2023年05月29日

だが、情熱はある 第9話

第9話「M-1敗者復活戦! ついに夢がかなう!」
2023年06月04日

2006年、いまだ日の目を見ないオードリー・若林正恭(橋海人)は、ネタ番組の放送作家からひょんな指摘を受ける。

「なんであっちの子がツッコミやってるの?」…毎度毎度、的を射ないズレたツッコミを繰り返す相方・春日(戸塚純貴)のことを、「あんなにツッコミが下手なヤツは見たことがない」とポンコツ呼ばわりされてしまい、若林は改めて自分たちのトークライブの映像をチェックしてみる。

なるほど、指摘された通り春日のツッコミはズレてばかりだ……ん?でもこのズレって……そのまま漫才に使えるんじゃないのか…?

自分のボケに春日がズレたツッコミをして、それにまた自分がツッコむ…この流れを1本の漫才にすれば…「いけるぞ俺ら、売れるぞ!」。
誰も見たことのない『ズレ漫才』を思い付いた若林は急いで春日に伝えるが、「どういうことですか?」と春日はチンプンカンプンで、理解してくれるのは智子(中田青渚)だけ。

それでも胸の高鳴りがやまない若林は、父・徳義(光石研)に「年末、見ててよ」と、M-1で結果を出すと宣言するが…。

一方、大阪で活躍する南海キャンディーズ・山里亮太(森本慎太郎)としずちゃん(富田望生)のコンビ仲は最悪の状態。
コンビとして劇場やテレビの仕事をこなす傍ら、しずちゃんだけに雑誌やドラマのオファーがくることに不満を募らせる山里は、しずちゃんと目を合わせようともせず、ロケ中もしずちゃんのボケを無視。

さらに、マネージャー・高山(坂井真紀)から「東京に行けば、もっと全国に2人を売っていける」と活動拠点を東京に移してみないかと打診された山里は、不安な気持ちをしずちゃんではなく花鈴(渋谷凪咲)に相談して…。

そんな中、しずちゃんが出演する映画『フラガール』が公開され、映画は大ヒット。
役者としても注目を浴びていくしずちゃんを見て、山里のねたみはピークに到達する…。

迷走する山里があの舞台で大失態!片や若林はようやく覚醒!
ピンクベストに七三分けにズレ漫才…苦汁をなめ続けてきたオードリーに歓喜の時が訪れる!!

第1話 2023年4月9日「何を求めていますか?」
第2話 2023年4月16日「大きな声が出せますか?」
第3話 2023年4月23日「ひとの心が見えますか?」
第4話 2023年4月30日「山里悪行でコンビ解散!しずちゃん登場」
第5話 2023年5月7日「南海キャン誕生!しずちゃん獲得大作戦」
第6話 2023年5月14日「M-1決勝への道…残酷なエンタの神様」
第7話 2023年5月21日「いざM1決勝の舞台若林は芸人辞める!?」
第8話 2023年5月28日「こっから… なにもの大ブレイク前夜の夢」
第10話 2023年6月11日「そこは迷路じゃないですか?」

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