各話あらすじ(2023年10月14日 - 12月9日 )全9話
第1話 2023年10月14日「危険な快楽 - セーラー服と罰ゲーム」 ※初回は30分拡大(23:00 - 翌0:00)
ハウスメーカー「サンバスホーム・ハウジング」東京本社の営業マン・桜木舜(重岡大毅)は、ある日突然、ビッグプロジェクトを任され、鹿児島への転勤を命じられる。思い悩んだ末、舜は仕事が絶好調な妻・ゆり子(高梨臨)と娘の花奈(宮崎莉里沙)を残し、中学時代を過ごした鹿児島へ単身赴任する決意を固める。
慌ただしく準備をし、鹿児島に着いた舜は、懐かしさで胸がいっぱいに。そして、それと同時に、忘れていた初恋の思い出も蘇ってくる。貸してくれたレースのハンカチ、花火大会で触れた手と手、雨に濡れた彼女の背中――。“そうか、ここは彼女の住む街なのだ”と、舜は甘酸っぱい気持ちになり…?
しかし、淡い思い出に浸る間もなく、本格的に鹿児島での仕事が始まる。情熱を傾けて働いてきた彼にとって、このプロジェクトはやりがいのある大仕事。そのうえ鹿児島支店には、偶然中学時代の親友・鳥貝拓也(前原瑞樹)もいて、何とも心強いスタートに! 舜は、妻子のために仕事にまい進することを誓う。
第2話 2023年10月21日「来ちゃった - 浴室のランデブー」
ビッグプロジェクトを任され、中学時代を過ごした鹿児島に単身赴任したハウスメーカー「サンバスホームハウジング」の営業マン・桜木舜(重岡大毅)。初恋の人・武田花(新木優子)と再会し、互いに結婚していることを知る。舜はときめきを蘇らせる一方、地元のハウスメーカー勤務のかつてのライバル・片山直哉(田中樹)とは仕事で火花を散らすことに!
そんなある日、舜はたまたま入った喫茶店で、片山に水を掛けられる花を目撃する。衝撃の出来事を前に思わずフリーズする舜だが、飛び出して行こうとした花を片山が抱きしめた瞬間、“もしや、これは不倫の修羅場…!?”と激しく動揺!
しかしその直後、畳み掛けるようにこの動揺を上回る出来事が舜を襲う――。なんと喫茶店の前の道をゆり子と娘の花奈(宮崎莉里沙)が歩いているではないか…! 慌てて飛び出し、2人を呼び止めた舜に、ゆり子は「来ちゃった」とほほ笑む。連絡もなしに突然夫の単身赴任先である鹿児島に現れた妻と娘にうろたえる舜だが、その瞬間、なぜか通りかかった花が舜に近づき、意味深な一言を残して消える…!?
第3話 2023年10月28日「月夜の密会 - シャルウィダンス?」
単身赴任先の鹿児島に突然現れた妻・ゆり子(高梨臨)と娘の花奈(宮崎莉里沙)が東京に帰った夜、ハウスメーカー「サンバスホーム・ハウジング」の営業マン・桜木舜(重岡大毅)は、妻の裕子(金澤美穂)が実家に帰っているという友人・鳥貝拓也(前原瑞樹)を自宅のアパートに誘う。ゆり子が作ってくれたおかずを並べ、鳥貝の到着を待っていると、チャイムが鳴る。ドアを開けると、なんとそこには、「来ちゃった」とはにかむ武田花(新木優子)が立っていた――。
舜は、“夫がいるのに、なぜ夜にひとりで男のアパートに!?”と、花の行動が理解できず大混乱。しかし、「話がある」という花の言葉に、とっさに部屋の電気を消し、鳥貝に風邪を引いたとウソをついてしまう。罪悪感に苛まれる舜だが、その一方では花の話が、片山直哉(田中樹)との道ならぬ恋についての相談ではないか…と想像し、悶々とする。すると、何かを言いかけた花が突然泣き始めて…。
翌日、出社した舜は、契約はほぼ確実だと思っていた愛犬家マダム・折口麗子(小沢真珠)からの連絡で、花咲丘団地の建設地へ。すると、そこには麗子と、彼女にバラの花束を渡しながら甘い言葉を交わすライバル・片山がいた。2人の親密な様子を目の当たりにした舜は、片山に契約を奪われたことを悟る…。
第4話 2023年11月4日「ホームリターン - 運命の赤い糸」
ある朝、目覚めた桜木舜(重岡大毅)は、「おはよ」と武田花(新木優子)に顔をのぞき込まれてビックリ! 必死で記憶をさかのぼり、スナック「花日」で酔い潰れた舜を、花がアパートまで送ってくれたことを思い出す。自分が服を着ていることを確認し、ホッとしたのも束の間、妻のゆり子(高梨臨)から電話がかかってくる。しかも、電話をしている自分のそばでは花が掃除や洗濯をし始めて…。
花の作ったパンケーキを一緒に食べ、ふと新婚気分になってしまう舜。会議に出席するため、東京に向かいながらも、ついつい花のことを考えてしまい葛藤する舜。
東京に到着した舜は、自宅に向かう途中、近くのカフェでゆり子が男性と楽しそうにパンケーキを食べている姿を目撃! “まさか浮気!?”と、想像もしていなかった男の影に激しく動揺する。
一方、ゆり子もまた舜の様子がいつもと違うことに気づいていた。夕食後、ゆり子は、ある衝撃的なものを舜に突きつけ、舜は完全に言葉を失ってしまう。
第5話 2023年11月11日「チヨコレイト - 泥棒猫との再会」 ※『サタデーステーション』(23:00 - 23:30)放送のため、30分繰り下げ(23:30 - 翌0:00)
ハウスメーカー「サンバスホームハウジング」の桜木舜(重岡大毅)が東京出張から鹿児島に帰って来る日。舜のアパートでは、武田花(新木優子)がウキウキと手料理を準備していた。すると玄関のドアが開き、舜が帰宅…と思いきや、花の前に現れたのは、険しい顔をした片山直哉(田中樹)だった! 片山は、驚く花を強引に連れ出す。
そんなことがあったとはつゆ知らず、帰宅した舜は料理と花のメモを見て、“どうやって家に入ったんだ!?”とあ然…。
自分にとっては特別なものだった初恋が、片山と不倫中の花にとっては何なのか…悶々とした舜は、スナック「花日」へ。ママの清水めぐみ(長井短)に相談しようとた矢先、真っ赤な薔薇の花束を抱えた片山がさっそうと現れる。どうやら片山はめぐみの誕生日をお祝いしに来たようで…。さらに鳥貝拓也(前原瑞樹)も店にやって来て、思いがけず深夜の同窓会が始まることに…! 舜が何気なく片山に父親のことを尋ねると、片山は舜にとんでもない行動を起こす!
翌朝舜は、心のモヤモヤを払拭しようと、自らハードなノルマを課し、仕事に没頭し始める。次々と集合住宅を訪問し、なんとか契約に繋げるべく営業に励む舜だが、そこに思わぬ人物が現れる!
一方、東京では、舜の妻・ゆり子が会社の後輩・坂梨修二(野村祐希)に誘われ、バーで飲んでいた。すると坂梨がゆり子を口説き始めて…!?
第6話 2023年11月18日「一日だけでいいの - 甘い旅への誘い」
鹿児島に単身赴任し、初恋の人・武田花(新木優子)と再会したハウスメーカー「サンバスホーム・ハウジング」の営業マン・桜木舜(重岡大毅)。舜は、妻・ゆり子(高梨臨)への罪悪感に苛まれながらも、無邪気過ぎる花の言動に翻弄される日々を送っている。
いろいろなことを吹っ切ろうと仕事に没頭し始めた舜だが、たまたま営業が功を奏し、二世帯住宅の見積もりを出すことになった相手は花の義母・武田綾子(宮地雅子)、そして花だった――。
そんなある日、舜は花から自身の悲しい過去についての話を聞くことになるのだが、ふと薔薇の花束で殴りかかってきた片山の言葉が頭をよぎる。そして、花と片山にはなにか深く重い秘密があるのかもしれない…と、考え始める。
そんな中、舜は花から旅行に誘われる。「一日だけでいいの。どうしても話したいことがある」という花の誘いに戸惑いながらも、鳥貝が舜に送った“初恋を殺す方法”のアドバイスが頭をよぎる舜…。
第7話 2023年11月25日「初恋ハネムーン - 赤い糸の行く末」
ついに、初恋の人・武田(旧姓・桐野)花(新木優子)との“初恋を殺す旅”に出発した桜木舜(重岡大毅)。友人・鳥貝拓也(前原瑞樹)に言われた「初恋は殺しておかないと破滅する」という言葉を胸に、蘇った初恋、そして花と妻・ゆり子(高梨臨)の間で揺れていたこれまでのあいまいな関係にケリをつける決心を固めて旅に臨んだ舜だが、バスの揺れで触れる花の腕や、食事中の無邪気な笑顔、そして息を呑むほど美しい浴衣姿にドキドキしてしまう。
楽しい時間を過ごす2人だが、ついに夜が訪れる――。舜は「どうしても話したいことがある」と言っていた花に、真剣に話を切り出す。しかし、花は茶化すばかりで、なかなか本題に入ろうとしない。そんな花の煮えきらない態度に、業を煮やした舜は思わず声を荒げてしまうのだが…!?
そんな2人の“裏切り旅行”の一部始終を、花にプレゼントしたカエルのぬいぐるみに仕込んだ集音マイクで聴いていたゆり子は、静かに怒りの炎を燃やしていた。しかし、イヤホンから聞こえてきた花の無邪気な“ある発言”に、思わずゾッとしてしまう。さらに、そんな花から、ゆり子のスマホに突然メッセージが届いて…!?
一方、舜に敵意むき出しのライバル・片山直哉(田中樹)は、まったく花と連絡の取れないことにイラついていた。舜と一緒にいるに違いないと確信した片山は…!?
第8話 2023年12月2日「夢の同棲生活 - 地獄のアヒージョ」
「最後に2人に会えてよかった」――桜木舜(重岡大毅)とスナック「花日」のママ・清水めぐみ(長井短)に、意味深な言葉を残して店を出て行った武田花(新木優子)。嫌な予感にかられた舜は、花を探し回っていた片山直哉(田中樹)とともに屋上に向かい、崩れ落ちる花を抱きしめる。すると、花が震えながら「しばらく桜木くんの部屋にいさせてほしい」と言い始めて!?
こうして、舜と花の同棲生活が始まる。平穏な日々を送る2人だが、そんな時間が永遠に続くはずもなく…!? 帰りが遅くなるという花のために、舜が夕食の準備をしていると玄関の扉が開く音が…。しかし、笑顔で出迎えた舜の前に立っていたのは、東京にいるはずの妻・ゆり子(高梨臨)だった! 思わずフリーズする舜だが、そこに花も帰宅してしまい…!?
最大の窮地を迎えた舜は、グツグツ煮える特製アヒージョを前に、思わず身震いする。そんな中、花は片山に電話をし、ある場所に来るように告げるが…!?舜、花、片山、ゆり子…4人が揃うとき、衝撃の告白が幕を開ける!
最終話 2023年12月9日「衝撃の懺悔 ― 単身花日」
単身赴任先の鹿児島のアパートで、初恋の人・武田花(新木優子)と同棲生活を送っていた桜木舜(重岡大毅)だが、そこに妻・ゆり子(高梨臨)が乗り込んできて、あわや修羅場に…。
しかし花は、舜を問い詰めるゆり子を止め、「すべてお話します」――と、覚悟を決めた表情を浮かべる。
舜とゆり子は花とともに、チャペルへ。すると花が、ここが夫の武田健一と結婚式を挙げた場所だと話し始める。「それが、私たちが幸せだった最後の日」という花の言葉にふたりが戸惑っていると、扉が開き、息を切らせた片山(田中樹)が駆け込んでくる。
花と片山が語り始めた壮絶な過去に、舜は胸を締め付けられる。
さらに、夫がもうすぐ航海から帰ってくるという花だが、ゆり子は密かに調べていた武田についての疑問を投げ掛ける。はたして、片山の制止を振り切り、花が告白する真実とは…!?
神様の前で始まった衝撃の懺悔――。
すべての謎が明らかになったそのとき、4人は…? 禁断の《単身赴任ラブサスペンス》、ついに運命の最終回!
原作概要
『単身花日 桜木舜の単身赴任・鹿児島』(たんしんはなび さくらぎしゅんのたんしんふにん かごしま)はいわしげ孝による日本の漫画作品。『ビッグコミックス』(小学館)にて、2006年9月10日号から2008年4月25日号まで連載された。
ドラマ概要
いわしげ孝の同名漫画をジャニーズWEST・重岡大毅の主演で連続ドラマ化。単身赴任をきっかけに、4人の男女が“終わっていなかった初恋”に狂わされていく大人のラブサスペンス。妻子を東京に残し、中学時代を過ごした鹿児島に赴任する桜木舜を重岡、舜が再会する中学の同級生で初恋相手・武田花を新木優子が演じる。一等航海士の夫がいる花は無邪気な言動で舜を翻弄し、舜は妻との間で揺れ動くことに。
ストーリー
ハウスメーカーの営業担当・桜木舜(重岡大毅)は、突然の辞令で、中学時代を過ごした鹿児島へ単身赴任することに。妻・ゆり子(高梨臨)と娘を東京に残して向かった赴任先で、舜は中学時代にひかれ合っていた初恋の人・武田花(新木優子)と再会する。夫が一等航海士のためほぼ1人暮らし状態だという花は、夜遅くに舜の家にやって来るなど、自由過ぎる言動で彼を翻弄。
さらに、かつての恋のライバル・片山直哉(田中樹)とは同業他社の営業としても火花を散らすことになり、今でも花との距離感が近い片山に対して、舜の嫉妬の炎が燃え上がる。一方、東京に残ったゆり子は、夫が浮気しているのではないかと心配し始め、突然鹿児島に現れる。
キャスト
桜木舜(さくらぎ しゅん)〈32〉
演 - 重岡大毅(ジャニーズWEST)(中学時代:田仲陽成(Go!Go!kids / ジャニーズJr.))
ハウスメーカー「サンバスホームハウジング」の営業担当。元陸上部の爽やかな体育会系。責任感が強く、面倒見もいいため、上司からも部下からも信頼されている。仕事上、苦手な酒を飲む機会が多く、よく泥酔してしまう。突然の辞令で、妻と娘を東京に残し、中学時代を過ごした鹿児島に単身赴任することに。赴任早々、再会した初恋相手・花に翻弄されていく。
武田花(たけだ はな)〈32〉
演 - 新木優子(中学時代:茅本梨々華)
舜の中学時代の同級生で、初恋相手。舜とは互いにひかれ合っていた。現在は中学教師で、旧姓は桐野。美人で頭がよく、しっとりとした色気がある一方で、天然のような行動で周囲を驚かせる一面も。夫の武田は一等航海士で、1年のほとんどを海の上で過ごしているため、ほぼ1人暮らし状態。無邪気な言動で舜の心を激しくかき乱し、翻弄する。
片山直哉(かたやま なおや)〈32〉
演 - 田中樹(SixTONES) (中学時代:染谷隼生)
舜と花の同級生。鹿児島にある中小ハウスメーカーの営業担当。顧客にキザで派手な振る舞いをする一方、なかなか本心が読めず、なぜか舜には闘争心をむき出しにする。中学時代は、舜とともに“2大モテ男”と言われていたイケメンで、花と同じ水泳部に所属し、2人乗り自転車で帰宅する姿が舜を嫉妬させていた。花の夫・武田とは友達らしいが、真相は謎。
桜木ゆり子(さくらぎ ゆりこ)〈32〉
演 - 高梨臨
舜の妻。内装デザインの仕事をしながら7歳の娘を育てている。明るく聡明で、夫の異変に気付いても冷静に見守る一方で、浮気を疑い、突然鹿児島に現れるなど、行動的な一面もある。
周辺人物
清水めぐみ(しみず めぐみ)〈32〉
演 - 長井短
舜と花と直哉の同級生。スナック「花日」のママ。
鳥貝拓也(とりがい たくや)〈32〉
演 - 前原瑞樹(中学時代:高村佳偉人)
舜と花と直哉の同級生。「サンバスホーム・ハウジング」鹿児島支店の営業マン。舜の同僚で、友人。
鳥貝裕子(とりがい ゆうこ)〈32〉
演 - 金澤美穂
舜と花と直哉の同級生。拓也の妻で、花の同僚。
桜木花奈(さくらぎ かな)〈7〉
演 - 宮崎莉里沙
舜とゆり子の娘。
折口麗子
演 - 小沢真珠
鹿児島のマダム。
スタッフ
原作 - いわしげ孝『単身花日』(小学館『ビッグコミックス』刊)
脚本 - 川アいづみ
音楽 - 沢田完
主題歌 - ジャニーズWEST「絶体絶命」(ジャニーズ エンタテイメント)
演出 - 森脇智延、神徳幸治、瀬野尾一
ゼネラルプロデューサー - 中川慎子(テレビ朝日)
プロデューサー - 川島誠史(テレビ朝日)、島本講太(ジェイ・ストーム)、松山雅則(トータルメディアコミュニケーション)、小杉真紀(トータルメディアコミュニケーション)、石田菜穂子(テレビ朝日)
制作協力 - トータルメディアコミュニケーション
制作著作 - テレビ朝日、ジェイ・ストーム
番組公式サイト
単身花日 桜木舜の単身赴任・鹿児島 - Wikipedia