2023年04月01日

あいつが上手で下手が僕で Season2 TOP

『あいつが上手で下手が僕で シーズン2』は、2023年4月26日(25日深夜)から同年6月14日(13日深夜)まで、毎週火曜24:59〜25:29に日本テレビで放送された。全8話。

前作
『あいつが上手で下手が僕で』(あいつがかみてでしもてがぼくで)は、2021年10月7日(6日深夜)から11月25日(24日深夜)まで、日本テレビで放送され。主演は荒牧慶彦。同年12月に舞台化されている。


各話あらすじ(2023年4月26日(25日深夜)- 6月14日(13日深夜))全8話
第1話 2023年4月25日
将来のない芸人や問題のある芸人が送られる、お笑いライブハウス『湘南劇場』、またの名を…遭難劇場。

この劇場に島流し≠ウれた4組のコンビのうち、らふちゅーぶ、アマゲン、ロングリードの3組は劇場以外の仕事が入りなんとか売れかけているが、エクソダスは相も変わらず客が2人しかいない舞台で漫才をする日々−−。

実は以前、エクソダスが出演した無人島サバイバル番組が放送直後から話題となり、エクソダス目当ての客が湘南劇場に押し寄せた時期があった。その状況を鑑みて、同じ番組に出演していたラストワルツ、ノノクラゲ、さらにネット芸人・ねあんでるも湘南劇場に合流したが、番組需要はあっけなく終了。

そうして再び遭難≠オてしまった芸人たちの前に、ある日、新支配人が現れる。その新支配人はなんと!湘南劇場で制作進行兼、雑用係をしていたヨロズ(酒井善史)だった。

芸人たちのダメダメな姿に憤るヨロズは「湘南劇場にランキング制度を設ける!」と宣言。ランキングの順位は、毎週芸人たちに出される課題の達成度合いで決めるという。

その最初の課題は「リアクション芸」! そして2ヵ月後のランキングで最下位になったコンビはクビに!? 崖っぷち芸人たちのデッドヒートが幕を開ける!


第2話 2023年5月2日
新支配人のヨロズ(酒井善史)の提案で始動した、湘南劇場のランキング制度。最初の課題「リアクション芸」で最下位になってしまったコンビはエクソダスだった。不本意な結果を突きつけられ落ち込む時浦(荒牧慶彦)に、気にするなと声をかける相方の島(和田雅成)。

そんな中、ヨロズが次の課題を発表する。その課題はズバリ「エピソードトーク」。数日後に行われる劇場のライブで各コンビが披露し、競い合うことに。

どうにかして最下位を抜け出したい時浦と島は、エピソードトークの選定を始める。しかし、コンビを結成してまだ間もないエクソダスは、楽しそうに過去の話をしている他のコンビのように、2人で一緒にトークを盛り上げられる面白エピソードをなかなか見つけることができない。

時浦と島は出遅れている分を取り戻すため、明日一緒にネタ探しをしようと約束する。だが翌日、駅前のファミレスで待ち合わせをしていた2人にあるハプニングが!?

そしていよいよエピソードトークを披露するライブ当日、劇場に到着した島はなぜか焦りの表情を浮かべていた。一体何があったのか?
さらにその後、予想外の展開が…!?


第3話 2023年5月9日
支配人のヨロズ(酒井善史)から、らふちゅーぶのレギュラーラジオ番組の作家をやらないかと誘いを受けていた時浦(荒牧慶彦)。

高校時代ははがき職人≠していたほどラジオが好きな時浦は、その誘いを受けようと決意する。だが、時浦の相方・島(和田雅成)と、らふちゅーぶの鳴宮(崎山つばさ)はかつてコンビを組んでいたという間柄。

つまり、時浦がラジオの作家を引き受ければ、元相方のレギュラー番組を今の相方がサポートするということになる。

そのことを島がどう思うか気にしていた時浦は、島に作家の話を言い出せずにいた。そんな中、ランキング制度の次の課題が「SNS」だと発表される。

湘南劇場のTwitterアカウントを使い「いいね」の数で競い合うことになった芸人たちは、登録者数10万人のYouTubeチャンネルを持ちSNSで大バズリしている異色コンビ・ねあんでるに有利過ぎる課題だと半ば諦めモード。


第4話 2023年5月16日
湘南劇場の楽屋の壁に掲示されている今週の課題は「食レポ」。

舞台では、現在ランキング最下位のコンビ・ノノクラゲが漫才を披露していた。

ノノクラゲは、ローカル番組のグルメロケがきっかけで「かわいい!」と女性ファンが急増しピンで売れていたくらげ(大平峻也)と、芸人マニアの東雲(溝口琢矢)がタッグを組んだいわゆる格差コンビ。

この日も漫才の出番が終わると、くらげは急遽出演が決まったという番組のロケに向かい、劇場の次のコーナー「湘南劇場・食レポ王決定戦」には東雲が1人で参加することに。

他のコンビも食レポに挑戦していく中、ついに順番が来るが、東雲の食レポはダダ滑りしてしまう。
落ち込む東雲を慰める時浦(荒牧慶彦)。

そんな中、今週の課題が「食レポ」になった理由が発覚! 実は夕方の生放送番組のスイーツ紹介の仕事をスケジュールの都合で受けられなくなったロングリードが、劇場の芸人から代打を出せないかと支配人のヨロズ(酒井善史)に相談していたのだ。


第5話 2023年5月23日
今週の課題は「モノマネ」ということで、湘南劇場の芸人たちは、モノマネ番組を想定したシミュレーションを行なっていた。モノマネなら、売れていない芸人でも飛び級でテレビに出て活躍できる可能性がある。

その可能性にかけて、芸人たちはモノマネ番組のオーディションにも参加するが、ラストワルツの高砂(染谷俊之)はプロデューサーの反応が悪かったとぶつぶつと恨み節を唱えていた。

高砂の傍らに置かれたノートには、相方の岬(和田琢磨)と一緒に絞り出したというモノマネレパートリーがびっちりと書き込まれている。それだけ必死に取り組んだものの、いい反応を得られず、岬もやさぐれた態度をとってしまう。

そんな中、番組側からオーディションの合否の連絡が届く。
その結果は…まさかのラストワルツが合格!

予想外の結果に一瞬戸惑いながらも、歓喜する高砂と岬。
以前は若手実力派トリオとして注目を集めていたが、メンバーの1人が失踪しコンビになったラストワルツ。

彼らの過去と紆余曲折だったこれまでの道のりを知る現多(陳内将)は、二度目のラストワルツバブルが来たと自分のことのように喜ぶ。


第6話 2023年5月30日
エクソダスの時浦(荒牧慶彦)が、作家として、らふちゅーぶのラジオ番組を手伝うようになってからしばらく経ったある日、SNSを見ていた島(和田雅成)は、“ある書き込み”を読んでショックを受ける。

そこには「らふちゅーぶのラジオ、時浦が作家で入ってる。面白い」と書かれていたのだ。

芸人としてはライバル同士、しかも、島とらふちゅーぶの鳴宮(崎山つばさ)はかつてコンビを組んでいた間柄ということもあり、ラジオの作家をしていることを相方の島に言い出せずにいた時浦。

そのため、書き込みを見て初めて知った島は激怒し、時浦と口論になる。
激しく言い争う2人を見てオロオロする東雲(溝口琢矢)は他の芸人たちに助けを求めるが、コンビのケンカなんて夫婦ゲンカみたいなものだと誰も2人を止めようとしない。

ねあんでるに至っては、言い争う時浦と島にカメラを向けて撮影を始める始末。

そんな中、楽屋にやってきた支配人のヨロズ(酒井善史)から、今日の舞台のテーマは「営業ネタ」だと発表される。
湘南劇場近くの水族館のイルカが胃潰瘍になりショーが中止に。


第7話 2023年6月6日
ある日の夜、ほろ酔いの島(和田雅成)は湘南劇場にこっそり忍び込んでいた。そして朝まで休憩しようと支配人室にあるビーチベッドに横たわった島は、PCが点けっぱなしになっていることに気づく。画面の光が眩しかったため、すぐにPCを閉じようとするが、その瞬間開かれていたメールが目に入り、島はメールに添付されていたファイルを思わず開けてしまう…。

日付が変わって、劇場では寄席が行われていた。『キャラ芸博覧会』というコーナータイトルが張られた舞台上では、ロボット掃除機を走らせながら、キャラクターに扮して漫才を披露するエクソダスの姿が。

だが、観客の反応はややウケという感じ。そんな中、同じ客席でエクソダスの漫才を見ていた常連客のマニア(島田桃依)とギャル(指出瑞貴)は劇場の空気に何か違和感を感じていた。すると突然スピーカーから異音が鳴り、驚くエクソダスの時浦(荒牧慶彦)と島。2人は、不気味な現象に少し慌てながらも漫才を続行する。

その頃楽屋では、ノノクラゲ、ねあんでる、ラストワルツも、エクソダス同様、各々が何らかのキャラに扮してスタンバイをしていた。実は支配人のヨロズ(酒井善史)から、劇場にある小道具を使って何かキャラ芸を考えるよう課題が出されていたのだ。出番を終え、楽屋に帰ってきたエクソダスはキャラ芸の難しさを痛感している様子。

そんな中、チケットもぎり係のモギ(町田マリー)から、今日の寄席終わりに話があると告げられる一同。終演後、モギから伝えられたのは「湘南劇場の閉館」だった―。寝耳に水の話に動揺を隠せない芸人たち。時浦は、それなら何のためにランキング制度を作ったのかと訴えるが…。

一方、支配人室から顔だけ出して芸人たちの様子を伺っていたヨロズからも驚きの発言が!

さらに衝撃の事実が発覚して…!?


最終話 2023年6月13日
閉館が決まった湘南劇場−。島(和田雅成)は「エクソダス、解散しようか」と相方の時浦(荒牧慶彦)に告げる。

ショックを受け思わず声を荒げる時浦に、湘南劇場所属芸人の再配属先が書かれた紙を見せる島。そこには、エクソダスの次の所属先は大阪にある枚方劇場だと書かれていた。島は、関西出身の自分は大阪でピン芸人をやり、ラジオの作家仕事も順調な時浦は関東に残って作家業を続けた方がいいと言い出す。

関西人ではない時浦の笑いが関西で受け入れられるかわからないこと、それから自分がコンビを組もうと時浦を誘ったという経緯もあり、相方のためを思って解散しようと決意した島だったが、時浦はその提案を受け入れることができない。

最終的に島は、湘南劇場でのラストライブが終わった後、大阪に行くか、解散するか決めてほしいと時浦に選択を委ね、その場を後にする。そんな中ついに迎えるラストライブ当日。劇場内の客席は満員のお客さんで埋まり、楽屋には最後の課題「ネタ」と書かれた掛け軸がかけられている。

落ちこぼれ芸人たちが島流しされることから“遭難劇場”と揶揄されてきた湘南劇場。そこで、何度も困難にぶつかりながら切磋琢磨してきたエクソダス、ラストワルツ、ノノクラゲ、ねあんでる、らふちゅーぶ、アマゲン、ロングリード。

紆余曲折ありながらも決して諦めなかった7組の芸人たちがいよいよ湘南劇場での最後のステージへ!

彼らのラストライブは無事成功するのか? そして、解散の危機に直面するエクソダスの運命は!?


概要
2021年に荒牧慶彦主演でドラマ、舞台化された芸人青春群像劇のシーズン2。荒牧のほか、芸人役に挑む和田雅成、鳥越裕貴、陳内将、梅津瑞樹、橋本祥平、田中涼星、崎山つばさら2.5次元舞台で活躍中の若手俳優が再び集結。最新作では舞台シーズン2のラストからストーリーが展開され、新たなキャストとして、賞レース「38(サンパチ)ファンタジスタ」ラストイヤーのコンビ・ラストワルツを演じる和田琢磨&染谷俊之、幼なじみコンビ・ノノクラゲに扮する溝口琢矢&大平峻也、SNSの新星・ねあんでるの木津つばさ&中尾暢樹が参戦する。


ストーリー
売れ残ったエクソダス(荒牧慶彦、和田雅成)の嫉妬の空気が充満し、閑散とした湘南劇場に賞レース「パチファン」ラストイヤーのラストワルツ(和田琢磨、染谷俊之)、幼なじみコンビのノノクラゲ(溝口琢矢、大平峻也)、SNSの新星・ねあんでる(木津つばさ、中尾暢樹)の3組がやって来る。総勢7組となった劇場は活気づくが、3カ月後、再び客足は遠のき、いつもの姿に戻ってしまう。

そんな怠け始めた芸人たちに活を入れるためやって来た新支配人は、ランキング制を導入し、最下位のコンビは劇場からクビになると掲げる。誰がどう見ても最下位のエクソダスは、解散を懸け一世一代の大勝負に出る。


キャスト
荒牧慶彦 /時浦可偉 役
エクソダスのボケ担当。ある冤罪により湘南劇場へと“島流し”になり、そこで出会った島とエクソダスを結成する。「ネタで売れる」ことに強いこだわりを持っていたが、無人島サバイバルの中で少しずつ考えが変化。いい意味でプライドを捨てられるようになり、芸人としても人としても一皮むけ、念願の遭難からの“脱出”達成を目指す。

和田雅成 /島世紀 役
エクソダスのツッコミ担当。幼なじみの鳴宮と組んでいたコンビを解散後、湘南劇場に後からやって来た時浦とエクソダスを結成した。考えるよりも先に瞬発的にツッコんでいるため勢い任せだが、自分の中で譲れない部分に関しては確固たる考えを持っている。無人島ロケを通じて時浦との絆をより強め、湘南劇場からの“脱出”をあらためて誓う。

染谷俊之 /高砂真夜 役
ラストワルツのツッコミ担当。とにかく熱く真っすぐで、純粋で素直な男。岬のセンスに心酔しており、自信を失っていた岬を常に励まし続けるかいがいしさがある。岬にはネタでいつもいいように遊ばれていて、とっさに出る返しは爆発的な笑いを生んでいるが、本人はただ必死になっているだけで気付いていない。

溝口琢矢 /東雲嵩紀 役
ノノクラゲのボケ担当。くらげがピンで売れていら立ったこともあったが、無人島でコンビとしての絆を強めたところで湘南劇場に集められた。研究熱心で芸人マニア。時浦とは養成所時代の同期でよき相談相手。

大平峻也 /狭間くらげ 役
ノノクラゲのツッコミ担当。グルメロケをきっかけに女性ファンが急増。コンビを認知してもらうためと割り切り、ピンでの人気を獲得する。無人島でのサバイバルを通し、これまで秘めてきた素の部分をさらけ出し、新たな一歩を湘南劇場から踏み出していく。

木津つばさ /千波未明 役
ねあんでるのツッコミ担当。別々に動画クリエーターとして活動していた黒旗に評価され、コンビを結成。黒旗のことを心から信じている。追い込まれていく黒旗を第一に案じ、一度原点に立ち返り「自分たちが楽しいこと」をやろうと黒旗に思いを打ち明けた。

中尾暢樹 /黒旗晩 役
ねあんでるのボケ担当。1人で動画を投稿していたが、千波の才能を見込みコンビを結成。お笑いを“ビジネス”と捉えて取り組んだ結果、SNSで大バズりし、一躍若い世代を中心にブームを巻き起こした。無人島ロケを経て、芸人として一皮むけるため湘南劇場へとやって来た。

和田琢磨 /岬一碧 役
ラストワルツのボケ担当。もともと人気トリオだったが、ネタ担当が脱退してコンビになってからは人気が急落。“財布事件”で時浦が島流しとなる原因を作ってしまう。無人島でのアクシデントの最中、時浦と本音をぶつけ合い、高砂からの思いも素直に受け止められるように。過去の時浦との一件を支配人に打ち明けたことで“島流し”に遭う。


スタッフ
脚本:上田誠、大歳倫弘、左子光晴、橋本尚和
企画・演出:橋本和明
演出:山口淳太、岡本充史


番組公式サイト
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