各話あらすじ(2023年6月3日 - 7月22日)全8話
第1話 2023年6月3日「変われない男」
元2時間サスペンスの帝王・熱護大五郎(船越英一郎)は長い休日の真っただ中。もう1年以上、仕事がない。そんな中、3人の子持ちの元マネージャー・吉田ゆかり(戸田菜穂)は、とある事情を抱え、熱護のマネージメントをすることに。しかし、この男、かなりの偏屈で、ゆかりは振り回される。
一方、熱護はゆかりの亡き夫・康介(大橋彰(アキラ100%))が残した洋食店で起きた不審火騒ぎに興味を持つ。そしてなぜか2サスの主人公の扮装で洋食店に現れて……
「自分のやり方が時代錯誤だということくらい、百も承知だ」
事務所社長の城戸(木場勝己)や付き人の萩原匠(今井悠貴)、人気俳優・伊集院(白石隼也)、ライバル事務所のマネージャー・寿(前川泰之)らも巻き込みながら、変われない男と、変わりたい女の人生リベンジマッチが始まる!2サスの帝王は再びスターに返り咲けるのか!?
第2話 2023年6月10日「失敗しない男」
元2サスの帝王・熱護大五郎(船越英一郎)のマネージメントをすることになった吉田ゆかり(戸田菜穂)。なぜか熱護の家で3人の子供たちも含めた奇妙な同居生活を強いられることに…。
そんな中、ゆかりは7年前まで担当していた人気俳優・伊集院大樹(白石隼也)の伝手で、超人気刑事ドラマのゲスト主役の話を持ってくる。
が、熱護は「この本は欠陥品だ」と却下。自ら脚本家の柏木美遊(工藤遥)に会いに行くと言い出す。熱護を何とかなだめ美遊に会いに行ったゆかり。そこにはプロデューサーに言われるがまま台本を直す美遊の姿があって…。
「仕事をもらうためには仕方がないんです」
夢を抱けない新人脚本家に熱護が言う言葉は…!?
第3話 2023年6月17日「妥協しない男」
せっかくの人気ドラマ出演をふいにした熱護(船越英一郎)。相変わらず仕事はなく、バラエティNGのため、ゆかり(戸田菜穂)は営業にも困り始めていた。そんな中、再現ドラマの仕事を取ってくるゆかり。バラエティとはいえ芝居の仕事!これなら熱護もOKするのではないか!?
しかし、熱護が興味を持ったのは別のことだった。ドラマ志望でくすぶっているディレクター・豆原(市川知宏)に才能の片鱗を見出した熱護は、豆原とある特訓を始める。そんな中、ゆかりの長女・陽向(宮下結衣)が友人関係で悩んでいることが分かり――!?
「自分のやり方を貫くには強さが必要だ」
妥協しない元2サスの帝王は再現ドラマで輝けるのか!?
第4話 2023年6月24日「分からない男」
ゆかり(戸田菜穂)の長男・悟(石原颯也)を警察が訪ねてくる。何やらトラブルに巻き込まれているようだったが、悟はゆかりに何も語らず――
その頃、熱護(船越英一郎)は地元の食堂で店長の日置(河相我聞)ら中年グループからゴルフに誘われていた。再現ドラマでのゴルフシーンに感銘を受けてのオファーだったのだが、熱護はそこで商店街で盗難事件が起きていることを知る。事件が悟とも関係している事に気づいた熱護は、悟を洋食店に連れていくが、そこで悟は亡き父・康介(大橋彰(アキラ100%))との約束を思い出し――
「亡き人が自分たちを愛してくれた記憶は絶対に消えない――」
思い出のメンチカツが紡ぐ、残された者たちのそれぞれの思いの物語。
第5話 2023年7月1日「認めない男」
ゆかり(戸田菜穂)のマネージメントのお陰で熱護(船越英一郎)の付き人・萩原匠(今井悠貴)がプチブレイクの状況に!だが、なぜか浮かない表情の匠をゆかりは不審に思う。
その影には大手事務所・トレランスの寿(前川泰之)の存在があった。寿は匠を引き抜こうとしていたのだ。移籍すれば大ブレイクの道が約束されていた。だが、熱護への恩義もあり、悩む匠。一方、ゆかりは寿の真意を確かめるべく7年ぶりに古巣に足を運ぶ。そこでゆかりと寿の因縁が明らかになり…。
そんな中、熱護はなぜかトレランスの人気俳優で匠の友人でもある伊集院(白石隼也)に会いに行っていた。そしてなぜか漆黒の法服をまとい、オリプロの面々を呼び出して…。
「これより、萩原匠移籍に関する審議を行う!」
移籍すべきかせざるべきか。大紛糾の法廷劇が幕を開け、隠されていた真実が明らかに!そして、ゆかりは熱護を理解し、本当のバディになれるのか!?それぞれの思いが錯綜する後半戦スタート!
第6話 2023年7月8日「決めつけない男」
匠(今井悠貴)が去り、所属が熱護(船越英一郎)だけになったオリプロ。そんな中、ゆかり(戸田菜穂)は匠と人気俳優・伊集院(白石隼也)のW主演映画に、熱護を売り込んでいた。匠のバーター仕事など断るだろう熱護を何とか説得しようとするゆかりだったが、なぜか熱護は二つ返事で出演を了承。ゆかりの“絶対に下ろさせない”戦いが始まる!
翌日から寿(前川泰之)の陰湿な嫌がらせが始まる。いつ熱護が爆発するかとヒヤヒヤするゆかりだったが、なぜか大人しい熱護で…。むしろ、同じトレランスの伊集院が寿への不満を爆発させてしまうことに。そんな中、寿が突然更迭されて……
「寿という男の謎は解けた……」
全ての行動にはちゃんと理由がある。登場人物の見え方がちょっとだけ変わる伏線回収ミステリー!果たして、ゆかりと寿の因縁に決着はつくのか!?
第7話 2023年7月15日「帰れない男」 ※10分繰り下げ(23:50 - 翌0:45)
ゆかり(戸田菜穂)のために、寿(前川泰之)の本心を解き明かした熱護(船越英一郎)。熱護という男をゆかりも段々理解できるようになってきていた。そんな中、事務所の社長・城戸(木場勝己)が映画の出資詐欺に遭い、オリプロは多額の負債を抱えてしまう。そこにIT会社の社長・北條(大浦龍宇一)が現れ、事務所の経営権を譲れと言い出す。まるで仕組まれていたような買収劇。
そんな中、城戸が倒れてしまう。慌てて熱護に知らせようとしたゆかり(戸田菜穂)だったが、熱護はすでに城戸の入院先の病院に駆けつけていた。ふたりで初めて取った仕事の話を淡々と話す城戸。そんな城戸に熱護はある決意をする。
「この家を手放すことにした」
家も財産も、俳優としての名声も全てを捨てる覚悟を決めた熱護。驚くゆかりたちをよそに、熱護はそのまま行方をくらませてしまう。事実無根のネット記事が出回り、ゆかりは芸能リポーターに突撃取材をされるも、熱護を信じることしか出来ない…。
そんなクライマックス目前、ついに大物俳優・桐林藤吾も登場!?世紀の大どんでん返しは起こるのか!?
最終話 2023年7月22日「負けられない男」
多額の負債を抱えたオリジンプロダクション。そんな中、熱護にビッグなオファーが舞い込んでくる。アメリカの配信大手の有名監督、ジョディ・ハリス(太田緑ロランス)が日本とアメリカ共同製作で2時間サスペンスを撮るというのだ。ただし、主役はオーディションで決めるという。そしてその競争相手こそ、熱護が最も嫌悪する大物俳優・桐林藤吾だった。
大ベテランの意地がぶつかり合うオーディションが始まる。
お互い子供のケンカのように相手を罵りながら自らの力を見せつける二人。そんな二人をただ面白がるジョディ。そんな中、ゆかり(戸田菜穂)は匠(今井悠貴)から熱護と桐林のある共通項を聞き出す。そこには熱護が熱護になった大きな理由が隠されていて…。
「俺を誰だと思っている。熱護だ。熱護大五郎だ」
仕事のない2時間サスペンスの帝王と、変わりたい事情を抱えた元敏腕マネージャーの凸凹バディの物語、ついに完結!果たして熱護は、この長い休日を終えることが出来るのか!?
概要
仕事がなくなった“2時間ドラマの帝王”が、女性マネジャーと共に人生のリベンジに奔走するヒューマンコメディー。リアル2時間ドラマの帝王・船越英一郎が、2時間サスペンスが作られなくなりテレビから消えてしまった主人公・熱護大五郎を演じる。
ストーリー
元2時間サスペンスの帝王・熱護大五郎(船越英一郎)は、長い休日の真っただ中。もう1年以上仕事がなく、付き人の売れない俳優・萩原匠(今井悠貴)と共に自宅で優雅に過ごす日々を送っていた。しかし、所属する「オリプロ」の社長・城戸太一(木場勝己)とデスクの藤本千春(久保田磨希)は、熱護にもう少し焦ってほしいと思っていた。
そんな中、3人の子どもを育てる吉田ゆかり(戸田菜穂)が、ある事情を抱えて熱護のマネジメントをすることに。大手の事務所で働いていた元敏腕マネジャーのゆかりだったが、偏屈な性格の熱護に振り回される。一方、熱護は、ゆかりの亡き夫・康介が残した洋食店で起きた不審火騒ぎに興味を持つ。
キャスト
熱護大五郎(あつもり だいごろう)〈62〉
演 - 船越英一郎
本作の主人公。「2時間サスペンスの帝王」と呼ばれるが、時代の流れで2時間ドラマの制作が激減し、仕事がなくなったオリプロのベテラン俳優。
吉田ゆかり(よしだ ゆかり)〈45〉
演 - 戸田菜穂
3人の子供を持つシングルマザー。トレランスの元敏腕マネジャー。
子育てに専念のために業界を辞めたが、亡夫から引き継いだ洋食店がボヤで営業できなくなり、オリプロでの復職を希望する。
7年前、所属俳優の伊集院にパワハラを働いたと寿に怪文書を業界内にばらまかれ、トレランスを退社している。
オリプロ
熱護が所属する芸能事務所「ORIGIN PRODUCTION」。通称:オリプロ。
萩原匠(はぎわら たくみ)〈30〉
演 - 今井悠貴
売れない若手俳優。熱護の付き人で10年以上飲食店のアルバイトを掛け持ちする苦労人。トレランスの伊集院は友人。
大手のトレランスからの引き抜きに心が揺れるが、熱護から大手事務所に移籍して埋もれてしまうことを恐れ、売れない理由を弱小事務所のオリプロのせいにするため残留を決めたと指摘され、自分の将来を思い移籍を仕向けている熱護の意図を汲み、トレランスに移籍する。
藤本千春(ふじもと ちはる)〈45〉
演 - 久保田磨希(第1話 - 第3話・第5話・第6話)
事務所のデスク。関西弁を喋る。
城戸太一(きど たいち)〈69〉
演 - 木場勝己(第1話 - 第3話・第5話・第6話)
社長。熱護とは30年来の腐れ縁。自社から移籍する俳優に圧力をかけ干す大手事務所のやり口が許せず、独立してオリプロを設立している。
撮影現場に美味しいカレーを差し入れするため、カレー屋巡りが趣味。
トレランス
大手タレント事務所。
伊集院大樹(いじゅういん だいき)〈32〉
演 - 白石隼也
売れっ子俳優。若手時代、ゆかりが担当マネージャーだった。
7年前、自分のことを思い忠告してくれるゆかりへの愚痴を吹聴したことが、彼女がパワハラを働いていると大事になり、彼女がトレランスを退社する原因を作る。
寿彰(ことぶき あきら)〈48〉
演 - 前川泰之(第1話 - 第6話)
専務。大樹のチーフマネージャー。
7年前、社内での出世レースで周囲からの評価の高い同期のゆかりを蹴落とすため、ゆかりが伊集院にパワハラを働いていると書かれた怪文書を業界内にばらまいた。
自社が企画する映画『リベンジ・オブ・オーシャン』への出演を匠に打診し、オリプロを辞めて自社に移籍するよう引き抜きをかける。
経営陣の醜聞を調べ会社を掌握しようとするが社長の金田に知られ専務から失脚し、トレランスでマネージャーとして一からやり直すことを決める。
吉田家
吉田陽向(よしだ ひなた)〈14〉
演 - 宮下結衣
ゆかりの長女。高校生。ダンスが好きで、友人たちとダンスチームを結成し練習に励んでいる。伊集院大樹のファン。
吉田悟(よしだ さとる)
演 - 石原颯也
ゆかりの長男。中学生。料理人だった父親に憧れ料理を教わっていたが、得意料理のメンチカツの作り方を教わる前に死別している。
吉田理輝(よしだ りき)
演 - 平野絢規
ゆかりの次男。末っ子。小学生。
吉田康介(よしだ こうすけ)
演 - 大橋彰(アキラ100%)(第4話)
ゆかりの亡夫。洋食屋「キッチンぶらぼー」を切り盛りしていたが、3年前に事故で他界した。
熱護の出演する2時間ドラマにロケ弁当を仕出ししていた。
ゲスト
第1話
東山恒三
演 - 諏訪太朗(第2話・第7話)
ベテラン美術スタッフ。熱護を「大ちゃん」と呼べる数少ない人物で、彼とは親しい間柄。
第7話で熱護が無責任なマスコミを懲らしめるため、熱護が落ちぶれた大芝居をする手助けをするのに自宅差し押さえの小道具を準備する。
有田和仁
演 - 岩本淳(第3話)
東西テレビのバラエティ班『グルメの虎』のプロデューサー。元ドラマ班でゆかりとは旧知の仲。
後日、ゆかりの売り込みに、バラエティー番組内の再現ドラマの主役を熱護に演じてもらう仕事を依頼する。
宮下大輔
演 - 岩戸秀年
東西テレビのドラマ班プロデューサー。
老婆
演 - 一條眞紀子
道路を横断中、熱護の乗る外車にクラクションで急かされたと思われたが、整備不良でクラクションが故障した誤解であった。
第2話
柏木美遊
演 - 工藤遥
新人脚本家。人気作品『風来坊刑事』の脚本を任されるが、制作の都合で脚本打ち合わせで何箇所もリテイクを依頼される。
ストレスで倒れたと思われたが、原因は急性腎盂腎炎で、しきりに背中をさすっていたことから、熱護は内臓疾患があると過去の医者役の知識から見抜いていた。
本当に書きたい脚本を予算カットで却下されることを受け入れ、熱護から書記係と辛辣な言葉を投げられるが、彼から応援され妥協できない部分を書き直した脚本を仕上げる。
関谷昴(せきや すばる)
演 - 清水優
テレビジパングのAP。熱護の要望で台本の書き直しをゆかりから依頼されるが、トレランスの桐林藤吾がドタキャンしてクランクインが遅れ撮影時間の余裕がないことから、依頼を渋る。
瀬良陽一
演 - 小田桐一(第5話)
ベテラン演出家。妥協だらけの脚本を撮影しようとすることを、熱護にプロ意識が低いと酷評される。
しかし、チーフPの丸山が決定稿の権限は監督にあると言ったことから、柏木が熱護の励ましで書き直した脚本を撮りたいと決定稿に採用する。
新人だったころの匠が出演した熱護の主演作『ヘイ!柔道』での演技を酷評し「代えはいくらでもいる」と暴言を吐くと、俺にも代えがいるらしいと熱護が現場を引き上げようとしたため、言葉の綾だったと発言を撤回する。
丸山義比古
演 - 吉成浩一
テレビジパングのチーフP。『風来坊刑事』の制作予算カットのため、途中交代で局からチーフPに送り込まれている。
予算オーバーとなった脚本をどうすればいいか声を荒げるが、ギャラの高い熱護が降板を申し出たことで問題が解決する。
店員
演 - 松本カオル
ゆかりと柏木が飲み会に行った飲食店の店員。ダンス世界大会のチケットで買収した陽向の情報を基に、熱護に先回りし予約されていた。
医師
演 - 酒井健太郎
柏木を診察した医師。倒れてしまった柏木が急性腎盂腎炎を患っており、治療が遅ければ敗血症で亡くなっていたかもしれないと告げる。
美術スタッフ
演 - 池内祥人(第7話)、五十嵐馨
撮影所の美術スタッフ。倉庫で雪舟(踏み台)を探していたところ、熱護と遭遇する。
女医役
演 - 西家貴絵
熱護が降板したことから、配役変更で熱護が演じるはずだった医師役を女医役として演じた女優。
第3話
豆原ユータ(まめはら ユータ)〈35〉
演 - 市川知宏(第5話)
東西テレビのバラエティー班ディレクター。演出のこだわりが強く、予算を守れないためドラマ班から異動してきた。
熱護に演出を評価され、再現ドラマに出演する条件としてディレクターに付くことを要望されるが、最近の監督作のクオリティーの低さを注意される。
しかし熱護に叱咤激励され、周りの撮影スタッフも協力してくれたことから、奇跡のホールインワンで逆転優勝した青井選手の再現ドラマの制作に全力を注ぐ。
再現ドラマが評価され、再びドラマ班でディレクターとして活躍するようになる。
プロデューサー
演 - 紺野ふくた
東西テレビのドラマ班プロデューサー。熱護の売り込みをかけたゆかりに、在感がありすぎて熱護は脇では使えないと返答する。
金森
演 - 大河原啓介
熱護が再現ドラマでゴルファーを演じるためにコーチにつけたゴルフのレッスンプロ。
美羽(みう)、加奈子(かなこ)、華(はな)
演 - 山本華菜乃、青山咲紀 、西出希菜
陽向とダンスチームを組む友達。陽向からダンスのダメ出しをされ、仲違いする。
熱護から「角を矯めて牛を殺す」ような真似をするなと助言された陽向が謝罪したことから、ダンス練習を再開する。
青井亘(あおい わたる)
演 - 今川健吾
熱護が再現ドラマで演じるプロゴルファー。余命半年の中、難病の少年との約束を守り、奇跡のホールインワンを決め復活優勝を飾る。
江原修二、工藤憲史
演 - 重松隆志(第5話)、石山和史(第5話)
撮影スタッフ。再現ドラマでの演出について豆原としっかり打合せするよう、熱護の指示でゆかりがゴルフ練習場に連れてくる。
豆崎のドラマ班復帰にともない、自分たちもドラマ班に復帰し、匠の撮影を確認に現れた熱護に江原はディレクターズチェアを準備する。
大城大吾
演 - 大城龍永
難病の少年役を演じる子役。
石川光〈20〉
演 - 渡辺優哉(少年時代:石川誉)
難病の少年役のモデルとなった青年。難病を克服している。
握手した熱護の手が青井選手と同じようにマメだらけであると気付いて驚き、亡くなる前に青井選手にありがとうと言えなかったことを悔いるが、青井選手に成り代わって熱護からよく頑張ったと声を掛けられ、涙する。
MC役
演 - 加瀬信行
再現ドラマのゴルフ実況役。熱護が実際に奇跡のホールインワンを達成し、逆転優勝した様子を伝える。
神田想
演 - 鬼倉龍大
東西テレビの豆原の同期。ドラマ班のディレクターで、ドラマアカデミー監督賞を受賞する。
局員
演 - 豊田豪、細谷雄太
東西テレビの社員。神田の監督賞の受賞を、再現ドラマのバラエティー班のいるスタッフルームでお祝いする。
第4話
日置智典
演 - 河相我聞
「ひおき食堂」の店長。ロードバイクの窃盗被害に遭っている。
息子の健太がいじめに遭っていたことを知らなかったことから、気付いてやれなかったことを謝る。
日置健太
演 - 川口和空
悟の学友。智典の息子。3年前、小学生のころにクラスでいじめに遭っており、悟は彼を助けようとしたが、そのころに父親が亡くなった慌ただしさで疎遠となる。
中学生になって悟と再会するが、いじめは継続しており、ロードバイクを盗むよう強要されていたことから、悟は彼を助けようとしていた。
窃盗犯を誘き出すために熱護が購入した高級ロードバイクを窃盗しようとしていたところを捕まる。
畠中満彦
演 - 南雲勝郎
文具店の店主。熱護を商店街対抗ゴルフコンペの助っ人に誘う。
伊藤和夫
演 - ぶっちゃあ
青果店の店主。川北通り商店街で多発するロードバイク窃盗事件にぼやく。
長谷川将晴
演 - 山口勝弘
自転車屋の店主。頑丈なチェーンにしておけばロードバイクの窃盗を防げていたのにと嘆く。
警官
演 - 藤原智之
南署の制服警官。川北通り商店街でのロードバイク窃盗事件で、防犯カメラに悟が映っていたと熱護邸を訪問する。
佐藤
演 - 佐藤孝之(第5話・第6話)
トレランスの社員。寿の子飼い。
杉山
演 - 杉山宗賢(第5話・第6話)
トレランスの社員。寿の子飼い。
高見沢綾
演 - 染谷有香(第5話 - 第7話)
ゴシップライター。トレランスの寿の依頼で、「ひおき食堂」で料理人として無償で働く熱護を盗撮していた。
トレランスの役員の醜聞も寿の依頼で調査しており、彼がトレランスを掌握し、社長になろうとする野心に加担する。
しかし、トレランス社長の金田に寿が社内情報を流出させていると密告し、寿を裏切る。
熱護に人の不幸で飯を食べ品行下劣で救いようがないと非難されるが、熱護がマスコミを騙すため、自宅を競売に駆けたのは熱護が借金で自己破産したためだと虚偽の記事の制作を依頼される。
第5話
匠の母親
声 - 一條眞紀子
息子のドラマ出演をテレビで見て喜び、仕事は大きさではなく、人で選び、お世話になった人への感謝を忘れないようにと電話をかける。
ナナ
演 - 内田奈那
匠が出演する豆原の監督作品『ダメ男がやめられなくて』の出演俳優。
第6話
若葉奈緒
演 - 呉城久美
映画『リベンジ・オブ・オーシャン』のプロデューサー。大作の戦争映画のAP経験があり、大所帯のキャストを仕切るスキルを身に着けている。
初瀬翔
演 - 樫尾篤紀
『リベンジ・オブ・オーシャン』の若手監督。学生時代、1年をかけ海洋ドキュメンタリー映画を撮影した経験がある。
金田太志
演 - 中脇樹人
トレランス現社長。前社長の松原祐二が経費を不正使用し娘夫婦の家を建てようとしていたことなど、寿が会社の様々な情報をネットニュースに流していたことを高見沢から密告され、寿の企画した『リベンジ・オブ・オーシャン』の制作中止を決める。
一人芝居をする青年
演 - 野上天翔
トレランスで一からやり直すことを決めた寿からスカウトされる。
第7話
北條克臣(ほうじょう かつおみ)
演 - 大浦龍宇一(若いころ:伊藤純平)
IT会社「サイクロン・データ」の二代目社長。詐欺師の平沢に映画製作費の名目で6千万を騙し取られており、制作委員会の幹事を務めていたオリプロに現れ、経営権を譲れば、6千万円の返済は不要と告げる。
若いころ役者を志していたが、父親に辞めさせられ家業を継がされたことから、未練の残る業界に自分なりに貢献しようとオリプロの買収を画策していた。しかしその狙いに気付いた熱護が落ちぶれた芝居をしたのに騙され、城戸社長と熱護の絆を見せつけられたことから、経営権の譲渡と6千万円の返済を延期する。
柳川歩夢
演 - 宗清万里子
北條の秘書。
駒込千比呂(こまごめ ちひろ)
演 - 駒井千佳子
芸能リポーター。失踪した熱護の行方を知らないかと、オリプロでゆかりに突撃取材をする。
桐林藤吾
演 - 大和田伸也(最終話)
熱護が宿敵。ハリウッド帰りの日本一の俳優。
ジョディ・ハリス
演 - 太田緑ロランス(最終話)
ネットスフィンクスの映画監督。日本の伝統、2時間ドラマの制作に桐林と来日する。
スタッフ
企画 - 市野直親(東海テレビ)
脚本 - 入江信吾、川アいづみ、諸橋隼人
音楽 - 仲西匡(カレント)、堀川真理子(カレント)
主題歌 - 上野大樹「素顔」(cutting edge)
オープニングテーマ - Beverly「Bumpy」(avex trax)
ナレーション - 大和田伸也
演出 - 吉川鮎太(ホリプロ)、白川士
プロデューサー - 松本圭右(東海テレビ)、井上竜太(ホリプロ)
制作協力 - キャンター
制作 - 東海テレビ、ホリプロ
番組公式サイト
テイオーの長い休日 - Wikipedia