2023年07月02日

警部補ダイマジン TOP

『警部補ダイマジン』(けいぶほダイマジン)は、2023年7月7日から同年9月1日まで、テレビ朝日系「金曜ナイトドラマ」枠(毎週金曜23:15〜24:15)で放送された。全8話。主演は生田斗真。


各話あらすじ(2023年7月7日 - 9月1日)全8話。
第1話 2023年7月7日
 警視庁捜査一課のエース刑事・台場陣(生田斗真)。立派な体格に剛腕、誰よりも強い正義感から“ダイマジン(大魔神)”と称されている検挙率No.1の台場だが、彼には大きな秘密があった。それは、法で裁けぬ未解決事件の犯人に、自ら手を下して罰を与えていること――。

 今日も未解決事件の真犯人である元警察庁の重鎮・天羽大(宅麻伸)を自殺に見せかけて殺害したばかりだった。しかし、その秘密を知った特命捜査対策班の室長・平安才門(向井理)から、「罪を見逃す代わりに、自分の部下になれ!」と、捜査一課から特命班へ無理やり異動させられてしまう。

 その頃、ある議員の銃撃事件が発生。台場は、平安と共に現場へと向かう。“未解決事件専門なのに、なぜ…?”と疑問を抱いた台場は、特命班の賀来さくら(シシド・カフカ)と牡丹則行(浜野謙太)から、この事件にはある秘密結社が関係していることを聞かされる。さらに、特命班の未解決事件の真犯人は天羽だと考えて捜査していたこと、天羽もその結社の一員だったため、真実が隠蔽されたことを聞かされる…。


第2話 2023年7月14日
 未解決事件を専門に扱う特命捜査対策班に異動した警部補・台場陣(生田斗真)は、賀来さくら(シシド・カフカ)から、日本の政界・財界・警察組織をも牛耳っている巨悪は、旧帝国陸軍が秘密裏に創設した特殊部隊の流れを汲む秘密結社「44」(よんよん)だと聞かされる。

 「44」は、政府や警察の汚れ仕事を請け負う組織で、台場が処刑した天羽大(宅麻伸)は、その幹部であった可能性が高いという…。到底信じられず笑い飛ばしたものの、自分をこき使う上司・平安才門(向井理)から、台場が天羽を殺したことがきっかけで、「特命班のメンバーは今後も命を狙われることになる」と宣言されてしまう。
 
 さらに、最近頻発している、大企業で法外な高給を得ている経営者や外国人CEOが変死した事件も、「44」の仕業だと聞かされた台場は、賀来や牡丹則行(浜野謙太)とともに、事件の真相を探り始める。しかし、邪魔者扱いされている特命班に情報を流してくれる刑事はおらず、捜査は一向に進展しない。

 奔走するメンバーとは別に、何とかして手掛かりをつかみたい平安もまた、科学捜査研究所の警視・雲田泰造(松平健)から紹介された情報屋に接触を試みるのだが…!?

※2023年7月21日は、全英オープンゴルフ2日目生中継のため休止。


第3話 2023年7月28日
 警視庁特命捜査対策班の室長・平安才門(向井理)の捜査により、自分たちの命を狙う秘密結社「44」の殺し屋・市川孝蔵(矢柴俊博)が、かつて元国会議員・桜庭紘一の秘書をしていたこと、さらに現在も議員会館に出入りしていることが判明。台場陣(生田斗真)らは、「44」が政権中枢にまで食い込んでいることに衝撃を受ける。

 日本の政界・財界・警察組織をも牛耳る闇組織「44」の目的とは何なのか…。想像以上に巨悪がのさばっていることにがく然とする特命班だが…!?

 そんなある日、平安の前に警視庁公安部の理事官・百鬼行人(高橋克典)が現れる。百鬼は、平安が「44」の黒幕を探っていることを知り、接近してきたらしい。公安が握っている「44」の情報を提供するという百鬼だが、平安は機密性の高い公安部の理事官が、あっさり情報提供してくれることが逆に引っ掛かる…。百鬼はそんな平安に、「44」の情報と引き換えに、天羽大(宅麻伸)を殺害した犯人が知りたいと、情報交換を持ち掛ける。

 はたして、彼は敵か味方か――。平安は、殺人犯は台場だと教え、百鬼がどんな動きを見せるのかを試す危険な賭けに出ることに!


第4話 2023年8月4日
 罠にハメられ、暴行容疑で逮捕された警視庁 特命捜査対策班の警部補・台場陣(生田斗真)。そんな彼の窮地を救ったのは、台場を尾行していた捜査一課の刑事・七夕夕夏(土屋太鳳)だった。七夕は、いまだに台場への疑いを払拭しきれないまま…ではあるものの、台場と特命班室長・平安才門(向井理)の仲間になる。平安から、秘密結社「44」の話を聞き、その大きな闇を暴こうと張り切る七夕――。

 そんな中、台場に現政権への批判的な記事を書いていたフリージャーナリスト・磯野郷太(石井正則)が、「44」に命を狙われているという情報が入る。台場は現場に突入し、間一髪で磯野を救い出すのだが、ビルの屋上に追い詰めた犯人と激しい乱闘になり…!?

 ことあるごとに、独裁政権を確立して国を支配するという目的を達成するための活動を邪魔され、苛立つ「44」のトップは、特命班の動く暴力装置・台場を排除しようと、ある作戦を実行に移すことに…。罠に気づいて警戒する台場だが、裏をかくような巧妙な作戦により、その魔の手はまさかの七夕に迫っていた…。絶体絶命の大ピンチ! 窮地に立たされた七夕は…!?

 一方、平安は公安部の理事官・百鬼行人(高橋克典)から、「44」のトップは部下から“教官”と呼ばれている人物らしいという情報を得る。さらに、この件を突き詰めていけば、いずれ殺されると忠告されて…!? 
激しさを増していく特命班と「44」の争い…そんな中、「44」のトップの正体が判明! それは驚くべき人物で…!?


第5話 2023年8月11日 ※『熱闘甲子園』(第105回全国高等学校野球選手権記念大会6日目ハイライト)の放送に伴い30分繰り下げられ、23時45分 - 翌0時45分に放送された。
 元警察庁の重鎮・天羽大(宅麻伸)変死事件の再捜査が始まり、警察は天羽が指揮を執っていた時代に、連続幼女誘拐事件の犯人と疑われていた河本住男を取り調べる。

しかし、特命捜査対策班のメンバーは、警察が“天羽への復讐”という動機をでっち上げ、強引に河本を犯人に仕立て上げるのではないかと考えていた。「真犯人が名乗り出る以外、疑惑を晴らす手立てはないかもしれない」という室長・平安才門(向井理)の言葉に、警部補・台場陣(生田斗真)は、このままでは無実の河本が逮捕されてしまう…と葛藤。そして、天羽殺しの犯人は自分なのに…という罪悪感に苛まれ始める――。

 一方、河本の弁護を担当することになった台場の元妻で弁護士の高田美和子(成海璃子)は、河本が疑われるきっかけとなった連続幼女誘拐事件を洗い直すため、天羽が宿泊していたホテルで聞き込みを開始。さらに、刑事の七夕夕夏(土屋太鳳)とともに、唯一救出された女の子の自宅を訪れ、再度話を聞くことに…。すると、救出された直後は混乱していた女の子が、犯人の顔を思い出したと新たな証言をする。


第6話 2023年8月18日
 秘密結社「44」の殺し屋・市川孝蔵(矢柴俊博)に刺され、特命捜査対策室の室長・平安才門(向井理)は、入院を余儀なくされる。そのうえ、市川にも逃げられてしまい、がく然とする台場陣(生田斗真)…。

 しかも、勝手に連続幼女誘拐事件の被害者宅の張り込みをした挙げ句、平安が刺されるという大失態を犯すことになった特命班のメンバーは、捜査一課の監視下に置かれ、身動きが取れなくなってしまう。台場は、動けない自分に代わり、捜査一課の刑事・七夕夕夏(土屋太鳳)に、市川の捜索を依頼する。

 市川を見つけたと七夕から連絡を受けた台場は、警視庁を抜け出す。しかし、ようやく市川を追いつめたと思ったその時、背後に「44」の殺し屋・杉山鉄次(Micro)が現れ、台場の頭に銃口を突きつける。すると、そこに自分が監視されていることを逆手にとった台場の思惑どおり、捜査一課の刑事たちが現れ、杉山を拘束。しかし、またもや市川の逃走を許してしまう…。


第7話 2023年8月23日
 秘密結社「44」が何人もの人を殺してまで必死に探しているのは、国を揺るがすほどの機密事項が記された“議定書”のデータだった。しかもどうやら「44」は、警視庁特命捜査対策班の警部補・台場陣(生田斗真)が天羽大(宅麻伸)を殺害した際に、そのデータを盗んだと考えているらしく…。

 台場は、天羽のパソコンを持ち出し、のちに殺害されてしまったフリージャーナリスト・磯野郷太(石井正則)が、“議定書”のデータをどこかに隠していると考え、捜査一課の刑事・七夕夕夏(土屋太鳳)とともに、磯野の実家に向かう。

 しかし、時すでに遅し――。磯野の母いわく、刑事を名乗る人物が訪ねてきて、遺品を捜索していった後だった…。大事なデータならいくつかコピーしておくはずと予想した七夕の言葉どおり、回りまわってフリーの記者・梶山正治(田村健太郎)がUSBを持っていることが判明!

 台場と七夕は梶山に接近してUSBを入手する作戦を立てる。しかし、梶山の自宅もすでに荒らされた後で…!?


最終話 2023年9月1日
 特命捜査対策班の警部補・台場陣(生田斗真)は、牡丹則行(浜野謙太)が殺された原因は平安才門(向井理)にあると疑い、激しい怒りにかられる。公安部の理事官・百鬼行人(高橋克典)は、秘密結社「44」を強く憎んでいる平安に限ってそんなはずはないと諭すのだが…!?

 もはや誰も信じられなくなった台場は、拉致された刑事・七夕夕夏(土屋太鳳)は自分が助ける、とひとりで特命班の部屋を飛び出して行く。その場に残された賀来さくら(シシド・カフカ)は、牡丹が「44」に情報を流していたことを知り、がく然。ショックを受ける彼女に、平安は「牡丹さんはいいように使われていただけ。44のスパイは私だったんです」と、衝撃の告白をして…!?

 その頃、占部貴教(小澤征悦)は、暗躍が功を奏し、デジタル担当大臣・清家真吾(桐山漣)を「44」のメンバーに引き入れることに成功する。絶大な影響力をもつ清家が仲間になったことで、世論を思うままに操る力を得たと、ほくそ笑む占部――。



原作概要
『警部補ダイマジン』は、原作:リチャード・ウー、作画:コウノコウジによる日本の漫画作品。『週刊漫画ゴラク』(日本文芸社)にて、2019年1月18・25日合併号から連載中。


概要
リチャード・ウー作、コウノコウジ画による同名漫画を、主演・生田斗真、監督・三池崇史のタッグで連続ドラマ化。正義感の強い警視庁捜査一課のエース・ダイマジンこと台場陣(生田)が、ある弱みを握られたことで未解決事件を専門に扱う特命捜査対策班に異動。法で裁けない犯人に剛腕を振りかざし、悪をもって悪を制すピカレスク・サスペンス。


ストーリー
強い正義感を胸に誰よりも早く現場に駆けつける熱血漢で、自他共に認める警視庁捜査一課のエースとして活躍していたダイマジンこと台場陣(生田斗真)。しかし、法による正当な手段では決して逮捕できない幼女連続誘拐殺人犯である元警察庁の重鎮をどうしても見逃せず、自ら裁きを下して殺害してしまう。

さらに、それを頭脳明晰で冷淡な警視正・平安才門(向井理)に知られてしまい、台場は平安が率いる特命捜査対策班で、警察がとても手を出せない犯人を秘密裏に始末することになる。警察組織の暗部に斬り込んでいく2人は、やがて強大な組織と対峙することに。


キャスト
台場陣(だいば じん)〈40〉
演 - 生田斗真
本作の主人公。警視庁捜査一課のエース。階級は警部補。その名をもじり「ダイマジン(大魔神)」と呼ばれる程の剛腕の持ち主。その行き過ぎる正義感故に法では決して裁けぬ未解決事件の犯人・天羽に手を下し処刑し、その事実を知った才門が手を回し「特命捜査対策班」へ異動となる。

平安才門(ひらやす さいもん)
演 - 向井理(少年時代:白髭善)
警視庁捜査一課特命捜査対策班の室長。頭脳明晰で冷淡な警視正。台場が元警察庁の重鎮を殺害したことを知り、彼を自らが率いる「特命捜査対策班」に異動させ、半強制的に「動く暴力装置」としてこき使う。

七夕夕夏(たなばた ゆうか)
演 - 土屋太鳳
警視庁捜査一課強行犯第四係の刑事。巡査部長。

誘拐から救出された女児の証言に容姿が一致する台場が犯人ではないかと疑う。その後、台場の誤認逮捕を防ぎ、彼から天羽が未解決の連続幼女誘拐殺人事件の犯人かつ44メンバーと打ち明けられると、天羽を殺害していないとの主張以外は信用する。

天羽の死後も、彼を連続幼女誘拐殺人事件の犯人として立件すべく奔走。その過程で台場と関係が近しい人物として44に目を付けられ、自身を襲撃した44のメンバーを射殺し、台場と44メンバーを殺害した共犯者として一蓮托生の関係となる。

警視庁
占部貴教(うらべ たかのり)
演 - 小澤征悦
刑事部 犯罪捜査情報分析統括センター所属の警部。

その正体は44のトップであり、部下たちからは「教官」と呼ばれる。第7話序盤で警視庁を退職し、議定書を読んで44の思想に共鳴した清家の第一秘書に転身、彼を44のメンバーに招き入れようとする。

44の指導者・百鬼の命令で牡丹をナイフで刺殺し、七夕を拉致して誘き出した台場を殺害しようと拳銃で右大腿部を銃撃し、なぶり殺しにしようとナイフで挑むが、台場に殴打された上「殺された牡丹警部の分まで苦しみながら死ね」と首を絞められ、殺害寸前となったところで、百鬼に「俺の考えたシナリオを勝手に変えるな」と告げられ銃殺される。

賀来さくら(かく さくら)
演 - シシド・カフカ
特命捜査対策班の警部補。元大手IT企業のエンジニア。

牡丹則行(ぼたん のりゆき)
演 - 浜野謙太
特命捜査対策班の警部。準キャリアで、大学で行動心理学を研究していた行確のスペシャリスト。

特命班の行動を秘密裏に何者かに連絡していたが、そのことに気付いた才門にコーヒーに入れられた睡眠薬で眠らされ拘束されると、裏切り者は才門の方だと告げる。その後、拘束を解かれ逃亡するが、占部に腹部をナイフで滅多刺しにされ死亡する。

百鬼に「才門こそが44のメンバーだ」と騙され、百鬼の密偵として特命班の動向を密告していたが、山下総理の私設秘書に百鬼が拳銃を渡している所を行確中に目撃したことから、百鬼の命令で動いた占部に殺害されている。

雲田泰造(くもた たいぞう)
演 - 松平健
科学捜査研究所の警視。平安の父親探しに協力する。

百鬼行人(なぎり ゆきと)
演 - 高橋克典(第3話 - 最終話)
公安部の理事官。
その正体は44の指導者で、44の工作員・中野に自分を襲わせ、SPに射殺させることで特命班を欺き、才門の協力者のフリをする。

天羽を殺害した台場を恋人の七夕が庇うが、その事実を知った占部に追及されたために台場が占部を銃殺し、追い詰められた台場と七夕は焼身自殺で心中したという筋書きで二人を殺害しようとするが、牡丹の証言で44のメンバーだと知った才門の策略で嵌められており、44の詳細や犯行の一部始終を警察無線で漏洩される。最後の足掻きとばかりに台場が占部との格闘中に落とした拳銃で七夕や彼女を庇う才門を射殺しようとするが、モデルガンだったために失敗し、七夕に金的を蹴られ悶絶する。

山下総理の私設秘書に拳銃を渡していたところを行確していた牡丹に目撃されてしまったことから、占部に命じて口封じに殺害させた。

台場と七夕に金的攻撃で脅され、先駆者と呼ばれる44のトップが才門の父親・三田村一馬と白状する。その後、台場に地蔵背負いで処刑されそうになるが、利用価値があると見なされ、特命班に44の二重スパイとして生かされる。

浮田修治(うきた しゅうじ)
演 - 馬場徹
捜査一課強行犯第二係 巡査部長。台場の元部下。

竹村光一(たけむら こういち)
演 - 若松力
捜査一課強行犯第四係 主任警部補。七夕の上司。幼女誘拐捜査本部のメンバー。

44
第二次大戦時、旧帝国陸軍が秘密裏に設立した特殊部隊「西部四四部隊」の過激派が結成した秘密結社。
天羽大(あもう だい)
演 - 宅麻伸
「AMOセキュリティー」の社長。元警察庁の重鎮(元警視監)。未解決事件を専従捜査する特命捜査対策班(特命班)の生みの親。

30年間未解決の連続幼女誘拐殺人事件の犯人だったことから、台場によって宿泊先のホテルで地蔵背負いで処刑され、部屋のドアノブに布を掛けた首吊り自殺に偽装される。

市川孝蔵(いちかわ こうぞう) / 塩沢慎吾(しおざわ しんご)
演 - 矢柴俊博(第1話 - 第6話)
工作員。プッシュダガーを用いて首元から一突きで延髄を損傷させ、44の活動に干渉する人物を暗殺する。

自宅アパートに侵入した台場と格闘の末にマウントを取り、プッシュダガーでの一突きを試みるが形勢逆転され逃亡。追いついた台場に路上で首を締められ処刑寸前となるが、才門が運転する乗用車の突入で拘束が解かれると再び逃走した。

その正体は、現官房長官である成田公雄の元私設秘書であり政界との繋がりを持っていた。44にとって邪魔な存在である桜庭元議員の暗殺を画策するが台場に阻止され逮捕される。しかし、逃走中に凶器のプッシュダガーを廃棄したことで殺人未遂の容疑を免れた。

「教官」の占部からの指令で台場たちの命を狙い、船田葵を囮に襲撃し、誘き出した才門の腹部を刺し負傷させるが暗殺には失敗し、その後、台場の襲撃にも失敗する。そのために占部から「ご苦労であった」と戦力外通告されたことから、最後の仕事として入院中の才門を暗殺しようと病室を強襲するも百鬼に阻止され、ガソリンを被り焼身自殺する。

中野伸之(なかの のぶゆき)
演 - 出合正幸(第1話 - 第3話、第6 - 最終話回想)
工作員。才門が特命班の資料庫代わりに使う北区のマンションを襲撃し、確認に訪れた牡丹の右足を狙撃する。

しかし後から駆け付けた台場に消火器の粉末消火剤を噴霧され、消火器の容器で顔面を叩きつけられ気絶したが才門により解放される。その後、命令を受けた台場により街中で女子高生のスカートをカッターナイフで切り刻んだ痴漢の濡れ衣を着せられ、社会的に抹殺される。

特命班に才門の息がかかった所轄署の拘置所に44からの襲撃回避を目的に保護される。その後、離婚で離別した息子との面会日を理由に外出し、百鬼を暗殺しようとするが、百鬼の身辺警護をしていた警察官に射殺される。

その他
高田美和子(たかだ みわこ)
演 - 成海璃子
台場の元妻。弁護士。台場から依頼され、天羽殺害の容疑者の河本住男の弁護を引き受けたことを通して、天羽が連続幼女誘拐殺人事件の犯人で、台場が誘拐された幼女を助けたことを知る。台場の行き過ぎた正義感についていけず離婚している。

清家真吾(せいけ しんご)
演 - 桐山漣(第5話 - 最終話)
デジタル担当大臣。元神奈川県警の警察官で、管理官を務めていた。

元総理大臣の酒井から怪文書(議定書)を見せられると、その思想に共鳴し、その秘密結社に入りたいと自身の第一秘書として接触してきた占部に告げる。

占部との関係を聞き出すために台場に拉致され、顔に袋を被せられロープで首吊り状態にされるが、拉致した犯人が台場と気付いており、44を調査するために自身に接触してきた占部を第一秘書にして取り込んだと明かす。

牡丹が殺害された後、極秘結成された新特命班のメンバーとなり、44に二重スパイとして潜入し総理暗殺計画の阻止に協力する。

平安綾子(ひらやす あやこ)
演 - 藤澤恵麻
才門の母。ひき逃げ事故により、昏睡状態に陥っている。
意識を失う前、幼い才門に日本を滅ぼす危険人物である父親を見つけ、殺害するよう訴える。

穴水政玄(あなみず せいげん)
演 - 片岡鶴太郎(第3話 - )
元内閣特務室のトップ。公安出身。公安時代に頭部へ銃弾を受け、その時から神のお告げが聞こえるようになった。週末に官僚や政治家に助言することから通称「土日の老人」と呼ばれる。

先駆者と呼ばれる44のトップである才門の父・三田村一馬と直接話ができる人物。

ゲスト
第1話
船田葵(ふなだ あおい)
演 - 志水心音(第2話回想・第5話)
八王子市内で連れ去られた小学1年生の女児。意識が朦朧とするなか、救出した台場を誘拐犯と勘違いし、七夕に「白いヨレヨレのコートを着たボサボサ頭の男を見た」と証言する。

七夕からの事情聴取で、天羽が誘拐犯であることを証言したことを44に盗聴され、口封じに命を狙われるも、44の工作員・市川が才門たち特命班を誘き出すための罠であった。

船田由希子(ふなだ ゆきこ)
演 - 竹島由夏(第5話)
葵の母親。葵が事件当時のことを思い出し、「大きなおじいちゃんに連れ去られ、ボサボサ頭の男に助けられた」と発言したことから、警察に連絡するが、取り合ってくれなかったことから、警察に不信感を抱いている。

刑事
演 - 田中杏樹(第2話回想)
助け出された船田親娘に寄り添う。

武田太郎(たけだ たろう)
演 - 諏訪太朗(第3話)
与党である民生党の衆議院議員。時局講演会にて、平和の維持には憲法を改正し日米同盟を強化することが必要と訴える。講演後、覆面をした人物(市川)に右耳を狙撃される。

須田晃子(すだ あきこ)
演 - クノ真季子(第2話・第3話・第6話回想)
市川孝蔵と同居する女。二世社長誘拐事件・外国人経営者死亡事故後、彼らの会社の株が暴落することを見越し、資産家から資金を集め株の空売りで大儲けしていたことが賀来の調査で判明する。台場が事件の背景を掴み鉄槌を喰らわせようと自宅アパートに侵入するが、市川に首元をプッシュダガーで刺され殺害されていた。

アナウンサー
声 - 坂巻学
ニュースを伝えるラジオの声。

フロント係
演 - 長島竜也(第5話・第6話)
「インペリアルレジデンシャルホテル」のフロント係。七夕に天羽がいつから宿泊していたかと聞かれ、さらに台場の写真を見せられ「天羽の事件より前にホテルで目撃したような気がする」と証言する。

秘書
演 - 和田亮太(第3話)
武田議員の秘書。

第2話
阿座上康太(あざがみ こうた)
演 - 松山傑
「アザース製菓」の二代目社長。誘拐後、全裸で監禁され身代金10億円を要求されていたが、自ら監禁現場から脱出する。年収10億円。

ルコック
演 - Riccardo B
「オッサン製薬」の外国人CEO。ひき逃げされ亡くなる。年収30億円。

ひき逃げ現場にはブレーキ痕がなく、特命班は阿座上社長誘拐犯と同一犯で、「魔人21号事件」の犯人、もしくは模倣犯による犯行と睨む。

スナイダー
演 - Matt Perkins
IT最大手「ウィッス」の外国人社長。マンションからの転落で亡くなる。年収50億円。

誰かと争った痕跡があり、特命班は阿座上社長誘拐犯と同一犯で、「魔人21号事件」の犯人、もしくは模倣犯による犯行と睨む。

波多野陽介(はたの ようすけ)
演 - 伊藤正之(第4話・第6話回想)
東京都公安委員。「AMOセキュリティー」の会長。天羽が連続幼女誘拐殺人事件の犯人だと知りながら、口止め料として天羽から役員報酬を受領していたのではないかと才門から脅迫され、警察上層部に圧力をかけるよう依頼される。

情報屋の男
演 - 隈部洋平
雲田が才門に紹介した情報屋。44の情報を才門から求められる。才門の父は将来を嘱望された自衛官だったが、傭兵となり東南アジアの独立を助け、自衛隊に復職せず暴走し44の黒幕となったと才門に伝える。しかしその直後、ジョギングランナーを装った市川が追い越し様に首元をプッシュダガーで一突きし、延髄損傷により殺害された。

刑事
演 - 井並テン(第4話)
交通係の刑事。未解決事件捜査班からルコックの事故現場映像の提供を求められるが、単なる轢き逃げと考えているとして拒否する。

刑事
演 - 福津健創
スナイダーの死は離婚の慰謝料など個人的な問題による自殺だとし、未解決事件捜査班への情報提供を拒否する。

主婦
演 - 松田佳子
自転車で移動中、監禁現場から全裸で脱出してきた阿座上と遭遇する。

女子高生
演 - 矢野ななか
台場が才門の命令で仕込んだ女子高生。中野を痴漢に仕立て上げる罠を仕掛ける。

女性
演 - 丸山奈緒
情報屋の男が市川に追い越された直後、突然倒れた光景を目にし叫び声をあげる。

第3話
桜庭紘一(さくらば こういち)
演 - 井上肇(第6話回想)
市川(塩沢)がかつて仕えていた改憲論を訴える元議員。選挙の当選後、身に覚えのないセクハラ疑惑で政界引退を余儀なくされ、妻と離婚し身を潜める。

現在はホテルに潜伏中。市川(塩沢)の所在を探りに来た台場へ、市川の背後には44が控えており詮索すれば殺害されると忠告する。
市川に潜伏先のホテルを襲撃されるが台場に阻止される。

磯野郷太
演 - 石井正則(写真出演、第4話・第6話)
現政権に対し批判的なスタンスのフリージャーナリスト。穴水政玄より「睡眠薬で自殺」とお告げされる。
内藤(44の殺し屋)によって風邪薬の服用後、泥酔による浴室内の事故死を偽装され、殺害寸前に台場に救出される。

天羽から巨額の報酬を受け取っていた波多野(公安委員)の疑惑を追う最中、ある秘密を掴んだと台場に伝えるもその後に44の工作員・市川に自宅を襲撃され、変死体で発見される。

天羽が台場に処刑された日、天羽の宿泊するホテルの部屋を訪れ、44の存在に触れる「議定書」が記録された彼のノートパソコンを持ち去り、記事にしようとしたため44に殺害されていた。

官僚
演 - 河野安郎(第4話)
穴水政玄のお告げを聞く官僚。天羽大の殺害疑惑がある台場陣について、「逮捕させちゃお」との助言を受ける。

公安刑事
演 - 榎木薗郁也、敬太
特命班の台場陣を尾行し行確する公安刑事たち。尾行に気付いていた台場から、殺人のターゲットとなっている桜庭紘一の保護を依頼される。

警察官
演 - 三辻拓海
千住東署の警察官。月1回の息子との面会日を理由に帰宅を希望した中野伸之を警護していたが、その中野に殺害された。

警察官
演 - 武田祐一(第6話・最終話)、酒井靖史(第6話・最終話)
百鬼行人の身辺を影のように警護する警察官たち。百鬼を襲撃した44の工作員・中野を射殺する。

チンピラ
演 - 野光希(第4話)、うえきやサトシ(第4話)
若い女に絡むチンピラ。刃物を持って襲い掛かり台場陣に一蹴されるが、実はすべて台場を陥れるための罠だった。

若い女
演 - 島村明日果(第4話)
夜道で男二人に襲われていたところを台場に助けられる。制服警察が到着すると、男たちは知り合いで台場に暴行されたと証言する。

制服警官
演 - 金原泰成、中村斗哉
喧嘩の通報を受け到着した現場で、若い女の証言を鵜呑みにし、事情聴取のため台場警部補を任意同行させる。

第4話
河本住男
演 - 戸田昌宏(第5話)
30年前、家出中の女子中学生を家に連れ込んだ前科があったことから、幼女・田山宮子殺害事件の容疑者で、当時静岡県警捜査一課の課長代理だった天羽から聴取を受けるが、遺体が発見されなかったことで釈放されている。

釈放後、天羽の取り調べにマスコミを通じて抗議し、彼に私怨を抱いており、田山宮子の白骨遺体が発見され、天羽が亡くなった日に同じホテルに宿泊していたことから天羽殺害の容疑者として浮上し、浮田に任意同行を求められる。

杉山鉄次
演 - Micro(Def Tech)(第5話・第6話)
44のメンバー。市川と行動を共にする。市川と共に台場を襲撃するが、特別班をマークしていた捜査一課に逮捕される。しかし、所持していた拳銃がモデルガンで、当日は酔っていて誰彼構わず脅したかっただけだと証言したことから重罪にはならず東京拘置所に収監され、真の目的だった「議定書」を記事にしようとした雑誌記者の塚本を首吊り自殺に偽装し殺害する。

内藤昭雄
演 - 三元雅芸
表の顔は老人ホームの介護士だが、その正体は44の殺し屋。ジャーナリストの磯野を風邪薬の服用後に浴室内で泥酔による事故死に偽装し殺害しようとするが、百鬼の密告を聞いた才門の指示で駆け付けた台場に阻止される。

殺害に失敗するとビルの屋上から飛び降り自殺を図るが、台場が屋上から下階を覗き込むと道路には血痕のみで遺体は44の工作員・市川に即時回収されていた。


演 - 沖原一生(第5話)
44のメンバー。台場の周辺人物の説明を受けた占部から、彼らを殺害しても標的である台場の心を折れないと市川と共に叱責される。
台場の心を折るために七夕を殺害しようとするが、返り討ちに遭い、七夕の救出に駆け付けた台場に首をへし折られ殺害される。


演 - 鳥谷宏之(第5話・第6話・最終話)
44のメンバー。天羽の別宅近くに田山宮子の白骨死体を埋め七夕を別宅に誘き出し、台場の心を折るために殺害を試みるが、逆に彼女の反撃を受け銃殺される。

犬を散歩させる男性
演 - 山本東
犬の散歩中、天羽の別宅近くで地中に埋められた田山宮子の白骨遺体を発見する。

第5話
小柳則夫
演 - 田中穂先(第6話)
制服警官。船田葵を囮に警視庁内の44のトップ「教官」を誘き出そうとした才門と台場が揉めていたところに現れ、警察手帳を提示しても台場たちを警察官と信用せず応援を呼ぼうとしてことから、葵が44に襲われるのを阻止することを急ぐ台場に首絞めで気絶させられる。

船田博史
演 - 安達俊信
船田葵の父親。不審者3人が自宅に侵入して葵が襲われそうになるが、もう一人の男が現れ、その3人の男たちを刺していったと駆けつけた台場や才門たちに告げる。

葵の弟
演 - 磯貝廉都
船田葵の弟。幼稚園児。

強盗
演 - 石塚聡、松田俊大、荒井武司
船田葵が天羽が誘拐犯と思い出し、七夕に証言したことから、市川に召集された強盗。

しかし召集された本当の目的は、44の「教官」を誘き出そうとした才門を出し抜き、逆に彼らを誘き出すための囮で、目的が達成されると市川にダガーナイフで刺殺される。

医師
演 - 木川淳一
市川にナイフで刺された才門の救命処置を行う。

第6話
塚本秀男(つかもと ひでお)
演 - 中山祐一朗(第7話)
文潮社「週刊ゴクラク」の副編集長。44に嵌められ、居酒屋で喧嘩沙汰を起こしたため東京拘置所に収監され、送り込まれた杉山に首吊り自殺に偽装され殺害される。

ジャーナリストの戦友である磯野から提供された44の存在に触れる「議定書」を記事にしようとしたため、殺害された。

梶山正治(かじやま まさはる)
演 - 田村健太郎(第7話・最終話)
塚本の後輩。居酒屋で塚本と現政権の悪口を言っていた。逮捕される間際の塚本からUSBメモリを渡されており、台場と七夕から接触された日に自宅に空き巣に入られるが、冷蔵庫の蒲鉾の中にUSBメモリを隠していたことから盗難を逃れる。

44の追手から身を守るため、台場によって安宿に潜伏させられるが44に居場所を突き止められて襲撃され、USBメモリを奪われ首吊り自殺に偽装されて殺害される。

若者
演 - 渡辺潤(第7話)
居酒屋で梶山と話をする塚本がうるさいと因縁をつけ、彼に殴られる。

今井
演 - 利重剛
文潮社「週刊ゴクラク」の編集長。釣り堀で台場から塚本の追っていた事件を聞き出され、変死した磯野から提供された日本が根本から転覆するネタを追っていたことを明かす。

第7話
磯野の母
演 - 高柳葉子
岐阜に住む磯野の母。磯野の遺品にノートパソコンはなかったと訪問した台場たちに答える。台場たちが訪問する前、占部もノートパソコンはなかったかと訪問していたことを明かす。

酒井進三郎
演 - 長谷川初範
元総理大臣。代議士。磯野の父が後援会長をしていた関係で、磯野とは幼いころから付き合いがあった。
清家に議定書が記録されたUSBを渡して内容を確認させる。

バーテンダー
演 - 原田悦嗣
梶山が常連客のカウンターバーのバーテンダー。

刑事
演 - 満田伸明(第6話)、三浦健人(役名:岩井明)(第6話)
居酒屋に居合わせ、うるさいと因縁をつけた若者を突き飛ばした塚本を現行犯で逮捕する。

黒マスクの男
演 - 木原勝利(最終話)
台場を銃撃し、七夕を梶山の潜伏先から拉致する。

最終話
先駆者 / 三田村一馬

演 - 大塚明夫
秘密結社「44」の支配者。才門の父親。

スタッフ
原作 - リチャード・ウー(原作)、コウノコウジ(作画)『警部補ダイマジン』(日本文芸社『週刊漫画ゴラク』連載)
監督 - 三池崇史、倉橋龍介
脚本 - 徳永友一
音楽 - 遠藤浩二
主題歌 - 関ジャニ∞「オオカミと彗星」(INFINITY RECORDS)
オープニングテーマ - 新しい学校のリーダーズ「マ人間」(ビクターエンタテインメント)
警察監修 - 古谷謙一
医療監修 - 長谷川俊典
企画協力 - 三宅川敬輔
ゼネラルプロデューサー - 服部宣之(テレビ朝日)
プロデューサー - 坂美佐子(OLM)、井上文雄(OLM)、前田茂司(楽映舎)、後藤達哉(テレビ朝日)
制作プロデューサー - 奥野邦洋(OLM)、善田真也(楽映舎)
制作協力 - OLM、楽
映舎
制作著作 - テレビ朝日


番組公式サイト
警部補ダイマジン - Wikipedia

『警部補ダイマジン TOP』の上へ

『ドラマハンティングP2G』のトップへ

posted by Dhunting | Comment(0) | TrackBack(0) | 各ドラマTOPページ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック
ドラマ/アイウエオ順検索