思えないほどのこだわりを持つ。清美の料理の才覚を尊敬をもって受け止める。清美が友達を作るのをそっと後押しするなど、優しく見守る。

中江清正(なかえ きよまさ)〈18〉
演 - 窪塚愛流
善次郎の息子。小正高校3年生でサッカー部所属。母親を亡くして以来、父・善次郎と2人で暮らしているが、素直になれず壁を感じている。善次郎が夕食に魚料理を出すのが気に入らず、隠れてカップ麺を食べるのが習慣に。清美の挙動不審さに最初は面食らうが、やがて彼女を通して、善次郎の作る食事やそこに込める思いを理解するようになる。

周辺人物
鈴代桜(すずしろ さくら)〈20〉
演 - 工藤美桜
小正大学医学部の3年生。学年トップの成績で入学した秀才。勉強が趣味で、キャンパスでは医学部の授業以外にもさまざまな一般教養科目を受講し、いつも参考書片手に勉強している。1人暮らしだが料理には興味がない。華やかで周りにはいつも人がいて、課題やリポート作りで頼りにされているが、実は人に言えない悩みを抱えている。

辺明美(あたり あけみ)〈40〉
演 - 原沙知絵
清美の叔母。事故死した兄夫婦の代わりに、清美を5歳の頃から育てている。コミュニケーション能力ゼロの清美を常に気遣い手助けして、「清美のごはんは元気になる」と励ましてきた。地方で働いていた夫が戻って来てやがて妊娠、それをきっかけに清美が仕送りを断るようになったと感じ、とても心配している。せっかちで超マイペースな性格。

楠木ハル(くすのき ハル)〈52〉
演 - 峯村リエ
「阿吽」と同じ商店街にあるフラワーショップの店主。善治郎の幼なじみで、亡くなった妻とも親しかった。そのため、男2人で生活している善次郎と清正のことをいつも気に掛けている。おせっかいなようで、他人が抱える悩みを拾い上げズバッと進言、悩める人たちを優しく後押しする貴重な存在。

中江朋子
演 - 西尾まり
善次郎の亡き妻。

スタッフ
原作 - 白乃雪『あたりのキッチン!』(講談社アフタヌーンKC)
企画 - 市野直親(東海テレビ)
脚本 - 橋本夏、ニシオカ・ト・ニール
音楽 - MAYUKO、眞鍋昭大
主題歌 - ざきのすけ。「オレンジ」(ソニー・ミュージックレーベルズ)
オープニング曲 - 松田今宵「甘じょっぱい」(SDR)
料理監修 - 笠原将弘
演出 - 岩田和行(共同テレビ)、菊川誠、本間利幸
プロデューサー - 遠山圭介(東海テレビ)、貸川聡子(共同テレビ)
制作協力 - 共同テレビ
制作著作 - 東海テレビ


番組公式サイト
あたりのキッチン! - Wikipedia

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