2023年10月01日

大奥 Season2 TOP

『大奥 Season2』(おおおく)は、2023年10月3日から同年12月12日まで、NHK総合の「ドラマ10」枠(毎週火曜22:00〜22:45)で放送中。全11話。

『大奥』は、2023年1月10日から同年3月14日まで、NHK総合の「ドラマ10」枠(毎週火曜22:00〜22:45)にて放送された。全10話。


各話あらすじ
第1話 2023年10月3日「医療編 (11)」
8代・吉宗公の薨去(こうきょ)よりおよそ20年の年月が流れ―平賀源内(鈴木杏)は、長崎・出島で蘭学の習得者探しに奔走していた。それは亡き吉宗公より「赤面疱瘡」の撲滅を託された田沼意次(松下奈緒)からの内命であった。源内はそこで蘭方医・吾作(村雨辰剛)と出会い、赤面疱瘡の解明に挑むため大奥入りを誘う。大奥入りを果たした吾作は名を青沼と改め、黒木(玉置玲央)の補佐のもと蘭学の講義を始めていくが…


第2話 2023年10月10日「医療編 (12)」
青沼(村雨辰剛)の蘭学講義は、伊兵衛(岡本圭人)や家治の御台・五十宮も加わり賑(にぎ)わいを見せる。ある日、意次(松下奈緒)が源内(鈴木杏)を連れ立って講義部屋を訪れ、その真の目的は「赤面疱瘡の解明」と伝えられる。蘭学の習得にいっそう励む講義部屋の男たちであったが、ある偶然からその糸口を発見することに。その裏で、一橋治済(仲間由紀恵)は田安定信(安達祐実)に近づいていき…


第3話 2023年10月17日「医療編 (13)」
源内(鈴木杏)は赤面疱瘡の治療法を「人痘接種」と名付け、青沼たちは大奥内で接種を望む者を募る。実績を増やし、徐々に大奥内での評判を広めようと試みるが、得体(えたい)の知れない治療への理解は思うように得られず…青沼(村雨辰剛)への反発も膨らむ一方であった。そして、意次(松下奈緒)も源内や青沼を引き入れた責任を擦(なす)り付けられ…懸命に歩んできた者たちを理不尽な暴力が襲う。


第4話 2023年10月24日「医療編 (14)」
3代・家光以来の男将軍として就任した家斉(中村蒼)。しかし実権は母・治済(仲間由紀恵)に握られ、政治に口を出すことは許されなかった。が、秘密裏に赤面疱瘡の研究を再開させ、男子が活躍できる世を復活させようと考え始め、過去の人痘開発に尽力した者たちを探し始める。一方で、家斉の正室の御台(蓮佛美沙子)は大奥でうまく渡り歩くが、子供たちの不審死が立て続くようになり、周囲に不信感を募らせていくのであった。


第5話 2023年10月31日「医療編 (15)」
黒木(玉置玲央)は、再び人痘の開発に尽力して欲しいと訪ねてきた家斉(中村蒼)に納得がいかず、追い返してしまうも、伊兵衛や家族の説得により家斉と手を取り合う覚悟を持つ。不穏な動きを怪しむ治済(仲間由紀恵)の厳しい目を避けながら、家斉と黒木は翻訳局を新たに立ち上げる。再び青沼や源内、意次と夢見た「赤面疱瘡撲滅」に挑んでいくが、ついには治済の耳に入ってしまうのであった…。


第6話 2023年11月7日「幕末編 (16)」
熊痘により赤面疱瘡(ほうそう)が撲滅。男子による家督相続が広まった世へと様変わりを果たす。しかし12代将軍・家慶は娘の家定(愛希れいか)を寵愛し、次の将軍に指名する。老中となった阿部正弘(瀧内公美)は、事あるごとに家定に呼びつけられ、やがて彼女が置かれる境遇を知ることに。何か手立ては無いかと方々に救いを求めるうちに、芳町で出会った瀧山(古川雄大)を大奥にあげることで家定を守る砦を作ろうと奔走する。


第7話 2023年11月14日「幕末編 (17)」
家定の正室としてやってきた胤篤。薩摩が内部から幕政を操るために送り込んできた者として彼を警戒していた瀧山と家定だが、その美しい容姿に圧倒される。どこか掴めない胤篤に、油断はできないと心配する瀧山の一方で、家定は徐々に距離を縮めていくことに。家定の様子に安心した正弘は、意見がまとまらない井伊や堀田ら老中に挟まれながらも、家定から託された役目を果たそうと奔走する。


第8話 2023年11月21日「幕末編 (18)」
通商条約の調印を進めていた堀田の失態に加え、腹心の正弘の死が重なった家定の心痛は尽きない。ついには床に臥(ふ)せてしまったという知らせを聞き、家定を心配する胤篤のもとに瀧山から思いもよらぬ知らせが舞い込む。開国派と攘夷派の思惑がひしめきあう中、大老に就任した井伊は、反発を強める薩摩らを尻目に、徐々に立場を強めていく。条約の締結を推し進める井伊を懸念する瀧山と胤篤の気掛かりはやがて…


第9話 2023年11月28日「幕末編 (19)」
家定亡き後、14代将軍となった家茂は、徳川に向けられた諸侯たちの反感を抑えるため、井伊が推し進めていた公武合体で和宮を迎え入れた。しかし、朝廷から降嫁してきた和宮は偽物で、しかも女性だったことが発覚。観行院や土御門から事情を聞き憤慨する瀧山だが、当の家茂は冷静に受け止め、思いも寄らぬ決断を下す。事情を知ってもなお、和宮にあたたかく接する家茂に、心配を募らせる天璋院と瀧山だが…


第10話 2023年12月5日「幕末編 (20)」
弟の身代わりとして降嫁した成り行きを家茂に打ち明けた和宮。予想に反して好意的に受け止め感嘆する家茂に拍子抜けした和宮だったが、人の心に寄り添える家茂の思慮深さに触れ、次第に心が解きほぐれていく。慶喜から上洛を頼まれた家茂は、勝の助言を元に帝に直接、開国の意図を伝え説得しようと試みる。やがて和宮が総触れに現れるようになり、大奥内が落ち着きを取り戻してきた頃、京に残した息子を心配する観行院が取り乱し…


最終話 2023年12月12日「幕末編 (21)」
国の行く末のため、自らの身も省みずに心血を注いだ家茂が志半ばで亡くなったという知らせが入る。己の信念で私利私欲に動く慶喜の振る舞いが新たな争いの火種を生んでしまう。家茂の身を案じ、あれこれ手を打って引き留めようとしていた和宮の願いは届かず、暗い空気が流れる一方で瀧山や天璋院は、時代の移り変わりとともにかつてないほどの変化を強いられる。代々受け継がれてきた大奥はやがて…


概要
男女が逆転した江戸パラレルワールドを描いたよしながふみの同名漫画を連続ドラマ化し、2023年1月期に放送された、3代将軍・家光から8代将軍・吉宗までの物語の続編。吉宗の遺志を継ぎ、若き医師たちが「赤面疱瘡(あかづらほうそう)」撲滅に向けて立ち上がるその後の物語から、女将軍をはじめとした幕府の人々が、“江戸城無血開城”のために奔走した幕末・大政奉還の物語を初めて映像化する。脚本は引き続き森下佳子が手掛け、“安全な暮らし”“信頼できる絆”“平和”への願いに時代を超える普遍的なまなざしで向き合い、今なお困難な時代を生きる人々の心に勇気と希望を届ける。


ストーリー
徳川幕府10代将軍・家治の時代。老中となった田沼意次(松下奈緒)は8代・吉宗(冨永愛)の遺志を継ぎ、大奥に蘭方医を集めて赤面疱瘡(あかづらほうそう)の治療法開発を進める。中心となる蘭方医の青沼(村雨辰剛)、平賀源内(鈴木杏)の助けも得て人痘に成功するが…。

その後、11代・家斉の時代。男将軍として就任した家斉(中村蒼)だが、政治に口を出すことは許されず、実権は母・治済(仲間由紀恵)が握っていた。治済は家斉に子作りを強制し、その一方で、生まれた子らを退屈しのぎに暗殺していく。そんな中、家斉は治済に隠れて黒木(玉置玲央)らに接触し、極秘裏に赤面疱瘡の研究を再開させる。


キャスト
鈴木杏 /平賀源内 役
【医療編】
新進気鋭の本草学者。赤面疱瘡の解明に動く。

中村蒼 /徳川家斉 役
【医療編】
徳川幕府11代将軍。一橋治済の長男。幼い頃に赤面疱瘡の人痘を接種し、家光以来の男の将軍として就任。しかし、政治に口を出すことは許されず、実権は母・治済に握られている。素直だが少し気弱な一面も。治済に隠れて黒木らに接触し、極秘裏に赤面疱瘡の研究を再開させていく。

蓮佛美沙子 /御台・茂姫 役
【医療編】
薩摩・島津家から11代将軍・家斉に嫁ぐ、聡明で心優しい御台所。治済に頭の上がらない気弱な家斉を思いやって励まし、陰ながら支える利発な正室。気立てのよさで側室たちとも仲良く渡り歩くが、やがて治済の謀略に巻き込まれていく。

松下奈緒 /田沼意次 役
【医療編】
9代・家重の小姓から出世を果たし、10代・家治の時代に老中となる。8代・吉宗の遺志を継ぎ、大奥に蘭方医を集めて赤面疱瘡の撲滅へ動き出す。機知に富んだ振る舞いと鋭く時代を読んだ独自の手腕で絶大な支持を得るが、同時にさまざまな陰謀に左右され反発が生まれていく。

仲間由紀恵 /一橋治済 役
【医療編】
8代・吉宗の三女・宗尹の子で、一橋家当主(吉宗の孫)。一見柔らかい雰囲気だが、冷淡で非道な権力の亡者。田沼意次や松平定信に気付かれぬようあらゆる謀略を巡らし、長男・家斉を将軍にしようとひそかに画策する。

古川雄大 /瀧山 役
【幕末編】
最後の大奥総取締。元は芳町の陰間で、美しく整った容姿をしている。年季明けは学問に励み、自分のやりたいことが自由にできるようになる日を夢見ていたところ、阿部正弘に見いだされ、13代将軍・家定に仕えるため大奥入りする。持ち前の器量と権勢を発揮し、大奥の男たちを束ねていく。

愛希れいか /徳川家定 役
【幕末編】
徳川幕府13代将軍。幼少期から実父の虐待に苦しみ、不遇な人生を送ってきたにもかかわらず、美しく聡明で現実を受け止める心(しん)の強さを持つ。時代の移り変わりの中で、瀧山や阿部正弘と信頼を育み、己の人生を追求していく。

瀧内公美 /阿部正弘 役
【幕末編】
徳川家康に影武者として仕えた阿部正勝の子孫。男性が再び要職に就くようになった世の中で、腰の重い兄・正寧に代わり家督を継ぐ。徳川への忠義を果たすことを胸に家定を献身的にサポートする。家定の幾度とない呼び付けに最初は困惑するが、その真相を知り、気高く見えた将軍の境遇に心を砕く。家定からの信頼も厚く、寺社奉行から老中へと出世を果たしていく。

岸井ゆきの /和宮 役
【幕末編】
公武合体政策のため男装して14代将軍・家茂に嫁いでくる帝の妹宮。降嫁を拒否した孝明天皇の弟に成り済まし、身代わりとして母親の観行院と共に京から大奥へ。生まれつき左手がなく、弟ばかりをかわいがる母親からの愛に飢えている。身分を明かし早々と京に引き上げる予定だったが、境遇を知った家茂の思いやりのある計らいに徐々に心を許し、距離を縮めていく。

志田彩良 /徳川家茂 役
【幕末編】
徳川幕府14代将軍。若年ながらも聡明さの持ち主。甘いものが好き。公武合体政策で孝明天皇の弟・和宮を迎え入れる。不本意な降嫁をした和宮が少しでも居心地よく過ごせるよう配慮し、寛大な優しさで受け入れ、和宮の心を開く。将軍としての責任感も強く、政にも真摯に向き合い、帝とも信頼関係を築いていく。

福士蒼汰 /天璋院・胤篤 役
【幕末編】
13代将軍・家定の正室。お万の方を彷彿とさせる美貌の持ち主。次期将軍を巡る継承問題を内部から操るため、薩摩・島津家から送り込まれる。聡明さや物腰の柔らかさを持つ。徳川の世を途切らせまいと奮闘する家定の心情を理解し、いつしか両思いとなり結ばれる。家定亡き後は、14代将軍・家茂の後見人として支えていく。

スタッフ
原作 - よしながふみ『大奥』
脚本 - 森下佳子
音楽 - KOHTA YAMAMOTO
主題歌
S1 - 幾田りら「蒲公英」
S2 - Aimer「白色蜉蝣」
演出
S1 - 大原拓、田島彰洋、川野秀昭
S2 - 大原拓、末永創、川野秀昭、木村隆文
制作統括
S1 - 藤並英樹
S2 - 長谷知記、藤並英樹
プロデューサー
S1 - 舩田遼介、松田恭典
S2 - 舩田遼介、松田恭典、舟橋哲男


番組公式サイト
大奥 (2023年のテレビドラマ) - Wikipedia

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