各話あらすじ（2023年6月7日 - 8月9日）全9話 平均視聴率 9.81％
第1話 2023年6月7日「始まり」 ※初回6分拡大（21:00 - 22:00） 視聴率 10.7％
死刑囚が残した、10年前のある殺人事件への関与を否定する手記が持ち去られた。一方、それぞれ人生に悩む天樹（東山紀之）や海老沢（田辺誠一）、路敏（小瀧望）ら警視庁新専従捜査班の面々は、発生した殺人事件の被害者に10年前の事件とのつながりがあることを知る。警察を内部告発する「暴露チャンネル」も始動する中、班長の片桐（吉田鋼太郎）は天樹にこれまでと違う態度を見せ…。
第2話 2023年6月14日「約束」 視聴率 9.3％
天樹（東山紀之）らが、10年前の連続強盗殺人事件に関わりがあった元警察官の下松（宮川一朗太）が殺害された事件を調べる中、下松を脅迫していたフリーライターの宝来（西川瑞）が容疑者として浮上。しかし宝来は河川敷で遺体で発見される。遺体解剖を担当する堂本（北大路欣也）によると、宝来が下松を殺害した犯人である可能性は低いという。それでも天樹が10年前の事件と今回の事件に何かつながりがあるはずだとにらんでいると、和沙（山崎紘菜）から連絡が入る。
第3話 2023年6月21日「疑惑」 視聴率 9.8％
自宅玄関前で男性が刺殺された。被害者・一雄（有薗芳記）の母でけがのリハビリ中だという鞠子（丘みつ子）は、寝室にいて事件には気付かなかったと証言し、父で大学教授の清太郎（津嘉山正種）は出張中。天樹（東山紀之）は、‘鑑識のエース’である同期の岡崎（藤本隆宏）から、清太郎の不審な挙動について聞く。前科のある容疑者が浮上する中、天樹は一雄の問題行動に目を向ける。
第4話 2023年6月28日「正義」 視聴率 9.4％
頭部から血を流した弁護士の末永（朝倉伸二）の遺体が見つかる。法医学者の堂本（北大路欣也）の所見で顔見知りの犯行の疑いが浮かぶ中、末永が8年前の毒殺事件で死刑判決を受けた陽子（須藤理彩）の弁護人だったと判明。会社社長一家のパーティーで家政婦の陽子が飲料に毒物を混入させた事件で、天樹（東山紀之）は証拠を発見した鑑識担当が岡崎（藤本隆宏）だったと知る。
第5話 2023年7月5日「告白」 視聴率 10.5％
監察官の正木哲也（山田純大）、焼津大地（泉澤祐希）から、暴露チャンネル《ポリス浄化ぁ》の首謀者の疑いがある片桐正敏（吉田鋼太郎）の内偵を命じられた野々村拓海（白洲迅）は、休暇中の片桐の動向を報告する。拓海は、片桐が家と飲み屋との往復がほとんどであったが、一度だけ公園で正体不明の人物・里中聡（酒向芳）と会っていたことを伝えるのだった。そんな中、《ポリス浄化ぁ》の次のターゲットは、なんと片桐本人で…。
第6話 2023年7月12日「連鎖」 視聴率 9.0％
山中で若い男性の遺体が見つかり、天樹（東山紀之）が前日に強盗殺人事件の裁判の傍聴席で見かけた孝也（田中樹）と判明する。詐欺事件での逮捕歴がある孝也と裁判との関連を探る天樹は、彼が傍聴した裁判2件の関係者のうち検事の秋下（浜田学）と判事の中澤（奥田達士）に会うことに。そこには再び‘10年前の事件’が絡んでいた。一方、そんな天樹の元を、今は参事官となった元同僚が訪ねて来る。
第7話 2023年7月19日「記憶」 視聴率 9.9％
高校2年生の春、突然襲ってきた大地震によって母親を失い、その後、児童福祉施設に引き取られた井手孝也（田中樹）。その12年後、都内で遺体となって発見された彼は、10年前の東関東強殺事件を調べていたが、天樹悠（東山紀之）の執念の捜査によって、その理由が被害者とのある接点だと知る。井手の出身地である茨城県へと飛んだ天樹は、そこで、さらなる手掛かりを見つけて…!?
※2023年7月26日は「世界水泳福岡2023」のため休止。
第8話 2023年8月2日「幻夜」 視聴率 9.9％
天樹（東山紀之）の調べで浮上した孝也（田中樹）らの殺害と10年前の連続殺人事件との関連。進退も揺るがす警察組織の闇を抱えた事件の捜査に、片桐（吉田鋼太郎）は路敏（小瀧望）ら班員たちの意向を問う。拓海（白洲迅）が監察官の正木（山田純大）と焼津（泉澤祐希）にある宣言をする一方、天樹は和沙（山崎紘菜）や拘置所の修斗（堀井新太）に会い、‘犯人の声’を手掛かりに考えるが…。
最終話 2023年8月9日「真実」 視聴率 9.8％
暴露チャンネル《ポリス浄化ぁ》が最後に衝撃的な動画アップを行い、警察の世間からの信用は地に落ちる。そんな中、堂本俊太郎（北大路欣也）のもとを訪れた天樹悠（東山紀之）は、10年前の江戸川区夫婦殺害事件に関する新事実を知って…。やがて天樹は、浜崎（望月）和沙（山崎紘菜）を見守っているもう1人の人物がいることに気づくのだった。
概要
東山紀之演じる天樹悠を中心に、個性あふれる刑事たちが、時代とともに複雑化する犯罪に挑む人気刑事ドラマのシーズン9。東山のほか、田辺誠一、ジャニーズWEST・小瀧望、白洲迅、塚本高史、吉田鋼太郎、そして北大路欣也らおなじみのキャストが続投。新シーズンでは、1話ごとに事件を解決するサスペンス要素と骨太な人間ドラマに加えて、過去と現在が交錯し、7人がお互いを疑い揺れる新専従捜査班を描いていく。
ストーリー
ある死刑囚が、10年前に犯した殺人事件について関与を否定する手記を残して死亡。しかし、その手記は何者かによって持ち去られてしまう。同じ頃、天樹悠（東山紀之）たち新専従捜査班のメンバーは、それぞれが今後の人生について悩みを抱えていた。そんな中、殺人事件が次々と発生。捜査を開始すると、殺害された人物たちは、10年前のある事件に関わりがあった。
さらに時を同じくして、何者かにより警察組織の内部告発を行う「暴露チャンネル」が始動。告発される警察官たちの経歴にもまた、10年前の殺人事件が絡んでいた。そして、その中には片桐正敏（吉田鋼太郎）の名前もあって…。
キャスト
東山紀之 ／天樹悠 役
警視庁刑事部新専従捜査班刑事。捜査能力は非常に高く、ひたすら証拠を積み上げ、真実が判明する瞬間まで物事を決めつけないスタイル。妻子を亡くした事故が仕組まれたものと判明し、その真相に己の正義感が揺らぐが、現在は前を向いて進もうと努めている。事件のわずかな違和感を見逃さず、その原動力は彼の根底に眠る比類なき正義に他ならない。
田辺誠一 ／海老沢芳樹 役
警視庁刑事部新専従捜査班刑事。かつては上昇志向の塊のような男だったが、天樹らと行動を共にすることで、内に眠っていた静かなる正義が目を覚ました。“天然”な一面もあるが、何げない一言が行き詰まった捜査を一転させることも。昼あんどんの片桐に代わり、チームの陣頭指揮を執ることも多い。
小瀧望 ／坂下路敏 役
警視庁刑事部新専従捜査班刑事。専従捜査班をエリート集団と認め、自ら希望して配属されてきたキャリア組。コストパフォーマンス重視で最短距離で真実へ向かおうとするが、現実との間で葛藤することも。
白洲迅 ／野々村拓海 役
警視庁刑事部新専従捜査班刑事。強烈な個性を持つ先輩たちを前に、結果が出せない自分に歯がゆさを感じている。亡くなった母に誓った「立派な刑事になってやる」という約束と、彼が本来持つ純粋な正義感で、徐々に刑事として成長していく。
塚本高史 ／青山新 役
警視庁刑事部新専従捜査班刑事。所轄署の刑事、捜査一課、交番勤務を経験。警察官にならなければ犯罪者になっていたかもしれない男。一見ダーティーに見える捜査スタイルだが、自分なりの信念や法に縛られない正義を持つ。
吉田鋼太郎 ／片桐正敏 役
警視庁刑事部新専従捜査班班長。これまで数々の失態を犯してきたにもかかわらず警視庁にとどまっていられるのは、上層部の弱みを握っているからだとうわさされている。善悪定かならぬ人物であり、超権力主義者。組織の上ばかりを見ているようで、実は天樹たちと同じく確固たる正義を持っている。
北大路欣也 ／堂本俊太郎 役
東都大学医学部名誉教授。天樹の義父。警視庁の依頼を受け、事件性の高い遺体の司法解剖を行う解剖医。半世紀近く法医という厳しい世界に身を置いているが、その根底にあるのは不屈の正義。あくまでも法医学者としての立場をわきまえ、「事件を解決するのは刑事」と一線を引いている。
スタッフ
脚本：森ハヤシ、吉本昌弘、徳永富彦
監督：兼崎涼介、柏木宏紀、星野和成、宗野賢一
エグゼクティブプロデューサー：内山聖子
刑事7人
各シリーズ
第1シリーズが2015年7月15日から同年9月9日に放送。
第2シリーズが2016年7月13日から同年9月14日に放送。
第3シリーズが2017年7月12日から同年9月13日まで放送。
第4シリーズが2018年7月11日から同年9月12日まで放送。
第5シリーズが2019年7月10日から同年9月18日まで放送。
第6シリーズが2020年8月5日から同年9月30日まで放送。
第7シリーズが2021年7月7日から同年9月15日まで放送。
第8シリーズが2022年7月13日から同年9月14日まで放送。
番組公式サイト
刑事7人 - Wikipedia
